JP3217184U - 鍋等の笛装置 - Google Patents

Abstract

【課題】笛内部の洗浄を簡単に行える構造であり、且つ、熱に強く、落下等の衝撃で壊れにくい、鍋等の笛装置を提供する。【解決手段】鍋等の蓋部分（蓋本体１ａ、又は摘まみ等）に笛ベース部３ａが一体に、又は着脱可能に、又は着脱自在に設けられていて、該笛ベース部３ａに笛カバー部６ａを着脱自在に取り付ける構造にして、且つ、笛ベース部３ａ及び／又は笛カバー部６ａの材料として、シリコーンゴム等の、耐熱性と弾性に優れた材料を使用する。【選択図】図１

Description

本考案は水蒸気圧による、鍋等の笛装置に関する。

本出願人が既に考案した実登３１９４５９３号公報、及び特開２０１７−０４２５８０号公報は、本考案と同様に、笛ベース部に笛カバー部が着脱自在に取り付けられる構造であり、笛内部の洗浄を簡単に行えるが、笛カバー部が、落下などの衝撃で壊れやすかった。

実登３１９４５９３号公報 特開２０１７−０４２５８０号公報

本考案は、前記した課題を解決するようにしたもので、笛内部の洗浄を簡単に行える構造であり、且つ、熱に強く、落下等の衝撃で壊れにくい、鍋等の笛装置を提供する。

鍋等の蓋部分に笛ベース部が一体に、又は着脱可能に、又は着脱自在に設けられていて、該笛ベース部に笛カバー部を着脱自在に取り付ける構造にして、且つ、笛ベース部及び／又は笛カバー部の材料として、シリコーンゴム等の耐熱性と弾性に優れた材料を使用する。

笛ベース部に笛カバー部を着脱自在に取り付ける構造にすることで、笛内部の洗浄を簡単に行える。又、笛ベース部及び／又は笛カバー部を、耐熱性と弾性に優れた材料にすることで、熱に強く落下等の衝撃で壊れにくい、鍋等の笛装置を提供できる。

蓋本体に笛ベース部が一体に設けられていて、該笛ベース部に笛カバー部を着脱自在に取り付ける構造の笛装置の、装着状態（左）と分離状態（右）の断面図。 蓋本体に笛ベース部が着脱自在に設けられていて、該笛ベース部に笛カバー部を着脱自在に取り付ける構造の笛装置の、装着状態（左）と分離状態（右）の断面図。

本考案の笛装置は、笛ベース部に笛カバー部を着脱自在に取り付ける構造が特徴である。

図１は、蓋本体１ａに笛ベース部３ａが一体に設けられていて、該笛ベース部３ａに笛カバー部６ａを着脱自在に取り付ける構造の笛装置Ｆａの、装着状態（左）と分離状態（右）の断面図である。１ａは蓋本体、２ａは蓋本体１ａの蒸気孔でもあり、笛装置Ｆａの蒸気入り口でもある。笛ベース部３ａは蓋本体１ａと一体に、蓋本体１ａの蒸気孔２ａ周辺に設けられている。笛カバー部６ａは、平面形状が円形の漏斗様で、てっぺんに笛装置Ｆａの蒸気出口７ａが有あり、材料は耐熱性と弾性に優れたシリコーンゴムが望ましい。５ａは発音空間である。水蒸気は、蒸気入り口２ａ→発音空間５ａ→蒸気出口７ａを経て笛音を発音する。

図２は、蓋本体１ｂに笛ベース部３ｂが着脱自在に設けられていて、該笛ベース部３ｂに笛カバー部６ｂが着脱自在に取り付けられる構造の笛装置Ｆｂの、装着状態（左）と分離状態（右）の断面図である。１ｂは蓋本体、２ｂは蓋本体１ｂの蒸気孔でもあり、笛装置Ｆｂの蒸気入り口でもある。３ｂは笛ベース部であって、形状は平面形状が円形のトンネル状であり、空洞が蒸気通路４ｂとなる、材料は耐熱性と弾性に優れたシリコーンゴムが望ましい。６ｂは笛カバー部であって、形状は平面形状が円形の漏斗様であり、てっぺんに空気出口７ｂが有る、材料はシリコーンゴムが望ましい。５ｂは発音空間である。水蒸気は、蒸気入り口２ｂ→蒸気通路４ｂ→発音空間５ｂ→蒸気出口７ｂを経て笛音を発音する。

笛ベース部と笛カバー部との着脱を自在に行えるので、笛内部の洗浄を簡単に行える。
笛ベース部及び／又は笛カバー部に、弾性に優れた材料を使用するので壊れにくい。
実施例の笛装置は、市販の色々なサイズの鍋蓋に着脱自在に装着できる。

Ｆａ，Ｆｂ 笛装置
１ａ，１ｂ 蓋本体
２ａ，２ｂ 蓋本体の蒸気孔でもあり、笛装置の蒸気入り口でもある。
３ａ，３ｂ 笛ベース部
４ｂ 蒸気通路
５ａ，５ｂ 発音空間
６ａ，６ｂ 笛カバー部
７ａ，７ｂ 蒸気出口

Claims (2)

1. 蓋部分に笛ベース部が一体に、又は着脱可能に、又は着脱自在に設けられていて、該笛ベース部に笛カバー部を着脱自在に取り付ける構造であることを特徴とする、鍋等の笛装置。
2. 前記笛装置において、笛ベース部及び／又は笛カバー部の材料として、シリコーンゴムを使用することを特徴とする請求項１に記載の、鍋等の笛装置。

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