JP3215855U - 多数灯式照明ホルダー構造及び該構造を備えた照明装置 - Google Patents

Abstract

【課題】照明具を照明ホルダー構造に固定するだけで、各照明具が必要な照明方向へそれぞれ照らす効果を達成し、予定角度が常にずれることがなく、常に照準が合う効果を備える多数灯式照明ホルダー構造及び該構造を備えた照明装置を提供する。【解決手段】多数灯式照明ホルダー構造は、多数の照明具１００を固定するのに用い、且つ多数のホルダー体３及び多数の着接梁４、５を含む。各ホルダー体は照明具を固定する。着接梁は任意の隣接する二つのホルダー体の間に着接し、且つ折曲部を備えて予定角度に折曲する。任意の隣接する二つのホルダー体のうちの一つのホルダー体は着接した着接梁によって別のホルダー体に相対して予定角度を違える。隣接する二つのホルダー体に固定した各照明具は、互いに予定角度を違えて二方向を照明する。【選択図】図３

Description

本考案は、照明ホルダーに関するもので、特に多数灯式照明ホルダー構造及び該構造を備えた照明装置に係る。

照明具に関し、照明ホルダーを用い同時に多数の照明具を架設する状況、例として異なる方向に向けて異なる色の光もしくは/及び異なる波長を照射する集魚灯、舞台ライト、もしくはサーチライト等の場合、異なる色の光もしくは/及び異なる波長の光線を異なる方向に向けて照射する必要がある。

特表２００４−５３５６５６号公報

解決しようとする問題点は、現在の照明ホルダーは、照明器具を同一方向に向けて照射できるだけであり、たとえ照明具が照明ホルダーに相対した枢設角度を調整することで必要な照明角度を形成してあっても、現場において少しずつ調整しなければならず、且つ何度も調整しなければならず、もしくは使用期間が長くなると、枢設強度が弱くなる状況が発生し、更に元々調整できていた照明方向すら方向が狂い、照明精度が落ちてしまう問題が起こる。

拠って、本考案は、如何にして上述の欠点を改善する本考案を提出するかを課題とする。

本考案は、多数の照明具を固定するのに用い、且つ多数のホルダー体及び多数の着接梁を含む。各ホルダー体は照明具を固定する。着接梁は任意の隣接する二ホルダー体の間に着接し、且つ折曲部を備えて予定角度に折曲する。任意の隣接する二ホルダー体のうちの一ホルダー体は着接した着接梁によって別の該ホルダー体に相対して該予定角度を違える。そのうち、それぞれ任意の隣接する二ホルダー体に固定した各照明具は、互いに該予定角度を違えた二照明方向へそれぞれ照らすことを最も主要な特徴とする。

本考案の多数灯式照明ホルダー構造及び該構造を備えた照明装置は、照明具を照明ホルダー構造に固定するだけで、各照明具が必要な照明方向へそれぞれ照らし、構造が簡単で且つ照明ホルダー構造が持つ予定角度は決してずれない効果を備える。

本考案の照明ホルダー構造の立体分解図である。 本考案の発光装置の立体分解図で、同時に照明ホルダー構造の組立状態を表示している。 本考案の発光装置における一角度からの立体組立図である。 本考案の発光装置における別の角度からの立体組立図である。 本考案の発光装置の断面図である。 図５の局部拡大図である。 本考案の発光装置の側面図である。

照明ホルダー構造自身が必要な予定角度を備え、そのため、照明具を照明ホルダー構造に固定するだけで、各照明具が必要な照明方向へそれぞれ照らし、構造が簡単で且つ照明ホルダー構造が持つ予定角度は決してずれない効果を備える多数灯式照明ホルダー構造及び該構造を備えた照明装置を提供することを本考案の目的とする。

上述目的を達成するため、本考案は多数灯式照明ホルダー構造を提供する。多数の照明具を固定するのに用い、該照明ホルダー構造は、該各ホルダー体が該照明具をそれぞれ固定する多数のホルダー体、及び任意の隣接する二該ホルダー体の間に着接し、該各着接梁は折曲部を備えて予定角度に折曲し、任意の隣接する二該ホルダー体のうちの一該ホルダー体は着接した着接梁によって別の該ホルダー体に相対して該予定角度を違える多数の着接梁を含む。そのうち、それぞれ任意の隣接する二該ホルダー体に固定する該照明具は、互いに該予定角度を違えた二照明方向へそれぞれ照らす。

本考案は、他に多数灯式照明ホルダー構造を備える照明裝置を提供する。それは多数の照明具及び照明ホルダー構造を含む。多数の照明具の該各照明具は第一固定部を設置する。また照明ホルダー構造は多数のホルダー体及び多数の着接梁を含む。
多数のホルダー体の該各ホルダー体は、第二固定部を設置し、該各照明具の該第一固定部は該各ホルダー体の該第二固定部に固定する。
多数の着接梁は、任意の隣接する二該ホルダー体の間に着接し、該各着接梁は折曲部を備えて予定角度に折曲し、任意の隣接する二該ホルダー体のうち一該ホルダー体は着接した着接梁によって別の該ホルダー体に相対して該予定角度を違える。
そのうち、それぞれ任意の隣接する二該ホルダー体に固定する該各照明具は、互いに該予定角度を違えた二照明方向へそれぞれ照らす。

本考案に関する詳細な説明及び技術内容は、図と共に以下に説明するが、図は参考と説明のためのものであり、本考案の請求範囲を制限するものではない。

本考案は、多数灯式照明ホルダー構造及び該構造を備えた照明装置を提供する。図３に示すとおり、照明裝置は多数の照明具１００及び照明ホルダー構造３００を含み、比較的良好なものは導電組部品７００を含む。そのうち、各照明具１００は照明ホルダー構造３００に固定し、導電組部品７００は各照明具１００とパワーサプライ(図未提示)の間に電気連接して各照明具１００に電源供給する。

図１から図４に示すとおり、照明ホルダー構造３００は多数のホルダー体３及び多数の着接梁を含み、本実施例に於いては二つのホルダー体３を例として説明する。該二つのホルダー体３は相互に間隔を開けて隣接する。着接梁については多数の第一着接梁４を例として説明するが、良好なものは更に少なくとも一第二着接梁５を含む。

ホルダー体３は照明具１００を固定するのに用い、且つ各ホルダー体３は照明具１００を固定する。固定方式については後述する。ホルダー体３の良好なものは、更にその多数の辺にそれぞれ少なくとも一着接槽を設置するが、本実施例においては後述のとおり説明する。ホルダー体３の一面(例として背面３２)の二つの相対辺にそれぞれ多数の着接槽３３と多数の着接槽３４を成形する。

第一着接梁４は、任意の隣接する二つのホルダー体３の間に着接して、多数灯式の照明ホルダー構造３００を構成し、第一着接梁４によって各照明具１００に各異なる照明方向を備えさせる。

具体的に第一着接梁４は二つの梁段４１、４２及び二つの梁段４１、４２の間で連接する折曲部４３を備える。折曲部４３によってそのうちの一梁段４１(もしくは４２)が別の梁段４２(もしくは４１)に相対して予定角度に折曲する。二つの梁段４１、４２については二つのホルダー体３の間にそれぞれ着接し、特に二つの梁段４１、４２は二つのホルダー体３にそれぞれ平行で、折曲状の第一着接梁４によって、そのうちの一つのホルダー体３を別のホルダー体３に相対し該予定角度を違える。このようにして照明ホルダー構造３００自身を必要とする予定角度に予め設定する。即ち異なる第一照明方向Ｄ１と第二照明方向Ｄ２を備える。更に二つのホルダー体３に固定した二つの照明具１００は第一照明方向Ｄ１と第二照明方向Ｄ２に向けてそれぞれ照らす。言い換えると、第一照明方向Ｄ１と第二照明方向Ｄ２は相互に該予定角度を違える。例として、仮に該照明具１００が集魚灯の時、二集魚灯はそれぞれ第一、二照明方向Ｄ１、Ｄ２で照らす。仮に該照明具１００が舞台ライトの時、二つの舞台ライトは第一、二つの照明方向Ｄ１、Ｄ２でそれぞれ照らす。

第一着接梁４の二梁段４１、４２は、それぞれそのうち一つのホルダー体３の着接槽３４内及びそのうち別のホルダー体３の着接槽３３内に着接し、良好な固定効果を達成する。

第二着接梁５は、二つの着接部５１、５２を備え、そのうち一つの着接部５１の構造と形状は該任意の一つの梁段４１、４２と同じである。拠って、任意の一つのホルダー体３の着接槽３３、３４内で着接する。そのうち別の着接部５２については特定構造はなく、固定したい物体上であればどれでも固定することができる。例として、仮に該照明具１００が集魚灯である時、別の着接部５２は漁船上に固定する。また仮に該照明具１００が舞台ライトである時、別の着接部５２は舞台上に固定する。

図２から図６に示すとおり、該照明具１００と照明ホルダー３の固定方式は、照明具１００に第一固定部１３(図６参照)を設置し、更に照明ホルダー３に第一固定部１３と相対する第二固定部３１を設置し、照明具１００を第一固定部１３で任意の一つのホルダー体３の第二固定部３１に固定する。

具体的には、図２と図６に示すとおり、照明具１００はライト筐体１を備え、ライト筐体１は筐本体１１と外蓋１２を含む。筐本体１１は開口１１１(図２参照)を備え、外蓋１２は開口１１１が対応する位置に塞ぎ入れ、筐本体１１に被せる。更に外蓋１２は第一挟持凸縁１２１を備え、筐本体１１は第二挟持凸縁１１２を備え、第一挟持凸縁１２１と第二挟持凸縁１１２の間に該第一固定部１３を成形する。言い換えると、第一固定部１３は照明具１００外周縁に成形する環状凹槽である。

第二固定部３１は、ホルダー体３に穿設した固定接続口である。照明具１００が固定接続口型式の第二固定部３１に設置された時、環状凹槽型式の第一固定部１３によって、ホルダー体３を第一挟持凸縁１２１と第二挟持凸縁１１２の間で挟持固定される。言い換えると、ホルダー体３をその固定接続口(即ち第二固定部３１)の内縁で環状凹槽(即ち第一固定部１３)に対応して嵌入し、照明具１００を固定する。このようにして照明具１００と照明ホルダー３を相互に固定する。

良好なものとして、筐本体１１内は更に少なくとも一つの固定接続体１１４を設置する。外蓋１２は多数の固定接続孔１２２を穿設し、多数の固定接続部品１４はそれぞれ各固定接続孔１２２と固定接続体１１４の間に固定接続する。固定接続部品１４は螺設効果を備える部品であり、且つ固定接続部品１４の螺設方向は外蓋１２が筐本体１１にかぶさって組み立てる方向に対応する。固定接続部品１４の螺設の深さを制御することに拠って、第一挟持凸縁１２１と第二挟持凸縁１１２の間のホルダー体３に対する挟持密度を相対して調整するもので、それはつまり固定強度を調整する。

更に筐本体１１第一固定部１３に対応する外周縁は、更に多数の定位槽１１３(図２参照)を設置し、ホルダー体３の固定接続口(即ち第二固定部３１である)の内縁に各定位槽１１３に対応して嵌合定位する多数の定位凸３１１を設置することで定位効果を備え、ホルダー体３に相対する照明具１００が回転するのを防止する。

その他、仮にその他角度もしくはその他照明方向に変換する時、異なる折曲角度のその他着接梁(図未提示)を着接し、使用には変わらずに元のホルダー体３を使い続ければよい。拠ってコストを下げる効果を備える。

図７、並びに図３から図５に示すとおり、導電組部品７００は、口金７及び電気連接する口金７と各照明具１００の間のタップコード８を含み、多数の照明具１００を共に同一の口金７で使用する。そのうち、タップコード８はメイン導線が分かれて多数の分支導線を形成する形式である。拠って、口金７をパワーサプライ(図未提示)の電力供給部９００に電気接続するだけで、タップコード８を経て同時にすべての照明具１００に電気を供給する。すべての照明具１００を制御して統一オン(ON)もしくは統一オフ(OFF)にする効果を備え、更に口金７の使用数を節約し、また導電線の使用数を減らす効果を備える。

上述のとおり、本考案は従来の技術と比較して以下の効果を備える。任意の隣接する二つのホルダー体３の間に予定折曲角度を備える第一着接梁４を着接することにより、照明ホルダー構造３００自身に先ず必要な予定角度を設定することで異なる照明方向を備える。拠って、各照明具１００を照明ホルダー構造３００に固定するだけで、各照明具１００は各照明方向に基づいて、それぞれ照らす。構造が簡単で且つ照明ホルダー構造が持つ予定角度は常にずれることがなく、照明方向は常に照準する効果を備える。

その他、本考案はその他の効果を備える。固定接続部品１４の螺設の深さを制御することによって、第一挟持凸縁１２１と第二挟持凸縁１１２の間のホルダー体３に対する挟持密度を相対して調整する。相互に嵌合定位する定位槽１１３と定位凸３１１設計によって定位効果を備え、ホルダー体３に相対する照明具１００が回転するのを防止する。異なる折曲角度を備えるその他着接梁を着接交換することに拠って、照明ホルダー構造３００はその他照明方向を備え、且つ変わらずに元のホルダー体３を使い続けることができる。簡単に交換してその他照明方向にする照明ホルダー構造３００を備え、コストを下げる効果を備える。導電組部品７００によって、すべての照明具１００を制御して統一オン(ON)、オフ(OFF)にする効果を備え、口金７の使用数を節約し、導電線の使用数を減らす効果を備える。

以上は本考案の良好な実施例に過ぎず、本考案の請求範囲を制限するものではない。拠って、本考案の説明書及び図式と同効果の構造変化はすべて本考案の請求範囲に含まれるものとする。

１００ 照明具
１ ライト筐体
１１ 筐本体
１１１ 開口
１１２ 第二挟持凸縁
１１３ 定位槽
１１４ 固定接続体
１２ 外蓋
１２１ 第一挟持凸縁
１２２ 固定接続孔
１３ 第一固定部
１４ 固定接続部品
３００ 照明ホルダー構造
３ ホルダー体
３１ 第二固定部
３１１ 定位凸
３２ 背面
３３ 着接槽
３４ 着接槽
４ 第一着接梁
４１ 梁段
４２ 梁段
４３ 折曲部
５ 第二着接梁
５１ 着接部
５２ 着接部
７００ 導電組部品
７ 口金
８ タップコード
９００ 電力供給部
Ｄ 第一照明方向
Ｄ２ 第二照明方向

Claims (12)

1. 主に多数の照明具を固定するのに用い、
   それぞれ該照明具を固定する多数のホルダー体と、
   任意の隣接する二つの上記ホルダー体の間に着接し、これらを接着する着接梁は折曲部を備えて予定角度に折曲し、任意の隣接する二つの上記ホルダー体のうち一つのホルダー体は着接した着接梁によって別のホルダー体に相対して前記予定角度を違える多数の着接梁を含む多数灯式照明ホルダー構造において、そのうち、
   それぞれ任意の隣接する二つのホルダー体に固定する該照明具は、互いに前記予定角度を違えた二照明方向へそれぞれ照らすことを特徴とする多数灯式照明ホルダー構造。
2. 前記各着接梁は二つの梁段を備え、前記折曲部は該二つの梁段の間に連接し、各着接梁は、該二つの梁段によって、それぞれ任意の隣接する二つの該ホルダー体の間に着接することを特徴とする請求項１記載の多数灯式照明ホルダー構造。
3. 前記各ホルダー体の多数の辺は、それぞれ少なくとも一つの着接槽を設置し、該着接梁の二つの梁段は、それぞれ任意の隣接する二つのホルダー体の該着接槽に対応して着接することを特徴とする請求項２記載の多数灯式照明ホルダー構造。
4. 前記各ホルダー体は背面を備え、前記多数の着接槽はそれぞれ該背面の二つの相対辺に設置することを特徴とする請求項３記載の多数灯式照明ホルダー構造。
5. 前記多数灯式照明ホルダー構造の照明裝置は、多数の照明具及び照明ホルダーを含み、そのうち、
   前記多数の照明具は各照明具に第一固定部を設置し、
   照明ホルダー構造は、多数のホルダー体と多数の着接梁を含み、そのうち、
   多数のホルダー体は、該各ホルダー体に第二固定部を設置し、該各照明具の該第一固定部は該各ホルダー体の該第二固定部に固定し、
   多数の着接梁は、任意の隣接する二つの該ホルダー体の間に着接し、該各着接梁は折曲部を備えて予定角度に折曲し、任意の隣接する二該ホルダー体のうちの一つのホルダー体は着接した着接梁によって別のホルダー体に相対して前記予定角度を違えるもので、
   そのうち、それぞれ任意の隣接する二つのホルダー体に固定する該各照明具は、互いに前記予定角度を違えた二照明方向へそれぞれ照らすことを特徴とする請求項１から４のうちの一項記載の多数灯式照明ホルダー構造の照明裝置。
6. 前記照明裝置は、更に導電組部品を含み、該導電組部品は口金及び該口金と該各照明具の間に電気連接するタップコードを含むことを特徴とする請求項５記載の照明装置。
7. 前記照明具は、ライト筐体を含み、該ライト筐体は、筐本体と該筐本体に蓋する外蓋を含み、該第一固定部は該筐本体と該外蓋の間に成形することを特徴とする請求項５記載の照明装置。
8. 前記第二固定部は、前記ホルダー体の固定接続口に設置し、該照明具の該第一固定部は該固定接続口に対応して挿入し該ホルダー体に固定することを特徴とする請求項７記載の照明装置。
9. 前記筐本体の外周縁は、多数の定位槽を設置し、該ホルダー体の該固定接続口の内縁は該各定位槽に対応して嵌合定位する多数の定位凸を設置することを特徴とする請求項８記載の照明装置。
10. 前記第一固定部は、前記照明具の外周縁に成形する環状凹槽であり、前記ホルダー体の前記第二固定部は該環状凹槽に対応して該照明具に嵌合固定することを特徴とする請求項７記載の照明装置。
11. 前記筐本体は開口を備え、前記外蓋は該開口に対応する位置に挿入して該筐本体に被せ、該外蓋は第一挟持凸縁を備え、該筐本体は第二挟持凸縁を備え、該ホルダー体は該第一挟持凸縁と該第二挟持凸縁の間で挟持固定されることを特徴とする請求項７記載の照明装置。
12. 前記筐本体内は少なくとも一固定接続体を設置し、前記外蓋は多数の固定接続孔を穿設し、該各固定接続孔と該少なくとも一固定接続体の間はそれぞれ固定接続部品を固定することを特徴とする請求項１１記載の照明装置。

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