JP3216434B2 - 画像目標検出装置 - Google Patents

画像目標検出装置

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JP3216434B2 JP20556094A JP20556094A JP3216434B2 JP 3216434 B2 JP3216434 B2 JP 3216434B2 JP 20556094 A JP20556094 A JP 20556094A JP 20556094 A JP20556094 A JP 20556094A JP 3216434 B2 JP3216434 B2 JP 3216434B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像信号から目標を
検出、判定するための画像目標検出装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図27は従来の画像目標検出装置を示す
図である。図27において1は赤外線撮像部、3は目標
判定部、16はしきい値演算部である。
【0003】次に図27の動作について説明する。赤外
線撮像部1は、外界の赤外線を赤外線画像信号として出
力する。しきい値演算部16は入力された画像信号から
しきい値tを演算する。しきい値の演算方法の一例とし
て”数1”を用いる。目標判定部3は、前記しきい値演
算部16で演算されたしきい値を用いて画像信号を2値
化し、これより有意目標の判定を行う。以下に一例とし
て、赤外線撮像部1が遠赤外線に感度がある場合と中赤
外線に感度がある場合について説明する。図28、図2
9は同一背景を撮像したときの遠赤外線と中赤外線との
画像信号及び2値化画像の例である。図28に示すよう
に遠赤外線を用いたときは目標信号のみが2値化され目
標と判定されている。これに対し、図29に示すように
中赤外線を用いたときは、目標信号と目標以外の雲の信
号(クラッタ)を2値化し目標と判定している。このよ
うに、中赤外線のみを用いたシステムでは、太陽光を反
射した雲の目標以外の高輝度物があると、これら目標以
外の信号成分を誤って目標として検出する確率(以後、
誤警報確率という)が高いという問題があった。
【0004】
【数1】
【0005】図30に1〜15[μm]までの夏季と冬
季の透過率の一例を示す。この図に示すように、中赤外
線は年間を通じて安定した透過率を示すが、遠赤外線は
夏季の透過率が冬季と比較して著しく低下する。一例と
してLOWTRANの中緯度地方の高度60[m]のス
ラントパスで、中赤外線領域では、夏の透過率は冬の7
5%確保できるのに対して遠赤外線領域では、夏の透過
率は冬の40%しか確保できない。この原因は、遠赤外
線は水分子量による吸収が大きいためである。このため
に、遠赤外線を用いたシステムでは、水分子量の多い夏
季や海上で性能を確保することは中赤外線を用いたシス
テムと比較して難しいという問題点があった。
【0006】上記のような従来の画像目標検出装置では
以下のような問題点があった。すなわち、例えば中赤外
線領域の画像信号のみを用いて目標判定を行うときは、
太陽光を反射した雲等の目標以外の高輝度物があると、
誤警報確率が高くなるという問題があった。また、例え
ば遠赤外線領域の画像信号のみを用いて目標判定を行う
ときは、水分子量が多い夏季や海上での性能を確保する
ことが難しいという問題点があった。
【0007】上記問題点を解決するために特開昭61−
76970号公報に示される3〜5μm帯と8〜12μ
m帯の2つの赤外波長帯を使用し、季節場所昼夜を問わ
ず目標探知を可能にする赤外線探知装置が発明されてい
る。この発明の、ブロック図を図31に示す。図31で
5は光学系、9はアンプ部、32は光検知素子、33は
走査変換手段、34は目標検出手段、35はレベル比較
手段、36は判定手段である。
【0008】図31の動作について説明する。光学系5
を透過した赤外線が、感度波長の異なる光検知素子32
a及び32bに入射する。それぞれの光検知素子出力信
号がアンプ部9で増幅され、走査変換手段33で走査変
換されてシリアルビデオ信号に変わり出力される。前記
走査変換手段33の一方の出力を受けて目標検出手段3
4では、目標を検出する。レベル比較手段35は、それ
ぞれのシリアルビデオ信号のレベルを測定し、一方が他
方に比べどれだけレベルが高いかまたは低いかを比較す
る。具体的には、3〜5μm帯の信号強度を8〜12μ
m帯の信号強度で除算する。判定手段36は目標検出手
段34からの検出信号を受け、それが目標であるかいな
かの判断をレベル比較手段35の除算値に基づき行う。
すなわち、目標信号部分での除算値が基準値以下であれ
ば目標と判定する。これを、図28及び図29を用いて
説明する。目標が雲クラッタである場合には3〜5μm
帯では観測されるが8〜12μm帯では観測されず除算
値は非常に大きな値となる。ところが目標が航空機であ
る場合にはどちらの波長帯でも観測されるために除算値
はある値に収まる。しかしながら、目標が巡航速度と比
較して十分に速い速度で飛行しているときや、アフタバ
ーナ(以下A/Bという)の使用、ミサイル発射など3
〜5μm帯の信号強度が8〜12μm帯の信号強度と比
較して高い場合には、このシステムではクラッタとして
目標は除去されてしまう。また水分子量の多い夏季や海
上では8〜12μm帯で観測されず、3〜5μm帯だけ
で観測される目標も除去されてしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の画
像目標検出装置では次のような問題点があった。3〜5
μm帯の信号強度と8〜12μm帯の信号強度との除算
値を用いる場合、図28,29に示ように3〜5μm帯
の信号強度が8〜12μm帯の信号強度より高い雲クラ
ッタと、目標が巡航速度と比較して十分速い速度で飛行
している場合、またはA/Bの使用、ミサイルの発射等
とを区別できないばかりか、後者のように脅威度の高い
目標はクラッタとして除去されてしまう。また、検出波
長帯の異なる複数の画像信号を得るためには、複数の光
検知素子と、前記複数の光検知素子に対応した複数のア
ンプ部により構成する必要があった。
【0010】
【0011】
【0012】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたものであり、検出波長帯の異なる複数の画像信
号を単一検出器で検出する手段、検出波長帯の異なる複
数の画像信号を用いることで誤警報確率を低減する手段
を提供することを目的とする
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の画像目標検出
装置は同一目標に対する複数の異なる波長帯の赤外線画
像信号を出力する赤外線撮像部と、各種目標のデータ
を、前記複数の異なる波長帯ごとの正規化された輝度信
号を直交軸とする複数次元の輝度座標系の領域における
領域として保有している分光輝度データ部と、前記赤外
線撮像部から出力される複数の異なる波長帯の赤外線画
像信号の各輝度を正規化する輝度正規化部と、前記分光
輝度データ部が保有する各種目標の輝度データと前記輝
度正規化部で正規化された観測目標の目標輝度データと
を照合し、各種目標領域の内、観測目標が含まれる領域
又は観測目標に距離が最も近い目標領域を観測目標の領
域と判定する目標判定部とにより構成したものである。
【0014】また、この発明の画像目標検出装置は外界
の赤外線を検出する赤外線検出器と、前記赤外線検出器
の撮像面上で外界の赤外線画像が結像するように配置し
た光学系と、前記赤外線検出器の出力を増幅するアンプ
部と、外界と前記赤外線検出器との間に配置した、透過
波長帯の異なる複数の光学フィルタを同心円上に保有す
るフィルタ回転体と、前記複数の光学フィルタの何れか
を通し、前記赤外線検出器の撮像面上に外界の赤外線画
像が結像するように前記フィルタ回転体の回転制御を行
うフィルタ回転体制御部と、フィルタ回転体制御部及び
赤外線検出器のタイミングを制御するタイミング制御部
とにより、赤外線撮像部を構成したものである。
【0015】この発明の画像目標検出装置は、赤外線検
出器の撮像面上に結像するように配置した、赤外線基準
光発生部と、前記赤外線基準光発生部に対する波長帯ご
との検出信号輝度で、観測目標に対する複数波長帯の検
出信号の正規化を行う輝度正規化部とより構成したもの
である。
【0016】また、この発明の画像目標検出装置は、同
一目標に対する複数の異なる波長帯の赤外線画像信号を
出力する赤外線撮像部と、前記赤外線撮像部から出力さ
れる複数の異なる波長帯の赤外線画像信号の各輝度から
基準値を判定し、その値を各画像信号の基準値ポジショ
ンに書き込む基準値判定部と、前記基準値判定部によっ
て書き込まれた波長ごと信号輝度で、観測目標に対する
複数波長帯の検出信号の正規化を行う輝度正規化部とよ
り構成したものである。
【0017】この発明の画像目標検出装置は、同一目標
に対する複数の異なる波長帯の赤外線画像信号を出力す
る赤外線撮像部と、前記撮像部から出力される複数の異
なる波長帯の赤外線画像信号の各輝度から、各種目標デ
ータを輝度信号を直交軸とする複数次元の輝度座標系の
領域における目標領域を算出する算式が記憶されている
しきい値演算部とより構成したものである。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【作用】この発明は、検出波長帯の異なる複数の画像信
号を用い、物体(目標及び目標以外のクラッタ等)の波
長ごとの輝度特性を利用して、目標とクラッタ等を分離
することで目標検出を行うため誤警報確率の低減ができ
る。
【0028】また、この発明は、単一の光学系、単一の
赤外線検出器及び単一のアンプを時分割で用いることに
より検出波長帯の異なる複数の画像信号を得ることがで
きる。
【0029】この発明による画像目標検出装置は、赤外
線基準光源を持つことで異なる複数の波長帯の検出信号
の正規化を行いこれにより誤警報率の低減ができる。
【0030】また、この発明は、複数の異なる検出波長
帯の赤外線画像信号から基準値を算出してこれを用いて
異なる複数の波長帯の検出信号の正規化を行いこれによ
り誤警報率の低減ができる。
【0031】この発明は、複数の異なる検出波長帯の赤
外線画像信号をもとに、しきい領域を算出しこれを用い
て誤警報率の低減ができる。
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明の一実施例を示すブロック
図である。1は赤外線撮像部、2は輝度正規化部、3は
目標判定部、4は分光輝度データ部である。
【0041】図1に示す実施例において、同一目標に対
する複数の異なる波長帯の赤外線画像信号a,bを出力
する赤外線撮像部1から出力された画像信号は、複数の
輝度正規化部2に入力され輝度の正規化が行われる。正
規化が行われた複数の画像信号は、目標判定部3に入力
される。分光輝度データ部4では各種物体(目標及び目
標以外のクラッタ等)のデータを、前記複数の異なる波
長帯ごとの正規化された輝度信号を直交軸とする複数次
元の輝度座標系の領域として保有している。目標判定部
3では正規化された複数の画像信号と分光輝度データ部
4の出力とを比較演算し目標領域に含まれているかどう
かで有意目標の判定を行う。
【0042】以下に動作について説明する。複数の異な
る波長帯の画像信号は、前もって記憶してある分光輝度
データ部4の輝度スケールに合わせるために画像信号の
正規化を行う必要がある。ここで、基準値fin(α,
β)を用いて、輝度正規化部2では”数2”の演算で正
規化を行う。
【0043】
【数2】
【0044】輝度正規化部2に入力される複数の画像信
号の一例として、中赤外線領域の画像と遠赤外線領域の
画像の2つである場合について説明する。まず、分光輝
度データ部4の内容の一例を図2に示す。縦軸は遠赤外
線領域の輝度、横軸は中赤外線領域の輝度であり、図中
には航空機目標領域、雲クラッタ領域、排気ガス領域が
示されている。この図中の雲のデータは、昼間の高度約
3000[m]と地上から中赤外線に感度のある撮像器
と遠赤外線に感度がある撮像器でとらえた高積雲と巻雲
とのデータをもとに、簡易的に示した図である。また、
図中の航空機のデータは、巡航している航空機が空力加
熱で温度上昇したと仮定して算出した値である。さら
に、図中の排ガスのデータは排ガスの温度及びその成分
から算出した値である。
【0045】次に目標判定部3について述べる。目標判
定部3では、前記輝度正規化部2の出力より図3に示す
ような輝度マップを作成する。この図は、赤外線撮像部
1a及び赤外線撮像部1bの画像で同じポジション(同
一の座標の画素)の輝度を輝度マップ上にプロットした
ものであり、この操作を全画素について行った結果であ
る。図3を前記分光輝度データ部4の目標領域とを比較
演算し有意目標を検出する。図4は図3に図2を重ねる
ことで有意目標を判定した例である。なお図4の中で航
空機目標の楕円に囲まれているプロットが目標と判断さ
れたものである。
【0046】上記に示したように波長帯の異なる複数の
画像信号を用いることで有意目標のみを低誤警報で判定
することができる。
【0047】実施例2.図5は、この発明の実施例2を
示すブロック図である。図において、5は光学系、6は
フィルタ回転体、7はフィルタ回転体制御部、8は赤外
線検出器、9はアンプ部、10はタイミング部である。
【0048】以下に光学系5、フィルタ回転体6及び赤
外線検出器8の構成の一例について説明する。光学系5
は近赤外線から遠赤外線までを透過するものとし、また
赤外線検出器8は近赤外線から遠赤外線まで感度がある
赤外線検出器であるとする。図6にフィルタ回転体6の
一例で、近赤外線領域の赤外線のみ透過する近赤外線用
バンドパスフィルタ11、同じく中赤外線用バンドパス
フィルタ12、同じく遠赤外線用バンドパスフィルタ1
3から構成されているものを示す。
【0049】次に動作について説明する。フィルタ回転
体制御部7はタイミング部10によりフィルタ回転体6
の角速度を制御するとともにフィルタ回転体6の状態
(光学系5と赤外線検出器8との間にどのフィルタが挿
入されているか)を検出するものである。フィルタ回転
体6は、フィルタ回転体制御部7の制御により角速度ω
で回転しているとする。
【0050】図7にある物体の分光放射輝度特性を示
す。あるタイミングで光学系5と赤外線検出器8との間
に近赤外線用バンドパスフィルタ11が通過中であると
きは、図7の近赤外線領域の赤外線が赤外線検出器8に
入射する。赤外線検出器8は、入射した赤外線エネルギ
ーに応じた信号をアンプ部9に出力する。アンプ部9で
は前記赤外線検出器8の出力信号を増幅し近赤外線の画
像信号を出力する。次のタイミングで光学系5と赤外線
検出器8との間に中赤外線用または遠赤外線用のバンド
パスフィルタが通過中の時は、アンプ部9の出力とし
て、中赤外線の画像信号または遠赤外線の画像信号が出
力される。
【0051】上記のように時分割で同一の赤外線検出器
を使うことにより単一の赤外線検出器で検出波長の異な
る複数の画像信号を得ることができる。
【0052】実施例3.図8は、この発明の実施例3を
示すブロック図であり、前記実施例1に示す赤外線撮像
部1に輝度スケールを合わせるための基準値を設ける手
法を示したものである。図において、1は赤外線撮像
部、5は光学系、8は赤外線検出器、9はアンプ部、1
4は赤外線基準光発生部である。
【0053】赤外線検出器8の撮像面の一部に正規化を
行うための基準となる光を結像するように赤外線基準光
発生部14が設けられている。動作に関しては、赤外線
基準光発生部14で発生された光を用いて輝度正規化部
2で正規化される。以後の処理は前記の実施例1と同様
である。
【0054】このような手法で波長帯の異なる複数の画
像信号を用いて有意目標を低誤警報で判定できる。
【0055】実施例4.図9は、この発明の実施例4を
示すブロック図であり、前記実施例3に示す様な手法を
使わない実施例である。図において、1は赤外線撮像
部、2は輝度正規化部、3は目標判定部、4は分光輝度
データ部、15は基準値判定部である。
【0056】実施例1に示したように分光輝度データ部
4の輝度スケールに合わせるためには、画像信号の正規
化を行う必要がある。一般に天空温度は黒体でかつ絶対
零度であると仮定することができる。航空目標を検知す
る場合には一般に画像の全体または一部分に天空がある
と考えられる。そこで、本実施例では天空を基準値とし
て正規化を行う場合について示す。
【0057】図9に示す実施例においては複数波長帯の
画像信号は、基準値判定部15に入力され画像の天空部
分を探し前記複数の画像信号の一部分に基準データの付
加を行い出力する。以後の処理は前記の実施例1と同様
である。
【0058】以下に基準値判定部15の動作を説明す
る。基準値判定部15に入力された検出波長帯の異なる
複数の画像信号の中で、天空温度は黒体でかつ絶対零度
である仮定より各画像信号の中で共通して輝度が最も低
い部分を天空と判断する。そして、そこのポジションの
輝度値を各画像信号の基準値ポジションfin(α,β)
に書き込む。このように基準値を付加された複数の画像
信号は複数の輝度正規化部2へ向けて出力される。
【0059】上記のように、天空の輝度を基準輝度とし
て用いることで、輝度スケールを合わせるための基準値
がない画像信号に対しても波長帯の異なる複数の画像信
号を用いて有意目標を低誤警報で判定できる。
【0060】実施例5.図10は、この発明の実施例5
を示すブロック図であり前記実施例3に示すような画像
信号の一部分に輝度スケールを合わせるための基準値は
なくかつ、前記実施例4に示すような天空部分で正規化
も行わない実施例である。1は赤外線撮像部、3は目標
判定部、16はしきい値演算部である。
【0061】図10の実施例において、検出波長帯の異
なる複数の画像信号は、目標判定部3及びしきい値演算
部16に入力される。しきい値演算部16では複数の画
像信号をもとに目標領域の演算を行う。以後の処理につ
いては前記実施例と同様である。
【0062】以下にしきい値演算部16の動作を説明す
る。しきい値演算部16の動作の一例として入力画像信
号が2つであるとする。入力された検出波長帯の異なる
2つの画像信号からそれぞれのしきい値を例えば”数
1”を用いて演算する。これにより2つのしきい値t1
及びt2 が演算される。この値より”数3”を用いてし
きい領域を演算する。これにより、実施例3、及び実施
例4に示すと同様の効果がある。
【0063】
【数3】
【0064】実施例6.図11は、この発明の実施例6
を示すブロック図である。17は2値化部、18は特徴
量演算部、19は目標方向判定部である。
【0065】図11に示す実施例においては、検出波長
帯の異なる複数の画像信号は、画像信号に一対一に対応
して設けられた複数の2値化部17へ有意目標のポジシ
ョンデータと共に入力される。複数の2値化部17で
は、画像信号の有意目標部分について2値化を行う。複
数の2値化部17で2値化された複数の2値化画像信号
は、複数の2値化部17と一対一に対応して設けられた
複数の特徴量演算部18に向けて出力される。複数の特
徴量演算部18では、有意目標の面積、縦方向の重心、
横方向の重心、全体の重心、縦の長さ、横の長さ、縦と
横の長さの比または2値化前の輝度情報等の特徴量を演
算する。前記複数の特徴量演算部18の特徴量データは
目標方向判定部19へ出力される。目標方向判定部19
では、目標の進行方向を演算し出力する。
【0066】以下に動作について説明する。ここで、2
値化部17に入力される画像は、一例として中赤外線領
域で撮像された画像と、遠赤外線領域で撮像された画像
であるとする。また目標の一例として航空機であるとす
る。図12は航空目標の側面をそれぞれの波長域でとら
えた画像である。また、図13は航空目標の正面をそれ
ぞれの波長域でとらえた画像である。中赤外線領域は遠
赤外線領域よりも高温物体に感度がある。このため図に
示すように、中赤外線の画像は機体から放出される排気
ガス(プルーム)もはっきり写し出されている。これに
対し遠赤外線の画像はプルームが前者と比較して小さく
写し出されている。よって、中赤外線の画像の横方向重
心位置P1 は、遠赤外線の画像の重心P2 よりもプルー
ム側(後側)にある。図13では、プルームが見えてい
ないために中赤外線の画像と遠赤外線との画像の横方向
重心位置は同じ位置にある。以上より中赤外線の画像の
横方向の重心位置と遠赤外線の画像の横方向の重心位置
とを比較することで画像モニタ上で目標が左右のどちら
に進行しているかわかる。具体的判定の一例を”数4”
に示す。また、縦方向の重心を比較することで画像モニ
タ上で上下のどちらに進行しているかわかる。またヘッ
ドオンの場合は遠赤外線の画像の方が中赤外線の画像と
比較して高輝度となり、テールオンの場合は前者と逆に
中赤外線の画像が高輝度となる。これにより画像をモニ
タに写したとき、奥行き方向がわかる。
【0067】
【数4】
【0068】上記に示した様に波長帯の異なる複数の画
像信号を用いることで画像モニタ上でどちらの方向に進
行しているかが瞬時に判断できる。これにより、脅威度
の高い目標を選択することができる。
【0069】実施例7.図14はこの発明の実施例7を
示すブロック図であり、前記実施例6をさらに進めて目
標識別機能を付加した実施例である。19の目標方向判
定部までは実施例6と同様であり、20は目標識別部、
21は目標データ部、22はサーボ機構である。
【0070】この実施例では、目標が船舶である場合を
想定することにする。目標データ部21には複数の種類
の船舶の喫水線から船体の高さ、煙突重心の高さ、全
長、全幅等の情報が前もって記憶されている。目標識別
部20では、目標データ部21のデータとサーボ機構2
2の自機に対する目標俯角情報、レンジ情報より目標の
識別を行う。実施例5と同様に2値化部17に入力され
ている画像信号が中赤外線と遠赤外線であるとする。船
舶の場合、航空機の場合と異なるところは、船舶の排気
ガスは煙突部分より排気されることと、船舶は上下方向
の移動がほぼないと考えられることである。図15に中
赤外線の画像と遠赤外線の画像を示す。中赤外線は先と
同様排気ガス部分が遠赤外線よりもよく見える。これを
比較することで進行方向を判定できる。
【0071】以下、目標方向判定部19以降の動作を説
明する。図16に示すように2値化処理を最適化するこ
とで中赤外線で煙突部分のみを選択的に表示させること
が可能である。図17に俯角θ方向に自機に対してアス
ペクトξで進行している船舶の船体部分の重心P1 と煙
突部分の重心P2 を示した。進行方向と反対側の喫水面
の点を(0,0)とするとP1 (X1 ,Y1 )、P2
(X2 ,Y2 )は”数5”で演算できる。画面上の船舶
の縮尺率mは、サーボ機構22のレンジ情報dより”数
6”で演算できる。俯角情報θはサーボ機構22よりわ
かるため5つの未知数と4つの式があるので船体の高
さ、煙突重心の高さ、全長、全幅の比がわかる。この結
果、目標の識別が可能である。
【0072】
【数5】
【0073】
【数6】
【0074】実施例8.図18は、この発明の実施例8
を示すブロック図である。23はRAM、24は立ち上
がり時間測定部、25は識別部である。
【0075】以下では、一例として追尾目標を航空機と
し、その最大輝度に着目しA/B使用とミサイル発射と
の区別を行うことにする。まず、図19にA/B使用時
とミサイル発射時の最大輝度−時間特性を示す。図19
には、最大輝度の増加率がしきい値以上となってからそ
れが最大値となるまでの時間t1 (以下立ち上がり時
間)、前記最大値が維持する時間t2 (以下最大輝度維
持時間)、前記最大値になったあと定常状態になるまで
の時間t3 (以下最大値から定常値になるまでの時
間)、前記最大値NM と定常輝度値NK の比(以下最大
/定常比)、前記立ち上がりから定常状態となる輝度−
時間特性の半値幅t4 を示してある。
【0076】以下に動作について説明する。RAM23
は、追尾目標の最大輝度、平均輝度、面積等を複数フレ
ーム分記憶している。この一例の立ち上がり時間測定部
24では、最大輝度のΔt時間当りの変化率を監視して
おり、その変化率が光学系5の揺れ等によって発生する
変化率を超えた場合、その時点からの立ち上がり時間t
1 を測定する。識別部25では、前記立ち上がり時間t
1 を例えば”数7”によりA/B使用とミサイルの発射
の識別を行いその結果を出力する。
【0077】
【数7】
【0078】上記のように立ち上がり時間を計測するこ
とで追尾目標のA/B使用とミサイル発射を監視するこ
とが可能である。
【0079】実施例9.図20は、この発明の実施例9
を示すブロック図である。26は最大値維持時間測定部
であり他は実施例8と同様である。
【0080】この実施例では、実施例8の立ち上がり時
間測定部24の変わりに、最大維持時間測定部26を設
けたものである。その動作は、図19に示す最大維持時
間t2 の測定を行い例えば”数8”を用いてA/B使用
とミサイルの発射との識別を行いその結果を出力する。
これにより、追尾目標のA/B使用とミサイル発射を監
視することが可能である。
【0081】
【数8】
【0082】実施例10.図21は、この発明の実施例
10を示すブロック図である。27は最大値から定常値
となるまでの時間測定部であり他は実施例8と同様であ
る。
【0083】この実施例では、実施例8の立ち上がり時
間測定部24の変わりに、最大値から定常値となるまで
の時間測定部27を設けたものである。その動作は、図
19に示す最大値から定常値までの時間t3 の測定を行
い例えば”数9”を用いてA/B使用とミサイルの発射
との識別を行いその結果を出力する。これにより、追尾
目標のA/B使用とミサイル発射を監視することが可能
である。
【0084】
【数9】
【0085】実施例11.図22は、この発明の実施例
11を示すブロック図である。28は比計測部であり、
他は実施例8と同様である。
【0086】この実施例では、実施例8の立ち上がり時
間測定部24の変わりに、比計測部28を設けたもので
ある。その動作は、図19に示す最大/定常比の測定を
行い、例えば”数10”を用いてA/B使用とミサイル
の発射との識別を行いその結果を出力する。これによ
り、追尾目標のA/B使用とミサイル発射を監視するこ
とが可能である。
【0087】
【数10】
【0088】実施例12.図23は、この発明の実施例
12を示すブロック図である。29は半値幅測定部であ
り、他は実施例8と同様である。
【0089】この実施例では、実施例8の立ち上がり時
間測定部24の変わりに、半値幅測定部29を設けたも
のである。その動作は、図19に示す半値幅の測定を行
い例えば”数11”を用いてA/B使用とミサイルの発
射との識別を行いその結果を出力する。これにより、追
尾目標のA/B使用とミサイル発射を監視することが可
能である。
【0090】
【数11】
【0091】実施例13.図24は、この発明の実施例
13を示すブロック図である。25は識別部、30は演
算部である。
【0092】以下では、一例と航空目標のA/B使用と
ミサイル発射との区別を行うことにする。まず、図25
にA/Bとミサイルとの排煙の分光輝度の一例を示す。
この図に示すようにA/Bとミサイルとの排煙は共に波
長帯A及び波長帯Bにピークを持つが、その面積(輝
度)SA とSB との比は異なる。
【0093】以下に動作を説明する。波長帯の異なる複
数の追尾目標の画像信号が演算部30に入力される。こ
こで一例として、追尾目標の画像信号は、波長帯Aと波
長帯Bで撮像されたものがあるものとする。演算部30
ではSA とSB の比を算出しその結果を識別部25へ出
力する。
【0094】識別部25では”数12”に従いA/B使
用とミサイル発射との識別を行いその結果を出力する。
これにより、追尾目標のA/B使用とミサイル発射を監
視することが可能である。
【0095】
【数12】
【0096】実施例14.図26は、この発明の実施例
14を示すブロック図である。31は総合識別部であ
る。
【0097】以下に動作を説明する。実施例8から13
の一例としてのA/B使用とミサイル発射の複数の識別
結果が総合識別部31に入力される。総合識別部31で
は”数13”に示すように各識別部の出力にウエイトを
かけて総合的に識別を行い、その結果を出力する。これ
によりA/B使用とミサイル発射とが総合的に識別でき
る。
【0098】
【数13】
【0099】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、物体
(目標及び目標以外のクラッタ等)の波長ごとの輝度特
性を利用して、有意目標とクラッタ等を分離することで
低誤警報で有意目標の検出が可能である。
【0100】また、この発明によれば、単一の光学系、
単一の赤外線検出器及び単一のアンプを時分割で用いる
ことにより検出波長帯の異なる複数の画像信号を得るこ
とができる。
【0101】この発明によれば、赤外線基準光源を持つ
ことで異なる複数の波長帯の検出信号の正規化を行いこ
れを用いて有意目標とクラッタ等を分離することで低誤
警報で有意目標の検出が可能である。
【0102】また、この発明によれば、複数の異なる検
出波長帯の赤外線画像信号から基準値を算出してこれを
用いて異なる複数の波長帯の検出信号の正規化を行いこ
れにより有意目標とクラッタ等を分離することで低誤警
報で有意目標の検出が可能である。
【0103】この発明によれば、複数の異なる検出波長
帯の赤外線画像信号をもとに、しきい領域を算出し、こ
れにより有意目標とクラッタ等を分離することで低誤警
報で有意目標の検出が可能である。
【0104】
【0105】
【0106】
【0107】
【0108】
【0109】
【0110】
【0111】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施例による画像目標検出
装置を示すブロック図である。
【図2】 分光輝度データ部の内容の一例を示す図であ
る。
【図3】 輝度マップ作成例を示す図である。
【図4】 有意目標を判定した例を示す図である。
【図5】 この発明の第2の実施例による画像目標検出
装置を示すブロック図である。
【図6】 フィルタ回転体を示す図である。
【図7】 波長と分光輝度を示す図である。
【図8】 この発明の第3の実施例による画像目標検出
装置を示すブロック図である。
【図9】 この発明の第4の実施例による画像目標検出
装置を示すブロック図である。
【図10】 この発明の第5の実施例による画像目標検
出装置を示すブロック図である。
【図11】 この発明の第6の実施例による画像目標検
出装置を示すブロック図である。
【図12】 航空機側面の中赤外線と遠赤外線の画像重
心を示す図である。
【図13】 航空機正面の中赤外線と遠赤外線の画像重
心を示す図である。
【図14】 この発明の第7の実施例による画像目標検
出装置を示すブロック図である。
【図15】 船舶側面の中赤外線と遠赤外線の画像重心
を示す図である。
【図16】 煙突部分の選択図である。
【図17】 船舶の重心と煙突の重心を示す図である。
【図18】 この発明の第8の実施例による画像目標検
出装置を示すブロック図である。
【図19】 A/B使用時とミサイル発射時の最大輝度
−時間特性を示す図である。
【図20】 この発明の第9の実施例による画像目標検
出装置を示すブロック図である。
【図21】 この発明の第10の実施例による画像目標
検出装置を示すブロック図である。
【図22】 この発明の第11の実施例による画像目標
検出装置を示すブロック図である。
【図23】 この発明の第12の実施例による画像目標
検出装置を示すブロック図である。
【図24】 この発明の第13の実施例による画像目標
検出装置を示すブロック図である。
【図25】 A/Bとミサイルの分光輝度特性を示す図
である。
【図26】 この発明の第14の実施例による画像目標
検出装置を示すブロック図である。
【図27】 従来の画像目標検出装置を示すブロック図
である。
【図28】 遠赤外線の画像信号と2値化画像を示す図
である。
【図29】 中赤外線の画像信号と2値化画像を示す図
である。
【図30】 夏季と冬季との大気透過率の一例を示す図
である。
【図31】 従来の画像目標検出装置を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 赤外線撮像部、2 輝度正規化部、3 目標判定
部、4 分光輝度データ部、5 光学系、6 フィルタ
回転体、7 フィルタ回転体制御部、8 赤外線検出
器、9 アンプ部、10 タイミング部、11 近赤外
線用バンドパスフィルタ、12 中赤外線用バンドパス
フィルタ、13 遠赤外線用バンドパスフィルタ、14
赤外線基準値発生部、15 基準値判定部、16 し
きい値演算部、17 2値化部、18 特徴量演算部、
19 目標方向判定部、20 目標識別部、21 目標
データ部、22 サーボ機構、23 RAM、24 立
ち上がり時間測定部、25 識別部、26 最大値維持
時間測定部、27 最大値から定常値となるまでの時間
測定部、28 比計測部、29 半値幅測定部、30演
算部、31 総合識別部、32 光検知素子、33 走
査変換手段、34 目標検出手段、35 レベル比較手
段、36 判定手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−142324(JP,A) 特開 平5−157824(JP,A) 特開 平4−318487(JP,A) 特開 平5−207372(JP,A) 特開 平3−110398(JP,A) 特開 昭60−95372(JP,A) 特開 昭60−88374(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 3/78 - 3/789

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一目標に対する複数の異なる波長帯の
    赤外線画像信号を出力する赤外線撮像部と、各種目標の
    データを、前記複数の異なる波長帯ごとの正規化された
    輝度信号を直交軸とする複数次元の輝度座標系の領域に
    おける領域として保有している分光輝度データ部と、前
    記赤外線撮像部から出力される複数の異なる波長帯の赤
    外線画像信号の各輝度を正規化する輝度正規化部と、前
    記分光輝度データ部が保有する各種目標の輝度データと
    前記輝度正規化部で正規化された観測目標の目標輝度デ
    ータとを照合し、各種目標領域の内、観測目標が含まれ
    る領域又は観測目標に距離が最も近い目標領域を観測目
    標の領域と判定する目標判定部とを具備したことを特徴
    とする画像目標検出装置。
  2. 【請求項2】 外界の赤外線を検出する赤外線検出器
    と、前記赤外線検出器の撮像面上で外界の赤外線画像が
    結像するように配置した光学系と、前記赤外線検出器の
    出力を増幅するアンプ部と、外界と前記赤外線検出器と
    の間に配置した、透過波長帯の異なる複数の光学フィル
    タを同心円上に保有するフィルタ回転体と、前記複数の
    光学フィルタの何れかを通し、前記赤外線検出器の撮像
    面上に外界の赤外線画像が結像するように前記フィルタ
    回転体の回転制御を行うフィルタ回転体制御部と、前記
    フィルタ回転体制御部及び赤外線検出器のタイミングを
    制御するタイミング制御部とより、赤外線撮像部を構成
    したことを特徴とする、請求項1記載の画像目標検出装
  3. 【請求項3】 赤外線検出器の撮像面上に結像するよう
    に配置した、赤外線基準光発生部と、前記赤外線基準光
    発生部に対する波長帯ごとの検出信号輝度で、観測目標
    に対する複数波長帯の検出信号の正規化を行なう輝度正
    規化部とを具備したことを特徴とする、請求項1記載の
    画像目標検出装置
  4. 【請求項4】 赤外線撮像部から出力される複数の異な
    る波長帯の赤外線画像信号の各輝度から基準値を判定
    し、その値を各画像信号の基準値ポジションに書き込む
    基準値判定部と、前記基準値判定部によって書き込まれ
    た波長ごと信号輝度で、観測目標に対する複数波長帯の
    検出信号の正規化を行なう輝度正規化部とを具備したこ
    とを特徴とする、請求項1記載の画像目標検出装置
  5. 【請求項5】 同一目標に対する複数の異なる波長帯の
    赤外線画像信号を出 力する赤外線撮像部と、前記撮像部
    から出力される複数の異なる波長帯の赤外線画像信号の
    各輝度から、各種目標データを輝度信号を直交軸とする
    複数次元の輝度座標系の領域における目標領域を算出す
    る算式が記憶されているしきい値演算部と、前記しきい
    値演算部の出力と前記赤外線撮像部で観測された目標の
    目標輝度データとを照合し、各種目標領域の内、観測目
    標が含まれる領域又は観測目標に距離が最も近い目標領
    域を観測目標の領域と判定する目標判定部とを具備した
    ことを特徴とする画像目標検出装置
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