JP3220562B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents
インクジェットプリンタInfo
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- ink jet
- timing
- head
- cleaning
- counter
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- Ink Jet (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Description
のノズル表面を摺動するワイプ部材を備えたインクジェ
ットプリンタに関する。
質の低下を防止するために、ヘッドをクリーニングする
機構を備えたものが知られている。具体的には、ヘッド
のノズル表面をワイプ部材により摺動しゴミや液だれを
クリーニングしたり、ノズル表面に撥水層を設け不要な
インクの停留を防止することにより、噴射されるインク
の直進性を高めるものがある。特に、近年のインクジェ
ットプリンタにおいては、より高度な印字品質を達成す
るために、上記のクリーニングと撥水層とを併用してい
るものが多くみられる。
て、上記のクリーニング動作は、電源投入時(または切
断時)および所定文字数(または頁数)印字する毎に行
われるよう設計されていた。
クリーニングと撥水層とを併用したインクジェットプリ
ンタにおいては、クリーニング回数を重ねる毎にノズル
表面の撥水層が徐々に剥離してしまい、不要なインクの
停留を防止できず、印字品質の低下を招くことがあっ
た。特に、印字品質がよいといわれる顔料インクを用い
た場合、クリーニングの際に顔料の粒子が撥水層とワイ
プ部材との間に介在していると、撥水層の剥離を助長し
てしまうという可能性がある。さらに、頻繁に電源をO
N、OFFするような使い方をした場合、早期に撥水層
の剥離が生じてしまう。
タにおいては、撥水層が剥離した状態でも、それ以前と
同じタイミングにてクリーニング動作が行われるため、
不要なインクの停留が長期間にわたって生じ、印字品質
を低下させる可能性が高かった。また、使用者若しくは
装置自身が上記の印字品質の低下を認識して、ヘッドを
交換する事により上記の問題を解決することも考えられ
るが、使用者の手元に交換用のヘッドが常にあるとは限
らず、そのような場合交換用ヘッドを購入するまではイ
ンクジェットプリンタは使用できないという問題があ
る。
になされたものであり、常に適切なタイミングにてヘッ
ドのクリーニングを行うことにより、印字品質を長期間
維持できることが可能なインクジェットプリンタを提供
することを目的とする。
に本発明では、ノズル表面に撥水層を有するインクジェ
ットヘッドと、前記ノズル表面をクリーニングするため
のワイプ部材と、そのワイプ部材を前記ノズル表面に対
し相対的に摺動させるための作動手段と、その作動手段
に対し所定のタイミングで作動命令を出力する制御手段
とを備えたインクジェットプリンタにおいて、前記制御
手段から出力される作動命令の回数を、前記インクジェ
ットヘッドの初期状態から計数するカウンタと、前記撥
水層のクリーニング回数に関する所定値を予め記憶する
記憶手段と、前記カウンタの計数値が前記所定値を越え
たとき、前記制御手段の作動命令を出力するタイミング
を変更するタイミング変更手段とを備えたことを特徴と
している。
不揮発性メモリを備えてもよく、また、前記インクジェ
ットヘッドを装置本体に対して交換可能に装着したもの
において、その交換を検出する検出手段と、その検出手
段からの出力に基づいて前記カウンタの値を初期化する
手段とを備えてもよい。さらに、前記撥水層の対クリー
ニング耐久回数から求められる基準値を予め記憶するテ
ーブルと、前記カウンタの値と前記基準値とを比較する
比較手段と、その比較手段からの出力に基づいて前記イ
ンクジェットヘッドの交換時期を報知する報知手段とを
備え、前記タイ ミング変更手段は、前記比較手段からの
出力に基づいて前記制御手段の作動命令を出力するタイ
ミングを変更するようにしてもよい。
リンタにおいては、前記カウンタは前記制御手段から出
力される作動命令の回数、即ちクリーニング回数を計数
し、前記タイミング変更手段はそのカウンタの値に基づ
いて前記制御手段の作動命令を出力するタイミングを変
更する。
参照して説明する。
トプリンタの要部を示す図であり、10はプラテンであ
る。このプラテンは、軸12によりフレーム13に回転
可能に取り付けられており、モータ14によって駆動さ
れる。プラテン10に対向してインクジェットヘッド1
5が、インクカートリッジ16とともにキャリッジ18
上に載置されている。ここで、インクジェットヘッド1
5は、インクカートリッジ16及びキャリッジ18に対
して、後述する着脱機構により交換可能にされている。
キャリッジ18はプラテン10の軸線に平行に配設され
た2本のガイドロッド20に摺動可能に支持されると共
に、一対のプーリ22に巻き掛けられたタイミングベル
ト24に結合されている。そして、一方のプーリ22が
モータ23によって回転させられ、タイミングベルト2
4が送られることによりキャリッジ18はプラテン10
に沿って移動させられる。
外れた非印字位置に移動したときにインクジェットヘッ
ド15と対向するように、ノズルワイパー1が設けられ
ている。インクジェットヘッド15のクリーニングは、
後述するクリーニング指示手段がモータ23に駆動信号
を送り、キャリッジ18がノズルワイパー1の位置へ移
動され、そのノズルワイパー1とインクジェットヘッド
のノズル表面とが摺動される事により行われる。
ル近傍の断面図である。インクジェットヘッド15は、
駆動素子として作用する側壁4と、インクが充填される
チャンバ5と、ノズル孔6が設けられたノズルプレート
7と、後述するカバープレートとから構成されている。
尚、チャンバ5に充填されるインクとして本実施例にお
いては、カーボンブラックを含有した顔料インクを用い
ている。更にノズルプレート7の表面には、撥水層8が
形成されている。
ッ素重合体の均一な膜からなり、ノズルプレート7に対
して、上記含フッ素重合体を溶媒に溶解させた重合体溶
液をディッピングにより塗布されることにより形成され
る。尚、撥水層の材料及び形成方法に関しては、国際公
開番号WO92/13720号公報に詳細に記載されて
いるので、その記載を参照されたい。そして、この様に
形成された撥水層8は、インクメニスカスを所定の位置
に形成するとともに、ノズルプレート7の表面上に不要
なインクが停留するのを防止する作用がある。即ち、ノ
ズル孔6付近に不要なインクが停留すると、直進しよう
とするインク滴が屈曲され印字結果を乱すばかりか、目
詰まりの原因にもなりドット抜けが生じるが、撥水層8
を形成することによりこれらの問題を解決できるのであ
る。
動作を重ねる度に徐々に剥離されてしまう。本実施例の
インクジェットプリンタにおいては、顔料インクを用い
ている関係上約1万回までのクリーニングには耐え得る
が、それを越えると部分的に撥水層8が欠落しノズルプ
レート7の表面が露出し、不要なインクが停留すること
が耐久試験から判明している。
明する。インクジェットヘッド15は、側壁4(図3参
照)及びチャンバ5が形成された圧電セラミックスプレ
ート2と、マニホルド9が形成されたカバープレート3
と上記のノズルプレート7(図3参照)と、補強板53
から構成されている。更に圧電セラミックスプレート2
には、駆動素子としての側壁4を変形させる駆動電極
(図示せず)と導通された導体パターン55と、その導
体パターン55の末端の接点電極51とが形成されてい
る。これに対して、図示しないキャリッジ上には、接点
電極54を有するコネクタ52が設けられている。ヘッ
ドの着脱に際しては、インクジェットヘッド15をコネ
クタ52に対して抜き差しするだけでよく、また、図2
のインクカートリッジ16との接続も、インクジェット
ヘッドをコネクタ52に装着した状態で、マニホルド9
に対し周知の接続機構を用いて容易に行うことが出来
る。従って、ヘッドの交換は、使用者により容易に行う
ことが可能である。
おいては、駆動素子の限界駆動回数は約20億ドットで
あり、それを越えると駆動素子の破壊が生じる場合があ
ることが耐久試験から判明している。
の回路構成を、図1のブロック図を用いて説明する。但
し、本発明と直接関係しない機構の回路構成に付いては
説明を省略する。
を制御するCPU31には、インクジェットヘッド1
5、キャリッジ18駆動用のモータ23、表示部を備え
た操作パネル33、動作プログラム等を記憶するROM
35、可変データを記憶する不揮発性のメモリ37がそ
れぞれ接続されている。尚、ROM35内のテーブル1
の領域には撥水層8の対クリーニング耐久回数である1
万という値が、またテーブル2には駆動素子の耐久回数
である20億という値がそれぞれ予め格納されている。
そしてCPU31は前記動作プログラムに従って作動す
ることにより、以下の各手段として動作するよう構成さ
れている。
ータからの印字データに基づきインクジェットヘッド1
5の各駆動素子に対して駆動信号を出力するものであ
る。クリーニング指示手段41は、プリンタ電源ON時
及び1000文字印字毎にモータ23に駆動信号を出力
し、キャリッジ18をノズルワイパー1の位置に移動さ
せ、ヘッドをクリーニングさせるものである。ヘッド監
視手段43は、コネクタ52の接点電極54とヘッド側
の接点電極51との導通状態を常に監視し、非導通とな
る度に初期化手段44に信号を出力するものである。そ
の初期化手段44は、前記信号を受けると、クリーニン
グカウンタ45及び駆動信号カウンタ46にリセット信
号を出力するものである。
ニング指示手段41がモータ23に駆動信号を出力する
度に、1ずつカウントアップするとともに、比較器47
にその内容を出力するカウンタであり、駆動信号カウン
タ46は、ある特定の駆動素子に対して出力される駆動
信号出力手段からの信号を計数し、かつ比較器48にそ
の内容を出力するものである。比較器47及び48は、
それぞれカウンタ45の値とROM35のテーブル1の
値、カウンタ46の値とテーブル2の値を比較し、一致
が得られたときにOR回路49に出力するものである。
OR回路49は、比較器47、48のいずれかから出力
があれば、操作パネル33の表示部に、使用者にヘッド
の交換を促す旨のメッセージを表示させるものである。
得られたとき、即ち撥水層8が限界に達したと判断され
たときには、前記ヘッド監視手段43からの信号を監視
し、ヘッドが交換されるまでの間は前記クリーニング指
示手段41の1000文字印字毎というタイミングを5
00文字印字毎に変更するようプログラムされており、
そのための文字数カウンタ(図示せず)、及び撥水層8
が限界に達してからヘッドが交換されるまでの間1とな
るフラグK(図示せず)を備えている。
される毎にクリーニングカウンタ45及び駆動信号カウ
ンタ46の値を不揮発性メモリ37にダウンロードする
とともに、プリンタ電源がONされる毎に不揮発性メモ
リ37の値をクリーニングカウンタ45及び駆動信号カ
ウンタ46にアップロードするようにプログラムされて
いる。そのため、本実施例においては、プリンタ電源と
してはいわゆるソフトスイッチを用いており、プリンタ
電源が切断された状態でもCPU31は動作可能となっ
ている。
ローチャートを用いて説明する。まず図5におけるS1
にて電源がONされたか否かが判断され、ONされたと
きにはS2において不揮発性メモリ37に格納されてい
るクリーニング回数と駆動信号数とをそれぞれクリーニ
ングカウンタ45、駆動信号カウンタ46へアップロー
ドする。続いて、クリーニングを行うために図7のサブ
Cへ移行するが、この処理に付いては後述する事とす
る。
タから図示しないインターフェースを介して印字データ
が入力されている場合は、該当する各々の駆動素子に対
して駆動信号出力手段39が駆動信号を出力し、図6の
サブAに移行する。サブAのS4においては、特定の駆
動素子が駆動されたか否かが判断され、駆動された場合
はS5へ移行し、否の場合はメインフローへリターンす
る。S5では、駆動信号カウンタ46の値がカウントア
ップされ、続くS6にてそのカウント値とROM35の
テーブル2の値と一致するか否かが比較器48にて判断
される。そして一致していた場合、即ち特定の駆動素子
が20億回駆動された場合には、S7において操作パネ
ル33の表示部に、ヘッドの交換を促すメッセージを表
示させる処理を行い、図5のメインフローへリターンす
る。
は図7のサブBへ移行する。サブBではクリーニング動
作に関する処理が行われる。まずS8において、フラグ
Kが1か否かが判断される。このフラグKは、クリーニ
ング回数が1万回を越えた後ヘッドが交換される迄の間
は1となるものである。そして、Kが1であるときに
は、撥水層8が既に機能しない可能性があるため頻繁に
クリーニングを行う必要があり、クリーニングのタイミ
ングを通常の1000文字毎から500文字毎に切り換
えるために、S9にて500文字目か否かが判断され
る。そして、500文字目であればS10にてクリーニ
ング動作を行った後に文字数の計数をリセットし、図5
のメインフローへリターンする。一方、Kが1でないと
きには、S11において1000文字目か否かが判断さ
れ、そうであれば文字数の計数をリセットした後S12
へ移行し、否であればリターンする。
われる。尚、上記のサブCはこのS12から処理され
る。次にS13において、クリーニングカウンタ45の
値をカウントアップし、続くS14にてそのカウント値
とROM35のテーブル1の値と一致するか否かが比較
器47にて判断される。そして一致していた場合、即ち
クリーニングが1万回行われた場合には、S15におい
て操作パネル33の表示部に、ヘッドの交換を促すメッ
セージを表示させる処理を行い、S16においてフラグ
Kに1をセットし、図5のメインフローへリターンす
る。
は、S17にてヘッド監視手段43を用いてヘッドの導
通状態を調べることにより、ヘッドが交換されたか否か
が判断される。即ち、ヘッドの導通状態が一旦非導通と
なった上で再度導通状態に戻った時点でヘッドが交換さ
れたものと判断する。ヘッドが交換された場合には、S
18においてヘッド交換を促すメッセージが表示されて
いればそれを消去し、続いてS19にてフラグKを0と
し、S20にてクリーニングカウンタ45及び駆動信号
カウンタ46の値を初期化手段44によりリセットさせ
る。
FFされたか否かが判断され、OFFされたときにはS
22においてクリーニングカウンタ45、駆動信号カウ
ンタ46に格納されているクリーニング回数と駆動信号
数とをそれぞれ不揮発性メモリ37へダウンロードす
る。
ンクジェットプリンタにおいては、駆動素子の駆動回数
からその駆動素子の耐久性を監視するとともに、クリー
ニング回数から撥水層8の耐久性を監視し、適切なヘッ
ド交換時期を使用者に報知できる。従って、使用者が気
付かないうちにヘッドの寿命がきてしまい印字品質が低
下するといった問題を解決することが出来る。更に、撥
水層8に起因してヘッド交換を促す表示を行った場合、
ヘッド交換が為されたか否かを監視し、それ迄の間はク
リーニングを頻繁に行うようにしたため、実際ヘッドが
交換されるまでの間の印字品質の低下を防止することが
出来る。
のではなく、様々な変形が可能である。例えば、ヘッド
の交換報知は、上記実施例では駆動素子の駆動回数とク
リーニング回数のいずれか早い方が所定の値になったと
きに行っていたが、クリーニング回数のみを監視して報
知するようにしてもよい。特に、プリンタ電源が頻繁に
ON、OFFされる場合、クリーニング回数が激増する
ため、駆動素子の寿命がくる前に撥水層の剥離が起こる
可能性があり、この場合駆動回数の計数はあまり意味の
無いものとなる。また、上記のヘッド交換報知の判断
に、インクカートリッジの交換回数を加えてもよい。こ
れにより、ヘッド内のフィルタの耐久性や気泡混入の度
合を考慮出来るので、より的確な交換時期の判断が出来
る。なお、インクカートリッジの交換回数は、キャリッ
ジ上にインクカートリッジの着脱を検知するスイッチ等
を設ければよい。
モリ37に対するダウンロードを電源OFF時に行わせ
るために、ソフトスイッチを用いて電源OFFをCPU
が監視する構成としていたが、カウンタ45、46の値
が変更される度に不揮発性メモリに記録するように構成
すれば、一般の電源スイッチでも構わない。
計数は特定の駆動素子についてのみ行ったが、全ての駆
動素子の駆動回数を計数し、いずれかの素子の駆動回数
が所定の値に達したときに交換表示させるようにすれ
ば、より正確な交換時期の判断が可能となる。更に、ヘ
ッドの交換報知は表示に限らず、例えば警報音等で報知
してもよい。また、ヘッド交換の判別は、専用のスイッ
チを設けて行ってもよいし、使用者が操作パネル上にて
ヘッドの交換の完了を入力する構成としてもよい。
イミングは交換が望まれる直前に行われていたが、駆動
回数とクリーニング回数の基準値を予め少な目に設定し
ておき、ヘッドの交換を予告表示してもよい。その際、
それまでの印字枚数と駆動回数若しくはクリーニング回
数からあと何枚程度で交換時期になるのかを予測表示す
れば、使用者はスペアのヘッドを予め準備できる。
起因してヘッド交換を促す表示を行った場合、ヘッド交
換が為されたか否かを監視し、それ迄の間はクリーニン
グするタイミングを通常の1000文字印字毎から50
0文字毎に変更していたが、このタイミングは段階的に
する事もできる。例えば、500文字毎のクリーニング
が数回行われてもまだヘッドが交換されない場合には、
クリーニングのタイミングを更に300文字毎に変更す
る構成にすれば、印字品質の低下をより確実に防止でき
る。
回数20億回、クリーニング回数1万回、クリーニング
のタイミング1000文字、500文字毎といった値
は、使用するインクジェットヘッドの性能に合わせて適
宜変更可能である。また、文字数によるカウントにかえ
て、頁数によるカウントでも実施可能である。さらに、
用いられるインクは顔料インクに限らず、染料インクで
あってもよい。また、上記実施例においては、使用者が
インクジェットヘッドを交換するものについて説明した
が、専門のサービスマンがヘッドを交換するタイプのイ
ンクジェットプリンタにも応用できることは言うまでも
ない。
素子利用のシリアルタイプのインクジェットプリンタに
適用した一例を示したが、いわゆるバブルジェット等の
他の方式のインクジェットプリンタにも適用でき、ライ
ンヘッドのインクジェットプリンタにも適用できる。
発明のインクジェットプリンタにおいては、撥水膜が劣
化しても、ヘッドのクリーニングのタイミングを変更す
ることで、印字品質を長期間維持できるといった効果を
有するものである。
回路構成を示すブロック図である。
図である。
す断面図である。
構を示す斜視図である。
ーチャートである。
ーチャートである。
ーチャートである。
Claims (5)
- 【請求項1】 ノズル表面に撥水層を有するインクジェ
ットヘッドと、前記ノズル表面をクリーニングするため
のワイプ部材と、そのワイプ部材を前記ノズル表面に対
し相対的に摺動させるための作動手段と、その作動手段
に対し所定のタイミングで作動命令を出力する制御手段
とを備えたインクジェットプリンタにおいて、 前記制御手段から出力される作動命令の回数を、前記イ
ンクジェットヘッドの初期状態から計数するカウンタ
と、前記撥水層のクリーニング回数に関する所定値を予め記
憶する記憶手段と、 前記カウンタの計数値が前記所定値を越えたとき、 前記
制御手段の作動命令を出力するタイミングを変更するタ
イミング変更手段とを備えたことを特徴とするインクジ
ェットプリンタ。 - 【請求項2】 前記タイミングは、前記制御手段が前記
作動手段に対し作動命令を出力する周期であることを特
徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタ。 - 【請求項3】 前記カウンタによる計数値を記憶する不
揮発性メモリを更に備えたことを特徴とする請求項1記
載のインクジェットプリンタ。 - 【請求項4】 前記インクジェットヘッドを、装置本体
に対し交換可能に設けたものであって、更にそのインク
ジェットヘッドの交換を検出する検出手段と、その検出
手段からの出力に基づいて前記カウンタの値を初期化す
る手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のイン
クジェットプリンタ。 - 【請求項5】 前記撥水層の対クリーニング耐久回数か
ら求められる基準値を予め記憶するテーブルと、前記カ
ウンタの値と前記基準値とを比較する比較手段と、その
比較手段からの出力に基づいて前記インクジェットヘッ
ドの交換時期を報知する報知手段とを備え、前記タイミ
ング変更手段は、前記比較手段からの出力に基づいて前
記制御手段の作動命令を出力するタイミングを変更する
ことを特徴とする請求項3記載のインクジェットプリン
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10838093A JP3220562B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | インクジェットプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10838093A JP3220562B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | インクジェットプリンタ |
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JPH06316062A JPH06316062A (ja) | 1994-11-15 |
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ID=14483310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP10838093A Expired - Lifetime JP3220562B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | インクジェットプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
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-
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