JP3219266U - Takusuisuikinkutsu and Sakai - Google Patents
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Abstract
【課題】変化に富み幅広い音色を発することができる多奏水琴窟および蹲踞を提供する。
【解決手段】水鉢102から給水される水を受ける海と、海と面一に設けられる吸込孔201a〜201cと、当該吸込孔201a〜201cに連結する瓶204と、を備えた水琴窟202a〜202cを複数備えた多奏水琴窟400を構成した。吸込孔201a〜201cの高さは、水琴窟202a〜202cごとに異なっている。これにより、周波数の異なる複数の反響音を、同時に、あるいは、タイミングを異ならせて断続的に発生させることができ、和音や分散和音など、変化に富み幅広い音色を発することができる。
【選択図】図4An object is to provide a multi-performance suikinkutsu cave and a kite capable of emitting a wide variety of sounds.
A water pond cave comprising a sea receiving water supplied from a water basin, a suction hole 201a-201c provided flush with the sea, and a bottle 204 connected to the suction hole 201a-201c. A multi-performance water koto cave 400 having a plurality of 202c was constructed. The height of the suction holes 201a to 201c is different for each of the suikinkutsu 202a to 202c. Thereby, a plurality of reverberation sounds having different frequencies can be generated simultaneously or intermittently at different timings, and a wide variety of timbres such as chords and distributed chords can be emitted.
[Selection] Figure 4
Description
この考案は、日本庭園などにおける装飾に用いられる水琴窟および蹲踞に関する。 This invention relates to suikinkutsu cave and lantern used for decoration in Japanese gardens.
水琴窟は、地中に形成された空洞内への水滴の落下音を、空洞内において反響させることによって生じる音色を楽しむために用いられ、日本庭園などに設置される装飾の一つとして知られている。このような水琴窟に関し、従来、たとえば、壷状の水琴窟本体内の下部に貯留する水の水位を調整する水位調整シリンダを設け、この水位調整シリンダによって水の水位を調整して、水滴の落下距離を変えることによって、簡単な構成で多様な音色を容易に発生できるようにした技術があった(たとえば、下記特許文献1を参照)。 Suikinkutsu is used to enjoy the sound produced by reverberating the sound of water drops falling into a cavity formed in the ground, and is known as one of the decorations installed in Japanese gardens. ing. Conventionally, for example, a water level adjustment cylinder that adjusts the water level of water stored in the lower part of the bowl-shaped suikin cave body is provided, and the water level is adjusted by the water level adjustment cylinder. There has been a technique in which various timbres can be easily generated with a simple configuration by changing the drop distance (see, for example, Patent Document 1 below).
しかしながら、上述した特許文献1の技術を含む従来の技術は、同時に聴くことができる音色が一様であるため、興趣を添える面から改善の余地があった。 However, the conventional techniques including the technique of Patent Document 1 described above have room for improvement in terms of adding interest because the timbres that can be heard simultaneously are uniform.
この考案は、上述した従来技術による問題点を解消するため、変化に富み幅広い音色を発することができる多奏水琴窟を提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide a multi-tone suikinkutsu that is capable of producing a wide variety of timbres in order to eliminate the above-mentioned problems caused by the prior art.
また、この考案は、上述した従来技術による問題点を解消するため、空間に興趣を添えることができる蹲踞を提供することを目的とする。 Another object of the present invention is to provide a kite that can add interest to a space in order to solve the above-described problems caused by the prior art.
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この考案にかかる多奏水琴窟は、給水源から給水される水を受ける海と、前記海と面一に設けられる吸込孔と、当該吸込孔に連結する瓶と、を備えた複数の水琴窟と、を備えたことを特徴とする。 In order to solve the above-described problems and achieve the object, a multi-tone kotokinku according to the present invention includes a sea that receives water supplied from a water supply source, a suction hole that is flush with the sea, and the suction hole. And a plurality of suikin caves having a plurality of jars connected to each other.
また、この考案にかかる多奏水琴窟は、上記の考案において、前記吸込孔が、前記水琴窟ごとに高さが異なることを特徴とする。 In addition, in the above-mentioned device, the multi-tone suikinkutsu according to this device is characterized in that the suction hole has a different height for each suikinkutsu.
また、この考案にかかる多奏水琴窟は、上記の考案において、複数の前記水琴窟が、各前記水琴窟が備える前記吸込孔が、単一の前記給水源の周囲に位置するように配置されていることを特徴とする。 Further, in the above-described device, the multiple suikin cave according to the present invention is arranged such that the plurality of suikinkutsu caves are located around the single water supply source. It is characterized by.
また、この考案にかかる多奏水琴窟は、上記の考案において、前記海の表面に、前記給水源の周囲を囲むように設けられた溝を備えたことを特徴とする。 In addition, the multi-tone kotokin according to the present invention is characterized in that, in the above-mentioned idea, a groove is provided on the surface of the sea so as to surround the water supply source.
また、この考案にかかる多奏水琴窟は、上記の考案において、前記溝が、複数設けられ、少なくとも一部が前記吸込孔または当該吸込孔の近傍を経由するように設けられていることを特徴とする。 Further, in the above-mentioned device, the multiple performance suikinkutsu according to the present invention is characterized in that a plurality of the grooves are provided and at least a part thereof is provided via the suction hole or the vicinity of the suction hole. And
また、この考案にかかる蹲踞は、上記のいずれか一つに記載の多奏水琴窟と、前記多奏水琴窟が備える海に設置され、上方に向けて開口し当該海に給水する水を保持する凹部を備えた給水源と、を備え、前記給水源が、前記凹部に対する給水設備からの給水を、当該凹部が保持する水中に直接給水する水中給水により受け付けることを特徴とする。 Moreover, the dredging concerning this invention is installed in the sea with which the multiple performance suikin cave as described in any one of the above and the multiple performance suikinkutsu is provided, and opens the water upward to hold the water supplied to the sea A water supply source provided with a recessed portion that receives the water supply from the water supply facility for the recessed portion by using an underwater water supply that directly supplies water into the water held by the recessed portion.
また、この考案にかかる蹲踞は、上記の考案において、前記給水源より鉛直方向における下側に配置され、多角形状をなし、水平方向と平行に配置される設置面を備えた水受部を備えたことを特徴とする。 Further, in the above-mentioned device, the bag according to the present invention includes a water receiving portion that is disposed below the water supply source in the vertical direction, has a polygonal shape, and has an installation surface that is disposed in parallel with the horizontal direction. It is characterized by that.
この考案にかかる多奏水琴窟によれば、変化に富み幅広い音色を発することができるという効果を奏する。これにより、聴く者を効果的にリラックスさせ、深い癒しを与えることができるという効果を奏する。 According to the multiple performance suikinkutsu according to this invention, there is an effect that it is possible to emit a wide variety of tones. Thereby, the listener can be effectively relaxed and deep healing can be provided.
また、この考案にかかる蹲踞によれば、上記の多奏水琴窟への給水にかかる水音を抑え、多奏水琴窟が奏でる音色を効果的に聴かせることができ、空間に興趣を添えることができるという効果を奏する。 In addition, according to the kite according to this device, the water sound applied to the above-mentioned multi-style suikin cave can be suppressed, the sound produced by the multi-style suikin cave can be effectively heard, and the space is interesting. There is an effect that can be.
以下に添付図面を参照して、この考案にかかる多奏水琴窟および蹲踞の好適な実施の形態を詳細に説明する。 DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Exemplary embodiments of a multi-played suikinkutsu and a kite according to the present invention are described in detail below with reference to the accompanying drawings.
(蹲踞の外観)
まず、この考案にかかる実施の形態の多奏水琴窟を備えた蹲踞の外観について説明する。図1は、蹲踞の外観を示す説明図である。図2Aおよび図2Bは、図1におけるA矢視図(蹲踞を真上から見た図)である。
(Appearance of the frog)
First, the external appearance of a kite equipped with a multi-form suikinkutsu according to this embodiment will be described. FIG. 1 is an explanatory view showing the appearance of a bag. 2A and 2B are views as viewed from the direction indicated by the arrow A in FIG.
図1、図2Aおよび図2Bに示すように、蹲踞100は、水鉢102と、水鉢102の周囲に配置される役石103(前石103a、湯桶石103b、手燭石103cなど)と、を備えている。役石103は、いずれも、水鉢102の高さ位置よりも低い位置に設けられている。
As shown in FIG. 1, FIG. 2A and FIG. 2B, the
水鉢102は、給水設備(図4を参照)などから給水される水を溜める凹部102aを備えている。水鉢102は、たとえば、五輪塔の共形の水輪部分を利用した湧玉型(鉄鉢型)の水鉢102を用いることができる。凹部102aに給水された水は、凹部102aから溢れ出て、水鉢102の壁面を伝って海104に落下する。この実施の形態においては、水鉢102によって、この考案にかかる給水源を実現することができる。
The
湧玉型の水鉢102を用いることにより、水鉢102の外形を、球面に近い曲面とすることができる。これにより、凹部102aから溢れ出る水の量や、水鉢102に吹き付ける風の向きや強さなどによって、水鉢102の外表面を伝う水の経路を変化させることができる。
By using the spring-
水鉢102は、五輪塔における水輪を利用した見立物の湧玉型に限るものではなく、たとえば、水輪を模刻して湧玉型に創作した水鉢102であってもよい。創作当初から手水鉢として創作した湧玉型の水鉢102を用いることにより、水鉢102の外表面を伝う水の経路を、水鉢102の設計者や創作者が任意に調整することができる。
The
水鉢102の外表面は、図示するように滑らかな曲面であってもよく、あるいは、凸凹が設けられていてもよい。水鉢102の外表面の形状や大きさによっても、水の流れを微妙に変化させることができ、これによって多奏水琴窟が奏でる音色の違いを演出することができる。
The outer surface of the
水鉢102は、湧玉型など人工的に加工された形状であってもよく、庭園における周囲の景観などにあわせて自然の石や岩をそのまま用いてもよい。また、水鉢102は、天然の石材を用いて形成されるものに限らず、人工石などの加工材料を用いて形成されたものであってもよい。
The
海104は、水鉢102から流れ出た水が落下する場所であって、水鉢102と役石103との間において、水鉢102の周囲を囲むようにして設けられている。海104は、役石103の高さ位置よりも、低い位置に設けられている。海104は、たとえば、セメントおよび砂を水で練り混ぜて硬化させたモルタルや、セメントと砂と砂利とを水で混ぜて硬化させたコンクリートなどによって形成することができる。海104の表面(上面)には、装飾するためや、海104に落下した水の流れを導くために、玉砂利(図示を省略する)などが埋め込まれていてもよい。
The
水鉢102は、海104のほぼ中央に配置された水受部105の上に設置されている。水受部105は、多角形の略平板形状をなし、上端面が水平になるように配置されている。この実施の形態においては、水受部105の上端面によって、この考案にかかる設置面を実現することができる。具体的に、水受部105の上端面(設置面)は、たとえば、正六角形などの正多角形であることが好ましい。正多角形のすべての頂点は、同一の円周上に存在する。
The
正多角形の略平板形状をなす水受部105を用いる場合、鉛直方向において、水鉢102の中心と、水受部105がなす正多角形の中心と、が重なるように設置することが好ましい。これにより、水鉢102から流れ出た水は、水受部105の中心から水受部105の端部に向かって、放射状に、偏りなく広がる。
When the
水受部105は、鉛直方向において、上端面が海104よりも若干高い位置に位置するように配置されている。これにより、水鉢102から流れ出て、水受部105の端部に到達した水は、水受部105の端部から海104に流れ込む。水鉢102から流れ出た水は、水受部105の中心から放射状に偏りなく広がって海104に落下する。これにより、水受部105の周囲全体にわたって、海104に落下する水の量をほぼ均等にすることができる。
The
海104には、吸込孔201が設けられている。吸込孔201は、海と面一に設けられている。吸込孔201は、図2に示すように蹲踞100を平面視した状態において、水鉢102の周囲を囲むようにして複数配置されている。この実施の形態においては、水鉢102の周囲に3つの吸込孔201a〜201cが配置されている。
The
各吸込孔201a〜201cは、この考案にかかる多奏水琴窟(図3を参照)を構成する水琴窟202が備える瓶204に連結されている。瓶204は、吸込孔201a〜201cごとに設けられている。各瓶204は、それぞれ、枠箱203の内側に収容された状態で、海104の下の地中に埋設されている。この実施の形態における多奏水琴窟は、3つの水琴窟202a〜202cによって構成されている。水琴窟202a〜202cの構成については説明を後述する。
Each
各吸込孔201a〜201cは、それぞれ、図示を省略する網状のストレーナによって覆われていてもよい。これにより、落ち葉や落ちた木の枝などが吸込孔201a〜201cに入り込むことを防止できる。あるいは、ストレーナに代えて、吸込孔201a〜201cの上に、海104に埋め込む玉砂利とは別の玉砂利や砕石あるいはゴロ太石など(いずれも図示を省略する)を数個重ねて置くことによって、落ち葉や落ちた木の枝などが吸込孔201a〜201cから瓶204内に入り込むことを防止してもよい。
Each of the
また、海104には、複数の溝205が設けられている。複数の溝205は、少なくとも一部が、吸込孔201a〜201cまたはその近傍を経由するように設けられている。具体的に、複数の溝205は、それぞれ、水鉢102を中心とする円周方向において隣り合う一対の吸込孔(たとえば、吸込孔201aと吸込孔201b)どうしのうち、一方の吸込孔(たとえば、吸込孔201a)およびその周囲から、他方の吸込孔(たとえば、吸込孔201b)およびその周囲にわたるように、溝205どうしが略平行に延びるように設けられている。溝205は、海104を一見しただけでは容易に目視できない程度に浅く設けられていることが好ましい。
In addition, a plurality of
複数の溝205は、たとえば、図2Bに示すように、水鉢102側が凹み、水鉢102とは反対側に膨らむように湾曲した形状をなすように設けることができる。あるいは、複数の溝205は、たとえば、隣り合う一対の吸込孔(たとえば、吸込孔201aと吸込孔201b、吸込孔201bと吸込孔201c、吸込孔201aと吸込孔201cなど)どうしの対向方向に略平行になるように、すなわち、隣り合う一対の吸込孔201間を最短で結ぶ直線的な形状をなすように設けてもよい。あるいは、複数の溝205は、たとえば、海104のデザインの一環として、紆余曲折していてもよい。
For example, as shown in FIG. 2B, the plurality of
海104に玉砂利などが埋め込まれている場合、溝205は、玉砂利の間を縫うようにして、モルタルやコンクリート部分に形成する。これにより、海104に埋め込まれた玉砂利、および、溝205によって、海104に落下した水の流れを吸込孔201a〜201cに導くことができる。
When the gravel or the like is embedded in the
溝205は、たとえば、海104にモルタルやコンクリートを流した後であって、当該モルタルやコンクリートが完全に硬化する前に、爪付きレーキなどの先端が尖った硬い部材により水鉢102の周囲を掻くことによって形成することができる。モルタルやコンクリート部分に埋め込まれた玉砂利は、金属によって形成される爪付きレーキの先端よりも硬いため、モルタルやコンクリートが完全に硬化する前に爪付きレーキで掻くことによって、玉砂利の間に容易に溝205を形成することができる。あるいは、溝205は、完全に硬化する前のモルタルやコンクリートを、埋め込まれた玉砂利を避けるようにして掻くことによって形成してもよい。
For example, after the mortar or concrete is poured into the
海104に流れ落ちた水の流れは、溝205の形状、溝205の本数、溝205どうしの間隔などをどのように設けるかによっても制御することができる。これにより、瓶204に水滴が落ちるタイミングを異ならせることができるため、多重に奏でる音の変化の幅を広げることができる。
The flow of water that has flowed down to the
(水琴窟の内部構造)
つぎに、この考案にかかる実施の形態の多奏水琴窟を構成する水琴窟の内部構造について説明する。図3は、この考案にかかる実施の形態の多奏水琴窟を構成する水琴窟の内部構造を示す説明図である。図3においては、多奏水琴窟を構成する3つの水琴窟202のうちの1つを鉛直方向に沿って切断した断面を示している。
(Internal structure of Suikokutsu)
Next, the internal structure of the suikin cave that constitutes the multiple performance suikinkutsu according to this embodiment will be described. FIG. 3 is an explanatory view showing the internal structure of the suikinkutsu cave constituting the multi-performance suikinkutsu of the embodiment according to the present invention. In FIG. 3, the cross section which cut | disconnected one of the three
図3において、瓶204を収容する枠箱203は、天面、底面、正面、背面および両側面の6面によって囲まれた方体形状をなす。枠箱203は、具体的には、たとえば、コンクリート製の蓋付きの溜桝などによって実現することができる。瓶204は、枠箱203内の空間に位置づけられている。瓶204をコンクリート製の枠箱203内に収容することにより、地中の水分などによって枠箱203や瓶204が腐食することを防止して、半永久的な長期にわたって瓶204の周囲に空間301を形成することができる。
In FIG. 3, the
瓶204は、底部302と、底部302に対向する開口部303とを備えており、底部302と開口部303との間の胴部304が外方に膨らんだ壺形状をなす。瓶204は、たとえば、陶土を成形して焼成した陶器や、石粉を成形して焼成した磁器などによって実現することができる。瓶204は、開口部303を鉛直方向における下側に向け、伏せた状態で枠箱203内に設置されている。
The
開口部303は、平板状部材305によって塞がれている。平板状部材305は、防水性を備えており、平板状部材305と開口部303の周縁とは、モルタルやシーリング材などによって密閉されている。これにより、伏せた状態で設置される瓶204内に水を溜めることができる。平板状部材305は、具体的には、たとえば、コンクリート製の平板などによって実現することができる。
The
平板状部材305には、平板状部材305を板厚方向に貫通する貫通孔305aが設けられている。貫通孔305aには、排水パイプ306が連結されている。平板状部材305と排水パイプ306との境界部分は、モルタルやシーリング材などによって密閉されている。
The
排水パイプ306の一端は、瓶204内において、底部302に向けて突出するように入り込んだ状態で設けられている。瓶204内における水面の高さは、瓶204内における排水パイプ306の一端の位置、すなわち、瓶204内における排水パイプ306の一端と底部302との間隔の大小によって決定される。
One end of the
排水パイプ306は、瓶204との連結位置から、鉛直方向における瓶204の下側に延び、枠箱203の底面から枠箱203の外部に引き出されている。排水パイプ306は、枠箱203の外部において枠箱203の底面に沿って水平方向に引き回され、底面を回避した位置において鉛直方向上側に向けて引き回されている。
The
排水パイプ306は、さらに、鉛直方向上側に向けて引き回された先で、一旦、水平方向に引き回され、そのさらに先が上方に延びるように敷設されている。排水パイプ306は、具体的には、たとえば、塩化ビニル製のパイプを、適宜、図示を省略するジョイントを介して連結することによって構成することができる。
The
水平方向に引き回される排水パイプ306の位置は、瓶204内における水面の高さを決定する。瓶204内における水面の高さは、水平方向に引き回される排水パイプ306の高さと等しくなる。瓶204内における水面の高さは、たとえば、瓶204内に落下する水滴の落下音が瓶204内において反響することによって生じる音、すなわち、水琴窟202の音色が、設計者や施工者が最適と感じる音色になる位置に設定することができる。
The position of the
多奏水琴窟400において、各水琴窟202a〜202cは、水琴窟202ごとに、瓶204内における水面の高さが異なっている。また、多奏水琴窟400において、各水琴窟202a〜202cは、水琴窟202ごとに、瓶204の材質が異なっている。瓶204内における水面の高さや瓶204の材質は、一部あるいはすべての水琴窟202a〜202cにおいて等しいものであってもよい。
In the
また、この実施の形態にかかる多奏水琴窟400においては、3つの瓶204(水琴窟202)を備えた例について説明したが、瓶204(水琴窟202)の数は3つに限るものではない。この考案にかかる多奏水琴窟が備える瓶204(水琴窟202)の数は、2つでもよく、また、4つ以上であってもよい。
Moreover, although the example provided with the three bottles 204 (Suikinkutsu 202) was demonstrated in the
多奏水琴窟400において、瓶204(水琴窟202)の数が2つの場合は音色が単調になりがちであり、4つ以上の場合はそれぞれの瓶204から発する音が重なる確率が高くなる。水滴が水面に落下するタイミングは常に完全に同一になるものではなく、時間的に微妙なずれをもって重なることも多い。
When the number of bottles 204 (suikinkutsu 202) is two, the timbre tends to be monotonous, and in the case of four or more, there is a high probability that sounds emitted from the
このようなことから、多奏水琴窟400における瓶204の数を多くすることによって華やかな音色を発することが可能になる一方、過剰に多くの瓶204を設置した場合、日本庭園の基調として挙げられる「わび・さび・渋さ」からかけ離れてしまう。したがって、多奏水琴窟400における瓶204は3つとすることが好ましい。
For this reason, increasing the number of
瓶204の底部302には、底部302を板厚方向に貫通する貫通孔302aが設けられている。また、瓶204の底部302には、貫通孔を囲むようにして環状部材307が設けられている。環状部材307は、軸心方向における一端側が、枠箱203の天面を貫通して枠箱203の外部に突出している。環状部材307の一端側は、海104と面一に設けられており、吸込孔201a〜201cを構成する。
The
また、環状部材307は、軸心方向における他端(底部302)側において、瓶204の底部302に固定されている。環状部材307の他端と底部302とは、モルタルやシーリング材などによって密閉されている。環状部材307は、内径が、貫通孔302aの開口径よりも大きいことが好ましい。
The
環状部材307は、具体的には、たとえば、貫通孔302aの開口径よりも内径が大きい塩化ビニル製のパイプなどによって実現することができる。これにより、吸込孔201a〜201cから環状部材307に流れ込んだ水を、環状部材307内にとどめ、貫通孔302aから瓶204内に落下させることができる。
Specifically, the
(多奏水琴窟の構造)
つぎに、この考案にかかる実施の形態の多奏水琴窟の構造について説明する。図4および図5は、この考案にかかる実施の形態の多奏水琴窟の構造を概略的に示す説明図である。図4においては、この考案にかかる実施の形態の多奏水琴窟および水鉢102を、斜め上方から見た状態を示している。図5においては、図4におけるB矢視図を示している。
(Structure of Takusuisuikinkutsu
Next, the structure of the multiple performance suikinkutsu according to this embodiment will be described. 4 and 5 are explanatory views schematically showing the structure of a multi-performance suikinkutsu according to an embodiment of the present invention. In FIG. 4, the state which looked at the multiple performance water koto cave and the
図4および図5において、この考案にかかる実施の形態の多奏水琴窟400は、3つの水琴窟202を備えている。3つの水琴窟202は、それぞれ、図3に示した構造をなし、地下に埋設されている。3つの水琴窟202がそれぞれ備える環状部材307は、それぞれ、吸込孔201a〜201cにつながっている。
4 and 5, a
複数の水琴窟202から引き出された複数の排水パイプ306は、途中で合流して1本の排水パイプ306を構成している。合流した1本の排水パイプ306の、水琴窟202側とは反対側の端部は、排水設備に接続されている。複数の水琴窟202から引き出された複数の排水パイプ306は、排水設備との間で合流する構成に限るものではない。各水琴窟202から引き出された複数の排水パイプ306は、途中で合流することなく、それぞれが独立して排水設備に接続されていてもよい。
A plurality of
3つの水琴窟202は、鉛直方向における環状部材307の一端側の位置、すなわち、吸込孔201a〜201cの高さが、水琴窟202ごとに異なるように設置されている。具体的には、たとえば、図5において符号501で示すように、第1の水琴窟202aは、吸込孔201a〜201cの高さが、第2の水琴窟202bにおける吸込孔201bの高さよりも高くなるように設置されている。また、具体的には、たとえば、図5において符号502で示すように、第3の水琴窟202cは、吸込孔201cの高さが、第2の水琴窟202bにおける吸込孔201bの高さよりも高くなるように設置されている。
The three suikinkutsu 202 are installed so that the position of one end side of the
水鉢102は、凹部102aの底面から水鉢102の底まで貫通する管路401を備えている。管路401は、両端が開放されており、一端が凹部102aの底面に臨み、他端が給水パイプ402の一端に接続されている。管路401は、たとえば、凹部102aの底面から水鉢102の底まで貫通するように、水鉢102を刳り貫くことによって形成することができる。
The
給水パイプ402の他端は、図示を省略する給水設備に接続されている。給水設備から供給される水は、給水パイプ402および管路401を介して、凹部102aの底面から凹部102a内に供給される。すなわち、凹部102aに対する給水設備からの給水は、当該凹部102aが保持する水中に直接おこなわれる。
The other end of the
凹部102a内への給水を、管路401を介して、凹部102aの底面からおこなうことにより、筧などを用いて水鉢102の上側から凹部102aに給水する場合と比較して、給水にかかる水音を抑えることができる。これにより、水鉢102への給水にかかる水音によって水琴窟202が奏でる小さな音色が聞きづらくなることを回避し、多奏水琴窟400が奏でる音色を存分に鑑賞させることができる。
Compared with the case where water is fed into the
このような蹲踞100において、水鉢102から流れ出た水は、水鉢102の外壁を伝って海104へ流れ落ちる。海104に流れ落ちた水は、溝205によって各吸込孔201a〜201cに導かれる。そして、吸込孔201a〜201cから水琴窟202内に流れ込む。水琴窟202内に流れ込んだ水は、貫通孔302aから直接、あるいは、環状部材307によって貫通孔302aの周辺にとどめられた後に底部302を伝って、水滴となって瓶204内に落下する。
In such a
瓶204内に落下した水滴は、瓶204内の水面に落下することによって落下音を発生させる。この落下音は、瓶204内で反響する。この反響による音は、金属を叩いたような高音の美しい音色となって、吸込孔201a〜201cなどから水琴窟202の周囲に発せられる。各水琴窟202a〜202cが発する音色は、瓶204内における水面の高さ、瓶204の材質、瓶204の周囲の状況などによって、水琴窟202ごとに異なっている。
The water droplets falling into the
この考案にかかる実施の形態の多奏水琴窟400は、3つの水琴窟202を備えており、各水琴窟202a〜202cが水鉢102の周囲を囲むようにして配置されているため、一つの水鉢102から流れ落ちる水は、吸込孔201a〜201cを介して複数の瓶204に流れ込む。これにより、それぞれの瓶204に落下した水滴による、周波数の異なる複数の反響音を、同時に、あるいは、タイミングを異ならせて断続的に発生させることができるので、和音や分散和音を発生させることができる。そして、これによって、鑑賞者は、異なる複数の音色を同時に聴いたり、音と音との間の余韻を楽しみながら断続的に発せられる音色を聴いたりすることができる。
The
水琴窟202から発せられる音は、瓶204内に落下する水量が少ないと小さくなり、音と音との間隔が長くなる。また、水琴窟202から発せられる音は、瓶204内に落下する水量が多いと大きくなり、音と音との間隔が短くなる。このようなことから、たとえば、低い音を発する水琴窟202をもっとも水が落ちやすい位置に配置したり、高い音を発する水琴窟202をもっとも水が落ちやすい位置に配置したりするなど、水琴窟202が発する音色、大きさ、頻度を調整してもよい。
The sound emitted from the
水滴の落下は、人の制御が及ぶものではなく、不規則なタイミングで生じる。同様に、人の制御が及ばない鳥の鳴き声や海の波音、川のせせらぎなどのような繊細で豊かな自然の音には、水琴窟202の音色と同様の周波数の高音が多く含まれている。このような音色は、聴く者の脳に作用して、心と体を活性化する効果があることが知られている。
Drops of water drops are not subject to human control and occur at irregular timings. Similarly, delicate and rich natural sounds such as bird calls, sea waves, river murmurs, etc., which are beyond human control, contain many trebles with the same frequency as the timbre of
多奏水琴窟400は、このような効果のある音色を各水琴窟202a〜202cから不規則に発することができるため、従来の水琴窟と比較して、聴く者を効果的にリラックスさせ、より深い癒しを与えることができる。また、多奏水琴窟400は、このような効果のある音色を時に重ねて和音として発したり、異なる音を断続的に発したりすることができるため、従来の水琴窟と比較して変化に富み幅広い音色を発することができる。これにより、聴く者に対してさらなる癒しを与えることができる。 The multi-performance suikinkutsu 400 can emit such an effective tone from each of the suikinkutsu 202a to 202c irregularly, so that the listener can be relaxed more effectively than the conventional suikinkutsu. It can give deep healing. In addition, the multi-performance suikinkutsu 400 can be used as a chord by repeatedly layering such effective timbres, or it can emit different sounds intermittently. A wide range of sounds can be emitted. Thereby, further healing can be given to the listener.
さらに、海104に水を誘導する溝205を設けることにより、水鉢102から海104に落下した水を溝205に集め、集めた水を溝205に沿って流れやすくすることができる。これにより、1つの水鉢102から流れ出る水によって複数の水琴窟202から確実に音を発生させることができ、かつ、水琴窟202ごとに水鉢102を設ける場合と比較して、水鉢102に給水する水音を抑えることができる。そして、水鉢102に給水する水音を抑えるために水鉢102への給水量を少なくし、これにより水鉢102から海104に落下する水を少なくした場合にも、海104に落下した水を吸込孔201a〜201cに無駄なく導くことができる。
Furthermore, by providing the
また、海104に、少なくとも一部が吸込孔201a〜201cまたはその近傍を経由するように複数の溝205を設けることにより、水鉢102から海104に落下した水を、溝205に入りやすくして、吸込孔201a〜201cに確実に導くことができる。これによっても、水鉢102に給水する水音を抑えるために水鉢102への給水量を少なくし、これにより水鉢102から海104に落下する水を少なくした場合にも、海104に落下した水を吸込孔201a〜201cに無駄なく導くことができる。
Further, by providing a plurality of
また、複数の溝205を、海104を一見しただけでは容易に目視できない程度に浅く設けることにより、蹲踞100の美観を損ねることなく、海104に落下した水を吸込孔201a〜201cを介して瓶204内に無駄なく導くことができる。
In addition, by providing the plurality of
多奏水琴窟400は、日本庭園の基調として挙げられる、(1)見えがくれ、(2)わび・さび・渋さ、(3)省略とゆとり、(4)余情と余韻、のすべてを備えている。すなわち、水琴窟202a〜202cをすべて地中に埋設して隠すことによって「見えがくれ」が実現され、派手さを抑えた蹲踞100から、水滴が不規則に落下することによる小さな音を待ちわびて聴かせることによって「わび・さび・渋さ」が実現される。また、水琴窟202が奏でる小さな音色は、心身を落ち着かせて聴くことから「省略とゆとり」が実現され、実際に聴こえる音色に加えて音と音との余韻を聴いて楽しむことによって「余情と余韻」が実現される。
また、多奏水琴窟400は、各水琴窟202a〜202cを、すべて地下に埋設することにより、地上に設置する汎用的な陶琴などと比較して、上記のような日本庭園の基調をより効果的に高め、興趣を添えることができる。
In addition, the
以上説明したように、この考案にかかる多奏水琴窟400は、給水源である水鉢102から給水される水を受ける海104と、海104と面一に設けられる吸込孔201と、当該吸込孔201に連結する瓶204と、を備えた水琴窟202(202a〜202c)を複数備えたことを特徴としている。
As described above, the
この考案にかかる多奏水琴窟400によれば、複数の水琴窟202a〜202cを備えることにより、周波数の異なる複数の反響音を、同時に、あるいは、タイミングを異ならせて断続的に発生させることができる。これにより、和音や分散和音など、変化に富み幅広い音色を発することができる。 According to the multi-performance suikinkutsu 400 according to the present invention, by providing a plurality of suikinkutsu 202a to 202c, it is possible to generate a plurality of reverberation sounds having different frequencies simultaneously or intermittently at different timings. it can. This makes it possible to emit a wide variety of timbres such as chords and distributed chords.
そして、多奏水琴窟400が変化に富み幅広い音色を発することにより、従来の水琴窟と比較して、聴く者を効果的にリラックスさせ、深い癒しを与えることができる。
And, since the
また、この考案にかかる多奏水琴窟400は、吸込孔201(201a〜201c)の高さが、水琴窟202a〜202cごとに異なることを特徴としている。
In addition, the
この考案にかかる多奏水琴窟400によれば、水琴窟202a〜202cごとに、海104と面一に設けられる複数の吸込孔201a〜201cの高さを異ならせることにより、水鉢102から海104に流れ落ちて吸込孔201a〜201に流れ込む水の量やタイミングを、水琴窟202a〜202cごとに異ならせることができる。これにより、水滴の落下により生じる反響音の発せられるタイミングや頻度を水琴窟202a〜202cごとに異ならせ、和音や分散和音を発生させることができる。
According to the
水滴の落下は水琴窟202a〜202cごとに不規則に生じるため、和音や分散和音を構成する音の組み合わせや、分散和音を構成する各音の発生パターンに、無限に近い変化をもたせることができる。そして、これによって、従来の水琴窟と比較して、変化に富み幅広い音色を発することができ、聴く者を効果的にリラックスさせ、深い癒しを与えることができる。
Since the drop of water drops irregularly for each of the
また、この考案にかかる多奏水琴窟400は、吸込孔201a〜201cが単一の水鉢102の周囲に位置するように、複数の水琴窟202a〜202cが配置されていることを特徴としている。
Further, the
この考案にかかる多奏水琴窟400によれば、単一の水鉢102から落下した水を複数の吸込孔201a〜201cに効果的に導くことができる。これにより、水琴窟202a〜202cごとに給水源を設ける場合と比較して、水鉢102への給水音や水鉢102から海104へ流れ落ちる水音などの給水にかかる水音を小さく抑えることができる。そして、これによって、多奏水琴窟400が奏でる音色を、給水にかかる水音によって妨げられることなく存分に鑑賞させることができる。
According to the
また、この考案にかかる多奏水琴窟400は、海104の表面に、水鉢102の周囲を囲むように設けられた溝205を備えたことを特徴としている。
In addition, a
この考案にかかる多奏水琴窟400によれば、水鉢102から海104に落下した水を溝205に集め、集めた水を溝205に沿って流れやすくすることができる。これにより、水鉢102から海104に落下する水を少なくした場合にも、海104に落下した水を吸込孔201a〜201cに無駄なく導くことができる。
According to the
また、この考案にかかる多奏水琴窟400は、複数設けられる溝205の少なくとも一部が、吸込孔201a〜201cまたは当該吸込孔201a〜201cの近傍を経由するように設けられていることを特徴としている。
Moreover, the multi-tone
この考案にかかる多奏水琴窟400によれば、水鉢102から海104に落下した水を、溝に入りやすくして、吸込孔201a〜201cに確実に導くことができる。これにより、水鉢102から海104に落下する水を少なくした場合にも、海104に落下した水を吸込孔201a〜201cにより確実に導くことができる。
According to the
また、この考案にかかる蹲踞100は、多奏水琴窟400と、給水源である水鉢102と、を備え、水鉢102が、凹部102aに対する給水設備からの給水を、当該凹部102aが保持する水中に直接給水する水中給水により受け付けることを特徴としている。
Moreover, the
この考案にかかる蹲踞100によれば、多奏水琴窟400への給水にかかる水音を抑えることができる。これにより、給水にかかる水音によって多奏水琴窟400が奏でる音色を遮ることなく、多奏水琴窟400が奏でる音色を効果的に聴かせることができる。そして、これによって、空間に興趣を添えることができる。
According to the
また、この考案にかかる蹲踞100は、水鉢102より鉛直方向における下側に配置され、多角形状をなし、水平方向と平行に配置される設置面を備えた水受部105を備えたことを特徴としている。
Further, the
この考案にかかる蹲踞100によれば、水鉢102から流れ出た水を、水受部105の中心から放射状に偏りなく広げることにより、水受部105の周囲全体にわたって、海104に落下する水の量をほぼ均等にすることができる。これにより、一つの水鉢102から流れ落ちる水を、複数の吸込孔201a〜201cに偏りなく落下させることができ、複数の水琴窟202a〜202cが奏でる周波数の異なる複数の反響音を、同時に、あるいは、タイミングを異ならせて断続的に発生させることができる。そして、これによって、多奏水琴窟400において、和音や分散和音など、変化に富み幅広い音色を発生させることができる。
According to the
以上のように、この考案にかかる多奏水琴窟および蹲踞は、日本庭園などにおける装飾として用いられる多奏水琴窟および蹲踞に有用であり、特に、広大な日本庭園などにおける装飾として用いられる多奏水琴窟および蹲踞に適している。 As described above, the multi-played suikinkutsu and casket according to the present invention are useful for the multi-played suikinkutsu and casket used as decorations in Japanese gardens and the like. Suitable for suikinkutsu and samurai.
100 蹲踞
102 水鉢
103 役石
104 海
201、201a、201b、201c 吸込孔
202、202a、202b、202c 水琴窟
203 枠箱
204 瓶
205 溝
306 排水パイプ
400 多奏水琴窟
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記海と面一に設けられる吸込孔と、当該吸込孔に連結する瓶と、を備えた複数の水琴窟と、
を備えたことを特徴とする多奏水琴窟。 The sea that receives water from the water supply source,
A plurality of suikin caves comprising a suction hole provided flush with the sea, and a bottle connected to the suction hole;
A multi-story suikin cave characterized by having.
前記多奏水琴窟が備える海に設置され、上方に向けて開口し当該海に給水する水を保持する凹部を備えた給水源と、
を備え、
前記給水源は、前記凹部に対する給水設備からの給水を、当該凹部が保持する水中に直接給水する水中給水により受け付けることを特徴とする蹲踞。 The multiple music suikinkutsu according to any one of claims 1 to 5,
A water supply source provided with a recess that is installed in the sea provided by the multi-performance water koto cave, opens upward, and holds water supplied to the sea;
With
The said water supply source receives the water supply from the water supply equipment with respect to the said recessed part by the water supply directly supplied to the water which the said recessed part hold | maintains.
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