JP3215355U - 害獣駆除装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】住宅地域や農地或いは車専用道路などへ害獣動物の侵入を防ぐと共に、再び侵入する行為を阻止できる害獣駆除装置を提供する。【解決手段】侵入を阻止する指定区域の周囲に地上約1mの高さの管6と、シャワー状に散布するノズル11と、感知範囲約5m以内に設定し、動物を検知してから約15秒或いは検知している間は常時散布を可能なセンサー7を配置し、忌避液等の吸引及び排水が可能なポンプ10と常時安定した電源を供給できる太陽光発電システムを備えた。【選択図】図1

Description

本考案は、住宅地域や農地・果実園等に侵入するイノシシ・シカ・サル・クマなど有害動物の侵入防止に用いる害獣駆除装置に関する。
従来、侵入防止対策としては、河川の水を吸引し有害動物に放水をして侵入を防ぐものである。
特開2011−15631号公報
しかしながら、上記従来技術において、特許文献1に記載のものは、農地・果実園・植林地等に河川からの野獣類を侵入防止するだけのためであり、周囲または近くに河川がない住宅地域、農地・果実園・植林地、高速自動車国道等への野獣類の侵入を防止するには不十分である。
また複数の野獣類を感知して一頭づつ退治することは困難である。
本考案の目的は、上記従来技術の課題を解決し、住宅地域や農地あるいは果樹園または高速自動車国道などへの害獣の侵入に対し、感知すると共に侵入防止を容易にすることにしたことにある。
上記目的を達成するため、本考案は、有害動物が指定区域内に侵入しようとするところに、支柱の地上1m前後の高さに動物が嫌がる匂いの成分が入った液体や五官に刺激を与える刺激液などの忌避液等の液体を散布するノズルを設置した管を固定し、前記管に害獣が約5m以内に接近したときに感知するセンサーを管と同程度の高さに設置し、前記センサーが動物を感知したときに連動して前記液体を吸い上げと給水が可能なポンプが始動し、前記液体を入れたタンクから前記液体を管に通水し、動物を感知してから約15秒あるいは感知している間前記動物に向って前記ノズルからシャワー状に前記液体を散布する装置からなるものである。
本考案によれば、太陽光発電システムを備えた害獣駆除装置の蓄電池は安定した電力をポンプや感知器に供給ができ、動物が侵入しようとする際に、管に設置したノズルから動物に向けて忌避液または刺激成分の入った液体を、動物を検知してから約15秒間、あるいは検知している間は常時動物に向って散布すると、動物は退き侵入を防ぐことができた。
本考案の害獣駆除装置の構成を示したブロック図である。 本考案の害獣駆除装置の主要部の構成を示した説明図である。 本考案の害獣駆除装置の主要部の実施形態の使用状態の平面図である。 本考案の害獣駆除装置の主要部の実施形態の使用状態の側面図である。 本考案の害獣駆除装置の主要部の実施形態の使用状態の正面図である。 本考案の害獣駆除装置のシステム構成図である。
以下に、本考案の実施形態に係る忌避剤入りの液体、刺激剤入りの液体、タンク、ポンプ、1m以上の管、ノズル、支柱、センサーを組み合わせた害獣駆除装置について図面を参照して詳細に説明する。この実施形態により考案が限定されるものでなく、実施形態における構成要素には当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものも含まれる。
図1は、本考案の害獣駆除装置の構成を示したブロック図、図2は害獣駆除装置の主要部の構成を示した説明図である。図1及び図2を参照して、害獣駆除装置1は、電源である蓄電池2にソーラーパネル3が発電した電力を発電コード24を通電しコントローラー4により電力を調整して調整電圧コード25を通電し蓄電池2に蓄電する。そして蓄電池2に蓄電した電圧を電源入力コード15を通り支柱14に配置したセンサー7に通電し、センサー7が動物を感知するとセンサー7のスイッチが入り電源出力コード16に通電し、ポンプ10の電力が入りタンク9に貯水されている忌避液及び刺激液等の液体8が吸い込まれ給水ホース19通りポンプ10により圧力がかかり管6を通りノズル11から接近してきた動物に向って散布する装置である。
害獣駆除装置1に使用する電源は商用電源AC100Vでもよいが、停電時でも持続して稼働ができ配線などの漏電事故防止にもなる太陽光発電システムを備えた装置が望ましいい。
支柱14を地面が堅硬で地中に差し込んで設置することが困難な場所には角型土のう袋に土砂を投入し土のうにして基礎をつくり、前記基礎に差し込んで安定させて設置することが好ましい。
各センサー7を配置する支柱14の設置間隔は動物を確実に感知可能な10m以内が望ましい。
センサー7は、動物の動作や熱を感知できる赤外線センサーが好ましい。
またセンサー7の感知する範囲を管6に沿って平行に前方斜め下方向に約5m先の地面までに設定し、不必要な範囲を感知しないことで無駄な液体の散布や電力の消費を防ぐことが望ましいい。
またセンサー7は、例えば感知器や検出器、ディテクター、探知器、ケンチキ、レーザー光なども動物を感知してスイッチ機能付きであればよい。
管6は侵入場所や指定地域の周囲を包囲して配置することが望ましい。
管6の種類は例えばパイプやチューブ・筒・導管・配管・ダクトなど棒状のもので穴が開いているものでもよい。
前記管6は切断した管6の先端部に接続ノズル11を繋げて連続したものが望ましい。
ノズル11は霧状・ミストシャワー・噴霧状・散水式・噴き出し状・ドリップ式・噴射式などでもよいが、動物5に的確に散布できるシャワー状に拡散して散布する方法が望ましい。
また管6及びノズル11は対象動物の大きさや散布範囲・方向などに応じ的確に動物に対し散布できる約0.5mから約2m以内に切断しその先端にノズル11を装着し連続して接続してもよい。
また管6及びノズル11は長い管6にノズル11を差し込んで装着してもよい。
液体8は動物の五官のうち鼻・舌・皮膚に嫌がる成分の入った忌避液で、動物に対して忌避作用を有する物質が添加されたトウガラシ液、クレゾール、酢、酢酸、オオカミの臭い、テラゾール、木酢液、アルコールを含む公知された忌避液を適宜使用することができる。
また液体8は動物の目や鼻、口、舌、喉、皮膚に強い刺激や痛みを感じる成分の入った刺激液でトウガラシ、アルコールなどが望ましい。
雑草が生えやすい場所に設置する場合は、センサー7の感知機能を維持するため液体8に除草剤を混入し同時に散布することが望ましい。
図3は害獣駆除装置の主要部の構成を示した平面図である。管6に接近してきた動物5を感知してノズル11から動物5に向けて液体を散布20した。
動物5はイノシシ、サル、シカ、クマ、狸、イタチ、ウサギなど地面の上を歩く哺乳類の有害動物が望ましい。
動物5の侵入を確実に防ぐためにはセンサー7が動物5を感知してから液体8を約15秒あるいは感知している間は連続して散布をし動物5が侵入しようとする意思を喪失させることが望ましい。
また動物5は嫌な臭いや体に強い刺激を受けることで指定区域に接近しないようになる。
動物5が管6の先を感知するセンサー7に接近するとセンサー7が感知し連動してノズル11から動物5に忌避液及び刺激液の液体8を散布すると動物5の目や鼻、口、舌、喉、皮膚に強い刺激や痛みを感じ管6に接近しない。
また刺激のある液体8を散布された動物5は強い刺激や痛みを感じたことを記憶し二度と害獣駆除装置1を設置した指定区域に寄せつけないことが期待できる。
図4は害獣駆除装置の主要部の構成を示した側面図である。指定区域周囲の支柱14に地上1m前後に設置したセンサー7が、センサー7から5m以内Lの感知範囲26に近づいてきた動物5を感知し、ポンプ10が連動してタンク9から忌避液等の液体8を吸引して地上1m前後に設置した管6を通り、管6に設置してあるノズル11から前記液体8を動物5に向って散布20する。
図5は害獣駆除装置の主要部の構成を示した正面図である。地上1m前後Hに設置した管に平行し横方向に感知するセンサー7の感知範囲26に接近してきた動物5を感知し、ポンプが連動してタンクから忌避液等の液体を吸引して地上1m前後に設置した管6を通り、管6に設置してあるノズル11から前記液体を動物5に向って散布20して管6の下の通過を阻止する。
図6は害獣駆除装置の構成を示すシステム図である。害獣駆除装置1は、電源である蓄電池2にソーラーパネル3が発電した電力を、発電コード24を通電しコントローラー4により電力を調整して調整電圧コード25を通電し蓄電池2に蓄電する。蓄電池2に蓄電した電圧を電源入力コード15を通りセンサー7に通電し、センサー7が動物5を感知するとセンサー7のスイッチが入り電源出力コード16に通電になりポンプ10の電力が入りタンクに貯水されている忌避液等の液体8が吸い込まれ給水ホースを通りポンプにより圧力がかかり管6を通りノズル11から接近してきた動物5に向って散布する装置である。
害獣駆除装置1をセンサー7が感知して散布20する区域内に電源の入出力を操作する装置がある場合に人間などが害獣駆除装置1に近づく場合は、電波・赤外線・音波などのワイヤレスにより機器の作動を外部から遠隔操作し電源の入出力をワイヤレス受信機27及びワイヤレス送信機28で操作することにより人体への散布や不必要な稼働をしないことが望ましい。
1 害獣駆除装置
2 蓄電池
3 ソーラーパネル
4 コントローラー
5 動物
6 管
7 センサー
8 液体
9 タンク
10 ポンプ
11 ノズル
12 電源排水ボックス
13 仕切り板
14 支柱
15 電源入力コード
16 電源出力コード
17 ソーラ出力コード
18 コントロール電圧コード
19 給水ホース
20 散布
21 電源入力方向
22 電源出力方向
23 排出方向
24 発電コード
25 調整電圧コード
26 感知範囲
27 ワイヤレス受信機
28 ワイヤレス送信機
L センサーから5m
H 地上1m前後

Claims (7)

  1. 地面上に配設され、動物がセンサーに接近したときに感知し、感知すると電源スイッチ可能なセンサーと、
    動物が嫌がる成分の入った忌避液と、
    前記忌避液を貯水したタンクと、
    前記忌避液の吸い上げ及び排水が可能なポンプと、
    前記センサーが感知したときに前記ポンプの動力源となる蓄電池と、
    前記ポンプが排水した前記忌避液を通水する管と、
    前記管に装着した前記忌避液を散布する複数のノズルと、
    を備え、
    前記センサーが前記管に接近した動物を感知したときに、前記ポンプが前記タンク内の前記忌避液を吸い上げ、管に装着された前記ノズルから前記忌避液を散布し、動物が管の下を通過阻止することを特徴とした害獣駆除装置。
  2. 地面上に配設され、動物がセンサーに接近したときに感知し、感知すると電源スイッチ可能なセンサーと、
    動物に刺激を与える成分の入った刺激液と
    前記刺激を与える成分の入った刺激液を入れたタンクと、
    前記刺激液の吸い上げ及び排水が可能なポンプと、
    前記センサーが感知したときに前記ポンプの動力源となる蓄電池と、
    前記ポンプが排水した前記刺激液を通水する管と、
    前記管に装着した前記刺激液を散布する複数のノズルと、
    を備え、
    前記センサーが前記管に接近した動物を感知したときに、前記ポンプが前記タンク内の前記刺激液を吸い上げ、管に装着された前記ノズルから前記刺激液を散布し、動物が管の下を通過阻止することを特徴とした害獣駆除装置。
  3. 地面上に配設され、動物がセンサーに接近したときに感知し、感知すると電源スイッチ可能なセンサーと、
    トウガラシの成分が入ったトウガラシ液と、
    前記トウガラシ液を入れたタンクと、
    前記トウガラシ液の吸い上げ及び排水が可能なポンプと、
    前記センサーが感知した場合に前記ポンプの動力源となる蓄電池と、
    前記ポンプが排水した前記トウガラシ液を通水する管と、
    管に装着した前記トウガラシ液を散布する複数のノズルと、
    を備え、
    前記センサーが前記管に接近した動物を感知したときに、前記ポンプが前記タンク内の前記トウガラシ液を吸い上げ、管に装着された前記ノズルから前記トウガラシ液を散布し、動物が管の下を通過阻止することを特徴とした害獣駆除装置。
  4. 地面上に配設され、動物がセンサーに接近したときに感知し、感知すると電源スイッチ可能なセンサーと、
    動物が嫌がる成分の入った忌避液と、
    動物に刺激を与える成分の入った刺激液と
    前記忌避液を貯水したタンクと、
    前記忌避液及び前記刺激液の吸い上げ及び排水が可能なポンプと、
    前記センサーが感知したときに前記ポンプの動力源となる蓄電池と、
    前記ポンプが排水した前記忌避液及び前記刺激液を通水する管と、
    前記管に装着した前記忌避液及び前記刺激液を散布する複数のノズルと、
    を備え、
    前記センサーが前記管に接近した動物を感知したときに、前記ポンプが前記タンク内の前記忌避液及び前記刺激液を吸い上げ、管に装着された前記ノズルから前記忌避液及び前記刺激液を散布し、動物が管の下を通過阻止することを特徴とした害獣駆除装置。
  5. 前記タンクに除草剤を入れたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の害獣駆除装置。
  6. 前記センサーを前記管に沿って平行して感知することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の害獣駆除装置。
  7. 前記蓄電池からの電気をワイヤレスにより始動及び停止を遠隔操作することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の害獣駆除装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021097610A (ja) * 2019-12-20 2021-07-01 Necプラットフォームズ株式会社 威嚇システム、威嚇方法および威嚇システム用のプログラム

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