JP3219045U - 塗料付着防止用の自動車カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動車への着脱作業が容易で、しかも、強風によって飛び去ってしまうことがない塗料付着防止用の自動車カバーを提供すること。
【解決手段】 車輪を含めた車体全体を被覆可能な大きさであって通気性を有するカバー本体2と、開口2aの縁周に沿って形成された紐通し部3と、上記紐通し部に挿入され、自然長の状態で開口を絞るゴム紐4と、上記紐通し部3において上記ゴム紐を引き出し可能にする引き出し穴5とが設けられるとともに、上記引き出し穴から引き出されたゴム紐の引き出し部4aには、この引き出し部の任意の位置に移動可能な開口径設定手段6が設けられ、上記開口径設定手段6の移動位置に応じて上記ゴム紐4によるループ径を小さくして、上記カバー本体2の開口径を絞ることができるようにした。
【選択図】 図1

Description

この考案は、塗装現場の近くに駐車中の自動車に、飛散塗料が付着することを防止するために使用する、塗料付着防止用の自動車カバーに関する。
従来から、塗装現場の近くに駐車している自動車に、飛散した塗料が付着することがないように、車体全体をカバーで覆うことが行なわれていた。
この種の自動車カバーは、例えば図3に示すように、袋状のカバー本体1を自動車に被せたとき、その裾が地面Gに達する寸法を備えている。つまり、車体だけでなく、車輪まで覆われるようにしている。
そして、裾に沿って環状のゴム紐が設けられ、カバー本体1の開口が絞られるようにしている。このゴム紐を伸ばしながら自動車に被せれば、装着後には、開口が絞られて車体の下に引っ掛かるようになる。
特開平07−172187号公報 特開平05−077647号公報
このような塗料付着防止用の自動車カバーは、近くで塗装作業が行なわれるときに使用するものであって、塗装作業の開始前に装着し、終了後には取り外さなければならない。また、塗装作業中であっても、自動車を使用する場合には、自動車カバーを外さなければならない。このようなカバーは、自動車の持ち主が自分で着脱する場合や、塗装作業員が着脱したりする場合があるが、いずれにしても、着脱しやすいものが望まれる。特に、大きな駐車場の近くの塗装現場で、塗装作業員が自動車カバーを着脱する場合には、何台もの自動車にカバー本体1を被せなければならないので、着脱しやすさは重要なポイントである。
そして、上記従来の自動車カバーは、環状のゴム紐の長さによってカバー本体1の開口が決まるので、ゴム紐を長くして開口の絞り具合を弱くすれば、カバーの着脱時に、ゴム紐を引き伸ばす力が小さくて済み、着脱作業は容易になる。
しかし、ゴム紐の締め付け力が弱ければ、強風が吹いてカバー本体1が風をはらんだとき、風の力でカバー本体1が車体から外れて飛んでしまうという問題があった。
風が強ければ、塗料の飛散量も飛散距離も大きくなって自動車への付着の可能性が高くなるのに、カバー本体1が飛び去ってしまうのでは、カバーを被せた意味がない。
反対に、ゴム紐を短くして被せたカバーの開口が小さくなるようにすれば、風をはらんだカバー本体1が飛びにくくなる。しかし、カバーの着脱時にゴム紐を引き伸ばすための大きな力が必要になって、作業性が悪いという問題が発生する。
この考案の目的は、自動車への着脱作業が容易で、しかも、強風によって飛び去ってしまうことがない塗料付着防止用の自動車カバーを提供することである。
第1の考案は、車輪を含めた車体全体を被覆可能な大きさを有するカバー本体と、開口の縁周に沿って形成された紐通し部と、上記紐通し部に挿入され、自然長の状態で開口を絞るゴム紐と、上記紐通し部において上記ゴム紐を引き出し可能にする引き出し穴とが設けられるとともに、上記引き出し穴から引き出されたゴム紐の引き出し部には、この引き出し部の任意の位置に移動可能な開口径設定手段が設けられ、上記開口径設定手段の移動位置に応じて上記ゴム紐によるループ径を小さくして、上記カバー本体の開口径を絞ることができる点を特徴とする。
第2の考案は、上記カバー本体が通気性を有する点を特徴とする。
なお、上記通気性とは、カバー本体内から外へ向かって気流が通過可能であるということで、カバー本体には気流が通過する通気孔が形成されている。ただし、この通気孔は、塗料飛沫が通過しない大きさである。
この考案では、開口径設定手段によってゴム紐のループ径を小さくしてカバー本体の開口径を絞ることができ、強風時にカバー本体が風をはらんでも、自動車から外れにくくできる。
しかも、上記開口径設定手段は移動可能なので、強風時や強風が予想されるときにのみ操作してゴム紐のループ径を小さくすることができ、通常時にはゴム紐のループ径を小さく絞らないようにすることができる。
したがって、通常時には、ゴム紐のループ径が絞られ過ぎず、自動車へカバー本体を着脱する際にゴム紐を引き伸ばすための大きな力が必要にならない。そのため、カバー本体の着脱作業の作業性は低下しない。
このように、この考案によれば、必要に応じてカバー本体の開口径を調整でき、通常時のカバー着脱作業の作業性を落とすことなく、強風時にはカバー本体が飛び去って自動車に塗料が付着することを防止することができる。
特に、第2の発明では、カバー本体が通気性を備えているので、カバー本体が風によってはらみにくく、自動車からはずれる方向の力を小さくすることができる。
このように、カバー本体の通気性によって風の作用を低減させながら、開口径を小さく設定することで、強風時にカバー本体が飛び去ってしまうことを、より確実に防止できる。
この考案の実施形態のカバー本体を開口側から見た図である。 カバー本体の引き出し穴付近の拡大図である。 従来の塗料付着防止用の自動車カバーの使用状態を示した図である。
図1,2に示す実施形態の塗料付着防止用の自動車カバーは、通気性を有する不織布で形成されたカバー本体2からなる。このカバー本体2は、自動車に被せたとき図3に示す従来のカバー本体1と同様に、車輪まで覆い、開口2a側である裾が地面Gに達する寸法を備えている。
なお、上記カバー本体2は、図示しない通気孔が形成され、この通気孔によって気流が通過可能にされている。そして、この通気孔の大きさは、塗料飛沫を通過させない大きさにされている。
また、カバー本体2の開口2a側には、周縁を内側に折り返して形成された紐通し部3が形成され、その中にゴム紐4が挿通されている。このゴム紐4は、上記カバー本体2の開口2aを絞り、カバー本体2を自動車に被せる際には、このゴム紐4を引き伸ばさなければならない長さにしている。
さらに、上記紐通し部3には、引き出し穴5が形成され、この引き出し穴5から上記ゴム紐4が引き出されている。この引き出し穴5から引き出された部分を引き出し部4aとし、紐通し部3内の部分をループ部4bとする。
そして、上記引き出し部4aには、開口径設定手段である止め部材6が取り付けられている。この止め部材6は、ゴム紐4の引き出し部4aの任意の位置に移動し、その位置を保持できる部材である。
上記引き出し穴5からゴム紐4を引き出して、引き出し部4aを長くしてから止め部材6を引き出し穴5の近傍に移動させれば、引き出し部4aの長さが固定される。言い換えれば、止め部材6の位置によって、紐通し部3内のループ部4bの長さ、すなわちループ径が固定され、カバー本体2の開口径が設定されることになる。
上記のように、この実施形態のカバー本体2は、引き出し穴5からの引き出し部4aの長さを変えることによって、カバー本体2の開口径を調整することができる。
通常は、引き出し部4aを短めにし、ループ部4bの径を大きめに保った状態で使用すれば、その着脱の作業性を損なうことはない。特に、多数の自動車に作業員が一人でカバーを掛けなければならないようなときに、ゴム紐4を絞り過ぎているとカバー掛け作業に時間がかかってしまうが、この実施形態のカバー本体2なら、ループ部4bの開口径を大きめに調整して、短時間でカバー掛けを行なうことができる。
一方、強風が吹いているときや、強風が予想される場合には、カバー本体2を自動車に被せた後に、上記引き出し穴5から引き出される引き出し部4aを長く引き出して、開口径をより小さく絞れば、カバー本体2が風をはらんだとしても、開口2aが車体に引っ掛かるので自動車から吹き飛ばされてしまうようなことはない。
なお、カバー本体2を車体に被せてから上記止め部材6を移動させて開口径を絞るようにした方が、カバー本体2を被せる作業は容易になるが、予め開口径を絞ってからカバー本体2を被せるようにしてもよい。
さらに、この実施形態のカバー本体2は通気性を有するので、風がカバー本体2を通過する。そのため、風がカバー本体2を車体から吹き飛ばそうとする力を弱めることができる。このように、通気性を備えたカバー本体2の開口径を絞ることによって、容易かつ確実に強風対策ができる。
また、強風が吹かないときには、特に開口径を絞ることなく、車体にカバー本体2を被せるだけで足りるので、着脱作業性も良く、自動車の台数が多くなっても容易に対応できる。
なお、上記止め部材6は、引き出し部4aの任意の位置に固定できる構造であればどのようなものでも良い。例えば、ばね力で引き出し部4aを挟持する構成などである。ただし、止め部材6が、引き出し穴5及び紐通し部3を通過しない大きさを備えていれば、止め部材6を常時カバー本体2の外に位置させることができ、位置調整が容易になる。
また、上記実施形態では、通気性を有するカバー本体2を用いているが、カバー本体は必ずしも通気性を備えていなくてもよい。例えば、樹脂製シートで形成され、通気性がないカバー本体であっても、上記ゴム紐4の引き出し部4aに、止め部材などの開口径設定手段6を備え、開口径を必要に応じて絞ることができれば、強風時にカバー本体が吹き飛ばされないようにすることができる。
塗装現場の近くに駐車している自動車の保護に最適である。
2 カバー本体
2a 開口
3 紐通し部
4 ゴム紐
4a 引き出し部
5 引き出し穴
6 (開口径設定手段)止め部材

Claims (2)

  1. 車輪を含めた車体全体を被覆可能な大きさを有するカバー本体と、
    開口の縁周に沿って形成された紐通し部と、
    上記紐通し部に挿入され、自然長の状態で開口を絞るゴム紐と、
    上記紐通し部において上記ゴム紐を引き出し可能にする引き出し穴と
    が設けられ、
    上記引き出し穴から引き出されたゴム紐の引き出し部には、この引き出し部の任意の位置に移動可能な開口径設定手段が設けられ、
    上記開口径設定手段の移動位置に応じて上記ゴム紐によるループ径を小さくして、上記カバー本体の開口径を絞ることができる塗料付着防止用の自動車カバー。
  2. 上記カバー本体が、通気性を有する請求項1に記載の塗料付着防止用の自動車カバー。
JP2018003601U 2018-09-14 2018-09-14 塗料付着防止用の自動車カバー Active JP3219045U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021024310A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 丸満産業株式会社 自動車用カバー
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