JP3218129B2 - キーボート装置 - Google Patents

キーボート装置

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JP3218129B2
JP3218129B2 JP21139393A JP21139393A JP3218129B2 JP 3218129 B2 JP3218129 B2 JP 3218129B2 JP 21139393 A JP21139393 A JP 21139393A JP 21139393 A JP21139393 A JP 21139393A JP 3218129 B2 JP3218129 B2 JP 3218129B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タやワードプロセッサ等で用いられる入力装置に関し、
特に携帯用小型コンピュータ等のキーボード装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、パーソナルコンピュータやワー
ドプロセッサ等の入力装置としてはフルキーボード装置
が主に使用されている。キーボード装置は一文字分のキ
ャラクタに対して一個のスイッチが割り当てられ、該ス
イッチの上部に台形状の樹脂製操作部(キートップ)
配置されている。さらに、そのキートップの上面には規
定の文字や記号が印刷されている。尚、キートップの形
状寸法は、操作者の指の大きさから決定され、人間工学
に基づき使いやすい条件が従来から提唱されている。
【0003】このキートップが設けられたスイッチを
数列に複数個並べて、キーボード装置は構成されてい
る。
【0004】最近では半導体技術によって高度な処理機
能や小型化、低消費電力化が一段と進み、手帳サイズの
寸法で文章処理、計算処理、図形処理等が大型コンピュ
ータと何等変わらない携帯型パーソナルコンピュータ
(パソコン)も製品化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、それに
合わせて小型の入力装置が望まれるが、このような小型
機器のサイズにそのまま合わせてキーボード装置を小さ
くすると、フルキーボード装置であれば当然1つのキー
当りのキートップの寸法は小さくなり、人間工学的によ
いとはいいがたいものとなる。また、逆に人間工学的に
使いやすいキートップの寸法を確保すると、小型化した
フルキーボード装置は望めなくなる。
【0006】現状では、コストを含めて1つのキー寸法
が19mm程度のフルキーボード装置が最も使いやすく実
用的な入力装置と言えるが、その人間工学的サイズであ
りながら、さらに携帯時などの非使用時における小型化
を計ることが要望されている。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、フルキーボード装置でありなが
ら、携帯時などの非使用時に小型化することが可能であ
り、さらに耐久性のある操作性のよいキーボード装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
請求項1記載のキーボード装置は、キートップを有す
るキーを各々実装したキーボート本体を少なくとも第一
の分割部と第二の分割部とに分割し、 その第一の分割
部と第二の分割部とが同一平面上で隣接するように接続
され、キー入力が可能となる使用位置と、第一の分割部
と第二の分割部とが上下に重ねられた格納位置とに切り
替え可能に分割部間に配置されたヒンジ部材を備えてい
る。
【0009】また、請求項2記載のキーボード装置は、
使用位置に配置された第一の分割部あるいは第二の分割
部の格納位置への移動を禁止するロック部材を備えてい
る。
【0010】さらに、請求項3記載のキーボード装置
は、第一の分割部が、使用位置における第二の分割部に
対向する部位に第二の分割部との電気的接続のための電
気的接点を有した結合部を有し、第二の分割部が、使用
位置における第一の分割部の結合部に対応する部位に電
気的接点を有した受け部を有し、使用位置において各分
割部を結合部と受け部とが互いに近接する方向へ付勢す
る付勢部材を備えている。
【0011】
【作用】上記構成を有する本発明のキーボード装置によ
れば、ヒンジ部材が第一の分割部と第二の分割部とをつ
なぎ合わせている。このヒンジ部材により、第一の分割
部が第二の分割部と同一平面上で隣接するように接続さ
れ、キー入力が可能となる使用位置と、第一の分割部と
第二の分割部とが上下に重ねられる格納位置とに切り替
えられる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例の構成を示してい
る。本実施例のキーボード装置は、記号や仮名文字、ア
ルファベット等のキャラクタを入力する文字入力キー及
び特別な機能を設定するファンクションキーが5列に複
数個配列されたフルキーボード装置である。このキーボ
ード装置(キーボード本体)はキー配列に沿って、長手
方向で二つに分離され、第一の分割部1と第二の分割部
2を形成している。
【0014】この第一の分割部1と第二の分割部2は、
トーションバー4,5を介して一対のヒンジ板3(ヒン
ジ部材)により接続されている。トーションバー4,5
は、線ばね等の弾性材から形成されており、第一の分割
部1及び第二の分割部2の各々の底板の略中央において
上方に屈曲形成された一対の保持部1a,2aに回動可
能に軸支されている。このトーションバー4,5を回動
中心軸にして、第一の分割部1と第二の分割部2はヒン
ジ板3により揺動移動が可能にされている。そして、
4に示すように、第一の分割部1が第二の分割部2と同
一平面上で隣接しキー入力操作が可能な使用位置と、
6に示すように、第一の分割部1が第二の分割部2の上
方へ平行に重なるように折り畳まれる格納位置とに切り
替えが可能としてある。
【0015】各部を詳細に説明すると、第一の分割部1
は、図2及び図3に示すように、中空で箱状のシャーシ
11を骨格として、その上面にキートップ12を突設さ
せている。キートップ12は、各々図示しないスイッチ
ング部材を介して、シャーシ11内の底面に敷設された
FPC製の基板13上に設けられたキー入力を感知する
図示しないスイッチング接点に対応して配設されてい
る。
【0016】さらに、第一の分割部1が、図4に示す使
用位置に配置された時、その第一の分割部1の第二の
割部2に対向する側面部には、第二の分割部2との電気
的接続を行なう結合部14が突設されている。結合部1
4は、シャーシ11の底板が延長されて図3に示すよう
に段状に折れ曲げられて形成されており、その起立部に
穴14aが形成されている。そして、FPC基板13の
一部がこの穴14aを貫通し、段状になった結合部14
の裏側に貼設されている。この貼設された部位のFPC
基板13には各スイッチング接点から伸びた回路線の端
部が集中し、その先端は下方に180度折曲げられてお
り、電気的接点13aを構成している。
【0017】また、第一の分割部1のシャーシ11の一
対の側面には、突起状の一対のロックピン11aと、後
述するトーションバー4の逃げのための一対の長孔11
bとが各々形成されている。また、トーションバー4を
軸支する前記一対の保持部1aはシャーシ11の底面を
切り起こして形成され、その保持部1aはお互いに近接
して第一の分割部1の中心近くに設けられている。
【0018】尚、長孔11bと保持部1aは一直線上に
配設されており、保持部1aに支持されたトーションバ
ー4が長孔11bを貫通してシャーシ11の外方に突出
している。さらに、長孔11bはそのトーションバー4
を起点として結合部14の設けられた方向へ水平に延び
ている。
【0019】第二の分割部2も第一の分割部1と同様
に、分割シャーシ21上にキートップ22を突設し、キ
ートップ22を各々図示しないスイッチング部材を介し
て、分割シャーシ21内の底面に貼設されたFPC製の
基板23上に設けられた図示しないスイッチング接点に
対応して配設されている。
【0020】第二の分割部2が図4に示す使用位置に配
置された時、その第二の分割部2の第一の分割部1に対
向する側面部には、第一の分割部1の結合部14との電
気的接続を行なう受け部24が設けられている。受け部
24は、前記結合部14に対応する分割シャーシ21の
底板の一部分に、後述のトーションバー5に平行に配設
され且つシリコン等の弾性部材で作られたゴムチューブ
25と、そのゴムチューブ25に載置されたFPC基板
23とで構成されている。この部位のFPC基板23に
は前記スイッチング接点から伸びた回路線の端部が集中
している。
【0021】また、第二の分割部2の分割シャーシ21
の一対の側面には突起状の一対のロックピン21aと、
後に述べるトーションバー5の逃げのための長孔21b
とが各々形成されている。また、トーションバー5を軸
支する前記一対の保持部2aは分割シャーシ21の底面
を切り起こして形成され、その保持部2aはお互いに近
接して第二の分割部2の中心近くに設けられている。
尚、長孔21bと保持部2aは一直線上に配設されてお
り、保持部2aに支持されたトーションバー5が長孔2
1bを貫通して分割シャーシ21の外方に突出してい
る。さらに、長孔21bはそのトーションバー5を起点
として受け部24の設けられた方向へ水平に延びてい
る。
【0022】トーションバー4は、第一の分割部1の側
面に設けられた長孔11bを貫通して、第一の分割部1
の中心近くに設けられた一対の保持部1aに回動可能に
軸支されている。トーションバー4の両端は、ヒンジ板
3の一端近くに設けられたトーションバー結合孔3bに
嵌着されている。また、トーションバー5は第二の分割
部2の側面に設けられた長孔21bを貫通して、その分
割シャーシ21の中心近くに設けられた一対の保持部2
aに回動可能に軸支されている。トーションバー5の両
端は、前記ヒンジ板3の他端近くに設けられたトーショ
ンバー結合孔3aに嵌着されている。尚、トーションバ
ー4,5は弾性変形可能な同一部材で構成され、ヒンジ
板3はトーションバー4,5の両端に取着された止め輪
(図示せず)により抜け止め防止されている。
【0023】ヒンジ板3は、第一の分割部1の長手寸法
の約半分の長さを有し、その両端にU字形を呈した切欠
き部3c,3dと、トーションバー4,5の端部と接続
されるトーションバー結合孔3b,3aとが形成されて
いる。また、ヒンジ板3のトーションバー結合孔3aと
切欠き部3cとの距離は、第二の分割部2のロックピン
21aと保持部2aのトーションバー5の支持孔との距
離よりも若干大きく設定されており、これと同様に、ヒ
ンジ板3のトーションバー結合孔3bと切欠き部3dと
の距離は、第一の分割部1のロックピン11aと保持部
1aのトーションバー4の支持孔との距離よりも若干大
きく設定されている。
【0024】尚、本実施例のヒンジ板3が本発明のヒン
ジ部材に相当し、トーションバー4,5が本発明の回転
軸に相当する。
【0025】以上の構成をなすキーボード装置を使用す
る際の状態を図3,4に示す。図4に示すように、第一
分割部1と第二の分割部2とを同一平面上に隣接させ
一体のキーボード形状をなしている。このとき、第二の
分割部2の受け部24に第一の分割部1の結合部14が
重ねられて電気的にも接続されており、結合部14が第
一の分割部1の重量を架けて受け部24に乗った状態で
ある。同時に受け部24もゴムチューブ25により第一
分割部1の重量を受けつつFPC基板23の回路接点
を上方に付勢している。よって、回路接点は接触不良を
起こすことなく充分に圧接される。この点において、ゴ
ムチューブ25が本発明の付勢部材に相当する。
【0026】また、ヒンジ板3に設けられた切欠き部3
c,3dには各々ロックピン21a,11aが入り込ん
で、第一の分割部1及び第二の分割部2とヒンジ板3と
のトーションバー4,5を中心軸とした回動を禁止して
いる。すなわち、切欠き部3c,3d及びロックピン1
1a,21aが本発明のロック部材に相当する。また
このときトーションバー5,4は両側面のヒンジ板3間
で略直線状に延びており、ロックピン21aとヒンジ板
3とを接近される方向と、ロックピン11aとヒンジ板
3とを接近させる方向とに、その弾性復元力で各々付勢
している。
【0027】尚、このときの第一の分割部1と第二の
割部2との位置関係が本発明の使用位置(図4参照)
相当する。この状態では、本実施例のキーボード装置は
一体型のフルキーボードとなり、操作性の高い入力を行
なうことが出来る。
【0028】次に上記の使用位置から格納位置への切
り替えについて説明する。オペレータはキーボード装置
を使用しない際には、まず図4に示す使用位置から各
分割部1,2をお互いに水平方向外側に引く。する
トーションバー4,5が折曲げられて、その端部が
長孔11b,21bに沿ってスライドし、そして、第一
分割部1及び第二の分割部2はそれぞれヒンジ板3に
対して外側にスライド(摺動移動)することになり、図
5に示す第一の分割部1と第二の分割部2とが間隔をお
いて離れたスライド位置に保持される
【0029】そのとき、両トーションバー4,5は、各
々トーションバー取付部3a,3bと保持部1a,2a
とで引っ張られて、図5に示すように保持部1a,2a
の両端部が弾性力に抗して屈曲されている。
【0030】引き続き、第一の分割部1と第二の分割部
を外側に引っ張ると、ヒンジ板3の切欠き部3c,
3dからロックピン21a,11aが外れ、さらに結合
部14と受け部24を引き離して互いに干渉しない位置
まで外側へ摺動させる。そして、図6に示すように、
一の分割部1をヒンジ板3を介して第二の分割部2の上
方へに揺動移動する。すると、第一の分割部1は第二の
分割部2に対して平行に上下に重ねられる。この時、ト
ーションバー4,5は弾性復元した状態になっている。
【0031】このときの第一の分割部1と第二の分割部
2との位置関係が本発明の格納位置(図6参照)に相当
する。この状態では、本実施例のキーボード装置は前記
使用位置時と比較して平面寸法で約半分となり、高い収
納性を持つことが出来る。
【0032】また、本実施例のキーボード装置は、格納
位置に切り替える際にはロックピン11a及びロックピ
ン21aがヒンジ板3の長手辺に当接して、ヒンジ板3
の回動範囲を制限している。これは、格納位置において
第二の分割部2と第一の分割部1とが接触することを防
いで、第二の分割部2の底面と第一の分割部1のキート
ップ12との衝突によりキートップ12が損傷しないよ
うにするためである。
【0033】尚、この格納位置において、ヒンジ板3の
厚み及びロックピン11a,21aの配置によっては逆
にヒンジ板3の回動範囲を極端に制限してしまい、キー
ボード装置を充分に折り畳めなくする虞がある。する
と、キーボード装置は高さ方向にやたらと寸法を取るこ
ととなり、本発明が意図する小型化という目的に反して
しまう。したがって、格納位置において第一の分割部1
及び第二の分割部2は、第一の分割部1の底面と第二の
分割部2のキートップ21が接触しない範囲でできるだ
け緊密に重ねられるのが望ましい。そのためヒンジ板
3は、その長手辺の該当接部にロックピン11a,21
aを逃がす切欠きを設けたり、ヒンジ板3全体をS字に
湾曲させたり屈曲させたりして、ロックピン11a,2
1aによる過剰な回動抑止を避ける形状を有するもので
もよい。
【0034】次に、本発明の第二実施例を図7〜図10
にを参照して説明する。本実施例においてはヒンジ板3
0は、第一の分割部1をトーションバー4を介して回動
可能に接続し、第二の分割部2をその回動ピン21cに
より直接に回動可能に接続している。
【0035】第二の分割部2には、その側面の近傍に側
面と平行に延びるレール溝21dが上面と下面の両方に
設けられている。そして、図7に示すように、レール溝
21dに嵌合して側面を被覆するヒンジガイド6が、そ
のレール溝21dに沿って摺動移動可能になるように取
り付けられている。各々のヒンジガイド6の内側には、
図10に示すように、第二の分割部2の側面部を通す溝
6aが貫通しおり、ヒンジ板30を通す溝6b及び回動
ピン21cを通す溝6cが中程まで形成されている。
【0036】図7に示される第一の分割部1やトーショ
ンバー5等の構成は先の第一実施例と同じである。
【0037】以上の構成をなすキーボード装置を使用す
る際の状態を図8に示す。ヒンジ板30に設けられた切
欠き部3dにはロックピン11aが入り込んで、第一の
分割部1とヒンジ板30とのトーションバー4を中心軸
とした回動を禁止している。このときトーションバー
4は両側面のヒンジ板30間で略直線状に伸びている。
また、ヒンジガイド6が回動ピン21c付近をヒンジ板
30の上から被覆している。このとき、ヒンジ板30は
ヒンジガイド6に設けられた溝6bにより固定されて、
ヒンジ板30の回動ピン21cを中心軸とした回動を禁
止している。そして、このとき第一の分割部1と第二
分割部2との位置関係が、本発明の使用位置に相当
し、第一実施例と同等の効果を奏するものである。
【0038】尚、上記の切欠き部3d及びロックピン2
1aとヒンジガイド6が本発明のロック部材に相当す
る。
【0039】また、本実施例のキーボード装置の各分割
部1,2を格納位置にするには、まず上下二つのヒンジ
ガイド6をレール溝21dに沿って摺動させ、ヒンジ板
30及び回動ピン21cを解放する。そして、第一実施
例と同様に各分割部1,2を外側に引っ張って、切欠き
部3dからロックピン11aを解放するとともに結合部
14と受け部24を引き離した状態にして、図9に示す
ように第一の分割部1を第二の分割部2の上方に揺動移
動させる。そうすることで本実施例のキーボード装置
も使用時の約半分の寸法にすることが出来る。また、こ
のときロックピン11a及びヒンジガイド6がヒンジ板
30の長手辺に当接することで、ヒンジ板30の回動範
囲を制限している。したがって、格納位置において第二
分割部2と第一の分割部1とが接触することを防い
で、第一の分割部1のキートップ12が損傷しないよう
にしている。
【0040】尚、上記の実施例において、ヒンジガイド
6がヒンジ板30を被覆する位置と、ヒンジ板30を解
放する位置とに節度を持って摺動するように、レール溝
21d上に小突起を、ヒンジガイド6にはそれを受ける
凹部を設けてもよい。
【0041】上記二つの実施例によれば、キーボード装
置をキー配列に沿って長手方向で二つに分離して、第一
分割部1と第二の分割部2を形成している。よって、
このキーボード装置を折り畳むことで、キー寸法やキー
配列の変更無しに、使用時の約半分の寸法にすることが
出来る。
【0042】また、第一の分割部1と第二の分割部2を
平行に上下に重ねるように折り畳められる。したがっ
て、キー配列面の湾曲したキーボード装置に用いると、
第一のの分割部1と第二のの分割部2がカーブに沿って
重ねられるため、格納位置時の高さ寸法を効果的に小さ
くできる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のキーボード装置によれば、キーボード本体を分割
してヒンジ部材でつなぐため、キーボード本体を上下重
ねる形で折り畳むことが出来る。そのため操作性の良
いキー寸法及びキー配列を確保しつつも、携帯時などの
非使用時に小型化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のキーボード装置の構成を示
す斜視図である。
【図2】同キーボード装置の接続部を拡大した斜視図で
ある。
【図3】同キーボード装置の使用位置における接続部付
近の断面図である。
【図4】(a)は同キーボード装置が使用位置にあると
きの平面図である。(b)は同キーボード装置が使用位
置にあるときの側面図である。
【図5】(a)は同キーボード装置を使用位置から格納
位置へ移行させる際の平面図である。(b)は同キーボ
ード装置を使用位置から格納位置へ移行させる際の側面
図である。
【図6】同キーボード装置が格納状態にあるときの側面
図である。
【図7】本発明の第二実施例のキーボード装置の構成を
示す斜視図である。
【図8】(a)は同キーボード装置が使用位置にあると
きの平面図である。(b)は同キーボード装置が使用位
置にあるときの側面図である。
【図9】同キーボード装置が格納状態にあるときの側面
図である。
【図10】同キーボード装置のヒンジガイドの側面図で
ある。
【符号の説明】
第一の分割部第二の分割部ヒンジ板(ヒンジ部材) 3c,3d 切欠き部 4,5 トーションバー 6 ヒンジガイド 11b,21b ロックピン 14 結合部 24 受け部 25 ゴムチューブ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キートップを有するキーを各々実装した
    キーボート本体を少なくとも第一の分割部と第二の分割
    部とに分割し、 その第一の分割部と第二の分割部 とが同一平面上で隣接
    するように接続され、キー入力が可能となる使用位置
    と、第一の分割部と第二の分割部とが上下に重ねられた
    格納位置とに切り替え可能に分割部間に配置されたヒン
    ジ部材を備えたことを特徴とするキーボード装置。
  2. 【請求項2】 前記使用位置に配置された前記第一の分
    割部あるいは第二の分割部の前記格納位置への移動を禁
    止するロック部材を備えていることを特徴とした請求項
    1に記載のキーボード装置。
  3. 【請求項3】 前記第一の分割部は、前記使用位置にお
    ける第二の分割部に対向する部位に第二の分割部との電
    気的接続のための電気的接点を有した結合部を有し、 前記第二の分割部は、前記使用位置における第一の分割
    部の結合部に対応する部位に電気的接点を有した受け部
    を有し、 前記使用位置において各分割部を前記結合部と受け部と
    が互いに近接する方向へ付勢する付勢部材が備えられて
    いることを特徴とした請求項1またはに請求項2記載の
    キーボード装置。
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