JP3214736U - 鼻水吸水マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】風邪や花粉症によりマスクを利用している場合に、鼻水が流れその都度マスクを外して鼻をかまなければならない。この煩わしさを避けることができる鼻水吸水マスクを提供する。【解決方法】所定長さの凸状の吸水性のパッド3をマスク2の内側の中心部に、鼻孔に密着し上唇に平行に設け、鼻水をこれに吸水させ、マスクを外して鼻をかむ回数を少なくする。【選択図】図1

Description

本考案は、風邪や花粉症により鼻水が止まらなくなったときに使用する鼻水吸水マスクに関する。
本実用新案登録出願(以下、本願とする)は、永年、耳鼻咽喉科医院に勤めている看護助手が考案したものである。晩秋から早春にかけ、風邪を引き、のどが痛み、鼻水を流して耳鼻咽喉科医院には来院する患者が多くなる。また、春になると花粉症により涙や鼻水が止まらない患者が来院する。ほとんどの患者はマスクをかけて来院するが、マスクを外して頻繁に鼻をかみ、患者が持参したティッシュペーパーでは足りず、医院で準備したティッシュペーパーボックスは直ぐ空になる始末である。また、日常生活でも患者はティッシュペーパーボックスを離さず持ち運ばなければならない生活を強いられる。
こうした患者の不便さを見ていた本願の考案者は、マスクの内側に鼻水吸水用のパッドを付け、風邪を引いて絶えず流下する鼻水を吸水し、頻繁に鼻をかむことを回避する鼻水吸水マスクを考案した。
本考案に関連する先行技術としては、以下のような文献が見受けられる。
マスク着用中に鼻水が流れ、あるいはマスクに付着することを防止するため、マスク裏面接触面にマスクの裏面に取り付けるための取付け部を設け、鼻孔から出た鼻水を外部に流出させることなく、そのまま吸収する鼻水吸収パッド(特許文献1)、花粉症や感冒などで鼻水の流れが止まらないときに、既製品のマスクの下に鼻に被せるように装着し、鼻水の流出を防止することにより、鼻をかむ回数を減少させるとともに、マスクの汚れを防止する鼻型のインナーパッド(特許文献2)、本体部は、通気性の保持された口当て部と、口当て部よりも十分な厚みがあり、口当て部の上部に形成された鼻下受部を設け着用者の鼻水が垂れるのを防止する衛生マスク(特許文献3)等がある。
また、インターネット上においても、鼻水の流れを止めるため、直接鼻孔に挿入するノーズピットパットが販売されている(非特許文献1)。このノーズピットパットは、実際に使用したところ、息苦しさはなく、通気性が悪いという感じはしませんとの記載があった。
特開2012-139449号公報 実用新案登録第3140007号公報 実用新案登録第3210083号公報
H29.11.10 インターネット 「https://kakakumag.com/houseware/?id=7987」
上記のように、マスクの内側に鼻水吸収パッド、鼻型のインナーパッドを付けたり、口当て部の上部に形成された鼻下受部を設けるもの等がある。
特許文献1に係る発明は、マスクの裏面に取り付けるための取付部材が設けられている鼻水吸収パッドに関するものであり、マスクと一体化された鼻水吸水マスクではない。特許文献2のインナーパッドは、鼻に被せるように装着するので、マスクを脱いだ時にインナーパッドは鼻に残った状態となる。また、特許文献3の口当て部の上部に形成された十分な厚みがある鼻下受部を設けた衛生マスクは、耳に掛ける紐が2重に必要であり、脱着に手間がかかる。
また、非特許文献1は鼻孔に挿入するものであり、本願とは異なるものである。
そこで、本願で鼻孔から流下する鼻水を吸収するため、マスクの内側の鼻孔に接し上唇に水平の所定の長さの凸状の吸水性パッドを設け、長時間鼻水を吸水でき、より使用し易くすることを目的とする鼻水吸水マスクを提供するものである。
すなわち、第1考案は、マスクの内側に、マスクと略垂直に鼻孔に接し上唇に水平に凸状の吸水性のパッドを設け、マスク着用中に流下してくる鼻水を吸収する鼻水吸水マスクである。
マスクの内側とは、顔に接するマスクの面をいい、マスクの外側とは、外気に接する面をいう。マスクは、両端に紐があり、この紐を左右の耳に掛け、鼻と口を覆うように使用する。吸水性のパッドは、鼻孔に接し上唇に水平になるようにして所定の長さでマスクに略垂直に凸状に設けられる。凸状としたのは、鼻孔から流下する鼻水を受け易くするためであり、所定の長さとするのは、吸水性のパッドの容積を大きくし、吸水する鼻水の量を多くするためである。吸水性のパッドは凸状であり、マスクの内側に接する面(以下、接着部)と、マスクに、換言すれば接着面に略垂直で鼻水を吸水する部(以下、吸水部)とからなっているが、接着部も鼻水を吸水できるものであることが望ましい。
パッドとは、詰め物の意味であるが、ここでは、医療等に用いる吸水性のある当て物をいう。吸水性とは、水を吸い取る性質をいうが、水を吸い取るだけでなく、吸い取った水を保持する性質もいい、本願では後者を意味する。代表的な吸水材としては、ポリアクリル酸ナトリウム等の高吸水性高分子材料がある。なお、吸水パッドは、鼻孔に接するため、柔軟性があり変形自在なものである。
マスクの内側に、鼻孔に接し上唇に水平に、マスクに略水平に凸状の吸水性のパッドを設ける方法としては、接着部に両面テープを付けた凸状の吸水性のパッドをマスクの内側中央部に貼り付け一体化する方法があるが、これに限るものではない。なお、マスクそのものの吸水性は問わないが、マスクの吸水性を否定するものではない。
続いて、第2考案は、凸状の吸水性のパッドの鼻孔と接する面に、鼻孔に合わせ更に凸部を2つ形成する第1考案の鼻水吸水マスクである。
凸状の吸水性のパッドの鼻孔と接する面を吸水部の上面とするが、その上面には、2つの鼻孔の位置に合わせ2つの凸部を形成し、鼻水を吸収し易くするものである。凸部は、鼻孔に浅く挿入できる半球状のものや、上面に鼻孔に合わせマスクから略垂直に平行に2本の凸部を形成するもの等がある。
続いて、第3考案は、凸状の吸水性のパッドのマスクと接する面に粘着剤を付け、凸状の吸水性のパッドを取り換えることができる第1考案又は第2考案のいずれかの鼻水吸水マスクである。
凸状の吸水性のパッドには鼻水が吸水され、これ以上吸水できない飽和状態となるため、交換する必要がある。マスクと吸水性のパッドを一度に取り換えることなく、マスクはそのまま使用し、吸水性のパッドだけを取り換える方が便利であり経済的でもある。そこで、粘着剤を凸状の吸水性のパッドのマスクと接する面である接着面に貼り付け、その吸水性のパッドが飽和状態になったときには、これをはがし、新しい粘着剤の付いた吸水性のパッドと取り換えるものである。凸状の吸水性のパッドのマスクと接する粘着剤が付いた面は平らとなっている。
粘着剤としたが、マスクに吸水性のパッドが張り付き、はがす機能があれば足り、粘着テープであってもよい。
続いて、第4考案は、使いきりマスク、使いきり凸状の吸水性のパッドを使用した第1考案から第3考案のいずれかの鼻水吸水マスクである。
「使い切り」とは、使い捨ての意味である。使いきり不綿布マスクとして、使い捨て用のマスクが市販されている。また使いきりの吸水性のパッドも市販されている。使いきり凸状の吸水性のパッドには、使いきりの凸状の吸水性のパッドだけではなく、使いきりの平らな吸水性のパッドを凸状に形成し使用することも含まれる。
凸状にした使い切り吸水性のパッドは、飽和状態になれば廃棄する。また、マスクも洗って再使用することは煩わしい。そこで、凸状の吸水性のパッドだけでなく、マスクも使いきりのものにするものである。
続いて、第5考案は、使いきりの不綿布のマスクに、片面粘着剤が付いた吸水パッドの中央部を折り曲げて凸状にして使いきりの不綿布のマスクに付けた第1考案から第4考案のいずれかの鼻水吸水マスクである。
使い切りのマスクとして、使いきり不綿布マスクが市販されている。また、片面粘着剤が付いた吸水パッドも市販されている。この片面粘着剤が付いた吸水パッドを、その短辺の略中央部で折り曲げ、凸状とし、残った吸水パッドの片面粘着剤が付いた面を使い切りのマスクに貼り付けて、鼻水吸水マスクとして使用するものである。また、鼻孔と接する面の鼻孔に合わせる凸部も形成することも可能である。
第1考案は、風邪を引いたときあるいは花粉症になったときには、マスクを掛けるが、鼻水が流れてくる度にマスクを外して鼻をかまなければならない。しかし、この鼻水吸水マスクを使用すれば、マスクを外すことなく、流下する鼻水を凸状の吸水性のパッドにて吸水し、マスクを外す煩わしさを解消できる。第2考案では、より鼻水を吸水しやすくなる。第3考案では、凸状の吸水性のパッドが飽和状態になったとき、これだけを取り換えマスクはそのまま使用することができる。
第4考案、第5考案は、使いきりのマスク及び使いきりの凸状の吸水性のパッドを使用して、利用者の便宜を図るものである。
図1は、鼻水吸水マスクの概略図である。 図2は、吸水部上面に凸部を付けた吸水パッドを設けた鼻水吸水マスクの概略図である。 図3は、吸水部上面に凸部を付けた吸水パッドを設けた鼻水吸水マスクの正面からの利用図である。 図4は、吸水部上面に凸部を付けた吸水パッドを設けた鼻水吸水マスクの横顔からの利用図である。 図5は、第5考案を具現化した試作品の図である。
本考案の実施例を以下に示す。
図1は、鼻水吸水マスクの概略図である。図1の(A)、(B)、(C) は、鼻水吸水マスクの正面図、平面図、側面図を示している。
鼻水吸水マスク1は、マスクの紐21が付いたマスク2の顔側である内側中心部に吸水パッド3が設けられている。吸水パッド3は、マスクとの接着面34から略垂直に吸水部31が付けられ吸水部上面32が鼻孔に接するようにしている。
図2は、鼻孔に合わせ吸水部上面に凸部を付けた吸水パッドを設けた鼻水吸水マスクの概略図である。図2の(A)、(B)、(C) は、吸水部上面に凸部が付いた吸水パッドを設けた鼻水吸水マスクの正面図、平面図、側面図を示している。
吸水部上面の凸凹33は、吸水パッド3の吸水部31の吸水部上面32に鼻孔の位置に合わせるように付けられている。このため、鼻水が吸収パッド3に吸収されやすくなる。
しかし、吸水部上面の凸凹33の高さを高くすると、鼻孔に深く挿入され、却って呼吸がしにくくなるため、その高さを制限している。
図3は、吸水部上面に凸部を付けた吸水パッドを設けた鼻水吸水マスクの正面からの利用図である。
鼻水吸水マスク1の吸水部31の吸水部上面32にある吸水部上面の凸部33は、鼻孔4に浅く挿入され、鼻孔から流れてくる鼻水を吸水パッド3に吸水されやすくなっている。
図4は、吸水部上面32に凸部を付けた吸水パッドを設けた鼻水吸水マスク1の横顔からの利用図である。その内容は図3と同様である。
本願の第5考案に係る試作品を図5に示す。使いきりの不綿布のマスク2に、片面粘着剤が付いた吸水パッド3の中央部を折り曲げて凸状にして、使いきりの不綿布のマスク2に付けた鼻水吸水マスク1である。
本考案に係る鼻水吸水マスクは、風邪を引いたときなどその都度マスクをはずして鼻をかむ必要がなくなり、更には吸水パッドだけを取り換えマスクはそのまま使用できるという利点がある。更には、市販の使いきりマスクや、使いきり吸水パッドを用いて手軽に作ることも可能である。こうしたことから、一般に使用され需要が期待できる。
1 鼻水吸水マスク
2 マスク 21マスクの紐
3 吸水パッド 31 吸水部 32 吸水部上面
33(吸水パッドの)吸水部上面の凸部
34 (吸水パッドの)マスクとの接着面
4 鼻孔

Claims (5)

  1. マスクの内側に、マスクと略垂直に鼻孔に接し上唇に水平に凸状の吸水性のパッドを設け、マスク着用中に流下してくる鼻水を吸収する鼻水吸水マスク。
  2. 凸状の吸水性のパッドの鼻孔と接する面に、鼻孔に合わせ更に凸部を2つ形成する請求項1の鼻水吸水マスク。
  3. 凸状の吸水性のパッドのマスクと接する面に粘着剤を付け、凸状の吸水性のパッドを取り換えることができる請求項1又は請求項2のいずれかの鼻水吸水マスク。
  4. 使いきりマスク、使いきり凸状の吸水性のパッドを使用した請求項1から請求項3のいずれかの鼻水吸水マスク。
  5. 使いきりの不綿布のマスクに、片面粘着剤が付いた吸水パッドの中央部を折り曲げて凸状にして使いきりの不綿布のマスクに付けた請求項1から請求項4のいずれかの鼻水吸水マスク。
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JP2021165446A (ja) * 2020-04-06 2021-10-14 株式会社柏木モールド マスク

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