JP3214556U - 釣り竿用支持具 - Google Patents
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Abstract
【課題】釣り竿の上下左右の振り加減を簡便に調整できる釣り竿用支持具を提供する。【解決手段】腹当板2と、該腹当板2を釣り人に装着するベルト6と、釣り竿の竿尻を内周面で篏合する支持筒5と、腹当板2と支持筒5とを接合するジョイント手段4とからなり、ジョイント手段4は、腹当板2に設けられるジョイント固定部41と、該ジョイント固定部41に突設された球頭部と、ジョイントネジを有する調整ネジ部と、支持筒5と着脱可能なジョイント接合部44とを備え、該ジョイント接合部44は、調整ネジ部を介して球頭部と接合され、調整ネジ部の締め付けの強弱に応じ、釣り竿の上下左右への振り加減を調節可能にするよう構成した。【選択図】図2
Description
本考案は、釣り人の腹部で釣り竿の竿尻を支持し、その釣り竿を上下左右に振ることができるようにした釣り竿用支持具に関するものである。
魚の動きに合わせ釣り竿を上下左右に振るに際し、釣り人が釣り竿を脇下で挟んだり、腹部に竿尻を載せて支えたりしている。しかし、直接、脇下で挟んだり、腹部に竿尻を載せて、釣り竿を振ることは、釣り人の、両腕の自由が利かない、疲労が激しい、痛みを感じる、衣服を痛めるなどの問題があった。
この改善策として、竿尻を受ける腰部や腹部用の釣り竿用支持具が提案されている。
例えば、特開2000−83549号(特許文献1参照)に開示された「釣り竿用支持具」は、当て板と、当て板を釣り人の胴体に装着するベルトと、当て板に設けられる支持台と、この支持台に先端が上向きとなる傾斜姿勢で固着されるコイルばねからなる可撓性を有する支持筒とを備えたものである。
例えば、特開2006−314290号(特許文献2参照)に開示された「釣竿尻受け腹当て器具」は、移動用の穴を設けた腹当て器具と、釣竿が左右動および上下動できる切り込みを有する釣竿尻受けホルダーからなるものである。
しかしながら、これまでに提案された釣り竿用支持具では、支持具自体で釣り竿の上下左右の振り加減を調整できなかったり、振り加減を変更するために例えば各種形状の竿尻受けホルダーを取り換える必要があるなどの煩雑さがあった。また、竿尻の固定部分については、筒状の突起が短ければ竿尻が抜けやすく、長ければ収納時に嵩張るという課題があった。
解決しようとする問題点は、釣り竿用支持具が、釣り竿の上下左右の振り加減を調整しづらく、また、収納時や運搬時に嵩張る点である。
本考案の請求項1に係る釣り竿用支持具は、腹当板と、その腹当板を釣り人に装着するベルトと、釣り竿の竿尻を内周面で篏合する支持筒と、腹当板と支持筒とを接合するジョイント手段とからなり、そのジョイント手段は、腹当板に設けられるジョイント固定部と、そのジョイント固定部に突設された球頭部と、調整ネジ部と、ジョイントネジを有するジョイント接合部とを備え、そのジョイント接合部は、調整ネジ部を介して前記球頭部と接合され、調整ネジの締め付けの強弱に応じ、釣り竿の上下左右への振り加減を調節可能にするよう構成されることを特徴とする。
本考案の請求項2に係る釣り竿用支持具は、請求項1に記載の釣り竿用支持具において、前記支持筒の閉口部が前記ジョイント接合部に対して着脱可能であることを特徴とする。
本考案に係る請求項1に記載の釣り竿用支持具よれば、釣り竿の上下左右の振り加減を簡便に調整することが可能である。
本考案に係る請求項2に記載の釣り竿用支持具よれば、収納時や運搬時に嵩張らないように、支持筒を簡単に取り外すことが可能である。
本考案に係る釣り竿用支持具は、腹当板と、その腹当板を釣り人に装着するベルトと、釣り竿の竿尻を内周面で篏合する支持筒と、腹当板と支持筒とを接合するジョイント手段とからなる。そのジョイント手段は、腹当板に設けられるジョイント固定部と、そのジョイント固定部に突設された球頭部と、調整ネジ部と、ジョイントネジを有するジョイント接合部とを備え、そのジョイント接合部は、調整ネジ部を介して前記球頭部と接合され、調整ネジの締め付けの強弱に応じ、釣り竿の上下左右への振り加減を調節可能にするよう構成する。
以下、添付図面に従って、実施例を説明する。図1〜図4は、本考案に係る釣り竿用支持具の一実施例である。ただし、図面は模式的なものであり、各部の寸法の比率等は現実のものとは異なる。
図1に示すように、本考案の釣り竿用支持具1は、釣り人がその胴体に装着して使用するものである。
図1〜図3に示すように、釣り竿用支持具1は、腹当板2、腹当板2の前面に取付けられるジョイント手段4及びこのジョイント手段4のジョイント接合部44の前面に取り付けられる保持筒5を主たる構成要素とする。
腹当板2は合成樹脂製で、適度な剛性を有するものであり、釣り人の腹部に当接させ得る大きさに成形される。
緩衝板3はウレタン製で、軽量かつクッション弾性を有するものであり、腹当2板と同一の形状に成形され、釣り竿用支持具1の使用時に、釣り人の腹部と腹当板2の間に配置される。なお、緩衝板3の配置は必須ではなく、省略しても良い。
図2、図3に示すように、腹当板2は、左右の上端部付近に2箇所の溝状のベルト通し穴21a、21bが設けられる。また、図示は省略するが、緩衝板3にも腹当板2のベルト通し穴21a、21bに対応する位置に、2箇所の溝状のベルト通し穴が設けられる。そして、腹当板2及び緩衝板3を重ね合わせた状態で、腹当板2の2箇所のベルト通し穴21a、21b及びこれに対応する緩衝板3の2箇所のベルト通し穴にベルト6を挿入し、釣り人の腹部に装着する。なお、腹当板2のベルト通し穴21a、21b及び緩衝板3ベルト通し穴の形状は、ベルト6に適合したものであれば良く、溝状に限定されるものではない。
図3、図4に示すように、ジョイント手段4は、球頭部42を有するジョイント固定部41、ジョイントネジ45を有するジョイント接合部44及びこれらを連結するための調整ネジ部43から構成される。
ジョイント固定部41は合成樹脂製で、その前面には合成樹脂製の球頭部42が突設される。ジョイント固定部41はその後面で、腹当板2の前面中央部にビス止めにより固着される。釣り竿用支持具1を使用する際には、竿尻を当てる位置がベルト6よりも下方に位置する方がより安定するため、ジョイント固定部41は腹当板2の前面中央のやや下方に位置することが望ましい。なお、ジョイント固定部41の腹当板2への固定方法はビス止めに限定されるものではない。
調整ネジ部43は合成樹脂製で、内周面が螺刻された環状を成す。外周面には、周方向に直交するように数箇所の筋状突起が配置される。筋状突起に代えて数箇所の溝を設けても良い。あるいは、調整ネジ部43の全体形状を多角形からなる環状としても良い。
螺刻されたジョイントネジ45を有するジョイント接合部44の主たる素材は合成樹脂製で、調整ネジ部43を介して、球頭部42と揺動自在に連結される。ジョイント接合部44の可動の固さは調整ネジ部43を回転させることにより調整可能である。すなわち、調整ネジ部43を強く締めることにより、ジョイント接合部44の可動はきつめになり、調整ネジ部43を弱く締め付けることにより、ジョイント接合部44の可動は緩めとなる。
ジョイント接合部44の支持筒接合面46に永久磁石を配し、支持筒5の閉口部52を磁着可能な材質から構成することで、ジョイント接合部44は、支持筒5の閉口部52と着脱自在に連結される。また、閉口部52は、その円周部分を一定の高さを有した環状とすることにより、ジョイント接合部44と篏合可能に形成しても良い。さらに、この環状部分の内周面を螺刻し、これに適合するようにジョイント接合部44の支持筒接合面46の円形外周も螺刻し、これらを螺篏させる構成としても良い。
支持筒5は、釣り竿7と釣り上げた魚を合わせた荷重に耐えられる強度及び錆びにくい素材、例えばステンレスにより形成される。竿尻の抜け難さと操作性を両立させるため、支持筒5の長さは6センチメートル程度とするのが望ましい。支持筒5の開口部51は、竿尻を篏合できるように開口される。この開口部51は、外方に向かって拡開されたテーパ状に形成されることが望ましい。
次にこの実施例の作用を説明する。
釣り竿用支持具1の装着に当たっては、図3に示すように、先ず、球頭部42とジョイント接合部44とを調整ネジ部43を介し、調整ネジ部43を回転させることで所望の固さに固定する。すなわち、釣り竿7を素早く上下左右に振りたい場合には、調整ネジ部43の締め付けを緩めに設定し、逆に、釣り竿7を素早く振る必要が少ない場合には、きつめの締め付けとすることで、容易に振り加減を調整することができる。
次に、支持筒接合面46に支持筒5を設置し、磁力によってジョイント接合部44と連結させる。磁力による連結は、螺合による連結よりも、支持筒5の着脱をより一層簡便に行うことができる。なお、閉口部52の円周部分を一定の高さを有した環状とし、ジョイント接合部44と篏合できるように構成した場合は、ジョイント手段4のジョイント接合部44に対し、支持筒5をより強固に連結させることができる。
しかる後、腹当板2と緩衝板3を重ね合わせた状態で、腹当板2の左右のベルト通し穴21a、21b及びこれらに対応する緩衝板3のベルト通し穴に、それぞれベルト6を挿入し、釣り人の腹部に装着する。このようにして、釣り竿用支持具1は釣り人の胴体に装着することができ、腹当板2と緩衝板3を胴体の所望箇所へ当接した状態に保つことができる。
魚釣りに際し、この釣り竿用支持具1の支持筒5に釣り竿7の竿尻を嵌合する。支持筒5先端の開口部51をテーパ状に形成することで、竿尻の篏合を容易ならしめ、また、開口部51と釣り竿7の接合箇所で、釣り竿7が痛みにくいという効果が生じる。
このようにして、釣り竿7の竿尻は、支持筒5に支持されるため、釣り人は、釣り竿7を安定して支えることができる。また、竿尻の場所がずれないため、片手でも釣り竿7を容易に操作することができ、特に掛かった魚を釣り上げる際には、空いた片方の手で、釣り糸を手繰り寄せることができる。
さらに、調整ネジ部43の回転による締め付けの調整で、魚の大きさや動きの俊敏さに応じた所望の振り加減で、釣り竿7を動かすことができ、特にシャクリの動作に支持筒5が追随して動くので、釣り竿7を良好に操作することができ、疲労も少ない。
調整ネジ部43の外周面に、周方向に直交するように配置された数箇所の筋状突起は、調整ネジ部43を回転させる際に、滑り難くなるという効果を有する。筋状突起に代えて数箇所の溝を設け、あるいは、調整ネジ部43の全体形状を多角形からなる環状とした場合も同様の効果を有する。
また、釣りの最中、竿尻から支持筒5に働く荷重は腹当板2で受け止められ、釣り人の腹部の広範囲に分散することになる。また、緩衝板3を配置した場合、さらに竿尻から受ける力を分散吸収するため、大型の魚を釣り上げるときでも、釣り人の腹部への痛みは一層少なく、また、衣服の損傷防止効果も大きい。
収納や運搬時には、支持筒5をジョイント接合部44から取り外すことで、釣り竿用支持具1の略中央からの突出が小さくなり、コンパクトに収納することができる。さらに調整ネジ部43を緩め、球頭部42からジョイント接合部44を外すことで一層コンパクトにすることもできる。このように、本考案に係る釣り竿用支持具1は、嵩張らず、持ち運びや収納に優れている。
上記のように、本考案の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面は本考案の技術的思想を具体化するために例示するものであって、構成部品の材質、形状、構造、配置等を上記のものに特定するものではない。
1 釣り竿用支持具
2 腹当板
21a、21b ベルト通し穴
3 緩衝板
4 ジョイント手段
41 ジョイント固定部
42 球頭部
43 調整ネジ部
44 ジョイント接合部
45 ジョイントネジ
46 支持筒接合面
5 支持筒
51 開口部
52 閉口部
6 ベルト
7 釣り竿
2 腹当板
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7 釣り竿
Claims (3)
- 腹当板と、該腹当板を前記釣り人に装着するベルトと、釣り竿の竿尻を内周面で篏合する支持筒と、前記腹当板と前記支持筒とを接合するジョイント手段とからなり、
前記ジョイント手段は、前記腹当板に設けられるジョイント固定部と、該ジョイント固定部に突設された球頭部と、調整ネジ部と、ジョイントネジを有するジョイント接合部とを備え、該ジョイント接合部は、前記調整ネジ部を介して前記球頭部と接合され、前記調整ネジ部の締め付けの強弱に応じ、釣り竿の上下左右への振り加減を調節可能にするよう構成したことを特徴とする、釣り竿用支持具。 - 前記支持筒の閉口部が前記ジョイント接合部に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載の釣り竿用支持具。
- 前記閉口部が永久磁石からなり、前記ジョイント接合部の連結面が前記支持筒と磁着可能な材質からなることを特徴とする請求項2に記載の釣り竿用支持具。
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