JP3217939U - 宮付きすのこベッド - Google Patents

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Abstract

【課題】モバイルスタンドからモバイル端末が滑落し難く、かつヘッドボード内の通気性も高めることができ、さらにはヘッドボードの側面に形成した収納棚の収納量を増やすこともできる宮付きすのこベッドを提供する。【解決手段】モバイルスタンド14は、スマートフォン23のずれ落ちを防止する突条ストッパ部24と、突条ストッパ部24より高さが高く、かつ傾斜状態のスマートフォン23の上部を下方から支持する端末支持板部26とを、突条ストッパ部24の方が端末支持板部26より手前となるように、互いに平行に離間配置したものである。また、収納棚15は、ヘッドボード16の両側面を貫通して形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、宮付き型(キャビネット型)のヘッドボードを有した宮付きすのこベッドに関する。
従来、宮付き型のヘッドボードの上部に、本が載置される傾斜板にタブレット(板状のモバイル端末)を立て掛けるモバイルスタンドが設けられ、かつヘッドボードの左右の側面に、一対の収納棚が陥没形成された宮付きすのこベッドが知られている(例えば、特許文献1等)。左右一対の収納棚(サイドシェルフ、ブックシェルフ)は、各棚奥面を構成する2枚の仕切り板(奥板)により、それぞれ区画されている。
実用新案登録第3197393号公報
しかしながら、特許文献1の宮付きすのこベッドにあっては、このようにモバイルスタンドが本載置用の傾斜板にタブレットを立て掛ける構成であったため、スタンド使用時に、タブレットが傾斜板の表面をガイドにして滑り落ち易かった。
また、このようにヘッドボードの両側面に配設された左右の収納棚は、ボード内の長さ方向の中間部付近で、左右一対の仕切り板により、それぞれ区画されていた。そのため、ヘッドボード内の通気性が低下し、例えば夏季において、使用者の頭上で立ち上がったヘッドボードに熱がこもり、寝苦しさがあった。さらには、各収納棚に収納できる本などの量が少なかった。
そこで、考案者は、鋭意研究の結果、モバイルスタンドとして、モバイル端末のずれ落ちを防止する突条ストッパ部と、これより丈が高くて、傾斜状態のモバイル端末の上部を支持する端末支持板部とが、ベッドの長さ方向へ互いに平行に離間配置されたものを採用すれば、従来品の課題であった、傾斜板の表面をガイドにしたモバイル端末の滑落を防止できることを知見した。
さらに、考案者は、鋭意研究の結果、ヘッドボードの両側面を貫通して左右の収納棚を設ければ、ヘッドボード内の通気性が高まり、ボード内での熱のこもりを解消できるとともに、この収納棚への本などの収納量も増えることを知見し、この考案を完成させた。
本考案は、このような問題点に鑑みなされたもので、モバイルスタンドからモバイル端末が滑落し難く、かつヘッドボード内の通気性も高めることができ、さらにはヘッドボードの側面に形成した収納棚の収納量を増やすこともできる宮付きすのこベッドを提供することを目的としている。
請求項1に記載の考案は、矩形状の支持枠の四隅に、複数の脚部が配された支持台と、該支持台のヘッド側に固定されて、上部には板状のモバイル端末を立て掛けるモバイルスタンドが設けられるとともに、側面には収納棚が陥没形成された宮付き型のヘッドボードと、前記支持台に載置されるすのことを備えた宮付きすのこベッドにおいて、前記モバイルスタンドは、前記モバイル端末のずれ落ちを防止する突条ストッパ部と、該突条ストッパ部より高さが高く、かつ傾斜状態の前記モバイル端末の上部を下方から支持する端末支持板部とを、前記突条ストッパ部の方が前記端末支持板部より手前となるように、互いに平行に離間配置したもので、前記収納棚は、前記ヘッドボードの両側面を貫通して形成されたものであることを特徴とする宮付きすのこベッドである。
ベッドのサイズは任意である。例えば、シングルサイズ、セミダブルサイズ、ダブルサイズ、キングサイズなどが挙げられる。
ベッドを主な構成体である、支持枠、脚部、ヘッドボードおよびすのこ(簀の子)の各素材は任意である。例えば、各種の木、各種の金属、各種のプラスチックなどを採用することができる。
ベッドは、組立分解が自在のものでも、そうでないものでもよい。
支持枠は、フット側(手前側、前側)の枠材と、ヘッド側(奥側)の枠材と、左側の枠材と、右側の枠材とを矩形枠状に連結したものである。
支持台(支持枠)は、支持枠の長さ方向の中間位置を中心にして折り畳み自在でもよい。
各脚部の形状は任意である。例えば、円柱状、角柱状などでもよい。
各脚部の長さは限定されない。例えば、5cm〜50cm、好ましくは10cm〜30cmである。
各脚部は、支持枠に対して分離不能に固定されても、着脱自在に連結されてもよい。
脚部の使用本は、少なくとも支持枠の四隅に配置される4本以上であれば任意である。例えば、6本でも8本でもよい。
“すのこ(床板、敷板)”としては、例えば、多数枚の板材の幅方向の両端部を、一対のベルトにより連結したものを採用することができる。その他、各ベルトに代えて、一対の細長い連結板材を使用したものでもよい。
板状のモバイル端末の種類は限定されない。例えば、スマートフォン、タブレット、ノートパソコンなどを採用することができる。
突条ストッパ部の高さは任意であるものの、モバイル端末の画面をできるだけ遮らないように、0.5cm〜3cmが好ましい。
端末支持板部の高さは、突条ストッパ部より高ければ任意であるが、8cm〜12cmが好ましく、さらに10cm前後が最適である。
ここでいう収納棚とは、ヘッドボードの両側面を貫通して形成されたサイドシェルフ(ブックシェルフ)である。
収納棚の側面視した形状は任意である。例えば、矩形状などでもよい。
また、収納棚のサイズは任意である。例えば、A4サイズの本が収納できるように、高さ26cm以上としてもよい。
さらに、収納棚の形成数は、1つでも複数でもよい。複数の場合、各収納棚を、ベッドの長さ方向に並べても、高さ方向に並べてもよい。
請求項2に記載の考案は、各前記脚部は、前記支持枠に着脱可能に連結され、かつ長さ方向へ連結可能な複数の分割脚部からなることを特徴とする請求項1に記載の宮付きすのこベッドである。
脚部の長さ方向への分割数は任意である。2つでも、3つ以上でもよい。
各分割脚部の長さは任意である。例えば、5cm〜20cm、好ましくは10cm〜15cmである。
隣接した分割脚部同士の連結構造は任意である。例えば、螺合構造、嵌合構造などを採用することができる。
請求項3に記載の考案は、前記各脚部を取り外した前記支持枠は、床面に該支持枠の下面を接した状態で床に載置され、前記ヘッドボードは、下端部が前記支持枠のヘッド側の枠材に連結されて、上端部が前記突条ストッパ部を構成する矩形状の前側ボードと、該前側ボードと平行に離間して、上端部が前記端末支持板部を構成する矩形状の奥側ボードと、前記前側ボードの上部と前記奥側ボードとの上部とを連結する上板と、前記前側ボードの下端と、前記奥側ボードとの下端とを連結する下板とを有した側面視して矩形状の板枠で、前記下板の下面は、前記支持枠の下面より上方に配置されたことを特徴とする請求項2に記載の宮付きすのこベッドである。
ここでいう「(ヘッドボードの)下板の下面が、支持枠の下面より上方に配置されている」とは、全ての脚部を取り外した支持枠(支持台)を、支持枠の下面を床面に当接状態で床に載置したとき、ヘッドボードの下板が、床面より上方に配置されていることを意味する。
前側ボード、奥側ボード、下板および上板の厚さは限定されない。例えば、例えば5mm〜30mm、好ましくは10mm前後である。
本考案の宮付きすのこベッドによれば、ヘッドボードのモバイルスタンドとして、突条ストッパ部と、これより丈が高い端末支持板部とを、ベッドの長さ方向へ互いに平行に離間配置したものを採用したため、従来品の課題であった、傾斜板の表面をガイドにしたモバイル端末の滑落を防止することができる。
また、ヘッドボードの両側面を貫通して左右の収納棚を設けているため、ヘッドボード内の通気性が高まり、ボード内での熱のこもりを解消できる。しかも、この収納棚への本などの被収納物の収納量を増やすことができる。
特に、請求項2に記載の考案によれば、脚部を支持枠に着脱可能に連結したため、全ての脚部を取り外して、支持枠(支持台)を直接床に載置することができる。
また、各脚部を、複数の分割脚部によって連結分割(組立分解)可能にそれぞれ設けている。これにより、使用者の好みに応じて、ベットの高さを適宜変更することができる。
また、請求項3に記載の考案によれば、脚部が存在しない支持枠(支持台)を、支持枠の下面が床面に当接状態で床に直接載置した場合、ヘッドボードの下板は、床面より上方に配置される。そのため、例えば、使用者が上半身のみを起こしてヘッドボードに凭れかかったとき、側面視して矩形状の板枠からなるヘッドボードには、支持枠のヘッド側の枠材と連結した前側ボードの下端部を支点として、外方(奥方向)への大きな曲げ応力が作用する。
仮に、ヘッドボードの下板の下面が、支持枠の下面と同一高さであれば、このヘッドボードの曲げによって奥側ボードと下板との接合部分(角部分)が床面に強く押し付けられ、この角部分に応力が集中する。そのため、例えば、このベッドが、経年劣化等によるガタツキの大きいものの場合には、この応力集中を原因として、矩形状の板枠であるヘッドボードが変形したり、最悪の場合、崩壊するおそれがあった。
しかしながら、請求項3の考案では、ヘッドボードの下板が床面より上方に配置されているため、このようにヘッドボードが、前側ボードの下端部を支点として外方へ大きく湾曲したとしても、奥側ボードと下板との接合部分が床面に接することはない。その結果、このベッドが、経年劣化等によるガタツキの大きいものであっても、上記角部分への応力集中を原因としたヘッドボードの変形や、ボードの崩壊は発生しない。
本考案の実施例1に係る宮付きすのこベッドの使用状態を示す斜視図である。 本考案の実施例1に係る宮付きすのこベッドのヘッドボードの使用状態の要部拡大斜視図である。 (a)は、本考案の実施例1に係る宮付きすのこベッドにおいて、2個の分割脚部を連結した脚部を有するハイスタイルの状態を示す斜視図である。(b)は、本考案の実施例1に係る宮付きすのこベッドにおいて、分割脚部が1個のみの脚部を有するミドルスタイルの状態を示す斜視図である。(c)は、本考案の実施例1に係る宮付きすのこベッドにおいて、脚部を省いたロースタイルの状態を示す斜視図である。 (a)は、本考案の実施例1に係る宮付きすのこベッドにおいて、ヘッドボードに外方向への負荷が作用している状態を示す要部拡大側面図である。(b)は、従来の宮付きすのこベッドにおいて、ヘッドボードに外方向への負荷が作用している状態を示す要部拡大側面図である。
以下、本考案の実施例を具体的に説明する。ここでは、シングルサイズの宮付きすのこベッドを例とする。
図1において、10は本考案の実施例1に係る宮付きすのこベッドで、この宮付きすのこベッド(以下、単にベッドという場合がある)10は、矩形状の支持枠11の四隅に、複数の脚部12が配された支持台13と、支持台13のヘッド側に固定されて、上部には板状のスマートフォン(モバイル端末)を立て掛けるモバイルスタンド14が設けられるとともに、側面には収納棚15が陥没形成された宮付き型のヘッドボード16と、支持台13に載置される2枚のすのこ17とを備えたものである。
以下、これらの構成部品を具体的に説明する。
支持枠11は、何れも無垢材(パイン材)からなるフット側枠材18と、ヘッド側枠材19と、右側枠材20と、左側枠材21とを矩形枠状に連結したものである。フット側枠材18の長さ方向の中間部と、ヘッド側枠材19の長さ方向の中間部とには、細長い金属製の補強枠材22が架け渡されている。また、左,右側枠材20,21の互いに対峙した各辺部には、各すのこ板(横板)17aの長さ方向の端部を支持するための左右一対の長尺なフランジ(図示せず)がそれぞれ突設されている。支持枠11の四隅付近の下面には、それぞれフェルトが貼着されている。これにより、脚部12を取り外したロースタイルでのベッド使用時に、支持枠11により床を傷つけにくい。
4本の脚部12はそれぞれ円柱体で、支持枠11の四隅の下面に、ボルトナット構造体を介して、着脱自在に連結されている。以下、各脚部12を具体的に説明する。
各脚部12は、長さ方向へ連結可能な第1の分割脚部12aと第2の分割脚部12bとを有している。各分割脚部12a,12bは、直径8cm、高さ13cmのパイン材からなる円柱体で、第1の分割脚部12aの上端面の中央部からボルトが突出し、下端面の中央部に埋め込みナットが配されている。
一方、第2の分割脚部12bの上端面の中央部からボルトが突出し、下端面には床面への傷防止用のフェルトが貼着されている。各第1の分割脚部12aは、各ボルトが、支持枠11の四隅に配された各埋め込みナットに螺合される。また、各第2の分割脚部12bは、その各ボルトが、対応する第1の分割脚部12aの埋め込みナットに螺合される。なお、各分割脚部12a,12bのボルトは同一物である。
すのこ17は、多数枚のすのこ板17aの幅方向の両端部を、左右一対のベルトによりそれぞれ連結したものである。
次に、図1および図2を参照して、前記モバイルスタンド14について説明する。
モバイルスタンド14は、スマートフォン23のずれ落ちを防止する高さ1cmの突条ストッパ部24と、突条ストッパ部24より高さが高く(高さ10cm)、かつ傾斜状態のスマートフォン23の上端部を下方から支持する端末支持板部26とを、突条ストッパ部24の方が端末支持板部26より手前となるように、互いに平行に7cmだけ離間配置したものである。
一方、ヘッドボード16の両側面に形成された収納棚15は、ヘッドボード16の両側面を貫通して形成された側面視して矩形状の横長な空間である。収納棚15の高さは26cm、幅は7cmである。収納棚15には、例えば、本等の被収納物を収納することができる。
図2に示すように、ヘッドボード16の具体的な構成は、下端部が支持枠11のヘッド側枠材19に連結されて、上端部が突条ストッパ部24を構成する矩形状の前側ボード25と、前側ボード25と平行に離間して、上端部が端末支持板部26を構成する矩形状の奥側ボード27と、前側ボード25の上部と奥側ボード27との上部とを連結する上板28と、前側ボード25の下端と、奥側ボード27との下端とを連結する下板29とを有した、側面視して縦長矩形状の板枠である。上板28には、スマートフォン23の電源を確保するために、ごみの侵入を防止するスライド式コンセントが設けられている。このとき、下板29の下面は、支持枠11の下面より8cmほど上方に配置されている。各ボード25,27および上,下板28,29の板厚は、10mmである。
次に、図1〜図4を参照して、本考案の実施例1に係る宮付きすのこベッド10の使用方法について説明する。
まず、第1の分割脚部12aと第2の分割脚部12bとを螺合した長さ26cmの脚部12を、支持枠11の四隅にそれぞれ配設して、支持台13を組み立てる(図1および図3(a)を参照)。
その後、左,右側枠材20、21の対峙する各フランジに、展開状態の2枚のすのこ17の幅方向の両端部をそれぞれ載置する。これにより、各すのこ17が支持台13に敷設される。
就寝時、スマートフォン23を使用する際には、ヘッドボード16のモバイルスタンド14に、スマートフォン23を載置する(図2を参照)。具体的には、突条ストッパ部24と上板28との連結部分の内側コーナーに、スマートフォン23の下端部を当接し、この状態でスマートフォン23の上端部の下面(裏面)を端末支持板部26の上端部に載置する。その後、例えば、マット(敷布団)30に肘を突いて上半身のみを立てた状態で、スマートフォン23を操作し、例えば、友人等との間で電子メールの送受信を行ったり、インターネットを介して音楽を聴いて、楽しむことができる。
また、ヘッドボード16の両側面の収納棚15には、本Bを収納することができる。収納棚15のサイズが26cm、幅7cmと大きいため、例えば、A4サイズの大判な本Bであっても、横向きにして収納することができる。
例えば、寝ながら本Bを読みたい場合には、ヘッドボード16の右側または左側から収納棚15内の本を引き出し、例えば、これをモバイルスタンド14に立てて読むことができる。
このように、ヘッドボード16のモバイルスタンド14として、突条ストッパ部24と、これより丈が高い端末支持板部26とを、ベッド10の長さ方向へ互いに平行に離間配置したものを採用したため、従来品の課題であった、傾斜板の表面をガイドにしたモバイル端末の滑落を防止することができる。
また、ヘッドボード16の両側面を貫通して左右の収納棚15を設けているため、ヘッドボード16内の通気性が高まり、ヘッドボード16内での熱のこもりを解消できる。そのため、夏季の寝苦しさを軽減することができる。また、ヘッドボード16を貫通しているため、収納棚15への本の収納量も増やすことができる。
さらに、脚部12を支持枠11に着脱可能に連結したため、全ての脚部12を取り外して、支持枠(支持台13)11を直接床に載置することができる。
さらにまた、ここでは、各脚部12として、ボルトナット構造体を介して、2個の分割脚部12a,12bにより連結分割(組立分解)可能に設けたものを採用している。これにより、周囲の家具とのバランスや、使用者の好みに応じて、ベット10の高さを適宜変更することができる。
例えば、2個の分割脚部12a,12bを連結した脚部12を用いるハイスタイル(床からすのこ17の上面までの高さが35cm)の場合には、ベッド10の下スペースに、衣類等の荷物を入れた収納ボックスを収納することができる(図3(a)を参照)。また、各分割脚部12aを外して、分割脚部12bのみからなる脚部12を用いるミドルスタイル(床からすのこ17の上面までの高さが22cm)の場合には、ソファに座るようにベッド10に腰掛けることができる(図3(b)を参照)。さらに、脚部12を全て取り除いたロースタイル(床からすのこ17の上面までの高さが9.5cm)の場合には、ベッド10に座って足を伸ばすことができる(図3(c)を参照)。床からの高さが低いため、今まで床や畳に布団を敷いて寝ていた使用者にとって、違和感が小さいベッド10となる。しかも、高齢者などがベッド10から転落しても怪我をしにくい。
また、ここでは、脚部12が存在しない支持枠11を、支持枠11の下面が床面に当接状態で床に直接載置した場合、ヘッドボード16の下板29が、床面より上方に配置されるように構成している。そのため、例えば、使用者が上半身のみを起こしてヘッドボード16に凭れかかったとき、ヘッドボード16には、支持枠11のヘッド側枠材19と連結した前側ボード25の下端部を支点として、外方(奥方向)への大きな曲げ応力が作用する。
仮に、従来のようにヘッドボード16の下板29の下面が、支持枠11の下面と同一高さであれば、このヘッドボード16の曲げによって奥側ボード27と下板29との接合部分(角部分)が床面に強く押し付けられ、この角部分aに応力が集中する(図4(b))。そのため、例えば、このベッド10が、経年劣化等によってガタツキが大きいものの場合には、この応力集中を原因とし、矩形状の板枠であるヘッドボード16が変形したり、最悪の場合、崩壊するおそれがあった。
しかしながら、この実施例1では、ヘッドボード16の下板29が床面より上方に配置されているため、このようにヘッドボード16が、前側ボード25の下端部を支点として外方へ大きく湾曲したとしても、奥側ボード27と下板29との接合部分が床面に接することはない(図4(a))。その結果、このベッド10が、ガタツキの大きいものであっても、上記角部分aへの応力集中を原因としたヘッドボード16の変形や、このボード16の崩壊は発生しない。
また、このようにヘッドボード16の下板29と床面との間にスペースが存在するため、このスペースでの通気性を高めることもできる。
なお、実施例1では、シングルサイズの宮付きすのこベッド10を例としたが、これに限定されない。例えば、この宮付きすのこベッド10を2つ並列して、キングサイズのものとしてもよい。この場合、各収納棚15が連通することで、見かけ上、キングサイズのヘッドボード16の内部空間に、2倍の長さの長尺な収納棚15が形成される。
本考案は、ヘッドボードに収納空間が存在する宮付きすのこベッドの技術として有用である。
10 宮付きすのこベッド
11 支持枠
12 脚部
12a,12b 分割脚部
13 支持台
14 モバイルスタンド
15 収納棚
16 ヘッドボード
17 すのこ
19 ヘッド側枠材
23 スマートフォン(モバイル端末)
24 突条ストッパ部
25 前側ボード
26 端末支持板部
27 奥側ボード
28 上板
29 下板

Claims (3)

  1. 矩形状の支持枠の四隅に、複数の脚部が配された支持台と、
    該支持台のヘッド側に固定されて、上部には板状のモバイル端末を立て掛けるモバイルスタンドが設けられるとともに、側面には収納棚が陥没形成された宮付き型のヘッドボードと、
    前記支持台に載置されるすのことを備えた宮付きすのこベッドにおいて、
    前記モバイルスタンドは、前記モバイル端末のずれ落ちを防止する突条ストッパ部と、該突条ストッパ部より高さが高く、かつ傾斜状態の前記モバイル端末の上部を下方から支持する端末支持板部とを、前記突条ストッパ部の方が前記端末支持板部より手前となるように、互いに平行に離間配置したもので、
    前記収納棚は、前記ヘッドボードの両側面を貫通して形成されたものであることを特徴とする宮付きすのこベッド。
  2. 各前記脚部は、前記支持枠に着脱可能に連結され、かつ長さ方向へ連結可能な複数の分割脚部からなることを特徴とする請求項1に記載の宮付きすのこベッド。
  3. 前記各脚部を取り外した前記支持枠は、床面に該支持枠の下面を接した状態で床に載置され、
    前記ヘッドボードは、
    下端部が前記支持枠のヘッド側の枠材に連結されて、上端部が前記突条ストッパ部を構成する矩形状の前側ボードと、
    該前側ボードと平行に離間して、上端部が前記端末支持板部を構成する矩形状の奥側ボードと、
    前記前側ボードの上部と前記奥側ボードとの上部とを連結する上板と、
    前記前側ボードの下端と、前記奥側ボードとの下端とを連結する下板とを有した側面視して矩形状の板枠で、
    前記下板の下面は、前記支持枠の下面より上方に配置されたことを特徴とする請求項2に記載の宮付きすのこベッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102058136B1 (ko) * 2019-09-09 2020-01-22 정동시 침대용 다리 제조 방법

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