JP3220838U - 片持式旗類掲納装置 - Google Patents

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藤原 充弘
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Abstract

【課題】旗類の出し入れが作動ミスなく円滑かつ確実に行えるとともに旗類自体が長期使用による損傷を受けにくくした片持式旗類掲納装置を提供する。【解決手段】取付ブラケット3の前側に水平あるいは斜め持ち上げ状をなして突設されるとともにその周部底面に進退用開通口が形成される筒状のケーシング10と、このケーシング内の基部側と先端側に設けられた駆動ホイール22と従動ホイール23の2つのホイールと、両ホイール回りに掛け回されその下回りが前後に進退可能とされた周回駆動材25と、ケーシング内において周回駆動材の下回りに添う形で設けられたガイドバー27と、上端基部のケーシング先側に相当する部位が先行側連結具を介して周回駆動材に連結され上端基部のケーシング基部側に相当する部位が後行側連結具を介してガイドバーに沿って進退自在とされるべく掛装されて垂下された旗類30と、駆動ホイールを一定のストロークをもって往復回転可能とする回転駆動手段20と、を含む。【選択図】図3

Description

本考案は、片持式旗類掲納装置に関する。
例えば、市街地ビルの前面壁などには、取付ブラケットを介して斜め上向きに支持アームを片持式に突設し、その支持アームから紐などを介して国旗・イベント表示などの標章をあらわした旗類を吊下げバナー(垂れ幕)などとしてぶら下げ標示して市街地環境を美的に保つようにしているところがある。こうした場合の旗類は支持アームに昼夜を問わず常にぶら下げられたままの形とされるのが恒例とされてきたため雨風・外気温度などの自然現象を直接受けることになって早期に傷むことから早目の交換が必要となっていた。そのことから旗類の自然現象による経時的損傷等をなくすため、特許公報1に示すように旗類を掲揚時以外においてケーシング内に巻取り収納可能にして安全保護し得るようにしたものがある。
米国特許第4332210号
特許公報1に示すものは、自動的に旗の巻き上げと巻き出しを行う装置であって、外周にらせん状部を備えたローラーをケーシング内に正逆駆動可能に備えるとともに、基端をケーシング内に取り付けた旗をローラー周りを経由してケーシングの開口より下向きに取出すようにし、その内部ローラーを一方向に駆動すればケーシング内に巻き上げられていた旗が巻き出され、他方向に駆動すれば垂れ下がった状態の旗をローラー外周のらせん状部が摩擦力でもって回転駆動してケーシング内の空間に巻き上げ収納するようになって保護が図られるようになっているものである。
ところで、この自動装置は、ローラー外周のらせん状部による旗への押圧摩擦力によって往復駆動させることでケーシングに対しローラー回りでなくケーシング内に繰り入れしまたケーシング外に繰り出すように構成してあるので、ローラー(らせん状部)は旗に対して押圧摩擦力を多数回繰り返すことになる結果ローラー表面および駆動される旗自身が損耗して旗が滑ったり、繰り入れ・繰り出しが円滑かつ確実になされなくなるおそれがある。さらに、ローラーがらせん状部付きで特別な構成である他に、それを包むケーシング23が曲げ舌状部分や肩部27およびスロット41等を内周に一体形成した特殊構造のものにしなければならず、構造が複雑であることからコスト高になるなど製造面での問題もある。
本考案は、こうした問題を解決しようとするものであり、旗類の出し入れが作動ミスなく円滑かつ確実に行えるとともに旗類自体が長期使用による損傷を受けにくくさらに全体構造が簡略化して安価に提供できるようにした片持式旗類掲納装置を提供することを目的とする。
本考案は上記目的を達成するため、請求項1に記載の考案は、取付対象個所に固定される取付ブラケットと、この取付ブラケットの前側に水平あるいは斜め持ち上げ状をなして突設されるとともにその周部底面に進退用開通口が形成されている筒状のケーシングと、このケーシング内の基部側と先端側に設けられた駆動ホイールと従動ホイールの2つのホイールと、両ホイール回りに掛け回されその下回りが前後に進退可能とされた周回駆動材と、ケーシング内において前記周回駆動材の下回りに添う形で設けられたガイドバーと、上端基部のケーシング先側に相当する部位が先行側連結具を介して前記周回駆動材に連結され上端基部のケーシング基部側に相当する部位が後行側連結具を介して前記ガイドバーに沿って進退自在とされるべく掛装されて垂下された旗類と、前記駆動ホイールを一定のストロークをもって往復回転可能とする回転駆動手段と、取付対象個所の前面に固定されて取付ブラケットとケーシング基部と該ケーシング基部側に波状に折り畳まれて戻される旗類とを同時に外包し得る基部カバーとからなる。
旗類とは国旗・校旗・団体標章旗・店舗標章旗・イベント標章旗など表示内容を問わず広くその対象とし、また旗類の生地も薄く巻入れや繰出しの可能な布や樹脂など薄地材であってその形態も矩形に限定されず三角形などでもよい。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載のものにおいて、ケーシングは水平姿勢と斜め持ち上げ姿勢とに角度変更自在となっている。
上述したように請求項1に記載の考案は、取付対象個所に固定される取付ブラケットと、この取付ブラケットの前側に水平あるいは斜め持ち上げ状をなして突設されるとともにその周部底面に進退用開通口が形成されている筒状のケーシングと、このケーシング内の基部側と先端側に設けられた駆動ホイールと従動ホイールの2つのホイールと、両ホイール回りに掛け回されその下回りが前後に進退可能とされた周回駆動材と、ケーシング内において前記周回駆動材の下回りに添う形で設けられたガイドバーと、上端基部のケーシング先側に相当する部位が先行側連結具を介して前記周回駆動材に連結され上端基部のケーシング基部側に相当する部位が後行側連結具を介して前記ガイドバーに沿って進退自在とされるべく掛装されて垂下された旗類と、前記駆動ホイールを一定のストロークをもって往復回転可能とする回転駆動手段と、取付対象個所の前面に固定されて取付ブラケットとケーシング基部と該ケーシング基部側に波状に折り畳まれて戻される旗類とを同時に外包し得る基部カバーとからなので、旗類の出し入れが作動ミスなく円滑かつ確実に行えるとともに旗類自体が長期使用による損傷を受けにくくさらに全体構造が簡略化して安価に提供できるようにした片持式旗類掲納装置を提供することができる。
本考案の一実施形態である片持式旗類掲納装置を図2のI−I線に沿うものとして示す水平姿勢時の側断面図。 図1のII−II線に沿う断面図。 図1の掲納装置の持ち上げ時の状態を示す側断面図。 図1の拡大詳細図。 図4のV−V線断面図。 図3の拡大詳細図。 角度調節手段の他の実施形態を示す側断面図。
以下、本考案である片持式旗類掲納装置の一実施形態を図1ないし図6に基づいて説明する。
これらの図において、1は取付対象個所である外壁で、その高いところには、止着具2を介して取付ブラケット3が固定されている。この取付ブラケット3は、矩形をした基板5と、同基板5の一側寄りから縦板状に突設された固定受板6とを備える。固定受板6の下部基部側には外壁1の表面と平行な水平軸状をなす支持軸7が設けられ、この支持軸7を介して角度調節板8が平行板状に支持されている。角度調節板8の一側には逆U字形をしたケーシング10が取り付けられている。ケーシング10は薄いSUSやアルミ合金その他樹脂などでなる。
前記固定受板6の一定半径上には、ケーシング10を0度用にロックするための孔aと15度用の孔b、および30度用の孔cの3個の孔が配列されている一方、それに対面する角度調節板8にはこれらの孔a、b、cを選んで挿脱できるロックピン11がピン孔を通じて設けられている。ロックピン11はリングを備えこのリングを引くと内蔵バネに抗して孔a、b、cから抜けまたケーシング10を適宜角度にしてロックピン11を選択した孔a、b、cに戻し入れることで角度調節板8を0度、15度、あるいは30度持ち上がりの角度に設定することができる。その調節は、例えば、外壁1の図2の個所に設けた窓ガラス14を開けて操作できるようにする。
ケーシング10は1.5m程度の長さで底面に進退用開通口15が開けられた逆U字型チャンネル材とされ、その前後端には、基端板16と先端板17とが設けられているとともに、基部一側には減速機付きモーターであるカバー19付き回転駆動手段20が取り付けられてその駆動軸21が図5のようにケーシング10内へと突設されている。この駆動軸21の端部にはスプロケットである駆動ホイール22が取り付けられる一方、ケーシング10の先端側には従動ホイール23が設けられ、これら両ホイール22,23間にはプレート型あるいはリンクチェーンやベルトチェーンなどによる周回駆動材25が掛け回されている。
ケーシング10内の周回駆動材25の下回りに平行になるように滑りの良い樹脂製などのガイドバー27が設けられ、このガイドバー27は前記下回りに対し上下に少し離して設けられている。
30は旗類でここでは国旗(日の丸)が旗類として選ばれている。この旗類30は薄くしなやかな国旗としての素材が選ばれ、その上端基部のケーシング10先側に相当する部位が先行側連結具31を介して前記周回駆動材25に連結されるとともに、上端基部のケーシング10基部側に相当する部位が後行側連結具32を介して前記ガイドバー27に沿って進退自在とされるべく掛装されて垂下されている。旗類30の上端前後間も後行側連結具32をガイドバー27に掛装して垂下されている。
ケーシング10の左右下端には、旗類30が損傷しないように丸パイプ(あるいは軸)34が取り付けられており、この丸パイプ34には、エアー噴出口を複数開けておいて掲揚時に旗類30が靡くようにしてもよい。
36は基部カバーで、正面からみてT字形をなし側面からみて縦長矩形ケース状をなすもので、前後に貫通型をなし、具体的には、基部カバー36は、基部にフランジ37を備えてそれが止着具38を介して外壁1側に固定されるようになっており、取付ブラケット3とケーシング10基部と該ケーシング10基部側に波状に折り畳まれて戻される旗類30とを同時に外包し得るカバーとされている。尚、39は金球で脱着自在に取り付けられている。
図1、図2および図4、図5はケーシング10を水平に突き出した姿勢とした際の装置の様子を示す。このとき、ロックピン11は最も下側の孔aに入れられて角度調節板8は水平状にされ、それとともにケーシング10・周回駆動材25などが水平向きとされている。回転駆動手段20が一方向に回転駆動されて図のようにケーシング10の先側に旗類30が水平状に吊り掛けられた状態とされる。それは図示しないリミットスイッチによりなされる。夕刻あるいは雨天になったとき、回転駆動手段20が逆方向に駆動されることで、周回駆動材25がその下回りを外壁1の方向へと駆動され、これにより、周回駆動材25は先行側連結具31を同方向に引き戻すようにすることから旗類30は波状に折り畳まれながら装置の基部側へと戻されることになる。これにより、旗類30はカバー19内に納まった状態になる。
図3および図6はケーシング10が15度に持ち上げられた状態を示す。図1から図3の状態にするには、建物の2階あるいは3階に設けた窓ガラス14(図2)を開けてさらにカバー19の上面を開けてロックピン11を引いてケーシング20を持ち上げ次の孔bにロックピン11を差し込むことによりなされる。建物側からの調節でなくハシゴやリフト車両などを使っての作業によっても可能である。図3および図6は装置を15度上向きに斜め持ち上げて設定した際の様子を示す。
図7は他の実施形態を示す。この実施形態ではケーシング10が水平に対して15度持ち上がった姿勢にロックされている。
前記実施形態では回転駆動手段(モーター)20の回転軸と同軸状をなす支持軸7を中心にして角度調節板8が回転調節されるようになっていたが、この実施形態では、固定受板6の回転駆動手段20の回転軸よりも60mm程度上方位置に支持軸41を設定して角度調節板8をその軸回りに回転調節可能とするとともに、固定受板6には、支持軸41を中心にした一定半径上に15度用の孔bと25度用の孔cの2種類の孔を開けておき、一方角度調節板8の方には図7ではケーシング10が15度持ち上がったときに孔bに合致する孔を形成しておいてその孔に進退自在なロックピン43を出し入れ可能に挿し込んである。
図7ではロックピン43は固定受板6の下側の孔bに挿し込まれており、上側の孔cには差し込まれていない。ケーシング10が25度に持ち上げられたときには、角度調節板8も15度のときよりは10度分持ち上げられロックピン43は上側の孔cに挿し込まれて回転ロックされた状態とされる。
尚、支持軸41を中心にして外周側に他の2個の孔b´、c´を設けてそれらにも他のロックピン43´が出し入れ可能とされるようにすれば角度規定がより安全確実に得られる。
固定受板6に開けられた孔aはケーシング10が水平のときに角度調節板8側から差し込まれるロックピン43の孔であり、孔a´はその補助孔である。
1…外壁 3…取付ブラケット 10…ケーシング 15…進退用開通口 20…回転駆動手段 22…駆動ホイール 23…従動ホイール 25…周回駆動材 27…ガイドバー 30…旗類 31…先行側連結具 32…後行側連結具。

Claims (2)

  1. 取付対象個所に固定される取付ブラケットと、この取付ブラケットの前側に水平あるいは斜め持ち上げ状をなして突設されるとともにその周部底面に進退用開通口が形成されている筒状のケーシングと、このケーシング内の基部側と先端側に設けられた駆動ホイールと従動ホイールの2つのホイールと、両ホイール回りに掛け回されその下回りが前後に進退可能とされた周回駆動材と、ケーシング内において前記周回駆動材の下回りに添う形で設けられたガイドバーと、上端基部のケーシング先側に相当する部位が先行側連結具を介して前記周回駆動材に連結され上端基部のケーシング基部側に相当する部位が後行側連結具を介して前記ガイドバーに沿って進退自在とされるべく掛装されて垂下された旗類と、前記駆動ホイールを一定のストロークをもって往復回転可能とする回転駆動手段と、取付対象個所の前面に固定されて取付ブラケットとケーシング基部と該ケーシング基部側に波状に折り畳まれて戻される旗類とを同時に外包し得る基部カバーとからなる片持式旗類掲納装置。
  2. 請求項1に記載のものにおいて、ケーシングは水平姿勢と斜め持ち上げ姿勢とに角度変更自在となっている片持式旗類掲納装置。
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