JP3219873U - 配線・配管ピット構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピット蓋の下部に補強材を垂設配置する事なく、しかもピット自体の有効スペースを浅くすることなく、ピット蓋の開閉時に配線・配管ピット内の配線や配管を損傷することなくその安全を確保し、更にピット蓋自体の軽量化と堅牢構造化を有利に可能にした配線・配管ピット構造を提供する。【解決手段】床Fに設けた配線・配管ピット100内に配線し、その配線・配管ピット100の上方部に段付き開口部101を形成し、段付き開口部にピツト蓋200を着脱開閉可能に設けた配線・配管ピット構造において、ピツト蓋は段付き開口部の段付き部に上方部から着脱可能にして嵌る金属製矩形枠201aを有し、金属製矩形枠内に波プレート202を配置し、波プレートの上面に床仕上げ層を配置する。【選択図】図1

Description

本考案は、床下等に通信ケーブル、電力線、各種配管などを配線し、配線の高さや容量及び耐荷重の問題の無い配線空間を安全簡易な施工で可能にし、しかも製造コストを大幅に低減できる配線・配管ピット構造に関する。
配線・配管ピットはオフイスの床面に用いられることが多く、その施工はピット内配線や配管を損傷することの無いコンパクトなピットにしかもピット蓋を軽量堅牢な構造にすることが強く要求される。
ところが、従来の配線・配管ピット構造は、図4にて紹介のように、床F等に設けた配線・配管ピット100内に配線や配管をし、その配線・配管ピット100の上方部に段付き開口部101を形成し、前記段付き開口部101にピツト蓋002を着脱開閉可能に設けたものであり、前記ピツト蓋002は前記段付き開口部101の段付き部に上方部から着脱可能にして嵌る断面L型の金属製矩形枠003を有し、前記金属製枠003内に亜鉛メッキした厚平板004を配置し、前記亜鉛メッキした厚平板004の下面に補強リブ005を垂設すると共に上面にスタッド006を介してモルタル007を所定厚充填した重量体であり、前記モルタル層007の上に床面化粧板と同様の床仕上げ化粧材008を配置したものであった。
前記従来の配線・配管ピット構造は、ピツト蓋が補強リブ付きの重量体のため取り扱いに多大な労力と時間を必要とする煩雑なものであり、しかもそのリブ高さ分、配線・配管ピット自体を深く形成しなければならない。またピツト蓋の開閉の都度、補強リブによるピット内配線の損傷が懸念される。
本考案は、ピット蓋の下部に補強材を垂設配置する事なく、しかもピット自体の有効スペースを浅くすることなく、ピット蓋の開閉時に配線・配管ピット内の配線及び/又は配管を損傷することなくその安全を確保し、更にピット蓋自体の大幅な軽量化と堅牢構造化を有利に可能にした配線・配管ピット構造を提供する。
本考案は前記の課題を満足するものでありその技術的特徴は次の(1)の通りである。
(1)、床下に設けた配線・配管ピット内に配線し、その配線・配管ピットの上方部に段付き開口部を形成し、前記段付き開口部にピツト蓋を着脱開閉可能に設けた配線・配管ピット構造において、前記ピツト蓋は前記段付き開口部の段付き部に上方部から着脱可能にして嵌るもので断面コ型又は断面L型の金属製矩形枠を有し、前記金属製矩形枠内にその長手方向に波の頂部及び谷部が交互に位置する波プレートを配置し、前記波プレートの上面に床仕上げ層を配置したことを特徴とする配線・配管ピット構造。
本考案において波プレートとは、金属製又は高強度樹脂製で山部及び谷部を規則的に交互に波成形した薄プレートであり、波形状は図3の(1)と(4)に示す台形カーブ型波プレート202−1、図3の(2)に示す半円弧型波プレート202−2、図1の(3)に示すキャタピラー型波プレート202−3などがあげられる。さらに単なる円弧型波プレート、パルス波形型プレート、Ω波型プレート、三角波型波プレート等の他にこれらの波プレートに類似の波プレートは全て適用することが可能である。
本考案において前記床仕上げ層とは、薄金属板の上に樹脂タイル又は樹脂シートを貼った層、又は波プレート上面にモルタル層を充填しその表面に樹脂タイル又は樹脂シートを貼り付けた層を言う。
<本考案の構成の主な特徴と作用効果の要約>
ピット蓋自体に波プレートを用いるため波プレート上面へのモルタル充填料を不要にし又は僅少にして大幅な軽量化を可能にすると共に堅牢構造化を有利に可能にしてその取扱いを極めて簡易なものにしてピット蓋施工の高効率化を実現した。
因みに軽量化は従来の前記したピツト蓋に比し5分の1程度にすることが可能になり圧縮強度も大幅に向上させることが可能になった。
更にピット蓋の下部に補強材を垂設配置する事が無い為、ピット自体の有効スペースを浅くすることが可能なると共に、ピット蓋の開閉時に配線・配管ピット内の配線や配管を損傷する事が無くその安全を確保する。
本考案の配線・配管ピット構造の実施例を示す、横断面説明図(1)と(1)の矢視A−Aから見た縦断面説明図(2)である。 ピツト蓋200の断面コ型の金属製矩形枠201内に波プレート202を配置した主要部を汎用製品に製作した斜視簡略図である。 本考案のピツト蓋の各種例を示す横断面説明図である。 従来の配線・配管ピット構造の一例を示す、横断面説明図である。
考案を実施するための形態を次に記載の実施例により詳細に説明する。
本考案の実施例の基本的な構成を図1の(1)と(2)に示す。
本例の配線・配管ピット構造は、図1の(1)と(2)において、床Fの下に設けた配線・配管ピット100と、同配線・配管ピット100の上方部を開閉するピツト蓋200とからなる。
前記配線・配管ピット100は、ピツト内に配線又は配管し、上方部に段付き開口部101を形成し、前記段付き開口部101にステンレス製の枠体102を配置し、その上方から前記ピツト蓋200を着脱開閉可能に設ける。
前記ピツト蓋200は、前記段付き開口部101の枠体102に上方部から着脱可能にして嵌る断面L型の金属製矩形枠(ステンレス製)201aを有し、前記金属製矩形枠201a内に波プレート202をその幅方向端部を金属製矩形枠201aの縁にスポット溶接で接合配置し、前記波プレート202の上面に床仕上げ層として所定厚のモルタル充填層203を形成し、前記モルタル充填層203の上に、床面に合う樹脂タイル又は樹脂シート204を貼り配置したものである。
本例の配線・配管ピット構造は、前述したように、ピット蓋200自体に波プレート202を用いているため軽量でありながら圧縮強度が強大であり波プレート202上面へのモルタル充填層203を僅少にして又は皆無にして軽量化を可能にすると共に堅牢構造化を有利に可能にしたものである。更に波プレート202を配設したピット蓋200により、その下部に補強材を垂設配置する事が無い為、ピット自体の有効スペースを浅くすることを可能にすると共に、ピット蓋200の開閉時に配線・配管ピット100内の配線や配管を損傷する事無くその安全性を確保したものである。
図2に示す例は、ピツト蓋200の断面コ型の金属製矩形枠201内に波プレート202を配置した主要部を汎用製品に製作した斜視簡略図である。
図3の(1)に示すピツト蓋200−2は、断面コ型の金属製矩形枠201内に半円弧型の波プレート202−1を配置し、この半円弧型の波プレート202−1の上に薄亜鉛薄鉄板1−1と樹脂シート1−2を装着した例である。
図3の(2)に示すピツト蓋200−3は、断面コ型の金属製矩形枠201内にキャタピラー型の波プレート202−3を配置し、このキャタピラー型の波プレート202−3の上に薄亜鉛鉄板1−1と樹脂シート1−2を装着した例である。
図3の(3)に示すピツト蓋200−4は、断面コ型の金属製矩形枠201内に台形カーブ型の波プレート202−1を配置し、この台形カーブ型の波プレート202−1の上にモルタル2−1を介して樹脂タイル2−2を貼り配置した例である。
このようにして本考案の配線・配管ピット構造は、主にピツト蓋を今までの概念を打破した画期的な軽量化と更に高強度化に成功し、しかも製作を簡易にしたものである。
このため従来から難点とされていた配線・配管ピットのピット蓋の製作の効率化を実現し、及び施工作業を大幅に軽減する等その高効率化を実現した優れたものである。
本考案の配線・配管ピット構造は、前述の優れた作用効果が得られるため、各種の配線・配管ピット製造・施工産業界に貢献すること多大なものがあり産業上の利用可能性は極めて高い。
F:床
100:配線・配管ピット
200:ピツト蓋
101:段付き開口部
201、201a:金属製矩形枠
202、202−1〜202−3:波プレート
203:モルタル充填層
204:蓋仕上げ材

Claims (1)

  1. 床下に設けた配線・配管ピット内に配線し、その配線・配管ピットの上方部に段付き開口部を形成し、前記段付き開口部にピット蓋を着脱開閉可能に設けた配線・配管ピット構造において、前記ピット蓋は前記段付き開口部の段付き部に上方部から着脱可能にして嵌るもので断面コ型又は断面L型の金属製矩形枠を有し、前記金属製矩形枠内にその長手方向に波の頂部及び谷部が交互に位置する波プレートを配置し、前記波プレートの上面に床仕上げ層を配置したことを特徴とする配線・配管ピット構造。
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