JP3219961U - 変色パネル - Google Patents
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Abstract
【課題】経時的に色を変化させることを可能とする変色パネルを提供することである。【解決手段】変色パネルは、液体を出し入れ可能な内部空間を有し、積層される複数の透明板部と、複数の透明板部に対応して着色された複数の液体を分離して収納可能な内部空間を有する複数の収納部と、複数の透明板部と、該複数の透明板部に対応する複数の収納部とを接続し、複数の液体を流通可能な複数の流通経路部と、複数の収納部内において摺動可能に設けられ、一方端側に移動した際に複数の透明板部に液体を流入させ、他方端側に移動した際に複数の透明板部から液体を流出させる複数のピストン部と、を備えることを特徴とする。【選択図】図1
Description
本考案は、変色パネルに関する。
従来、ランドセルを含む鞄などの商品は革などで構成されているが、予め色が着色されており、色が変化することはない。
本考案に関連する技術として、例えば、特許文献1には、色素物質または色素と反応してこれを変色させる1種あるいは複数種の物質A(A1 ,A2 ,・・・,An)と、物質Aを受ける3以上の受容部B(B1,B2,・・・,Bn)と、前記3以上の受容部B に導かれた物質Aと反応して、これを変色させる物質あるいは物質Aと反応して変色する1種の物質Cから構成され、1種の物質Aを3以上の受容部Bに、量を変える、または複数種の物質Aのそれぞれを3以上の受容部Bに予め導入し、その後、物質Cを受容部Bに導入することにより物質Aと物質Cを反応させ、各受容部に異なった色彩や色パターンを浮かび上がらせることを特徴とした花瓶、室内装飾品、インテリア、アクセサリ、玩具、学習用教材、印刷物、描画物が開示されている。
上記のように、鞄などの商品は、予め色が決まっていて色に変化がないため、面白みに欠けるという課題がある。また、鞄に限らず、鞄以外の様々な商品の色に変化がないため、長期間使用していると飽きやすいという問題点もある。
本考案の目的は、経時的に色を変化させることを可能とする変色パネルを提供することである。
本考案に係る変色パネルは、液体を出し入れ可能な内部空間を有し、積層される複数の透明板部と、前記複数の透明板部に対応して着色された複数の液体を分離して収納可能な内部空間を有する複数の収納部と、前記複数の透明板部と、該複数の透明板部に対応する前記複数の収納部とを接続し、前記複数の液体を流通可能な複数の流通経路部と、前記複数の収納部内において摺動可能に設けられ、一方端側に移動した際に前記複数の透明板部に前記液体を流入させ、他方端側に移動した際に前記複数の透明板部から前記液体を流出させる複数のピストン部と、を備えることを特徴とする。
また、本考案に係る変色パネルにおいて、前記複数の収納部内に設けられ、螺子部が形成された貫通孔を有する複数の螺合部と、前記複数のピストン部に接続され、前記貫通孔に挿通されて前記螺合部の螺子部に螺合する螺子部が形成される複数の延伸部と、前記複数の延伸部を回転可能な複数のモーター部と、前記複数のモーター部を制御する制御部と、を備えることが好ましい。
また、本考案に係る変色パネルにおいて、前記制御部は、前記複数の透明板部に前記複数の液体が出し入れされ、積層方向に色が重なることで所望の模様や色彩が経時変化するように前記複数のモーター部を制御することが好ましい。
本考案によれば、積層される透明板部に着色された複数の液体が出し入れされる。これにより、経時的に重畳される色が入れ替わるため、色の変化を楽しむことが出来る。
以下に、本考案に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
本考案の実施形態の変色パネルの特徴は、平面だけでなく、あらゆる形の物に変色機能を与えることができるということである。
変色パネルは、建物の外装内装パネルや、車や、電化製品、バック、ランドセル、タイル、看板、机、その他いろんな製品の全体の外装部品に利用可能である。固いものが基本である。
2枚の透明なパネルの間に均等に空間を作ったパネル容器を複数枚重ね合わせた重層パネルに、それぞれの個別の色の液体を、それぞれのパネルごとに決められた色を出し入れして色を変える。
色の出し入れには注射器のような器具を利用して、ピストンを押し引きしてパネルに色水を流し込んで、全体もしくは一部に着色し、吸い取って全面あるいは一部透明にする。
色水の一つとしては、水の中に少量の絵の具を混ぜた半透明の液がある。もっと色が濃くて、パネルに付着しない液体が望ましい。
この注射器のピストン部分は手でも動かせるが、モーターで上下するようにしてリモコンもしくはアプリで操作できるようにする。
付着性の無い液体を使うか、あまり変色しないでいちいち洗浄してから別の液を注入すれば、パネル容器は一つでもできる。
またパネルの容器内を加工して、液が付着しないようにすれば、それでできる。薄さはあまり変わらないが、パネルとそれに付随する部分の分かなり安くなる。
ただし色の数だけ、色水を入れたポンプが必要である。パネルの裏側や、別の場所に、色水を入れるためのポンプを納めるスペースが必要である。
続いて、ポンプの構造を説明する。色水は、このポンプの6分の4ほど入れる。残りの部分にモーターとピストンを納める。そして、モーターに螺旋ギアを付ける。
そして、モーター本体の両サイドに長方形の羽を付ける。このモーターをピストンの中に収める。ピストンの先には色水を押し出す弁がついている。ピストンの中は螺旋ギアになっている。
この螺旋ギアの両サイドに、螺旋ギアを横切るようにまっすぐな溝が入る。ここにモーターの羽をはめることによって、モーターの螺旋ギアが回転してピストンが動きだす。
ピストンの内部の螺旋は、端の部分には無くなっていて、ここで空回りすることで動きを制御する。この両端の空回り部分にはバネがあって、それによってモーターの螺旋ギアを、ピストンの螺旋ギアに押し付ける。
これによって、空回りの部分の螺旋ギアが反転することによって、逆の動きをする。もちろん空回り部分で螺旋ギアをしばらく回転させた後、モーターが停止する。
このポンプの厚みは裏に付けると、それぞれの色の数の枚数のパネルの厚みの倍ほどの厚みが必要になる。別にポンプを入れる場所を作ればパネルと管を通す部分が厚みになる。
また色水の代わりに、単色の液晶体パネルを入れて、これに電気を流して透明と発色をコントロールしてもよい。これでは高額になるかもしれないが、液晶テレビではなくて、静止画を写すある程度の画質のモニターよりも安く販売できるとは考える。
また容器の周りの数か所に、発光色端子を付けて、バックの白か銀のバックボードに見心地のいいように光着色されるように配置して発色と無色化をコントロールして色を変えるという方法もある。この構成にすることで、安価にすることが出来る。
この場合常に電力が必要であるが、ポンプスペースが必要ないので、スペースが小さくて済み、電力のコントロールで色の濃淡もコントロールできるという利点がある。
発光色ならば、パネルを半透明の白にして裏に適した発光体をうまく発色するように分布すれば、発光体の色の種類だけ変色できる。
また、違う色を同時に発光すれば、そういう色になる。そういうアイデアは既にあるが、中が空洞で、メカなどの詰まっている、あらゆる形の物に対して使えることが、本考案の特徴である。このパネルは厚いものになるが、他のパネルと合わせることもできる。
この場合、常に電力が必要であるが、ポンプスペースが必要ないので、スペースが小さくて済み、電圧のコントロールで色の濃淡もコントロールできる。発光パネルを挟めば、色水パネルも発光色になる。
カバンなどの大きすぎない製品の場合、色のついた透明パネル透過色パネルを周囲に角度を付けて、同じ形であまり厚みが増えないように重ね合わせたものもある。無理をすれば、巨大なものも可能である。
色の入れ替えが難しいが、どれよりも安くできる。したい色の裏側に発色の良くなる透過性のない色を合わせる。このパネルをはめ込む枠は、基本的に銀か黒であるが、変色機能をもたせることができる。取っ手や台も可能である。
周囲の枠を角と平部で4部分ずつ8の部分に分けて、表面のパネルが入り込んでくる部分の厚さの後ろに平部の残りのパネルを収容し 、そのさらに後ろのそれぞれの角に、角部品の残りを収納する。
あるいは、台の部分にそれらの多くの部分を収納して、バックの容量を多くする。基本的に、角の部分は台の中に納める。変色しなくていい場合には、台の部分を外すのもある。
また、一番上か二番目のパネルを透明にして、表か裏にいろんなデザインや文字や絵、マークを書く、または貼れば、そこはそのままで、バックカラーを変えることができる。バックカラーごと一緒にしたパネルもある。これは、他の変色パネルでも同じである。
何番目かのパネル容器とこのデザインパネルを取り替える。さらに一番外面を、レンガ調や石組み調や木目調他いろいろに平面で、絵で表現したもの、あるいは立体のものを透明パネルにすればそこから変色してさらに納得できる。
これらの変色パネルを、パーツに分けて作って、それを組み合わせることによって、単色の地味な製品を、それぞれに色を変えることで、多彩で派手な製品に変身させることができる。ラインやマーク、難しいですが絵や文字もできる。
色は基本的に後ろから(銀。これは、銀色に塗装したパネルであると考える。液状の銀色は難しいので、高級版での利用になる。)、黒、白、灰色、青、黄、赤である。
透過色なので、重ねて他のいろんな色もできると考えるが、それでは気に入らないという場合に、別に欲しい色を調節した色を追加する。
もう4(3)色追加できるし、必要ない分減らして、ポンプの部分の厚みを減らすこともできる。さらに増やすこともできる。
薄いものにはPETプラスチックを使うと考える。厚いものにはアクリル板を使うと考える。気に入った色を前部に設定するのもよいだろう。基本色以外の色もいろいろあってもいいだろうし、自分オリジナルの色も作れると考える。
Claims (3)
- 液体を出し入れ可能な内部空間を有し、積層される複数の透明板部と、
前記複数の透明板部に対応して着色された複数の液体を分離して収納可能な内部空間を有する複数の収納部と、
前記複数の透明板部と、該複数の透明板部に対応する前記複数の収納部とを接続し、前記複数の液体を流通可能な複数の流通経路部と、
前記複数の収納部内において摺動可能に設けられ、一方端側に移動した際に前記複数の透明板部に前記液体を流入させ、他方端側に移動した際に前記複数の透明板部から前記液体を流出させる複数のピストン部と、
を備えることを特徴とする変色パネル。 - 請求項1に記載の変色パネルにおいて、
前記複数の収納部内に設けられ、螺子部が形成された貫通孔を有する複数の螺合部と、
前記複数のピストン部に接続され、前記貫通孔に挿通されて前記螺合部の螺子部に螺合する螺子部が形成される複数の延伸部と、
前記複数の延伸部を回転可能な複数のモーター部と、
前記複数のモーター部を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする変色パネル。 - 請求項1または請求項2に記載の変色パネルにおいて、
前記制御部は、前記複数の透明板部に前記複数の液体が出し入れされ、積層方向に色が重なることで所望の模様や色彩が経時変化するように前記複数のモーター部を制御することを特徴とする変色パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018004503U JP3219961U (ja) | 2018-11-20 | 2018-11-20 | 変色パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018004503U JP3219961U (ja) | 2018-11-20 | 2018-11-20 | 変色パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3219961U true JP3219961U (ja) | 2019-01-31 |
Family
ID=65228762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018004503U Expired - Fee Related JP3219961U (ja) | 2018-11-20 | 2018-11-20 | 変色パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3219961U (ja) |
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2018
- 2018-11-20 JP JP2018004503U patent/JP3219961U/ja not_active Expired - Fee Related
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