JP3215974U - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】継手や仕口の内部構造に現れている技術的、意匠的な価値を、誰もが簡単に味わうことを可能とする照明器具を提供する。【解決手段】照明器具1aは、透光性を有する材料からなる第1部材111と、木造建築で用いられる技法である継手あるいは仕口によって第1部材と接合された第2部材112と、第1部材の中に光を透過させる光源113と、を備える。【選択図】図1

Description

本考案は、照明器具に関する。特に、インテリアオブジェ等としても使用できる意匠性の高い照明器具に関する。
よく知られているように、日本の伝統的な木造建築においては、材木同士が、釘や接着剤等を用いずに、「継手」や「仕口」と呼ばれる技法を用いて組み上げられている。継手は、材木同士を直線的に継ぎ合わせる技法であり、仕口は、材木同士を角度をもって組み合わせる技法である。継手、仕口のいずれにおいても、2本の材木の端部あるいは延在途中を所定の形状に加工し、両形状部分を差したり落とし込んだりして嵌め合わせることによって、両材木を接合する。
継手や仕口の型(形状パターン)は多種多様であるが、いずれも、長い歴史の中で職人達が試行錯誤の末にたどり着いたものであり、年月を経ても材木同士の接合の強度が担保されるようなものとなっているのは勿論のこと、接合部分の外観も美しいものとなっており、技術的にも文化的にも高い価値を有する。
例えば、継手や仕口の型のデザイン性に着目して、これを箸の装飾として利用することが特許文献1に記載されている。
特開2017−169996号公報
継手や仕口による接合部分の外観に現れる幾何学パターンの美しさは、木造建築を鑑賞した誰もが一見してわかるものであるが、実は、該接合部分の内部構造にこそ、強度を保つための技術的な知恵と職人の高い美意識が現れている。ところが、接合部分の内部構造は、材木を接合してしまった後は見えなくなってしまうものであり、職人以外は目にすることができない。
本考案は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、継手や仕口の内部構造に現れている技術的、意匠的な価値を、誰もが簡単に味わうことを可能とする技術の提供を目的としている。
本考案は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
透光性を有する材料からなる第1部材と、
木造建築で用いられる技法である継手あるいは仕口によって前記第1部材と接合された第2部材と、
前記第1部材の中に光を透過させる光源と、
を備える照明器具。
ここで「透光性を有する材料」は、光が透過できる材料であり、該材料により形成される部材の反対側や内部にあるものの全部あるいは一部が透けて見えるような材料を指す。
また、木造建築で用いられる技法である「継手」や「仕口」とは、2本の材木の端部あるいは延在途中を所定の形状に加工し、両形状部分を差したり落とし込んだりして嵌め合わせることによって、両材木を接合する日本の伝統的な技法である。伝統的な継手や仕口の型は無数に存在しているが、ここではどのような型が用いられてもよい。
上記の構成によると、光源から出射されて第1部材の中を透過した光により、第1部材と第2部材との接合部分の内部構造(すなわち、継手あるいは仕口の内部構造)が露わになるので、継手や仕口の内部構造に現れている技術的、意匠的な価値を、誰もが簡単に味わうことができる。
好ましくは、前記照明器具において、
前記第1部材を形成する材料と、前記第2部材を形成する材料が異なるものである。
ここでいう「異なる材料」には、組成が異なる材料は勿論のこと、同じ組成であっても例えば結晶構造等が異なることにより物性(例えば屈折率)が異なる材料等も含まれる。
上記の構成によると、第1部材と第2部材が異なる材料から形成されるので、両部材の境界(すなわち、両部材の接合部分)が視認しやすいものとなる。
好ましくは、前記照明器具において、
前記第1部材を形成する材料と、前記第2部材を形成する材料の屈折率が異なる。
上記の構成によると、光源から出射されて第1部材の中を透過した光が、第1部材と第2部材との接合部分で反射することにより、該接合部分の内部構造が照らし出される。したがって、継手や仕口の内部構造をより鮮やかに美しく見せることができる。
好ましくは、前記照明器具において、
前記第1部材がアクリル樹脂により形成される。
アクリル樹脂は高い透明性を有するので、第1部材をアクリル樹脂で形成することにより、継手や仕口の内部構造を外部からクリアに見てとることができる。また、アクリル樹脂は、高い耐久性と衝撃に対する強度を有するため、照明器具の耐久性が高まると共に、その取り扱いも容易になる。
好ましくは、前記照明器具において、
前記第2部材が木材により形成される。
継手や仕口は、本来は木造建築に使用される技術であるところ、第2部材を木材で形成することにより、木造建築に使用されている継手や仕口の雰囲気を感じることができる。
好ましくは、前記照明器具において、
前記光源がLEDである。
LEDは、長寿命であり発熱量が少ない。したがって、光源としてLEDを用いることで、光源の交換頻度を少なくすることができ、照明器具の発熱を抑えることができる。また例えば、LEDの指向性を利用して、第1部材と第2部材との接合部分に向けて直接光が照射されるようにすることで、接合部分を浮かび上がらせるような視覚的効果をもたらすことができる。
好ましくは、前記照明器具において、
前記光源が前記第1部材に埋設されている。
この構成によると、照明器具の全体の外観をシンプルで美しいものとすることができる。
本考案によると、光源から出射されて第1部材の中を透過した光により、第1部材と第2部材との接合部分の内部構造(すなわち、継手あるいは仕口の内部構造)が露わになるので、継手や仕口の内部構造に現れている技術的、意匠的な価値を、誰もが簡単に味わうことができる。
「追いかけ大栓継ぎ」を用いた照明器具の斜視図。 図1に示される照明器具の各側面図。 「腰かけかま継ぎ」を用いた照明器具の斜視図。 図3に示される照明器具の各側面図。 「柱継手」を用いた照明器具の斜視図。 図5に示される照明器具の各側面図。 「大阪城大手門控柱の継手」を用いた照明器具の斜視図。 図7に示される照明器具の各側面図。 「地獄ほぞ」を用いた照明器具の斜視図。 図9に示される照明器具の各側面図。 「箱栓」を用いた照明器具の斜視図。 図11に示される照明器具の各側面図。
以下、本考案の好適な実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
<1.構成>
実施形態に係る照明器具1a〜1fについて、図1〜図12を参照しつつ説明する。図1は、「追いかけ大栓継ぎ」を用いた照明器具1aの斜視図であり、図2は、該照明器具1aの各側面図(矢印A方向から見た側面図(a)、矢印B方向から見た側面図(b)、矢印C方向から見た側面図(c)、および、矢印D方向から見た側面図(d)。他の図4,6,8,10,12においても同様)である。図3は、「腰かけかま継ぎ」を用いた照明器具1bの斜視図であり、図4は、該照明器具1bの各側面図である。図5は、「柱継手」を用いた照明器具1cの斜視図であり、図6は、該照明器具1cの各側面図である。図7は、「大阪城大手門控柱の継手」を用いた照明器具1dの斜視図であり、図8は、該照明器具1dの各側面図である。図9は、「地獄ほぞ」を用いた照明器具1eの斜視図であり、図10は、該照明器具1eの各側面図である。図11は、「箱栓」を用いた照明器具1fの斜視図であり、図12は、該照明器具1fの各側面図である。なお、図は省略しているが、図1〜図9、図11、図12から明らかなように、照明器具1a〜1d,1fの底面は平坦な正方形状であり、上面は底面と合同の平坦な正方形状である。また、図10、図11から明らかなように、照明器具1eの底面は平坦な正方形状(照明器具1a〜1d,1fの底面と合同の正方形状)であり、上面は、短辺の長さが該正方形の一辺と等しい平坦な長方形状である。
照明器具1a〜1fはいずれも、本体部11と、支柱12と、ベース部13と、を備える。支柱12およびベース部13は本体部11を所定の姿勢に支持するための部材であり、その形状やサイズは任意に規定することができる。図2等の例では、ベース部13は本体部11と略同一の断面形状を有する立方体状とされており、ベース部13と本体部11を連結する支柱12は円筒状とされている。支柱12およびベース部13は、本体部11(特に、後述する第1部材111と第2部材112の接合部分110)が成人の視線と同じか該視線よりも少し高い位置にくるように、各部の寸法が規定されていることが好ましい。
本体部11は、第1部材111と、第2部材112と、光源113と、を備える。
第1部材111は、透光性を有する第1材料により形成される。ただし、「透光性を有する材料」は、光が透過できる材料であり、該材料により形成される部材の反対側や内部にあるものの全部あるいは一部が透けて見えるような材料を指す。この実施形態では、第1材料としてアクリル樹脂を用いる。アクリル樹脂は、透明性が高く、耐久性と衝撃に対する強度も具備しており、第1材料として好適である。
第2部材112は、第1材料と異なる第2材料により形成される。ここでいう「異なる材料」には、組成が異なる材料は勿論のこと、同じ組成であっても例えば結晶構造等が異なることにより物性(例えば屈折率)が異なる材料等も含まれる。特に、第2材料としては、第1材料と屈折率が異なるものが好ましい。また、第2材料としては、透光性を有しない材料(すなわち、光が透過できない材料)も好ましい。この実施形態では、第2材料として木材を用いる。木材は、アクリル樹脂と屈折率が異なる点、透光性を有さない点だけでなく、意匠的な観点からも、第2材料として好適である。
第1部材111および第2部材112の各々は、木造建築で用いられる日本の伝統的な技法である継手あるいは仕口の型に係る凹凸構造が形成された形状部分を有する。すなわち、両部材111,112が継手で接合される場合(図1〜図8、図11、図12)、第1部材111は、角柱状の部材であって、その一方の端部に、継手の一方の凹凸構造が形成されている。また、第2部材112は、第1部材111と合同の断面を有する角柱状の部材であって、その一方の端部に、該継手の他方の凹凸構造(すなわち、第1部材111に形成されている凹凸構造と嵌まり合う凹凸構造)が形成されている。また、両部材111,112が仕口で接合される場合(図9、図10)、第1部材111は、角柱状の部材であって、その一方の端部に、仕口の一方の凹凸構造が形成されている。また、第2部材112は、角柱状の部材であって、その延在途中に、該仕口の他方の凹凸構造(すなわち、第1部材111に形成されている凹凸構造と嵌まり合う凹凸構造)が形成されている。伝統的な継手や仕口の型は無数に存在しているが、ここではどのような型が用いられてもよい。また、仕口の型が用いられる場合、凹凸構造は、第1部材111の延在途中と第2部材112の端部にそれぞれ形成されてもよいし、両部材111,112の延在途中にそれぞれ形成されてもよい。
各部材111,112を製作する方法はどのようなものであってもよく、該部材を形成する材料の特性や形成するべき凹凸構造に基づいて適宜に選択することができる。例えば、アクリル樹脂で形成される第1部材111の場合、機械加工、金型を用いた射出成形や真空成形、3Dプリンターを用いた成型、等の方法を採用することができる。また、木材で形成される第2部材112の場合、機械加工、切削工具を用いた手作業、等の方法を採用することができる。なお、各部材111,112は、単一のパーツから形成されてもよいし、複数のパーツの組み合わせから形成されていてもよい。例えば、図9、図10に例示される照明器具100eが備える第2部材112のように、延在方向に二分される半割構造を有していてもよい。
第1部材111および第2部材112は、継手あるいは仕口の型に係る凹凸構造が形成された部分が差されたり落とし込まれたりして嵌め合わされることによって、接合される。すなわち、本体部11は、第1部材111と第2部材112が、木造建築で用いられる技法である継手あるいは仕口によって接合された構成を備える。例えば、図1、図2に示される照明器具1aの本体部11では、「追いかけ大栓継ぎ」とよばれる継手の型によって両部材111,112が接合されている。また、図3、図4に示される照明器具1bの本体部11では、「腰かけかま継ぎ」とよばれる継手の型によって両部材111,112が接合されている。また、図5、図6に示される照明器具1cの本体部11では、「柱継手」とよばれる継手の型によって両部材111,112が接合されている。また、図7、図8に示される照明器具1dの本体部11では、「大阪城大手門控柱の継手」とよばれる継手の型によって両部材111,112が接合されている。また、図9、図10に示される照明器具1eの本体部11では、「地獄ほぞ」とよばれる仕口の型によって両部材111,112が接合されている。また、図11、図12に示される照明器具1fの本体部11では、「箱栓」とよばれる継手の型によって両部材111,112が接合されている。
光源113は、第1部材111の中に光を透過させるような位置に配置される。より具体的には、光源113は、ここから出射された光の少なくとも一部が、第1部材111の中を透過して、直接にあるいは第1部材111の界面等で反射して間接に、第1部材111と第2部材112の接合部分110に照射されるような位置に配置される。この実施形態では、意匠的な観点から、光源113は、第1部材111に埋設される。具体的には例えば、支持柱12の先端にこれと同軸に延びる筒状の光源保持具1131が固定され、その先端に光源113が取り付けられる。そして、第1部材111の一端側(継手あるいは仕口に係る凹凸構造が形成されている側の端部とは逆側の端部の側)に、光源保持具1131の全体が埋設される。
光源113は、具体的には例えば、LED(発光ダイオード)により構成される。この場合、LEDの指向性を利用して、第1部材111と第2部材112の接合部分110に向けて直接光が照射されるように光源113の向き等を調整することが好ましい。光源113には、これに電力を供給するためのケーブル(図示省略)が接続される。該ケーブルは、光源保持具1131の内部、支柱12の内部、および、ベース部13の内部に順に挿通されてベース部13の外側に延出し、該外側に延出した部分にスイッチ、トランス、およびプラグ等が設けられる(いずれも図示省略)。このプラグが、商用電源のコンセントに差し込まれることにより、光源113に電力が供給される。
<2.効果>
照明器具1a〜1fにおいて光源113を点灯させると、光源113から出射されて第1部材111の中を透過した光により、第1部材111と第2部材112との接合部分110の内部構造(すなわち、継手あるいは仕口の内部構造)が露わになるので、継手や仕口の内部構造に現れている技術的、意匠的な価値を、誰もが簡単に味わうことができる。
特に、照明器具1a〜1fにおいては、第1部材111と第2部材112が異なる材料から形成されるので、両部材111,112の境界(すなわち、両部材111,112の接合部分110)が視認しやすいものとなる。
特に、照明器具1a〜1fにおいては、第1部材111と第2部材112が、屈折率が異なる材料から形成されている。したがって、光源113から出射されて第1部材111の中を透過した光が、第1部材111と第2部材112との接合部分110で反射することにより、該接合部分110の内部構造が照らし出される。したがって、継手や仕口の内部構造をより鮮やかに美しく見せることができる。
また、照明器具1a〜1fにおいては、第1部材111が高い透明性を有するアクリル樹脂により形成されるので、継手や仕口の内部構造を外部からクリアに見てとることができる。また、アクリル樹脂は、高い耐久性と衝撃に対する強度を有するため、照明器具1a〜1fの耐久性が高まると共に、その取り扱いも容易になる。
また、照明器具1a〜1fにおいては、第2部材112が木材で形成されるので、木造建築に使用されている継手や仕口の雰囲気を感じることができる。
また、照明器具1a〜1fにおいては、光源113がLEDであるので、光源113の交換頻度を少なくすることができ、照明器具1a〜1fの発熱を抑えることができる。また、光源113の発熱による第1部材111の変形も抑制することができる。さらに、LEDの指向性を利用して、第1部材111と第2部材112との接合部分110に向けて直接光が照射されるようにすることで、接合部分110を浮かび上がらせるような視覚的効果をもたらすことができる。
また、照明器具1a〜1fにおいては、光源113が第1部材111に埋設されるので、照明器具1a〜1fの全体の外観をシンプルで美しいものとすることができる。
<3.他の実施形態>
上記の実施形態では、第1部材111を形成する第1材料としてアクリル樹脂を用いたが、第1材料はアクリル樹脂に限られるものではなく、例えば、ガラス、透光性を有する樹脂、透光性を有するセラミック、等を第1材料として用いてもよい。
上記の実施形態では、第2部材112を形成する第2材料として木材を用いたが、第2材料は木材に限られるものではなく、例えば、金属(鉄、アルミニウム、銅、等)、樹脂(好ましくは、透光性を有さない樹脂)、セラミック(好ましくは、透光性を有さないセラミック)、等を第2材料として用いてもよい。
上記の実施形態では、光源113としてLEDを用いたが、光源113はLEDに限られるものではなく、例えば、白熱電球、ハロゲンランプ、蛍光ランプ、等を光源113として用いてもよい。
上記の実施形態では、光源113は第1部材111に埋設されていたが、光源113は必ずしも第1部材111に埋設される必要はなく、光源113から出射された光の少なくとも一部が、第1部材111の中を透過等して第1部材111と第2部材112の接合部分110に照射されるような位置であれば、どこに設けてもよい。例えば、光源113は、第1部材111の表面に付設されてもよいし、本体部11から離れた位置(例えば、筒状に形成される支柱12の内部)に設けられてもよい。光源113を両部材111,112の接合部分110からできるだけ遠い位置(例えば、第1部材111における、継手あるいは仕口に係る凹凸構造が形成されている側の端部とは逆側の端部付近)に設けて、第1部材111中を光が通過する距離を長くとることで、照明器具1a〜1fの照明効果を高めることができる。
上記の実施形態では、本体部11は、第1部材111と第2部材112が接合されたものとしたが、本体部11は第1部材111と第2部材112の他に、これらの一方あるいは両方と、継手あるいは仕口によって接合された第3部材を備えてもよい。例えば、第1部材111の他端(第2部材112が接合されている側の端部と逆側の端部)に、第3部材(例えば、第2部材112と同じ材料からなる第3部材)を、継手あるいは仕口によって接合してもよい。また例えば、第2部材112の他端(第1部材111が接合されている側の端部と逆側の端部)に、第3部材(例えば、第1部材111と同じ材料からなる第3部材)を、継手あるいは仕口によって接合してもよい。この場合、第3部材の中に光を透過させる光源をさらに設けることも好ましい。
上記の実施形態において、第1部材111と第2部材112の接合部分110に薄膜層(例えば、反射膜)を介在させてもよい。
上記の実施形態においては、第1部材111と第2部材112が、互いに異なる材料から形成されるものとしたが、両部材111,112を同じ材料(すなわち、組成および物性が同じ材料)により形成してもよい。この場合であっても、例えば、第1部材111あるいは第2部材112の凹凸構造の形状部分の表面を粗面化することにより両部材111,112の接合部分110に僅かな隙間(空気層)が設けられるようにしておけば、光源113から出射された光を両部材111,112の接合部分110で反射させるようにすることができる。
上記の実施形態に係る照明器具1a〜1fにおいて、支柱12およびベース部13の形状は図示されるものに限らない。また、支柱12およびベース部13は必須の要素ではなく、これらのうちの一方あるいは両方を省略してもよい。
上記の通り、本考案に係る照明器具において用いられる継手や仕口の型は、上記の実施形態に係る照明器具1a〜1fで用いられている型に限らない。また、第1部材111および第2部材112の各部分の寸法(幅寸法、奥行き寸法、長尺方向の長さ、凹凸構造における各部分の寸法、等)や各部分の寸法の比率は、適宜に規定することができる。例えば、上記の実施形態に係る照明器具1a〜1fで用いられている型と同じ型であっても、各部の寸法の比率等が、図に例示されるものから適宜に変更されてもよい。
また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。その他の構成も、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1a〜1f…照明器具
11…本体部
111…第1部材
112…第2部材
110…接合部分
113…光源
1131…光源保持具
12…支柱
13…ベース部

Claims (7)

  1. 透光性を有する材料からなる第1部材と、
    木造建築で用いられる技法である継手あるいは仕口によって前記第1部材と接合された第2部材と、
    前記第1部材の中に光を透過させる光源と、
    を備える照明器具。
  2. 請求項1に記載の照明器具であって、
    前記第1部材を形成する材料と、前記第2部材を形成する材料が異なるものである、
    照明器具。
  3. 請求項2に記載の照明器具であって、
    前記第1部材を形成する材料と、前記第2部材を形成する材料の屈折率が異なる、
    照明器具。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の照明器具であって、
    前記第1部材がアクリル樹脂により形成される、
    照明器具。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の照明器具であって、
    前記第2部材が木材により形成される、
    照明器具。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の照明器具であって、
    前記光源がLEDである、
    照明器具。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の照明器具であって、
    前記光源が前記第1部材に埋設されている、
    照明器具。
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