JP3219605U - 血圧計 - Google Patents

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Abstract

【課題】血圧の測定と共に呼吸数を確実かつ容易に測定可能で、しかも安価な血圧計を提供する。
【解決手段】被検者の計測部位を圧迫するマンシェット3と、被検者の脈波を検出する「脈波検出部(加圧ポンプ11、排気弁12、圧力センサ13および処理部17)」と、「脈波検出部」による脈波の検出時におけるマンシェット3による計測部位の圧迫状態に基づいて被検者の血圧を演算する第1の演算処理を実行する処理部17と、第1の演算処理によって演算された血圧を表示可能な表示部15とを備えると共に、被検者が吸気動作を行ったタイミングを処理部17に特定させるためのスイッチ14aを備え、処理部17が、スイッチ4の操作時間間隔に基づいて被検者の呼吸数を演算する第2の演算処理を実行可能に構成され、表示部15が、第2の演算処理によって演算された呼吸数を表示可能に構成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、被検者の血圧を自動計測可能に構成された血圧計に関するものである。
例えば、下記の特許文献には、電池を電源として加圧ポンプを作動させて被検者の血圧を自動測定可能に構成された血圧計が開示されている。この血圧計では、電池としてオキシライド乾電池を使用する点を除き、一般的な自動血圧計と同様に構成されている。
この場合、同文献には、血圧の測定原理に関する詳細な説明は存在しないが、この種の血圧計では、被検者の腕部に配設されているカフ内の圧力を加圧ポンプによって上昇させ、設定圧力に達したときに、圧力センサによって被検者の脈波を検出しつつ減圧弁を作動させてカフ内の圧力を徐々に低下させることにより、脈波が検出される圧力範囲(すなわち、最高血圧および最低血圧)を特定する構成が採用されている。これにより、この種の血圧計では、血圧測定の作業に不慣れな者であっても、被検者の血圧を容易に測定することが可能となっている。
特開2006−8004号公報(第4−5頁、第1−3図)
ところが、上記特許文献に開示の血圧計には、以下のような解決すべき問題点が存在する。
具体的には、上記特許文献に開示の血圧計では、被検者の腕部にカフを巻回した後にスイッチ操作によって測定の開始を指示することにより、一連の測定処理が実行されて測定結果(最高血圧および最低血圧)が表示部に表示される構成が採用されている。この場合、例えば医療機関等において患者の体調を管理する際には、上記特許文献に開示の血圧計等で測定される「血圧」に加えて、「意識レベル」、「体温」、「脈拍(心拍)数」および「呼吸」の合計5つの項目(いわゆるバイタルサイン)を特定して記録するのが好ましいとされている。
このうち、「意識レベル」については、「血圧」の測定時(例えば、被検者にカフを装着するとき)に測定作業者が被検者に対して声掛けしたり被検者に触れたりすることでレベルを特定することができる。また、「体温」の測定については、「血圧」の測定とは別個に実施することもできるが、体温計が小形であることで「血圧」の測定を阻害しないため、「血圧」の測定と並行して実施することができる。さらに、「脈拍数」の測定については、「血圧」の測定とは別個に実施することもできるが、上記特許文献に開示の血圧計のように「脈拍数」を測定可能な血圧計が存在するため、このような血圧計を使用することで「血圧」の測定と並行して実施することができる。
一方、「呼吸数」の測定については、心電波形を解析して呼吸数を測定する装置を使用する場合には心電用電極パッドの装着が煩雑であり、呼気量および吸気量を測定して呼吸数を測定する装置を使用する場合には、呼気・吸気検出具(マスク)の装着が煩雑である。また、いずれの装置も大型であることから、日々のバイタルチェック時にこれらの装置を血圧計や体温計と共に携行して呼吸数を測定すること自体が非常に煩雑である。さらに、いずれの装置も非常に高価であることから、血圧計や体温計のような安価な測定装置のように複数の装置を用意することが困難となっている。このため、通常時のパイタルチェックにおける「呼吸数」の測定については、測定装置を使用せずに、測定作業者が時計を見ながら被検者の胸部の動作を目視で確認して呼吸数をカウントする方法が一般的となっている。
しかしながら、特に「呼吸数」の測定に不慣れな作業者にとっては、測定を開始した時刻や測定を終了する時刻を記憶しつつ、単位時間内の呼吸数を正確にカウントするのが困難であり、また、測定に必要な時間(例えば、1分)に満たない時間内の呼吸数に応じて必要時間分の呼吸数を算出するときには、計算を誤ってしまうおそれもある。このため、バイタルチェックに際して「呼吸数」を測定するために、測定開始時刻/測定終了時刻を書き留める筆記具や、必要時間分の呼吸数を計算するための計算機等を血圧計や体温計と共に携行する必要が生じることがあり、一連の測定作業が煩雑となっている現状がある。
本考案は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、血圧の測定と共に呼吸数を確実かつ容易に測定可能で、しかも安価な血圧計を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく、請求項1記載の血圧計は、被検者の計測部位を圧迫する圧迫部と、前記被検者の脈波を検出する脈波検出部と、前記脈波検出部による前記脈波の検出時における前記圧迫部による前記計測部位の圧迫状態に基づいて前記被検者の血圧を演算する第1の演算処理を実行する処理部と、前記第1の演算処理によって演算された前記血圧を表示可能な表示部とを備えた血圧計であって、前記被検者が吸気動作を行ったタイミングを前記処理部に特定させるためのタイミング特定用スイッチを備え、前記処理部は、前記タイミング特定用スイッチの操作時間間隔に基づいて前記被検者の呼吸数を演算する第2の演算処理を実行可能に構成され、前記表示部は、前記第2の演算処理によって演算された前記呼吸数を表示可能に構成されている。
請求項2記載の血圧計は、請求項1記載の血圧計において、前記処理部は、前記第1の演算処理および前記第2の演算処理を並行して実行可能に構成されている。
請求項3記載の血圧計は、請求項1または2記載の血圧計において、前記処理部は、前記第2の演算処理において、処理開始後に前記タイミング特定用スイッチが最初に操作された時点から、当該タイミング特定用スイッチが2回目に操作された時点までに要した時間を、前記被検者のN回(Nは、3以上5以下の予め規定された自然数)の呼吸に要した時間として、当該被検者の1分間あたりの呼吸数を演算する。
請求項4記載の血圧計は、請求項1または2記載の血圧計において、前記処理部は、前記第2の演算処理において、処理開始後に前記タイミング特定用スイッチが最初に操作された時点から(N+1)回(Nは、3以上5以下の予め規定された自然数)操作されるまでに要した時間を前記被検者のN回の呼吸に要した時間として演算し、演算結果に基づいて当該被検者の1分間あたりの呼吸数を演算する。
請求項5記載の血圧計は、請求項1から4のいずれかに記載の血圧計において、前記タイミング特定用スイッチは、前記脈波検出部、前記処理部および前記表示部が配設された計器本体とは別個に設けられて当該計器本体内の当該処理部に対して有線接続および無線接続のいずれかの接続形態で接続されている。
請求項1記載の血圧計では、処理部が、被検者が吸気動作を行ったタイミングを特定させるためのタイミング特定用スイッチが操作される操作時間間隔に基づいて被検者の呼吸数を演算する第2の演算処理を実行可能に構成され、表示部が、処理部による第1の演算処理によって演算された血圧および第2の演算処理によって演算された呼吸数を表示可能に構成されている。
したがって、請求項1記載の血圧計によれば、バイタルチェックに際して欠かすことができない「血圧」の測定を行う血圧計を携行するだけで被検者の「血圧」および「呼吸数」を測定することができ、しかも、被検者の吸気動作に合わせてタイミング特定用スイッチを操作するだけで「呼吸数」が自動的に演算されるため、この種の測定作業に不慣れな者であっても、確実かつ容易に「呼吸数」の測定作業を実施することができる。また、心電波形を解析して「呼吸数」を測定する装置や、呼気量および吸気量を測定して「呼吸数」を測定する装置とは異なり、心電用電極パッドや呼気・吸気検出具(マスク)などを被検者に装着する必要がないため、測定作業に要する時間を充分に短縮することができると共に、それらの装置と比較して非常に簡易な構成であるため、血圧計の製造コストが大幅に高騰する事態を招くことなく、「呼吸数」を測定可能な装置を安価に提供することができる。
請求項2記載の血圧計によれば、第1の演算処理および第2の演算処理を並行して実行可能に処理部を構成したことにより、「血圧」の測定、および「呼吸数」の測定に要する時間を充分に短縮することができる。
請求項3記載の血圧計では、処理部が、第2の演算処理において、処理開始後にタイミング特定用スイッチが最初に操作された時点から、タイミング特定用スイッチが2回目に操作された時点までに要した時間を、被検者のN回の呼吸に要した時間として、被検者の1分間あたりの呼吸数を演算する。また、請求項4記載の血圧計では、処理部が、第2の演算処理において、処理開始後にタイミング特定用スイッチが最初に操作された時点から(N+1)回操作されるまでに要した時間を被検者のN回の呼吸に要した時間として演算し、演算結果に基づいて被検者の1分間あたりの呼吸数を演算する。
したがって、請求項3,4記載の血圧計によれば、1分間に亘ってタイミング特定用スイッチの操作を継続しなくても、N回の吸気に要する時間だけタイミング特定用スイッチを操作することで、1分間あたりの「呼吸数」が演算されるため、「呼吸数」の測定に要する時間を一層短縮することができる。また、請求項3記載の血圧計によれば、2回のスイッチ操作によって「N回の呼吸に要する時間」を特定させることで、被検者に対して呼吸数の測定を行っていることを意識させずに、自然な状態での「呼吸数」を好適に測定することができる。
請求項5記載の血圧計によれば、タイミング特定用スイッチを計器本体とは別個に設けて計器本体内の処理部に対して有線接続および無線接続のいずれかの接続形態で接続させたことにより、被検者に対して「呼吸数」の測定を行っていることを意識させずにタイミング特定用スイッチを操作して吸気動作のタイミングを特定させることができるため、自然な状態での「呼吸数」を好適に測定することができる。
血圧計1の構成図である。
以下、本考案に係る血圧計の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1に示す血圧計1は、「血圧計」の一例であるオシロメトリック法自動血圧測定装置であって、計器本体2およびマンシェット(カフ)3を備え、「血圧」、「脈拍(心拍)数」および「呼吸数」の測定処理を実行することができるように構成されている。
計器本体2は、「計器本体」の一例であって、加圧ポンプ11、排気弁12、圧力センサ13、操作部14、表示部15、計時用クロック16、処理部17および記憶部18を備えている。
加圧ポンプ11は、排気弁12および圧力センサ13と共に圧力チューブ3aを介してマンシェット3に接続されており、処理部17の制御下で空気を圧送してマンシェット3を膨張させることによって被検者の計測部位(腕部等)を圧迫させる。排気弁12は、処理部17の制御下で圧力チューブ3a内の空気を大気に解放してマンシェット3を収縮させることにより、被検者の計測部位の圧迫を解除させる。圧力センサ13は、圧力チューブ3a内(すなわち、マンシェット3内)の圧力を検出し、検出信号Spを処理部17に出力する。
操作部14は、血圧計1の動作条件の設定や、後述する一連の測定処理の開始などを指示するための操作スイッチ(図示せず)を備え、スイッチ操作に応じた操作信号を処理部17に出力する。この場、本例の血圧計1では、「タイミング特定用スイッチ」の一例であるスイッチ14aが、上記の各操作スイッチと共に計器本体2に配設されている。このスイッチ14aは、後述するように、呼吸数の測定に際して作業者によって操作されることにより、スイッチ操作に応じた操作信号Soを処理部17に対して出力する。
表示部15は、「表示部」の一例であって、処理部17の制御下で、血圧計1の動作状態や、「血圧」、「脈拍(心拍)数」および「呼吸数」等の測定結果を表示する。計時用クロック16は、処理部17が測定時間の経過を計時するためのクロックであって、測定処理時に処理部17に対してクロック信号Scを出力する。
処理部17は、「処理部」の一例であって、血圧計1を総括的に制御する。具体的には、処理部17は、操作部14の操作によって測定処理の開始を指示されたときに、被検者の「血圧(最高血圧および最低血圧)」を測定する「血圧測定処理」、および被検者の「脈拍(心拍)数」を測定する「脈拍測定処理」を実行すると共に、スイッチ14aの操作に応じて、被検者の「呼吸数」を測定する「呼吸数測定処理」を実行する。また、処理部17は、「血圧測定処理」の測定結果を示す血圧データDp、「脈拍測定処理」の測定結果を示す脈拍数データDh、および「呼吸数測定処理」の測定結果を示す呼吸数データDrをそれぞれ生成すると共に、一例として、各測定結果を並べて表示部15に表示させる(図示せず)。
この場合、本例の血圧計1では、加圧ポンプ11、排気弁12、圧力センサ13および処理部17が相俟って「脈波検出部」が構成されている。なお、処理部17による上記の各測定処理の具体的な手順については、後に詳細に説明する。記憶部18は、処理部17の動作プログラムや演算結果などを記憶すると共に、処理部17によって生成される上記の血圧データDp、脈拍数データDhおよび呼吸数データDrを記憶する。
マンシェット3は、「圧迫部」の一例であって、前述したように圧力チューブ3aに接続されると共に、被検者の計測部位(腕部等)に位置決め固定することが可能に構成されている。このマンシェット3は、被検者の計測部位に装着された状態で加圧ポンプ11によって空気が圧送されることで計測部位を圧迫する。
次に、血圧計1を使用して被検者のバイタルサインを特定する作業(バイタルチェック作業)について説明する。なお、バイタルサインのうちの「意識レベル」の特定、および「体温」の測定については、「血圧」、「脈拍数」および「呼吸数」の測定と並行して実施することもできるが、血圧計1の動作原理についての理解を容易とするために、「意識レベル」および「体温」に関する説明を省略する。
まず、一例として、計器本体2の操作部14を操作することにより、被検者の状態に応じた測定処理が実行されるように測定条件を設定する。具体的には、被検者の「血圧」が「高血圧帯」に属するか否か等に応じて、「血圧測定処理」時におけるマンシェット3の「最高加圧値」を設定すると共に、被検者の体格や健康状態等に応じて「呼吸数測定処理」時における「呼吸時間を計時する呼吸回数」を設定する。
この場合、上記の「最高加圧値」の設定については、「圧力値」を直接指定して設定する操作方法や、「高圧/通常」または「高圧/通常/低圧」などの多段階の設定値のうちから所望の圧力を選択する操作方法を採用することができる。また、「呼吸時間を計時する呼吸回数」の設定については、一例として、3回(N=3の例)、4回(N=4の例)、および5回(N=5の例)の3種類の回数のうちから任意の回数を選択させる操作方法や、被検者の年齢層として「幼児」、「小児」および「成人」のいずれかを選択させ、「幼児」が選択されたときに「5回」に設定し、「小児」が選択されたときに「4回」に設定し、「成人」が選択されたときに「3回」に設定する操作方法などを採用することができる。
次いで、圧力チューブ3aを介して計器本体2に接続されているマンシェット3を被検者の上腕部(計測部位)に装着した後に、操作部14の測定開始スイッチを操作する。これに応じて、処理部17は、排気弁12を閉状態に制御すると共に、加圧ポンプ11を制御してマンシェット3に圧力チューブ3aを介して空気を圧送させる。この際には、加圧ポンプ11から圧送される空気によってマンシェット3が膨張させられる結果、被検者の腕部が圧迫されると共に、加圧ポンプ11の排気口から圧力チューブ3aおよびマンシェット3内に至る各部の圧力が上昇する。
また、処理部17は、圧力センサ13からの検出信号Spをモニタリングすることで、測定開始に先立って設定された「最高加圧値」に達したと判別したときに、加圧ポンプ11を制御して空気の圧送を停止させると共に、排気弁12を開状態に制御して圧力チューブ3a内の空気を大気に解放させる。この結果、加圧ポンプ11の排気口から圧力チューブ3aおよびマンシェット3内に至る各部の圧力が徐々に低下する。
この際に、処理部17は、圧力センサ13からの検出信号Spをモニタリングすることで被検者の脈波に応じた圧力の変動を検出し、脈波に応じた圧力の変動が検出された時点のマンシェット3内の圧力に基づいて「最高血圧値」を演算し、脈波に応じた圧力の変動が検出されなくなった時点のマンシェット3内の圧力に基づいて「最低血圧値」を演算する(「脈波の検出時における圧迫部による計測部位の圧迫状態に基づいて被検者の血圧を演算する第1の演算処理」の一例)。また、処理部17は、演算した「最高血圧値」および「最低血圧値」を特定可能に血圧データDpを生成して記憶部18に記憶させると共に、この血圧データDpに対応する「最高血圧値」および「最低血圧値」を表示部15に表示させる。以上により、「血圧測定処理」が完了する。
また、処理部17は、上記の「血圧測定処理」と並行して、被検者の「脈拍(心拍)数」を測定する。具体的には、処理部17は、「血圧測定処理」に際して圧力センサ13からの検出信号Spをモニタリングして被検者の脈波に応じた圧力の変動を検出する際に、圧力変動の検出時間間隔を計時用クロック16からのクロック信号Scに基づいて計時する。この際には、マンシェット3内の空気の排気弁12からの解放に伴い、「最高血圧値」に対応する圧力まで低下した時点から、「最低血圧値」に対応する圧力にさらに低下する時点までの間に、複数回の圧力変動が検出される。
したがって、処理部17は、クロック信号Scに基づいて演算した時間長を検出回数で除した値に基づき、一例として、1分間あたりの「脈拍(心拍)数」を演算する。また、処理部17は、演算した「脈拍(心拍)数」を特定可能に脈拍数データDhを生成して記憶部18に記憶させると共に、この脈拍数データDhに対応する「脈拍(心拍)数」を表示部15に表示させる。以上により、「脈拍測定処理」が完了する。
一方、処理部17は、操作部14の測定開始スイッチが操作されて「血圧測定処理」および「脈拍測定処理」を開始した後にスイッチ14aから操作信号Soが出力されたときには、被検者の「呼吸数」の測定を開始する。
この場合、「血圧測定処理」や「脈拍測定処理」については、測定開始スイッチを操作してから測定結果が表示部15に表示されるまで測定作業者の操作を必要としない。したがって、測定作業者は、測定開始スイッチの操作によって「血圧測定処理」や「脈拍測定処理」を開始させた後に、任意のタイミングで「呼吸数」の測定に必要な作業を開始することができる。このため、以下に説明する「呼吸数」の測定については、「血圧測定処理」や「脈拍測定処理」の終了後に行うこともできるが、バイタルチェックに要する時間を短縮するためには、測定開始スイッチの操作後、「呼吸数」の測定を直ちに開始して、「血圧測定処理」や「脈拍測定処理」と並行して処理させるのが好ましい。
具体的には、測定作業者は、測定開始スイッチの操作後に、被検者の胸部の動きを目視で確認し、被検者が吸気動作を開始したとき(空気を吸い始めたとき)、および被検者が吸気動作を終了したとき(空気を吸い終えたとき)のいずれか予め定めた一方のタイミング(被検者が吸気動作を行ったタイミング」の一例)でスイッチ14aを操作する。なお、本例では、一例として、被検者が吸気動作を開始した時点から、次に吸気動作を開始するまでの間を「1呼吸」として測定作業を行うものとするが、「1呼吸」の始点については、「吸気動作を開始した時点」に限定されず、「吸気動作を終了した時点」、「呼気動作を開始した時点」および「呼気動作を終了した時点」などの任意の時点、すなわち、被検者が呼吸する際の一連の動作中の任意の一点を予め定めて「1呼吸」の始点とすることができる。
この際に、処理部17は、スイッチ14aからの操作信号Soに応じて「呼吸数」の測定を開始し、計時用クロック16からのクロック信号Scに基づき、被検者のN回の呼吸に要する時間長の計時を開始する。この場合、測定作業に先立って行った測定条件の設定に際して、「呼吸時間を計時する呼吸回数」をN=3回に設定したときに、測定作業者は、上記のように被検者が吸気動作を開始したタイミングでスイッチ14aを操作し、その後に、被検者の胸部の動きを目視で確認して、スイッチ14aの操作時点から数えて4回目の「吸気動作を開始した時点」に合わせてスイッチ14aを操作する。この際に、処理部17は、1回目のスイッチ14aの操作に伴って操作信号Soが出力された時点から、2回目のスイッチ14aの操作に伴って操作信号Soが出力された時点までの時間長をクロック信号Scに基づいて特定し、特定した時間長を、被検者のN=3回の呼吸に要した時間長として記憶部18に記憶させる。
次いで、処理部17は、被検者の1分間あたりの「呼吸数」の演算を開始する。具体的には、N=3回の本例では、「60(秒)×3=180(秒)」を「N=3呼吸分の時間長」で除すことにより、被検者の1分間あたりの「呼吸数」を演算する(「タイミング特定用スイッチの操作時間間隔に基づいて被検者の呼吸数を演算する第2の演算処理」の一例)。
なお、上記の例とは相違するが、「呼吸時間を計時する呼吸回数」をN=4回に設定したときには、測定作業者が最初にスイッチ14aを操作した時点から、被検者の5回目の「吸気動作を開始した時点」に合わせて2回目にスイッチ14aを操作した時点までの時間長が「被検者のN=4回の呼吸に要した時間長」として特定され、「60×4=240(秒)」を「N=4呼吸分の時間長」で除すことで1分間あたりの「呼吸数」が演算される。また、「呼吸時間を計時する呼吸回数」をN=5回に設定したときには、測定作業者が最初にスイッチ14aを操作した時点から、被検者の6回目の「吸気動作を開始した時点」に合わせて2回目にスイッチ14aを操作した時点までの時間長が「被検者のN=5回の呼吸に要した時間長」として特定され、「60×5=300(秒)」を「N=5呼吸分の時間長」で除すことで1分間あたりの「呼吸数」が演算される。
次いで、処理部17は、演算した「1分間あたりの呼吸数」を特定可能に呼吸数データDrを生成して記憶部18に記憶させると共に、この呼吸数データDrに対応する「呼吸数」を表示部15に表示させる。以上により、「呼吸数測定処理」が完了する。
この場合、被検者としての入院患者等の体調管理を行う医療現場においては、一人の看護師(測定作業者)が、複数の担当患者のバイタルチェックを1日3回程度に亘って実施している。このため、仮に、呼吸数測定用の高価な「呼吸数測定装置」を測定作業者の人数分だけ用意することができたとしても、血圧を測定するための「血圧計」や、体温を測定するための「体温計」に加えて「呼吸数測定装置」を持ち運んで各患者のバイタルチェックを行っていたのでは、患者間の移動に要する時間や、患者に対する「呼吸数測定装置」の着脱に要する時間が非常に長くなり、作業効率が悪化してしまう。
この点、本例の血圧計1では、血圧を測定するための「血圧計」に、「呼吸数を測定する機能」を付加することで、血圧の測定に加えて呼吸数の測定を実施可能としている。したがって、この血圧計1と体温計とを携行するだけで、各患者についての基本的なバイタルチェックを実施することができる。これにより、患者間の移動に要する時間を短縮することができる。また、本例の血圧計1では、看護師(測定作業者)が患者(被検者)の呼吸動作を検出してスイッチ14aの操作によって血圧計1に報知する構成のため、血圧の測定を目的としてマンシェット3を装着する必要があるものの、呼吸数の測定のため装着を要する要素が存在しないため、この点においても作業時間を短縮することができる。
このように、この血圧計1では、処理部17が、被検者が吸気動作を行ったタイミングを特定させるためのスイッチ14aが操作される操作時間間隔に基づいて被検者の呼吸数を演算する「第2の演算処理」を実行可能に構成され、表示部15が、処理部17による「第1の演算処理」によって演算された血圧および「第2の演算処理」によって演算された呼吸数を表示可能に構成されている。
したがって、この血圧計1によれば、バイタルチェックに際して欠かすことができない「血圧」の測定を行う血圧計1を携行するだけで被検者の「血圧」および「呼吸数」を測定することができ、しかも、被検者の吸気動作に合わせてスイッチ14aを操作するだけで「呼吸数」が自動的に演算されるため、この種の測定作業に不慣れな者であっても、確実かつ容易に「呼吸数」の測定作業を実施することができる。また、心電波形を解析して「呼吸数」を測定する装置や、呼気量および吸気量を測定して「呼吸数」を測定する装置とは異なり、心電用電極パッドや呼気・吸気検出具(マスク)などを被検者に装着する必要がないため、測定作業に要する時間を充分に短縮することができると共に、それらの装置と比較して非常に簡易な構成であるため、血圧計1の製造コストが大幅に高騰する事態を招くことなく、「呼吸数」を測定可能な装置を安価に提供することができる。
また、この血圧計1によれば、「第1の演算処理」および「第2の演算処理」を並行して実行可能に処理部17を構成したことにより、「血圧」の測定、および「呼吸数」の測定に要する時間を充分に短縮することができる。
また、この血圧計1によれば、処理部17が、「第2の演算処理」において、処理開始後にスイッチ14aが最初に操作された時点から、スイッチ14aが2回目に操作された時点までに要した時間を、被検者のN回の呼吸に要した時間として、被検者の1分間あたりの呼吸数を演算する。したがって、この血圧計1によれば、1分間に亘ってスイッチ14aの操作を継続しなくても、N回の吸気に要する時間だけスイッチ14aを操作することで、1分間あたりの「呼吸数」が演算されるため、「呼吸数」の測定に要する時間を一層短縮することができる。また、2回のスイッチ操作によって「N回の呼吸に要する時間」を特定させることで、被検者に対して呼吸数の測定を行っていることを意識させずに、自然な状態での「呼吸数」を好適に測定することができる。
なお、「血圧計」の構成は、上記の血圧計1の構成の例に限定されない。
例えば、測定作業者が被検者の吸気動作に合わせて最初にスイッチ14aを操作した時点から、測定作業者が被検者の吸気動作の回数をカウントして(N+1)回目の吸気動作に合わせて2回目のスイッチ14aを操作した時点までの時間長を「被検者のN回の呼吸に要した時間」として計時する構成を例に挙げて説明したが、このような構成に代えて、被検者が吸気動作を行う都度スイッチ14aを操作するように構成して、吸気動作の回数を血圧計1にカウントさせて「被検者のN回の呼吸に要した時間」を計時する構成を採用することもできる。なお、この構成の血圧計1では、「呼吸数測定処理」の手順が相違するだけで、前述の例における血圧計1の構成要素と同様の構成要素を備えているため、同様の構成要素については同一の符号を付して重複する説明を省略する。また、「血圧測定処理」や「脈拍測定処理」については、処理内容が同様のため、これらの処理に関する説明も省略する。
吸気動作の回数を血圧計1がカウントする構成を採用した場合、処理部17は、操作部14の測定開始スイッチが操作されて「血圧測定処理」および「脈拍測定処理」を開始した後にスイッチ14aから操作信号Soが出力されたときに、被検者の「呼吸数」の測定を開始する。具体的には、測定作業者は、測定開始スイッチの操作後に、被検者の胸部の動きを目視で確認し、被検者が吸気動作を開始したとき、および被検者が吸気動作を終了したときのいずれか予め定めた一方のタイミング(被検者が吸気動作を行ったタイミング」の一例:本例では、被検者が吸気動作を開始したタイミング)に合わせてスイッチ14aを操作する。
この際に、処理部17は、スイッチ14aからの操作信号Soに応じて「呼吸数」の測定を開始し、計時用クロック16からのクロック信号Scに基づき、被検者の1呼吸目の時間長の計時を開始する。また、測定作業者は、被検者が呼気動作の後に2回目の吸気動作を開始したときにスイッチ14aを再び操作する。この際に、処理部17は、1回目の操作信号Soが出力された時点から2回目の操作信号Soが出力された時点までの時間長をクロック信号Scに基づいて特定し、特定した時間長を1呼吸目の時間長として記憶部18に記憶させると共に、被検者の2呼吸目の時間長の計時を開始する。
さらに、測定作業者は、被検者が呼気動作の後に3回目の吸気動作を開始したときにスイッチ14aを再び操作する。この際に、処理部17は、2回目の操作信号Soが出力された時点から3回目の操作信号Soが出力された時点までの時間長をクロック信号Scに基づいて特定し、特定した時間長を2呼吸目の時間長として記憶部18に記憶させると共に、被検者の3呼吸目の時間長の計時を開始する。また、測定作業者は、被検者が呼気動作の後に4回目の吸気動作を開始したときにスイッチ14aを再び操作する。この際に、処理部17は、3回目の操作信号Soが出力された時点から4回目の操作信号Soが出力された時点までの時間長をクロック信号Scに基づいて特定し、特定した時間長を3呼吸目の時間長として記憶部18に記憶させる。
なお、処理部17は、測定開始に先立って行った測定条件の設定に際して「呼吸タイミングの特定回数」が4回に設定されていた場合には、4回目の操作信号Soがスイッチ14aから出力された時点において、被検者の1呼吸に要する時間長の計時を終了し、被検者の1分間あたりの「呼吸数」の演算を開始する。具体的には、処理部17は、まず、測定開始スイッチの操作後にスイッチ14aが最初に操作された時点から、(N+1)=4回操作された時点までの時間長、すなわち、記憶部18に記憶されている「1呼吸目の時間長」、「2呼吸目の時間長」および「3呼吸目の時間長」の合計時間長を、被検者のN=3回の呼吸に要した時間として演算する。次いで、N=3回の本例では、「60(秒)×3=180(秒)」を「3呼吸分の合計時間長」で除すことにより、被検者の1分間あたりの「呼吸数」を演算する(「タイミング特定用スイッチの操作時間間隔に基づいて被検者の呼吸数を演算する第2の演算処理」の他の一例)。
この際に、上記の例とは相違するが、N=4回のとき(「呼吸タイミングの特定回数」を(N+1)=5回に設定したとき)には、「60×4=240(秒)」を「4呼吸分の合計時間長」で除すことで1分間あたりの「呼吸数」を演算し、N=5回のとき(「呼吸タイミングの特定回数」を(N+1)=6回に設定したとき)には、「60×5=300(秒)」を「5呼吸分の合計時間長」で除すことで1分間あたりの「呼吸数」を演算する。次いで、処理部17は、演算した「1分間あたりの呼吸数」を特定可能に呼吸数データDrを生成して記憶部18に記憶させると共に、この呼吸数データDrに対応する「呼吸数」を表示部15に表示させる。以上により、「呼吸数測定処理」が完了する。
このような構成の血圧計1では、処理部17が、「第2の演算処理」において、処理開始後にスイッチ14aが最初に操作された時点から(N+1)回操作されるまでに要した時間を被検者のN回の呼吸に要した時間として演算し、演算結果に基づいて被検者の1分間あたりの呼吸数を演算する。したがって、このような構成の血圧計1によれば、1分間に亘ってスイッチ14aの操作を継続しなくても、N回の吸気に要する時間だけスイッチ14aを操作することで、1分間あたりの「呼吸数」が演算されるため、「呼吸数」の測定に要する時間を一層短縮することができる。
また、「第2の演算処理」の演算手順は、上記の例のような「1分間あたり呼吸数」=「60×N」/「N回の呼吸に要した合計時間」との演算手順に限定されず、例えば、「1分間あたり呼吸数」=「60」/「N回の呼吸に要した合計時間/N(N回の呼吸の1回あたりの平均時間)」との演算手順を採用することもできる。さらに、より正確な「呼吸数」を測定する必要があるときには、被検者の6呼吸以上の多数回の呼吸に要した時間に基づいて1分間当りの呼吸数を演算させてもよい。
また、計器本体2とは別体に形成されたマンシェット3が圧力チューブ3aを介して計器本体2に接続された血圧計1の構成を例に挙げて説明したが、血圧計1における計器本体2に相当する構成要素とマンシェット3に相当する構成要素とが一体的に形成された「血圧計」においても血圧計1と同様に「呼吸数」を測定可能に構成することができる。
さらに、「タイミング特定用スイッチ」としてのスイッチ14aを計器本体2に配設した構成を例に挙げて説明したが、このような構成に代えて(または、このような構成に加えて)、図1に破線で示すように、処理部17に対して信号ケーブル4aを介して接続したスイッチ4を「タイミング特定用スイッチ」として備えた構成を採用することもできる。このように、スイッチ4を計器本体2とは別個に設けて計器本体2内の処理部17に対して有線接続で接続させることにより、被検者に対して「呼吸数」の測定を行っていることを意識させずにスイッチ4を操作して吸気動作のタイミングを特定させることができるため、自然な状態での「呼吸数」を好適に測定することができる。
また、信号ケーブル4aを介して接続したスイッチ4のような有線接続に代えて、「タイミング特定用スイッチ」と「処理部」とを、ブルートゥース(Bluetooth :登録商標)規格などの近距離無線通信規格に準ずる無線通信や、IrDA規格などの光通信規格に準ずる無線通信によって相互に接続して吸気動作のタイミングを「処理部」に特定させることもできる(図示せず)。このように、「タイミング特定用スイッチ」を「計器本体」とは別個に設けて「計器本体」内の「処理部」に対して無線接続で接続させることにより、被検者に対して「呼吸数」の測定を行っていることを意識させずに「タイミング特定用スイッチ」を操作して吸気動作のタイミングを特定させることができるため、自然な状態での「呼吸数」を好適に測定することができる。
加えて、「血圧」の測定に要する構成は、上記の血圧計1の構成の例に限定されない。例えば、加圧ポンプ11による加圧中にマンシェット3内の空気を大気に解放させない排気弁12に代えて、加圧ポンプ11からの空気の圧送量よりも少量の空気を大気に解放させるオリフィスを設け、加圧ポンプ11による加圧中から少量の空気を解放させる構成を採用することもできる。また、オシロメトリック法自動血圧測定装置に代えて、コロトコフ法自動血圧測定装置に「呼吸数」の測定機能を搭載することもできる。
1 血圧計
2 計器本体
3 マンシェット
3a 圧力チューブ
4,14a スイッチ
4a 信号ケーブル
11 加圧ポンプ
12 排気弁
13 圧力センサ
14 操作部
15 表示部
16 計時用クロック
17 処理部
18 記憶部
Dh 脈拍数データ
Dp 血圧データ
Dr 呼吸数データ
Sc クロック信号
So 操作信号
Sp 検出信号

Claims (5)

  1. 被検者の計測部位を圧迫する圧迫部と、
    前記被検者の脈波を検出する脈波検出部と、
    前記脈波検出部による前記脈波の検出時における前記圧迫部による前記計測部位の圧迫状態に基づいて前記被検者の血圧を演算する第1の演算処理を実行する処理部と、
    前記第1の演算処理によって演算された前記血圧を表示可能な表示部とを備えた血圧計であって、
    前記被検者が吸気動作を行ったタイミングを前記処理部に特定させるためのタイミング特定用スイッチを備え、
    前記処理部は、前記タイミング特定用スイッチの操作時間間隔に基づいて前記被検者の呼吸数を演算する第2の演算処理を実行可能に構成され、
    前記表示部は、前記第2の演算処理によって演算された前記呼吸数を表示可能に構成されている血圧計。
  2. 前記処理部は、前記第1の演算処理および前記第2の演算処理を並行して実行可能に構成されている請求項1記載の血圧計。
  3. 前記処理部は、前記第2の演算処理において、処理開始後に前記タイミング特定用スイッチが最初に操作された時点から、当該タイミング特定用スイッチが2回目に操作された時点までに要した時間を、前記被検者のN回(Nは、3以上5以下の予め規定された自然数)の呼吸に要した時間として、当該被検者の1分間あたりの呼吸数を演算する請求項1または2記載の血圧計。
  4. 前記処理部は、前記第2の演算処理において、処理開始後に前記タイミング特定用スイッチが最初に操作された時点から(N+1)回(Nは、3以上5以下の予め規定された自然数)操作されるまでに要した時間を前記被検者のN回の呼吸に要した時間として演算し、演算結果に基づいて当該被検者の1分間あたりの呼吸数を演算する請求項1または2記載の血圧計。
  5. 前記タイミング特定用スイッチは、前記脈波検出部、前記処理部および前記表示部が配設された計器本体とは別個に設けられて当該計器本体内の当該処理部に対して有線接続および無線接続のいずれかの接続形態で接続されている請求項1から4のいずれかに記載の血圧計。
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