JP3217125B2 - 手の皮膚を治療するための流体投与装置 - Google Patents

手の皮膚を治療するための流体投与装置

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JP3217125B2 JP15555392A JP15555392A JP3217125B2 JP 3217125 B2 JP3217125 B2 JP 3217125B2 JP 15555392 A JP15555392 A JP 15555392A JP 15555392 A JP15555392 A JP 15555392A JP 3217125 B2 JP3217125 B2 JP 3217125B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、消毒液を投与して手の
皮膚を治療するための流体スプレー装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来技術、および発明が解決しようとする課題】既
に、顔や肢などの人体の様々な部分に対して或る種の液
体を散布すなわち吹き付けることのできる幾つかの装置
が発明されている。過去の発明は、多数の人もしくは特
定の環境と接触して行動した人ならば誰もが医療もしく
は消毒を目的とする様々な流体を吹き付けることのでき
る装置を開示しており、伝染病を防止し、すなわち伝染
病の保菌者にならないようにするものである。
【0003】このような従来技術の装置は、この特定の
目的のために意図的に設計された場合ですら、ほどほど
の成功しか得られていない。使用性が悪いという欠点が
これらの装置で経験されている。
【0004】治療の有効性は流体がスプレーされた箇所
でのみ満たされるということが強調されるべきである。
スプレーは、流体液滴が皮膚内部に深く浸透して、衛生
状態を最適化することを保証する。何故ならば、液体の
蓄積が生じないからであり、残余流体を集めて掃除する
ための装置が必要ないからである。スプレーは、如何な
る手持ち式のドライヤーをも必要としない。このような
装置は、ほとんどの場合に汚染されている。更に、揮発
性の消毒液がここでは使用されるべきである。両手を互
いに徹底的に擦り合わせることで適当な引き延ばしを可
能にし、掌および手の甲の両方に関する洗浄を最も有効
に行うことができる。両手は、しかる後は如何なるその
他の表面にも接触することを必要とせず、完全に消毒さ
れる。
【0005】従来技術の装置によれば前述した問題点
は、液体はしばしば振りかけられるだけでスプレーされ
るわけではないという事実によって、また、洗浄を最も
必要とするのは掌であるというのが事実である場合に掌
よりも手の甲での方が洗浄されるようであるということ
によって生じている。
【0006】更に注目すべきことは、従来の幾つかの装
置の付随的な欠点が、それらの装置が一般にかなりおお
きなの作動慣性を有していて、これが次のサイクルの開
始される前に十分な時間間隔を必要にする、ということ
から発生しているということである。この欠点は、診療
所や、多数の人がその装置を連続して使用することが肝
心とされるあらゆる場所に、既知の装置を実際に使用す
ることに制約を加えている。
【0007】更に、従来の装置は比較的に複雑、高価、
そして嵩張っており、従って衛生上の理由から強く望ま
れるように医師によって広く使用されるには基本的に不
適当である。
【0008】本発明の目的は上述した問題点を解決し、
操作のために接触する必要がなく、消毒液が装置に付着
して残らずに衛生的で、次々に連続して使用できるよう
に改良された消毒液を投与して手の皮膚を治療するため
の流体スプレー装置を提供することである。
【0009】
【課題を達成するための手段】本発明の目的および利点
は、手の皮膚治療のための全自動スプレー装置を提供す
ることで達成される。この装置は2つのチャンバーを含
んで構成され、その一方のチャンバーは2つの電源、制
御回路、計数回路および固体リレーを収容している。他
方のチャンバーは消毒液を充填されているスプレー容
器、電磁石、鉄性フレームおよび赤外線センサーを収容
する。手を赤外線センサーの下側にすぐ近くに差し伸べ
ることによりの、電磁石が作動してスプレー容器を押し
下げ、スプレーノズルが揮発性の消毒液を掌の中に投与
するように作動する。引き続くサイクルの間の時間間隔
は無視できる程度であり、従って連続して使用すること
ができる。計数回路がスプレー容器の中の消毒液がほぼ
使い尽くされたときに警報音を発することによって知ら
せるようにすることができる。この装置の何れの部分に
も消毒液が残らず、清掃が不要となる。
【0010】
【実施例】図面を参照すれば、本発明の装置が図1に示
されている。この装置は2つのチャンバー、すなわちA
およびB、を含むハウジングを含んで構成されている。
チャンバーAの中には2つの電源2および6と、制御回
路3と、計数回路5と、固体リレー4とが取り付けられ
ている。一方、チャンバーBの中には、スプレー容器9
が上下を逆にして配置されており、この容器は開口13
を通してスプレーノズル10を有している。スプレー容
器の底部は鉄製フレーム8の下側に固定された鉄製キャ
ップ11によって直立状態に保持されている。鉄製フレ
ームの各隅に形成された4つの穴には4つのプラスチッ
クロッド12が挿通されており、これらのロッドは装置
の頂部に固定されている。チャンバーBの底部に位置さ
れたばね15もスプレーノズルを所定位置に保持する助
けをなしている。この位置においてプラスチック頂部4
が流体をスプレーノズル10を通して導く。図1および
図3に示されるように、電磁石7は鉄製ロッドを介して
鉄製フレーム8の上側部分の内面から適当な間隔を隔て
られてハウジングに固定されている。構造上、赤外線セ
ンサー1は装置の底部を通り、図2に示すように後部へ
向けて配置されている。
【0011】図5は一般的なスプレー容器の作動を示し
ている。これにおいては、柔軟なプラスチックチューブ
が通常はスプレー駆動のために使用される圧力のもとで
スプレーノズルを通して流体を導くのに使用されてい
る。しかしながらこの装置に使用されたスプレー容器
は、そのような柔軟なプラスチックチューブを必要とし
ないのである。図4に示したように第1の穴に嵌め込ま
れる硬い短いプラスチックチューブ14のみが必要とさ
れる。一方、スブレーノズルの第2の穴は硬いプラスチ
ックチューブ14の内径と等しい直径を有する。
【0012】装置の下側で、図6に示されるように装置
底部の下方約20cmに、掌を位置付けることによっ
て、赤外線センサー1はこれを検出して装置全体の作動
を開始させる。制御回路3はこれにより固体リレー4に
DC12Vの電流を供給する。これにより固体リレー4
のスイッチは電源6にAC220Vの電流を供給して、
DC24Vの電流が電磁石7に供給できるようになす。
この電磁石7は鉄製フレーム8を下方へ向けて引き付
け、これによりキャップ11の固定されている鉄製フレ
ーム8の下側部分が上下逆にした状態のスプレー容器を
押さえ付けるようになす。これにより、容器9のスプレ
ーノズルのバルブが作動されて、容器の中の消毒液が開
口13を通るスプレーノズル10から強制的に噴出され
る。この噴出される消毒液の量は、固体リレー4を調整
することによって、最大有効な消毒目的に合った最適量
を得られるように設定することができる。消毒液のスプ
レー動作はすぐに停止され、次のサイクルが速やかに開
始できる。
【0013】両方の手を互いに完全に擦り合わせること
で両方の掌および手の甲の全面積を有効に消毒されるこ
とになる。
【0014】本発明は、スプレー容器の中の消毒液がほ
ぼ使用し尽くされたときに、計数回路が警報音を発し
て、消毒液の詰まった新しいスプレー容器を取り付ける
べきこと、および計数回路を000にリセットしてその
装置の新たな使用を開始させるべきことを知らせる。
【0015】本発明は、これらの従来の装置に対して多
くの重要な利点を提示する。
【0016】微細に吹き付けられて投与された消毒液
は、スプレーノズルからの距離を設定することで手の表
面の皮膚の広い面積部分に対して常に広げられ、このよ
うな距離設定は赤外線を調整することで可能である。掌
は、装置のすぐ下側に単純に手を差し伸べることでまず
最初に洗浄されるべきである。皮膚の消毒は両方の手を
単純に擦り合わせることで有効に行われる。
【0017】注目すべきは、投与された消毒液が装置自
体の如何なる部分にも残らず、これに関して装置の清掃
が殆ど不要なことである。この理由で、装置の汚れが殆
ど起こらず、このことは消毒目的に関する装置の有効性
を納得できるものにする。更に、この装置は全体として
簡単な構造であり、その内側および外側の両方を清浄状
態に簡単に保持できる。従って全体的に、この装置は衛
生的であることの完全な保証を与える。
【0018】更に、本発明の装置は非常に素早く動作し
て、先の使用者がスプレー作動を終えた後に次の使用者
が待たなければならない時間が不要であるべきとして示
された。従って、1つの装置に対して非常に多数の人が
使用するものと予想される病院、公共施設のような場所
でさえも使うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の前面断面図。
【図2】赤外線センサーの位置を示す図1の線1−1に
沿う装置の断面図。
【図3】図1の線2−2に沿う装置の更に他の断面図。
【図4】スプレーノズルの断面図。
【図5】通常の方法でのスプレー容器の使用を示す断面
図。
【図6】消毒液がスプレーされている装置の下側に差し
伸べられた手の位置を示す概略図。
【図7】全自動回路の概略線図。
【符号の説明】
A,B チャンバー 2,6 電源 3 制御回路 4 固体リレー 5 計数回路 7 電磁石 8 鉄製フレーム 9 スプレー容器 10 スプレーノズル 11 鉄製キャップ 13 開口 14 プラスチックチューブ 15 ばね 16 鉄製ロッド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手の皮膚を治療するための流体投与装置
    であって、 2組の電源、制御回路、固体リレーおよび計数回路を含
    第1のチャンバーを有する剛性ハウジングと、 上下逆にしてスプレーノズルを下方へ向けた皮膚消毒流
    体のスプレー容器を含む第2のチャンバーであって、前
    記スプレーノズルのプラスチックチューブを前記チャン
    バーの底部に形成されている開口の中に嵌め込んで、ス
    プレー容器がばねによって所定位置に保持されており、
    前記スプレー容器の底部は上下逆にした状態で鉄製フレ
    ームの下側部分に固定されている鉄製キャップによって
    保持されており、前記鉄製フレームの内側にはそのフレ
    ームの上側部分から適当な距離を隔てて鉄製ロッドを介
    してハウジングに固定されている電磁石が配置されてい
    るような、前記第2のチャンバーと、 前記チャンバーの内部の活動化手段であって、前記ハウ
    ジングの下側の予め定めた位置に手があることを検出す
    るために前記制御回路および前記固体リレーと電気的に
    接続されている赤外線近接センサーを含むとともに、前
    記制御回路を作動させる手段を含、この作動によって
    電源を作動させてDC12Vの電圧を前記固体リレーに
    供給させ、これによりAC220Vの電流が第2の電源
    に供給され、この第2の電源がDC24Vの電力を前記
    電磁石に供給して前記鉄製フレームの前記上側部分を前
    記電磁石の表面にさせ、このようにして手が前記所
    定位置に位置されたときには前記鉄製フレームの下側部
    分が前記消毒スプレー容器の底部に押し付けられて、消
    毒流体が手の上に吹き付けられるようになされており、
    前記計数回路が作動サイクルごとに1つずつ計数して、
    スプレー容器内の流体がほぼ使用し尽くされて新たなス
    プレー容器取り付けなければならないときに警報を
    る音響スイッチを入れるようになされている前記活動
    化手段とを含み前記第1のチャンバーが第2のチャンバーに隣接して配
    置され、 前記近接センサーは、前記第2のチャンバーの底部を通
    して配置されるとともに、手が近接センサーの近くに置
    かれた時に前記電磁装置に電流を供給して作動させるた
    めに前記制御回路を付勢させるように較正されており、 前記電磁装置が作動して予め定められた量の流体が投与
    されるようになっている 手の皮膚治療するための流体
    投与装置。
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