JP3216979B2 - ポインタ・ベース装置による多量データ探索方法 - Google Patents

ポインタ・ベース装置による多量データ探索方法

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JP3216979B2
JP3216979B2 JP01870296A JP1870296A JP3216979B2 JP 3216979 B2 JP3216979 B2 JP 3216979B2 JP 01870296 A JP01870296 A JP 01870296A JP 1870296 A JP1870296 A JP 1870296A JP 3216979 B2 JP3216979 B2 JP 3216979B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にはデータ
処理システムに関し、特に、探索照会(search query)を
作成しかつ実行する場合に、キーボードとポインタ・ベ
ース装置(位置指示装置)とを双方同時に使用する煩雑さ
を排除するべくポインタ・ベース技術を用いて多量のデ
ータを探索するための方法に関する。
【0002】特に本発明は、複数のn組の探索キーから
なるグリッド(grid)を用いて多量のデータを探索する方
法に関し、この方法においては、マウス等のポインタ・
ベース装置により1又はそれ以上の対を選択することが
できる。選択された対は、要素からなるリストを探索す
るために照会に変換され、そして選択された1又は複数
の対を含む要素が抽出され、ユーザによる再確認のため
に表示される。
【0003】
【従来の技術】所与の文字列又はキー列が所与の文字リ
スト又はキー・リストに存在するか否かを判断するため
の従来の探索技術は、キーボードのみにより発生された
コマンドを用いるか、あるいはキーボードとポインタ・
ベース装置との組み合わせにより発生されたコマンドを
用いるかのいずれかによるものである。通常、ポインタ
・ベース装置により発生されるコマンドは、所与のキー
対及び/又はキー列の発生のためにユーザが探索を所望
する所与のデータ・セットを識別するためにプル・ダウ
ン・メニュー(pull down menu)若しくは他の類似の技術
と共に用いられる。データ・セットが識別されたなら
ば、通常、ユーザはキーボード・コマンドを用いて照会
をタイプ入力することにより照会を発生することを要求
される。こうしてユーザは、データ・セットを選択し、
照会を作成し、そしてその照会を用いてデータ・セット
を探索するために双方の入力媒体を使い分けることを強
いられる。コンピュータを用いる伝達手段がポインタ・
ベース装置を必須とするウィンドウ・ベースのユーザ・
インタフェースへと移行するにつれて、このように2つ
の入力装置を必要とする状況は、益々頻繁になりつつあ
る。
【0004】ウィンドウ管理システムは、最近のコンピ
ュータにおけるユーザ・インタフェースの重要な多くの
特徴を与える。ウィンドウ管理システムは、多くのアプ
リケーションを単独のコンピュータ・ディスプレイ上で
ユーザと対話可能にさせると共に、データを表示しかつ
ユーザから入力を収集するアプリケーションに対して低
レベルの機能を提供している。このウィンドウ管理シス
テムによってアプリケーション・プログラムは、ディス
プレイの異なる領域に結果を表示させたり、アプリケー
ションが実行されているスクリーン領域の大きさを再設
定させたり、メニューをポップ・アップ及びポップ・ダ
ウンさせたりすることが可能となる。ウィンドウ管理シ
ステムは、オペレーション・システムがリソース・マネ
ージャであることとほぼ同様の理由で、画面を使用しよ
うとする様々なアプリケーションに対する画面領域の形
式に関する限り一つのリソース・マネージャであると云
え、従ってアプリケーションが互いに干渉しないように
これらのスクリーン領域の管理を支援する。さらに、ウ
ィンドウ管理システムは、対話型装置のリソースをユー
ザ入力を必要とするアプリケーションに割り付けて、こ
の対話型装置からの入力情報の流れを、その入力の目的
とする適宜のアプリケーションのイベント(event:事象)
キューへと経路指定する。
【0005】ユーザ・コンピュータ・インタフェースに
おけるルック・アンド・フィール(look and feel)は、
このために備えられた対話方式の集合体によりほぼ決定
される。個々のアプリケーションのための対話方式を設
計しかつ実現することは、時間のかかる高価な作業であ
る。さらに、各アプリケーションが異なるルック・アン
ド・フィールにて終了することになるので、ユーザが一
つのアプリケーションから他のアプリケーションへ移行
することが困難になる。共通のウィンドウ管理システム
を共有するアプリケーションは、ウィンドウ管理システ
ム用に構築された共通の対話方式ツールキットを利用し
て共通のルック・アンド・フィールを確保することがで
きる。対話方式ツールキットは、異なる形式の表示オブ
ジェクトを提供する一組のサブルーチンからなる。
【0006】対話方式のサブルーチン・ライブラリであ
る対話方式ツールキットは、アプリケーション・プログ
ラムが利用可能な方式の集合体を作成するための機構で
ある。対話方式ツールキットを用いると、共通のウィン
ドウ管理システムを共有するアプリケーション・プログ
ラム間で一貫性のあるルック・アンド・フィールを確保
することができる。全てのアプリケーションが同一のツ
ールキットを使用することは、通常用いられる手法であ
って、多数のアプリケーションとウィンドウ環境自体と
を共に統合するルック・アンド・フィールを可能とす
る。対話方式ツールキットは、特定のウィンドウ管理シ
ステムに利用可能である。例えば、ウィンドウ・オペレ
ーションを選択するために用いられるメニュー様式は、
全てのアプリケーション内で同一様式が用いられるべき
である。ツールキットの基本要素としては、メニュー、
ダイアログ・ボックス、スクロール・バー、ファイル選
択ボックス等々が含まれ、これらは全てウィンドウ内で
簡便に実現することができる。
【0007】Xウィンドウ・システム(X Window Syste
m)は、本発明に関連して用いることができるウィンドウ
管理システムの一例である。この種のウィンドウ管理シ
ステムの最も重要な機能の一つは、表示装置、キーボー
ド及びマウスを用いた対話を分離することにより装置の
独立性をサポートすることである。この種のウィンドウ
・システムは、3つの基本部分を有する。すなわち、最
低レベルにおけるルーチンのライブラリ、アプリケーシ
ョン開発者がライブラリからの構成要素を組合わせるこ
とにより完全なユーザ・インタフェースを作成できるフ
レームワーク、並びに標準的な一組のユーザ・インタフ
ェース構成要素をサポートしかつそれらの構成要素をス
クロール・バー、メニュー及びボタン等として含む対話
型ツールキットとを有する。
【0008】この種のウィンドウ管理システムのアーキ
テクチャはクライアント・サーバ・モデルに基づいてい
る。サーバとして知られている単一プロセスは、全ての
入出力装置を担う。サーバは、画面上の全てのウィンド
ウを作成すると共に管理し、文字及び図形を発生し、キ
ーボード及びマウスのような入力装置を取扱う。実際の
サーバは、あらゆるアプリケーションから独立している
が、ハードウエア固有である。通常の環境においては、
アプリケーションがクライアントであり、そして非同期
バイト・ストリーム・プロトコルによりネットワーク接
続を介してサーバのサービスを用いる。多数のクライア
ントが同一のサーバに接続することができる。サーバ
は、装置に依存するサーバの詳細な態様については、ク
ライアントからは見えないようにする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ウィンドウ・マネージ
ャ・プロセス(window manager process)によりユーザ
は、画面上のウィンドウの寸法及び位置を制御すること
ができる。通常、これらのオペレーションは、ウィンド
ウ・マンすなわち別のクライアント・アプリケーション
により実行される。この構成においてはウィンドウ・マ
ネージャ・プロセスが、ウィンドウの再寸法決め及び移
動に関するイベントをサーバから取得することができ、
しかもアプリケーションへのこれらのイベントの通知と
は独立している。ウィンドウ・マネージャはアプリケー
ションから独立して作動し、かつサーバと共に、アプリ
ケーションを関与させることなくユーザ・インタフェー
スを変更することができる。
【0010】ウィンドウズ・システム(Windows System)
は、アプリケーション開発者がライブラリ、フレームワ
ーク、ツールキット、ウィンドウ・マネージャ及びサー
バを含むウィンドウズ・システムのオペレーションに精
通していることを必要とする。ウィンドウズ・システム
の複雑さ及び要求される専門技術のために、ユーザ・イ
ンタフェースの開発には非常に多くのコストがかかる上
に、多くの資源を使用した極めて長いアプリケーション
開発サイクルとなりがちである。ウィンドウズ・システ
ムの複雑さの原因は、非常に書込みが困難で、誤り易
く、かつ維持の困難なそのコードにある。
【0011】ウィンドウ管理システムを用いる場合であ
っても、ポインタ・ベース装置のみを用いた探索照会の
形成及び照会の詳細化(refinement)のための効果的な手
順は存在しない。従って、当該技術分野においては、ポ
インタ・ベース装置によるデータ・セットの選択、照会
の形成、照会の詳細化、探索の実行、並びに探索結果の
表示及び操作に対する効果的かつ効率的な方法が切望さ
れている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポインタ・ベ
ース装置を用いてデータ・セットを探索する方法であっ
て、探索されるべきデータ・セットを選択すること、デ
ータに関連するn組のキーを表すためのnグリッドを形
成すること、及び第1の表示ウィンドウに任意のキー・
ラベル軸又は索引グリッド・キューを備えた上記nグリ
ッドを表示することを含むデータ・セット探索方法を提
供する。データ・セットを選択してnグリッドを表示し
たならば、ユーザはポインタ・ベース装置に連携するカ
ーソルをグリッドに向け、かつ1又は複数のグリッド要
素すなわちn組のキーを選択することができる。次い
で、選択されたグリッド要素は一つの照会として形成さ
れる。形成された照会は、適合するデータ・セット・エ
ントリすなわち選択されたn組のキーを含むエントリを
探索するために用いられる。次いで、適合すなわちヒッ
トは、表示リストに累積され、表示画面上の第2のウィ
ンドウに表示される。そこでユーザは、表示リストを走
査して、実際に所望する1又は複数の要素を選択する。
【0013】さらに本発明の方法は、ユーザが照会形成
のためにnグリッド位置を選択する際にその案内とする
ために、カーソルにより走査される1のグリッド要素又
は所与のグリッド要素に関連する一群の要素を拡大する
ステップを含めてもよい。またさらに本発明は、nグリ
ッドの詳細化をアクティブとすることにより探索フィー
ルドを狭くする、すなわち詳細化するステップを含めて
もよい。これは、グリッド要素拡大部のホット・コーナ
ーによるか又はグリッド・カーソルに関連した活動ウィ
ンドウを用いるかのいずれかによる。これにより本発明
は、縮小されたすなわち詳細化されたnグリッドを作成
しかつ表示することができる。この詳細化nグリッドは
詳細化された複数の組を有し、これらの組は、選択され
たn組の全ての関連する3個の重複組合わせと、元のn
グリッドに関連する他の全てのn組とを含む。
【0014】ここで、本発明及びその特徴と効果のより
完全な理解のために、添付された図面を参照して本発明
を詳細に説明する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明においては、キーボード及
びポインタ・ベース装置の双方を並行して使用すること
なく、多量のデータを探索する効率的なポインタ・ベー
ス照会システムを開発した。本発明により実施される方
法は、nグリッドを利用する。その各グリッド要素はn
組のキーであり、これらのキーがデータの探索属性を表
す。例えば、文字ベースのリストを探索するときは、英
字の文字を表すキーに2グリッドが用いられる。かくし
て、ユーザは探索すべき文字ベースのリストを選択し、
かつプログラムは26×26グリッドを表示する。ただし、
各グリッド要素は2文字列、すなわち英字キー対を表
す。ユーザは、与えられたグリッド要素(2つの文字
列)を選択し、プログラムに信号を送ることにより、選
択したグリッド要素、すなわち2つの文字列に基づく一
つの照会を形成する。次いで、プログラムはデータ・エ
ントリにおける当該文字列の発生についてデータを探索
する。照会は、各データ・エントリの最初の2位置にお
ける選択した文字列の発生についてのみ探すように調整
されていてもよく、又は各データ・エントリのあらゆる
位置における発生について探すように広げてもよい。
【0016】図形データの場合には、複数のキーが、
円、直線、矩形等のように異なった図形要素を表すこと
ができる。他のデータの場合には、複数のキーを、色、
深さ、高さ、幅、周波数、振幅等のようなデータの属性
に関連させることができる。もちろん、実際的な理由か
ら、2グリッド及び3グリッドが好ましく、高次のグリ
ッドは表示及び/又は視覚化するのが極めて困難とな
る。
【0017】もちろん、データ・セットは、マシンによ
り読出し可能なフォーマットによるものでなければなら
ない。すなわち、データ・セットは、アクセス可能なコ
ンピュータ・メモリ又は大容量記憶装置に存在するデー
タ・セットでなければならない。ごく一般的に、データ
・セットは、表示画面又はテープ・ドライブのような大
容量記憶装置上においてアクセス可能である。その場合
にデータ・セット全体を選択により又は必要に応じてそ
の一部をメモリに呼び込むことができる。これらのオペ
レーションは当該技術分野において周知である。
【0018】本発明は、ウィンドウ処理機能を備えた環
境で動作するように設計される。しかしながら当業者
は、本発明が、実際のウィンドウ管理システムを備えず
とも、必要なウィンドウ処理サービスを実行するルーチ
ンを含めることによっても実現され得ることを理解すべ
きである。このような環境であっても、ウィンドウ管理
システムを説明することにより、必要とされる基本的な
ルーチンを適切に説明することができる。
【0019】ウィンドウ管理システムは最近のユーザ・
コンピュータ・インタフェースの多くの重要な機能を備
えている。ウィンドウ管理システムは、単一のコンピュ
ータ表示装置を介して多数のアプリケーションとユーザ
とを対話可能とし、またアプリケーションのためにデー
タを表示すると共にユーザからの入力を収集する低レベ
ルの機能を備えている。このウィンドウ管理システム
は、画面上の異なる領域に各アプリケーションの結果を
示すこと、アプリケーションが実行されている画面領域
を再度寸法決めすること、アプリケーションのメニュー
をポップアップ及びプルダウンさせることを可能にす
る。ウィンドウ管理システムはリソース・マネージャで
あって、リソースの形式を異にする以外はオペレーショ
ン・システムがリソース・マネージャであることとほぼ
同様である。ウィンドウ管理システムは、種々のアプリ
ケーションに対して画面領域のリソースを割当て、複数
のアプリケーションが互いに干渉することなく画面を使
用するようにこれらの画面領域の管理を支援する。さら
に、ウィンドウ管理システムは、ユーザ入力を必要とす
るアプリケーションに対して対話装置のリソースを割当
て、装置からの入力情報の流れを目的とする適宜のアプ
リケーションのイベント・キューへと経路指定する。
【0020】ウィンドウ管理システムは、通常、2つの
重要な部分を有する。その第1は、エンドユーザがウィ
ンドウを作成し、再寸法決めし、移動し、開き、そして
閉じるべく対話する際に利用するウィンドウ・マネージ
ャである。その第2は、下層の機能要素であって、実際
にウィンドウを作成し、再寸法決めし、移動し、開き、
そして閉じる等を行うウィンドウ・システムである。ウ
ィンドウ・マネージャはウィンドウ・システムの上に構
築することができる。ウィンドウ・マネージャはウィン
ドウ・システムにより提供されるサービスを用いる。ウ
ィンドウ・マネージャとその下層のウィンドウ・システ
ムとの関係は、コマンド・ライン・インタプリタとその
下層のオペレーション・システム・カーネルとの関係に
相当する。アプリケーションはウィンドウ管理システム
の上に構築される。ウィンドウ管理システム上に構築さ
れたアプリケーションは、しばしばクライアントと称さ
れ、このクライアントはしばしばサーバ・プログラムと
称されるウィンドウ管理システム自体の能力を利用して
いる。Xウィンドウ・システムのようないくつかのクラ
イアント/サーバ・ウィンドウ管理システムでは、ウィ
ンドウ・マネージャ自体が、ウィンドウ・システムに対
してあたかも別のクライアント・プログラムであるかの
ように見える。他のシステムでは、ウィンドウ・マネー
ジャとウィンドウ・システムとの間に、クライアントと
サーバとの間に存在する関係よりも密接な関係が存在す
る。多くのクライアントは単一のサーバによりサポート
されるのに対して、リンク・コードは1対1の関係を必
要とすることを注記する。クライアント/サーバ・モデ
ルは、クライアント及びサーバに異なるプラットフォー
ム上で、プロセス間通信、又は他の相互接続手段を介す
る通信を実行可能にさせる。プロセス間通信を利用する
ことにより、ユーザがワークステーションからアプリケ
ーションと対話する一方で、演算的負荷の大きいアプリ
ケーションを高性能のコンピュータ上に配置させること
が可能となる。この点で、クライアント/サーバ・モデ
ルは、仮想端末プロトコルの洗練された例であり、通
常、このようなプロトコルはこの利点を共有している。
【0021】ウィンドウ管理システムはクライアント/
サーバ・モデル上に構築される必要はない。例えばマッ
キントッシュ(MacIntosh、登録商標)では、ウィンド
ウ・マネージャとウィンドウ・システムとの間で明確に
定義された区別はない。このような区分けは、マッキン
トッシュ(MacIntosh、登録商標)の単一のアクティブ
・プロセス、単一のプロセッサ設計にとって必要ではな
く、また付加的なランタイムによるオーバーヘッドを生
じることとなる。もちろん、ウィンドウ・マネージャ
と、Xウィンドウズ、ニューズ(News)及びアンドリュー
(Andrew)等のウィンドウ・システムとの間のプロセス間
通信に利用されるウィンドウ管理システムでは、通信遅
延を最小限とするべくインタフェースを設計しなければ
ならない。
【0022】共通のウィンドウ・システムを共有するア
プリケーションは、ウィンドウ管理システム用に構築さ
れた通常の対話方式ツールキットを利用して通常のルッ
ク・アンド・フィールを確保することができる。対話方
式ツールキットは、異なる形式の表示オブジェクトを提
供する一組のサブルーチンからなる。対話方式のサブル
ーチン・ライブラリである対話方式ツールキットは、ア
プリケーションが利用できる方式の集合を形成する機構
である。対話方式ツールキットを用いることにより、共
通のウィンドウ管理システムを共有するアプリケーショ
ンにおいて一貫性のあるルック・アンド・フィールを確
保することができる。例えば、ウィンドウ・オペレーシ
ョンを選択するために用いるメニュー形式は、全てのア
プリケーション内で同一形式が用いられる必要がある。
ツールキットの基本要素にはメニュー、対話ボックス、
スクロール・バー、ファイル選択ボックス等が含まれ、
これらは全てウィンドウ内で簡便に実行可能である。対
話方式ツールキットは、特定のウィンドウ管理システム
において利用可能である。広く用いられているツールキ
ットとしては、アンドリュー・ウィンドウ管理システム
・ツールキット(Andrew Window Manegement System Too
lkit)、マッキントッシュ(登録商標)ツールキット、
オーエスセフ/モーティフ(OSF/Motif)があり、さ
らにインタービューズ(InterViews)ツールキットとして
は、オープン/ルック(Open/Look)と、Xウィンドウズ(X
Windous)及びニューズ(News)と 、プレゼンテーション
・マネージャ(Presentation Manager、登録商標)と、
サン・ビュー(Sun View)ウインドウ管理システム・ツー
ルキットがある。
【0023】ここで、本発明に戻る。図1は、ワークス
テーションのシステム構成全体の一例の概略図である。
このワークステーションには本発明の方法に関連して用
いられ、かつ本発明の方法を実施するシステムを具現化
したマルチウィンドウ・プレゼンテーション制御装置が
含まれている。このシステムでは、キーボード10は、
情報処理に用いられる種々の制御コマンド、文字データ
及び図形データ等の情報を入力する手段として設けられ
ている。キーボード10は、入力制御装置12を介して
種々の情報処理を実行するメインCPU14に接続され
ている。
【0024】さらに、ワークステーションには、マウ
ス、タブレット等により構成されたポインタ・ベース装
置16が備えられ、これらの装置16は、ウィンドウ、
グリッド要素、データ・セット等の画面オブジェクトを
選択する機構を有するべく設計された1又は複数のボタ
ンを具備することが好ましい。これらのポインタ・ベー
ス装置16は、その位置及びボタンの操作により起動可
能な種々の制御コマンド、データ選択、メニュー・オプ
ション選択等を含む情報を入力する別の手段として設け
られている。オペレータがポインタ・ベース装置16を
平坦面(図示せず)上で回転又は移動させると、CRT
表示装置18の表示画面S上に表示されたポインタ画像
又はカーソル(図3の円又は図4の箱により示される)
は、表示画面S上の所望の座標又は所望の画面位置に移
動する。図3又は図4に示すグリッドの場合は、カーソ
ルを用いて所望のグリッド要素を選択することになる。
従って、ポインタ・ベース装置16の使用により、所望
の画面座標又は位置を容易にかつ速やかに指示すること
ができ、及び/又は表示画面上においてメニュー・オプ
ション、グリッド要素又は探索ヒットのスクロール・リ
ストのような所望の機能要素を選択することができる。
【0025】ポインタ・ベース装置16はカーソル位置
計算器20に接続されており、カーソル位置計算器20
は、実質的にリアルタイムで平坦面上のポインタ・ベー
ス装置16の移動に従ってCRT表示装置18の表示画
面S上のカーソル座標を計算して、カーソル位置データ
を発生する。カーソル位置データはカーソル画像制御装
置22に与えられ、カーソル画像制御装置22はカーソ
ル画像パターン発生器24及びリフレッシュ画像メモリ
26に接続されている。このリフレッシュ画像メモリ2
6は、ビデオRAMとして用いるビット・マップ・メモ
リであってもよい。このリフレッシュ画像メモリ26
は、CRT表示装置18の一表示画面に対応するメモリ
空間を有し、かつ通常の表示制御装置28を介してCR
T表示装置18に接続されている。
【0026】リフレッシュ画像メモリ26はカーソル位
置データにより指定された適宜のメモリ・アドレスによ
りカーソル画像パターン発生器24からリフレッシュ画
像メモリ26へカーソル画像パターンを書き込む。表示
制御装置28に書込まれたカーソル画像は、表示制御装
置28によりCRT表示装置18の表示画面S上の対応
する座標上に表示される。カーソル画像制御装置22に
よるカーソル表示プロセスが実質的にリアルタイムで
(すなわち高速で)実行されるので、カーソルは、平坦
面上のポインタ・ベース装置16の移動に従って表示画
面上を連続的かつ円滑に移動する。従って、平坦面にお
けるポインタ・ベース装置の移動が速ければ、それだけ
表示画面S上のカーソルの移動が速くなる。
【0027】メインCPU14及びポインタ・ベース装
置16は、ウィンドウ・プレゼンテーション制御部30
に接続されており、このウィンドウ・プレゼンテーショ
ン制御部30はポインタ・ベース装置16を用いて、オ
ペレータによりCRT表示装置18の表示画面S上に形
成した、又は開いたウィンドウの一般的な管理を実行す
る。特に、オペレータすなわちユーザからの命令に応答
して、ウィンドウプレゼンテーション制御部30は、
(1)ウィンドウのオーバラップ(重なり)順序を変更し
て所望のウィンドウを活動化させること、(2)各ウィ
ンドウの大きさを変更すること、又は(3)画面上を移
動させることができる。
【0028】ウィンドウ・プレゼンテーション制御部3
0は、カーソル位置メモリ(ランダム・アクセス・メモ
リ、RAM)32を有し、これに対してもカーソル位置
計算器20からカーソル位置データが与えられる。カー
ソル位置メモリ32は、カーソル位置計算器20の出力
データをカーソル現在位置データとして一時的に記憶す
る。さらに、カーソル位置メモリ32はカーソル最終位
置データも記憶する。カーソル位置データが平坦面上の
ポインタ・ベース装置16の移動に従って変化するとき
は、カーソル位置メモリ32はその内容を更新してカー
ソル現在位置データとしてカーソル位置計算器20から
の新しいデータを記憶する。カーソル位置計算器20か
らのカーソル位置データを記憶するための簡便なフォー
マットの1つは、カーソル位置メモリ32に記憶された
データ・テーブルの形式によるものである。明らかに、
カーソル位置メモリ32のデータ・テーブルはポインタ
・ベース装置16の移動により更新される。
【0029】さらに、ウィンドウ・プレゼンテーション
制御部30は、ポインタ・ベース装置16に接続された
ウィンドウ形成ユニット34も有する。オペレータすな
わちユーザが新しい矩形ウィンドウを形成する、すなわ
ち開くために、ポインタ・ベース装置16を用いてその
ウィンドウの位置及び大きさを定義するためにデータを
入力したとき、このデータはウィンドウ形成ユニット3
4へ転送される。ウィンドウ形成ユニット34は、この
入力データに基づいて新しいウィンドウを指定するデー
タを発生し、この指定データはウィンドウ管理ユニット
36に与えられる。ウィンドウ管理ユニット36は既に
開かれたウィンドウを参照して、ウィンドウの種類及び
新しいウィンドウに対する表示優先度を決定する。ウィ
ンドウ番号及び表示優先度を表す管理コードは、受信し
たウィンドウ指定データに添付されて、2つのウィンド
ウ領域メモリ(RAM)38及びウィンドウ優先度メモ
リ(RAM)40に供給される。
【0030】ウィンドウ領域メモリ38は、ウィンドウ
番号及びウィンドウの大きさに関するウィンドウ管理ユ
ニット36の出力データ(すなわち、表示画面上で互い
に対角線上で対向して、新しい矩形ウィンドウの領域を
定義する2隅の点の座標を表す座標データ)の当該部分
を受信して記憶する。ここでも、ウィンドウ領域メモリ
38におけるデータ・テーブルとしてデータを記憶する
のが都合がよい。すなわち、ウィンドウ領域メモリ38
は、ウィンドウがユーザにより開かれ、定義され、又は
作成される順序で、ウィンドウが表示画面S上に現出す
る際に、ウィンドウの領域、ウィンドウの属性及び関連
のウィンドウ・オブジェクトを表すデータを記憶する。
【0031】ウィンドウ優先度メモリ40は、表示優先
度に関連したウィンドウ管理ユニット36の出力データ
の当該部分を受信して記憶する。CRT表示装置18の
表示画面S上で開かれたウィンドウの表示優先度は、初
期には、開いた順序と一致するようにウィンドウ管理ユ
ニット36により決定される。このように、ウィンドウ
優先度メモリ40は、表示画面上で開いた各ウィンドウ
の表示優先度を表すデータを記憶する。
【0032】例えば、表示画面S上の最前位置で「1」
の表示優先度(最高の表示優先度)を新しいウィンドウ
に与えると、その全領域が可視となる。優先度「1」を
有するウィンドウと重なった表示優先度「2」を有する
第2のウィンドウは、優先度「1」のウィンドウの背後
に位置する。従って、優先度「1」を有するウィンドウ
と重なった部分の表示優先度「2」を有する第2のウィ
ンドウは見えない。これに加えて、「3」の表示優先
度、すなわち表示優先度「2」及び「1」を有するウィ
ンドウよりも低い表示優先度を有するウィンドウは、表
示優先度「2」及び「1」を有するウィンドウに重なる
部分を有してこれらウィンドウの背後に位置するので、
これらの重なる部分は、表示画面S上では見えないもの
となる。
【0033】最高の表示優先度を有したウィンドウ(す
なわち活動ウィンドウ)を指定するウィンドウ優先度メ
モリ40内のデータは、入力制御装置12に与えられ
る。従って、入力制御装置12は、キーボード10又は
ポインタ・ベース装置16を介してオペレータすなわち
ユーザにより現在入力されている情報を、表示画面S上
のいずれのウィンドウに書込むべきかを管理することが
できる。
【0034】演算論理ユニット(ALU)42は、カーソ
ル位置メモリ32及びウィンドウ領域メモリ38に接続
されているので、これらのメモリにアクセスすることが
できる。従って、ALU42は、信号ライン44を介し
てカーソル位置メモリ32により常時更新されるカーソ
ル現在位置データを受信すると共に、信号ライン46を
介してウィンドウ領域メモリ38から、表示画面S上の
現在開いている全てのウィンドウの位置データを受信す
る。カーソル位置メモリ32及びウィンドウ領域メモリ
38からの出力に基づいて、ALU42は、リアルタイ
ムで自動的に表示画面S上のいずれのウィンドウ内にカ
ーソルが存在しているのかを検出する。
【0035】特に、ALU42は、カーソル現在位置デ
ータと、現在開いている全てのウィンドウの位置及び大
きさを定義する座標データとを逐次的に比較する。ここ
で、ALU42は、通常、x座標及びy座標からなるカ
ーソル現在位置データと、表示画面S上の各矩形ウィン
ドウすなわち通常は2隅(左上及び右上)の点を定義す
る位置データとを相関させることにより、カーソルが所
与のウィンドウ内を移動したか、又は一つのウィンドウ
から別のウィンドウへ移動したかを判断する。ALU4
2は、カーソルを含むウィンドウにおける変化を検出す
ると、検出信号48を発生する。
【0036】さらに、ALU42は、カーソル位置デー
タとウィンドウ領域メモリ38に記憶されているウィン
ドウに関連する特定の属性及びオブジェクトとを相関さ
せる。これらの属性及びオブジェクトには、メニュー・
オプション、グリッド要素、ヒット・リスト選択、ホッ
ト・スポット等が含まれる。従ってユーザは、カーソル
を移動させて活動ウィンドウを選択するのみでなく、所
与のウィンドウにおける所望の場所にカーソルを位置さ
せてウィンドウに関連した動作を起動させる。ALU4
2は、ウィンドウの位置に従い、関連した命令セットを
直接アクティブとしてメインCPU14又はサブCPU
50上で処理するか、又はポインタ・ベース装置のボタ
ンを使用するユーザの操作選択を待つ。従って、ALU
42は、カーソル位置における変化及び/又はポインタ
・ベース装置のボタンの操作に応答して検出信号48を
発生することにより、状態に関連した変化、すなわち活
動ウィンドウにおける変化、グリッド要素の選択、メニ
ュー・オプションのようなウィンドウ・オブジェクトの
選択等を表す。この検出信号48は、メインCPU14
又はサブCPU50に転送される。
【0037】次いで、メインCPU14又はサブCPU
50は所望の操作を自動的に実行するために必要とする
内部的な制御オペレーションを実行する。いずれのCP
Uを使用するかは、要求された操作の形式、操作に関連
した命令の番号、又はシステム効率を最大化する他の標
準的な基準に従ってもよい。もちろん、システムの新し
い状態は、ウィンドウ優先度メモリ40に明らかにされ
ている。
【0038】サブCPU50は、カーソル位置メモリ3
2と共にリフレッシュ画像メモリ26に接続されてい
る。ウィンドウ優先度メモリ40の内容の再書込みを完
了すると、サブCPU50は、リフレッシュ画像メモリ
26内に、現在の活動ウィンドウ及び開いた他の全ての
ウィンドウの位置及び大きさに対応するメモリ領域を確
保する。
【0039】キーボード10又はポインタ・ベース装置
16を用いてユーザにより入力された文字データ及び/
又は図形データ形式による情報及び/又は命令は、キー
ボード入力の情報についてはデータ・バス52を介し
て、またポイント・ベース装置入力の情報についてはサ
ブCPU50からのデータ・バス56を介して、ウィン
ドウ・プレゼンテーション制御部30の初期データ・メ
モリ54に一時的に記憶される。サブCPU50は、入
力された情報の形式に従って、初期データ・メモリ54
にアクセスしてこのメモリ54から情報を読出す。この
情報は、入力された情報及び所与のウィンドウに書込ま
れるべき情報又はグリッドのグリッド要素等の所与のウ
ィンドウ・オブジェクトの活動化により探索されている
情報(例えば、文字データ、メニュー選択、ウィンドウ
・オブジェクト及び/又は属性選択等)である。読出さ
れた全情報は、サブCPU50又はメインCPU14の
制御により、リフレッシュ画像メモリ26に転送され
て、活動ウィンドウのために確保されていたメモリ領域
に記憶される。同様に、いずれかの入力装置からユーザ
により入力された情報は、必要な命令をシステムに実行
させて表示画面を変更させるか又はユーザにより入力さ
れた情報に従って別のウィンドウ若しくはオプションに
より表示画面を更新させる。例えばユーザが、図3に示
すグリッド内にカーソルを位置させて四角に囲んだグリ
ッド要素を選択した場合、本発明のシステムは、探索照
会の構築のために、カーソル位置をウィンドウ座標に関
連付けて選択したグリッド要素を決定し、かつグリッド
要素により表された情報をメインCPU14又はサブC
PU50へ転送し、データ・セットに対して探索を実行
すると共にCRT表示装置18の表示画面S上に探索結
果を表示するべく必要とする命令を発生する。
【0040】例えば、必要であれば所与のハードウエア
が、必要とされるソフトウェア・プログラムにより、前
述の自動的にウィンドウを提供する基本的な技術原理か
ら逸脱することなく、置換されてもよい。この例では、
関連するCPUの処理能力を改善することにより、活動
ウィンドウのスイッチング速度を増加させることができ
る。さらに、ALU42は、前述の形式によって、各ウ
ィンドウの位置及び大きさを定義するウィンドウ座標デ
ータによるカーソル現在位置データ間の相関を実行する
ことに限定されるだけではなく、種々の方法によってこ
の相関を変更することも可能である。
【0041】図2の流れ図は、適宜のコンピュータ・シ
ステム上で本発明の方法を実施するプログラムにより実
行される探索グリッドの発生及び表示のオペレーション
の各ステップのシーケンスである。探索するべきデータ
・セットのユーザ選択を行うステップ60から開始され
ている。本発明の目的のために、データ・セット選択は
メニューを用いることにより、又は適宜のキーボード・
コマンドを用いることにより達成される。メニューの選
択は、通常、ポインタ・ベース装置16を用いて実行さ
れて適宜のメニュー選択を活動化させる。このメニュー
選択においては、前述の適宜のシステム・ハードウエア
を用い、システム若しくは関連する大容量記憶装置に記
憶されたデータ・セット又は前述のシステムへネットワ
ークにより接続されたコンピュータ若しくは大容量記憶
装置に記憶されたデータ・セットに対してアクセスする
のに十分な命令を実行させることにより、データ・セッ
トを識別して読出しアクセスを行う。
【0042】ステップ60によってデータ・セットが選
択されると、本発明の方法はデータ・セットを走査して
その形式を判断し、ステップ62に示すように、グリッ
ド発生用の適当な探索キーを累積する。データ・セット
がテキストの場合、この方法は2グリッドを発生する。
ただし、各グリッド要素は文字対(例えば、aa...
zz)を表す。他の形式のデータ・セットの場合は、プ
ログラムはグリッド発生用及びグリッドの次元数の選択
用のキーを設定するためのメニューをユーザに提供す
る。
【0043】非テキスト・データ・セットについては、
本発明はデータ・セットを走査してその形式を判断し
て、適当な探索キーを累積する。このタスクは、データ
・セットに関してユーザ情報を調べることにより実現さ
れる。これにより、ユーザが探索キーの識別及び選択に
関与することが可能となる。あるいは、データ・セット
自体がそのデータ・セットの構造に当該情報を有する場
合もある。このような構造は、データ・セット又はデー
タ・セットに関する情報を記憶するために用いられたデ
ータ・ベースの形式に由来するものである。別の方法と
して本システムは、既存の非テキスト・データ・セット
を、そのデータ・セットの適切なキーを含む前置文をも
つようなデータ・セットに変換するルーチンに関連付け
てもよい。このようなルーチンは、ユーザが探索キー選
択を調整できるようにユーザにより起動されてもよい。
例えば、データ・セットが異なる図形要素(円、直線、
矩形、ハート、星等)の集合を含む図形データ・ベース
であると仮定すると、探索キーは、単純に複数の図形要
素又はユーザにより定義されたいくつかの図形要素の組
合せとすることができる。他の例として、データ・セッ
トは、音声プリントのようなスペクトルの集合、スペク
トル解析等であってもよく、探索キーは、帯域の形状、
線の形状(ガウス曲線、ローレンツ曲線等)のようなあ
る種のスペクトル特性、強度等、又はユーザにより定義
された一組の探索キーとすることができる。
【0044】次にステップ66ではデータ・セット形式
の情報を取り込んで、この情報に基づくグリッドを発生
する。グリッド発生ステップ66は、グリッド発生前又
はグリッド発生後にユーザにより指定可能な異なるフォ
ーマットのグリッドを発生する。もちろん、グリッドの
表示後におけるグリッド・フォーマットに対する変更
は、表示されたグリッドを更新することが必要となる。
グリッド・フォーマットには、グリッドを操作するため
に用いるカーソルに関する拡大機構(magnifier)の形
式、グリッド索引キューの形式及び頻度、軸のラベル、
並びに他の同様の機能が含まれる。
【0045】グリッド発生ステップ66に続いて、グリ
ッド表示ステップ68によってCRT表示装置18の表
示ウィンドウに発生したグリッドを表示する。この表示
ウィンドウでは、ポインタ・ベース装置16に関連した
カーソルをグリッドを介して移動させることができる。
カーソルは、ある種の拡張機能、例えばグリッド要素拡
大、グリッド領域拡大、又は照会形成においてユーザを
支援する他の機能に関連付けることができる。カーソル
そのものは、限定することなく、十字、矢印、指の指示
による手、マウス、又は他のこのような視覚的形状を含
め、どのような形状であってもよい。
【0046】選択したデータ・セットが多数のキー・セ
ット、従って多次元的なグリッド構造に容易に適用でき
る形式のものであるときは、本発明の方法は、ユーザに
対して照会構造のキー及びグリッド次元数、及びデータ
・セット探索を選択可能にさせるキー及び次元数要求の
ステップ64を含めてもよい。
【0047】図3は、表示されたグリッド70を示す。
これは、図2に説明した流れ図により発生し表示した英
字データに関連しており、本発明によるポインタ・ベー
ス照会形成手順の2グリッドによる一実施の形態を表し
ている。グリッド70は、ウィンドウ72内に表示され
ている。グリッド70には、垂直及び水平を表示する軸
74及び76と、視覚的索引キュー78とが含まれてお
り、これらはユーザがグリッド70のレイアウトを理解
しかつグリッド要素を選択するのを支援する。図3も関
連するフィッシュ・アイ(魚眼)拡大円82を有するカ
ーソル80を示している。カーソル80はキー対「m
i」を表すグリッド要素84に関連付けて示されてい
る。カーソル80に関連したフィッシュ・アイ拡大円8
2は、グリッド要素84ばかりではなく、隣接する全て
のグリッド要素86も拡大している。従って、フィッシ
ュ・アイ拡大円82はユーザに現在のカーソル位置、す
なわちグリッド要素を見えるようにするのみでなく、こ
れに隣接する全てのグリッド位置も見えるようにしてい
る。
【0048】図4は、グリッド88を示す。これは、英
字データに関連しているので、本発明のポインタ・ベー
ス照会形成手順の2グリッドによる第2の実施の形態を
表している。グリッド88はウィンドウ90内に表示さ
れている。グリッド88には、視覚的索引キュー92が
含まれており、グリッド88のレイアウトを理解するの
を助けかつグリッド要素を選択するのを助ける。図4も
関連する拡大グリッド要素ボックス96を有するカーソ
ル94を示している。カーソル94はキー対「ik」を
表すグリッド要素98に関連して示されている。カーソ
ル94に関連した拡大グリッド要素ボックス96は、グ
リッド要素98を拡大している。従って、拡大グリッド
要素ボックス96は、ユーザに対して拡大された前後関
係により現在カーソル位置が見えるようにする。
【0049】もちろん、当業者であれば、図3及び図4
のフィッシュ・アイ及び拡大ボックスの代わりに、他の
カーソルグリッド要素の位置識別子を用いることができ
る。このように代替のカーソル・グリッド要素の位置識
別子には、限定することなく、十字、矢印、指、矩形の
多要素ボックス拡大機構、長円形の拡大機構等を含める
ことができる。
【0050】本発明は、本発明によるグリッドを用いる
ことにより、ポインタ・ベース装置16のみを用いてキ
ー対の探索照会を構築する基本的な機能に加えて、照会
におけるキー数を増加することにより、照会の詳細化を
可能とする手順も提供する。この手順は、各グリッド要
素もまた拡大したビュー・ウィンドウ(拡大しないカー
ソル形式をもつ要素へカーソルを移動させることにより
活動化される)すなわちホット・コーナーと関連付ける
ことができるものである。このホット・コーナーは、グ
リッドを更新することにより、ユーザに対してこれらの
探索照会をさらに詳細化することを可能にするので、選
択されたキー対は適宜のシーケンスにより1又は複数の
別のキーによる組合せで現れる。
【0051】任意の更なる特徴は、図5の流れ図に最も
よく示されており、更なる機能は、制限グリッドの詳細
化及び発生のためのオペレーションの各ステップのシー
ケンスとして示される。これは、適宜のコンピュータ・
システム上で本発明の方法を実施するプログラムにより
実行される。この更なるステップは、ステップ100に
より開始される。このステップ100においてユーザ
は、カーソルに関連した拡大要素ボックスを選択するこ
とができる。ボックス選択ステップ100は、現在用い
られているカーソルがホット・コーナーをサポートして
いないときにのみ必要である。次に処理ステップ102
では、ユーザがポインタ・ベース装置のボタンを用い
て、所与の要素上でクリックするカーソル操作によりグ
リッド要素を選択する。ステップ104において、クリ
ックによりボックスを凍結させることにより、カーソル
をボックス内に移動させることができる。次いでステッ
プ106においてユーザは、カーソルを操作してボック
スのホット・コーナーを活動化させることができる。こ
のホット・コーナの活動化により、制限グリッド発生ス
テップ108を介して制限グリッドを発生できる。制限
グリッド発生ステップ108は、本発明の方法を実施す
るプログラムにおいて、複数のグリッド要素を有するグ
リッドを発生させるものであり、これら複数のグリッド
要素は、各グリッド要素により表されるキー列の部分と
して選択されたキー対を含むものである。英字制限グリ
ッドの場合に、新しいグリッド要素は3個及び4個の文
字列からなり、全て選択されたキー対を含む。もちろ
ん、選択されたキー対の位置は、ユーザ定義されてもよ
く、また前置若しくは後置であってもよく、又は中間に
あってもよい。ステップ108によって内部的に制限グ
リッドを発生した後に、グリッド・ウィンドウが更新さ
れて更新グリッド・ステップ110によって新しいグリ
ッドを表示させる。
【0052】単一ボタンのポインタ・ベース装置を用い
るこれらコンピュータについては、この機能は、カーソ
ルを移動させて単一のクリックで拡大した要素を固定さ
せることができるメニュー・オプションにより活動化さ
れてもよく、従ってカーソルを拡大した要素及び活動化
されたホット・コーナ内で移動させることができる。
【0053】図6、図7には、テキスト詳細化照会にお
けるその前及びその後のグリッド112及び114が示
されている。英字グリッド112が、キー対118を表
している選択したグリッド要素116と共に示されてい
る。さらにグリッド112には、関連の視覚的索引キュ
ー120も示されており、これは、ユーザがグリッド1
12のレイアウトを理解しかつグリッド要素を選択する
ことを支援する。選択されたグリッド要素116は拡大
ボックス122に関連付けられる。拡大ボックス122
はホット・コーナー124に関連しており、ホット・コ
ーナー124は、ユーザがボックス122内の矢印によ
り表されたカーソル126をコーナー124へ移動させ
ることにより活動化されたとき、新しい各グリッド要素
における最初の文字としてキー対「ik」を用いて、制
限グリッドを発生させる。図7の新しいグリッド114
は、視覚的照会128により示されるように、「ik」
で始まる全ての3個及び4個のキー列すなわちika→
ikz、ikaa・・ikaz・・ikzzからなるグ
リッド要素を含む。
【0054】もちろんユーザは、ボックス122を凍結
させるキー若しくはキーの組をキーボード上からタイプ
入力するか、又は適宜のプルダウン・メニューから凍結
ボックス・オプションを選択するかのいずれかにより、
拡大ボックス122を凍結させることになる。照会詳細
化に対するホット・コーナを用いる以外に、ボックス1
22を活動ビユー・ポート又は活動ウィンドウとしても
よい。
【0055】活動ビユー・ポート又は活動ウィンドウ
は、他の任意のウィンドウの属性を有している。なぜな
ら一旦ウィンドウが活動化されると、ユーザは、活動ウ
ィンドウに関連するルーチンを呼出させるキーボード入
力によりそのウィンドウに対して命令を出すことができ
るからである。例えば、カーソルがその関連の活動ビユ
ー・ポート又は活動ウィンドウを有するときは、ユーザ
は所望のグリッド要素に対してカーソルを位置決めする
ことができる。所望のグリッド要素が位置指定される
と、ユーザはポインタ・ボタン又はキーボードのいずれ
かを用いて要素を選択し及び/又は探索を詳細化するこ
とができる。例えば、ユーザは、所望のグリッド要素へ
カーソルを移動させ、選択のために1回クリックし又は
詳細化のために2回クリックすることができる。あるい
は、選択のために「cntl−s」を、及び詳細化のた
めに「cntl−r」等のキーボード命令をタイプ入力
することもできる。
【0056】もちろん当業者であれば、照会制限のため
の他の手順を本発明の方法に従って用いることが可能で
あることは自明であろう。照会制限並びに制限グリッド
の発生及び表示のための別の方法についても、限定する
ことなく、選択されたグリッド要素により活動化される
プルダウン・メニューを含めることができる。従って、
ユーザは、メニュー・オプションにより照会等を適切に
制限することが可能となる。加えて、探索照会をさらに
詳細化するためにこの制限プロセスを反復することがで
きる。英字データについては、このような制限照会は手
書き原稿においてルート(root)識別の際に有用性を見出
すことができ、また図形データ又は英数字データのよう
な非英字データについては、このような制限照会は探索
結果を極めて簡単とすることができ、かつ探索を実行す
る際にリソース割当てを軽減して柔軟性を大いに高める
ことができる。
【0057】図8の流れ図には、本発明の探索方法を完
結するオペレーションのシーケンスが示されており、適
宜のコンピュータ・システム上で本発明の方法を実施す
るプログラムにより実行される。図8の流れ図はステッ
プ130から開始される。ステップ130では、ポイン
タ・ベース装置のユーザ操作により照会形成用のグリッ
ド要素又は複数要素のユーザ選択を行い、グリッド内の
カーソルを移動させ、ポインタ・ベース装置のボタン又
は同等のカーソル活動化手段をクリックすることにより
所望のグリッド要素の選択を行う。1回クリックにより
選択をし、2回クリックにより選択を終結させることに
より多数の選択を行うことができる。
【0058】キー対が選択したグリッド要素により表さ
れている場合は、ブール代数(Boolean)探索照会を作成
するために複数のグリッド要素の選択を用いてもよい。
従って、キー対「st」を表すグリッド要素の選択は、
「ra」のような第2のキー対により連結されて探索照
会「stra」を形成させてもよい。選択の論理積及び
論理和を取ることにより他の探索照会を形成することが
でき、これによって探索により位置決めされたデータ・
エントリが、存在するキー対の一方又は両方を有するデ
ータ・エントリに制限される。このような機能は、グリ
ッド発生以前におけるユーザ操作又はプリセットを容易
にするためにメニューに基づいてもよい。
【0059】グリッド要素又は複数のグリッド要素が選
択されると、照会形成ステップ132を実行する。形成
ステップ132は選択されたグリッド要素により表され
たキー対情報を取り込み、かつ適切な探索照会を形成す
る。テキスト・ベースのデータ・セット、及び図4に示
すキー対「ik」を表すグリッド要素のような単一のキ
ー対選択の場合は、ステップ132がキー対「ik」を
含む全てのデータ・エントリを見出すべく探索を形成す
る。もちろん、探索は、データ・エントリの最初の2文
字位置における「ik」の発生のみに対するように制限
されてもよく、又はデータ・エントリ若しくはユーザが
所望する他の形式における任意の箇所での「ik」の発
生に対するように一般化されてもよい。このような詳細
化は、照会形成中に活動化されるメニュー選択へ組み込
んでもよく、又はグリッド発生に先立ってプリセットさ
れてもよい。
【0060】次に、本発明の方法はステップ132の照
会形成を行う。そして探索ステップ134において、照
会を用いてデータ・セットを探索する。探索ステップ1
34では、フラグについてデータ・エントリに含まれる
キー列に対して必要な比較を実行するか、そうでない場
合は照会を満足させるデータ・エントリをマークさせ
る。データ・エントリが探索ステップ134により識別
されると、ステップ136において、照会を満足する識
別されたデータ・エントリは一時的データ・セットへ累
積される。累積ステップ136により作成された一時的
データ・セットは、配置された順序で探索により識別さ
れた全てのヒットを含む。ステップ134の探索を実行
するべく用いられる方式によっては、ヒットすなわち照
会を満足するデータ・エントリを所望程度以下になる場
合がある。並行アーキテクチャを用いる探索方式は、も
とのデータ・セットにおけるデータ・エントリの順序と
異なる順序でヒットを累積することができる。照会ヒッ
トを表示する前に任意の並べ替えを実行することによ
り、上記のようなデータ順序結果を容易に回復させるこ
とができる。
【0061】上記の並べ替えした場合もしない場合も、
最終的に、ヒット表示ステップ138において、累積ヒ
ットがグリッド・ウィンドウとは異なる画面上のウィン
ドウに表示される。表示ステップ138では、ユーザが
ヒットを逐一追跡できるようにユーザが扱い易い方法で
ウィンドウ内にヒットを表示する。ヒット表示ウィンド
ウには、ユーザが所与のヒットを選択して文字発生器、
ゲーム、データ・ベース構築等の関連のプログラムにお
いて利用できるような機能を含めることができる。
【0062】図9は、ラベル付けされた探索表示ウィン
ドウ140を示しており、本発明の方法を用いたテーラ
ー(tailors)探索構造を具体化したものである。探索表
示ウィンドウ140には、表示ラベル142と、それぞ
れ関連する3つのラベル150、152及び154を有
する3つのグリッド144、146及び148とが含ま
れている。各グリッドはそれぞれ選択したグリッド要素
156、158及び160を含む。選択したグリッド要
素156、158及び160は、キー対「TU」、「D
E」及び「DA」をそれぞれ表し、それぞれ関連する視
覚的補助のためのラベル選択グリッド要素168、17
0及び172内に、グリッド要素ウィンドウ162、1
64及び166がそれぞれ表示される。選択したグリッ
ド要素156、158及び160に基づく照会構成によ
り生じた探索ヒットは、これらに関連するグリッド14
4、146及び148の下に位置する3つの走査可能な
ウィンドウ174、176及び178に表示される。
【0063】探索表示ウィンドウ140は、取消しボッ
クス180及びヘルプ・ボックス182にも関連付けら
れている。もちろん、探索表示ウィンドウ140はグリ
ッド属性、照会形成、及び前述の他の機能のユーザ制御
を可能にするべく1又は複数のメニューに関連付けるこ
ともできる。
【0064】探索表示ウィンドウ140は、本発明の方
法を用いる探索構成を表しており、多重ファイルとして
記憶されたデータ又はデータ・ベース情報に関連するデ
ータを対象とする。図9に示す探索構成は、要素選択を
必要とする独立した3つのグリッドからなる。選択を行
うと、適宜の照会が形成されて、グリッド144のグリ
ッド要素156から始まる全てのラスト・ネーム、グリ
ッド146のグリッド要素158から始まる全てのファ
ースト・ネーム、及びグリッド156のグリッド要素1
60から始まる全ての都市を識別する。従って、本発明
の方法を用いて、1若しくは複数のデータ・セット又は
所与データ・セットにおける1若しくは複数のデータ・
フィールドを探索することができる。もちろん、所与の
データ・セットの選択は、採用されたユーザ・インタフ
ェースの形式(表示ウィンドウ)及びインタフェースに
関連するユーザにより定義可能な機能の形式で記述され
る。しかしながら、インタフェースは図9に示す情報及
びレイアウトと同じような情報から構成してもよい。
【0065】以上、本発明の最適の実施形態及び好適な
実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定さ
れるものではなく、特許請求の範囲及び趣旨により定義
されるべきことを理解されたい。
【0066】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0067】(1)ポインタ・ベース装置による多量デ
ータ探索方法であって、 (a)探索するデータ・セットがCPUに関連するCP
Uメモリに対してアクセス可能となるようにポインタ・
ベース装置を用いて前記探索するデータ・セットを選択
するステップと、 (b)前記CPUメモリ内の選択された前記データ・セ
ットのデータ・エントリに関連するn組のキーによるn
グリッドを発生するステップと、 (c)前記nグリッドがn組のキーを含む複数のグリッ
ド要素を備えており、前記CPUメモリに接続された表
示装置上の表示ウィンドウ内に該nグリッドを表示する
ステップと、 (d)前記ポインタ・ベース装置に関連する選択機構を
活動化して前記nグリッド内でカーソルを操作すること
により、該ポインタ・ベース装置に関連する前記カーソ
ルを用いて1又は複数の前記n組のキーを選択するステ
ップと、 (e)選択された前記n組のキーに基づいて探索照会を
形成するステップと、 (f)選択された前記n組のキーを含む各データ・エン
トリを識別するべく前記形成された探索照会により前記
データ・セットを探索するステップと、 (g)識別された前記データ・エントリを抽出するステ
ップと、 (h)ユーザによる確認のために前記表示装置上の第2
の表示ウィンドウに識別された前記データ・エントリを
表示するステップと (i)nグリッド詳細化を活動化することにより、前記
探索照会を詳細化するステップと、 (j)選択された前記n組のキーに関する全ての3個の
重複組合わせと、元のnグリッドに関する他の全てのn
組のキーとを含む複数の詳細化された組を有する詳細化
nグリッドを発生するステップと、 (k)前記表示装置上の別の表示ウィンドウに詳細化さ
れた前記nグリッドを表示するステップと、 (l)前記ステップ(d)〜(h)を繰り返すステップ
とを含むポインタ・ベース装置による多量データ探索方
法 (2) 前記データ・セットがテキストによるデータ・
セットである(1)記載のポインタ・ベース装置による
多量データ探索方法。 (3) 前記nグリッドが2グリッドであり、前記n組
のキーが複数対の文字であり、かつ詳細化された組が前
記選択された文字対と全ての3文字の重複組合わせとを
含む(2)記載のポインタ・ベース装置による多量デー
タ探索方法。 (4) 前記詳細化が、1組の拡張機能を含むカーソル
により活動化される(4)記載のポインタ・ベース装置
による多量データ探索方法。 (5) 前記1組の拡張機能が、グリッド要素拡大機構
と少なくとも一つのホット・コーナーとを含む(4)記
載のポインタ・ベース装置による多量データ探索方法。 (6) 前記1組の拡張機能が、グリッド領域拡大機構
を含み、該グリッド領域拡大機構が活動ウィンドウであ
る(4)記載のポインタ・ベース装置による多量データ
探索方法。 (7) ポインタ・ベース装置による多量データ探索方
法であって、 (a)探索するデータ・セットがCPUに関連するCP
Uメモリに対してアクセス可能となるようにポインタ・
ベース装置を用いて前記探索するデータ・セットを選択
するステップと、 (b)前記CPUメモリ内の前記選択されたデータ・セ
ットのデータ・エントリに関連するn組のキーによるn
グリッドを発生するステップと、 (c)前記nグリッドがn組のキーを含む複数のグリッ
ド要素を備えており、前記CPUメモリに接続された表
示装置上の第1の表示ウィンドウ内に該nグリッドを表
示するステップと、 (d)nグリッド詳細化を活動化することにより、探索
照会を詳細化するステップと、 (e)前記選択されたn組のキーに関する全ての3個の
重複組合わせと、元のnグリッドに関する他の全てのn
組のキーとを含む複数の詳細化された組を有する詳細化
nグリッドを発生するステップと、 (f)前記表示装置上の第2の表示ウィンドウに詳細化
された前記nグリッドを表示するステップと、 (g)前記ポインタ・ベース装置に関連する選択機構を
活動化して詳細化された前記nグリッド内でカーソルを
操作することにより、該ポインタ・ベース装置に関連す
る前記カーソルを用いて1又は複数の詳細化された組を
選択するステップと、 (h)選択された前記詳細化された組に基づいて探索照
会を形成するステップと、 (i)選択された前記詳細化された組を含む各データ・
エントリを識別するべく形成された前記探索照会により
前記データ・セットを探索するステップと、 (j)前記識別されたデータ・エントリを抽出するステ
ップと、 (k)ユーザによる確認のために前記表示装置上の第3
の表示ウィンドウに識別された前記データ・エントリを
表示するステップとを含むポインタ・ベース装置による
多量データ探索方法。 (8)前記データ・セットがテキストによるデータ・セ
ットである(7)記載のポインタ・ベース装置による多
量データ探索方法。 (9)前記nグリッドが2グリッドであり、かつ前記n
組が複数対の文字である(8)記載のポインタ・ベース
装置による多量データ探索方法。 (10)前記詳細化された組が、前記選択された文字対
の全ての3文字の重複組合わせを含む(9)記載のポイ
ンタ・ベース装置による多量データ探索方法。 (11)前記詳細化が、1組の拡張機能を含むカーソル
により活動化される(7)記載のポインタ・ベース装置
による多量データ探索方法。 (12)前記1組の拡張機能が、グリッド要素拡大機構
と、少なくとも一つのホット・コーナとを含む(11)
記載のポインタ・ベース装置による多量データ探索方
法。 (13)前記1組の拡張機能がグリッド要素領域機構を
含み、かつ該領域拡大機構が活動ウィンドウである、
(11)記載のポインタ・ベース装置による多量データ
探索方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】多重ウィンドウ・プレゼンテーション制御装置
を含むワークステーションの総合構成の概要ブロック図
である。
【図2】グリッド機構及び表示を探索する流れ図を示
す。
【図3】探索グリッドの第1の実施の形態を示す図であ
る。
【図4】探索グリッドの第2の実施の形態を示す図であ
る。
【図5】照会詳細化を活動化する流れ図を示す。
【図6】図5の詳細化手順の結果を示す探索グリッドの
図である。
【図7】図5の詳細化手順の結果を示す探索グリッドの
図である。
【図8】本発明の照会機構を探索する流れ図である。
【図9】複数グリッドをもつ探索グリッド及びその結果
のウィンドウ配置を示す図である。
【符号の説明】
12 入力制御装置 14 メインCPU 30 ウィンドウ・プレゼンテーション制御部 32 カーソル位置メモリ 34 ウィンドウ形成ユニット 36 ウィンドウ管理ユニット 38 ウィンドウ領域メモリ 40 ウィンドウ優先度メモリ 54 初期データ・メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/30 G06F 3/00

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポインタ・ベース装置による多量データ探
    索方法であって、 (a)探索するデータ・セットがCPUに関連するCP
    Uメモリに対してアクセス可能となるようにポインタ・
    ベース装置を用いて前記探索するデータ・セットを選択
    するステップと、 (b)前記CPUメモリ内の選択された前記データ・セ
    ットのデータ・エントリに関連するn組のキーによるn
    グリッドを発生するステップと、 (c)前記nグリッドがn組のキーを含む複数のグリッ
    ド要素を備えており、前記CPUメモリに接続された表
    示装置上の表示ウィンドウ内に該nグリッドを表示する
    ステップと、 (d)前記ポインタ・ベース装置に関連する選択機構を
    活動化して前記nグリッド内でカーソルを操作すること
    により、該ポインタ・ベース装置に関連する前記カーソ
    ルを用いて1又は複数の前記n組のキーを選択するステ
    ップと、 (e)選択された前記n組のキーに基づいて探索照会を
    形成するステップと、 (f)選択された前記n組のキーを含む各データ・エン
    トリを識別するべく前記形成された探索照会により前記
    データ・セットを探索するステップと、 (g)識別された前記データ・エントリを抽出するステ
    ップと、 (h)ユーザによる確認のために前記表示装置上の第2
    の表示ウィンドウに識別された前記データ・エントリを
    表示するステップと、 (i)nグリッド詳細化を活動化することにより、前記
    探索照会を詳細化するステップと、 (j)選択された前記n組のキーに関する全ての3個の
    重複組合わせと、元のnグリッドに関する他の全てのn
    組のキーとを含む複数の詳細化された組を有する詳細化
    nグリッドを発生するステップと、 (k)前記表示装置上の別の表示ウィンドウに詳細化さ
    れた前記nグリッドを表示するステップと、 (l)前記ステップ(d)〜(h)を繰り返すステップ
    とを含むポインタ・ベース装置による多量データ探索方
    法。
  2. 【請求項2】前記データ・セットがテキストによるデー
    タ・セットである請求項1記載のポインタ・ベース装置
    による多量データ探索方法。
  3. 【請求項3】前記nグリッドが2グリッドであり、前記
    n組のキーが複数対の文字であり、かつ詳細化された組
    が前記選択された文字対と全ての3文字の重複組合わせ
    とを含む請求項2記載のポインタ・ベース装置による多
    量データ探索方法。
  4. 【請求項4】前記詳細化が、1組の拡張機能を含むカー
    ソルにより活動化される請求項4記載のポインタ・ベー
    ス装置による多量データ探索方法。
  5. 【請求項5】前記1組の拡張機能が、グリッド要素拡大
    機構と少なくとも一つのホット・コーナーとを含む請求
    項4記載のポインタ・ベース装置による多量データ探索
    方法。
  6. 【請求項6】前記1組の拡張機能が、グリッド領域拡大
    機構を含み、該グリッド領域拡大機構が活動ウィンドウ
    である請求項4記載のポインタ・ベース装置による多量
    データ探索方法。
  7. 【請求項7】ポインタ・ベース装置による多量データ探
    索方法であって、 (a)探索するデータ・セットがCPUに関連するCP
    Uメモリに対してアクセス可能となるようにポインタ・
    ベース装置を用いて前記探索するデータ・セットを選択
    するステップと、 (b)前記CPUメモリ内の前記選択されたデータ・セ
    ットのデータ・エントリに関連するn組のキーによるn
    グリッドを発生するステップと、 (c)前記nグリッドがn組のキーを含む複数のグリッ
    ド要素を備えており、前記CPUメモリに接続された表
    示装置上の第1の表示ウィンドウ内に該nグリッドを表
    示するステップと、 (d)nグリッド詳細化を活動化することにより、探索
    照会を詳細化するステップと、 (e)前記選択されたn組のキーに関する全ての3個の
    重複組合わせと、元のnグリッドに関する他の全てのn
    組のキーとを含む複数の詳細化された組を有する詳細化
    nグリッドを発生するステップと、 (f)前記表示装置上の第2の表示ウィンドウに詳細化
    された前記nグリッドを表示するステップと、 (g)前記ポインタ・ベース装置に関連する選択機構を
    活動化して詳細化された前記nグリッド内でカーソルを
    操作することにより、該ポインタ・ベース装置に関連す
    る前記カーソルを用いて1又は複数の詳細化された組を
    選択するステップと、 (h)選択された前記詳細化された組に基づいて探索照
    会を形成するステップと、 (i)選択された前記詳細化された組を含む各データ・
    エントリを識別するべく形成された前記探索照会により
    前記データ・セットを探索するステップと、 (j)前記識別されたデータ・エントリを抽出するステ
    ップと、 (k)ユーザによる確認のために前記表示装置上の第3
    の表示ウィンドウに識別された前記データ・エントリを
    表示するステップとを含むポインタ・ベース装置による
    多量データ探索方法。
  8. 【請求項8】前記データ・セットがテキストによるデー
    タ・セットである請求項7記載のポインタ・ベース装置
    による多量データ探索方法。
  9. 【請求項9】前記nグリッドが2グリッドであり、かつ
    前記n組が複数対の文字である請求項8記載のポインタ
    ・ベース装置による多量データ探索方法。
  10. 【請求項10】前記詳細化された組が、前記選択された
    文字対の全ての3文字の重複組合わせを含む請求項9記
    載のポインタ・ベース装置による多量データ探索方法。
  11. 【請求項11】前記詳細化が、1組の拡張機能を含むカ
    ーソルにより活動化される請求項7記載のポインタ・ベ
    ース装置による多量データ探索方法。
  12. 【請求項12】前記1組の拡張機能が、グリッド要素拡
    大機構と、少なくとも一つのホット・コーナとを含む請
    求項11記載のポインタ・ベース装置による多量データ
    探索方法。
  13. 【請求項13】 前記1組の拡張機能がグリッド要素領
    域機構を含み、かつ該領域拡大機構が活動ウィンドウで
    ある、請求項11記載のポインタ・ベース装置による多
    量データ探索方法。
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