JP3218264U - Led照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源部品に接着剤注入によって封止する場合に、接着剤が外部に溢れ出すことを避ける、LED照明器具を提供する。【解決手段】少なくともランプハウジング本体1、電源部品3及び電源蓋部2を有し、ランプハウジング本体1に電源収容部11を有し、電源収容部11内に電源部品3を収容でき、電源収容部11に電源蓋部2を蓋で閉じるようにして設置されることによって電源収容チャンバ及び接着剤オーバーフロースペースを形成し、電源部品3は接着剤注入によって電源収容チャンバ内に固定され、接着剤オーバーフロースペースは、電源蓋部2で電源収容部11を閉じた時に、電源収容チャンバから溢れ出した接着剤を収容するように電源収容チャンバの外側に位置する。【選択図】図1
Description
本実用新案はLED照明分野に属し、特にLED照明器具に関する。
LED(LightEmittingDiode、発光ダイオード)照明裝置は、例えば室内照明、室外照明、ポータブル照明、環境照明等の各種照明場所に広く使用されている。LED照明器具は、省エネ、長寿命、良好な適用性、短い応答時間、環境保護、鮮やかな色彩、純粋な発光色等の利点を有し、照明器具産業の発展の方向性を示すものである。
発光ダイオードの性能は、湿度、温度、機械的振動及び機械的衝撃の影響を極めて受け易く、LED発光素子が正常な使用寿命内に正常に動作することを保証するため、LED照明器具の構成部品が良好な防水性能、放熱性能、機械的振動防止性能及び機械的衝撃防止性能等を有することが要求される。また、照明器具の使用環境に応じて、照明器具に何等かの特別な要求が設けられる。例えば、屋外で使用される街灯には、照明器具が良好な耐紫外線性能と防水性能を有することが要求される。
LED照明器具は電源部品を有し、電源部品の設置は、封止性能及び堅固性を保証する必要性があるため、通常、接着剤が注入封止される。しかしながら、接着剤注入の過程、または圧蓋を閉じる過程で、接着剤が溢れ出すことがあり、接着剤の色が比較的深いため、表面に接着剤の痕跡が残ってしまい、外観に影響してしまう。
本実用新案が解決しようとする技術的課題は、電源部品に接着剤注入によって封止する場合に、接着剤が外部へ溢れ出すことを避ける、LED照明器具を提供することにある。
上記の課題を解決するため、少なくともランプハウジング本体、電源部品及び電源蓋部を有し、前記ランプハウジング本体に電源収容部を有し、前記電源収容部内に前記電源部品を収容でき、前記電源収容部に前記電源蓋部を蓋で閉じるようにして設置することによって電源収容チャンバ及び接着剤オーバーフロースペースを形成し、前記電源部品は、接着剤注入によって前記電源収容チャンバ内に固定され、前記接着剤オーバーフロースペースは、前記電源蓋部で前記電源収容部を閉じた時に、前記電源収容チャンバから溢れ出した接着剤を収容するように前記電源収容チャンバの外側に位置する、LED照明器具を提供する。
本実用新案の1つの実施例として、前記電源収容部は内外部に環設された第1環壁部及び第2環壁部を有し、前記電源蓋部は、前記第1環壁部及び第2環壁部に対応する第3環壁部及び第4環壁部を有し、前記電源蓋部で前記電源収容部を閉じた時、前記第3環壁部と前記第1環壁部が突合せ接続し、前記第4環壁部と前記第2環壁部が突合せ接続することで、前記第3環壁部及び前記第1環壁部の内側に前記電源収容チャンバが形成され、前記第3環壁部及び前記第1環壁部の外側、並びに前記第4環壁部及び前記第2環壁部の内側に前記接着剤オーバーフロースペースが形成される。
本実用新案の1つの実施例として、前記接着剤オーバーフロースペースは、相互連通した狭いオーバーフロー通路及び広いオーバーフローチャンバを有し、前記第1環壁部は、前記オーバーフローチャンバに対応する端面部にオーバーフロー口を有し、残りの端面部は平坦である。
本実用新案の1つの実施例として、前記第3環壁部は、前記オーバーフロー口に対応する端面部に、前記オーバーフロー口と一致するブロックを有する。
本実用新案の1つの実施例として、前記狭いオーバーフロー通路は、前記電源収容部の長辺に沿って設置され、前記広いオーバーフローチャンバは、前記電源収容部の短辺に沿って設置される。
本実用新案の1つの実施例として、前記電源蓋部は、前記第4環壁部より高い保持壁をさらに有し、前記保持壁は、前記第4環壁部または第4環壁部内側の前記オーバーフロー通路に対応する位置に設置される。
本実用新案の1つの実施例として、第1シールリングをさらに有し、前記第1シールリングは、第1環壁部及び第3環壁部の間に圧着設置される。
本実用新案の1つの実施例として、絶縁箱をさらに有し、前記電源部品が前記絶縁箱内に設置され、前記絶縁箱が前記電源収容部内に設置される。
本実用新案の1つの実施例として、LEDモジュールをさらに有し、前記ランプハウジング本体は、前記電源収容部と隔離された光源設置部をさらに有し、前記LEDモジュールは前記光源設置部に設置される。
本実用新案の1つの実施例として、前記光源設置部は、光源チャンバ台座及びレンズ枠を有し、前記LEDモジュールは、前記光源チャンバ台座に設置され、レンズ枠によって前記光源チャンバ台座に圧着固定される。
本実用新案の1つの実施例として、前記LEDモジュールは、それぞれLED回路板、第2シールリング及びレンズを有し、前記LED回路板は、前記光源チャンバ台座に固定され、前記第2シールリングとレンズが共に前記LED回路板を覆うように光源チャンバ台座に貼り合わせて、すべての前記レンズ枠をすべての前記LEDモジュールに圧着封止し、前記光源チャンバ台座に固定する。
本実用新案の1つの実施例として、前記レンズ枠のフレームをレンズに押下し、押下圧力を第2シールリングに作用させることで、LEDモジュールを加圧封止する。
本実用新案の1つの実施例として、前記LEDモジュールは、それぞれさらに液状シリカゲルを有し、前記液状シリカゲルは、前記レンズ枠、レンズ、及び第2シールリングが接触する部位の外側又は内側に塗布され、レンズ枠をLEDモジュールに加圧固定した後、液状シリカゲルが硬化する。
本実用新案の1つの実施例として、前記レンズ枠がネジによってLEDモジュールに加圧固定され、前記光源チャンバ台座に接続固定される。
本実用新案の1つの実施例として、前記ランプハウジング本体の光源設置部の正面がLEDモジュールの出光面であり、前記ランプハウジング本体の光源設置部の裏面に放熱フィンが配置される。
本実用新案の1つの実施例として、前記光源設置部と前記電源収容部の間の部位に、ランプハウジングの夾角内側の水滴を落下させるために用いられ、断熱の役割を果たす貫通孔列が設置される。
本実用新案の1つの実施例として、ホルダー及びノブをさらに有し、前記ホルダーはノブによって前記ランプハウジング本体に設置されることで、前記ランプハウジング本体が前記ホルダーに対して回転できる。
本実用新案の1つの実施例として、前記ノブとランプハウジングの間に接続され、緩みを防止する役割を果たす歯型座金をさらに有する。
上記の技術的な手段を採用すると、既存の技術に比べて、本実用新案は以下の効果を有する。
電源蓋部及び電源収容部の関係を以下のように設置する。即ち、連携接続した後に電源収容チャンバ及び接着剤オーバーフロースペースを形成できるように設定し、電源部品を電源収容チャンバの中に設置し、接着剤注入によって電源収容チャンバを充満させる。また、電源蓋部及び電源収容部が接続時に接着剤を圧搾するため、接着剤が電源収容チャンバ外部へ溢れ出す場合がある。本実用新案は、接着剤オーバーフロースペースを電源収容チャンバの外側に設置し、溢れ出した接着剤をその内部に受けることで、接着剤が電源蓋部及び電源収容部の外部へ溢れ出すことを避け、封止性能及び堅固性を保証した上で、外観への影響がないようにする。
ランプ全体が電源設置スペースに対して限制するので、ランプ全体の体積への影響により、接着剤オーバーフロースペースを大きく設置出来ない。そのため、接着剤オーバーフロースペースをオーバーフロー通路及びオーバーフローチャンバに分け、オーバーフロー通路は狭く、オーバーフローチャンバが広くなっている。そうすると、電源収容チャンバの四辺周りが接着剤を受けられる保証の上で、接着剤がオーバーフロー通路を通ってオーバーフローチャンバに流れることで、スペース節約になる。同時に、第1環壁部はオーバーフローチャンバに対応する端面部にオーバーフロー口を有すると、接着剤の過度な注入または接着剤が圧搾された時に、先立ってオーバーフロー口からオーバーフローチャンバに流れることができ、オーバーフローの速度が速すぎるために外部へ溢れ出すことを避けられる。
本実用新案の上記目的、特徴及び利點を更に明確かつ分かり易くするため、以下、図面を参照しながら本実用新案の具体的な実施形態について詳細に説明する。
以下の説明において、本実用新案を充分に理解できるよう、多くの具体的かつ詳細な説明を記述した。しかしながら、本実用新案は、以下の説明以外にも数多くの異なる形態で実施できるものであり、当業者が本実用新案の技術思想の範囲内でこれを類推できる。よって、本実用新案は、以下に公開する具体的な実施形態に限定されない。
図1〜5に示すように、1つの実施例として、LED照明器具は、少なくともランプハウジング本体1、電源部品3及び電源蓋部2を有する。もちろん、LED照明器具は、例えば光源部品、放熱構造等、その他の必要な構造をさらに含んでよく、ここでは制限しない。電源部品3は、例えばベアボード電源、避雷器、コード等を含む、既存の電源部品であってよい。
前記ランプハウジング本体1に電源収容部11を有し、前記電源収容部11内に前記電源部品3を収容できる。電源蓋部2と電源収容部11が連携接続し、それぞれに雄ネジ及びネジ穴を設置し、ネジ部品によって接続させるが、無論その具体的な実施方法は制限されていない。前記電源収容部11に前記電源蓋部2を蓋で閉じるようにして設置することによって、電源収容チャンバ及び接着剤オーバーフロースペースを形成できる。前記電源部品3は、接着剤注入によって前記電源収容チャンバ内に固定され、接着剤注入によって電源収容チャンバ全体を充満し、空気隙間を残さない。接着剤注入は、さらに封止の効果があり、したがってときに溢れ出し易い問題が生じる。前記接着剤オーバーフロースペースは、前記電源蓋部2で前記電源収容部11を閉じた時に、前記電源収容チャンバから溢れ出した接着剤を収容するように前記電源収容チャンバの外側に位置する。
電源蓋部2及び電源収容部11の関係を以下のように設置する。即ち、連携接続した後に電源収容チャンバ及び接着剤オーバーフロースペースを形成できるように設定し、電源部品3を電源収容チャンバの中に設置し、接着剤注入によって電源収容チャンバを充満させる。また、電源蓋部2及び電源収容部11が接続時に接着剤を圧搾するため、接着剤が電源収容チャンバ外部へ溢れ出す場合がある。本実用新案は、接着剤オーバーフロースペースを電源収容チャンバの外側に設置し、溢れ出した接着剤をその内部に受けることで、接着剤が電源蓋部2及び電源収容部11の外部へ溢れ出すことが避けられ、封止性能及び堅固性を保証した上で、外観への影響がないようにする。
1つの実施例として、図1〜3に示すように、前記電源収容部11は、内外部に環設された第1環壁部111及び第2環壁部112を有し、前記電源蓋部は、前記第1環壁部111及び第2環壁部112に対応する第3環壁部21及び第4環壁部22を有する。これらの環壁の具体的な形状は、実際の場合によって定めることができ、円形、楕円形、矩形、不規則形状などであってよく、限定されない。本実施例では、好ましいものとして長方形が選択される。
前記電源蓋部2で前記電源収容部11を閉じた時、前記第3環壁部21と前記第1環壁部111が突合せ接続し、前記第4環壁部22と前記第2環壁部112が突合せ接続することで、前記第3環壁部21及び前記第1環壁部111の内側に前記電源収容チャンバが形成され、前記第3環壁部21及び前記第1環壁部111の外側、並びに前記第4環壁部22及び前記第2環壁部112の内側に前記接着剤オーバーフロースペースが形成される。
つまり、電源収容チャンバ及び接着剤オーバーフロースペースが第1環壁部111及び第3環壁部21よって隔絶され、また、接着剤オーバーフロースペースが第2環壁部112及び第4環壁部22によって外周を囲まれる。このように設置することで、接着剤オーバーフロースペースが電源収容チャンバの四辺周り方向に配置され、電源収容チャンバがどの方位から溢れ出しても、接着剤オーバーフロースペースで受けられる。
更に、前記接着剤オーバーフロースペースは、相互連通した狭いオーバーフロー通路及び広いオーバーフローチャンバを有し、前記第1環壁部111は、前記オーバーフローチャンバに対応する端面部にオーバーフロー口1111を有し、残りの端面部は平坦である。前記実施例を基礎に、接着剤オーバーフロースペースは、事実上環形スペースであり、その内の一部分をオーバーフロー通路、他の一部分をオーバーフローチャンバにすることができ、また、これらの部分は同時に相互連結されている。狭さ及び広さは横断面の幅と比較したものである。オーバーフロー口1111は好ましくは円形であるが、それらに限定されず、その他の形状も適用できる。
ランプ全体が電源設置スペースに対して限制するので、ランプ全体の体積への影響により、接着剤オーバーフロースペースを大きく設置出来ないため、接着剤オーバーフロースペースをオーバーフロー通路及びオーバーフローチャンバに分け、オーバーフロー通路は狭く、オーバーフローチャンバが広くなっている。電源収容チャンバの四辺周りが接着剤を受けられる保証の上で、接着剤がオーバーフロー通路を通ってオーバーフローチャンバに流れることで、スペース節約になる。同時に、第1環壁部111はオーバーフローチャンバに対応する端面部にオーバーフロー口1111を有し、接着剤注入の充溢または接着剤が圧搾された(圧搾要因は、例えば、もとは接着剤からはみ出したコード等が、電源蓋部の圧搾により接着剤に押し込まれて、接着剤が溢れ出す原因となる。)時に、先立ってオーバーフロー口1111からオーバーフローチャンバに流れることができ、オーバーフローの速度が速すぎるために外部へ溢れ出しすのを避けられる。
好ましくは、前記第3環壁部21は、前記オーバーフロー口1111に対応する端面部に、前記オーバーフロー口1111と一致するブロックを有する。ブロックは、電源蓋部2及び電源収容部11が接続する時、溝口が一致であるので、電源収容チャンバの封止性能を保証できる。
好ましくは、前記狭いオーバーフロー通路は、前記電源収容部11の長辺に沿って設置され、前記広いオーバーフローチャンバは、前記電源収容部11の短辺に沿って設置される。つまり、オーバーフロー通路が電源収容部11の長辺外側に設置され、オーバーフローチャンバが電源収容チャンバの短辺方向に設置される。本実施例の長さ及び幅は、電源収容チャンバの端面開口から決定するものである。本実施例では、電源収容部は矩形、即ち扁平状であり、オーバーフローチャンバは短辺外側に設置され、オーバーフロー通路は長辺外側に設置される。
1つの実施例として、図2に示すように、前記電源蓋部2は、前記第4環壁部22より高い保持壁23をさらに有し、前記保持壁23は、前記第4環壁部22または第4環壁部22内側の前記オーバーフロー通路に対応する位置に設置される。
保持壁23の長さはオーバーフロー通路の長さと同じか同じくらいであり、接着剤がオーバーフロー通路に流れると、保持壁23の高さが第4環壁部より高いため、接着剤が直接第4環壁部22及び第2環壁部112の合致部に進入するのを阻み、灰色の接着剤がランプハウジング本体1及び電源蓋部2の合致部を汚すのを防止する。よって、細い合致部を通って接着剤が電源収容チャンバ外壁に流れて見られることを防止できる効果がある。
1つの実施例として、LED照明器具は第1シールリング4をさらに有する。前記第1シールリング4は、第1環壁部111及び第3環壁部21の間に圧着設置される。第1シールリング4は第3環壁部21に設置できる。しかしながら、ネジを締めてランプハウジング本体1及び電源蓋部2を接続させる過程に従い、第1シールリングが圧迫変形(オーバーフロー口1111の部分も含む)し、電源収容チャンバ全体の封止性を保証する。圧搾過程で、第1シールリング4の圧迫変形に従い、内部の接着剤が更に四辺周りの任意方向から溢れ出し、オーバーフロー通路またはオーバーフローチャンバ内に流れ込む。
1つの実施例として、LED照明器具は絶縁箱5をさらに有する。前記電源部品3が前記絶縁箱5内に設置され、前記絶縁箱5が前記電源収容部11内に設置される。絶縁箱5は電源部品を制約する作用と同時に絶縁作用も果たし、接着剤注入と同時に、絶縁箱5を接着剤注入によって電源収容チャンバ内に固定する。
1つの実施例として、LED照明器具はLEDモジュール7をさらに有する。前記ランプハウジング本体1は、前記電源収容部11と隔離された光源設置部をさらに有し、前記LEDモジュール7は前記光源設置部に設置される。
光源設置部と電源収容部11の間は隔離壁などの隔離構造によって相互隔離でき、LEDモジュール7及び電源部品3が作動する時にそれぞれが発生する熱量を一定程度隔絶して、相互間の影響を減少させ、ランプの使用寿命を延長できる。
隔離壁に電気穿設部が設置され、光源設置部と電源収容部11の間の電気接続部品を穿設するのに用いられる。電気穿設部の具体方法は限制されず、例えば回路板を用いて隔離壁の一部分とすることができるが、もちろんその他の方法でもよい。
電気穿設部が通線孔であるが、それに制限されず任意に選択できる。通線孔は、LEDモジュールと電源部品の間の電気接続線を穿設するために用いられ、電気接続線は好ましくは防水線である。隔離壁に直接通線孔を開設し、リード線を穿設することによって、LEDモジュールと電源部品を接続すれば、製造コストを大幅に削減でき、更に熱の伝達も減少させることができる。好ましくは、通線孔内にシールリングを設置することができ、シールリングは、くさび形シリカゲルリングであってもよく、且つシールリングをベースに接着剤注入による封止を行い、LEDモジュールの高い防護レベルを実現する。シールリングの設置によって注入した接着剤の流動を防止でき、両者を組み合わせることによって更に良好な封止効果が得られる。
続いて、図1に示すように、任意選択的に、前記光源設置部は、光源チャンバ台座12及びレンズ枠6を有し、前記LEDモジュール7は、前記光源チャンバ台座12に設置され、レンズ枠6によって前記光源チャンバ台座12に圧着固定される。容易に設置できる。
好ましくは、前記LEDモジュール7は、それぞれLED回路板73、第2シールリング72及びレンズ71を有する。前記LED回路板73は、前記光源チャンバ台座12に固定され、LED回路板73は例えばLEDランプビーズ及びアルミ基板を含むことができ、溶接加工によって接続設置できるが、それらに制限されない。アルミ基板は、例えばセラミック基板などその他基板に置換できる。前記第2シールリング72とレンズ71が共に前記LED回路板を覆うように光源チャンバ台座12に貼り合わせて、すべての前記レンズ枠6をすべての前記LEDモジュール7に圧着封止し、前記光源チャンバ台座12に固定する。レンズ71とレンズ71を固定するレンズ枠6は分離して設置され、LEDモジュールを加圧封止した時にレンズが凸起するのを防止できる。
前記レンズ枠6のフレームをレンズ71に押下し、押下圧力を第2シールリング72に作用させることで、LEDモジュール7を加圧封止し、第2シールリング72の内縁または第2シールリング72全体に作用する。レンズ71、第2シールリング72を加圧することによって、LEDモジュール7を加圧封止する。
前記レンズ枠6がネジによってLEDモジュール7に加圧固定され、またネジによって前記光源チャンバ台座12に接続固定され、無論その具体的な方法は限定されず任意に選択できる。任意選択的に、前記LEDモジュールは、それぞれさらに液状シリカゲルを有し、前記液状シリカゲルは、前記レンズ枠6、レンズ71、及び第2シールリング72が接触する部位の外側又は内側に塗布され、レンズ枠6をLEDモジュール7に加圧固定した後、液状シリカゲルが硬化する。
具体的には、レンズ71は外縁を有し、サイズが一致する第2シールリング72が外縁下方に設置され、レンズ枠6がレンズ71の外縁と一致し、外縁の上方に押圧され、レンズ枠6は光源チャンバ台座12を下方に押圧して接続固定し、光源チャンバを形成する。レンズ枠6はレンズと連携してLEDモジュール7のLED回路板73を光源チャンバ内に封止する。レンズ枠6を用いてレンズ71上の第2シールリング72加圧固定し、第2シールリング72の受力を均等にさせ、安定性が良好で、更に良好な封止性能有する。
好ましくは、前記ランプハウジング本体1の光源設置部12の正面がLEDモジュール7の出光面であり、前記ランプハウジング本体1の光源設置部12の裏面に放熱フィンが配置される。複数の放熱フィンは、LEDモジュール7が必要とする放熱範囲に一定な間隔をもって全面に配置できる。LEDモジュール7の裏面に複数の放熱フィンを設置することにより、ランプの放熱性能を強化できる。
好ましくは、前記光源設置部12と前記電源収容部11の間の部位に、ランプハウジング本体1の夾角内側の水滴を落下させるために用いられ、断熱の役割を果たす貫通孔列13が設置される。孔列13は一列の楕円形の孔であってもよい。孔列13は、ランプハウジング本体1の夾角内側の水滴を落下させ、排水するために用いられるだけでなく、断熱の役割も果たし、LEDモジュール7及び電源部品3によって発生する熱を更に隔離させ、相互間の干渉を減少させて、一定の気流を発生させることによって、ランプを冷却できる。
更に、LED照明器具はホルダー9及びノブ8をさらに有する。ホルダー9はノブ8によってランプハウジング本体1の光源設置部12と電源収容部11の間の両側に設置され、ランプハウジング本体1がホルダー9に対して回転できる。ホルダー9はランプハウジング本体1を回転させることができ、例えば360度回転又は340度回転させ、ランプの多角度での出光を実現し、光面調整に有利である。
好ましくは、LED照明器具は歯型座金10をさらに有する。歯型座金10は、ノブとランプハウジングの間に接続され、緩みを防止する役割を果たす。ノブ9と歯型座金10がホルダー9を締め付け、ランプハウジング本体1を固定する。出光方向を調整する場合には、ノブ9を緩めて、ランプハウジング本体1の角度を調整して実現できる。
本実用新案は、上記の通り、好ましい実施例を公開したものであるが、本実用新案の請求範囲を限定するものではなく、当業者が本考案の精神に基づく均等な置換およびその他の改良は、当然、本考案の請求の範囲に含まれるものとする。
1 ランプハウジング本体
11 電源収容部
111 第1環壁部
1111 オーバーフロー口
112 第2環壁部
12 光源チャンバ台座
13 孔列
2 電源蓋部
21 第3環壁部
22 第4環壁部
23 保持壁
3 電源部品
4 第1シールリング
5 絶縁箱
6 レンズ枠
7 LEDモジュール
71 レンズ
72 第2シールリング
73 LED回路板
8 ノブ
9 ホルダー
10 歯型座金
11 電源収容部
111 第1環壁部
1111 オーバーフロー口
112 第2環壁部
12 光源チャンバ台座
13 孔列
2 電源蓋部
21 第3環壁部
22 第4環壁部
23 保持壁
3 電源部品
4 第1シールリング
5 絶縁箱
6 レンズ枠
7 LEDモジュール
71 レンズ
72 第2シールリング
73 LED回路板
8 ノブ
9 ホルダー
10 歯型座金
好ましくは、LED照明器具は歯型座金10をさらに有する。歯型座金10は、ノブとランプハウジングの間に接続され、緩みを防止する役割を果たす。ノブ8と歯型座金10がホルダー9を締め付け、ランプハウジング本体1を固定する。出光方向を調整する場合には、ノブ8を緩めて、ランプハウジング本体1の角度を調整して実現できる。
Claims (18)
- 少なくともランプハウジング本体、電源部品及び電源蓋部を有し、
前記ランプハウジング本体に電源収容部を有し、
前記電源収容部内に前記電源部品を収容でき、前記電源収容部に前記電源蓋部を蓋で閉じるように設置することによって電源収容チャンバ及び接着剤オーバーフロースペースを形成し、
前記電源部品は、接着剤注入によって前記電源収容チャンバ内に固定され、
前記接着剤オーバーフロースペースは、前記電源蓋部で前記電源収容部を閉じた時に、前記電源収容チャンバから溢れ出した接着剤を収容するように前記電源収容チャンバの外側に位置することを特徴とする、LED照明器具。 - 前記電源収容部は内外部に環設された第1環壁部及び第2環壁部を有し、
前記電源蓋部は、前記第1環壁部及び第2環壁部に対応する第3環壁部及び第4環壁部を有し、
前記電源蓋部で前記電源収容部を閉じた時、前記第3環壁部と前記第1環壁部が突合せ接続し、前記第4環壁部と前記第2環壁部が突合せ接続することで、前記第3環壁部及び前記第1環壁部の内側に前記電源収容チャンバが形成され、前記第3環壁部及び前記第1環壁部の外側、並びに前記第4環壁部及び前記第2環壁部の内側に前記接着剤オーバーフロースペースが形成されることを特徴とする、請求項1に記載のLED照明器具。 - 前記接着剤オーバーフロースペースは、相互連通した狭いオーバーフロー通路及び広いオーバーフローチャンバを有し、
前記第1環壁部は、前記オーバーフローチャンバに対応する端面部にオーバーフロー口を有し、残りの端面部は平坦であることを特徴とする、請求項2に記載のLED照明器具。 - 前記第3環壁部は、前記オーバーフロー口に対応する端面部に、前記オーバーフロー口と一致するブロックを有することを特徴とする、請求項3に記載のLED照明器具。
- 前記狭いオーバーフロー通路は、前記電源収容部の長辺に沿って設置され、
前記広いオーバーフローチャンバは、前記電源収容部の短辺に沿って設置されることを特徴とする、請求項3に記載のLED照明器具。 - 前記電源蓋部は、前記第4環壁部より高い保持壁をさらに有し、
前記保持壁は、前記第4環壁部または第4環壁部内側の前記オーバーフロー通路に対応する位置に設置されることを特徴とする、請求項3に記載のLED照明器具。 - 第1シールリングをさらに有し、
前記第1シールリングは、第1環壁部及び第3環壁部の間に圧着設置されることを特徴とする、請求項2〜5のいずれか一項に記載のLED照明器具。 - 絶縁箱をさらに有し、
前記電源部品が前記絶縁箱内に設置され、前記絶縁箱が前記電源収容部内に設置されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のLED照明器具。 - LEDモジュールをさらに有し、
前記ランプハウジング本体は、前記電源収容部と隔離された光源設置部をさらに有し、
前記LEDモジュールは前記光源設置部に設置されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のLED照明器具。 - 前記光源設置部は、光源チャンバ台座及びレンズ枠を有し、
前記LEDモジュールは、前記光源チャンバ台座に設置され、レンズ枠によって前記光源チャンバ台座に圧着固定されることを特徴とする、請求項9に記載のLED照明器具。 - 前記LEDモジュールは、それぞれLED回路板、第2シールリング及びレンズを有し、
前記LED回路板は、前記光源チャンバ台座に固定され、
前記第2シールリングとレンズが共に前記LED回路板を覆うように光源チャンバ台座に貼り合わせて、
すべての前記レンズ枠をすべての前記LEDモジュールに圧着封止し、前記光源チャンバ台座に固定することを特徴とする、請求項10に記載のLED照明器具。 - 前記レンズ枠のフレームをレンズに押下し、押下圧力を第2シールリングに作用させることで、LEDモジュールを加圧封止することを特徴とする請求項11に記載のLED照明器具。
- 前記LEDモジュールは、それぞれさらに液状シリカゲルを有し、
前記液状シリカゲルは、前記レンズ枠、レンズ、及び第2シールリングが接触する部位の外側又は内側に塗布され、
レンズ枠をLEDモジュールに加圧固定した後、液状シリカゲルが硬化することを特徴とする、請求項12に記載のLED照明器具。 - 前記レンズ枠がネジによってLEDモジュールに加圧固定され、前記光源チャンバ台座に接続固定されることを特徴とする請求項12に記載のLED照明器具。
- 前記ランプハウジング本体の光源設置部の正面がLEDモジュールの出光面であり、
前記ランプハウジング本体の光源設置部の裏面に放熱フィンが配置されることを特徴とする、請求項9に記載のLED照明器具。 - 前記光源設置部と前記電源収容部の間の部位に、ランプハウジングの夾角内側の水滴を落下させるために用いられ、断熱の役割を果たす貫通孔列が設置されることを特徴とする、請求項9に記載のLED照明器具。
- ホルダー及びノブをさらに有し、
前記ホルダーはノブによって前記ランプハウジング本体に設置されることで、前記ランプハウジング本体が前記ホルダーに対して回転できることを特徴とする請求項9に記載のLED照明器具。 - 前記ノブとランプハウジングの間に接続され、緩みを防止する役割を果たす歯型座金をさらに有することを特徴とする、請求項16に記載のLED照明器具。
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