JP3217174U - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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JP3217174U
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維彦 江藤
維彦 江藤
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株式会社イーガン
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Abstract

【課題】ヒットしたボールの「方向性の狂い」と「飛距離のバラツキ」の問題点を同時に解決することができるゴルフクラブヘッドを提供する。
【解決手段】クラブヘッドのソール面に、クラブのフェースに平行方向に溝(溝部4)を設けることで、流体力学的な要素からゴルフボールとのインパクト時に、最も望ましい方向安定性と打球の飛距離を得ることが出来る。
【選択図】図1

Description

本考案はゴルフのドライバーヘッドのソール部にフェース面と概ね平行になるように溝を設けたものに関するものである。
従来のゴルフヘッドのソール部にも溝を設けたゴルフのドライバーヘッドはあった。しかしその溝の方向はフェース面と略直角となるような方向(横方向)がほとんどであった。その目的はゴルフスウィングの過程で、ボールをインパクトする瞬間の極めて短い距離の中でヘッドのソール面が、地面にたまたま接触する場合を想定し、ソール面が地面から受ける抵抗を出来るだけ減らし、ヘッドスピードの減少を防ぐためのものと推測される。最近は、フェース面近傍に、フェース面とほぼ平行に溝を設けたヘッドも散見されるが、これらの溝は、ボールとのインパクト時にフェース面をたわませてフェース面の反発性を上げる目的と思われる。
特開2004−313762
ゴルフクラブ特にドライバーをスウィングして、ボールをヒットした場合、ボールが常に狙った方向に飛ぶとは限らない(方向性の狂い)。また、飛距離も常に最大距離が実現できるとは限らない(飛距離のバラツキ)。こういった2つの主な問題点が存在する。
この2つの問題点を解決する最も有効な方法は、ドライバーのフェースの中心でボールをヒットすることといわれている。更に重要な要件がある。
まず、方向性については、ボールをヒットする瞬間、ドライバーのフェースはプレーヤーが意図する方向に直角になっていることが望ましい。
一方、飛距離についても、方向性と同様に、フェースの向きは当然、ターゲットに向いた状態でヒットすることが望ましいのは当然のことである。すなわち、ヒットしたボールの「方向性の狂い」と「飛距離のバラツキ」の問題点を同時に解決することが望まれている。
一般にゴルフスウィングは、おおよそそのフェース面がスウィングの円弧軌道と平行の状態でスウィングされている。このとき、ヘッドのソール面は遠心力によって、この円弧軌道の外側に空気の壁を作り、この壁を押さえつけながら走っていることになる。
従って、もしヘッドソール面に円弧運動方向に沿って溝が掘られているとすると、スウィング中押さえつけられている空気の壁のガイドの役割を演じ、フェースの角度、ヘッドの位置が安定し、意図した軌道を走らせ易くなる。すなわち本件考案に示すようにソール面の溝がクラブフェースの真ん中でボールをヒットするためにスウィング軌道を安定させ易くなる。
すなわちこれを実現するためには、
ソール面にフェース面と平行方向に溝を設けたことを特徴とするドライバーヘッドが望ましい。
また、
ヘッドの重心からソール面に下した垂線とソール面とが交わる点の近傍に、ソール面の溝を設けたことを特徴とする上記のドライバーヘッドが望ましい。
また、
トウからヒールに設けられた溝の幅が変化しないことを特徴とする上記記載のドライバーヘッドが望ましい。
また、
ソール面の溝の本数が2本以上あることを特徴とする上記のドライバーヘッドが望ましい。
また、さらに、ここでいう溝の形は問わないが、溝の端は空気の壁に突入する際のことに配慮し、滑らかな形状が望ましい。
さらに、
ソール面に設けられたフェース面と平行方向の溝がフェース面に対して6度以内の角度をもたせることは、プレーヤーの個性やクラブ自体の設計思想に合わせる意味で許諾しうる。
一般にゴルフスウィングの90%は、ヘッドのフェース面はスウィングの円弧軌道と平行の状態でスウィングされているので、この期間に溝がフェース面と平行になっていることで、ヘッドスピードが速く保てることに意味がある。残りの10%はボールインパクトの前後の切り返しのタイミングであり、インパクト時はヘッドフェース面がスウィング軌道と瞬間的に直角となるが、ヘッドの慣性運動が最大になる区間のためヘッドスピードにはほとんどマイナス要因とならない。
また、一般にゴルファーは、自らの打球にある癖を持っているケースが多い。中でもフックボールやスライスボールが出やすい癖であり、この球筋の問題はソール面に設けた溝のフェース面に対する角度によってある程度は解決が期待できる。ソール面に設けた溝がフェース面に対してトウ側で開いている場合、インパクトの際フェースはクローズになり易くスライスボールが出難くなる。逆に、トウ方向で閉じている場合(ヒール方向で開いている場合)はフックボールが出難くなる。
なお、本技術についてはゴルフクラブヘッドで効果が顕著なドライバーで説明しているが、いわゆるフェアウェイヘッドやユーティリティーにおいても同様な効果が期待できる。
クラブヘッドに溝が2本の場合の図を示す。 クラブヘッドに溝が2本の場合の斜視図を示す。
ゴルフクラブのヘッドの溝について、本考案についての実施するための例を示す。
本考案について、実施の溝の形状について数例を示す。典型的な溝が1本の例と、より効果的と思われる溝が複数本の例を示す。
また、この溝を入れたクラブヘッドをもちいて、試打した結果を示す。
実際には、溝の数が1,2,3,5本のドライバーヘッドを作成し、溝の深さについては最も深い部分がヘッドのソールの中央付近であることから、その部分の深さを溝の深さとした。試打については、プロゴルファー1名を含むトップアマチュア4名の計5名による官能テストを行った。
Figure 0003217174
以上の結果から、
1.溝の数が多くなるほど、スウィングのヘッドの動きは安定化する。
溝の数が少ないほど、スウィング中のインパクト時のヘッドの暴れれが大きくなる。
すなわち、溝の数は少ないとフェースの中央の芯でヒットする確率が低下する。
2.溝の深さは2mm以上あれば効果は発揮されるが、7mm以上あることが望ましい効 果をもたらす。
3.溝の数が多いとインパクトに入る時の手首の返しに抵抗を感じやすい。
以上の結論として、フェースの中心で、ボールをヒットする上ではスウィング軌道を安定させることが最重要であり、溝の効果は明らかである。
1 ゴルフクラブドライバーヘッド本体
2 フェース部
3 ソール部
4 溝部
5 ヘッドの重心部
6 トウ部
7 ヒール部
8 クラブシャフトに連結される部分

Claims (5)

  1. ソール面にフェース面と平行方向に溝を設けたドライバーヘッドであって、ヘッドの重心からソール面に下した垂線とソール面とが交わる点の近傍に、ソール面の溝を設けたことを特徴とするドライバーヘッド
  2. トウからヒールに設けられた溝の幅が変化しないことを特徴とする請求項1に記載のドライバーヘッド
  3. ソール面にフェース面と平行方向に設けられる溝の深さが、最も深い位置で2mm以上あることを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載のドライバーヘッド
  4. ソール面に設けられたフェース面と平行方向の溝の本数が2本以上あることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のドライバーヘッド
  5. ソール面に設けられたフェース面と平行方向の溝がフェース面に対して6度以内の角度をもたせたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のドライバーヘッド
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