JP3221087U - 空気圧式コーヒーまたは茶抽出機 - Google Patents

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Abstract

【課題】淹出されたコーヒーまたは茶自体を相当に均一化することができ、カップ毎に毎回同じ味のままで保持できる空気圧式コーヒーまたは茶の抽出機を提供する。
【解決手段】内部に高圧気体を貯留する空気圧シリンダ10と、内部に水液を詰め込む少なくとも1つの貯液槽30と、貯液槽30に連結されて貯液槽30の水流の出入りを制御する制御機構20と、空気圧シリンダ10の下方に位置する抽出シリンダ50と、受容器40とを備える。空気圧シリンダ10の頂部に空気圧機15の排出端151が連結され、各貯液槽30は水液を排出するための排出端31を有し、抽出シリンダ50は底部に開口51を有し、開口51に第1ワイヤーメッシュ52が連結され、第1ワイヤーメッシュ52は開口51に取り付けられる。受容器40は開口51に連結され、抽出シリンダ50に対してまず貯液槽30から水液を注入し、空気圧シリンダ10を経由して高圧気体を注入することで、水液が均一な空気圧を受けながら受容器40を流通する。
【選択図】図1

Description

本考案は、コーヒーまたは茶抽出機に係り、特に、空気圧式コーヒーまたは茶抽出機に関するものである。
従来のコーヒーまたは茶抽出機は、主としてその内部に水液を詰め込む少なくとも1つの貯液槽と、前記貯液槽に連結されて貯液槽の水流の出入りを制御する制御機構と、前記空気圧シリンダの下方に位置する抽出シリンダと、受容器とを備える。
各前記貯液槽は、水液を排出するための排出端を有し、排出時に水液を適当に加圧することができ、前記抽出シリンダの底部には、開口を有し、前記抽出シリンダの前記開口箇所に第1ワイヤーメッシュが連結され、前記第1ワイヤーメッシュは、着脱自在な方式で前記抽出シリンダの前記開口箇所に取り付けられ、着脱自在な方式で前記抽出シリンダの下方の前記開口に連結される前記受容器の底部には、開口を有する。
その内、前記抽出シリンダに対して、まず、前記貯液槽から加圧した水液を注入することで、水液が前記受容器を流通することにより、前記受容器の前記開口から混合されたコーヒー液または茶液を流出させることができる。
この種の従来技術の方式では、貯液槽中の加圧液体を直接応用してコーヒー粉または茶粉を流過する。
しかし、加圧液体は、抽出シリンダ内において圧力が不均一な分布を呈する。そのため、前記コーヒー粉または茶粉を流通する時に混合されたコーヒー粉または茶粉は、圧力の違いにより質量のばらつきも見られるので、淹出されたコーヒーまたは茶自体が不均一に形成されてしまう。さらにはカップごとにコーヒーまたは茶の味も異なってくる。
本考案は、以上の従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、空気圧式コーヒーまたは茶抽出機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案の空気圧式コーヒーまたは茶抽出機は、
その内部に高圧気体を貯留する空気圧シリンダと、
その内部に水液を詰め込む少なくとも1つの貯液槽と、
前記少なくとも1つの貯液槽に連結されて前記少なくとも1つの貯液槽の水流の出入りを制御する制御機構と、前記空気圧シリンダの下方に位置する抽出シリンダと、
受容器と、を備える。
前記空気圧シリンダの頂部に空気圧機の排出端が連結され、前記空気圧シリンダの底部に気体管路が連通される。
前記空気圧機で加圧した外部の気体を、前記空気圧シリンダに送給することにより、前記空気圧シリンダ内の高圧気体を駆動させてから前記気体管路を経由して排出させて、前記空気圧シリンダの貯気圧力を制御可能なものとする。
各前記貯液槽は、水液を排出するための排出端を有し、前記少なくとも1つの貯液槽の排出端に連結される前記抽出シリンダは底部に開口を有し、前記抽出シリンダの前記開口箇所に第1ワイヤーメッシュが連結され、前記第1ワイヤーメッシュは、着脱自在な方式で前記抽出シリンダの前記開口箇所に取り付けられる。
着脱自在な方式で前記抽出シリンダの下方の前記開口に連結される前記受容器は底部に開口を有し、前記抽出シリンダに対してまず前記貯液槽から水液を注入し、前記空気圧シリンダを経由して高圧気体を注入することで、水液が均一な空気圧を受けながら前記受容器を流通することにより、前記受容器の前記開口から均一に混合されたコーヒー液または茶液を流出させる。
このように、本考案では、空気圧シリンダを応用して高圧空気を抽出シリンダに送給することにより、抽出シリンダ内の水液の液面上での圧力をほぼ均一に形成させることができるので、水液が前記抽出シリンダの下方の受容皿まで送給されると、受容皿中にあるコーヒー粉または茶粉が均質に混合されてコーヒー液または茶液に形成される。
本願の部品組合せを示す模式図である。 本願の別の部品組合せを示す模式図であり、図中、抽出シリンダ、受容器、及びシャーシは分離状態にある。 本願の装填作業を示す模式図である。 本願の淹出作業を示す模式図である。 本願の片付け作業を示す模式図である。 本願の制御構成を示すブロック図である。 本願の上部回転ホルダ、下部回転ホルダ及び駆動機構の構成を示すブロック図である。
本願の構造組立、及びそれにより奏される作用効果と利点について、添付図面を参照しながら、本願の好適な実施例を挙げて以下に詳述する。
図1〜図7を参照する。
図示のように、本考案の空気圧式コーヒーまたは茶抽出機は、空気圧シリンダ10と、少なくとも1つの貯液槽30と、制御機構20と、抽出シリンダ50と、受容器40と、シャーシ70とを備える。
空気圧シリンダ10は、その内部に高圧気体を貯留し、前記空気圧シリンダ10の頂部に空気圧機15の排出端151が連結され、前記空気圧シリンダ10の底部に気体管路11が連通される。
前記空気圧機15で加圧した外部の気体を、前記空気圧シリンダ10に送給することにより、前記空気圧シリンダ10内の高圧気体を駆動させてから前記気体管路11を経由して排出させる。
図1に示すように、前記空気圧機15の排出端151と前記気体管路11とにそれぞれ気圧を制御するための減圧弁111が取り付けられる。
前記空気圧シリンダ10の貯気圧力を制御可能なものとする。
前記空気圧シリンダ10は、気圧を表示させるための圧力表示器12をさらに有する。
少なくとも1つの貯液槽30は、その内部に水液を詰め込み、各前記貯液槽30は、水液を排出するための排出端31を有する。
各前記貯液槽30の排出端31箇所にそれぞれ対応の貯液槽30の水流量を制御するための出水制御弁311が取り付けられる。
本例において、前記少なくとも1つの貯液槽30を2つの貯液槽30,30として例示する。
制御機構20は、前記少なくとも1つの貯液槽30に連結されて前記少なくとも1つの貯液槽30の水流の出入りを制御する。
抽出シリンダ50は、前記空気圧シリンダ10の下方に位置し、かつ前記少なくとも1つの貯液槽30の排出端31に連結され、前記抽出シリンダ50の底部には、開口51を有し、前記抽出シリンダ50の前記開口51箇所に第1ワイヤーメッシュ52が連結され、前記第1ワイヤーメッシュ52は、着脱自在な方式で前記抽出シリンダ50の前記開口51箇所に取り付けられる。
前記抽出シリンダ50の容量は、150ccより小さいことが好ましい。
前記抽出シリンダ50の一側は、水輸送管路35を経由して前記少なくとも1つの貯液槽30の排出端31に連結され、前記少なくとも1つの貯液槽30の水液は、前記水輸送管路35を経由して前記抽出シリンダ50内に送給されると共に、前記第1ワイヤーメッシュ52から下向きに流出する。
また、前記抽出シリンダ50の上端は、前記気体管路11に連通され、操作時に前記少なくとも1つの貯液槽30から所要量の水液を前記抽出シリンダ50に注入し、前記空気圧機15で前記空気圧シリンダ10の高圧気体を、前記気体管路11を経由して前記抽出シリンダ50内に送給するように駆動させて前記抽出シリンダ50内の水液を下向きに吐出する。
気体が前記抽出シリンダ50に入り込んだ途端に迅速に拡散されるため、前記抽出シリンダ50内の水液の液面全面上にほぼ均一な圧力が形成される。
受容器40は、着脱自在な方式で前記抽出シリンダ50の下方の前記開口51に連結される。
前記受容器40の底部には、開口61を有する。
その内、前記抽出シリンダ50に対して、まず、前記貯液槽30から水液を注入し、前記空気圧シリンダ10を経由して高圧気体を注入することで、水液が均一な空気圧を受けながら前記受容器40を流通することにより、前記受容器40の前記開口61から均一に混合されたコーヒー液または茶液を流出させる。
前記受容器40は、着脱自在な方式で前記抽出シリンダ50の下方の前記開口51に連結される受容皿60と、着脱自在な方式で前記受容器40の前記開口61箇所に連結されて残渣を濾過するための第2ワイヤーメッシュ62とを有する。
前記受容器40の前記開口61は、前記受容皿60の底部に位置する。
また、前記受容器40は、コーヒー粉または茶粉200及び前記抽出シリンダ50からの水液を受容するために用いられ、前記抽出シリンダ50からの水液を前記受容皿60に送給すると、前記水液の液面上に圧力がほぼ均一に形成されるので、前記水液と前記コーヒー粉または茶粉200とが均質に混合されてコーヒー液または茶液に形成されると共に、前記第2ワイヤーメッシュ62から下向きに流出する。
シャーシ70は、前記受容皿60の下方に位置し、前記シャーシ70は、前記受容皿60の底部から吐出されたコーヒー液または茶液を再濾過するためのフィルター72を有する(図2参照)。
前記制御機構20は、前記シャーシ70に電気接続され、操作時に前記制御機構20で前記シャーシ70を前記第2ワイヤーメッシュ62の下方に押し当てるように駆動させることで、前記受容皿60と前記第2ワイヤーメッシュ62とを相互に密着させて水液が空気圧を受けることによって前記受容皿60と前記第2ワイヤーメッシュ62との間から漏れ出すのを防止することができる。
前記シャーシ70の底部から下向きに排出管路71が延設され、前記コーヒー液または茶液を、前記排出管路71を経由して外向きに排出させることができる。
前記シャーシ70の中間部位から底部に向かって漸次縮径する形態に形成されることが好ましい。
その内、前記第1ワイヤーメッシュ52及び前記第2ワイヤーメッシュ62は、高密度の網状構造であってもよく、滞留時間を増加させて淹出及び濾過の目的を達成するができる。
本願において、前記制御機構20は、前記受容皿60と前記第2ワイヤーメッシュ62とに電気接続され、前記制御機構20で前記受容皿60と前記第2ワイヤーメッシュ62とを駆動させることにより、前記受容皿60と前記第2ワイヤーメッシュ62とを異なる位置に移動可能にさせ、及び異なる結合方式に従って各種の異なる機能を実行する。
その操作方式を以下に説明する。
装填作業を行う場合、図3に示すように、前記制御機構20で前記受容皿60と前記第2ワイヤーメッシュ62とを第1位置501に移動させるように制御し、この時、前記受容皿60と前記第2ワイヤーメッシュ62とを重ね合わせることで、使用者は、前記受容皿60に対してコーヒー粉または茶粉200を加えるようにすることができる。
淹出作業を行う場合、図4に示すように、前記制御機構20で前記受容皿60と前記第2ワイヤーメッシュ62とを第2位置502に移動させるように制御し、かつ前記第2位置502が前記抽出シリンダ50の下方に位置し、この時、前記抽出シリンダ50と、前記受容皿60と、前記第2ワイヤーメッシュ62と、前記シャーシ70とを重ね合わせることで、コーヒーまたは茶の淹出が行われる。
片付け作業を行う場合、図5に示すように、前記制御機構20で前記受容皿60と前記第2ワイヤーメッシュ62とを第3位置503に移動させるように制御し、この時、前記受容皿60と前記第2ワイヤーメッシュ62とを分離し、しかも前記制御機構20で前記受容皿60と前記第2ワイヤーメッシュ62とを上下に揺動させるように制御することで、前記受容皿60内及び前記第2ワイヤーメッシュ62上の残渣を投げ捨てる作業が行われる。
異なる位置に到達するように、上述した前記受容皿60及び前記第2ワイヤーメッシュ62を配置する方式は、従来技術として熟知されるものであり、図1及び図7中に示される一例は後述の通りだが、本願の技術範囲はこの例に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
その一端が前記受容皿60に連結され、他端が駆動機構80に連結される上部回転ホルダ81を有してもよい。
その一端が前記第2ワイヤーメッシュ62に連結され、他端が前記駆動機構80に連結される下部回転ホルダ82を有してもよい。
その内、前記駆動機構80は、前記上部回転ホルダ81と、前記下部回転ホルダ82とを駆動させるために用いられ、これにより、前記受容皿60と前記第2ワイヤーメッシュ62とを上述し大第1位置501、第2位置502及び第3位置503に移動させるように構成される。
その内、前記制御機構20は、前記駆動機構80に電気接続されて前記駆動機構80を制御するために用いられ、これにより、前記上部回転ホルダ81と前記下部回転ホルダ82との移動を制御するように構成される。
その内、前記駆動機構80は、第1スピンドル801と、第2スピンドル802と、モータ803とを含み、前記第1スピンドル801及び前記第2スピンドル802は、モータ803に連結され、前記モータ803より前記第1スピンドル801と前記第2スピンドル802とを駆動させ、かつ前記第1スピンドル801は前記上部回転ホルダ81に連結され、前記第2スピンドル802は前記下部回転ホルダ82に連結される。
前記第1スピンドル801と第2スピンドル802との回転を介して前記上部回転ホルダ81及び前記下部回転ホルダ82を回動させるように連動する。
図中に示される前記第1スピンドル801及び前記第2スピンドル802は同軸に構成される。
前記駆動機構80は、また、歯車(未図示)を経由して前記上部回転ホルダ81と前記下部回転ホルダ82とを上下に移動させるように駆動することができ、このことは従来技術として熟知されるものであるため、ここでの詳細な記述は省略する。
図6には、本願の制御構成が示されており、その内、前記制御機構20は前記出水制御弁311にも接続されて、前記出水制御弁311を制御することにより、前記貯液槽30から排出される水流量を調節することができる。
前記制御機構20は各前記貯液槽30の出水制御弁311の開閉を制御することにより、各前記貯液槽30の間に切り替えて水液を排出する目的を達成することもできる。
前記制御機構20は前記減圧弁111にも接続されて、前記減圧弁111を制御することにより、前記空気圧シリンダ10から排出される気圧を調節することができる。
その内、各前記貯液槽30上に加熱器91がさらに取り付けられ、加熱器91は、対応の貯液槽30の水液を加熱するために用いられる。
その内、各前記貯液槽30内に、前記制御機構20に電気接続される温度センサ92がさらに取り付けられ、前記温度センサ92は、対応の貯液槽30の水温を検出するために用いられる。
その内、前記制御機構20は前記温度センサ92と前記加熱器91とにも電気接続され、前記制御機構20は、前記温度センサ92から感知された水温を受信すると共に、前記水温に基づいて前記加熱器91の加熱方式を制御することにより、前記貯液槽30の水温を所要の温度に調節することができる。
その内、各前記貯液槽30は、外部の水源(未図示)に連結されるための送給端32をさらに有し、前記水源を経由して前記貯液槽30に対して水補給を行う。
各前記貯液槽30の送給端32に入水制御弁321が取り付けられる。
その内、各前記貯液槽30内に、前記制御機構20に連結される水位検出器100がさらに取り付けられる。
前記水位検出器100は、対応の貯液槽30内の水位を検出して前記制御機構20に伝送するために用いられる。
本願の利点は、空気圧シリンダを応用して高圧空気を抽出シリンダに送給することにより、抽出シリンダ内の水液の液面上での圧力をほぼ均一に形成させることができるので、水液が前記抽出シリンダの下方の受容皿まで送給されると、受容皿中にあるコーヒー粉または茶粉200が均質に混合されてコーヒー液または茶液に形成される。
本願の方式を応用すれば、淹出されたコーヒーまたは茶自体を相当に均一化することができ、そしてカップごとに毎回同じ味のままで保持できるコーヒーまたは茶を得ることができる。
本願において、前記抽出シリンダは貯液槽に連結され、制御機構を応用すれば、前記貯液槽の前記抽出シリンダに対する加水量を制御することができ、及び前記貯液槽の水温と自動的に水補給を行う機能を制御することができる。
装填作業や片付け作業を容易に行うために、前記制御機構で前記受容皿の移動を制御することもでき、使用上、相当に便利である。
上記の詳細な説明は、本考案の実施可能な実施例を具体的に説明したものであり、但し、本考案の権利範囲はこれらの実施例に限定されるものではなく、本考案の技術的精神を逸脱しない限り、その等効果実施又は変更はなお本考案の実用新案登録請求の範囲内に含まれるものとする。
10 :空気圧シリンダ
11 :気体管路
111:減圧弁
12 :圧力表示器
15 :空気圧機
151:排出端
20 :制御機構
200:コーヒー粉または茶粉
30 :貯液槽
31 :排出端
311:出水制御弁
32 :送給端
321:入水制御弁
35 :水輸送管路
40 :受容器
50 :抽出シリンダ
501:第1位置
502:第2位置
503:第3位置
51 :開口
52 :第1ワイヤーメッシュ
60 :受容皿
61 :開口
62 :第2ワイヤーメッシュ
70 :シャーシ
71 :排出管路
72 :フィルター
80 :駆動機構
801:第1スピンドル
802:第2スピンドル
803:モータ
81 :上部回転ホルダ
82 :下部回転ホルダ
91 :加熱器
92 :温度センサ
100:水位検出器

Claims (12)

  1. その内部に高圧気体を貯留する空気圧シリンダと、
    その内部に水液を詰め込み、前記水液を排出するための排出端を有する少なくとも1つの貯液槽と、
    前記少なくとも1つの貯液槽に連結されて前記少なくとも1つの貯液槽の水流の出入りを制御し、底部に開口を有し、前記開口箇所に第1ワイヤーメッシュが着脱自在な方式で取り付けられる制御機構と、
    前記空気圧シリンダの下方に位置する抽出シリンダと、
    底部に開口を有し、着脱自在な方式で前記抽出シリンダの下方の前記開口に連結される受容器と、を備える空気圧式コーヒーまたは茶抽出機であって、
    前記空気圧シリンダは、頂部に空気圧機の排出端が連結され、底部に気体管路が連通され、前記空気圧機で加圧した外部の気体を前記空気圧シリンダに送給することにより、前記空気圧シリンダ内の高圧気体を駆動して前記気体管路を経由して排出し、前記空気圧シリンダの貯気圧力を制御可能なものとし、
    前記抽出シリンダに対して、まず前記貯液槽から水液が注入され、前記空気圧シリンダを経由して高圧気体が注入されると、水液が均一な空気圧を受けながら前記受容器を通過することにより、前記受容器の前記開口から均一に混合されたコーヒー液または茶液が流出することを特徴とする、空気圧式コーヒーまたは茶抽出機。
  2. 前記抽出シリンダの一側は水輸送管路を経由して前記少なくとも1つの貯液槽の排出端に連結され、前記少なくとも1つの貯液槽の水液は前記水輸送管路を経由して前記抽出シリンダ内に送給されると共に前記第1ワイヤーメッシュから下向きに流出し、
    前記抽出シリンダの上端は前記気体管路に連通され、操作時に所要量の水液が前記少なくとも1つの貯液槽から前記抽出シリンダに注入され、前記空気圧機が前記気体管路を経由して前記抽出シリンダ内に送給されるように前記空気圧シリンダの前記高圧気体を駆動して前記抽出シリンダ内の水液を下向きに吐出し、気体が前記抽出シリンダに入り込んだ途端に迅速に拡散され、前記抽出シリンダ内の水液の液面全面上に圧力がほぼ均一に形成されることを特徴とする、請求項1に記載の抽出機。
  3. 前記受容器は、着脱自在な方式で前記抽出シリンダの下方の前記開口に連結される受容皿と、着脱自在な方式で前記受容器の前記開口に連結されて残渣を濾過するための第2ワイヤーメッシュとを有し、
    前記受容器の前記開口は前記受容皿の底部に位置し、
    前記受容器はコーヒー粉または茶粉及び前記抽出シリンダからの水液を受容するために用いられ、前記抽出シリンダからの水液が前記受容皿に送給されると、前記水液の液面上に圧力がほぼ均一に形成され、前記水液と前記コーヒー粉または茶粉とが均質に混合されてコーヒー液または茶液が形成されると共に、前記第2ワイヤーメッシュから下向きに流出することを特徴とする、請求項2に記載の抽出機。
  4. 前記受容皿は下方に位置するシャーシをさらに備え、前記シャーシは前記受容皿の底部から吐出されたコーヒー液または茶液を再濾過するためのフィルターを有し、
    前記制御機構は前記シャーシに電気接続され、操作時に前記シャーシを前記第2ワイヤーメッシュの下方に押し当てるように駆動することで前記受容皿と前記第2ワイヤーメッシュとを相互に密着させ、水液が空気圧を受けることによって前記受容皿と前記第2ワイヤーメッシュとの間から漏れ出すのを防止し、また前記シャーシの底部から下向きに排出管路が延設され、前記コーヒー液または茶液を、前記排出管路を経由して外向きに排出することを特徴とする、請求項3に記載の抽出機。
  5. 前記制御機構は前記受容皿と前記第2ワイヤーメッシュとに電気接続され、前記受容皿と前記第2ワイヤーメッシュとを駆動することにより、前記受容皿と前記第2ワイヤーメッシュとを異なる位置に移動可能にし、異なる結合方式によって各種の異なる機能を実行することを特徴とする、請求項3に記載の抽出機。
  6. 装填作業を行う場合、前記制御機構が前記受容皿と前記第2ワイヤーメッシュとを第1位置に回転させるように制御し、この時前記受容皿と前記第2ワイヤーメッシュとを重ね合わせることで、使用者は前記受容皿にコーヒー粉または茶粉を加えることを特徴とする、請求項3に記載の抽出機。
  7. 淹出作業を行う場合、前記制御機構が前記受容皿と前記第2ワイヤーメッシュとを第2位置に回転するように制御し、かつ前記第2位置は前記抽出シリンダの下方に位置し、この時、前記抽出シリンダと、前記受容皿と、前記第2ワイヤーメッシュと、前記シャーシとを重ね合わせることで、コーヒーまたは茶の淹出が行われることを特徴とする、請求項4に記載の抽出機。
  8. 片付け作業を行う場合、前記制御機構が前記受容皿と前記第2ワイヤーメッシュとを第3位置に回転するように制御し、この時、前記受容皿と前記第2ワイヤーメッシュとを分離し、しかも前記制御機構で前記受容皿と前記第2ワイヤーメッシュとを上下に揺動させるように制御することで、前記受容皿内及び前記第2ワイヤーメッシュ上の残渣を投げ捨てる作業が行われることを特徴とする、請求項3に記載の抽出機。
  9. 各前記貯液槽内に、前記制御機構に連結される水位検出器がさらに取り付けられ、前記水位検出器は、対応する前記貯液槽内の水位を検出して前記制御機構に伝送するために用いられ、前記水位が設定値よりも低い時には、前記制御機構が対応する前記貯液槽の入水制御弁を開放することにより、外部の水源から対応する前記貯液槽に向けて水液を送給することで自動的に水補給することを特徴とする、請求項1に記載の抽出機。
  10. 各前記貯液槽の排出端にそれぞれ対応する、前記貯液槽の水流量を制御するための出水制御弁が取り付けられ、
    前記制御機構は前記出水制御弁に接続されて前記出水制御弁を制御することにより、前記貯液槽から排出される水流量を調節し、前記制御機構は各前記貯液槽の前記出水制御弁の開閉を制御することにより、各前記貯液槽の間で切り替えて水液を排出することを特徴とする、請求項1に記載の抽出機。
  11. 前記空気圧機の排出端と前記気体管路とにそれぞれ気圧を制御するための減圧弁が取り付けられ、
    前記制御機構は前記減圧弁に接続されて前記減圧弁を制御することにより、前記空気圧シリンダから排出される気圧を調節することを特徴とする、請求項1に記載の抽出機。
  12. 前記空気圧シリンダは気圧を表示させるための圧力表示器をさらに有し、
    各前記貯液槽上に、対応する前記貯液槽の水液を加熱するための加熱器がさらに取り付けられ、
    各前記貯液槽内に、前記制御機構に電気接続される温度センサがさらに取り付けられ、前記温度センサは、対応する前記貯液槽の水温を検出するために用いられ、
    前記制御機構は前記温度センサと前記加熱器とに電気接続され、前記制御機構は前記温度センサから感知された水温を受信すると共に、前記感知された水温に基づいて前記加熱器の加熱方式を制御することにより、前記貯液槽の前記水温を所要の温度に調節することを特徴とする、請求項1に記載の抽出機。
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