JP3217194U - 名刺入れ - Google Patents

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Abstract

【課題】二枚繰り出しが生じない新規構造の名刺入れを提供する。
【解決手段】積層状態の名刺を収納する扁平箱型の収納ケース1と、積層名刺群をケース内上方へ押し上げる押上機構と、ケース前壁部13に繰り出し孔を設けると共に、前記最上面の名刺をケース外方から操作することによって、前記最上面の名刺をケース外に繰り出す繰り出し機構とを備える。収納ケース1の下面板を開閉構造に形成し、繰り出し孔を上面板11の裏面と一致させ、繰り出し機構を、上面板11に後壁部から前壁方向で、且つ後壁部を適宜範囲抉ってなる抉り空間113を備えた操作孔部111と、裏面に操作孔部内を移動可能に納まり、且つ抉り空間113内に位置して装着時に上面板裏面より名刺厚以下の突出となる係止爪32を備えた突出部31を設け、上面板表面に前後方向スライド自在に組み込んでなる操作板3で構成してなる。
【選択図】図3

Description

本考案は、名刺の携帯のために使用する名刺入れにおいて、特に名刺収納ケースから名刺を1枚毎繰り出す構造を備えたものに関するものである。
名刺収納のケースから名刺1枚を繰り出す名刺入れの基本的構成は、収納ケース内に複数枚の名刺を積層状態に収納し、前記積層名刺をケース内上方に発条又は磁石の吸引反発力で押し上げる押上機構部を備え、ケース側面の上方位置に名刺が1枚通過する繰り出し孔を設けると共に、ケース上面に底面が最上面の名刺と当接し且つ上部がケース上面に露出した操作摘みを形成した繰り出し機構部を備え、操作摘みを動作させて、最上層の名刺を繰り出し孔からケース外に露出させ、当該露出した名刺を手で取り出すようにしているものである(特許文献1,2,3,4,5,6)。
実開昭59−15932号公報。 実開昭61−190220号公報。 実開昭62−119831号公報。 登録実用新案3109860号公報。 登録実用新案3114601号公報。 登録実用新案3133201号公報。
前記の名刺入れの繰り出し機構は、操作摘みを動作させると、操作摘みと最上層の名刺との摩擦力で名刺が繰り出し孔より繰り出されるが、繰り出し孔の間隙を名刺1枚分の厚さとした場合には、名刺が僅かな湿気を含むことによって、取り出しができなくなる恐れがある。
また前記間隙に余裕を持たせると、名刺の厚さの変化に対応可能であるが、積層状態の積層名刺群を上方より押圧しながらの繰り出し操作となるので、前記押圧力によって積層名刺が互いに付着し二枚繰り出しとなる。
そこで本考案は、二枚繰り出しが生じない新規構造の名刺入れを提案したものである。
本考案の請求項1記載の名刺入れは、複数枚の名刺を積層状態に収納する扁平箱型の収納ケースと、前記積層名刺群をケース内上方へ押し上げる押上機構と、ケース前壁部に繰り出し孔を設けると共に、前記最上面の名刺をケース外方から操作することによって、前記最上面の名刺をケース外に繰り出す繰り出し機構とを備える名刺入れにおいて、収納ケースの下面板を開閉構造に形成し、繰り出し孔を上面板の裏面と一致させ、繰り出し機構を、収納ケースの上面板に後壁部から前壁方向へ適宜な長さで、且つケース後壁部を適宜範囲抉ってなる抉り空間を備えた操作孔部と、裏面に前記操作孔部内を移動可能に納まり、且つ前記抉り空間内に位置して装着時に上面板裏面より名刺厚以下の突出となる係止爪を備えた突出部を設け、上面板表面に前後方向スライド自在に組み込んでなる操作板で構成してなることを特徴とするものである。
而して収納ケース内に名刺を積層して収納すると、積層名刺群は押上機構によって上面板の裏面に押し付けられ、操作板を前方へスライドさせると積層名刺群の最上位置名刺の後方に位置する係止爪で前記最上位置名刺のみを押し出すので、最上位置名刺が繰り出し孔から突出し、操作板を後退させると同名刺の一部が収納ケースより露出し、ケースから引き出すことができる。
特に操作板による操作によって、従前の積層名刺群を押し込んで最上位置名刺との摩擦力による繰り出し構造ではなく、最上位置名刺の後縁を係止爪で引掛けて、最上位置名刺が上面板の裏面に密着した状態で押し出す構造であるから、2枚繰り出しが防止されるものである。
また本考案の請求項2記載の名刺入れは、上面板の表面左右縁に蟻状のガイド溝を形成し、操作板の左右端を前記ガイド溝に嵌合して操作板を上面板表面に密着して装着してなるもので、名刺繰り出し操作において操作板が上面板に密着した状態でスライド移動するので、操作板が傾くことなく、係止爪で最上位置名刺のみを押し出す。
また本考案の請求項3記載の名刺入れは、押上機構部を、収納ケースの上下板裏面に設けた扁平磁石と、上面板方向に吸引力が作用し、下面板方向に反発力が作用する扁平磁石を設けたシート体とで構成すると共に、前記磁石位置を、操作孔部の近傍に平均的に配置してなるもので、シート体によって積層名刺群全体が上面板方向に押し上げられ、最上位置名刺が上面板の裏面全体に密当接するので、最上位置名刺の繰り出しが確実に行われる。
また本考案の請求項4記載の名刺入れは、下面板をヒンジ連結すると共に、前壁部下面の適宜箇所と下面板の対応箇所に吸着用小磁石を配置して開閉クリック機構を設け、上面板の表面適宜箇所と操作板の対応箇所に吸着用小磁石を配置してスライドクリック機構を設けてなるもので、名刺のケース収納操作が容易で且つ下面板が不用意に開口することがない。また操作板も特に外部からの操作がなされない限り不要なスライド移動が生じない。
本考案の構成は上記のとおりで、収納ケース内の積層名刺群のうち最上位置名刺のみを係止爪で押し出すもので、摩擦を利用する繰り出し機構と異なり、2枚繰り出しを完全に防止し、1枚毎の確実な繰り出しがなされる名刺入れを提供できたものである。
本考案の実施形態の使用状態の説明図。 同各部材の分解斜視図(下方斜視)。 同操作板の組立説明図(装着前)。 同図(操作板装着中)。 同前面図(操作板装着状態の説明図) 同使用状態の説明図(名詞収納時の説明図)。 同断面図(名刺繰り出し前の状態)。 同図(名詞繰り出し時)。
次に本考案の実施形態について説明する。実施形態に示した名刺入れは、収納ケース1とシート体2と操作板3の各部材で構成される。
収納ケース1は、複数枚の名刺が積層状態(積層名刺群A)で納まる内容積を備えた扁平箱型で、上下面板11,12及び各壁部(前壁部13,後壁部14、左右壁部15)で形成される。
上面板11は、各壁部13,14,15の上面に一体に形成したもので、後壁部14側に操作孔部111を設け、表面左右縁を上方へ突出させると共に、その内側面に蟻状のガイド溝112を形成したものである。
前記の操作孔部111は、後壁部14側の左右中心から前壁部13方向に適宜長さ(後述する名刺の繰り出し長さに対応)設けると共に、後壁部14の上面の内側を適宜範囲抉った抉り空間113を形成したものである。また前記の操作孔部111の左右位置及び先方位置の3カ所に押上機構を構成する吸引用の偏平磁石114を設けてなる。
下面板12は、前壁部13の下方にヒンジ連結して煽り開閉自在に組み込まれ、下面板12を閉口した際に対面する後壁部14の下面と下面板12の裏面にそれぞれ吸着用小磁石(開閉クリック機構)141,121を設け、また下面板12の裏面の所定位置(後述する他の偏平磁石位置と対応する位置)には、積層名刺群Aの押上機構を構成する偏平磁石122を設けてなる。
また前壁部13には左右壁部15に達すると共に、上面板11の裏面と一致する上縁を備えた繰り出し孔131を設けてなる。
シート体2は、積層名刺群Aと重ねて収納ケース1に納めてなるもので、一角部分を切り落として取り出し用の切欠部21を設け、上面板11の偏平磁石114とは磁気吸引作用が働き、下面板12の偏平磁石122に対して磁気反発作用が働く偏平磁石22を所定位置に設けてなる。
操作板3は、上面板11と対応する大きさで、左右端をガイド溝112に嵌合して操作上面板11の表面に密着して前後方向にスライド自在に組み込むので、裏面に突出部31を設けたものである。
突出部31は、操作孔部111における後壁部14に近い範囲に対応する位置で、上面板11に操作板3を重ね合わせた状態で、操作孔部111内を移動可能に納まると共に、抉り空間113内に位置して上面板11の裏面より名刺厚以下の突出となる係止爪(係止段差)32を設けてなる。
また操作板3を上面板11の上面に装着した際に、上面板11と一致する位置に吸着用小磁石115,33を設けて、スライドクリック機構を備えるものである。
而して上記構成の名刺入れは、操作板3を上面板11に装着し、操作板3と上面板11か重なった状態(スライドクリック機構が作用している状態)で、下面板12を開口した箇所から名刺を積層状態で収納し、積層名刺群Aにシート体2を重ねた後、下面板12を閉じ、下面板12の開閉クリック機構が作用している状態で携帯するものである。
上記の携帯時において収納されている積層名刺群Aは、シート体2が下面板12との磁気反発力と上面板11との磁気吸引力の作用によって持ち上げられて、最上位置名刺aが上面板11の裏面に密着している状態である。
そこで名刺aを収納ケースから取り出すために、操作板3を前方にスライド操作すると、抉り空間113に位置する係止爪(係止段差)32が最上位置名刺aの外縁を係止して押し出し、最上位置名刺aは、繰り出し孔131から外部に突出させられる。
操作板3のスライド操作は、突出部31が操作孔部111の前縁に衝突すると停止するので、操作板3を後退させると、外部に突出した名刺aを残して最初の位置(上面板11と重なり合う位置)に戻る。この突出した名刺aをケースから取出し名刺aを使用するものである。
特に本考案は、前記の名刺繰り出し動作において、積層名刺群Aを上方より抑え込むことが無く、最上位置名刺aが上面板11の裏面に密着した状態で押し出され、且つ操作板3が上面板11と密着した状態でスライド移動するので、名刺aを押し出す係止爪が傾くことなく、確実に1枚の名刺を繰り出すものである。
1 収納ケース
11 上面板
111 操作孔部
112 ガイド溝
113 抉り空間
114 偏平磁石(押上機構)
115 吸着用小磁石(スライドクリック機構)
12 下面板
121 吸着用小磁石(開閉クリック機構)
122 偏平磁石(押上機構)
13 前壁部
131 繰り出し孔
14 後壁部
141 吸着用小磁石(開閉クリック機構)
15 左右壁部
2 シート体
21 切欠部
22 偏平磁石(押上機構)
3 操作板
31 突出部
32 係止爪(係止段差)
33 吸着用小磁石(スライドクリック機構)

Claims (4)

  1. 複数枚の名刺を積層状態に収納する扁平箱型の収納ケースと、前記積層名刺群をケース内上方へ押し上げる押上機構と、ケース前壁部に繰り出し孔を設けると共に、前記最上面の名刺をケース外方から操作することによって、前記最上面の名刺をケース外に繰り出す繰り出し機構とを備える名刺入れにおいて、収納ケースの下面板を開閉構造に形成し、繰り出し孔を上面板の裏面と一致させ、繰り出し機構を、収納ケースの上面板に後壁部から前壁方向へ適宜な長さで、且つケース後壁部を適宜範囲抉ってなる抉り空間を備えた操作孔部と、裏面に前記操作孔部内を移動可能に納まり、且つ前記抉り空間内に位置して装着時に上面板裏面より名刺厚以下の突出となる係止爪を備えた突出部を設け、上面板表面に前後方向スライド自在に組み込んでなる操作板で構成してなることを特徴とする名刺入れ。
  2. 上面板の表面左右縁に蟻状のガイド溝を形成し、操作板の左右端を前記ガイド溝に嵌合して操作板を上面板表面に密着して装着してなる請求項1記載の名刺入れ。
  3. 押上機構を、収納ケースの上下板裏面に設けた扁平磁石と、上面板方向に吸引力が作用し、下面板方向に反発力が作用する扁平磁石を設けたシート体とで構成すると共に、前記磁石位置を、操作孔部の近傍に平均的に配置してなる請求項1又は2記載の名刺入れ。
  4. 下面板をヒンジ連結すると共に、前壁部下面の適宜箇所と下面板の対応箇所に吸着用小磁石を配置して開閉クリック機構を設け、上面板の表面適宜箇所と操作板の対応箇所に吸着用小磁石を配置してスライドクリック機構を設けた請求項2又は3記載の名刺入れ。
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