JP3219877U - 木製陳列棚 - Google Patents

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武雄 広石
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Abstract

【課題】商品の購入者に気づかれずに比較的大量の在庫品を収納可能であり、商品補充作業の煩雑さを解消できる木製陳列棚を提供する。【解決手段】この木製陳列棚10は、天板12及び一対の側壁13を含む基台部11と、その前面側に取り付けられた扉21とを備える。木製陳列棚10は、第1支持体31と第2支持体32、33とを備える。第1支持体31は、天板12の前端部の下面側付近に設けられ、扉21に設けた係止部を引っ掛けることで、扉21を縦向き状態かつ着脱可能な状態で支持する。第2支持体32、33は、天板12の下面側にて第1支持体31よりも後方位置に設けられ、扉21を収納空間14内にスライド収容して横向き状態で支持する。接地面と天板12との間に底板は存在せず、天板12の下方領域はフリーになっている。【選択図】図1

Description

本考案は、店内において商品を陳列する際に用いる木製の陳列棚に関するものである。
近年、店内において野菜や果物などの商品を見栄え良く陳列するための手段として、木製の陳列棚を用いることが増えつつある。この種の陳列棚は、基本的に天板、底板、一対の側壁等からなる基台部を備えていて、商品は一般的には天板の上面に山積みにした状態で陳列される。また、天板と底板との間の空間(収納部分)には、品切れ状態をなくすため在庫品の入った箱が置かれたりするほか、商品を取り出した後の空箱が置かれたりすることが多くみられる。
しかし、天板と底板との間の空間に置かれた在庫品や空箱が基台部の前面側から丸見えであると、商品の購入者に対して煩雑な印象を与えてしまうばかりでなく、購入者が陳列前の在庫品のほうから優先的に商品を選り分けて持っていってしまう等、種々の不都合が生じる。よって、基台部の前面側を覆って収納部分を隠すようにした木製陳列棚(いわゆる引き戸式収納構造にしたものや、観音扉式収納構造にしたもの等)が従来提案されるに至っている。
ところが、上記従来技術には次のような欠点があった。即ち、引き戸式収納構造や観音扉式収納構造の木製陳列棚の場合、戸や扉がきれいに装着されている点で好ましい反面、その構造上収納部分にはそれほど大きな空間が確保されてはいなかった。従って、補充カートにてその中に少量の在庫品をストックしておくことしかできず、時間帯によっては商品の品切れが生じることがあった。また、台車に積載した在庫品を搬入・補充をする場合には、台車から在庫品を手おろしして収納部分や天板上に移し換える作業や、空の台車を運搬して元の場所に返却する作業が必要となり、煩雑な作業を余儀なくされるという問題があった。
さらに、商品の売れ行きが好調であるとき等には、台車に積載された在庫品を手おろしせずに、陳列台車としてそのまま販売することも考えられるが、この場合にあってもその台車を別の場所から搬入してこなければならないという問題がある。
ここで、例えば、在庫品を積載した台車をそのまま基台部の収納部分に入れておくことができれば非常に都合がよいが、従来そのような構造は全く提案されていなかった。ちなみに、引き戸式収納構造や観音扉式収納構造の木製陳列棚の場合、仮に天板と底板との間隔を大きくとることで収納部分を大きくしたとしても、底板が邪魔になるため台車を収容することは不可能または困難であると言わざるを得ない。
本考案は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、商品の購入者に気づかれることなく比較的大量の在庫品を収納しておくことが可能であり、商品補充作業の煩雑さを解消することができる木製陳列棚を提供することにある。また、本考案のさらなる目的は、商品の陳列面積を容易に増やすことができる木製陳列棚を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の考案は、天板及び一対の側壁を含んで構成された基台部と、前記天板の下方領域にできる収納空間を隠すべく前記基台部の前面側に取り付けられた扉とを備え、前記天板の上面側に商品が載置可能な木製陳列棚であって、前記天板の前端部の下面側付近に設けられ、前記扉に設けた係止部を引っ掛けることで前記扉を縦向き状態かつ着脱可能な状態で支持する第1支持体と、前記天板の下面側にて前記第1支持体よりも後方位置に設けられ、前記扉を前記収納空間内にスライド収容して横向き状態で支持する第2支持体とを備え、接地面と前記天板との間に底板は存在せず、前記天板の下方領域はフリーになっていることを特徴とする木製陳列棚をその要旨とする。
請求項1に記載の考案によると、扉の係止部を第1支持体に引っ掛けて扉を縦向き状態で支持させる構造を採用した結果、底板が省略可能となり、天板の下方領域をフリーな状態にすることができる。その結果、収納空間を今までよりも大きく確保することができ、収納空間内に比較的大量の在庫品を収納しておくことが可能となり、ひいては商品補充作業の煩雑さを解消することができる。また、接地面と天板との間に底板が存在しないことから、例えば運搬してきた台車を持ち上げずにそのまま水平移動させて収納空間内に容易に収納することができる。そして、この状態で第1支持体に扉を引っ掛ければ、収納空間内に収納された被収納物が好適に隠されて、基台部の外部から見てもその存在が解からなくなる。よって、基台部下の清潔感が向上して店内が整頓された印象になり、店舗の好感度アップにもつながる。また、第2支持体によって扉を収納空間内にスライド収容して横向き状態で支持したり、あるいは扉を第1支持体から取り外したりすることが可能なため、扉が邪魔にならず、収納空間内から被収納物を容易に出し入れすることができる。
請求項2に記載の考案は、請求項1において、前記収納空間は、台車付き折り畳みコンテナが収容可能な高さを有することをその要旨とする。
請求項2に記載の考案によると、例えば在庫品を搭載した台車付き折り畳みコンテナごと収納空間内に収納することが可能になることで、商品の補充時に在庫品をわざわざ台車から手おろししする等の作業が不要になる。よって、作業の煩雑さがなくなり、作業コストも軽減される。また、例えば扉を取り外して基台部前面側に引き出せば、台車に積載された在庫品を陳列台車としてそのまま販売することが可能となる。ゆえに、商品の陳列面積を容易に増やすことができる。
請求項3に記載の考案は、請求項1または2において、前記第2支持体は、前記扉の一部を前記天板の前端部よりも前方に突出させた状態で支持可能であり、当該扉の突出部分には前記商品が載置可能であることをその要旨とする。
請求項3に記載の考案によると、必要に応じて扉の突出部分に商品を載置して陳列することができる、言い換えると収納空間を隠さないときには既存の扉を棚として機能させることができるため、商品の陳列面積を容易に増やすことができる。
請求項4に記載の考案は、請求項1乃至3のいずれか1項において、前記第2支持体は、前記天板の下面にて前記基台部の前後方向に沿って延びるように設けられ、前記棚の両側縁を支持するスライドガイド部材であることをその要旨とする。
請求項4に記載の考案によると、スライドガイド部材が棚の両側縁を支持することにより、棚を横置き状態にして安定的かつ確実に支持させることができる。
請求項5に記載の考案は、請求項1乃至4のいずれか1項において、前記第1支持体は、前記一対の側壁間に架け渡された長尺材であることをその要旨とする。
請求項5に記載の考案によると、一対の側壁間に架け渡された長尺材に扉の係止部を引っ掛けることで、扉を縦向き状態にして比較的簡単に支持させることができる。
以上詳述したように、請求項1〜5に記載の考案によると、商品の購入者に気づかれることなく比較的大量の在庫品を収納しておくことが可能であり、商品補充作業の煩雑さを解消することができる木製陳列棚を提供することができる。特に請求項2,3に記載の考案によると、商品の陳列面積を容易に増やすことができる木製陳列棚を提供することができる。
本実施形態の木製陳列棚(2つある扉の一方を開けた状態)の斜視図。 本実施形態の木製陳列棚(2つある扉をともに閉じた状態)の斜視図。 本実施形態の木製陳列棚の分解斜視図。 木製陳列棚を構成する扉、第1支持体及び第2支持体の配置関係を説明するための斜視図。 本実施形態の木製陳列棚(2つある扉をともに取り外し、4つの台車付き折り畳みコンテナを収容した状態)の正面図。 本実施形態の木製陳列棚の使用方法を説明するための部分概略斜視図。 本実施形態の木製陳列棚の使用方法を説明するための部分概略斜視図。 本実施形態の木製陳列棚の使用方法を説明するための部分概略断面図。 本実施形態の木製陳列棚の使用方法を説明するための部分概略断面図。 本実施形態の木製陳列棚の使用方法を説明するための部分概略断面図。 別の実施形態の木製陳列棚(2つある扉をともに取り外し、4つの台車付き折り畳みコンテナを収容した状態)の正面図。
以下、本考案を具体化した木製陳列棚の一実施の形態を図1〜図10に基づき詳細に説明する。
図1、図2、図5等に示されるように、本実施形態の木製陳列棚10は、店内において野菜や果物などの商品42を見栄え良く陳列する際に用いられるものである。この木製陳列棚10は、天板12、背板(図示略)、一対の側壁13を含んで構成された基台部11を備えている。天板12、背板、側壁13はいずれも木製であって、本実施形態では塗装仕上げされたパイン材を用いて加工されている。なお、天板12、背板、側壁13の材料として、パイン材以外の木材を用いても勿論構わない。
基台部11は正面視で約1800mmの幅(左右方向の寸法)を有し、約800mmの奥行(前後方向の寸法)を有している。また、本実施形態において天板12は水平に設けられている。この天板12の下面側は、少なくとも基台部11の接地面G1から500mm以上離間した状態で配置されている。つまり、接地面G1と天板12との間に底板のような大面積の板材は存在せず、天板12の下方領域はフリーになっている。それゆえ、天板12の下方領域にできる収納空間14は、台車2上に折り畳みコンテナ1を乗せた構造の台車付き折り畳みコンテナC1(高さ約40mm)を収容するのに十分な高さを有したものとなっている。なお、天板12は上記のように水平であってもよいが、前方側に若干傾斜していてもよい。
天板12の上面側における外周部分には矩形状をした枠体15が取り付けられており、これにより天板12の上面側に矩形状の木製ボックス41を複数並べて配置可能な商品載置部17が形成されている。本実施形態の枠体15は塗装仕上げされたパイン材を用いて加工されているが、勿論パイン材以外の木材を用いてもよい。
一対の側壁13は前後一対の柱間に側板を設けることで構成されている。これら側壁13の下面側における前後2箇所には、各々キャスタ16が取り付けられている。また、一対の側壁13の前面側下方位置における戸当たり部には、後述するロック機構の一部をなすマグネットキャッチ26が設けられている。
次に、本実施形態において天板12の下方領域にできる収納空間14を隠すために、基台部11の前面側に設けられる扉21の取付構造について説明する。
図4等に示されるように、この木製陳列棚10は、2枚の扉21を備えている。これらの扉21は、正面視で矩形状をなしており、他の部材と同じく塗装仕上げされたパイン材を用いて加工されている。扉21の裏面側上端部における離間した2箇所には、係止部としての略J字状をなす金属製のフック22が取り付けられている。なお、このようなフック22は2箇所ではなく、3箇所以上に設けられていてもよい。また、ある程度長いフック22であれば1箇所のみに設けることも許容される。ちなみに、係止部としての機能する部材であれば、略J字状以外の形状の部品を用いても差し支えない。
これらの扉21の裏面側左右両側縁には、スライド収容時の摺動性を高めるために滑りテープ24等が貼着されており、裏面側下端部のほぼ全域には取手用の溝切加工部23が形成されている。この場合、滑りテープ24以外の摺動部材を用いることも勿論許容される。そして、この溝切加工部23の一方の端部には、ロック機構の一部をなす磁石片25が取り付けられている。
図3、図4等に示されるように、この木製陳列棚10は、2枚の扉21を支持するための構造(第1支持体及び第2支持体)を備えている。本実施形態における第1支持体としての長尺材は、金属製の丸棒の両端をキャップ部で閉塞した、いわゆるハンガーパイプ31である。このハンガーパイプ31は、基台部11の幅と同程度の寸法を有している。また、第2支持体としてのスライドガイド部材は、具体的には右用及び左用のスライド受け部材32と、中央用のスライド受け部材33とによって構成されている。右用及び左用のスライド受け部材32は、断面略コ字状をなす金属製の1本のレール部36と、そのレール部36の前端側に一体的に接続されたパイプ固定片35とにより構成されている。一方、中央用のスライド受け部材33は、上記レール部36を2本用いてH字状にしたものと、それらレール部36の前端側に一体的に接続されたパイプ固定片35とにより構成されている。
右用及び左用のスライド受け部材32は、天板12の下面側かつ左右両側縁に対して、ビスやボルト等の締結手段B1により基台部11の前後方向に沿って延びるように固定されている。中央用のスライド受け部材33は、天板12の下面側中央部に対して、ビスやボルト等の締結手段B1により基台部11の前後方向に沿って延びるように固定されている。
また、上述したハンガーパイプ31は、天板12の前端部の下面側付近にて水平な状態で設けられている。より詳細にいうと、ハンガーパイプ31の両端部は、右用及び左用のスライド受け部材32のパイプ固定片35に対して、ビスやボルト等の締結手段B1により固定されている。ハンガーパイプ31の中央部は、中央用のスライド受け部材33のパイプ固定片35に対して挿通固定されている。その結果、ハンガーパイプ31は、一対の側壁13間にて水平にかつ接地面G1から450mm程度離間して架け渡された状態で取り付けられている。なお、上述したスライド受け部材32、33は、いずれも天板12の下面側にてハンガーパイプ31よりも後方位置に設けられている。
次に、図6〜図10に基づいて、この木製陳列棚10の使用方法を説明する。
図8等に示されるように、2枚の扉21は、それぞれ一対のフック22をハンガーパイプ31に引っ掛けた状態とすることで、縦向き状態かつ着脱可能な状態で支持される。このとき、ロック機構を構成する磁石片25とマグネットキャッチ26とが互いに吸着し、扉21が側壁22に対してロックされる。即ち、本来であれば引っ掛け式のため下端が揺動しやすい状態にある扉21が揺動しなくなり、確実に固定される。従って、基台部11の収納空間14内に収納された台車付き折り畳みコンテナC1を好適に隠すことができる。なお、図5に示されるように、本実施形態では1枚の扉21の後方に2個の台車付き折り畳みコンテナC1が横並びで収納されるようになっている。
また、台車付き折り畳みコンテナC1を取り出したいとき等には、図6、図8に示されるように、扉21を手で若干上方に持ち上げることで、フック22をハンガーパイプ31から外して扉21を除去することができる。そしてこの場合には、扉21が邪魔にならず、収納空間14内から台車付き折り畳みコンテナC1を容易に引き出すことが可能となる。あるいは、図9に示されるように、扉21を前方に90°回動させて水平な状態とし、基台部11の後方にスライドさせて押し込むようにすれば、スライド受け部材32、33によって扉21の両側縁が支持される。その結果、扉21が収納空間14内に隠れるとともに横向き状態で支持される。従って、この場合においても、扉21が邪魔にならず、収納空間14内から台車付き折り畳みコンテナC1を容易に引き出すことが可能となる。
また、図7、図10には、スライド受け部材32、33によって扉21を横置き状態にするとともに、その一部を天板12の前端部よりも前方に突出させた状態が示されている。このような扉21の突出部分27は、商品42が載置可能なスペースとして機能する。なお、突出部分27の突出量は、陳列すべき商品42の大きさや数などに応じて変更することが可能である。
従って、本実施形態の木製陳列棚10によれば以下の効果を得ることができる。
(1)この木製陳列棚10では、扉21のフック22をハンガーパイプ31に引っ掛けて扉21を縦向き状態で支持させる構造を採用している。これにより、底板が省略可能となり、天板12の下方領域をフリーな状態にすることができる。その結果、収納空間14を今までよりも大きく確保することができ、収納空間14内に比較的大量の在庫品(具体的には、在庫品を積載した台車付き折り畳みコンテナC1)を収納しておくことが可能となり、ひいては商品補充作業の煩雑さを解消することができる。また、接地面G1と天板12との間に底板が存在しないことから、運搬してきた台車付き折り畳みコンテナC1を持ち上げずにそのまま転がして水平移動させて、収納空間14内に容易に収納することができる。そして、この状態でハンガーパイプ31に扉21を引っ掛ければ、収納空間14内に収納された台車付き折り畳みコンテナC1が好適に隠されて、基台部11の外部から見てもその存在が解からなくなる。よって、基台部11下の清潔感が向上して店内が整頓された印象になり、店舗の好感度アップにもつながる。また、スライド受け部材32、33によって扉21を収納空間14内にスライド収容して横向き状態で支持したり、あるいは扉21をハンガーパイプ31から取り外したりすることが可能になる。このため、扉21が邪魔にならず、収納空間14内から台車付き折り畳みコンテナC1を容易に出し入れすることができる。
(2)この木製陳列棚10における収納空間14は、台車付き折り畳みコンテナC1が収容するのに十分な高さを有しているため、在庫品を搭載した台車付き折り畳みコンテナC1ごと基台部11内に収納することができる。その結果、商品の補充時に在庫品をわざわざ台車から手おろししする等の作業が不要になる。よって、作業の煩雑さがなくなり、作業コストも軽減される。また、扉21を取り外して基台部11前面側に引き出せば、台車付き折り畳みコンテナC1に積載された在庫品を陳列台車としてそのまま販売することが可能となる。ゆえに、商品の陳列面積を容易に増やすことができる。
(3)この木製陳列棚10におけるスライド受け部材32、33は、扉21の一部を天板12の前端部よりも前方に突出させた状態で支持することができる。よって、必要に応じてその扉21の突出部分27に商品42を載置して陳列することができる。つまり、収納空間14を隠さないときには既存の扉21を棚として機能させることができる。そのため、商品42の陳列面積を容易に増やすことができる。
(4)また本実施形態では、上記構造のスライド受け部材32、33を用いて棚21の両側縁を支持していることから、棚21を横置き状態にして安定的かつ確実に支持することができる。
(5)また本実施形態では、上記構造のハンガーパイプ31を用いていることから、そこにフック22を引っ掛けることで、扉21を縦向き状態にして比較的簡単に支持させることができる。
なお、本考案の実施の形態は以下のように変更してもよい。
・例えば図11に示す別の実施形態の木製陳列棚10Aのように、左右2本の柱51を設けてその上部にさらに棚52を設けた構成としてもよい。
・上記実施の形態では、扉21を2枚設けた構成としたが、これに限定されず3枚、4枚等設けた構成としてもよい。
・上記実施の形態では、磁石式のロック機構を設けて扉を固定するようにしたが、磁石式以外のロック機構を採用してもよい。
10、10A…木製陳列棚
11…基台部
12…天板
13…側壁
14…収納空間
21…扉
22…係止部
27…扉の突出部分
31…第1支持体(長尺材)としてのハンガーパイプ
32、33…第2支持体(スライドガイド部材)としてのスライド受け部材
42…商品
C1…台車付き折り畳みコンテナ

Claims (5)

  1. 天板及び一対の側壁を含んで構成された基台部と、前記天板の下方領域にできる収納空間を隠すべく前記基台部の前面側に取り付けられた扉とを備え、前記天板の上面側に商品が載置可能な木製陳列棚であって、
    前記天板の前端部の下面側付近に設けられ、前記扉に設けた係止部を引っ掛けることで前記扉を縦向き状態かつ着脱可能な状態で支持する第1支持体と、
    前記天板の下面側にて前記第1支持体よりも後方位置に設けられ、前記扉を前記収納空間内にスライド収容して横向き状態で支持する第2支持体とを備え、
    接地面と前記天板との間に底板は存在せず、前記天板の下方領域はフリーになっている
    ことを特徴とする木製陳列棚。
  2. 前記収納空間は、台車付き折り畳みコンテナが収容可能な高さを有することを特徴とする請求項1に記載の木製陳列棚。
  3. 前記第2支持体は、前記扉の一部を前記天板の前端部よりも前方に突出させた状態で支持可能であり、当該扉の突出部分には前記商品が載置可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の木製陳列棚。
  4. 前記第2支持体は、前記天板の下面にて前記基台部の前後方向に沿って延びるように設けられ、前記棚の両側縁を支持するスライドガイド部材であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の木製陳列棚。
  5. 前記第1支持体は、前記一対の側壁間に架け渡された長尺材であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の木製陳列棚。
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