JP3219993U - 環境調整装置並びに建造物および店舗 - Google Patents

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Abstract

【課題】音を利用して犬を落ち着かせる際に居合わせる人間に対して音の影響を排除することができる環境調整装置を提供する。
【解決手段】環境調整装置22は、犬DGに心地よい周波数を含む音を特定する音信号を出力する音源23と、音源23に接続されて音信号を受信し、店内の人間HBに聞こえる音圧レベルよりも低い音圧レベルで犬DGに心地よい周波数を含む音を聞かせる音再生機24とを備える。
【選択図】図2

Description

本考案は、犬に音を聞かせる音再生機を備える環境調整装置、並びに、そうした環境調整装置を利用した建造物および店舗に関する。
特許文献1は、ペットの訓練に用いられるペット用しつけ用具を開示する。ペット用しつけ用具は、首輪に連結される引き紐(リード)が引っ張られると動作するスイッチと、スイッチが動作すると音を発生する発音体とを備える。発音体は、チャイム音や落雷音、アラーム音、サイレン音などを発する。
特許文献2は、人間または動物の緊張感や不安感を効果的になだめるリラクゼーション装置を開示する。リラクゼーション装置は、人間または動物の胸部に接触して振動を発生する振動手段と、音声信号に基づき、なだめるような音(心音または呼吸音)を出力する音声出力手段とを備える。近距離で振動を感じさせ心音または呼吸音を聞かせることで人間または動物をリラックスさせ緊張感や不安感をなだめることができる。
特開2003−225029号公報 実用新案登録第3209539号
特許文献1では、ペット用しつけ用具がペットの首輪と引き紐との間に連結される際に、出力されるチャイム音や落雷音、アラーム音、サイレン音が居合わせる人間にどう影響するか、全く言及されていない。特許文献2では、リラクゼーション装置が動物に装着される際に、出力される心音や呼吸音が居合わせる人間にどう影響するか、全く言及されていない。例えば店内で寛ぐ人間の耳に、チャイム音や落雷音、アラーム音、サイレン音、心音、呼吸音が入ってくると、ひとは不快感を覚えるかもしれない。
本考案は、上記実状に鑑みてなされたもので、音を利用して犬を落ち着かせる際に居合わせる人間に対して音の影響を排除することができる環境調整装置を提供することを目的とする。
本考案の第1側面によれば、犬に心地よい周波数を含む音を特定する音信号を出力する音源と、前記音源に接続されて前記音信号を受信し、店内の人間に聞こえる音圧レベルよりも低い音圧レベルで犬に前記周波数を含む音を聞かせる音再生機とを備える環境調整装置は提供される。
音再生機は、犬に心地よい周波数を含む音を出力するので、店内の犬は吠えたり暴れたりせずに落ち着いて居ることができる。このとき、音は人間に聞こえる音圧レベルよりも低い音圧レベルであるので、音は犬の耳に届くものの人間に聞こえることはなく、居合わせる人間に対して音の影響は排除されることができる。特に、初めて居合わせた犬同士であっても、心地よい周波数を含む音の影響で、落ち着きなく騒ぐことは回避されることができる。
第2側面によれば、第1側面の構成に加えて、前記周波数は人間の可聴周波数域に含まれる。そもそも犬に心地よい周波数が人間の可聴周波数域外であれば、音再生機からどんな音圧レベルで音が出力されても、居合わせる人間に対して音の影響は排除されることができる。したがって、前述のような環境調整装置は、犬に心地よい周波数が人間の可聴周波数域に含まれる際に大いに効果を発揮する。
本考案の第3側面によれば、構造体と、前記構造体に関連づけられて、犬に心地よい周波数を含む音を特定する音信号を出力する音源と、前記構造体内の空間に設置され、前記音源に接続されて前記音信号を受信し、人間に聞こえる音圧レベルよりも低い音圧レベルで犬に前記周波数を含む音を聞かせる音再生機とを備える建造物は提供される。
音再生機は、犬に心地よい周波数を含む音を出力するので、店内の犬は吠えたり暴れたりせずに落ち着いて居ることができる。このとき、音は人間に聞こえる音圧レベルよりも低い音圧レベルであるので、音は犬の耳に届くものの人間に聞こえることはなく、居合わせる人間に対して音の影響は排除されることができる。特に、初めて居合わせた犬同士であっても、心地よい周波数を含む音の影響で、落ち着きなく騒ぐことは回避されることができる。
第4側面によれば、第3側面の構成に加えて、前記周波数は人間の可聴周波数域に含まれる。そもそも犬に心地よい周波数が人間の可聴周波数域外であれば、音再生機からどんな音圧レベルで音が出力されても、居合わせる人間に対して音の影響は排除されることができる。したがって、前述のような建造物は、犬に心地よい周波数が人間の可聴周波数域に含まれる際に大いに効果を発揮する。
本考案の第5側面によれば、犬に心地よい周波数を含む音を特定する音信号を出力する音源と、前記音源に接続されて前記音信号を受信し、テーブルの天板よりも低い空間に向けて前記周波数を含む音を出力する音再生機とを備える環境調整装置は提供される。
一般に、店内では、犬の耳はテーブルの天板よりも低い空間内に位置することが多い。したがって、音再生機から出力される音は犬に耳に届く。音再生機は、犬に心地よい周波数を含む音を出力するので、店内の犬は吠えたり暴れたりせずに落ち着いて居ることができる。このとき、人間の耳はテーブルの天板よりも高い空間内に位置することが多いので、音は犬の耳に届くものの人間に聞こえることはなく、居合わせる人間に対して音の影響は排除されることができる。特に、初めて居合わせた犬同士であっても、心地よい周波数を含む音の影響で、落ち着きなく騒ぐことは回避されることができる。
第6側面によれば、第5側面の構成に加えて、前記周波数は人間の可聴周波数域に含まれる。そもそも犬に心地よい周波数が人間の可聴周波数域外であれば、音再生機からどんな音圧レベルで音が出力されても、居合わせる人間に対して音の影響は排除されることができる。したがって、前述のような環境調整装置は、犬に心地よい周波数が人間の可聴周波数域に含まれる際に大いに効果を発揮する。
第7側面によれば、第5または第6側面の構成に加えて、前記音再生機は、前記天板よりも低い空間に向かって指向性を有する。指向性に応じて特定の空間にのみ音は伝達されるので、居合わせる人間の耳に対して音が到達することはできる限り抑制されることができる。
本考案の第8側面によれば、犬に心地よい周波数を含む音を特定する音信号を出力する音源と、前記音源に接続されて前記音信号を受信し、テーブルの天板よりも低い空間に向けて前記周波数を含む音を出力する音再生機とを備える店舗は提供される。
一般に、店内では、犬の耳はテーブルの天板よりも低い空間内に位置することが多い。したがって、音再生機から出力される音は犬に耳に届く。音再生機は、犬に心地よい周波数を含む音を出力するので、店内の犬は吠えたり暴れたりせずに落ち着いて居ることができる。このとき、人間の耳はテーブルの天板よりも高い空間内に位置することが多いので、音は犬の耳に届くものの人間に聞こえることはなく、居合わせる人間に対して音の影響は排除されることができる。特に、初めて居合わせた犬同士であっても、心地よい周波数を含む音の影響で、落ち着きなく騒ぐことは回避されることができる。
第9側面によれば、第8側面の構成に加えて、前記周波数は人間の可聴周波数域に含まれる。そもそも犬に心地よい周波数が人間の可聴周波数域外であれば、音再生機からどんな音圧レベルで音が出力されても、居合わせる人間に対して音の影響は排除されることができる。したがって、前述のような環境調整装置は、犬に心地よい周波数が人間の可聴周波数域に含まれる際に大いに効果を発揮する。
第10側面によれば、第8または第9側面の構成に加えて、前記音再生機は、前記天板よりも低い空間に向かって指向性を有する。指向性に応じて特定の空間にのみ音は伝達されるので、居合わせる人間の耳に対して音が到達することはできる限り抑制されることができる。
以上のように開示の装置によれば、音を利用して犬を落ち着かせる際に居合わせる人間に対して音の影響を排除することができる環境調整装置は提供される。
本考案の一実施形態に係る店舗を含む建造物の外観を概略的に示す斜視図である。 第1実施形態に係る環境調整装置を採用する店舗の構造を概略的に示す遠近法図である。 国際規格ISO226で規定される等ラウドネスレベル曲線を示すグラフである。 第1実施形態の変形例に係る店舗の構造を概略的に示す遠近法図である。 第2実施形態に係る環境調整装置を採用する店舗の構造を概略的に示す遠近法図である。 第3実施形態に係る環境調整装置の構成を概略的に示す概念図である。
以下、添付図面を参照しつつ本考案の一実施形態を説明する。
図1は本考案の一実施形態に係る店舗を含む建造物の外観を概略的に示す。建造物11は、鉄筋コンクリートや鉄筋鉄骨コンクリートその他の材質から形成される柱、梁、床、壁および天井を有する構造体12と、構造体12に組み込まれる窓枠13や扉枠14とを備える。窓枠13にはガラス板が嵌め込まれる。扉枠14には、垂直軸線回りで回転可能にヒンジで縦枠に連結される開き戸が配置される。
図2に示されるように、建造物11内に間仕切り15や置き床16、天井板17などで店舗18は仕切られる。店舗18内には1以上のテーブル19が設置される。個々のテーブル19は、置き床16の床面から所定の高さに脚19aで支持される天板19bを備える。テーブル19には置き床16の床面から所定の高さに座面を有するイス21が組み合わせられる。イス21には人間HBのほか犬DGその他の動物が座ることができる。
店舗18は、犬DGに心地よい周波数を含む音を出力する第1実施形態に係る環境調整装置22を備える。環境調整装置22は、構造体12に関連づけられて、犬DGに心地よい周波数を含む音を特定する音信号を出力する音源23と、店舗18内の空間に設置され、音源23に接続されて音信号を受信し、音信号に基づき音を再生する音再生機24とを備える。音源23は、例えば音を特定するデジタルデータを記憶する記憶手段25と、記憶手段26から取得するデジタルデータからアナログ信号を再現し、音再生機24に向けてアナログ信号を送信するデコーダー26とを有する。音源23と音再生機24とは無線で接続されてもよく有線で接続されてもよい。その他、デジタルデータは記憶手段25からデコーダー26にWiFiといった無線で送信されてもよい。この場合には、デコーダー26は音再生機24に近接して配置されればよい。
音再生機24は、店舗18内の人間HBに聞こえる音圧レベルよりも低い音圧レベルで犬DGに音を聞かせる。ここでは、音再生機24は、例えばテーブル19の天板19bに下方から組み込まれる(または取り付けられる)イヤホンやイヤホンに内蔵される程度の小型スピーカーで形成されればよい。出力される音の音圧レベルは、人間HBの耳付近で最小可聴値未満に設定され、犬DGの耳付近で最小可聴値以上に設定される。犬DGに心地よい周波数は例えば528Hzに設定される。したがって、犬DGに心地よい周波数は人間HBの可聴周波数域に含まれる。図3に示されるように、人間HBの耳付近で音圧レベルは4dB以下に設定されればよい。
店舗18には犬DGその他のペットを連れてひとHBが訪れる。店舗18ではひとHBおよび犬DGに焼き肉その他の飲食物が提供される。音再生機24は、犬DGに心地よい周波数を含む音を出力するので、店舗18内の犬DGは吠えたり暴れたりせずに落ち着いて居る。特に、初めて居合わせた犬DG同士であっても、心地よい周波数を含む音の影響で、落ち着きなく騒ぐことは回避される。
このとき、音はひとHBに聞こえる音圧レベルよりも低い音圧レベルであるので、犬DGはひとHBよりも4〜10倍程度の聴力を有することから、音は犬DGの耳に届くもののひとHBに聞こえることはなく、居合わせるひとHBに対して音の影響は排除されることができる。静かな雰囲気の中で会話や食事を楽しむひとHBたちに対して不快な思いを抱かせずに済む。BGM(バックグラウンドミュージック)は音楽の種類によってひとの好みが分かれることから、無音楽であることで音楽の種類に左右されずに店舗18にひとを引き寄せることができる。
犬DGに心地よい周波数は、前述のように、人間HBの可聴周波数域に含まれる。そもそも犬DGに心地よい周波数が人間HBの可聴周波数域外(例えば超高音波)であれば、音再生機24からどんな音圧レベルで音が出力されても、居合わせる人間HBに対して音の影響は排除されることができる。したがって、環境調整装置22は、犬DGに心地よい周波数が人間HBの可聴周波数域に含まれる際に大いに効果を発揮する。
図4に示されるように、店舗18には、環境調整装置22に加えて、人間HB向けにBGMやその他の音を出力する音響装置27が設置されてもよい。音響装置27は、構造体12に関連づけられて、音楽を特定する音信号を出力する音源28と、店舗18内の空間に設置され、音源28に接続されて音信号を受信し、音信号に基づき音を再生するスピーカー29とを備える。スピーカー29は、人間HBの耳付近に最小可聴値以上で例えば音楽を聞かせる。スピーカー29は例えば天井板17に組み込まれればよい。この場合には、ひとHBの耳に対して、犬DGに心地よい周波数を含む音は音楽でかき消されるので、環境調整装置22の音再生機24から出力される音の音圧レベルは高められることができる。環境調整装置22に一般的な音響装置は利用されることができる。
図5に示されるように、店舗18は、前述の第1実施形態に係る環境調整装置22に代えて、犬DGに心地よい周波数を含む音を出力する第2実施形態に係る環境調整装置32を備えてもよい。環境調整装置32は、構造体12に関連づけられて、犬DGに心地よい周波数を含む音を特定する音信号を出力する音源33と、店舗18内の空間に設置され、音源33に接続されて音信号を受信し、音信号に基づき音を再生する音再生機34とを備える。音源33は前述の第1実施形態に係る音源23と同様に構成されればよい。音再生機34は、テーブル19の天板19bよりも低い空間に向けて音を出力する。音再生機34は、例えばテーブル19の天板19bよりも低い空間に向かって指向性を有すればよい。前述と同様に、犬DGに心地よい周波数は528Hzに設定される。
一般に、店舗18内では、犬DGの耳はテーブル19の天板19bよりも低い空間内に位置することが多い。したがって、音再生機34から出力される音は犬DGに耳に届く。音再生機34は、犬DGに心地よい周波数を含む音を出力するので、店舗18内の犬DGは吠えたり暴れたりせずに落ち着いて居る。特に、初めて居合わせた犬DG同士であっても、心地よい周波数を含む音の影響で、落ち着きなく騒ぐことは回避される。このとき、ひとHBの耳はテーブル19の天板19bよりも高い空間内に位置することが多いので、音は犬DGの耳に届くもののひとHBに聞こえることはなく、居合わせるひとHBに対して音の影響は排除される。音再生機34は、天板19bよりも低い空間に向かって指向性を有することから、指向性に応じて特定の空間にのみ音は伝達され、居合わせるひとHBの耳に対して音が到達することはできる限り抑制される。
犬DGに心地よい周波数は、前述のように、人間HBの可聴周波数域に含まれる。そもそも犬DGに心地よい周波数が人間HBの可聴周波数域外(例えば超高音波)であれば、音再生機34からどんな音圧レベルで音が出力されても、居合わせる人間HBに対して音の影響は排除されることができる。したがって、環境調整装置は32、犬DGに心地よい周波数が人間HBの可聴周波数域に含まれる際に大いに効果を発揮する。
図6に示されるように、店舗18は、前述の第1および第2実施形態に係る環境調整装置22、32に代えて、犬DGに心地よい周波数を含む音を出力する第3実施形態に係る環境調整装置36を備えてもよい。環境調整装置36は、構造体12に関連づけられて、犬DGに心地よい周波数を含む音を特定する音信号を出力する音源37と、犬DGの首輪38に取り付けられ、音源37に接続されて音信号を受信し、音信号に基づき音を再生する音再生機39とを備える。音再生機39は、例えばBluetooth(登録商標)で飼い主のスマートホン端末41に接続されることができる。スマートホン端末41には、スマートホン端末41向けのソフトウエアアプリケーション(いわゆるアプリ)42が組み込まれればよい。スマートホン端末41の画面でソフトウエアアプリケーション42のアイコンがタップされると、ソフトウエアアプリケーション41が実行される。ソフトウエアアプリケーション42は例えばWiFiで店舗18内の音源37にスマートホン端末41を接続する。こうして音信号のデジタルデータはスマートホン端末41経由で音再生機39に供給される。
音再生機39は、店舗18内の人間HBに聞こえる音圧レベルよりも低い音圧レベルで犬DGに音を聞かせる。ここでは、音再生機39は、例えばイヤホンやイヤホンに内蔵される程度の小型スピーカーで形成されればよい。出力される音の音圧レベルは、人間HBの耳付近で最小可聴値未満に設定され、犬DGの耳付近で最小可聴値以上に設定される。前述と同様に、犬DGに心地よい周波数は528Hzに設定される。
音再生機39は、犬DGに心地よい周波数を含む音を出力するので、店舗18内の犬DGは吠えたり暴れたりせずに落ち着いて居る。特に、初めて居合わせた犬DG同士であっても、心地よい周波数を含む音の影響で、落ち着きなく騒ぐことは回避される。このとき、音再生機39は犬DGの耳に近く配置され、音はひとHBに聞こえる音圧レベルよりも低い音圧レベルであるので、音は犬DGの耳に届くもののひとHBに聞こえることはなく、居合わせるひとHBに対して音の影響は排除される。静かな雰囲気の中で会話や食事を楽しむひとHBたちに対して不快な思いを抱かせずに済む。BGMは音楽の種類によってひとの好みが分かれることから、無音楽であることで音楽の種類に左右されずに店舗18にひとHBを引き寄せることができる。音再生機39は犬DGの首輪38に代えて犬DGの耳に装着されてもよく飼い主HBの手首に装着されてもよい。
犬DGに心地よい周波数は、前述のように、人間HBの可聴周波数域に含まれる。そもそも犬DGに心地よい周波数が人間HBの可聴周波数域外であれば、音再生機39からどんな音圧レベルで音が出力されても、居合わせる人間HBに対して音の影響は排除されることができる。したがって、環境調整装置36は、犬DGに心地よい周波数が人間HBの可聴周波数域に含まれる際に大いに効果を発揮する。
11…建造物、12…構造体、18…店舗、22…環境調整装置、23…音源、24…音再生機、32…環境調整装置、33…音源、34…音再生機、36…環境調整装置、37…音源、39…音再生機、DG…犬、HB…人間(ひと)。

Claims (10)

  1. 犬に心地よい周波数を含む音を特定する音信号を出力する音源と、
    前記音源に接続されて前記音信号を受信し、店内の人間に聞こえる音圧レベルよりも低い音圧レベルで犬に前記周波数を含む音を聞かせる音再生機と
    を備えることを特徴とする環境調整装置。
  2. 請求項1に記載の環境調整装置において、前記周波数は人間の可聴周波数域に含まれることを特徴とする環境調整装置。
  3. 構造体と、
    前記構造体に関連づけられて、犬に心地よい周波数を含む音を特定する音信号を出力する音源と、
    前記構造体内の空間に設置され、前記音源に接続されて前記音信号を受信し、人間に聞こえる音圧レベルよりも低い音圧レベルで犬に前記周波数を含む音を聞かせる音再生機と
    を備えることを特徴とする建造物。
  4. 請求項3に記載の建造物において、前記周波数は人間の可聴周波数域に含まれることを特徴とする建造物。
  5. 犬に心地よい周波数を含む音を特定する音信号を出力する音源と、
    前記音源に接続されて前記音信号を受信し、テーブルの天板よりも低い空間に向けて前記周波数を含む音を出力する音再生機と
    を備えることを特徴とする環境調整装置。
  6. 請求項5に記載の環境調整装置において、前記周波数は人間の可聴周波数域に含まれることを特徴とする環境調整装置。
  7. 請求項5または6に記載の環境調整装置において、前記音再生機は、前記天板よりも低い空間に向かって指向性を有することを特徴とする環境調整装置。
  8. 犬に心地よい周波数を含む音を特定する音信号を出力する音源と、
    前記音源に接続されて前記音信号を受信し、テーブルの天板よりも低い空間に向けて前記周波数を含む音を出力する音再生機と
    を備えることを特徴とする店舗。
  9. 請求項8に記載の店舗において、前記周波数は人間の可聴周波数域に含まれることを特徴とする店舗。
  10. 請求項8または9に記載の店舗において、前記音再生機は、前記天板よりも低い空間に向かって指向性を有することを特徴とする店舗。
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