JP3214926U - 葬儀用の会員データ管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】葬儀事業者の加入会員が、自らの意思に基づいて表現した自分自身の履歴データを、葬儀参列者が簡単に閲覧できる葬儀用の会員データ管理装置を提供する。【解決手段】インターネットNを介して会員の端末装置1から送られる会員個人のデータを蓄積する非公開のデータ蓄積部11と、会員の死亡確認後すみやかに、前記非公開のデータ蓄積部のデータを、非公開データと公開データとに種別分けするための命令を受け付ける公開データ編集部14と、前記公開データを保存する公開データ保存部16とを備える一方、該公開データ保存部に格納したデータは、会葬者に提供する二次元閲覧コード18を介してアクセス可能とする(請求項1)。死後に知人等に対して公開されることを前提としてデータ蓄積を行うので、会員は、内心に踏み込んだデータ作成を行うことが出来る。【選択図】図1

Description

本考案は、葬儀事業者の加入会員の死後、葬儀(葬式)参列者に対して当該会員を偲ぶための映像データ等を提供するデータ管理システムに関する。
死者を弔う葬儀の式次第は、宗派等の違いによって各種あるが、概ね、通夜、葬儀、告別式の順に執り行う。
通夜は、故人と生前親しかった友人や知人が弔問に訪れ、故人の家族や親戚と共に別れを惜しむ儀式、葬儀は、故人の冥福を祈り別れを告げる儀式、告別式は故人に最後の別れを告げる儀式とされるが、時代とともに、厳格な区別が緩やかになる傾向にある。
従来、葬儀事業者は、加入会員または会員家族の死亡報告を受けて、通夜、葬儀、告別式、およびそれ以後の式次第を進める。
従来、故人のデータを記録する技術としては、特許文献1がある。これは、故人のデータをCD等に記録保存して、寺院のPC装置を経由させる等、インターネットを介して知人等にデータを提供するものである。
特開2008−204420
問題は、特許文献1の考案は、故人に関するデータが、死亡後に作成される点にある。履歴、写真、手紙等、客観性のあるデータに基づいて故人を偲ぶことができる点で優れるが、故人の内面の思いを知ることが難しい。
近年、葬儀の簡略化がすすみ、手軽で簡易な葬儀が増加する傾向にある実情に鑑みれば、故人の知人等が、通夜、葬儀、告別式のいずれかの場において、故人が自らふり返る人生の内心の思い等を、出来るだけ簡単容易/短時間で窺い知ることが出来るようにすることが望ましい。
そこで、本考案の目的は、葬儀事業者の加入会員が、自らの意思に基づいて表現した自分自身の履歴データを、葬儀参列者が簡単に閲覧できるようにすることにある。
前記目的を達成するため、本考案に係る葬儀用の会員データ管理装置は、インターネットを介して会員の端末装置から送られる会員個人のデータを蓄積する非公開のデータ蓄積部と、前記会員の死亡確認後すみやかに、前記非公開のデータ蓄積部のデータを、非公開データと公開データとに種別分けするための公開データ編集部と、該公開データ編集部を介して前記公開データを第三者に対して公開可能な状態で保存する公開データ保存部とを備える一方、該公開データ保存部に格納したデータは、前記会員の葬儀参列者に提供する二次元閲覧コードを介してアクセス可能とするものである(請求項1)。
かかる構成によれば、生前から、会員が自分自身の端末装置からデータ蓄積部に対して、自分自身の各種データを蓄積できる。本人の死後、知人等に公開されることを前提としてデータ蓄積を行うので、生前には表現できなかった喜怒哀楽など、自分の内心にも踏み込んでデータ作成を行うことが出来る。データ蓄積部は非公開のメモリ領域であり、ログインした会員以外は閲覧/データ編集はできない。
一方、会員の死後、葬儀参列者に対してデータ蓄積部を公開するが、そのすべてを公開出来ないことが少なくない。そこで、キーボード等の外部入力手段を介した入力命令を受け付ける公開データ編集部を介して公開可能なデータを公開データ保存部にデータ蓄積する。
公開データ編集部を介した元データの二次利用に関しては、遺族の意思を優先することが望ましい。会員本人が蓄積したデータとはいえ、公開すると、親族や知人等に迷惑が及ぶ場合もあり、思い違い等、記憶の誤りも含まれる可能性があるからである。
公開データ保存部に格納したデータは、葬儀参列者に提供する二次元閲覧コード、例えば式次第に表示したQRコード(登録商標)を介してアクセス可能とする。葬儀参列者は、携帯端末装置等を介してQRコード(登録商標)を読み取り、公開データ保存部に格納されている故人の公開データを閲覧する。
葬儀参列者は、煩雑な手間を要することなく、葬儀の合間(または爾後)に故人の公開データを閲覧でき、本人の意思によって作られた各種データを介して故人を偲ぶことが出来る。
非公開のデータ蓄積部は、会員個人の履歴を当該会員自身が端末装置を介してデータ蓄積する会員専用のメモリ領域であり、少なくとも、テキストデータ、静止画データ、動画データ、音声データをデータ種別毎に格納する領域を備える(請求項2)。
会員本人が、自分の経歴や内心をわかりやすく表現することが出来るよう、データ蓄積部には、テキストデータ(文書データ)、静止画データ(写真等)、動画データ、音声データをデータ種別毎に格納する領域を設ける場合がある。
公開を前提とするので、データ蓄積部に保存するデータ保存形式は、少なくとも携帯端末装置を介して閲覧可能なものとすることが望ましい。
公開データ編集部は、データ蓄積部に蓄積されたデータに、当該データ蓄積部には蓄積されていない音声/音楽/動画データを重畳付加する機能を備える場合がある(請求項3)。
データ蓄積部に蓄積された元データに、音声/音楽/動画データを重畳付加することにより、故人の短編ムービーを作成可能とするためである。
短編ムービーは、短時間で多くの情報を表現できるので、データ蓄積部の生データと相俟って、故人を偲ぶための貴重な資料となる。
また、短編ムービーは、葬儀の適宜タイミング(例えば通夜)に、大型モニタやプロジェクタ装置を介して参列者全員に公開できる。
データ蓄積部に対する会員のログインの日付を検出するログイン確認部と、該ログイン確認部における検出の日付間隔を算出する日付確認部と、当該日付確認部に基づく日付の検出間隔が一定期間を超えたときに、当該会員の生存確認を促すアラーム表示を行う生存確認部とを備える場合がある(請求項4)。
会員のログインの日付間隔に基づいて、同居者のいない会員の生存確認を行い、速やかな安否確認を促すことによって、葬祭事業者と会員/親族との相互連絡に基づく信頼関係を保つことが出来る。
生存確認部は、日付確認部を介して一定期間ログインがないことが検出された会員に対し、文字メッセージを送出するメッセージ送出部と、当該文字メッセージの閲覧を確認する閲覧確認部とを備え、閲覧確認部を介して前記文字メッセージの閲覧が一定期間確認出来ないときに、会員の生存確認を促すアラーム表示を行う場合がある(請求項5)。
会員の生存確認は、請求項4のようにログイン間隔によって判別ができる。しかしながら、自分自身の人生経歴をデータ蓄積部に蓄積した後は、データ蓄積部にデータを蓄積する必要性が薄れるので、長期にわたってログイン操作を行わないケースも生じうる。
そこで、一定期間ログインがない会員に対して文字メッセージを送り、文字メッセージの閲覧(開封)の有無により、会員の生存確認を行うことにより、会員との連絡を密にしつつ、会員に負担をかけずに生存確認を行うことが出来る。
本考案によれば、葬儀事業者の会員が自らの意思に基づいて表現/作成した自分自身のデータを、会員の死後、葬儀参列者が、携帯端末等を介して容易に閲覧できる。
第一の実施形態に係る葬儀用の会員データ管理装置を示すブロック図である。 第二の実施形態に係る葬儀用の会員データ管理装置を示すブロック図である。
図1は、本考案に係る葬儀用の会員データ管理装置の概略を例示するもの(第一の実施形態)である。
この会員データ管理装置10は、インターネットNを介して会員の端末装置1から送られる会員個人のデータを蓄積する非公開のデータ蓄積部11と、会員の死亡確認後すみやかに、前記非公開のデータ蓄積部11のデータを、非公開データと公開データとに種別分けする入力命令を受け付ける公開データ編集部14と、該公開データ編集部14を介して前記公開データを第三者に対して公開可能な状態で保存する公開データ保存部16とを備える一方、該公開データ保存部16に格納したデータは、会員の葬儀参列者に提供する二次元閲覧コード18を介してアクセス可能とするものである。
符号2は、二次元閲覧コード18を記載した式次第、4−1、4−2、4−Nは、会葬者(葬儀参列者)が所有する携帯端末装置、6は、公開データ編集部14を介して作成した編集データである。
符合30は、会員の生存確認を行うための生存確認部である。
以下、各部の構成を具体的に説明する。
会員データ管理装置10は、インターネットNを介して会員の端末装置1と回線接続が可能な装置、例えば、インターネットN上に配した物理サーバ装置、或いはクラウドサーバ装置である。
会員の端末装置1は、会員データ管理装置10に対して各種データを蓄積できる通信機能をもった機材、例えば、スマートフォン、タブレット装置、携帯電話装置、PC端末等である。
データ蓄積部11は、会員の端末装置1から送られる会員個人のデータを蓄積する非公開のメモリ領域である。非公開であるから、ログインした会員/装置管理者以外は、会員個人のデータにアクセスできない。前記会員データ管理装置10は、このようなデータ蓄積部11を複数備える。
データ蓄積部11には、例えば、テキストデータ、静止画データ(写真等)、動画データ、音声データを収納可能とすることが望ましい。また、保存形式が異なるテキストデータ、静止画データ(写真等)、動画データ、音声データは、データ種別毎に分類して保存することが望ましい。保存するテキストデータが、リンク機能を備える場合(例えばHTMLデータの場合)は、テキストデータを介して静止画データ(写真等)、動画データ、音声データを表示できる。
会員の死亡確認は、例えば、生存確認部30を介して行う。この生存確認部30は、例えば、会員の端末装置1のログイン状況を検出し、ログインがなされない日数間隔に基づいて、会員データ管理装置10の管理者に対してアラーム表示を行う。会員の生存確認は、家族構成や会員の意思等に応じて行う必要がある。
公開データ編集部14は、データ蓄積部11のデータを、非公開データと公開データとに種別分けする手段である。
データ蓄積部11のデータは、会葬者に公開することが望ましくない内容も含まれる可能性がある。このため、遺族(物故者の両親、配偶者、子、兄弟姉妹等)のうち、故人と密接な生活関係にあった遺族、例えば配偶者や子の承諾に基づいて、データ蓄積部11のデータを種別分けし、当該種別分けの命令(例えばキーボード等の外部入力手段を介して行う)を受け付ける公開データ編集部14を介してデータ編集を行う。
公開データ保存部16は、公開データ編集部14を介して編集した公開データを第三者に対して公開可能な状態で保存するメモリ領域である。ここでいう第三者とは、好ましくは会葬者(葬儀参列者/近親者)である。
公開データ保存部16に保存された公開データは、会葬者(会員の葬儀参列者)に提供する二次元閲覧コード18を介してのみアクセス可能とすることが望ましい。
インターネットNの検索エンジンを介して検索/閲覧可能としても良いが、公開データ編集部14を介して編集した公開データの中には、いわゆる一般公開が好ましくないデータが含まれている場合が少なくない。
このため、故人の意思や遺族の意思など、必要に応じ、二次元閲覧コード(アクセス閲覧用の二次元コード)18を介した閲覧要求(アクセス要求)以外は、一般第三者からの閲覧を禁止する構成とする場合がある。具体的には、例えば、会葬者(会員の葬儀参列者)に提供する二次元閲覧コード18にのみパスワード等のアクセス情報が含まれ、検索エンジンの表示結果からは元データにアクセス不可とするデータ構成である。
公開データ編集部14を介して作成する編集データ6は、葬儀の際に会葬者に対して公開する映像音声データである。公開するタイミングは、例えば、通夜、告別式等、葬儀の進行等に応じて決めることが望ましい。
会葬者に故人の生い立ちや人生等を、いわゆる短編動画として公開するものであるから、映像/音声の素材としては、データ蓄積部11に格納された写真(風景写真、人物写真、手書き文字、絵画等を含む)、動画、テキストデータ、ボイスメッセージ、演奏音楽等を用いる。
また、静止画(写真等)を連続させた所謂スライドショーの映像構成を作る場合には、データ蓄積部11に格納されている故人の蓄積データ以外の静止画/動画/音楽データ等を挿入/重畳させて、短時間で印象に残る効果的な映像構成とすることが好ましい場合がある。
このため、 公開データ編集部14は、データ蓄積部11に蓄積されたデータに、当該データ蓄積部11には蓄積されていないデータ、例えば音声/音楽/動画データを重畳付加する機能を備えることが望ましい。
音声データは、例えば、ナレーション音声、データ蓄積部11に格納されていない家族/親族/友人等の回想音声を用いることが出来る。音楽データは、例えば、データ蓄積部11に格納されていないが故人が好きだった音楽(アレンジ演奏を含む)である。アレンジ演奏は、著作権がクリアできない場合等の代替措置として用いることがある。データ蓄積部11に蓄積されていない動画データとしては、例えば、故人の親族/友人等が撮影した映像、故人の出身高校/大学/企業/団体等のビデオ映像、風景映像(自治体の著作権フリー映像等)である。
公開データ保存部16に格納したデータを閲覧する二次元閲覧コード18は、例えば、会葬者に配布される式次第2に記載する。
葬儀参列者(会葬者)は、二次元閲覧コード18を介して、各自の携帯端末装置4−1、4−2、4−Nにおいて故人を偲ぶ公開データを随時閲覧できる。短編動画である編集データ6と異なり、公開データ保存部16のデータには、より多くのテキストデータ、写真データ等が含まれるので、通夜や葬儀後、いつでも公開データをみながら故人を偲ぶことが出来る。
公開データ保存部16に格納した公開データを画通覧するに際して、二次元閲覧コード18を用いるのは、葬儀参列者(会葬者)が携帯している各種携帯端末装置4−1、4−2、4−Nが、QRコード(登録商標)等の二次元コード(18)に対応する機能を備えるため、本考案に係る葬儀用の会員データ管理装置をより低コストで構築できるからである。
かかる構成によれば、葬儀事業者の会員が自らの意思に基づいて蓄積した自分自身のデータを、当該会員の死亡後、会葬者が携帯端末装置を介して閲覧することが可能である。会員がデータ蓄積部11に蓄積するデータは非公開であるから、会員は、生前から十分な時間をかけて自身の生い立ち、業績、趣味活動等を表現することが出来る。
一方、データ蓄積部11に蓄積されたデータの中には、会葬者に公開することが好ましくない内容が含まれている場合がある。このため、編集担当(例えば、葬儀事業者または会員データ管理装置10の運用担当者)は、故人の関係者(例えば遺族等)と内容確認を行った上で、公開データ編集部14を介して公開データ、すなわち公開データ保存部16に保存するデータ及び編集データ6を作成することが望ましい。
図2は、第二の実施形態に係る会員データ管理装置20を例示するものである。この会員データ管理装置20は、図1に示した会員データ管理装置10と同様に、インターネットNを介して会員の端末装置1から送られる会員個人のデータを蓄積する非公開のデータ蓄積部21と、会員の死亡確認後すみやかに、前記非公開のデータ蓄積部21のデータを、非公開データと公開データとに種別分けするための入力命令を受け付ける公開データ編集部24と、該公開データ編集部24を介して前記公開データを第三者に対して公開可能な状態で保存する公開データ保存部26とを備える。なお、公開データ保存部26に格納したデータは、会員の葬儀参列者に提供する二次元閲覧コード(図示せず)を介してアクセス可能とする点は前記実施形態に係る会員データ管理装置10と同じである。
この実施形態に係るデータ蓄積部21は、会員が自身を語るテキストデータや写真/動画等の蓄積を容易にするために、データ格納場所となるメモリ領域(フォルダ)を、予め容易しておくものである。
データ蓄積部21は、データ格納場所となるメモリ領域(フォルダ)を、会員が自ら新しく作成し、フォルダ名称等やアイコンも自由に設定できる。しかしながら、このような操作に不慣れな会員は、どのようにして文字データや写真データを保存すれば良いかが判らない。
このため、予め、データ蓄積部21にフォルダを用意しておき、フォルダ名称も設定しておけば、PC操作に不慣れな会員であっても、比較的容易に自身のテキストデータや写真データを適切なメモリ領域に蓄積することが出来る。
例えば、テキストデータを保存するフォルダとしては、略歴フォルダ21−1、趣味フォルダ21−2、日常記録フォルダ21−3、生い立ちフォルダ21−4、写真データを保存するメモリ領域として、写真一般を保存する写真フォルダ21−5、趣味に関する写真を保存する趣味写真フォルダ21−6を設ける等である。
また記載事項を項目分けすることが望ましいフォルダ、例えば、生い立ちフォルダ21−4のメモリ領域には、幼少期、小学時代、中学時代、その後等、適宜の下位フォルダを設けておけば、データ蓄積の利便性が高まる。会員の希望/要請に応じて、データ蓄積用のフォルダを個別に作成して当該会員に提供しても良い。会員の希望/要請は、電話や電子メール等の通信手段を介して受け付けることが出来る。
会員の生死の確認は、生存確認部30を介して行う。この実施形態に係る生存確認部30は、例えば、ログイン確認部31、日付確認部32、メッセージ送出部33、閲覧確認部34とから構成する。
ログイン確認部31は、会員端末装置1が編集許可部9を介してデータ蓄積部21に対してログイン(アクセス)したときに、当該ログインの日時を検出(記録)する手段である。
日付確認部32は、ログイン確認部31におけるログイン検出の日付間隔を算出する手段であり、日付に基づく日数計算機能を備えていればよい。
メッセージ送出部33は、日付確認部32を介して一定期間ログインがないことが検出された会員に対し、文字メッセージを送出する手段である。文字メッセージは、例えば、短文のショートメール(ショートメッセージ)或いは電子メールを用いることが出来る。ショートメッセージは、通信障害等の影響を受けにくいので、会員に対する各種情報の提供や、定期的な挨拶文として、会員の生存確認に役立つ。
閲覧確認部34は、メッセージ送出部33を介して会員に送出したテキストメッセージを、会員が閲覧(開封)したか否かを検出する手段である。閲覧/開封の操作信号を検出したとき、日付確認部32の日数累積計算を初期化して、ログイン確認部31を介した日付間隔に基づく生存確認をリセット始動させる。
公開データ編集部24は、キーボード装置等の外部入力手段を介して行われるデータの編集操作を受け付ける手段である。しかしながら、外部入力手段を介して行う公開データの編集操作は、遺族等の了解/承諾を受けた上で行う必要がある。
このため、データ蓄積部21のデータ量(とくにテキストデータ)が多い場合は、通夜までの短時間で編集を行うことが難しい場合もある。
そこで、公開データ編集部24には、例えば、公開データ抽出部24−1、目次作成部24−2、NGワード編集部24−3を設けておくことが望ましい。編集作業の効率を高めるためである。
公開データ抽出部24−1は、例えば、会員自身の意思に基づき会葬者に公開しても良いと指定された文書、写真、動画の各種データを、会員の死後に選択抽出して公開データ保存部26に移動させる手段である。例えば、確認ボックスに対して確認チェックを入れ、チェックの有無に基づいて移動処理を実行するか否かを判別する手段構成とする。
公開しても良いか否かは、会員の意思に基づくので、会員が家族の了解を得ている場合は、会員の死後における確認作業を簡略化できる。
目次作成部24−2は、公開データ抽出部24−1において最終的に選択された公開データのフォルダ名称等に基づき、会葬者に公開するデータの目次を適宜のテキストフォームによって自動作成する手段である。公開するデータのフォルダが決定されていれば、フォルダの名称(テキストデータ)に基づいて適宜形式の目次を作成できる。
NGワード編集部24−3は、テキストデータに含まれる公開すべきではない表現(言葉)を、自動編集する手段である。
会員がデータ蓄積部21に書き込んだテキストデータの中には、会葬者に公開することが好ましくない記述が含まれる場合がある。
このため、公開データの編集は、遺族との打ち合わせに基づいて行うが、一般的なケースとして、会葬者に公開すべきではない文章(テキストデータ)が存在する。例えば、財産(預貯金、不動産等)、暴力的表現、中傷表現、財産分与に影響のある表現等である。これらは、予め想定できる範囲内でテキストを削除または代替表現に変更できる。
NGワード編集部24−3は、NGワードを予め設定し、当該のNGワードを削除、または代替ワードに置き換えることにより、データ蓄積部21の元データを会葬者に公開可能なテキストデータに変換する。
かかる構成によれば、データ蓄積部21に各種フォルダを用意してあるので、例えば、フォルダの項目設定に基づいて生い立ちを記載しやすく、また、フォルダ操作に不慣れな会員であっても、自由な項目形式で書き込みを行い、自分自身のデータを蓄積できる。
また、会員の生存確認は難しい場合が少なくないが、生存確認部30に設けたログイン確認部31、日付確認部32、メッセージ送出部33、閲覧確認部34を介して、可能な限り、正確な生存確認を継続させることが出来る。
日常生活に過度に干渉をされることを嫌う会員も少なくないが、ログイン確認部31、日付確認部32、メッセージ送出部33、閲覧確認部34を介した生存確認は、干渉が緩やかで、確認精度に優れ、実用性が高い。
会員の死亡確認から葬儀までの時間は、短い場合が多い。短時間で、会員がデータ蓄積部21に蓄えた各種データを公開可能な状態で編集することは困難を伴うが、本実施形態によれば、公開データ編集部24を、公開データ抽出部24−1、目次作成部24−2、NGワード編集部24−3を備えるよう構成するので、会員が生前から、会員の意思に基づいて公開データを選択抽出可能とすることができる。また、公開が望ましくないテキストデータを削除/代替表現することができるため、短時間で、会葬者に公開可能な故人のデータを編集作成することが可能となる。
1 会員の端末装置
2 式次第
4−1、4−2、4−N (会葬者の)携帯端末装置
6 編集データ
9 編集許可部
10、20 会員データ管理装置
11、21 データ蓄積部
14、24 公開データ編集部
16、26 公開データ保存部
18 二次元閲覧コード
21−1 略歴フォルダ
21−2 趣味フォルダ
21−3 日常記録フォルダ
21−4 生い立ちフォルダ
21−5 写真フォルダ
21−6 趣味写真フォルダ
24−1 公開データ抽出部
24−2 目次作成部
24−3 NGワード編集部
30 生存確認部
31 ログイン確認部
32 日付確認部
33 メッセージ送出部
34 閲覧確認部
N インターネット

Claims (5)

  1. インターネットを介して会員の端末装置から送られる会員個人のデータを蓄積する非公開のデータ蓄積部と、
    前記会員の死亡確認後すみやかに、
    前記非公開のデータ蓄積部のデータを、非公開データと公開データとに種別分けする入力命令を受け付ける公開データ編集部と、
    該公開データ編集部を介して前記公開データを第三者に対して公開可能な状態で保存する公開データ保存部とを備える一方、
    該公開データ保存部に格納したデータは、
    前記会員の葬儀参列者に提供する二次元閲覧コードを介してアクセス可能とすることを特徴とする葬儀用の会員データ管理装置。
  2. 非公開のデータ蓄積部は、
    会員個人の履歴を当該会員自身が端末装置を介してデータ蓄積する会員専用のメモリ領域であり、
    少なくとも、
    テキストデータ、静止画データ、動画データ、音声データをデータ種別毎に格納する領域を備えることを特徴とする請求項1記載の葬儀用の会員データ管理装置。
  3. 公開データ編集部は、
    データ蓄積部に蓄積されたデータに、
    当該データ蓄積部には蓄積されていない音声/音楽/動画データを重畳付加する機能を備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の葬儀用の会員データ管理装置。
  4. データ蓄積部に対する会員のログインの日付を検出するログイン確認部と、
    該ログイン確認部における検出の日付間隔を算出する日付確認部と、
    当該日付確認部に基づく日付の検出間隔が一定期間を超えたときに、
    当該会員の生存確認を促すアラーム表示を行う生存確認部とを備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載した葬儀用の会員データ管理装置。
  5. 生存確認部は、
    日付確認部を介して一定期間ログインがないことが検出された会員に対し、文字メッセージを送出するメッセージ送出部と、
    当該文字メッセージの閲覧を確認する閲覧確認部とを備え、
    閲覧確認部を介して前記文字メッセージの閲覧が一定期間確認出来ないときに、会員の生存確認を促すアラーム表示を行うことを特徴とする請求項4記載の葬儀用の会員データ管理装置。
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