JP3218109U - 充電器 - Google Patents

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Abstract

【目的】機器内部での発熱を抑え、広い入力電圧範囲に対応可能な充電器を提供する。【構成】入力電圧検知部5において外部電源1より供給された入力電圧の電圧範囲を検知し、第1制御手段7は、検知された電圧範囲に応じた動作モードで入力電圧を所定の出力電圧に変換する。第1出力制御部7aは、第1の入力電圧範囲に応じてスイッチング素子Q1〜Q4のパルス幅制御を行う。また、第2出力制御部7bは、第2の入力電圧範囲に応じてスイッチング素子Q1〜Q4をパルス幅制御する。その結果、出力電圧を所定値に維持しながら複数の外部機器への給電を継続する。【選択図】図1

Description

本考案は、外部機器に電力を供給する充電器に関する。
携帯電話機、スマートホン、ラップトップコンピュータ等の可搬型携帯端末は、内蔵されたバッテリー(再充電可能電池)を動作電源としており、電源切れ等に対処するために様々な使用状況において充電する必要がある。この場合、商用電源を充電用の電源として専用のアダプターを使用して充電するのが一般的であるが、特に災害時等の非常時には、商用電源以外の外部電源を使用した充電も必要となる。
近時における可搬型携帯端末は、USBコネクタによる接続が可能な仕様となっているため、USBコネクタを使用したデータ転送のみならず、USBコネクタを介した充電も一般化している。
特許文献1は、USBコネクタで接続される携帯機器の内蔵電池を携帯機器から取り出すことなく充電し、あるいは、外部電源に接続できない場合においても、USBコネクタに接続可能な携帯機器の内蔵電池を充電できる充電器を開示している。
特許文献2は、電力変換装置において負荷が接続されているか否かの判定結果に応じてスイッチングコンバータの少なくとも1つのスイッチ素子を制御する方法を開示している。特許文献2では、負荷が出力端に接続されている場合、コントローラによってスイッチング素子のスイッチング動作を有効化し、負荷が出力端より切断されている場合には、コントローラによってスイッチング素子のスイッチング動作を無効化している。
特開2009−247161号公報 特開2016−135092号公報
従来の充電器は、広い入力電圧範囲に対応しておらず、入力電圧と出力電圧との差が大きい場合、その入出力電圧差による発熱が生じ、特に複数の機器に同時に電力を供給する使用態様において内部発熱の問題が顕著になる。特許文献2の電力変換装置も、負荷が接続されていない場合の消費電力を減らすことができても、実動作時(充電時)における発熱の問題に対応できない。また、特許文献1の充電器は、広い入力電圧範囲に対応する構成を備えていない。
さらに、複数の出力ポートを備える従来の充電器は、それら複数の出力ポートが同一平面上に直線状に配置されているため、充電時に互いの機器のケーブルが絡み合うという問題がある。
本考案は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、機器内部での発熱を抑えつつ、広い入力電圧範囲に対応可能な充電器を提供することを目的とする。
かかる目的を達成し、上述した課題を解決する一手段として、例えば、以下の構成を備える。すなわち、本考案は充電対象である複数の外部機器に外部電源より充電用電力を供給する充電器であって、前記外部電源より供給される入力電圧の入力電圧範囲を検知する手段と、前記検知された入力電圧範囲に応じた動作モードで前記入力電圧を所定の出力電圧に変換する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記入力電圧範囲が第1の電圧範囲にある場合に対応した制御を行う第1の制御部と、該入力電圧範囲が第2の電圧範囲にある場合に対応した制御を行う第2の制御部とに機能的に分離されていることを特徴とする。
例えば、前記動作モードは、前記入力電圧範囲が前記第1の電圧範囲あるいは前記第2の電圧範囲にあるときに前記出力電圧を所定値に維持しながら前記複数の外部機器への給電を継続する動作であることを特徴とする。例えば、前記制御手段は、前記第1の電圧範囲あるいは前記第2の電圧範囲に応じた周期およびデューティサイクルによって半導体スイッチ素子を制御することを特徴とする。例えば、前記制御手段は、前記第1の電圧範囲における動作モードと前記第2の電圧範囲における動作モードとにおいて、前記半導体スイッチ素子からの発熱をほぼ同等とする制御を行うことを特徴とする。例えば、前記制御手段は、前記入力電圧を降圧して前記出力電圧とするDC−DCコンバータとしての機能を有することを特徴とする。例えば、前記複数の外部機器へ電力を供給する複数の出力端子を、平面視ほぼ円形の筐体上面部の外周縁に沿ってほぼ等間隔に配置したことを特徴とする。また、例えば、前記複数の出力端子ごとに少なくとも短絡保護部と出力電流制限部を設けたことを特徴とする。さらに例えば、前記複数の出力端子はUSBコネクタからなり、前記複数の外部機器より延出したUSBプラグが前記USBコネクタに着脱自在に構成されていることを特徴とする。
本考案によれば、広い入力電圧範囲に対応しつつ、機器内部での発熱を抑えた充電器を提供できる。
本考案の実施形態に係る充電器の電気的な構成を示すブロック図である。 第1の入力電圧範囲に対応した、制御部におけるスイッチング素子の制御動作の一例を示すタイミングチャートである。 第2の入力電圧範囲に対応した、制御部におけるスイッチング素子の制御動作の一例を示すタイミングチャートである。 実施形態に係る充電器の分解組立図である。 実施形態に係る充電器に外部機器を接続して充電している様子を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本考案に係る実施形態を詳細に説明する。図1は、本考案の実施形態に係る充電器の電気的な構成を示すブロック図である。本実施形態に係る充電器10は、外部電源接続端子3に接続された外部電源1による印加電圧を入力電圧VINとし、その入力電圧VINを所定の出力電圧VOUTに変換した後、複数(ここでは6個)の出力コネクタCN1〜CN6へ出力する。
出力コネクタCN1〜CN6からの出力電力(出力電圧VOUT)は、これら出力コネクタに接続された外部機器(充電対象)への充電用電源として供給される。
充電器10は、FET(Field Effect Transistor:電界効果型トランジスタ)等からなるスイッチング素子Q1〜Q4を第1制御部7によってパルス幅変調(PWM)することで、外部機器へ供給される出力電圧が制御されるDC/DCコンバータとしての機能を有する。
外部電源1としては、一般的な車載用バッテリー、商用電源をACアダプターで降圧して直流化した電源、災害・非常用電源として使用される空気亜鉛電池(例えば、定格出力12V/40Ah)等を使用できる。
車載用バッテリーの電圧は、一般乗用車がDC12V、トラックはDC24Vであるが、それらに使用するオルタネーター(発電機)の充電電圧は、一般乗用車がDC14V、トラックはDC28.5Vである。一方、災害・非常用の空気亜鉛電池の出力電圧は、例えば最大DC17Vを超えることがあり、電池の電気容量に残量がある限り、出力電圧がDC5V程度に下がっても電源として使用できる。
上記のように外部電源は、その使用目的に応じて出力電圧が相違する点に鑑みた場合、そのような外部電源から電力が供給される充電器の入力電圧範囲を広く設定する必要がある。そこで、本実施形態に係る充電器10では、災害・非常用空気亜鉛電池の最低電圧と、車載用(トラック)バッテリーの最大電圧を考慮して、入力電圧VINの範囲をDC5V〜30Vとした。
また、充電器10による充電対象機器(外部機器)を、USB(Universal Serial Bus)端子を備える携帯用機器、スマートホン、タブレット端末、携帯情報端末等であるとして、充電器10の出力電圧(充電電圧)VOUTをDC4V〜5V/2.4Aとした。
図1に示すように充電器10は、仕様の異なる外部電源に対応するため、外部電源1からの出力電圧(すなわち、充電器10への入力電圧)VINを常時検知する入力電圧検知部5を有する。第1制御部7は、入力電圧検知部5での検知結果を受けてスイッチング素子(FET)Q1〜Q4を制御することで、入力電圧VINを所定の出力電圧VOUTに変換する。すなわち、充電器10において、第1制御部7、スイッチング素子Q1〜Q4等により電力変換回路が構成される。
充電器10は、入力電圧VINを入力して第1制御部7の動作電源(DC5V)を生成する第1電源部11と、第1電源部11からの出力電圧を入力して、後述する第2制御部21の動作電源(DC3V)を生成する第2電源部12とを備える。
充電器10において、スイッチング素子Q1,Q2は、ドレイン端子とソース端子とを接続してカスケード接続され、同様にスイッチング素子Q3,Q4もカスケード接続されている。そして、スイッチング素子Q1,Q2の接続点と、スイッチング素子Q3,Q4の接続点との間にインダクタLが接続されている。
第1制御部7は、第1出力制御部7aと第2出力制御部7bとを備える。充電器10では、入力電圧検知部5で検知された入力電圧VINの範囲がDC3V〜12V(第1の入力電圧範囲)のとき、第1出力制御部7aが第1の入力電圧範囲に応じたパルス幅制御を行う。また、入力電圧検知部5で検知された入力電圧VINの範囲がDC12V〜30V(第2の入力電圧範囲)のときには、第2出力制御部7bが第2の入力電圧範囲に応じたパルス幅制御を行う。
なお、表示部8は、上記の電源入力状態を可視表示するため、第1制御部7からの制御信号をもとに、後述する表示ランプ(LED)80を制御する。
図2および図3は、充電器10の第1制御部7におけるスイッチング素子の制御動作を示すタイミングチャートである。図2は、入力電圧VINがDC3V〜12V(第1の入力電圧範囲)における動作モードの一例を示している。また、図3は、入力電圧VINがDC12V〜30V(第2の入力電圧範囲)における動作モードの一例を示している。
スイッチング素子Q1〜Q4各々は、ゲート・ソース間にゲート閾値電圧(ドレイン電流が流れ始めるゲート・ソース間電圧)よりも十分高い電圧を印加することでドレイン電流が流れてON状態となる。また、ゲート閾値電圧以下の電圧がゲート・ソース間に印加されているときにはOFF状態となる。
第1制御部7による最初の動作フェーズとして、スイッチング素子Q3がON状態に維持され、スイッチング素子Q4がOFF状態となっているとき、スイッチング素子Q1がON状態に制御されると、外部電源1から供給された電流は、Q1→L→Q3の経路を介して、充電器10の出力端子側に流れる。
続く動作フェーズにおいて、スイッチング素子Q1がOFF状態となり、スイッチング素子Q2がON状態になると、インダクタLの両端には、Q1がONのときとは逆バイアスの電圧が印加されて、インダクタLを流れる電流が減少する。
具体的には、入力電圧VINが第1の入力電圧範囲にある場合、図2に示すようにスイッチング素子Q1,Q3がONのとき、インダクタLの両端には、入力電圧VINと出力電圧VOUTとの差分の電圧が印加されるが、スイッチング素子Q1がOFFで、スイッチング素子Q2,Q3がONのときには、インダクタLの両端電圧Vは出力電圧VOUTと等しくなる。
入力電圧VINが第2の入力電圧範囲にあるときには、第1制御部7は、図3に示すように、上記の動作フェーズの相対的な時間幅(デューティサイクル)を適宜変えるパルス幅制御を行うことで、出力電圧VOUTを所定値に維持するとともにインダクタLを流れる平均電流IOUTを制御する。
第1の入力電圧範囲およひ第2の入力電圧範囲のいずれの場合においても、出力電圧VOUTの設定は、例えば、充電器10の出力端に接続した分割抵抗による電圧値を第1制御部7にフィードバックする(出力電圧帰還)等により行う。
このように、所定の周波数とデューティサイクルによってスイッチング素子Q1〜Q4のON/OFF制御を行うことで、充電器10に接続された外部機器へ供給される電力の変換制御を行う。すなわち、入力された直流電圧(外部電源の電圧)に応じたPWM変調を行うことで、充電器10からの出力電圧がデューティサイクルによって動的に調整され、外部機器へ供給される電力も連続的に調整される。
充電器10において、外部電源接続端子3とスイッチング素子Q1との間には、入力電流検知部15が配置されている。同様に出力側においても、出力電流検知部17が配置されている。入力電流検知部15と出力電流検知部17には、例えば10mΩ程度の抵抗器が内蔵されている。
第1制御部7は、これらの内蔵抵抗器各々における電圧降下を抵抗両端の差動電圧として検知する。例えば、入力電流が一定値を超えた場合、あるいは出力電流が一定値を超えた場合、そのときの入力電圧VINの範囲に応じて、第1出力制御部7aあるいは第2出力制御部7bは電流リミッタとして機能する。
充電器10の出力側(外部機器への電力供給側)には、第2制御部21により制御される出力調節・保護部21〜26が配置され、例えば、出力コネクタCN1〜CN6の出力端子の短絡による電源ショート保護、過電流保護、過負荷保護等を行っている。
本実施形態に係る充電器10では、出力コネクタCN1〜CN6各々に対応させて、出力調節・保護部21〜26が設けられている。したがって、複数ある出力ポートの1つで短絡等の障害が発生しても、その影響が他の出力ポートに波及することはない。
第2制御部21において、過電流保護等の制御プログラムがメモリ25に格納されており、例えば、RC発振部(RC Oscillator)23からの信号をもとに出力調節・保護部21〜26において出力電流のON/OFFを制御することで、外部機器への出力電流が電流制限設定値に達した場合、出力をOFFとし、入力電流が設定値を超えた場合には、電流を設定値以下に制限する。
第2制御部21はさらに、タイマー27に基づく計時を行い、例えば、所定の充電時間が終了するまでに充電が完了しない場合、出力調節・保護部21〜26に信号を送信して、外部機器への電力供給を中断する。また、あらかじめ設定したタイマ期間内に充電完了電流が設定値に到達しない場合、出力調節・保護部21〜26に信号を送信して充電を中断する。
その結果、外部電源1から充電器10へは、あらかじめ設定した電流制限値内の入力電流が流れ込み、充電器10から外部機器(充電対象)へは制限値内の電流が出力される。
出力コネクタCN1〜CN6は、USB規格に準拠したコネクタであり、充電対象機器(外部機器)から延びるUSBプラグを接続できる。出力コネクタCN1〜CN6は、上記の第1制御部7、第2制御部21、スイッチング素子Q1〜Q4等とともに、回路基板上の所定位置に実装されている。各出力コネクタ(USB端子)からは、例えば、DC5V/2.4Aの電力が供給可能である。
従来より使用されているUSB2.0/3.0規格では、5Vの公称電圧で、ポート当たり500mA/900mA以下の電流に制限されている。このことから、充電器10により充電対象機器(外部機器)への高速充電が可能となる。
図4は、本実施形態に係る充電器の分解組立図である。図4に示すように充電器10は、平面から見た形状が円形で、その周囲が側壁で囲まれた椀状の上部ケース(上部筐体)31と、同じく平面視円形で、その周囲に側壁を有する椀状の底部ケース(下部筐体)35とを、側壁どうしを合わせて対向させたとき、上部ケース31と底部ケース35により空間が形成される構造を有する。その空間内に回路基板33が収容される。
回路基板33に設けた貫通孔43a〜43dと、底部ケース35の内面側に形成した取付ボス45a〜45dとを位置合わせして、これらの貫通孔それぞれよりセルフタップネジ41a〜41dをねじ込むことで、回路基板33が底部ケース35に固定される。
回路基板33には、スイッチング素子Q1〜Q4、インダクタL等とともに6個の出力コネクタCN1〜CN6が実装され、これらの出力コネクタCN1〜CN6は、基板の周辺部に沿った領域に配置されている。出力コネクタCN1〜CN6それぞれの上面部分は、上部ケース31に設けた貫通孔を通してプラグとの接続が可能となるように位置合わせされている。
ここでは、出力コネクタCN1〜CN6が、充電対象機器(外部機器)のUSBプラグを差し込む出力ポートP1〜P6となり、充電器10と外部機器との電気的な接続が維持される。出力ポートP1〜P6において、出力コネクタCN1〜CN6に対してUSBプラグが脱着自在となる。
図5は、本実施形態に係る充電器に外部機器を接続して充電しているときの様子を示している。図5において充電器10は、電源ケーブル71を介して外部電源1より電力供給を受ける。充電器10の6個の出力ポートP1〜P6それぞれには、携帯電話機、スマートホン等の外部機器T1〜T6から延びるUSBケーブル61〜65の先端に設けられたUSBプラグU1〜U6が接続されている。
充電器10の出力ポートP1〜P6は、上部ケース31の上面側の周辺部に、互いに所定距離離れながら、ほぼ等間隔に配置されている。具体的には、図5の点線矢印で示すように円形の上部ケースの中心点から放射状に延びた方向にある上部ケースの周縁部に、互いに円周方向に約60°離れて配列されている。
上記の構成としたことで、図5に示すように充電器10のすべての出力ポートP1〜P6に同時に6個の外部機器T1〜T6を接続した場合、これらの外部機器を充電器10から放射状に載置できる。そして、それに伴いUSBケーブル61〜65も充電器から放射状に延びるので、外部機器の充電用ケーブルが互いに絡まることがない。
よって、充電時において、充電器10上でUSBコネクタが整理されて配列され、USBケーブル61〜65が充電器10から放射状に広がるので、外部機器の所有者は、充電中の自己の外部機器を他の外部機器から容易に識別できる。
なお、充電器10の上面部に配置されている表示ランプ(LED)80は、負荷に関係なく電源入力状態を表示する。充電器10に対して外部電源1よりDC5V〜DC30Vの範囲で電源が供給されているときには、表示ランプ(LED)80が緑色に点灯し、外部機器への充電が可能であることを表示する。また、外部電源1からの供給電圧がDC5V未満になると、表示ランプ(LED)80が赤色で点滅し、外部機器への充電が限界であることを表示する。
以上説明したように、本実施形態に係る充電器は、電圧変換制御を行う出力制御回路を、第1の入力電圧範囲(例えば、DC3V〜12V)に対応する構成と、第2の入力電圧範囲(例えば、DC12V〜30V)に対応する構成とからなる2つの内部回路に機能的に分離し、入力電圧範囲が例えばDC3V〜12Vの場合、検知された入力電圧に応じて、分離された内部回路による出力制御を行う。こうすることで、充電器からは所定の出力電圧が出力されるとともに、出力電流を所定値に制限しながら内部素子(機器内部)における発熱を抑えることができる。
また、広範囲の入力電圧に対応して一定の出力電圧源を形成できるので、複数の外部機器に対して同時に給電が可能となる。そのため、複数の出力ポートのいずれのポートに外部機器を接続しても、あるいは、すべてのポートに外部機器を接続しても、スマートホン、高性能タブレット端末等の外部機器へ高速充電が可能となる。
さらには、充電器の筐体上面の周辺部に、その円周方向に所定距離離間させて複数の出力ポートを配置することで、複数の外部機器による一斉充電を行う際の接続が容易になり、また、外部機器を充電器から放射状に載置できるので、外部機器のケーブルが互いに絡まるのを確実に回避できる。
上記のような出力ポートの配置により、例えば、平常時のみならず災害等の発生時に多くのスマートホン等を同時に充電器に接続する使用態様においても、接続ケーブルが重なり合ってスマートホン等の所有者が自己の機器の識別が難しくなるという問題も生じない。
1 外部電源
3 外部電源接続端子
5 入力電圧検知部
7 第1制御部
7a 第1出力制御部
7b 第2出力制御部
8 表示部
10 充電器
11 第1電源部
12 第2電源部
15 入力電流検知部
17 出力電流検知部
21 第2制御部
23 RC発振部
25 メモリ
27 タイマー
31 上部ケース
33 回路基板
35 底部ケース
41a〜41d セルフタップネジ
43a〜43d 貫通孔
45a〜45d 取付ボス
61〜65 USBケーブル
71 電源ケーブル
80 表示ランプ
CN1〜CN6 出力コネクタ
P1〜P6 出力ポート
Q1〜Q4 スイッチング素子
T1〜T6 外部機器
U1〜U6 USBプラグ

Claims (8)

  1. 充電対象である複数の外部機器に外部電源より充電用電力を供給する充電器であって、
    前記外部電源より供給される入力電圧の入力電圧範囲を検知する手段と、
    前記検知された入力電圧範囲に応じた動作モードで前記入力電圧を所定の出力電圧に変換する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記入力電圧範囲が第1の電圧範囲にある場合に対応した制御を行う第1の制御部と、該入力電圧範囲が第2の電圧範囲にある場合に対応した制御を行う第2の制御部とに機能的に分離されていることを特徴とする充電器。
  2. 前記動作モードは、前記入力電圧範囲が前記第1の電圧範囲あるいは前記第2の電圧範囲にあるときに前記出力電圧を所定値に維持しながら前記複数の外部機器への給電を継続する動作であることを特徴とする請求項1に記載の充電器。
  3. 前記制御手段は、前記第1の電圧範囲あるいは前記第2の電圧範囲に応じた周期およびデューティサイクルによって半導体スイッチ素子を制御することを特徴とする請求項2に記載の充電器。
  4. 前記制御手段は、前記第1の電圧範囲における動作モードと前記第2の電圧範囲における動作モードとにおいて、前記半導体スイッチ素子からの発熱をほぼ同等とする制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の充電器。
  5. 前記制御手段は、前記入力電圧を降圧して前記出力電圧とするDC−DCコンバータとしての機能を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の充電器。
  6. 前記複数の外部機器へ電力を供給する複数の出力端子を、平面視ほぼ円形の筐体上面部の外周縁に沿ってほぼ等間隔に配置したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の充電器。
  7. 前記複数の出力端子ごとに少なくとも短絡保護部と出力電流制限部を設けたことを特徴とする請求項6に記載の充電器。
  8. 前記複数の出力端子はUSBコネクタからなり、前記複数の外部機器より延出したUSBプラグが前記USBコネクタに着脱自在に構成されていることを特徴とする請求項6または7に記載の充電器。


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