JP3218005U - フォルダ - Google Patents
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Abstract
【課題】デザイン性に優れたフォルダを提供する。【解決手段】書類等を表面と背面との間に保持するためのフォルダであって、表面に表示された図案の一部における形状と同一の形状を有する指かけ2を備える。指かけ2に限らず裂け止め3にも図案の一部における形状と同一の形状を有することとしてもよい。また、指かけ2や裂け止め3以外の切欠きを有するフォルダにおいて、切欠きが図案の一部における形状と同一の形状を有することとしてもよい。【選択図】図1
Description
本考案は、書類等を保持するためのフォルダに関する。
書類等を保持するためのフォルダ(例えば「クリアファイル」と呼ばれる矩形の2辺が開いたフォルダ)が知られている。
かかるフォルダは、2つの面を分離しやすくするために該2つの面のうちの一つに設けられた指かけ、面の破断を防止するための裂け止め、その他の切欠き形状を有する。
切欠き形状は、フォルダにデザイン性を与えており、その形状を工夫して、フォルダをデザイン性に優れたものとすることができる。特許文献1には、指かけを動植物,乗物,文字,幾何学模様,ロゴマーク等の形状としたクリアフォルダが開示されている。
しかし、特許文献1に開示のものは、指かけの形状を独立に工夫しており、クリアフォルダ全体の美観に合わせて指かけの形状を設計するものではない。
本考案は、デザイン性に優れたフォルダを提供することを課題とする。
本考案のフォルダは、
書類等を表面と背面との間に保持するためのフォルダであって、
前記表面は、図案が表示され、指かけを有し、
前記指かけは、図案の一部における形状と同一の形状を有することを特徴とする。
書類等を表面と背面との間に保持するためのフォルダであって、
前記表面は、図案が表示され、指かけを有し、
前記指かけは、図案の一部における形状と同一の形状を有することを特徴とする。
この特徴によれば、指かけの形状とフォルダ表面の図案とが統一され、フォルダ全体の美観が優れたものとなる。
本考案のフォルダは、
前記表面は、裂け止めを有し、
前記裂け止めは、図案の一部における形状と同一の形状を有することを特徴とする。
前記表面は、裂け止めを有し、
前記裂け止めは、図案の一部における形状と同一の形状を有することを特徴とする。
この特徴によれば、指かけのみならず裂け止めもフォルダ表面の図案とが統一された形状となる。
本考案のフォルダは、
書類等を表面と背面との間に保持するためのフォルダであって、
前記表面は、図案が表示され、
前記表面の一部と前記背面とが接合されて袋状部を構成し、
前記表面の前記一部と反対の側に延伸される封止部を有し、
前記背面は、前記封止部を係止する切欠きを有し、
前記切欠きは、図案の一部における形状と同一の形状を有することを特徴とする。
書類等を表面と背面との間に保持するためのフォルダであって、
前記表面は、図案が表示され、
前記表面の一部と前記背面とが接合されて袋状部を構成し、
前記表面の前記一部と反対の側に延伸される封止部を有し、
前記背面は、前記封止部を係止する切欠きを有し、
前記切欠きは、図案の一部における形状と同一の形状を有することを特徴とする。
この特徴によれば、指かけを有さない袋状のフォルダについても、切欠きの形状とフォルダ表面の図案とが統一され、フォルダ全体の美観が優れたものとなる。。
本考案によれば、デザイン性に優れたフォルダを提供することができる。
以下、本考案の実施例について説明する。
フォルダがクリアファイルである実施例を示す。
図1は、クリアファイルを示す図である。クリアファイル1は、矩形の表面と背面とが2辺において接合され、表面には図案(本例では龍の図案)が表示されている。
表面には、書類等を出し入れする際に表面と背面を分離しやすくするための切欠きである指かけ2と、外力を分散して破断を防止するための切欠きである裂け止め3とが設けられている。
ここで、指かけ2の形状は、図案中の龍の頭部と同一である。指かけ2が図案と調和し、クリアファイル1全体が自然なデザインとなっている。
図2は、従来のクリアファイルを示す図である。指かけ2の形状は、広く用いられている半円形である。図案と無関係の半円形が見え、クリアファイル1全体のデザインは必ずしも優れたものではない。
図1と図2を比較することで、本考案によるデザインが優れていることが分かる。
以上詳細に説明したように、本実施例のクリアファイル1は、指かけ2の形状が、図案中の形状(龍の頭部)と同一であることにより、自然なデザインとなっている。
なお、裂け止め3についても、同様に、龍の頭部と同一の形状としてもよい。
図3は、クリアファイルのバリエーションを示す図である。実施例1においては指かけ2の切欠き形状を全体として図案中の龍の頭部と同一としたが、本実施例では、指かけ2の半円形の切欠きに向けて、図案中の龍の頭部と同一形状を表面から突出させている。
このように、指かけ2の切欠き形状そのものが図案中の龍の頭部と同一でなくとも、指かけ2の一部に図案中の龍の頭部と同一の形状を有することで、実施例1と同様に自然なデザインとなっている。
図4は、クリアファイルのバリエーションを示す図である。実施例1においては図案に龍が描かれていたところ、植物と鳥を描き、指かけ2の切欠き形状を鳥の形状としたものである。
このように、各種の図案について、指かけ2に図案中の形状と同一の形状を有することで、実施例1と同様に自然なデザインを実現することができる。
図5は、クリアファイルのバリエーションを示す図である。図案を幾何学模様とし、指かけ2と裂け止め3をそこに含まれる形状としたものである。
このように、幾何学模様の図案についても、実施例1と同様に自然なデザインを実現することができる。
本実施例は、クリアファイル以外のフォルダに関するものである。
図6は、フォルダを示す図である。図6(A)及び(B)はフォルダ4を開いた状態であり、図6(A)は表側から、(B)は裏側から見た図である。フォルダ4は表面41と背面42が接合されて書類等を封入する袋状部(図6(B)において表面41の右側の一部の紙面手前側に背面42があり、表面41と背面42との間に書類等を封入する)を構成している。
背面42には、切欠き5が設けられている。
表面41の袋状部(右側の一部)と反対の側には、封止部43が延伸されている。
表面41及び封止部43には図案が描かれている。
図6(C)に、書類等を封入して使用する状態を示す。図6(B)から、封止部43を手前側に折り曲げた状態である。封止部43が切欠き5に係止されて、袋状部を閉じている。
ここで、切欠き5の形状は、図案中の龍の頭部と同一である。切欠き5が図案と調和し、フォルダ4全体が自然なデザインとなっている。
以上詳細に説明したように、本実施例のフォルダ4は、切欠き5の形状が、図案中の形状(龍の頭部)と同一であることにより、自然なデザインとなっている。
なお、封止部43に図案を描かず、表面41のみに図案を描き、切欠き5の形状をその図案中の形状と同一としてもよい。
図7は、仕切り付きのクリアファイルを示す図である。クリアファイル1は、仕切りシート6が設けられ、書類等を2種類に区分して保持することができる。
図7(A)に示すように、クリアファイル1の表面に描かれた龍の図案、仕切りシート6に描かれた植物と鳥の図案がそれぞれ見える。
図7(B)に示すように、仕切りシート6がクリアファイル1の内側に設けられている。
クリアファイル1の表面は、図7(C)に示すように、上側に龍の図案が描かれ、指かけ2が設けられ、下側1aは透明である。
仕切りシート6は、図7(D)に示すように、下側に植物と鳥の図案が描かれ、指かけ7が設けられている。
透明な下側1aを通して、仕切りシート6に描かれた植物と鳥の図案が見える。2種の図案を楽しむことができる。
なお、仕切りシート6の正面側に書類等を挿入した時には、仕切りシート6に描かれた植物と鳥の図案が書類に覆われ、クリアファイル1の表面に描かれた龍の図案のみが見える。
このように、仕切り付きのクリアファイルでも、実施例1と同様に自然なデザインを実現することができる。
なお、仕切りシート6は、1枚でなく2枚以上を用いてもよい。
また、クリアファイル1の表面について、仕切りシート6に設けられた指かけ7と同位置に指かけ(図7(C)に破線で示す)を設けてもよい。2枚のシート(クリアファイル1の表面及び仕切りシート6)の奥の3枚目のシート(クリアファイル1の裏面)を押しやすくするものである。
デザイン性に優れたフォルダである。資料配布における利用、オフィスにおける利用、その他多くの場面における利用が考えられる。
1 クリアファイル
2 指かけ
3 裂け止め
4 フォルダ
41 表面
42 背面
43 封止部
5 切欠き
6 仕切りシート
7 指かけ
2 指かけ
3 裂け止め
4 フォルダ
41 表面
42 背面
43 封止部
5 切欠き
6 仕切りシート
7 指かけ
Claims (3)
- 書類等を表面と背面との間に保持するためのフォルダであって、
前記表面は、図案が表示され、指かけを有し、
前記指かけは、前記図案の一部における形状と同一の形状を有することを特徴とする、フォルダ。 - 前記表面は、裂け止めを有し、
前記裂け止めは、前記図案の一部における形状と同一の形状を有することを特徴とする、請求項1に記載のフォルダ。 - 書類等を表面と背面との間に保持するためのフォルダであって、
前記表面は、図案が表示され、
前記表面の一部と前記背面とが接合されて袋状部を構成し、
前記表面の前記一部と反対の側に延伸される封止部を有し、
前記背面は、前記封止部を係止する切欠きを有し、
前記切欠きは、前記図案の一部における形状と同一の形状を有することを特徴とする、フォルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018002547U JP3218005U (ja) | 2018-07-04 | 2018-07-04 | フォルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018002547U JP3218005U (ja) | 2018-07-04 | 2018-07-04 | フォルダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3218005U true JP3218005U (ja) | 2018-09-13 |
Family
ID=63518726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018002547U Expired - Fee Related JP3218005U (ja) | 2018-07-04 | 2018-07-04 | フォルダ |
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JP (1) | JP3218005U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021074926A (ja) * | 2019-11-07 | 2021-05-20 | Bwlホールディングス株式会社 | ファイル |
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2018
- 2018-07-04 JP JP2018002547U patent/JP3218005U/ja not_active Expired - Fee Related
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