JP3219544U - ビス締め検知装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンピュータシステム、更にはネジを供給するシステムと一体的になった大掛りな装置に頼ることなく、ビス締付を電気的にカウントし、目視にて所定本数を確認できるビス締め検知装置を提供する。【解決手段】検知装置は、マイクロスイッチMを収納する収納ボックス1と、収納ボックスの側部に螺着され、マイクロスイッチのアクチエータ7を反転自在となる様、外部に伸延突出する収納ボックスの口金部8、及び収納ボックスの口金部に直交して装着され、エアー導入口金部11及びエアー送出口金部12とで構成されたT字型継手金具9と、更にT字型継手金具のエアー導入口金部から噴出されたエアー圧によってアクチエータが作動してマイクロスイッチをオン動作させ、且つエアーの噴出停止によってオフ動作すると共に、反復動作回数をカウントする表示装置とで構成される。【選択図】図3
Description
本考案は、エアードライバーを用いてビス締め作業を行う場合において、その所定本数のビス締めが完結されたか否かを確認するビス締め検知装置に関する。
一般的にエアードライバーを用いてのビス締め作業は、一つの製品に複数本、時には10数本からのビス締めを連続して行うこととなる。
而して、これら所定のビス締め本数の適否は作業者の目視に委ねられていることから、特許文献1の如くコンピュータシステムにより管理することが指向されているが、余りにもシステムが大がかりであって、特に小規模な企業には適しない。
更に、特許文献2についても、ビスを供給するシステムと一体的になった装置であって、特にビスの長さ、径、更には形状によっては、供給するシステム(治具等)が異なることから、システム全体が大がかりなものとなった。
而して、これら所定のビス締め本数の適否は作業者の目視に委ねられていることから、特許文献1の如くコンピュータシステムにより管理することが指向されているが、余りにもシステムが大がかりであって、特に小規模な企業には適しない。
更に、特許文献2についても、ビスを供給するシステムと一体的になった装置であって、特にビスの長さ、径、更には形状によっては、供給するシステム(治具等)が異なることから、システム全体が大がかりなものとなった。
コンピュータシステム、更にはビスを供給するシステムと一体的になった大掛りな装置に頼ることなく、ビス締付を一本毎に電気的信号に変換してカウントし、目視にて所定のビス締め本数を確認できることとする。
本考案は、マイクロスイッチを収納する収納ボックスと、この収納ボックスの側部に螺着されると共に、
a)前記マイクロスイッチのアクチエータを反転自在となる様、外部に伸延突出する収納ボックスの口金部
b)及びこの収納ボックスの口金部に直交して装着されると共に、エアー導入口金部
b)及びこの収納ボックスの口金部に直交して装着されると共に、エアー導入口金部
c)及びエアー送出口金部とで構成されたT字型継手金具
と、
更にこのT字型継手金具のエアー導入口金部から噴出されたエアー圧によって前記マイクロスイッチのアクチエータが作動して該マイクロスイッチをオン動作させ、且つエアーの噴出停止によってオフ動作すると共に、その反復動作回数をカウントする表示装置とで成したことを特徴とするものである。
a)前記マイクロスイッチのアクチエータを反転自在となる様、外部に伸延突出する収納ボックスの口金部
b)及びこの収納ボックスの口金部に直交して装着されると共に、エアー導入口金部
b)及びこの収納ボックスの口金部に直交して装着されると共に、エアー導入口金部
c)及びエアー送出口金部とで構成されたT字型継手金具
と、
更にこのT字型継手金具のエアー導入口金部から噴出されたエアー圧によって前記マイクロスイッチのアクチエータが作動して該マイクロスイッチをオン動作させ、且つエアーの噴出停止によってオフ動作すると共に、その反復動作回数をカウントする表示装置とで成したことを特徴とするものである。
更に本考案は、収納ボックスは、マイクロスイッチを収納し、且つ口金部を有する下筐体と、この下筐体の上開口を閉塞する上カバーとしたことを特徴とするものである。
更に本考案は、継手金具は、T字型とし、下口部は前記収納ボックスの口金部との連結に、更に左右口部はエアーの入出力との連結にとしたことを特徴とするものである。
更に本考案は、収納ボックスは、下筐体と上開口を閉塞する上カバーとの間に軟質性の防水シートを介在させたことを特徴とするものである。
(1)請求項1により、通常のエアードライバーでのビス締め工程において、コンプレッサーからのエアー圧力に対応してマイクロスイッチのアクチエータがオン動作する回数をカウントすることによって、所定のビス本数を確認でき、締め忘れを防止できると共に、而も大がかりなコンピュータシステムに頼ることもない。
更に、マイクロスイッチのアクチエータのオン動作をするカウントすることから、ビスの種類(長さ、径)によって、供給システムを変更する必要もない。
更に、マイクロスイッチのアクチエータのオン動作をするカウントすることから、ビスの種類(長さ、径)によって、供給システムを変更する必要もない。
(2)請求項2により、収納ボックスは、マイクロスイッチを収納し、且つ口金部を有する下筐体と、この下筐体の上開口を閉塞する上カバーとより構成されているから、部品点数は極めて少なく、保守点検も容易となる。
(3)請求項3により、継手金具は、T字型とし、下口部は前記収納ボックスの口金部と連結し、左右口部はエアーの入出力との連結にとしたから、エアードライバーへの圧縮エアーの噴出供給をアクチエータが確実に反応し、エアードライバーのビス締め動作回数を正確に検知し、カウントする。
以下本考案を実施形態の図面に基づいて説明すると、図1はビス締め検知装置の正面図であって、四辺形の収納ボックス1は下筐体2とその上開口2aを閉塞する上カバー3とで成しており、上開口2aは軟質性の透明防水シート4にて覆われ、ビス5にて封止する。
下筐体2の底部2aには収納したマイクロスイッチMをビス6にて固定している。
マイクロスイッチMは共通端子Ctに連なるアクチエータ7、このアクチエータ7の反転動作によりオン接合する常開端子No、更には常閉端子Ncとで成しており、この常閉端子Ncには常時アクチエータ7が接合しており、例えば検知装置の電源表示として用いることができる。
下筐体2の底部2aには収納したマイクロスイッチMをビス6にて固定している。
マイクロスイッチMは共通端子Ctに連なるアクチエータ7、このアクチエータ7の反転動作によりオン接合する常開端子No、更には常閉端子Ncとで成しており、この常閉端子Ncには常時アクチエータ7が接合しており、例えば検知装置の電源表示として用いることができる。
収納ボックス1の下筐体2にはエアードライバーへの圧縮エアーを噴出供給するT字型継手金具9が装備されている。
具体的には図3に示す様に、収納ボックス1の下筐体2に外部に突出すると共に、口金部8を固定し、この口金部8にT字型継手金具9の口金部10が螺合し、且つT字型継手金具9のエアー導入口金部11とエアー送出口金部12との間にマイクロスイッチMのアクチエータ7の先端7aが位置することとなり、エアードライバーへの圧縮エアーの噴出供給に対し、アクチエータが反応してマイクロスイッチMをオン動作させる。
具体的には図3に示す様に、収納ボックス1の下筐体2に外部に突出すると共に、口金部8を固定し、この口金部8にT字型継手金具9の口金部10が螺合し、且つT字型継手金具9のエアー導入口金部11とエアー送出口金部12との間にマイクロスイッチMのアクチエータ7の先端7aが位置することとなり、エアードライバーへの圧縮エアーの噴出供給に対し、アクチエータが反応してマイクロスイッチMをオン動作させる。
次にエアードライバーを用いてビス締作業を説明すると、図3に於いて、エアードライバーの操作によって、T字型継手金具9のエアー導入口金部11からエアー送出口金部12に至ってエアーが噴流する。
この噴流圧に対応して両口金部11、12間に位置しているマイクロスイッチMのアクチエータ7の先端7aが破線にて示す様に反転し、アクチエータ7が常閉端子Nc(実質的にはオフ状態接合)から常開端子Noと接合し、表示装置Rは閉回路となって点灯表示する。
而して、このマイクロスイッチMのオン動作回数を表示装置Rにてカウントし、エアードライバーを用いて行うビス締め作業において、所定本数のビス締めを確認する。
この噴流圧に対応して両口金部11、12間に位置しているマイクロスイッチMのアクチエータ7の先端7aが破線にて示す様に反転し、アクチエータ7が常閉端子Nc(実質的にはオフ状態接合)から常開端子Noと接合し、表示装置Rは閉回路となって点灯表示する。
而して、このマイクロスイッチMのオン動作回数を表示装置Rにてカウントし、エアードライバーを用いて行うビス締め作業において、所定本数のビス締めを確認する。
M マイクロスイッチ
No 常開端子
Nc 常閉端子Nc
Ct 共通端子
R 表示装置
1 四辺形の収納ボックス
2 下筐体
3 上カバー
4 透明防水シート
5 ビス
6 ビス
7 アクチエータ7
8 口金部
9 T字型継手金具
10 口金部
11 エアー導入口金部
12 エアー送出口金部
No 常開端子
Nc 常閉端子Nc
Ct 共通端子
R 表示装置
1 四辺形の収納ボックス
2 下筐体
3 上カバー
4 透明防水シート
5 ビス
6 ビス
7 アクチエータ7
8 口金部
9 T字型継手金具
10 口金部
11 エアー導入口金部
12 エアー送出口金部
Claims (4)
- ▲1▼マイクロスイッチを収納する収納ボックスと、
▲2▼この収納ボックスの側部に螺着されると共に、
a)前記マイクロスイッチのアクチエータを反転自在となる様、外部に伸延突出する収納ボックスの口金部
b)及びこの収納ボックスの口金部に直交して装着されると共に、エアー導入口金部
c)及びエアー送出口金部とで構成されたT字型継手金具
と、
▲3▼更にこのT字型継手金具のエアー導入口金部から噴出されたエアー圧によって前記マイクロスイッチのアクチエータが作動して該マイクロスイッチをオン動作させ、且つエアーの噴出停止によってオフ動作すると共に、その反復動作回数をカウントする表示装置とで成したことを特徴とするビス締め検知装置。 - 前記収納ボックスは、マイクロスイッチを収納し、且つ口金部を有する下筐体と、この下筐体の上開口を閉塞する上カバーとしたことを特徴とする請求項1記載のビス締め検知装置。
- 前記継手金具は、T字型とし、下口部は前記収納ボックスの口金部との連結に、更に左右口部はエアーの入出力との連結にとしたことを特徴とする請求項1〜2の何れか1記載のビス締め検知装置。
- 前記収納ボックスは、下筐体と上開口を閉塞する上カバーとの間に軟質性の防水シートを介在させたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1記載のビス締め検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018003714U JP3219544U (ja) | 2018-09-05 | 2018-09-05 | ビス締め検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018003714U JP3219544U (ja) | 2018-09-05 | 2018-09-05 | ビス締め検知装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP3219544U true JP3219544U (ja) | 2019-01-10 |
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Family Applications (1)
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JP2018003714U Expired - Fee Related JP3219544U (ja) | 2018-09-05 | 2018-09-05 | ビス締め検知装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3219544U (ja) |
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2018
- 2018-09-05 JP JP2018003714U patent/JP3219544U/ja not_active Expired - Fee Related
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