JP3216341U - ソフトウェアによる駆動及びワイヤレスによる同期調光が可能である、グループ化された撮影スタジオライトシステム及び撮影システム - Google Patents

ソフトウェアによる駆動及びワイヤレスによる同期調光が可能である、グループ化された撮影スタジオライトシステム及び撮影システム Download PDF

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Abstract

【課題】ソフトウェアによる駆動及びワイヤレスによる同期調光が可能である、グループ化された撮影スタジオライトシステム及び撮影システムを提供する。【解決手段】ワイヤレスリモートコントローラ200と、少なくとも1つのワイヤレス信号を伝送させるようにワイヤレスリモートコントローラを制御するためのソフトウェアを含むコンピューター100と、ワイヤレス信号を受信させるための受信機を各々有し、且つワイヤレス信号に対応させる撮影対象物を照射可能である複数のスタジオライト300a〜300dであって、コンピューターのスクリーン上に表示される制御マークが平面制御にある場合、ワイヤレスリモートコントローラは少なくとも1つまたは少なくとも1組のスタジオライトの点灯或いはパラメータの上昇及び少なくとも他の1つまたは少なくとも他の1組のスタジオライトの消灯或いはパラメータの降下を同期で実行可能となることとを備える。【選択図】図5

Description

本考案は、スタジオライトシステム及び撮影システムに関し、より詳しくは、グループ化された撮影スタジオライトシステムのソフトウェア駆動及びワイヤレスによる同期調光並びに関連する撮影システム(A grouped photography studio lighting system with software−driven and simultaneous wireless dimming control and a related photography system)に関する。
撮影対象物を十分に照らせない弱い光の元では写真やビデオを綺麗に撮影することが難しく、高品質の画像を得るためには、撮影時に周囲光に合わせて前記対象物を安定的に照らすことのできる適切なライトを選択させる必要がある。
商業用のスタジオライトは大きく分けると従来の手動制御型と遠隔制御型とが存在する。一般的に前者は、ボタンを直接押すかスイッチを切り換えることにより点消灯のみ実行可能である。これに対して後者では、通常は限られた距離範囲内において前記スタジオライトの点消灯を可能にするリモートコントローラを備えており、より使いやすくなっている。近年、最新のスタジオライトではLED(light emitting diode)を光源として使用しており、手動または前記リモートコントローラを使用して前記スタジオライトの輝度を調整可能となっている。また、いくつかのスタジオライトでは、複数のスタジオライトを同じグループとして事前設定することにより、1つのリモートコントローラで同時に複数のスタジオライトの点灯、消灯、及び輝度の調整を遠隔から制御可能となっている。
しかしながら、従来のリモートコントローラは1度に単一または単一グループのスタジオライトのみを遠隔制御可能であり、異なるグループとして事前設定された複数のライトを遠隔制御することはできなかった。また、従来のテレビのリモートコントローラと同様に、前記リモートコントローラでは、前記ボタンを1回押すことで前記スタジオライトの輝度を少しずつ増減させることしかできなかった。結果として、従来のリモートコントローラを使用して前記スタジオライトの輝度を調整することは、時間がかかるばかりか、必要な輝度に精確に調整させることも難しかった。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本考案に係るグループ化された撮影スタジオライトシステムのソフトウェア駆動及びワイヤレスによる同期調光は、コンピューターによるワイヤレス信号を介した前記スタジオライトの遠隔制御を実行可能にする。
本考案に係る撮影システムは、コンピューターによるワイヤレス信号を介した前記スタジオライトの遠隔制御が実行可能になるほか、有線信号またはワイヤレス信号を介した前記撮影装置の制御も実行可能になる。
本考案に係るスタジオライトシステムは、コンピューターによるワイヤレス信号を介した前記スタジオライトの遠隔制御が実行可能になるほか、前記コンピューターが有線信号またはワイヤレス信号を介してセンサーに接続され、且つ前記センサーにより感知された少なくとも1つの音、声、会話、動作、顔の表情、及びジェスチャーに対応させるように前記スタジオライトを制御させることも可能となる。
本考案に係るグループ化された撮影スタジオライトシステムのソフトウェア駆動及びワイヤレスによる同期調光は、ワイヤレスリモートコントローラと、コンピューターと、複数のスタジオライトとを備える。前記コンピューターは、少なくとも1つのワイヤレス信号を伝送させるように前記ワイヤレスリモートコントローラを制御させるためのソフトウェアを含む。各前記スタジオライトは、前記ワイヤレス信号を受信させるための受信機を有し、且つ前記ワイヤレス信号に対応する撮影対象物を照射させる。前記コンピューターのスクリーン上に表示される制御マークが平面制御にある場合、前記ワイヤレスリモートコントローラは、少なくとも1つまたは少なくとも1組の前記スタジオライトの点灯或いはパラメータの上昇と、少なくとも他の1つまたは少なくとも他の1組の前記スタジオライトの消灯或いは前記パラメータの降下とを同期で実行可能となる。
本考案の一実施形態によれば、前記ワイヤレスリモートコントローラは前記コンピューターに内蔵または外付けされる。
本考案の一実施形態によれば、前記コンピューターはデスクトップパソコン、ノートパソコン、タブレット端末、またはスマートフォンである。
本考案の一実施形態によれば、前記ワイヤレス信号は前記ワイヤレスリモートコントローラにより発信される無線周波数信号、WiFi信号、またはブルートゥース(登録商標)信号である。
本考案の一実施形態によれば、前記パラメータは輝度または色温度である。
本考案の一実施形態によれば、各前記スタジオライトはフォトライトまたはビデオライトである。
本考案の一実施形態によれば、前記平面制御として、入力装置を使用してのタッチ、押圧、トラックバーのスライド、クリック、キー入力、及びカーソルのドラッグの内の少なくとも1つの操作を含む。
本考案の一実施形態によれば、前記入力装置として、キーボード、マウス、タッチスクリーン、タッチパッド、タブレット端末、またはスマートフォンを含む。
本考案の一実施形態によれば、各前記スタジオライトは前記撮影対象物を異なる方向から照らすために少なくとも1組のフロントライト、バックライト、後部ライト、サイドライト、上部ライト、及び下部ライトとして事前設定される。
本考案に係る撮影システムは、上述のグループ化された撮影スタジオライトシステムのソフトウェア駆動及びワイヤレスによる同期調光及び少なくとも1つの撮影装置を備え、前記撮影装置は有線信号または他のワイヤレス信号を介して前記コンピューターにより制御され、且つ画像前記スクリーンにリアルタイムプレビューを表示させることが可能である。
本考案の一実施形態によれば、前記撮影装置はカメラ、ビデオカメラ、スマートフォン、またはタブレット端末である。
本考案の一実施形態によれば、前記撮影装置の数量は複数であり、前記コンピューターにより有線信号またはワイヤレス信号を介して前記撮影装置が同期で制御される。
本考案の一実施形態によれば、前記撮影システムはセンサーを更に備える。前記コンピューターは有線信号または他のワイヤレス信号を介して前記センサーに接続され、且つ前記センサーにより感知された少なくとも1つの音、声、会話、動作、顔の表情、及びジェスチャーに対応させるように前記撮影装置を制御させる。
本考案は上述のグループ化された撮影スタジオライトシステムのソフトウェア駆動及びワイヤレスによる同期調光及び少なくとも1つのセンサーを備える撮影システムを更に含む。前記センサーは有線信号または他のワイヤレス信号を介して前記コンピューターに接続され、且つ前記センサーにより感知される少なくとも1つの音、声、会話、動作、顔の表情、及びジェスチャーに対応させるように各前記スタジオライトが制御される。
本考案の一実施形態によれば、前記センサーは音センサー、音声認識装置、モーションセンサー、画像センサー、または画像認識装置である。
上述のように、本考案に係る前記グループ化された撮影スタジオライトシステムは、コンピューターによりワイヤレス信号が前記スタジオライトに対して伝送されると共に前記スタジオライトの遠隔制御が行われる。これにより、前記マウスのカーソルがクリックまたはドラッグされることによる連続的遠隔操作方式により前記スタジオライトの遠隔制御が実行可能となる。また、従来のリモートコントローラを使用するものと比較し、本考案は手早く精確に制御可能である。さらには、先行技術による従来のリモートコントローラは、単一のスタジオライトの制御或いは同じグループとして事前設定された複数のスタジオライトの同期での制御のみが実行可能であるが、翻って本考案では、異なるグループの前記スタジオライトの点灯、消灯、及び前記輝度及び/または前記色温度の同期での上昇または降下が実行可能であるのみならず、一部の前記スタジオライトの点灯或いは前記輝度及び/または前記色温度の上昇と、他の前記スタジオライトの消灯或いは前記輝度及び/または前記色温度の降下とを同期で実行可能である。
なお、前記コンピューターは、有線信号またはワイヤレス信号を介して複数の撮影装置に対して前記撮影対象物を異なる撮影角度から撮影させるように同期で制御可能である。また、マウスを利用したクリック、カーソルのドラッグ、トラックバーのスライド、或いはキーボードを利用したキー入力以外に、前記コンピューターに接続されるタッチスクリーン、タッチパッド、タブレット端末、スマートフォンのタッチや押圧等の操作や、センサーを利用した声、音、会話、動作、顔の表情、ジェスチャーの感知による前記スタジオライトまたは前記撮影装置の遠隔制御も実行可能である。
本考案の構造では、コンピューターによりスタジオライトを遠隔制御させるためのワイヤレス信号が伝送され、より高速で精確になるのみならず、複数のグループのスタジオライトの同期での制御が更に実行可能となる。加えて、複数のグループの前記スタジオライトの同期での点灯、消灯、及び前記輝度及び/または前記色温度の上昇または降下が実行可能であるほか、1つ或いは少なくとも一部の前記スタジオライトの点灯或いは前記輝度及び/または前記色温度の上昇と、他の1つ或いは少なくとも他の一部の前記スタジオライトの消灯或いは前記輝度及び/または前記色温度の降下とを同期で実行可能である。よって、前記撮影対象物に対して要求される最良の表現、例えばしわ、影、輝度、及び反射等の最良の状態を即座に実現可能になる。また、マウスでのクリック、キーボードでのキー入力、或いはマウスのカーソルのドラッグのほかに、前記コンピューターに接続されるタッチスクリーン、タッチパッド、タブレット端末、スマートフォンのタッチや押圧、或いはセンサーによる声、音、会話、動作、顔の表情、ジェスチャーの感知によっての前記スタジオライトまたは前記撮影装置の遠隔制御も実行可能となる。
本考案の一実施形態に係るグループ化された撮影スタジオライトシステムのソフトウェア駆動及びワイヤレスによる同期調光のブロック図である。 図1に示すスタジオライトがカメラライトである場合の構造の概略図である。 図1に示すスタジオライトがビデオライトである場合の構造の概略図である。 本考案の他の実施形態に係る撮影システムのブロック図である。 図4に示す撮影システムを用いたキャビネットの撮影の概略図である。 図5に示す撮影システムを用いたキャビネットの撮影時にコンピューターのスクリーン上に表示される異なるプレビュー画面の概略図である。 図5に示す撮影システムを用いたキャビネットの撮影時にコンピューターのスクリーン上に表示される異なるプレビュー画面の概略図である。 図5に示す撮影システムを用いた6組のライトによるキャビネットの撮影時のプレビュー画面の概略図である。 図5に示す撮影システムを用いた6組のライトによるキャビネットの撮影時のプレビュー画面の概略図である。 本考案の他の実施形態に係る撮影システムのブロック図である。 図10に示す撮影システムを用いたキャビネットの撮影の概略図である。
本考案の特定の実施形態については詳細に説明しない。付随する図面にそれらの実施形態を例示する。本考案についてそれら特定の実施形態と合わせて説明するが、本考案はそれら特定の実施形態に制限されるわけではない。実際には、本考案の精神を逸脱しない範囲における代替、改変、及び同等の変更等も本考案の請求の範囲に含まれる。下記の説明では、本考案に対する完全な理解を促すために仔細に説明する。本考案は仔細な説明の一部または全部を省略しても実施可能である。他の実施例では、本考案についての理解が不明瞭になることを回避するため、既知のプロセスや操作については詳述しない。また、以下の全ての実施形態において、異なる実施形態において描写する同じ或いは類似する部材については同じ符号を用いて表示する。
図1は本考案の一実施形態に係るグループ化された撮影スタジオライトシステムのソフトウェア駆動及びワイヤレスによる同期調光のブロック図である。図2は図1に示すスタジオライトがカメラライトである場合の構造の概略図であり、図3はビデオライトである場合の構造の概略図である。図1を参照すると、スタジオライト10aはコンピューター100と、ワイヤレスリモートコントローラ200と、少なくとも1つのスタジオライト300とを備える。本実施形態において、例として示すのみで制限するものではないが、前記コンピューター100はデスクトップパソコンであり、前記ワイヤレスリモートコントローラ200は前記コンピューター100に外付けされると共にUSBケーブルを介して前記コンピューター100に接続される。これにより、前記コンピューター100が前記USBケーブルを通して有線信号を発信させることによって前記ワイヤレスリモートコントローラ200がワイヤレス信号を伝送させるように制御され、且つ前記ワイヤレス信号は無線周波数信号でもよい。他の実施形態では、前記ワイヤレスリモートコントローラ200が有線信号を伝送させるようにするために、イーサネット(登録商標)ケーブルまたは他のケーブルを介して前記コンピューター100に接続される。また、前記コンピューター100はノートパソコン、タブレット端末、またはスマートフォンでもよく、前記ワイヤレスリモートコントローラ200はWiFi信号またはブルートゥース(登録商標)信号を伝送させるために前記コンピューター100に内蔵されるワイヤレスネットワークカードでもよい。なお、前記スタジオライト300は、前記ワイヤレスリモートコントローラ200により伝送される前記ワイヤレス信号を受信させるための受信機310を有し、且つ前記スタジオライト300により前記ワイヤレス信号に対応させる撮影対象物が照射される。これにより、前記コンピューター100により撮影環境及び要光量に適合させて前記撮影対象物を適切に照射させるように前記スタジオライト300が遠隔制御される。
即ち、図1に示すように、前記ワイヤレスリモートコントローラ200は電源210と、USBチップ220と、ワイヤレス信号発信機230と、前記USBチップ220及び前記ワイヤレス信号発信機230に電気的に接続されるマイクロプロセッサ制御装置(microprocessing control unit)240とを備える。制限されないが、例えば、前記電源210は、前記USBチップ220がUSBケーブルを介して前記コンピューター100に接続される際に電源ケーブル(図示せず)を介してコンセントや外部電源から給電される。また、前記スタジオライト300は、受信機310と、LEDモジュール320と、例として示すのみで制限しないが写真撮影用のカメラライトまたはビデオ録画用のビデオライトとを有する。
本考案の実施形態によると、前記コンピューター100により前記USBケーブルを介して制御信号が前記USBチップ220に対して伝送される。その後、前記マイクロプロセッサ制御装置240は前記USBチップ220により前記制御信号を受信させ、前記ワイヤレス信号発信機230が前記制御信号を含むワイヤレス信号を伝送させるように制御される。次いで、前記スタジオライト300が前記受信機310により前記ワイヤレス信号を受信させ、前記制御信号に対応させるように前記LEDモジュール320が制御され、前記コンピューター100により前記LEDモジュール320が点灯、消灯、輝度の調節及び/または色温度の調整を行うように遠隔制御される。これにより、撮影環境及び要光量に適合するように前記撮影対象物が適切に照らされる。先行技術による前記スタジオライトに用いられる従来のリモートコントローラと比較すると、本考案ではコンピューターが前記スタジオライトを遠隔制御させるために使用されており、より高速で精確であるのみならず、トラックバーのスライド、前記マウスのカーソルのドラッグ、キーボードでの直接的な数値入力等の連続的遠隔操作方式による輝度の調節や色温度の調整も実行可能になる。
本実施形態において、図2に示すように、前記スタジオライト300は写真撮影用のカメラライトでもよく、三脚330に安定的に設置されると共に前記LEDモジュール320の前方にソフトボックス340が増設され、前記ライトがより均等に照射されるようになる。また、図3に示すように、前記スタジオライト300はビデオ録画用のビデオライトでもよく、三脚330に安定的に設置されると共に前記LEDモジュール320の周辺に複数のフラップ350が増設され、光が前記撮影対象物に集光されるようになる。
図4は本考案の他の実施形態に係る撮影システムのブロック図であり、図5は図4に示す撮影システムによるキャビネットの撮影の概略図である。図4及び図5を参照すると、撮影システム1aはスタジオライトシステム10b及び撮影装置20で構成される。前記スタジオライトシステム10bは前述の実施形態に係る前記スタジオライトシステム10aと相似し、その差異は前記スタジオライトシステム10bが4つのスタジオライト300a、300b、300c、300d及び前記ワイヤレス信号を送信させるための前記ワイヤレスリモートコントローラ200を備え、前記スタジオライト300a、300b、300c、300dが前記ワイヤレス信号を同期で受信させると共に前記コンピューター100により遠隔制御される。当然ながら、他の実施形態では、前記ワイヤレスリモートコントローラ200により複数のワイヤレス信号が短期間に伝送され、前記スタジオライト300a、300b、300c、300dが実質的に前記コンピューター100により同時に遠隔制御されてもよい。さらには、例として示すのみで制限するものではないが、前記撮影装置20はカメラ、ビデオカメラ、スマートフォン、またはタブレット端末でもよく、USBケーブルを介して前記コンピューター100に接続されると共に有線信号によりキャビネット2の写真撮影やビデオ録画を行うように制御され、リアルタイムプレビュー画像が前記スクリーンに表示される。なお、図示しない他の実施形態において、コンピューターによりワイヤレス信号を介して前記撮影装置が前記キャビネットの写真撮影またはビデオ録画を行うように制御される。
図6及び図7は図5に示す撮影システムによる前記キャビネット2の撮影時に前記コンピューター100のスクリーン上に異なるプレビュー画面が表示される概略図である。詳しくは、図5及び図6に示す本実施形態の例のように、前記スタジオライト300a、300b、300c、300dが前記キャビネット2の前方左側及び右側に配置され、前記キャビネット2の前側が左下方、右下方、左上方、及び右上方からそれぞれ照射される。この場合、前記スタジオライト300a、300cが左グループのフロントライトとして事前設定され、且つ前記スタジオライト300b、300dが右グループのフロントライトとして事前設定される。これにより、前記コンピューター100のスクリーンに表示される前記マウスのカーソルをドラッグさせてトラックバー432をスライドさせることにより左グループの前記フロントライトとする前記スタジオライト300a、300cの前記輝度の遠隔制御が可能となり、或いはトラックバー434をスライドさせることにより右グループの前記フロントライトとする前記スタジオライト300b、300dの前記輝度の遠隔制御が可能となる。また、前記マウスのカーソルをドラッグさせて前記コンピューター100のスクリーンに表示されるプレビュー画面410の電球アイコン420等の制御マークをスライドさせることにより全ての前記スタジオライト300a、300b、300c、300dの前記輝度が同期で遠隔制御可能となる。例えば、前記電球アイコン420が平面制御にある場合、前記プレビュー画面410の左端までスライドされると、左グループの前記フロントライトに対応させる前記トラックバー432が同期で左端までスライドされて前記スタジオライト300a、300cの前記輝度値が0となり(消灯)、且つ右グループの前記フロントライトに対応させる前記トラックバー434が同期で右端までスライドされて前記スタジオライト300b、300dの前記輝度値が100となる(最大)。これにより、前記キャビネット2の左側が明るくなり、右側が暗くなって影が生じる。
なお、図5及び図7を参照すると、他の実施形態では、前記スタジオライト300a、300b、300c、300dは左下方、右下方、左上方、右上方のグループのフロントライトとしてそれぞれ事前設定される。次いで、前記コンピューター100のスクリーンに表示される前記マウスのカーソルをドラッグさせてトラックバー442、444、446、448をそれぞれスライドさせることにより、左下方、右下方、左上方、及び右上方のグループの前記フロントライトとする前記スタジオライト300a、300b、300c、300dの前記輝度が遠隔制御される。同様に、図7に示すように、前記マウスのカーソルをドラッグさせて前記電球アイコン420を前記プレビュー画面410の左上方隅までスライドさせることにより全ての前記スタジオライト300a、300b、300c、300dの前記輝度が同期で遠隔制御可能である。この場合、前記トラックバー442、448を中間点までスライドさせることにより左下方及び右上方のグループの前記フロントライトとする前記スタジオライト300a、300の前記輝度値が同期で50となる(中間)。また、前記トラックバー444を左端までスライドさせることにより右下方のグループの前記フロントライトとする前記スタジオライト300bの前記輝度値が同期で0となる(消灯)。同時に、前記トラックバー446が右端までスライドされることにより左上方のグループの前記フロントライトとする前記スタジオライト300cの前記輝度値が同期で100となる(最大)。同様に、前記キャビネット2の左上方隅が明るくなり、右下方隅が暗くなって影が生じる。
図8及び図9は図5に示す撮影システムを用いた6組のライトによる前記キャビネットの撮影時のプレビュー画面の概略図であり、図8は前記トラックバーの初期値が全て中間に事前設定されるものを示し、図9は前記トラックバーの全ての数値が前記プレビュー画面中の前記制御マークの位置に対応させるように調整されるものを示す。図8及び図9を参照すると、本実施形態では、6つのスタジオライトがバックライト、下部ライト、左ライト、右ライト、上部ライト、及びフロントライトのグループとしてそれぞれ事前設定され、且つ図8に示すように全ての初期値が中間に事前設定される。換言すれば、ソフトウェアの輝度調節機能が起動され、前記電球アイコン420及び前記6つのトラックバーの全ての数値が中間に戻される。図9に示すように、前記プレビュー画面中で前記電球アイコン420が第二象限の中間までスライドされると、左ライトのグループに対応させるトラックバー454、上部ライトのグループに対応させるトラックバー458、及び前記フロントライトのグループに対応させるトラックバー460が全て右方向にスライドされ、且つ前記輝度が同期で上昇し、例えば、数値が全て75に自動的に調節される。同時に、前記バックライトのグループに対応させるトラックバー450、前記下部ライトのグループに対応させるトラックバー452、及び前記右ライトのグループに対応させるトラックバー456が全て左方向にスライドされ、且つ前記輝度が同期で降下され、例えば、数値が全て25に自動的に調節される。即ち、前記電球アイコン420がどこまでスライドされるかによらず、輝度が同期で調節され、前記トラックバー450、452、454、456、458、460が追従するように自動でスライドされる。
ちなみに、上述の実施形態では全て前記コンピューター100のスクリーンに表示される前記マウスのカーソルがドラッグされることにより前記スタジオライト300a、300b、300c、300dが遠隔制御されるが、前記スクリーンに表示される前記制御マークが平面制御にある場合、前記マウスでのクリック、キーボードでのキー入力、または他の方法を使用しても前記スタジオライトの遠隔制御が可能となる。さらには、図示しない他の実施形態において、前記コンピューターに接続されるタッチスクリーン、タッチパッド、タブレット端末、またはスマートフォン等の入力装置をタッチまたは押すことによっても前記スタジオライトの遠隔制御が可能となる。例えば、前記コンピューターに接続されるタッチスクリーンまたはタッチパッドを使用しての前記ワイヤレスリモートコントローラの直接制御が可能となるのみならず、タブレット端末またはスマートフォンのタッチスクリーンを使用してリモートコントローラとするリモートデスクトップソフトウェアを操作することによって前記前記コンピューターのスクリーンに表示される前記画面が操作され、これにより前記ワイヤレスリモートコントローラの間接的な制御が可能となる。この場合、使用者がタッチスクリーン或いは座標のキーを使用して前記プレビュー画面中の第二象限の中間をタッチさせると、前記電球アイコン420がタッチされた位置まで直接ジャンプする。また、使用者がタッチスクリーンを使用して前記プレビュー画面の左上方隅を長押しすると、前記電球アイコン420がタッチされた位置まで徐々に移動する。なお、上述の実施形態に係る前記スタジオライト300a、300b、300c、300dは全て前記撮影対象物の前方の左側及び右側に配置され、前記撮影対象物が前側から照射されるが、図示しない他の実施形態においては、各前記スタジオライトが前記撮影対象物の横側、後方、後側、上方、及び下方に配置され、前記撮影対象物が横側、後方、背後、上方、または下方から照射されるようにすることも可能である。
さらには、上述の実施形態では全てコンピューターにより前記スタジオライトの前記輝度の遠隔制御が実行されるが、図示しない他の実施形態においては、前記コンピューターによる前記スタジオライトの前記色温度の遠隔制御も実行可能である。例えば、図1に示すように、前記LEDモジュール320は基板(図示せず)及び3000Kと5600K等の異なる色温度を有する2種類の発光ダイオードで構成され、前記2種類の発光ダイオードは前記基板に配設される。よって、前記コンピューターにより3000Kの色温度を有する前記発光ダイオードのみが発光するように前記スタジオライトが遠隔制御される場合、前記ライトの前記色温度が3000Kとなる。反対に、前記コンピューターにより5600Kの色温度を有する前記発光ダイオードのみが発光するように前記スタジオライトが遠隔制御される場合、前記ライトの前記色温度が5600Kとなる。或いは、前記コンピューターにより全ての前記発光ダイオードが発光するように前記スタジオライトが遠隔制御される場合、前記ライトの前記色温度が4300Kとなる。
ちなみに、図6乃至図9に示すような前記トラックバーの数値が全て0乃至100の範囲にあるものは本考案の実施例にすぎず、本考案の範囲を制限するものではない。図示しない他の実施形態においては、輝度の調節に用いられる前記数値が0乃至100の間のどの範囲に事前設定されてもよく、例えば、1乃至70、5乃至55、10乃至60等の範囲でもよい。或いは、色温度の調整に用いられる前記数値が2000K乃至6000Kの間のどの範囲に事前設定されてもよく、例えば、3000K乃至6000K、2000K乃至5600K、3000K乃至5600K等の範囲でもよい。
図8は本考案の他の実施形態に係る撮影システムのブロック図であり、図9は図8に示す撮影システムによるキャビネットの撮影の概略図である。図8及び図9を参照すると、本実施形態に係る撮影システム1bは、前記スタジオライトシステム10aと、2つの撮影装置20a、20bと、センサー30とで構成され、前記スタジオライトシステム10aは実質的に図1に示すものと同じであるため説明は省略する。本実施形態によると、前記スタジオライト300は例えば前記キャビネット2の前側上方に配設される。加えて、各前記2つの撮影装置20a、20bは例えばUSBケーブルを介して前記コンピューター100に接続され、前記撮影装置20aにより例えば前記キャビネット2の前側が撮影され、前記撮影装置20bにより例えば前記キャビネット2の上部が撮影される。
例えば、前記センサー30は音センサーや音声認識装置でもよく、天井に設置されると共に有線信号を伝送させるためのUSBケーブル、イーサネット(登録商標)ケーブルまたは他のケーブルを介して前記コンピューター100に接続される。他の実施形態では、前記センサー30がワイヤレス信号を介して前記コンピューター100に接続されてもよい。前記センサー30により特定の音や言葉が感知されると、前記コンピューター100により制御信号が前記撮影装置または前記スタジオライトに対して伝送される。例を挙げると、適切に事前設定が行われた後には、前記センサー30によって口笛の音が感知された際に前記コンピューター100により前記スタジオライト300の輝度が上昇され、前記センサー30により手を叩く音が感知された際に前記撮影装置が撮影を行うように遠隔制御される。また、前記センサー30はモーションセンサーでもよく、手を上げる動作が感知された際に前記コンピューター100により前記スタジオライト300の前記輝度が上昇され、手を下げる動作が感知された際に前記スタジオライト300の前記輝度が降下され、手を叩く動作が前記センサー30により感知された際に前記撮影装置が撮影を行うように遠隔制御される。さらに他の実施形態では、前記センサー30は画像センサー或いは画像認識装置でもよく、特定の動作、顔の表情、或いはジェスチャーが前記センサー30により感知された際に前記コンピューター100により様々な制御信号が前記撮影装置または前記スタジオライトに対して伝送される。
上述の実施形態は本考案の技術思想及び特徴を説明するためのものにすぎず、当該技術分野を熟知する者に本考案の内容を理解させると共にこれをもって実施させることを目的とし、本考案の請求の範囲を限定するものではない。従って、本考案の精神を逸脱せずに行う各種の同様の効果をもつ改良又は変更は、後述の請求項に含まれるものとする。
1a 撮影システム
1b 撮影システム
10a スタジオライト
10b スタジオライトシステム
100 コンピューター
2 キャビネット
20 撮影装置
20a 撮影装置
20b 撮影装置
200 ワイヤレスリモートコントローラ
210 電源
220 USBチップ
230 ワイヤレス信号発信機
240 マイクロプロセッサ制御装置
30 センサー
300 スタジオライト
300a スタジオライト
300b スタジオライト
300c スタジオライト
300d スタジオライト
310 受信機
320 LEDモジュール
330 三脚
340 ソフトボックス
350 フラップ
410 プレビュー画面
420 電球アイコン
432 トラックバー
434 トラックバー
442 トラックバー
444 トラックバー
446 トラックバー
448 トラックバー
450 トラックバー
452 トラックバー
454 トラックバー
456 トラックバー
458 トラックバー
460 トラックバー
本考案は、スタジオライトシステム及び撮影システムに関し、より詳しくは、ソフトウェアによる駆動及びワイヤレスによる同期調光が可能である、グループ化された撮影スタジオライトシステム及び撮影システム( grouped photography studio lighting system with software−driven and simultaneous wireless dimming control and a related photography system)に関する。
撮影対象物を十分に照らせない弱い光の元では写真やビデオを綺麗に撮影することが難しく、高品質の画像を得るためには、撮影時に周囲光に合わせて前記対象物を安定的に照らすことのできる適切なライトを選択させる必要がある。
商業用のスタジオライトは大きく分けると従来の手動制御型と遠隔制御型とが存在する。一般的に前者は、ボタンを直接押すかスイッチを切り換えることにより点消灯のみ実行可能である。これに対して後者では、通常は限られた距離範囲内において前記スタジオライトの点消灯を可能にするリモートコントローラを備えており、より使いやすくなっている。近年、最新のスタジオライトではLED(light emitting diode)を光源として使用しており、手動または前記リモートコントローラを使用して前記スタジオライトの輝度を調整可能となっている。また、いくつかのスタジオライトでは、複数のスタジオライトを同じグループとして事前設定することにより、1つのリモートコントローラで同時に複数のスタジオライトの点灯、消灯、及び輝度の調整を遠隔から制御可能となっている。
しかしながら、従来のリモートコントローラは1度に単一または単一グループのスタジオライトのみを遠隔制御可能であり、異なるグループとして事前設定された複数のライトを遠隔制御することはできなかった。また、従来のテレビのリモートコントローラと同様に、前記リモートコントローラでは、前記ボタンを1回押すことで前記スタジオライトの輝度を少しずつ増減させることしかできなかった。結果として、従来のリモートコントローラを使用して前記スタジオライトの輝度を調整することは、時間がかかるばかりか、必要な輝度に精確に調整させることも難しかった。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本考案に係るソフトウェアによる駆動及びワイヤレスによる同期調光が可能である、グループ化された撮影スタジオライトシステム及び撮影システムは、コンピューターによるワイヤレス信号を介した前記スタジオライトの遠隔制御を実行可能にする。
本考案に係る撮影システムは、コンピューターによるワイヤレス信号を介した前記スタジオライトの遠隔制御が実行可能になるほか、有線信号またはワイヤレス信号を介した前記撮影装置の制御も実行可能になる。
本考案に係るスタジオライトシステムは、コンピューターによるワイヤレス信号を介した前記スタジオライトの遠隔制御が実行可能になるほか、前記コンピューターが有線信号またはワイヤレス信号を介してセンサーに接続され、且つ前記センサーにより感知された少なくとも1つの音、声、会話、動作、顔の表情、及びジェスチャーに対応させるように前記スタジオライトを制御させることも可能となる。
本考案に係るソフトウェアによる駆動及びワイヤレスによる同期調光が可能である、グループ化された撮影スタジオライトシステム及び撮影システムは、ワイヤレスリモートコントローラと、コンピューターと、複数のスタジオライトとを備える。前記コンピューターは、少なくとも1つのワイヤレス信号を伝送させるように前記ワイヤレスリモートコントローラを制御させるためのソフトウェアを含む。各前記スタジオライトは、前記ワイヤレス信号を受信させるための受信機を有し、且つ前記ワイヤレス信号に対応する撮影対象物を照射させる。前記コンピューターのスクリーン上に表示される制御マークが平面制御にある場合、前記ワイヤレスリモートコントローラは、少なくとも1つまたは少なくとも1組の前記スタジオライトの点灯或いはパラメータの上昇と、少なくとも他の1つまたは少なくとも他の1組の前記スタジオライトの消灯或いは前記パラメータの降下とを同期で実行可能となる。
本考案の一実施形態によれば、前記ワイヤレスリモートコントローラは前記コンピューターに内蔵または外付けされる。
本考案の一実施形態によれば、前記コンピューターはデスクトップパソコン、ノートパソコン、タブレット端末、またはスマートフォンである。
本考案の一実施形態によれば、前記ワイヤレス信号は前記ワイヤレスリモートコントローラにより発信される無線周波数信号、WiFi信号、またはブルートゥース(登録商標)信号である。
本考案の一実施形態によれば、前記パラメータは輝度または色温度である。
本考案の一実施形態によれば、各前記スタジオライトはフォトライトまたはビデオライトである。
本考案の一実施形態によれば、前記平面制御として、入力装置を使用してのタッチ、押圧、トラックバーのスライド、クリック、キー入力、及びカーソルのドラッグの内の少なくとも1つの操作を含む。
本考案の一実施形態によれば、前記入力装置として、キーボード、マウス、タッチスクリーン、タッチパッド、タブレット端末、またはスマートフォンを含む。
本考案の一実施形態によれば、各前記スタジオライトは前記撮影対象物を異なる方向から照らすために少なくとも1組のフロントライト、バックライト、後部ライト、サイドライト、上部ライト、及び下部ライトとして事前設定される。
本考案に係る撮影システムは、上述のソフトウェアによる駆動及びワイヤレスによる同期調光が可能である、グループ化された撮影スタジオライトシステム及び撮影システムは少なくとも1つの撮影装置を備え、前記撮影装置は有線信号または他のワイヤレス信号を介して前記コンピューターにより制御され、且つ画像前記スクリーンにリアルタイムプレビューを表示させることが可能である。
本考案の一実施形態によれば、前記撮影装置はカメラ、ビデオカメラ、スマートフォン、またはタブレット端末である。
本考案の一実施形態によれば、前記撮影装置の数量は複数であり、前記コンピューターにより有線信号またはワイヤレス信号を介して前記撮影装置が同期で制御される。
本考案の一実施形態によれば、前記撮影システムはセンサーを更に備える。前記コンピューターは有線信号または他のワイヤレス信号を介して前記センサーに接続され、且つ前記センサーにより感知された少なくとも1つの音、声、会話、動作、顔の表情、及びジェスチャーに対応させるように前記撮影装置を制御させる。
本考案は上述のソフトウェアによる駆動及びワイヤレスによる同期調光が可能である、グループ化された撮影スタジオライトシステム及び撮影システムは、少なくとも1つのセンサーを備える撮影システムを更に含む。前記センサーは有線信号または他のワイヤレス信号を介して前記コンピューターに接続され、且つ前記センサーにより感知される少なくとも1つの音、声、会話、動作、顔の表情、及びジェスチャーに対応させるように各前記スタジオライトが制御される。
本考案の一実施形態によれば、前記センサーは音センサー、音声認識装置、モーションセンサー、画像センサー、または画像認識装置である。
上述のように、本考案に係る前記グループ化された撮影スタジオライトシステムは、コンピューターによりワイヤレス信号が前記スタジオライトに対して伝送されると共に前記スタジオライトの遠隔制御が行われる。これにより、前記マウスのカーソルがクリックまたはドラッグされることによる連続的遠隔操作方式により前記スタジオライトの遠隔制御が実行可能となる。また、従来のリモートコントローラを使用するものと比較し、本考案は手早く精確に制御可能である。さらには、先行技術による従来のリモートコントローラは、単一のスタジオライトの制御或いは同じグループとして事前設定された複数のスタジオライトの同期での制御のみが実行可能であるが、翻って本考案では、異なるグループの前記スタジオライトの点灯、消灯、及び前記輝度及び/または前記色温度の同期での上昇または降下が実行可能であるのみならず、一部の前記スタジオライトの点灯或いは前記輝度及び/または前記色温度の上昇と、他の前記スタジオライトの消灯或いは前記輝度及び/または前記色温度の降下とを同期で実行可能である。
なお、前記コンピューターは、有線信号またはワイヤレス信号を介して複数の撮影装置に対して前記撮影対象物を異なる撮影角度から撮影させるように同期で制御可能である。
また、マウスを利用したクリック、カーソルのドラッグ、トラックバーのスライド、或いはキーボードを利用したキー入力以外に、前記コンピューターに接続されるタッチスクリーン、タッチパッド、タブレット端末、スマートフォンのタッチや押圧等の操作や、センサーを利用した声、音、会話、動作、顔の表情、ジェスチャーの感知による前記スタジオライトまたは前記撮影装置の遠隔制御も実行可能である。
本考案の構造では、コンピューターによりスタジオライトを遠隔制御させるためのワイヤレス信号が伝送され、より高速で精確になるのみならず、複数のグループのスタジオライトの同期での制御が更に実行可能となる。加えて、複数のグループの前記スタジオライトの同期での点灯、消灯、及び前記輝度及び/または前記色温度の上昇または降下が実行可能であるほか、1つ或いは少なくとも一部の前記スタジオライトの点灯或いは前記輝度及び/または前記色温度の上昇と、他の1つ或いは少なくとも他の一部の前記スタジオライトの消灯或いは前記輝度及び/または前記色温度の降下とを同期で実行可能である。よって、前記撮影対象物に対して要求される最良の表現、例えばしわ、影、輝度、及び反射等の最良の状態を即座に実現可能になる。また、マウスでのクリック、キーボードでのキー入力、或いはマウスのカーソルのドラッグのほかに、前記コンピューターに接続されるタッチスクリーン、タッチパッド、タブレット端末、スマートフォンのタッチや押圧、或いはセンサーによる声、音、会話、動作、顔の表情、ジェスチャーの感知によっての前記スタジオライトまたは前記撮影装置の遠隔制御も実行可能となる。
本考案の一実施形態に係るソフトウェアによる駆動及びワイヤレスによる同期調光が可能である、グループ化された撮影スタジオライトシステム及び撮影システムのブロック図である。 図1に示すスタジオライトがカメラライトである場合の構造の概略図である。 図1に示すスタジオライトがビデオライトである場合の構造の概略図である。 本考案の他の実施形態に係る撮影システムのブロック図である。 図4に示す撮影システムを用いたキャビネットの撮影の概略図である。 図5に示す撮影システムを用いたキャビネットの撮影時にコンピューターのスクリーン上に表示される異なるプレビュー画面の概略図である。 図5に示す撮影システムを用いたキャビネットの撮影時にコンピューターのスクリーン上に表示される異なるプレビュー画面の概略図である。 図5に示す撮影システムを用いた6組のライトによるキャビネットの撮影時のプレビュー画面の概略図である。 図5に示す撮影システムを用いた6組のライトによるキャビネットの撮影時のプレビュー画面の概略図である。 本考案の他の実施形態に係る撮影システムのブロック図である。 図10に示す撮影システムを用いたキャビネットの撮影の概略図である。
本考案の特定の実施形態については詳細に説明しない。付随する図面にそれらの実施形態を例示する。本考案についてそれら特定の実施形態と合わせて説明するが、本考案はそれら特定の実施形態に制限されるわけではない。実際には、本考案の精神を逸脱しない範囲における代替、改変、及び同等の変更等も本考案の請求の範囲に含まれる。下記の説明では、本考案に対する完全な理解を促すために仔細に説明する。本考案は仔細な説明の一部または全部を省略しても実施可能である。他の実施例では、本考案についての理解が不明瞭になることを回避するため、既知のプロセスや操作については詳述しない。
また、以下の全ての実施形態において、異なる実施形態において描写する同じ或いは類似する部材については同じ符号を用いて表示する。
図1は本考案の一実施形態に係るソフトウェアによる駆動及びワイヤレスによる同期調光が可能である、グループ化された撮影スタジオライトシステム及び撮影システムのブロック図である。図2は図1に示すスタジオライトがカメラライトである場合の構造の概略図であり、図3はビデオライトである場合の構造の概略図である。図1を参照すると、スタジオライト10aはコンピューター100と、ワイヤレスリモートコントローラ200と、少なくとも1つのスタジオライト300とを備える。本実施形態において、例として示すのみで制限するものではないが、前記コンピューター100はデスクトップパソコンであり、前記ワイヤレスリモートコントローラ200は前記コンピューター100に外付けされると共にUSBケーブルを介して前記コンピューター100に接続される。これにより、前記コンピューター100が前記USBケーブルを通して有線信号を発信させることによって前記ワイヤレスリモートコントローラ200がワイヤレス信号を伝送させるように制御され、且つ前記ワイヤレス信号は無線周波数信号でもよい。他の実施形態では、前記ワイヤレスリモートコントローラ200が有線信号を伝送させるようにするために、イーサネット(登録商標)ケーブルまたは他のケーブルを介して前記コンピューター100に接続される。また、前記コンピューター100はノートパソコン、タブレット端末、またはスマートフォンでもよく、前記ワイヤレスリモートコントローラ200はWiFi信号またはブルートゥース(登録商標)信号を伝送させるために前記コンピューター100に内蔵されるワイヤレスネットワークカードでもよい。なお、前記スタジオライト300は、前記ワイヤレスリモートコントローラ200により伝送される前記ワイヤレス信号を受信させるための受信機310を有し、且つ前記スタジオライト300により前記ワイヤレス信号に対応させる撮影対象物が照射される。これにより、前記コンピューター100により撮影環境及び要光量に適合させて前記撮影対象物を適切に照射させるように前記スタジオライト300が遠隔制御される。
即ち、図1に示すように、前記ワイヤレスリモートコントローラ200は電源210と、USBチップ220と、ワイヤレス信号発信機230と、前記USBチップ220及び前記ワイヤレス信号発信機230に電気的に接続されるマイクロプロセッサ制御装置(microprocessing control unit)240とを備える。制限されないが、例えば、前記電源210は、前記USBチップ220がUSBケーブルを介して前記コンピューター100に接続される際に電源ケーブル(図示せず)を介してコンセントや外部電源から給電される。また、前記スタジオライト300は、受信機310と、LEDモジュール320と、例として示すのみで制限しないが写真撮影用のカメラライトまたはビデオ録画用のビデオライトとを有する。
本考案の実施形態によると、前記コンピューター100により前記USBケーブルを介して制御信号が前記USBチップ220に対して伝送される。その後、前記マイクロプロセッサ制御装置240は前記USBチップ220により前記制御信号を受信させ、前記ワイヤレス信号発信機230が前記制御信号を含むワイヤレス信号を伝送させるように制御される。次いで、前記スタジオライト300が前記受信機310により前記ワイヤレス信号を受信させ、前記制御信号に対応させるように前記LEDモジュール320が制御され、前記コンピューター100により前記LEDモジュール320が点灯、消灯、輝度の調節及び/または色温度の調整を行うように遠隔制御される。これにより、撮影環境及び要光量に適合するように前記撮影対象物が適切に照らされる。先行技術による前記スタジオライトに用いられる従来のリモートコントローラと比較すると、本考案ではコンピューターが前記スタジオライトを遠隔制御させるために使用されており、より高速で精確であるのみならず、トラックバーのスライド、前記マウスのカーソルのドラッグ、キーボードでの直接的な数値入力等の連続的遠隔操作方式による輝度の調節や色温度の調整も実行可能になる。
本実施形態において、図2に示すように、前記スタジオライト300は写真撮影用のカメラライトでもよく、三脚330に安定的に設置されると共に前記LEDモジュール320の前方にソフトボックス340が増設され、前記ライトがより均等に照射されるようになる。また、図3に示すように、前記スタジオライト300はビデオ録画用のビデオライトでもよく、三脚330に安定的に設置されると共に前記LEDモジュール320の周辺に複数のフラップ350が増設され、光が前記撮影対象物に集光されるようになる。
図4は本考案の他の実施形態に係る撮影システムのブロック図であり、図5は図4に示す撮影システムによるキャビネットの撮影の概略図である。図4及び図5を参照すると、撮影システム1aはスタジオライトシステム10b及び撮影装置20で構成される。前記スタジオライトシステム10bは前述の実施形態に係る前記スタジオライトシステム10aと相似し、その差異は前記スタジオライトシステム10bが4つのスタジオライト300a、300b、300c、300d及び前記ワイヤレス信号を送信させるための前記ワイヤレスリモートコントローラ200を備え、前記スタジオライト300a、300b、300c、300dが前記ワイヤレス信号を同期で受信させると共に前記コンピューター100により遠隔制御される。当然ながら、他の実施形態では、前記ワイヤレスリモートコントローラ200により複数のワイヤレス信号が短期間に伝送され、前記スタジオライト300a、300b、300c、300dが実質的に前記コンピューター100により同時に遠隔制御されてもよい。さらには、例として示すのみで制限するものではないが、前記撮影装置20はカメラ、ビデオカメラ、スマートフォン、またはタブレット端末でもよく、USBケーブルを介して前記コンピューター100に接続されると共に有線信号によりキャビネット2の写真撮影やビデオ録画を行うように制御され、リアルタイムプレビュー画像が前記スクリーンに表示される。なお、図示しない他の実施形態において、コンピューターによりワイヤレス信号を介して前記撮影装置が前記キャビネットの写真撮影またはビデオ録画を行うように制御される。
図6及び図7は図5に示す撮影システムによる前記キャビネット2の撮影時に前記コンピューター100のスクリーン上に異なるプレビュー画面が表示される概略図である。詳しくは、図5及び図6に示す本実施形態の例のように、前記スタジオライト300a、300b、300c、300dが前記キャビネット2の前方左側及び右側に配置され、前記キャビネット2の前側が左下方、右下方、左上方、及び右上方からそれぞれ照射される。
この場合、前記スタジオライト300a、300cが左グループのフロントライトとして事前設定され、且つ前記スタジオライト300b、300dが右グループのフロントライトとして事前設定される。これにより、前記コンピューター100のスクリーンに表示される前記マウスのカーソルをドラッグさせてトラックバー432をスライドさせることにより左グループの前記フロントライトとする前記スタジオライト300a、300cの前記輝度の遠隔制御が可能となり、或いはトラックバー434をスライドさせることにより右グループの前記フロントライトとする前記スタジオライト300b、300dの前記輝度の遠隔制御が可能となる。また、前記マウスのカーソルをドラッグさせて前記コンピューター100のスクリーンに表示されるプレビュー画面410の電球アイコン420等の制御マークをスライドさせることにより全ての前記スタジオライト300a、300b、300c、300dの前記輝度が同期で遠隔制御可能となる。例えば、前記電球アイコン420が平面制御にある場合、前記プレビュー画面410の左端までスライドされると、左グループの前記フロントライトに対応させる前記トラックバー432が同期で左端までスライドされて前記スタジオライト300a、300cの前記輝度値が0となり(消灯)、且つ右グループの前記フロントライトに対応させる前記トラックバー434が同期で右端までスライドされて前記スタジオライト300b、300dの前記輝度値が100となる(最大)。これにより、前記キャビネット2の左側が明るくなり、右側が暗くなって影が生じる。
なお、図5及び図7を参照すると、他の実施形態では、前記スタジオライト300a、300b、300c、300dは左下方、右下方、左上方、右上方のグループのフロントライトとしてそれぞれ事前設定される。次いで、前記コンピューター100のスクリーンに表示される前記マウスのカーソルをドラッグさせてトラックバー442、444、446、448をそれぞれスライドさせることにより、左下方、右下方、左上方、及び右上方のグループの前記フロントライトとする前記スタジオライト300a、300b、300c、300dの前記輝度が遠隔制御される。同様に、図7に示すように、前記マウスのカーソルをドラッグさせて前記電球アイコン420を前記プレビュー画面410の左上方隅までスライドさせることにより全ての前記スタジオライト300a、300b、300c、300dの前記輝度が同期で遠隔制御可能である。この場合、前記トラックバー442、448を中間点までスライドさせることにより左下方及び右上方のグループの前記フロントライトとする前記スタジオライト300a、300の前記輝度値が同期で50となる(中間)。また、前記トラックバー444を左端までスライドさせることにより右下方のグループの前記フロントライトとする前記スタジオライト300bの前記輝度値が同期で0となる(消灯)。同時に、前記トラックバー446が右端までスライドされることにより左上方のグループの前記フロントライトとする前記スタジオライト300cの前記輝度値が同期で100となる(最大)。同様に、前記キャビネット2の左上方隅が明るくなり、右下方隅が暗くなって影が生じる。
図8及び図9は図5に示す撮影システムを用いた6組のライトによる前記キャビネットの撮影時のプレビュー画面の概略図であり、図8は前記トラックバーの初期値が全て中間に事前設定されるものを示し、図9は前記トラックバーの全ての数値が前記プレビュー画面中の前記制御マークの位置に対応させるように調整されるものを示す。図8及び図9を参照すると、本実施形態では、6つのスタジオライトがバックライト、下部ライト、左ライト、右ライト、上部ライト、及びフロントライトのグループとしてそれぞれ事前設定され、且つ図8に示すように全ての初期値が中間に事前設定される。換言すれば、ソフトウェアの輝度調節機能が起動され、前記電球アイコン420及び前記6つのトラックバーの全ての数値が中間に戻される。図9に示すように、前記プレビュー画面中で前記電球アイコン420が第二象限の中間までスライドされると、左ライトのグループに対応させるトラックバー454、上部ライトのグループに対応させるトラックバー458、及び前記フロントライトのグループに対応させるトラックバー460が全て右方向にスライドされ、且つ前記輝度が同期で上昇し、例えば、数値が全て75に自動的に調節される。同時に、前記バックライトのグループに対応させるトラックバー450、前記下部ライトのグループに対応させるトラックバー452、及び前記右ライトのグループに対応させるトラックバー456が全て左方向にスライドされ、且つ前記輝度が同期で降下され、例えば、数値が全て25に自動的に調節される。即ち、前記電球アイコン420がどこまでスライドされるかによらず、輝度が同期で調節され、前記トラックバー450、452、454、456、458、460が追従するように自動でスライドされる。
ちなみに、上述の実施形態では全て前記コンピューター100のスクリーンに表示される前記マウスのカーソルがドラッグされることにより前記スタジオライト300a、300b、300c、300dが遠隔制御されるが、前記スクリーンに表示される前記制御マークが平面制御にある場合、前記マウスでのクリック、キーボードでのキー入力、または他の方法を使用しても前記スタジオライトの遠隔制御が可能となる。さらには、図示しない他の実施形態において、前記コンピューターに接続されるタッチスクリーン、タッチパッド、タブレット端末、またはスマートフォン等の入力装置をタッチまたは押すことによっても前記スタジオライトの遠隔制御が可能となる。例えば、前記コンピューターに接続されるタッチスクリーンまたはタッチパッドを使用しての前記ワイヤレスリモートコントローラの直接制御が可能となるのみならず、タブレット端末またはスマートフォンのタッチスクリーンを使用してリモートコントローラとするリモートデスクトップソフトウェアを操作することによって前記前記コンピューターのスクリーンに表示される前記画面が操作され、これにより前記ワイヤレスリモートコントローラの間接的な制御が可能となる。
この場合、使用者がタッチスクリーン或いは座標のキーを使用して前記プレビュー画面中の第二象限の中間をタッチさせると、前記電球アイコン420がタッチされた位置まで直接ジャンプする。また、使用者がタッチスクリーンを使用して前記プレビュー画面の左上方隅を長押しすると、前記電球アイコン420がタッチされた位置まで徐々に移動する。
なお、上述の実施形態に係る前記スタジオライト300a、300b、300c、300dは全て前記撮影対象物の前方の左側及び右側に配置され、前記撮影対象物が前側から照射されるが、図示しない他の実施形態においては、各前記スタジオライトが前記撮影対象物の横側、後方、後側、上方、及び下方に配置され、前記撮影対象物が横側、後方、背後、上方、または下方から照射されるようにすることも可能である。
さらには、上述の実施形態では全てコンピューターにより前記スタジオライトの前記輝度の遠隔制御が実行されるが、図示しない他の実施形態においては、前記コンピューターによる前記スタジオライトの前記色温度の遠隔制御も実行可能である。例えば、図1に示すように、前記LEDモジュール320は基板(図示せず)及び3000Kと5600K等の異なる色温度を有する2種類の発光ダイオードで構成され、前記2種類の発光ダイオードは前記基板に配設される。よって、前記コンピューターにより3000Kの色温度を有する前記発光ダイオードのみが発光するように前記スタジオライトが遠隔制御される場合、前記ライトの前記色温度が3000Kとなる。反対に、前記コンピューターにより5600Kの色温度を有する前記発光ダイオードのみが発光するように前記スタジオライトが遠隔制御される場合、前記ライトの前記色温度が5600Kとなる。或いは、前記コンピューターにより全ての前記発光ダイオードが発光するように前記スタジオライトが遠隔制御される場合、前記ライトの前記色温度が4300Kとなる。
ちなみに、図6乃至図9に示すような前記トラックバーの数値が全て0乃至100の範囲にあるものは本考案の実施例にすぎず、本考案の範囲を制限するものではない。図示しない他の実施形態においては、輝度の調節に用いられる前記数値が0乃至100の間のどの範囲に事前設定されてもよく、例えば、1乃至70、5乃至55、10乃至60等の範囲でもよい。或いは、色温度の調整に用いられる前記数値が2000K乃至6000Kの間のどの範囲に事前設定されてもよく、例えば、3000K乃至6000K、2000K乃至5600K、3000K乃至5600K等の範囲でもよい。
図8は本考案の他の実施形態に係る撮影システムのブロック図であり、図9は図8に示す撮影システムによるキャビネットの撮影の概略図である。図8及び図9を参照すると、本実施形態に係る撮影システム1bは、前記スタジオライトシステム10aと、2つの撮影装置20a、20bと、センサー30とで構成され、前記スタジオライトシステム10aは実質的に図1に示すものと同じであるため説明は省略する。本実施形態によると、前記スタジオライト300は例えば前記キャビネット2の前側上方に配設される。加えて、各前記2つの撮影装置20a、20bは例えばUSBケーブルを介して前記コンピューター100に接続され、前記撮影装置20aにより例えば前記キャビネット2の前側が撮影され、前記撮影装置20bにより例えば前記キャビネット2の上部が撮影される。
例えば、前記センサー30は音センサーや音声認識装置でもよく、天井に設置されると共に有線信号を伝送させるためのUSBケーブル、イーサネット(登録商標)ケーブルまたは他のケーブルを介して前記コンピューター100に接続される。他の実施形態では、前記センサー30がワイヤレス信号を介して前記コンピューター100に接続されてもよい。前記センサー30により特定の音や言葉が感知されると、前記コンピューター100により制御信号が前記撮影装置または前記スタジオライトに対して伝送される。例を挙げると、適切に事前設定が行われた後には、前記センサー30によって口笛の音が感知された際に前記コンピューター100により前記スタジオライト300の輝度が上昇され、前記センサー30により手を叩く音が感知された際に前記撮影装置が撮影を行うように遠隔制御される。また、前記センサー30はモーションセンサーでもよく、手を上げる動作が感知された際に前記コンピューター100により前記スタジオライト300の前記輝度が上昇され、手を下げる動作が感知された際に前記スタジオライト300の前記輝度が降下され、手を叩く動作が前記センサー30により感知された際に前記撮影装置が撮影を行うように遠隔制御される。さらに他の実施形態では、前記センサー30は画像センサー或いは画像認識装置でもよく、特定の動作、顔の表情、或いはジェスチャーが前記センサー30により感知された際に前記コンピューター100により様々な制御信号が前記撮影装置または前記スタジオライトに対して伝送される。
上述の実施形態は本考案の技術思想及び特徴を説明するためのものにすぎず、当該技術分野を熟知する者に本考案の内容を理解させると共にこれをもって実施させることを目的とし、本考案の請求の範囲を限定するものではない。従って、本考案の精神を逸脱せずに行う各種の同様の効果をもつ改良又は変更は、後述の請求項に含まれるものとする。
1a 撮影システム
1b 撮影システム
10a スタジオライト
10b スタジオライトシステム
100 コンピューター
2 キャビネット
20 撮影装置
20a 撮影装置
20b 撮影装置
200 ワイヤレスリモートコントローラ
210 電源
220 USBチップ
230 ワイヤレス信号発信機
240 マイクロプロセッサ制御装置
30 センサー
300 スタジオライト
300a スタジオライト
300b スタジオライト
300c スタジオライト
300d スタジオライト
310 受信機
320 LEDモジュール
330 三脚
340 ソフトボックス
350 フラップ
410 プレビュー画面
420 電球アイコン
432 トラックバー
434 トラックバー
442 トラックバー
444 トラックバー
446 トラックバー
448 トラックバー
450 トラックバー
452 トラックバー
454 トラックバー
456 トラックバー
458 トラックバー
460 トラックバー

Claims (15)

  1. ワイヤレスリモートコントローラと、
    少なくとも1つのワイヤレス信号を伝送させるように前記ワイヤレスリモートコントローラを制御するためのソフトウェアを含むコンピューターと、
    前記ワイヤレス信号を受信させるための受信機を各々有し、且つ前記ワイヤレス信号に対応させる撮影対象物を照射可能である複数のスタジオライトであって、前記コンピューターのスクリーン上に表示される制御マークが平面制御にある場合、前記ワイヤレスリモートコントローラは少なくとも1つまたは少なくとも1組の前記スタジオライトの点灯或いはパラメータの上昇及び少なくとも他の1つまたは少なくとも他の1組の前記スタジオライトの消灯或いは前記パラメータの降下を同期で実行可能となることとを備えることを特徴とするグループ化された撮影スタジオライトシステムのソフトウェア駆動及びワイヤレスによる同期調光。
  2. 前記ワイヤレスリモートコントローラは前記コンピューターに内蔵または外付けされることを特徴とする請求項1に記載のグループ化された撮影スタジオライトシステムのソフトウェア駆動及びワイヤレスによる同期調光。
  3. 前記コンピューターはデスクトップパソコン、ノートパソコン、タブレット端末、またはスマートフォンであることを特徴とする請求項1に記載のグループ化された撮影スタジオライトシステムのソフトウェア駆動及びワイヤレスによる同期調光。
  4. 前記ワイヤレス信号は前記ワイヤレスリモートコントローラにより発信される無線周波数信号、WiFi信号、またはブルートゥース(登録商標)信号であることを特徴とする請求項1に記載のグループ化された撮影スタジオライトシステムのソフトウェア駆動及びワイヤレスによる同期調光。
  5. 前記パラメータは輝度または色温度であることを特徴とする請求項1に記載のグループ化された撮影スタジオライトシステムのソフトウェア駆動及びワイヤレスによる同期調光。
  6. 各前記スタジオライトはフォトライトまたはビデオライトであることを特徴とする請求項1に記載のグループ化された撮影スタジオライトシステムのソフトウェア駆動及びワイヤレスによる同期調光。
  7. 前記平面制御として、入力装置を使用してのタッチ、押圧、トラックバーのスライド、クリック、キー入力、及びカーソルのドラッグの内の少なくとも1つの操作を含むことを特徴とする請求項1に記載のグループ化された撮影スタジオライトシステムのソフトウェア駆動及びワイヤレスによる同期調光。
  8. 前記入力装置として、キーボード、マウス、タッチスクリーン、タッチパッド、タブレット端末、またはスマートフォンを含むことを特徴とする請求項7に記載のグループ化された撮影スタジオライトシステムのソフトウェア駆動及びワイヤレスによる同期調光。
  9. 各前記スタジオライトは前記撮影対象物を異なる方向から照らすために少なくとも1組のフロントライト、バックライト、後部ライト、サイドライト、上部ライト、及び下部ライトとして事前設定されることを特徴とする請求項1に記載のグループ化された撮影スタジオライトシステムのソフトウェア駆動及びワイヤレスによる同期調光。
  10. 請求項1に記載の前記グループ化された撮影スタジオライトシステムのソフトウェア駆動及びワイヤレスによる同期調光及び少なくとも1つの撮影装置を備え、前記撮影装置は有線信号または他のワイヤレス信号を介して前記コンピューターにより制御され、且つ画像前記スクリーンにリアルタイムプレビューを表示させることが可能であることを特徴とする撮影システム。
  11. 前記撮影装置はカメラ、ビデオカメラ、スマートフォン、またはタブレット端末であることを特徴とする請求項10に記載の撮影システム。
  12. 前記撮影装置の数量は複数であり、前記コンピューターにより有線信号または他のワイヤレス信号を介して前記撮影装置が前記撮影対象物を異なる撮影角度から撮影するように同期で制御されることを特徴とする請求項10に記載の撮影システム。
  13. センサーを更に備え、前記コンピューターは有線信号または他のワイヤレス信号を介して前記センサーに接続され、且つ前記センサーにより感知された少なくとも1つの音、声、会話、動作、顔の表情、及びジェスチャーに対応させるように前記撮影装置を制御させることを特徴とする請求項10に記載の撮影システム。
  14. 請求項1に記載のグループ化された撮影スタジオライトシステムのソフトウェア駆動及びワイヤレスによる同期調光及び少なくとも1つのセンサーを備え、前記センサーは有線信号または他のワイヤレス信号を介して前記コンピューターに接続され、且つ前記センサーにより感知される少なくとも1つの音、声、会話、動作、顔の表情、及びジェスチャーに対応させるように各前記スタジオライトが制御されることを特徴とする撮影システム。
  15. 前記センサーは音センサー、音声認識装置、モーションセンサー、画像センサー、または画像認識装置であることを特徴とする請求項14に記載の撮影システム。
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