JP3221142U - 血液由来の製品のための容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】RFIDインレーが、血液由来の製品容器の外部に接着する場合、インレーが分離されるか、または変えられるか、さらに引きはがされることを防止する、プラスチックボトルを提供する。【解決手段】内面11及び外面12を備え、血液由来の製品のための密閉されたプラスチックボトル1であって、内面11と外面12との間にRFIDインレーを備えていることを特徴とする。【選択図】図1
Description
本考案は、血液由来の製品のための容器に関する。
特に、本考案は、血漿用ボトルに関する。この種類のボトルは、好ましくは、血漿を集め且つ保管するために、且つ血漿分画プロセスにおいてこれらボトルを解凍して空にするプロセスで使用され、これにより、血液由来の製品を得る。
プロセスを安全に、最小限のリスクで実行するように、ユニット/ボトルのそれぞれをプロセスの初めから終わりまでトレース可能であることは不可欠である。
これらプロセスにおいて、血液ドナーの完全な識別(名前及び識別番号)は、各ボトルの内容物に関する情報の識別であるので、収集プロセス及び続く分画プロセス双方の間で必須である。
本考案は、グライフォルスによって開発されたペディグリ(登録商標)システムを補い、このシステムでは、トレーサビリティがドネーションから最終製品まで続けられることができる。
現在のところ使用されるシステムの1つは、血漿分画プロセスで使用される血漿の各ボトルに関する情報のためにバーコードによる線形識別方法を用いている。しかしながら、バーコードを読み取ることによる識別は、制限及び初期設定を引き起こす可能性があり、且つ、印刷品質及びラベルの接着が十分でない場合、誤った読み取りを引き起こす可能性もある。
バーコードが各ボトル上で毎回読み取られなければならないことを考えると、個々にバーコードを読み取る必要性は、プロセスにおけるいくつかの段階で制限因子となり、他の識別システムは、プロセスにおいて、速度及び距離を増大させることができ、このシステムでは、ボトルのセットが同時に読み取られる。
バーコードの印刷品質に影響を与える複数の因子として、例えば不向きな紙、不適当なインクリボン、不適当な温度(極めて低温及び極めて高温双方)、プリンタヘッド圧力、印刷速度(より速いほど質が悪い)、ヘッドの問題(汚れまたは劣化点)またはヘッドの品質(ヘッドが支える点の数:印刷密度が高いほど点の必要性が高くなる)がある。
バーコードラベルが示す可能性があり且つ正確な読み取りを不可能にすることをもたらす可能性がある複数の欠点または制限は、以下に詳述される:
− プリンタヘッドが汚れている問題の結果として消されたバーコードラベルは、バーコードの線が途切れることを引き起こし、読み取りを妨げる可能性がある。
− バーコード領域内のマークは、コードを不正確に読み取らせる可能性がある。
− 極めて高温(過度の密度)で印刷されたラベルは、バーと白地との間のコントラストの不足に起因して読み取られることができない。
− インクリボンが使い果たされた時の低い印刷品質のラベルは、読み取られない可能性がある。
− ラベルの水平及び垂直軸のどちらかにずらされたコードを有するラベルは、不完全なバーコードをもたらす可能性があり、且つ従って読み取ることが不可能となる可能性がある。
− 低い紙品質とともに低いインクリボンの品質は、不鮮明なコードをもたらす可能性がある。
− −30℃以下の温度で保管される血液由来の製品のためのバーコードラベルは、その表面に霜が積み重なり、ラベルが読み取られることを妨げる可能性がある。
− 表面が粗くされるかまたは折り曲げられたラベルは、読み取られないか、または不正確な読み取りを引き起こす可能性がある。
− また、折り曲げられたラベルは、読み取られることができない。
− コードが手動で入力される場合、前記コードが入力されてボトルのトレーサビリティが失われるような人的ミスが起きる可能性がある。
− ラベルが人によって貼られると、2つの異なるラベルが誤って同じボトル上に取り付けられる可能性がある。
− ラベルは、接着剤の品質またはバーコードが接着される表面及び温度のどちらかの結果として、はがれ、ボトルを識別することができない可能性がある。
− コードの型がISBT規格(輸血に関する情報の伝達を規定する国際規格)に従っていない場合、いくつかのバーコードリーダーは、ISBT規格に従っていないコードを読み取らない。
− ラベルの任意の部分が引き裂かれると、バーコードも判読できない。
− バーコードリーダーの言語形態は、同じコードの異なる読み取りを引き起こし、例えば、西国のキーボードの形態では、記号イコール(“=”)またはアンパサンド(“&”)の読み取りは、リーダーが米国のキーボードで構成される場合に、同じ記号に対応しない;米国の場合には、リーダーは、オープニングエクスクラメーションマーク(“i”)及び斜線(“/”)に対する記号とそれぞれみなす。
− バーコードにおけるキャラクタの長さの上限。異なるバーコードリーダーは、読み取りの開始及び終了並びにチェックコードと無関係に、異なる最大キャラクタ長さの上限を有する。20キャラクタよりも長いコードは、いくつかのリーダーで読み取られることができない。
− 製品は、プロセスの異なる段階で異なる情報を提供する異なるバーコードラベルによって識別される可能性があり、操作者は、これらを区別し、プロセスの各段階で製品を正確に識別するために読み取られなければならないものを知らなければならない。
− プリンタヘッドが汚れている問題の結果として消されたバーコードラベルは、バーコードの線が途切れることを引き起こし、読み取りを妨げる可能性がある。
− バーコード領域内のマークは、コードを不正確に読み取らせる可能性がある。
− 極めて高温(過度の密度)で印刷されたラベルは、バーと白地との間のコントラストの不足に起因して読み取られることができない。
− インクリボンが使い果たされた時の低い印刷品質のラベルは、読み取られない可能性がある。
− ラベルの水平及び垂直軸のどちらかにずらされたコードを有するラベルは、不完全なバーコードをもたらす可能性があり、且つ従って読み取ることが不可能となる可能性がある。
− 低い紙品質とともに低いインクリボンの品質は、不鮮明なコードをもたらす可能性がある。
− −30℃以下の温度で保管される血液由来の製品のためのバーコードラベルは、その表面に霜が積み重なり、ラベルが読み取られることを妨げる可能性がある。
− 表面が粗くされるかまたは折り曲げられたラベルは、読み取られないか、または不正確な読み取りを引き起こす可能性がある。
− また、折り曲げられたラベルは、読み取られることができない。
− コードが手動で入力される場合、前記コードが入力されてボトルのトレーサビリティが失われるような人的ミスが起きる可能性がある。
− ラベルが人によって貼られると、2つの異なるラベルが誤って同じボトル上に取り付けられる可能性がある。
− ラベルは、接着剤の品質またはバーコードが接着される表面及び温度のどちらかの結果として、はがれ、ボトルを識別することができない可能性がある。
− コードの型がISBT規格(輸血に関する情報の伝達を規定する国際規格)に従っていない場合、いくつかのバーコードリーダーは、ISBT規格に従っていないコードを読み取らない。
− ラベルの任意の部分が引き裂かれると、バーコードも判読できない。
− バーコードリーダーの言語形態は、同じコードの異なる読み取りを引き起こし、例えば、西国のキーボードの形態では、記号イコール(“=”)またはアンパサンド(“&”)の読み取りは、リーダーが米国のキーボードで構成される場合に、同じ記号に対応しない;米国の場合には、リーダーは、オープニングエクスクラメーションマーク(“i”)及び斜線(“/”)に対する記号とそれぞれみなす。
− バーコードにおけるキャラクタの長さの上限。異なるバーコードリーダーは、読み取りの開始及び終了並びにチェックコードと無関係に、異なる最大キャラクタ長さの上限を有する。20キャラクタよりも長いコードは、いくつかのリーダーで読み取られることができない。
− 製品は、プロセスの異なる段階で異なる情報を提供する異なるバーコードラベルによって識別される可能性があり、操作者は、これらを区別し、プロセスの各段階で製品を正確に識別するために読み取られなければならないものを知らなければならない。
さらに、それらの表面にバーコードラベルが接着される血漿用ボトルの取り扱いは、血液が提供されると、バーコードラベルが使用不能になることを引き起こす可能性がある。
無線周波数信号の放出に基づくシステム、例えば自動的な無線周波数識別技術またはRFIDの出現により、血液由来の製品のための容器内のRFIDインレーによるラベリングに関するさまざまな実施形態が、開示されている。RFID技術自体は、RFIDラベルまたはインレー内に、各プロセスに必要とされるバーコードラベルの多様性を統一することを可能にする。これは、人の取り扱い及び上述した人的ミスのレベルを減少させることを可能にする。同様に、RFID技術は、RFID内に含まれた一体型チップの結果としてより多くの量の情報を格納することを可能にし、線形である必要がない読み取り及びバーコードで可能である場合よりもより大きい距離での読み取りを可能にし、ロットずつで制御することを可能にする。
RFIDラベル、RFIDタグまたはRFIDインレーは、特定の周波数で電磁波を捕捉することができるプリントアンテナまたは導電材料の層と、情報が格納され且つ電磁波から生じるエネルギーが供給されることができる不揮発性メモリを備える一体型回路と、を備える組立体を意味する。
しかしながら、血液由来の製品のボトルの外面上のRFIDインレーの設置は、バーコードで存在する不利益のいくつかを回避しない。一方で、−30℃以下の温度で稼働する場合、上記RFIDインレーの表面に霜が積み重なることを防止せず、RFIDインレーが読み取られることを妨げる。同様に、これらRFIDインレーが、血液由来の製品容器の外部に接着する場合、インレーが分離されるか、または変えられるか、さらに引きはがされることを防止することがなく、従って、識別されることができない。
上述した問題を克服するために、本考案は、内面及び外面を備える、血液由来の製品のための密閉されたプラスチック容器を開示する。本考案による密閉されたプラスチック容器は、容器の内面と外面との間にRFIDインレーを備えていることを特徴とする。このように、RFIDインレーが容器から離されることを防止する、血液製品容器をたどり且つトレースするための一体型及び不正開封防止機構を有するシステムが得られる。
RFIDインレーは、容器の本体における内面と外面との間にどこに設置されてもよい。
従って、本考案の一実施形態によれば、RFIDインレーは、容器の肩部分内に設置される。
本考案の別の実施形態によれば、RFIDインレーは、容器の側壁の一部内に設置される。
本考案の別の実施形態によれば、RFIDインレーは、容器の底部の一部内に設置される。
本考案の好ましい実施形態によれば、RFIDインレーは、容器の蓋内に設置される。RFIDインレーまたはバーコードを容器の1つの側面に貼ることと比較して、本実施形態は、RFIDインレーが蓋内にあるので、RFIDインレーが折り曲げられること、表面が粗くされること、なくなることまたはさらに盗まれることを防止する。
さらに、RFIDインレーが蓋の内部または2つの表面の間に組み込まれるので、インレーがより良好に保持されること及び広い温度範囲で効率的に稼働することを保証する。
本考案の別の好ましい実施形態によれば、容器は、蓋に取り付けられたタブ状の成形部を備え、成形部では、蓋の内面及び外面がタブの内面及び外面と一致する。より好ましくは、このタブは、内面と外面との間にRFIDインレーを備えていることを特徴とする。
本考案の好ましい実施形態によれば、RFIDインレーは、パッシブUHF型からなり、且つ自由端で開くコイル状の中央部分と、コイルの端部の1つに接続された一体型回路と、を備えている。好ましくは、このパッシブUHF型のRFIDインレーは、860MHzから960MHzの周波数帯域で動作し、且つ(電磁波の磁気成分を用いる)近距離場の通信及び(電磁波の電気成分を用いる)遠距離場の通信双方に適している。
本考案の別の好ましい実施形態によれば、RFIDインレーは、パッシブHF型からなり、且つ好ましくは、13.56MHzの周波数で通信することができる。
好ましくは、容器は、プラスチックボトルであり、血液由来の製品は、血漿である。
本考案による容器は、血液由来の製品を得るためのドナーの血漿の採取から血漿の分画プロセスまでの任意の段階で容器を識別し、追跡し且つトレースするために使用されてもよい。同様に、外部から所定距離で且つ自動的に血漿容器内に組み込まれたRFIDインレーを読み取ることができる事実は、必要とされれば、例えば容器がケージ内に収容されるときの分画プロセスにおいて、制御及び中間チェックポイントを規定することを可能にする。
本考案は、ボトル内での血漿の収集から分留までの間中に回路で発生された処理データに迅速に容易にアクセスすることを可能にする可能性を有し、且つ製造管理および品質管理に関する基準(GMP)によるプロセスにおける異なる段階中に必要とされるユニットの情報管理及び制御の完了を容易にする。
より好ましい理解のために、本考案の好ましい実施形態の異なる部分を示すさまざまな図が、例示的であるが制限的でない例のために添付される。
図1は、密閉されたプラスチックからなる容器1を示し、この容器1は、好ましくは、血液由来の製品、例えば赤血球、血小板、またはより好ましくは血漿のためのプラスチックボトルである。この容器1は、密閉され、且つ内面11及び外面12によって境界を定められている。
本考案によれば、この容器1は、図5に示されるように内面11と外面12との間にRFIDインレー8を備えていることを特徴とする。
本考案の好ましい実施形態によれば、このRFIDインレー8は、好ましくは840MHzから960MHzの間の周波数帯域に対応する極超短波(UHF)で動作する型からなる。好ましくは、本考案によるRFIDインレー8は、UHF型からなり、且つ(電磁波の磁気成分を用いる)近距離場及び(電磁波の電気成分を用いる)遠距離場双方で通信を行うことができる。図5から分かるように、UHF型のRFIDインレー8は、ダイポール状の自由端を有するオープンコイル状のアンテナ要素81と、自由端に接続された一体型回路82と、を備えている。このアンテナ81は、特定の周波数、この場合好ましくは840MHzから960MHzの間の周波数で電磁波を捕捉することができる導電材料の層である。一体型回路82は、RFIDインレーリーダーを通じてデータを読み書きすることに関与する回路である。一体型回路82は、情報が格納される不揮発性メモリ(図示せず)を備えている。
さらに、UHF型のRFIDインレー8は、パッシブ型からなり、すなわち、RFIDインレー8がRFIDインレーインテロゲータまたはリーダーによって発生される場から動作するために必要な電力を得るので、ラベル内にバッテリーを含む必要がない。
さらに、UHF型のRFIDインレー8は、広い温度範囲にわたって最適な通信を行うことができ、この結果として、RFIDインレー8は、血漿用ボトルを分画するプロセスに対して最適なインレーとなり、RFIDインレー8により、識別ポイントの数が増大されることができ、ぺディグリトレーサビリティーシステムがドネーションから最終製品まで向上される。
本考案の別の好ましい実施形態によれば、RFIDインレー8は、高周波数(HF)、すなわち、約13.56MHzの稼働周波数で稼働する型からなる。HF型のRFIDインレー8のこの型は、パッシブ型からなり、且つ広い温度範囲にわたって最適な通信を行うことができる。
本考案による容器1は、上述した特徴を有するパッシブ型のRFIDインレー8を備えている。
図2は、図1のように2つの内面及び外面によって完全に密閉された容器1を示している。RFIDインレー8は、容器1の本体における内面と外面との間のどこに設置されてもよい。容器1の本体は、容器1の任意の部分、蓋7を無視すると、例えば特に容器1の肩5、側壁31,32または底部4を意味する。本考案の一実施形態によれば、RFIDインレー8は、容器1の肩5の一部内に設置されている。本考案の別の実施形態によれば、RFIDインレー8は、容器1の側壁31,32の一方の一部内に設置されている。本考案の別の実施形態によれば、RFIDインレー8は、容器1の底部4内に設置されている。本考案の好ましい実施形態によれば、容器1は、容器1の蓋7に取り付けられたタブ6状の成形部を備え、この成形部では、蓋7の内面及び外面がタブ6の内面及び外面と一致し、タブ6は、内面と外面との間にRFIDインレー8を組み込んでいる。
本考案の好ましい実施形態によれば、図3及び図4から分かるように、RFIDインレー8は、容器1の蓋7内に設置されている。容器1の側面にRFIDインレー8またはバーコードを接着することと比較すると、本実施形態は、RFIDインレー8またはバーコードが折り曲げられること、表面が粗くされること、なくなることまたはさらに盗まれることを防止することができる。これに加え、RFIDインレー8が蓋7内または2つの表面の間に組み込まれるので、RFIDインレー8のより良好な保護を保証し、且つRFIDインレー8が広い温度範囲下で効率的に動作することを保証する。容器1内に血漿を送るためのチューブ9が、RFIDインレー8を内部に含む蓋7の下方の容器1の首に設置されている。血漿を集め且つ保管するためのプロセスにおける通常の方法では、容器1は、蓋7内にRFIDインレーをすでに組み込んであり、且つ容器1は、完全に密閉されている。
血漿は、次に、送りチューブ9を通って容器1の内部へ密閉された容器1内に集められ且つ保管される。
本考案による密閉された容器1の蓋7内へRFIDインレー8を挿入するために、公知の最先端のポリマー成形プロセス、例えば特に射出成型プロセス、押し出し成型プロセスまたはエアブロー成形がある。
好ましい実施形態に関連して本考案が説明されたが、これらは、本考案を限定するものとみなされるべきではなく、本考案は、以下の実用新案登録請求の範囲の最も広い解釈によって規定される。
1 プラスチックボトル、5 肩、6 タブ、7 蓋、8 RFIDインレー、11 内面、12 外面、81 アンテナ要素、82 一体型回路
Claims (6)
- 血漿を集め且つ保管するためのプラスチックボトルであって、
一体型ボトルを形成するために互いに密閉された容器本体及び蓋であって、前記蓋を前記容器本体から取り外すことができない、容器本体及び蓋と、
UHF型のRFIDインレーと、
前記血漿を前記容器本体内に入れることを可能にするために、前記容器本体を通って延在し且つ血漿の供給源に接続されるように構成された送りチューブと、
を備え、
前記プラスチックボトルの前記容器本体及び前記蓋が、内面及び外面を備え、前記容器本体及び前記蓋が、前記内面及び前記外面により境界を定められることによって前記送りチューブを介する以外は完全に密閉されており、
前記RFIDインレーが、前記容器本体及び前記蓋から分離されることを防止するように、成形プロセスによって前記内面と前記外面との間で前記蓋内に密閉されていることを特徴とするプラスチックボトル。 - 前記プラスチックボトルが、前記蓋に取り付けられたタブ状の成形部を備え、前記成形部では、前記容器本体及び前記蓋の前記内面及び前記外面が前記タブ状の成形部の上側外面及び下側外面と一致し、前記UHF型の前記RFIDインレーは、前記タブ状の成形部の前記上側外面と前記下側外面との間で前記タブ状の成形部内に組み込まれていることを特徴とする請求項1に記載のプラスチックボトル。
- 前記UHF型の前記RFIDインレーは、ダイポールを形成する1つの自由端を有するオープンコイル状の中央部分と、前記自由端に接続された一体型回路と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載のプラスチックボトル。
- 前記UHF型の前記RFIDインレーは、約840MHzから960MHzの間の周波数帯域において近距離場及び遠距離場双方で通信するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のプラスチックボトル。
- 前記UHF型の前記RFIDインレーは、血漿分画プロセス中に−30°以下の温度で最適な通信を行うことができることを特徴とする請求項1に記載のプラスチックボトル。
- 前記RFIDインレーは、パッシブ型からなることを特徴とする請求項1に記載のプラスチックボトル。
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