JP3219499U - 角ドライブ接続用アダプタ - Google Patents

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昌美 石原
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Abstract

【課題】角ドライブが嵌合する差込孔を有したアダプタを第1締付工具の把手部に着脱可能に装着し、アダプタに第2締付工具を連結可能にして締付作業の効率化を図る角ドライブ接続用アダプタを提供する。
【解決手段】矩形に形成した本体11の正面一側に、ボルト・ナットの二方平に横方向から差し込んで締着する第1締付工具の把手部またはラック部に着脱可能に取付ける挿通孔12を正面長手方向の一側で前後方向に設け、且つ、本体11の一側面に設けた一対のねじ孔13または平面中央に設けた一対のねじ孔14を挿通孔12に連通して形成し、ねじ孔に一対の締着ねじ15を緩締可能にそれぞれ螺合し、本体11に設けた挿通孔12の他側で直角方向にボルト・ナットの四角平または六角平を所定の締付力で締付ける角ドライブを有した第2締付工具の角ドライブを着脱可能に装着する差込孔20を設けてなる。
【選択図】図2

Description

本考案は、横差込型締付工具に角ドライブ付締付工具を連結してボルト・ナットの締付作業を効果的に行うことができるアダプタに関する。
従来、ボルト・ナットを使用して結合する多くの一般機械や自動車または航空機のエンジンなどの精密機器は、多種多様なボルト・ナットを使用して組立てられている。また、これらのエンジンの組立または修理に使用される締付工具も多種多様である。
前記締付工具は、ボルト・ナットに対し横方向から締付部を差し込み締付けする、いわゆるスパナ、モンキーレンチ、モーターレンチなどの横差込型レンチや、ボルト・ナットを一定の締付力で締付ける角ドライブを有したトルクレンチ、ラチェットレンチなどの締付工具が使用されている。
また、ボルト・ナットの締付作業は、締付作業を行う作業者の力加減に頼るため、適度を超えた締付けは螺子に逆に戻ろうとする力が働き弛みやすく、また、締付けが弱いとボル・ナットに負担がかかり破損しやすく大事故につながる恐れがある。
そこで、自動車エンジンや航空機エンジンなどの精密機器は組み立てに使用するボルト・ナットの締付力は組立個所によって締付力が定められていることから、所定の締付力で締付けすることができるトルクレンチやラチェットレンチなどの締付工具が使用されて締付作業が行われている。
しかし、この角ドライブを有した締付工具は、ボルト・ナットの軸心方向から締付工具の角ドライブ部またはソケットを装着して締付作業が行われている。一方、自動車や航空機などのエンジンルームは、狭い空間で複雑な締付作業を行う必要があるため、軸方向から工具を装着して締付作業を行うことが困難な場合がある。また、スパナやメガネレンチまたはトルクレンチ、ラチェットレンチなどの締付工具は長い把手部を有しているため狭い空間でのハンドル操作が困難な場合が多い。
一方、前記精密機器の組み立てに使用されるボルト・ナットは、締付ける個所によりそれぞれ径が相違し、少なくとも数十種類以上のボルト・ナットが使用されている。そのため、各ボルト・ナットの径に合わせて多数本のスパナやモンキーレンチ、または角ドライブを有したトルクレンチやラチェットレンチまたはソケットレンチを使用する場合、ボルト・ナットの径に合わせたソケットや連結ソケットなどを多数用意しなければならず作業効率が悪く非能率的であった。
そこで、トルクレンチ型の締付工具の先端にスパナ型またはレンチ型の頭部を着脱可能に取付けて使用することができるトルクレンチが広く知られている(例えば、特許文献1)。
実開昭62−161977号
前記特許文献1にかかる考案は、トルクレンチの本体の軸心方向の延長線上にスパナ型またはレンチ型頭部を交換可能に取付けて使用するもので、ボルト・ナットの面取部の二方平とスパナ型の先端を差し込んで使用するが、狭い空間でのボルト・ナットの面取部の位置と差込方向とが合致する場合は良いが、面取部の位置が差込方向と合致しない場合締付作業が困難となる。また、狭い空間でボルトまたはナットを中心に締付工具をの把手部を回動させることができるスペースがない場合、締付作業をすることが困難となる場合があるなど多くの問題点を有している。
そこで本考案が解決しようとする課題は、横差込型締付工具に簡単な構造のアダプタを取付け、該アダプタに角ドライブ付き締付工具を接続可能にして直接締付が困難な狭いスペースでも角ドライブ付きの締付工具の使用を可能にし、締付作業の効率化と締付作業の正確を図ることを目的とする。
本考案は、矩形に形成した本体11の一側に、ボルト・ナットXの横方向から差し込み締付ける第1締付工具Aの把手部またはラック部に着脱可能に取付ける挿通孔12を設け、該挿通孔の他側にボルト・ナットXを所定の締付力で締付ける第2締付工具Bの角ドライブb1を着脱可能に装着する差込孔20を設けてなることを特徴とする。また、前記本体11に設けた挿通孔12は、本体11の正面長手方向の一側で前後方向に形成し、本体11の一側面中央と平面中央に挿通孔12に連通する少なくとも1以上のねじ孔13、14を設け、該ねじ孔に前記把手部またはラック部を緩締可能に締着する締着ねじ15を螺合してなることを特徴とする。さらには、前記本体11に設けた差込孔20は、前記第2締付工具Bの角ドライブb1に嵌合する断面方形に形成し、該差込孔の上下両端縁を内側に傾斜させた面取部21を設けると共に、軸心方向の中央で直角方向または十字方向に係止孔25を設けてなることを特徴とする。さらにはまた、前記第1締付工具Aは、ボルト・ナットXに対し横方向から差し込み締付けるスパナ、モンキーレンチ、モーターレンチ、パイプレンチなどからなることを特徴とする。また、前記第1締付工具AのモンキーレンチA1またはモーターレンチA2は、短尺把手部a2または短尺ラック部a6を設けてなることを特徴とする。さらには、前記第2締付工具Bは、角ドライブb1を有したトルクレンチ、ラチェットレンチ、ソケットレンチ、エクステンション、T型スライドハンドル、オフセットハンドル、スピナーハンドルまたはユニバーサルジョイントなどからなることを特徴とする。
したがって、第1締付工具Aの把手部にアダプタ10を挿入して締着固定し、前記アダプタ10の挿通孔12と直角方向に位置した差込孔20に第2締付工具Bの角ドライブb1を任意の角度で差し込むことにより、第1締付工具Aと第2締付工具Bを簡単に連結することができる。したがって、配管が邪魔な個所、エンジンルームなどの狭所でも第1締付工具Aを第2締付工具Bとして使用することができ、作業効率の向上を図ることができる。また、第1締付工具Aの把手部に取付けるアダプタ10は、差込孔20を表向き裏向きの両面を使用して取付けることができるので、把手部の上側または下側など自由に差込孔20を位置することができ、角ドライブb1の装着角度と相俟って作業個所によりに自由に締付角度または方向を選択することができるので狭所での作業において効率よく締付作業を行うことができる。さらには、第1締付工具Aにおいて、ボルト・ナットの径に合わせて平寸法を自由に変更することができるモンキーレンチA1またはモーターレンチA2などにアダプタ10を取付けて使用することにより、固定平のスパナを多種類用意する必要がないため作業効率の向上と締付工具が少なくて済み大変経済的である。さらには、第1締付工具Aの把手部を短尺にし、この短尺把手部a2または短尺ラック部a6にアダプタ10を取付け、該アダプタの差込孔20に第2締付工具Bの角ドライブb1を装着することにより、第1、2締付工具A、Bを簡単に組合せることができるので狭所での締付作業を容易で効率的に行うことができる。
本考案にかかるアダプタの正面図である。 アダプタの平面図である。 アダプタの右側面図である。 図3のA―A線断面図である。 第1締付工具であるモンキーレンチの平面図である。 短尺モンキーレンチの短尺把手部にアダプタの差込口を下向きに装着した状態の平面図である。 短尺モンキーレンチの短尺把手部にアダプタの差込口を上向きに装着した状態の平面図である。 第2締付工具であるトルクレンチの正面図である。 短尺モンキーレンチの短尺把手部に取付けたアダプタの差込口にトルクレンチを平行に装着した使用状態を示す平面図である。 短尺モンキーレンチの短尺把手部に取付けたアダプタの差込口にトルクレンチを右上45度の角度で装着した状態を示す平面図である。 短尺モンキーレンチの短尺把手部に取付けたアダプタの差込口にトルクレンチを右下45度の角度で装着した状態を示す平面図である。 短尺モンキーレンチの短尺把手部に取付けたアダプタの差込口にトルクレンチを左下45度の角度で装着した状態を示す平面図である。 短尺モーターレンチの短尺ラック部にアダプタの差込口を下向きに装着した状態の平面図である。 短尺モーターレンチの短尺ラック部にアダプタの差込口を上向きに装着した状態の平面図である。 短尺モーターレンチの短尺ラック部に取付けた可動片の内側で、アダプタの差込口を上付に装着した状態の平面図である。 短尺モーターレンチの短尺ラック部に取付けた可動片の内側に装着したアダプタの差込口にトルクレンチを平行に装着した使用状態を示す平面図である。 短尺ラック部に取付けた可動片の内側に装着したアダプタの差込口に左下45度の角度でトルクレンチを装着した状態を示す平面図である。 短尺ラック部に取付けた可動片の内側に装着したアダプタの差込口に左上60度の角度でトルクレンチを装着した状態を示す平面図である。
本考案の実施の形態を図面に基づいて説明すると、図1は本考案にかかるアダプタの正面図、図2はアダプタの平面図、図3はアダプタの右側面図、図4は図3のA―A線断面図、図5は第1締付工具であるモンキーレンチの平面図、図6は短尺モンキーレンチの短尺把手部にアダプタの差込口を下向きに装着した状態の平面図、図7は短尺モンキーレンチの短尺把手部にアダプタの差込口を上向きに装着した状態の平面図である。本考案にかかるアダプタ10は、矩形に形成した金属片からなる本体11の正面一方側で前後方向に第1締付工具Aの把手部またはラック部が挿通する挿通孔12を設け、該挿通孔の他側で前記挿通孔12と直角方向に第2締付工具Bの角ドライブb1を着脱可能に装着する方形に形成した差込孔20を設けてある。
前記アダプタ10に設けた挿通孔12は、該挿通孔に挿通した前記第1締付工具Aの把手部またはラック部を固定するための一対のねじ孔13、14を本体11の一側面と平面中央に設けてある。このねじ孔13、14には、挿通孔12に挿通する第1締付工具Aの把手部またはラック部を締着する一対の締着ねじ15を取付けて締着固定する。この締着ねじ15は、アダプタ10の取付け方向または連結する第2締付工具Bの連結方向により本体11の側面のねじ孔13または平面のねじ孔14いずれかのねじ孔に螺合して使用する。
前記アダプタ10に設けた差込孔20は、前記第2締付工具Bの角ドライブb1を着脱可能に装着する断面方形に形成し、該差込孔の上下両端縁を内側に傾斜させた面取部21を設けて角ドライブb1の挿入を容易にしてある。さらには、前記差込孔20は、軸心方向と直角方向または十字方向に係止孔25を設け、前記第2締付工具Bの角ドライブb1に装着したボールまたはピンなどからなる係止部b3を嵌合可能に形成してある。この差込孔20の内径は、装着する角ドライブb1の径により相違するが、通常は、角ドライブb1の標準規格である9.5mm角に形成してある。このアダプタ10に設けた差込孔20の内径は、装着する角ドライブの径により、内径を6.5mm、12.7mm、19mmまたは25.4mmにした差込孔を有するアダプタを形成することができるのは勿論である。
前記第1締付工具Aは、ボルト・ナットXの面取部に対し横方向から差し込み締付けする締付工具で、図6に示すごとく、公知のモンキーレンチA1、モーターレンチA2、スパナなどをいう。特にボルト・ナットXの平寸法に合わせて自由に挟持幅を変更することができるモンキーレンチA1やモーターレンチA2は、図6や図13に示すごとく、把手部を切断して形成した短尺モンキーレンチA1の短尺把手部a2や短尺モーターレンチA2の短尺ラック部a6に前記アダプタを10取付け、該アダプタに第2締付工具Bを装着することができる。
この短尺モンキーレンチA1や短尺モーターレンチA2は把手部が短いことから、回動半径が短いため狭所でも使用することができ、この短尺モンキーレンチA1や短尺モーターレンチA2にアダプタを連結することにより、第2締付工具Bであるトルクレンチやラチェットレンチに変身させることができるので作業効率の向上を図ることができる。
前記第2締付工具Bは、図8に示すごとく、所定の締付力でボルト・ナットXを締着する工具で、いわゆる周知の角ドライブb1を有したトルクレンチ、ラチェットレンチ、ソケットレンチ、エクステンション、T型スライドハンドル、オフセットハンドル、スピナーハンドルまたはユニバーサルジョイントなどをいう。特に自動車や航空機のエンジンなどの精密機器の組立、整備には所定の締付力で締着する必要があることから広く使用されている。
前記した第1、2締付工具A、Bの特徴を生かして第1締付工具Aにアダプタ10を取付けて第2締付工具Bを結合させることにより、あらゆる方向または角度からの締付作業が可能となり、締付作業が困難な狭所でのボルト・ナットの角度や締付方向など多数ある困難な締付作業を容易にすることにより作業の効率化とコストの軽減を図ることができる。
図6に示すごとく、第1締付工具Aの一種である例えば、短尺モンキーレンチA1の短尺把手部a2にアダプタ10の挿通孔12を挿入し、側面のねじ孔13から締着ねじ15を螺合して短尺把手部a2とアダプタ10とを締付固定する。次いで、第2締付工具Bの角ドライブb1を前記アダプタ10の差込孔20に差込み連結することにより、通常のモンキーレンチを角ドライブb1付きの第2締付工具Bに変身させることができる。
第1締付工具Aへのアダプタ10の取付けは、前記したごとく、短尺モンキーレンチA1の短尺把手部a2にアダプタ10の挿通孔12を挿入し、側面のねじ孔13または平面のねじ孔14から螺合した締着ねじ15で締着固定する。このアダプタ10の取付け方向は、例えば、図6に示すごとく、短尺モンキーレンチA1に対しアダプタ10の差込口20を下付に取付けたり、図7に示すごとく、アダプタ10の取付け方向を上付きに取付けることができる。上下いずれの方向に取付けるかは、締付作業を行う作業スペースにより自由に連結位置を変えることにより、多様なバリエーションの方向と角度に装着することができる。
また、図9に示すごとく、アダプタ10の差込口20を下付に取付け、該差込口に第2締付工具Bの例えば、トルクレンチを短尺モンキースパナA1と平行に取付けることにより、上下方向にスペースがない個所でもモンキーレンチA1をトルクレンチBとして使用することができる。
さらには、図10、11、12に示すごとく、ボルト・ナットXの角度や締付個所のスペースによりモンキーレンチA1の短尺把手部a2に取付けるアダプタ10の位置と、第2締付工具Bであるトルクレンチの角ドライブb1の差込位置(角度)を変えることにより、多様なバリエーションの締付角度を得ることができるので、狭所での締付作業を効率的に行うことができる。
さらにはまた、図13、14、15に示すごとく、第1締付工具Aの一種であるモーターレンチの把手部を切断して形成した短尺モーターレンチA2の短尺ラック部a6にアダプタ10を取付けて用いることもできる。この短尺モーターレンチA2の短尺ラック部a6に取付けたアダプタ10に第2締付工具Bを取付けることにより、締付角度または締付方向を自由に変えることができるので締付作業を飛躍的に向上させることができる。
この短尺モーターレンチA2に取付けるアダプタ10は、図15から18に示すごとく、短尺ラック部a6の外側だけでなく、可動片a8の内側にも取付けることができる。この場合、短尺モーターレンチA2のラック部a6に取付けたウオームギアa9を回動して可動片a8を一度、短尺ラック部a6から取り外し、アダプタ10の挿通孔12をラック部a6に挿通して所定位置にアダプタ10を装着した後、再度可動片a8とウオームギアa9をラック部a7に螺合することにより取付けることができる。
短尺モーターレンチA2にアダプタ10の差込口20を上付に取付けた場合、図16に示すごとく、差込口20に第2締付工具B、例えば、トルクレンチの角ドライブb1を短尺モーターレンチと平行な位置に差し込むことにより、短尺モーターレンチA2をトルクレンチとして使用することができる。また、上下方向にスペースがない個所でも短尺モーターレンチA2にトルクレンチBを連結することにより、短尺モーターレンチA2をトルクレンチとして使用することができ大変便利である。
図17、18に示すごとく、締付個所のスペースにより短尺モーターレンチA2に取付けるアダプタ10の取付け位置を可動片a8の外側または内側の短尺ラック部a6に取付け、または、第2締付工具Bの角ドライブb1の差込角度を変えることなどにより、多様なバリエーションの締付方向と角度を得ることができるので、締付作業を効率的に行うことができ便利である。
以下、本考案の実施の形態の作用について説明すると、本考案に係るアダプタ10は、全体を矩形に形成した金属片からなる本体11の正面一方側で前後方向に第1締付工具Aであるモンキーレンチの把手部aや短尺モンキーレンチA1の短尺把手部a2または短尺モータレンチA2の短尺ラック部a6を挿通する挿通孔12を設け、該挿通孔の反対側で前記挿通孔12と直角方向に第2締付工具Bの角ドライブb1を着脱可能に装着する差込孔20を設けてある。
前記したアダプタ10は、第1、2締付工具A、Bの特徴をそれぞれ生かすため、第1締付工具Aの把手部に取付け、該アダプタの差込口20に第2締付工具Bを結合させることにより、締付作業が困難な狭所が多数ある精密機器の締付作業を容易にすることができるので作業の効率化とコストの軽減を図ることができる。
アダプタ10の取付けは、挿通孔12に第1締付工具A、例えば、短尺モンキーレンチA1または短尺モーターレンチA2の短尺把手部a2または短尺ラック部a6を挿通して締着ねじ15で締着固定し、該アダプタの差込孔20に第2締付工具Bの角ドライブb1をさまざまな角度に装着することにより、短尺モンキーレンチA1や短尺モーターレンチA2を第2締付工具Bであるトルクレンチやラチェットレンチに変身させることができるので作業効率の向上を図ることができる。
また、アダプタ10の差込口20を下付に取付け、該差込口に第2締付工具BのトルクレンチB1を平行に取付けることにより、上下方向にスペースがない個所でもモンキーレンチA1をトルクレンチとして使用することができる。さらには、図10、11、12に示すごとく、ボルト・ナットXの位置や締付個所のスペースによりモンキーレンチA1の短尺把手部a2に取付けるアダプタ10の位置と、第2締付工具Bであるトルクレンチの角ドライブb1の差込位置を変えることにより、多様なバリエーションの締付方向と角度を得ることができるので、狭所での締付作業を効率的に行うことができる。
第1締付工具Aの一種である短尺モーターレンチA2へのアダプタ10の取付けは、図13、15に示すごとく、可動片a8の内側または外側の短尺ラック部a6にアダプタ10を取付け、または、アダプタ10の差込口20を上向きまたは下向きに取付けることにより、差込孔20の方向を変えることができるので、第2締付工具Bであるトルクレンチの角ドライブb1の差込方向を変化させて装着することにより、多様なバリエーションの締着方向と角度を得ることができるので、狭所での締付作業を飛躍的に向上させることができ大変便利である。
10 アダプタ
11 本体
12 挿通孔
13 ねじ孔
15 締着ねじ
20 差込孔
21 面取部
25 係止孔
A 第1締付工具
A1 短尺モンキーレンチ
a2 短尺把手部
a3 可動部
a4 ウオームギア
A2 短尺モーターレンチ
a6 短尺ラック部
a8 可動片
a9 ウオームギア
B 第2締付工具
B1 トルクレンチ
b1 角ドライブ
b2 把手部
X ボルト・ナット

Claims (6)

  1. 矩形に形成した本体(11)の一側に、ボルト・ナット(X)の横方向から差し込み締付ける第1締付工具(A)の把手部またはラック部に着脱可能に取付ける挿通孔(12)を設け、該挿通孔の他側にボルト・ナット(X)を所定の締付力で締付ける第2締付工具(B)の角ドライブ(b1)を着脱可能に装着する差込孔(20)を設けてなることを特徴とする角ドライブ接続用アダプタ。
  2. 前記本体(11)に設けた挿通孔(12)は、本体(11)の正面長手方向の一側で前後方向に設け、本体(11)の一側面中央と平面中央に挿通孔(12)に連通する少なくとも1以上のねじ孔(13、14)を設け、該ねじ孔に前記把手部またはラック部を緩締可能に締着する締着ねじ(15)を螺合してなることを特徴とする請求項1記載の角ドライブ接続用アダプタ。
  3. 前記本体(11)に設けた差込孔(20)は、前記第2締付工具(B)の角ドライブ(b1)に嵌合する断面方形に形成し、該差込孔の上下両端縁を内側に傾斜させた面取部(21)を設けると共に、軸心方向の中央で直角方向または十字方向に係止孔(25)を設けてなることを特徴とする請求項1または2記載の角ドライブ接続用アダプタ。
  4. 前記第1締付工具(A)は、ボルト・ナット(X)に対し横方向から差し込み締付けるスパナ、モンキーレンチ、モーターレンチ、パイプレンチなどからなることを特徴とする請求項1記載の角ドライブ接続用アダプタ。
  5. 前記第1締付工具(A)のモンキーレンチ(A1)またはモーターレンチ(A2)は、短尺把手部(a2)または短尺ラック部(a6)を設けてなることを特徴とする請求項1または4記載の角ドライブ接続用アダプタ。
  6. 前記第2締付工具(B)は、角ドライブ(b1)を有したトルクレンチ、ラチェットレンチ、ソケットレンチ、エクステンション、T型スライドハンドル、オフセットハンドル、スピナーハンドルまたはユニバーサルジョイントなどからなることを特徴とする請求項1記載の角ドライブ接続用アダプタ。
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