JP3215518U - 多機能のアイマスク - Google Patents

Abstract

【課題】昇温やマッサージの機能を備えた多機能のアイマスクを提供する。【解決手段】多機能のアイマスクは、カバー１と、カバー内に配置されたコアと、カバーに連結された装着バンドとを含み、カバーは、一体となるよう縫合された外層１１と目の部分に貼着される内層とを含む。コアは、内側カバーと、内側カバー内に順次貼着された回路層と、発熱層と、薬袋層とを含む。発熱層は、回路層と電気的に接続され、カバーの外層と内層との間に、コアを入れる開口部が設けられ、コアの回路層に対応する側がカバーの外層に貼着されている。発熱層内に電熱線が配置され、回路層内に振動モータと、給電用バッテリと、充電ポートと、電熱線の加熱及び振動モータの振動を制御するためのスイッチとが配置されている。加熱と同時に目の部分のマッサージができ、また、薬袋層を加熱すると目の部分への健康効果を果たすこともできる。【選択図】図１

Description

本考案は、多機能のアイマスクに関する。

研究結果によると、目が暗い環境にあると、体内のメラトニン分泌が向上し、早く入眠することができ、睡眠の質もよくなる。アイマスクは、目の部分に付与して保護、または光線を遮蔽するように機能するものであり、日常生活と旅行中に利用すると、疲れを解消する効果がある。従来のアイマスクは、主に互いに連結されるカバーと装着バンドとを含み、使用者は眠くなり、休みたい時に主に利用している。それは、光線を遮蔽して、光線が強すぎるため使用者が正常に休めないことを防止するように機能する。従来のアイマスクは、構造がシンプルで、機能も限定的であり、昇温やマッサージなどの機能を備えず、現在のライフスタイルに合わないものである。

本考案の目的は、従来のアイマスクは構造がシンプルで、機能も限定的であるという問題を解決すべく、多機能のアイマスクを提供することである。

上記の目的を達成すべく、以下の技術的解決手段を提供する。本考案に係る多機能のアイマスクは、カバーと、カバー内に配置されたコアと、カバーに連結された装着バンドとを含み、前記カバーは、一体となるよう縫合されたカバーの外層と目の部分に貼着されるカバーの内層とを含む。前記コアは、内側カバーと、内側カバー内に順次貼着して配置された回路層と、発熱層と、薬袋層とを含み、発熱層は、回路層と電気的に接続され、前記カバーの外層とカバーの内層との間に、コアを入れるための開口部が設けられ、コアの回路層に対応する側は、カバーの外層に貼着して配置され、前記発熱層内に電熱線が配置され、前記回路層内に振動モータと、給電用バッテリと、バッテリを充電するための充電ポートと、電熱線の加熱及び振動モータの振動を制御するためのスイッチとが配置されていることを特徴とする。

本考案に係る多機能のアイマスクは、さらに、無線充電モジュールを含み、前記無線充電モジュールは、前記回路層内に配置されてバッテリに接続される。

さらに、前記開口部に、ファスナが配置されている。

さらに、前記発熱層は、一体となるよう縫合された２層の第１の不織布層をさらに含み、前記電熱線は、２層の第１の不織布層の間に縫着され、電熱線は、目の周りに沿って配置されている。

さらに、前記回路層は、一体となるよう縫合された２層の第２の不織布層をさらに含み、前記充電ポートと、バッテリと振動モータとは、いずれも２層の第２の不織布層の間に縫着され、前記２層の第２の不織布層の間に充電ポートを露出させるための充電切り欠き部が設けられ、前記充電切り欠き部は、前記開口部と対応して設けられている。

さらに、前記振動モータは、２つ配置され、２つの振動モータは第２の不織布層の両側にそれぞれ配置されている。

さらに、前記カバーの外層において制御スイッチに対応する部位に、スイッチマークが設けられている。

さらに、前記装着バンドは、カバーの外層に連結され、またはカバーの内層に連結され、またはカバーの外層とカバーの内層との間に連結されている。

上記の技術的解決手段に基づく本考案は、以下の有益な効果效果を有する：本考案に係る多機能のアイマスク内に、電熱線と、振動モータと薬袋層とを配置することで、加熱しながら、目の部分をマッサージし、また、薬袋層を加熱すると目の部分への健康効果を果たすことができ、バッテリが内蔵されるため、持ち歩くことができ、また、アイマスクを利用することで、目とその周りの組織における微小循環を十分に改善し、栄養の供給量を増やし、新陳代謝を促進させ、細胞を活性化させるとともに、血液の汚濁を解消して血行を改善し、経絡を疎通させて気の流れを整え、炎症を解消し気分を和らげる効果を果たし、目の内部の環境を徹底的に改善し、目の部分の組織の免疫力を向上させ、眼精疲労を解消することができ、青少年の近視、白内障、視朦、眼精疲労、視力低下などの眼病の予防と改善において満足のいく効果を得ることができ、目じりの小じわ、目袋に対してある程度の解消効果を表し、さらに、本考案に係る多機能のアイマスクは、ポータブルで、持ち歩くことができる。

本考案に係る多機能のアイマスクの、カバーの外層の平面的構造概略図である。 本考案に係る多機能のアイマスクの、カバーの内層の平面的構造概略図である。 本考案に係る多機能のアイマスクの発熱層の構造概略図である。 本考案に係る多機能のアイマスクの回路層の構造概略図である。 本考案に係る多機能のアイマスクの薬袋層の構造概略図である。

以下、図面を参照しながら本考案の構造を詳しく説明する。

図１、図２、図３、図４、図５に示すように、本考案に係る多機能のアイマスクはカバー１と、カバー内に配置されたコアと、カバーに連結された装着バンド２とを含む。カバーは、カバーの外層１１と、目の部分に貼着されるカバーの内層１２とを含む。カバーの外層１１と、カバーの内層１２とは、一体となるよう縫合され、装着バンド２は、カバーの内層に連結されている。一つの実施形態として、装着バンド２は、カバーの外層に連結され、またはカバーの内層に連結され、またはカバーの外層とカバーの内層の間に連結される。装着バンド２は、ゴムバンドであり、ゴムバンドには、着用時にゴムバンドの有効長さを調整するためのバックルが配置され、コアは、内側カバーと、内側カバー内に順次密着して配置される、回路層４と、発熱層３と、薬袋層５とを含む。発熱層３は、回路層４と電気的に接続され、カバーの外層とカバーの内層の間にコアを入れるための開口部１３が設けられ、コアの回路層に対応する側は、カバーの外層に貼着して配置される。発熱層３内には電熱線３１が配置され、回路層４内には、振動モータ４１と、給電用バッテリ４２と、バッテリ充電するための充電ポート４３と、電熱線の加熱及び振動モータの振動を制御するための制御スイッチが配置されている。他の製品とは異なり、バッテリ４２が内蔵されている。本実施例では、回路層内に無線充電モジュールがさらに配置されている。無線充電モジュールは、バッテリに接続されている。制御スイッチと、充電ポートと、無線充電モジュールとは、いずれも回路基板４４に配置されている。回路層４は、一体となるよう縫合された２層の第２の不織布層４５をさらに含む。回路基板４４とバッテリと振動モータとは、いずれも２層の第２の不織布層の間に縫着されている。バッテリは２つ配置され、うち１つは、回路基板４４に固定され、もう１つは、２層の第２の不織布層の間に縫着されている。振動モータ４１は、２つ配置され、２つの振動モータは、第２の不織布層の両側にそれぞれ配置されている。２層の第２の不織布層の間に、充電ポートを露出させるための充電切り欠き部４５１が設けられ、内側カバーに充電ポートを露出させるための内側カバー切り欠き部が設けられ、内側カバー切り欠き部は、開口部と対応して設けられている。本実施例では、開口部１３にファスナ１４が配置され、コアを開口部からカバーに入れてからファスナを閉じ、充電したい場合、ファスナを開いて充電ポート４３を露出させると、電源ケーブルを利用してバッテリを有線充電することができる。ファスナを配置することで、カバーを洗浄、または手入れすることができ、また、アイマスクを無線充電器に置き、アイマスク内の無線充電モジュールでアイマスクを無線充電することもできるため、持ち歩いて利用することができる。本実施例では、発熱層３は、一体となるよう縫合された２層の第１の不織布層３２を含み、電熱線は、２層の第１の不織布層の間に縫着され、電熱線は、目の周りに沿って配置されている。

本実施例では、カバーの外層において制御スイッチに対応する部位に、スイッチマーク１２が設けられている。使用時に、カバーの外層上のスイッチマーク１５を押圧する。１回押圧すると、電熱線が導通されて加熱を開始し、回路基板においてはすでに適切な加熱温度が設定されているため、正確かつ定時的に発熱することができる。２回押圧すると、振動モータが振動を開始し、加熱すると同時に目の部分をマッサージすることができ、過度にマッサージすることを防ぐために、システムでは、１回のマッサージにて１０分間の固定時間を設定し、また、スイッチマーク１２を３秒長押しすると、マッサージプログラムを直接起動することができる。発熱層に貼着された薬袋層に、ヒマラヤピンク岩塩や微量元素などを充填することができ、そして、薬袋層を加熱すると、微量元素を放出して目の部分への健康効果を果たすことができ、また、薬袋にカモミールやラベンダーなどを充填することもでき、それを加熱すると香りを放ち、元気づけて目を清める効果を果たすことができ、当然ながら、薬袋に必ずしも材料を充填しなければならないとは限らず、使用者は、自由に決めることができる。

以上、図面を参照しながら本考案の実施例について詳しく説明したが、これをもって本実用新案の保護範囲を限定するものとして理解すべきではない。当業者が実用新案登録請求の範囲において、進歩性を要することなく行う種々の修正と変形も、本考案の保護範囲に含まれるものとする。

１ カバー
１１ カバーの外層
１２ カバーの内層
１３ 開口部
１４ ファスナ
１５ スイッチマーク
２ 装着バンド
３ 発熱層
３１ 電熱線
３２ 第１の不織布層
４ 回路層
４１ 振動モータ
４２ 給電用バッテリ
４３ 充電ポート
４４ 回路基板
４５ 第２の不織布層
４５１ 充電切り欠き部
５ 薬袋層

Claims (8)

1. カバーと、カバー内に配置されたコアと、カバーに連結された装着バンドとを含み、前記カバーは、一体となるよう縫合されたカバーの外層と、目の部分に貼着されるカバーの内層とを含む多機能のアイマスクであって、
   前記コアは、内側カバーと、内側カバー内に順次貼着して配置された回路層と、発熱層と、薬袋層とを含み、
   発熱層は、回路層と電気的に接続され、
   前記カバーの外層とカバーの内層の間に、コアを入れるための開口部が設けられ、
   コアの回路層に対応する側は、カバーの外層に貼着して配置され、
   前記発熱層内に電熱線が配置され、
   前記回路層内に振動モータと、給電用バッテリと、バッテリを充電するための充電ポートと、電熱線の加熱及び振動モータの振動を制御するためのスイッチとが配置されていることを特徴とする多機能のアイマスク。
2. 上記回路層内に、無線充電モジュールがさらに配置され、前記無線充電モジュールがバッテリに接続されていることを特徴とする請求項１に記載の多機能のアイマスク。
3. 上記開口部に、ファスナが配置されていることを特徴とする請求項１に記載の多機能のアイマスク。
4. 上記発熱層は、一体となるよう縫合された２層の第１の不織布層をさらに含み、上記電熱線は、２層の第１の不織布層の間に縫着され、電熱線は、目の周りに沿って配置されていることを特徴とする請求項１に記載の多機能のアイマスク。
5. 上記回路層は、一体となるよう縫合された２層の第２の不織布層をさらに含み、上記充電ポートと、バッテリと振動モータとは、いずれも２層の第２の不織布層の間に縫着され、前記２層の第２の不織布層の間に充電ポートを露出させるための充電切り欠き部が設けられ、前記充電切り欠き部は、前記開口部と対応して設けられていることを特徴とする請求項１に記載の多機能のアイマスク。
6. 上記振動モータは、２つ配置され、２つの振動モータは第２の不織布層の両側にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項５に記載の多機能のアイマスク。
7. 上記カバーの外層において制御スイッチに対応する部位に、スイッチマークが設けられていることを特徴とする請求項１に記載の多機能のアイマスク。
8. 上記装着バンドは、カバーの外層に連結され、またはカバーの内層に連結され、またはカバーの外層とカバーの内層との間に連結されていることを特徴とする請求項１に記載の多機能のアイマスク。