JP3214471U - 貯溜式水力発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より発電効率が良く、コンパクトな貯溜式水力発電装置を提供する。【解決手段】直立した円筒状水貯溜槽1の取水面Dの変化に追従する取水端20を有する落水管2と、落水管2の下方で当該落水管2の途中位置に取り付けられた発電部3と、発電部3を通過した落水を貯溜する落水貯溜槽4と、落水貯溜槽4の内部に落水が設定水位に達したことの検知で当該落水貯溜槽4の水面を押圧して円筒状水貯溜槽1に排水するためのプレス部6と、プレス部6の動作と共に円筒状水貯溜槽1の下部に空気を噴出して当該円筒状貯溜槽1の水位を上昇させるための圧縮空気部とを備え、円筒状貯留槽1に貯留された水の落水による発電動作と、プレス部6と圧縮空気部の動作で円筒状貯溜槽1の水位上昇動作を交互に実行させる。【選択図】図1

Description

本考案は、貯溜槽に溜めた水の落下エネルギーで発電する水力発電に係り、特に発電した水を貯溜槽に戻し、これを循環させることで、外部から大量の水を供給することなく継続した発電を可能とした貯溜式水力発電装置に関する。
既知の水力発電は、上流と下流の落差(位置エネルギーの差)を利用して落下あるいは流下する水の位置エネルギーで水車をまわし、水車に連結した発電機で発電するものである。
水力発電には、上流河川あるいは湖沼から取水し、水路で下流に位置する発電所の水車に導いて水車を回し、水車に連結された発電機を回転させて発電を行う流れ込み式(水路式)、ダムに貯水した水の落差を利用する貯水池あるいは調整池式(ダム式)、発電機の上下位置にそれぞれ調整池を持ち、発電に使用した下部調整池の水を余剰電力で上部調整池に戻して発電機を回す揚水式などが知られている。
流れ込み式(水路式)の発電装置は小規模システムとして設置可能であるが基本的には水の補給が必要であり、その他の方式は大規模な設備を必要とするため、マンションや工場の専用電源として用いることは不可能である。
外部から大量の水を供給することなく継続した発電を可能とした従来技術として、特許文献1、特許文献2、と3をあげることができる。特許文献1は次のような水力発電装置を開示する。
前もって水を満たした貯水式大型水槽の下部底面に適宜量の放水口を設け、その放水口の下に水車と発電機からなる発電システムを取り付ける。発電システムの下部の放流水の直下に、上記の発電機システムと同じ水を満たした発電システムを置き、上と下の貯水槽の下の放水ノズルを同時に開き、中の水を放水して上下の発電システムで同時に発電する。下部の発電システムで発電した電力で上部の発電システムの貯水槽に揚水し、これを循環させる。不足する電力はソーラー発電や風力発電で補完する。
また、特許文献2は、水中にほぼ鉛直方向に設けられた中空の筒状部材と、前記筒状部材の内部であってその上端付近に設けられ、前記筒状部材の内部を上昇する水流によって回される回転部材と、前記回転部材の回転運動を電力に変換する発電機と、前記筒状部材の下端に気体を送り込む圧送機構と、を備え、前記筒状部材の下端に気体を送り込むことにより前記筒状部材の内部に気泡を発生させ、前記筒状部材内外の密度差による煙突効果により生じる上昇水流を利用して発電を行うことを特徴とする気泡による密度差を利用した発電システムを開示する。
そして、特許文献3は、海抜0m以下の地下空間における水圧と大気圧力と圧縮空気エネルギーとを利用した、天然エネルギーの流水発電方法であり、水の押し上に使用する圧縮空気と水の押し上に使用した圧縮空気とが余剰電力によりエネルギーとして事前貯蔵を可能にし、かつ大気圧を隔離した圧縮空気の循環システムによりエネルギーの再使用を可能にした請求項1記載の水圧・圧縮空気及び大気圧を利用する地下水流発電方法を開示する。
特許文献3の発電方法では、水路管底部の圧縮空気の吹出口付近を上向に移動する圧縮空気の作用により大気圧の重さを低下させ、かつ水路側から水路管内への流入水の比重を小さくし、該水路側に作用する大気圧の重さと水圧とをエネルギーとして作用させ、水路管内の水を高い位置まで押し上る水圧・圧縮空気及び大気圧を利用したものである。
また、特許文献3の発電方法では、貯水管に海水又は、河川水の水を常時流入部から流水しかつ水量調整部を介して水路の水量を調節しながら、水路管へ流入させかつ同時に水路直結の圧縮空気貯蔵部から圧縮空気を水路管へ注入し、更に前記水路管に流れている水を押し上げて再度水車直結型の発電機に流水するようにしている。
特開2009−144514号公報 特開平07−75395号公報 特開2006−77719号公報
特許文献1に開示の水力発電装置では、上部発電システムへの揚水のための電力の不足分をソーラー発電機や風力発電機を設けることで得ている。ソーラー発電機や風力発電機を併設することが前提となっている。
特許文献2や特許文献3に開示の発電システムでは、揚水に圧縮空気を利用するが、何れも管の底部に圧縮空気等を送り、底部に送られた空気が気泡となって管内を上昇するエネルギーを利用し、管内を移動する水の移動エネルギーを利用して水車又はタービンを回動させており、圧縮空気噴出手段の構成は大がかりとなる。
本考案の目的は、上記従来技術の課題を解決するものであり、より発電効率が良く、コンパクトな貯溜式水力発電装置を提供することにある。
本考案に係る貯溜式水力発電装置は限定された筒状の貯溜槽に貯溜した小容量の水を落水させ発電機を回転させて循環させることで大量の水を必要とせずに連続した発電を可能としたものである。代表的な構成を記述すると、以下の通りである。
直立した円筒状水貯溜槽を備え、前記円筒状水貯溜槽の水面から取水すると共に、当該水面の変化に追従する取水口を有する落水管と、前記落水管の下方で当該落水管の途中位置に取り付けられた発電部と、前記発電部を通過した落水を貯溜する落水貯溜槽と、前記落水貯溜槽の内部に前記落水が設定水位に達したことの検知で当該落水貯溜槽の水面を押圧して前記円筒状水貯溜槽に排水するためのプレス部と、前記プレス部の動作と共に前記円筒状水貯溜槽の下部に空気を噴出して当該円筒状貯溜槽の水位を上昇させるための圧縮空気部とを備えた貯溜式水力発電装置であり、前記円筒状貯留槽に貯留された水の落水による発電動作と前記とプレス部と前記圧縮空気部とによる前記円筒状貯溜槽の水位上昇動作を交互に実行させる。
この貯溜式水力発電装置には、蓄電器を設置して前記発電部の発電電力と系統とを連携するパワーコンディショナーを備え、前記プレス部と圧縮空気部に不足電力を供給すると共に、前記発電部の余剰電力を系統に出力する。
前記落水貯溜槽の貯水容量は、排水容量を考慮して、前記円筒状貯留槽の貯水容量の二分の一以下とするのが好ましい。
前記落水貯溜槽には水位計が取り付けられており、前記水位計の検知が設定された高水位である場合には前記プレス部と前記圧縮空気部を動作させ、設定された低水位の検知で前記プレス部と前記圧縮空気部を停止させる。
前記発電部は、発電機の上流に手動バルブと電磁バルブの直列接続を有すると共に、前記電磁バルブにはゲートバルブが並列接続されている。手動バルブは始動時に開放し、ゲートバルブを開くことで発電機が回転を始める。その後、電磁バルブを解放することで連続運転に入る。ゲートバルブは落下水量調整用である。
具体的な構成例の装置では、前記円筒状水貯溜槽に各2本の落水管を設け、当該円筒状水貯溜槽一本の周囲に前記落水貯溜槽を8基接続してなり、前記円筒状水貯溜槽の底部には前記落水貯溜槽と連通するダンパーを有し、前記プレス部による落水貯溜槽の排水と前記圧縮空気部による前記円筒状水貯溜槽への空気の噴出とを、前記ダンパーを通して行う。
本考案は上記の構成及び後述する実施の形態に記載された内容に限定されるものではなく、本考案の技術思想の歯にないでしゅじゅの変更が可能である。
本考案によれば、極めて小容量の水を貯蔵し、これを循環して使用することにより、発電効率が良く、コンパクトな貯溜式水力発電装置を提供することができる。筒状水貯溜槽に空圧縮空気を噴出させることで、落水貯溜槽の水の重量を軽減して筒状水貯溜槽に排出でき、水循環エネルギーを軽減させることができる。
本考案に係る貯溜式水力発電装置の1実施例の要部を説明する図である。 本考案に係る貯溜式水力発電装置の1実施例の要部を説明するための図1の補間図である。 本考案に係る貯溜式水力発電装置の1実施例の要部を説明するための図1の一部を拡大した説明図である。 本考案に係る貯溜式水力発電装置の具体的な構成例を頂部からみた平面図である。 図4に示した本考案に係る貯溜式水力発電装置の断面図である。 本考案に係る貯溜式水力発電装置の1実施例に用いる発電機部分の説明図である。
以下、本考案に係る貯溜式水力発電装置の実施の形態例を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本考案に係る貯溜式水力発電装置の1実施例の要部を説明する図である。図2は、本考案に係る貯溜式水力発電装置の1実施例の要部を説明するための図1の補間図である。図1の丸で囲った符号A〜Fのラインは図2の同一符号のラインに接続する。図1において、先ず、発電用の水は筒状水貯蔵槽1に最上レベル(満水レベル)Hに貯溜される。筒状水貯蔵槽1の内壁には2本の落水管2(2a、2b)が設けられている。なお、図1、図2の回路構成におけるMCCB、MCは回線保護用遮断器、回路遮断器である。
落水管2の取水端20は取水面Dに開口し、落水に伴う取水面Dの下降に追従して取水端20も筒状水貯蔵槽1内で下降し、落水貯溜槽4から当該筒状水貯蔵槽1への排水による水面上昇に伴って上昇するフローティング構造となっている。落水管2の取水端20は、円筒状水貯溜槽1の取水面Dで取水する。落水管2の下方は図示したように円筒状水貯溜槽1の下方で当該円筒状水貯溜槽1から外部に引き出されている。円筒状水貯溜槽1から外部に引き出された落水管2には発電部3が設置されている。
図3は、発電部の本考案に係る貯溜式水力発電装置の1実施例の要部を説明するための図1の一部を拡大した説明図である。本実施例の発電部3は一つの円筒状水貯溜槽1に2本の落水管2a、2bが設けられている。それぞれの落水管2a、2bには発電機3g、3hの上流に、手動バルブ3a、3bと電磁バルブ3c、3dの直列接続を有する。また、電磁バルブ3c、3dにはゲートバルブ3e、3fが並列接続されている。
手動バルブ3a、3bは始動時に開放し、ゲートバルブ3e、3fを開くことで発電機3g、3hが回転を始める。その後、電磁バルブ3c、3dを開放することで連続運転に入る。ゲートバルブ3e、3fは落下水量調整用である。
発電部3を通過した落水は貯溜する落水貯溜槽4に落水する。落水貯溜槽4には円筒状水貯溜槽1の役半分の水を貯溜しておく。発電に使用された落水が落水貯溜槽4の内部に入り、落水貯溜槽4の貯溜流量は増加して行く。落水貯溜槽4には水位計9が設けられており、落水貯溜槽4の水位が設定水位に達したことの検知でプレス部6が動作する。プレス部6は油圧コンプレッサーと押圧機構5(プレスプレート5aとシャフト5b)で当該落水貯溜槽4の水面を下方に押圧して前記円筒状水貯溜槽1に排水する。
落水貯溜槽4に設置された水位計9を図2に示す。この水位計9は接地電極90と高水位検出電極9aおよび低水位検出電極9bで構成されている。水面の変化で高水位検出電極9aと低水位検出電極9bがそれぞれ接地電極90と閉回路を構成することによって高水位あるいは低水位の各状態が検知される。
プレス部6の動作開始と共に、圧縮空気部10が動作して円筒状水貯溜槽1の下部(底部)に空気を噴出させて当該円筒状貯溜槽1に落水貯溜槽4からの水を排出し、その取水面Dを上昇させる。圧縮空気部10は、コンプレッサー10aと気蓄器10bで構成される。円筒状貯溜槽1の下部から圧縮空気を噴出させることで当該円筒状貯溜槽1の内部の水に浮力を与え、短時間で落水貯溜槽4の水を円筒状貯溜槽1の内部に戻し、取水面Dを初期の状態に上昇させることができる。
この円筒状貯留槽1に貯留された水の落下による発電動作で、取水面Dの下降とプレス部6と圧縮空気部10とによる円筒状貯溜槽1の水位上昇(取水面Dの上昇)の動作を交互に実行させる。高水位である場合にはプレス部6と圧縮空気部10を動作させ、設定された低水位の検知でプレス部6と圧縮空気部10を停止させる。円筒状貯留槽1に貯留された水の量と落水貯溜槽4の容量と設置数にもよるが、複数の落水貯溜槽4のランダム発電および排水動作を、各落水貯溜槽4について、例えば1時間の発電に対して約3分の排水動作を繰り返すことで、連続した発電を可能とすることができる。
この貯溜式水力発電装置には、蓄電器(鉛蓄電池、あるいはリチウムイオン電池などの高容量二次電池)を設置して発電部3の発電電力と系統(商用配電系統)とを連携するパワーコンディショナー7を備えている。発電部3で発電し、自身の負荷11に給電するが、余ったときにはその余剰電力を蓄電池8の充電に使用しあるいは系統に出力する。また、系統からはプレス部6と圧縮空気部10初期の始動時の電力などの不足電力を供給する。
図4は、本考案に係る貯溜式水力発電装置の具体的な構成例を頂部からみた平面図である。また、図5は、図4に示した本考案に係る貯溜式水力発電装置の断面図で、図4のX−X線に沿って断面した図である。
図4、図5に示した本考案の具体的な構成例の装置では、円筒状水貯溜槽1に各2本の落水管2を設け、当該円筒状水貯溜槽1が一本の周囲に落水貯溜槽4を8基接続してなり、円筒状水貯溜槽1の底部には前記落水貯溜槽と連通するダンパーを有し、前記プレス部による落水貯溜槽4の排水と圧縮空気部10による円筒状水貯溜槽1への空気の噴出とを、ダンパー1aを通して行う。ダンパー1aは落水貯溜槽4側から円筒状水貯溜槽1側への一方通行弁(逆止弁)で、空気流も同じ方向のみに噴出される。
図6は、本考案に係る貯溜式水力発電装置の1実施例に用いる発電機部分の説明図である。図6は図1の円筒状水貯溜槽1に設けた落水管2aに設置された発電部をしめす。図3で説明した発電部3は、落水管2aに接続された手動バルブ3aの後段に直列接続された電磁バルブ3cと、電磁バルブの後段に接続された発電機3gで構成される。発電機は水車12の背面に当該水車の回転軸に共通に接続されている。この種の水車にはペルトン水車(衝動水車)が好適であるが、プロペラ型(軸流型)、その他の水車を用いることができる。なお、ゲートバルブは図示を省略してある。
上記実施例で説明したように、本考案によれば、円筒状水貯溜槽1に貯溜した極めて小容量の水を循環して使用することにより、発電効率が良く、コンパクトな貯溜式水力発電装置を提供することができる。筒状水貯溜槽に空圧縮空気を噴出させることで、落水貯溜槽の水の重量を軽減して筒状水貯溜槽に排出でき、水循環エネルギーを軽減させることができる。
本考案に係る貯溜式水力発電装置は、その円筒状水貯溜槽1に対して図4、図5で説明したような8個の落水貯溜槽を設置するものに限らない。
1・・・筒状水貯溜槽
1a・・・ダンパー
2(2a〜2j)・・・落水管
20・・・取水端
3・・・発電部
3a,3b・・・手動バルブ
3c,3d・・・電磁バルブ
3e,3f・・・ゲートバルブ
3g,3h・・・発電機
4(4a〜4h)・・・落水貯溜槽
5・・・押圧機構
5a・・・プレスプレート
5b・・・とシャフト
6・・・プレス部(油圧コンプレッサーと蓄油器)
7・・・パワーコンディショナー
8・・・蓄電池
9・・・水位計
90・・・接地電極
9a・・・高水位検出電極
9b・・・低水位検出電極
10・・・圧縮空気部
10a・・・コンプレッサー
10b・・・気蓄器
11・・・負荷
12・・・水車

Claims (6)

  1. 落水の位置エネルギーで水車を回し、当該水車に連結された発電機を回転させることで発電を行う貯溜式水力発電装置であって、
    直立した円筒状水貯溜槽と、
    前記円筒状水貯溜槽の水面近傍の取水面から取水すると共に、当該取水面の位置変化に追従する取水端を有する落水管と、
    前記落水管の下方で当該落水管の途中位置に取り付けられた発電部と、
    前記発電部を通過した落水を貯溜する落水貯溜槽と、
    前記落水貯溜槽の内部に前記落水が設定水位に達したことの検知で当該落水貯溜槽の水面を押圧して前記円筒状水貯溜槽に排水するためのプレス部と、
    前記プレス部の動作と共に前記円筒状水貯溜槽の下部に空気を噴出して当該円筒状貯溜槽の水位を上昇させるための圧縮空気部と、
    を備え、
    前記円筒状貯留槽に貯留された水の落水力による発電動作と、前記プレス部と前記圧縮空気部とによる前記円筒状貯溜槽の水位上昇動作を交互に実行させることを特徴とする貯溜式水力発電装置。
  2. 蓄電器を有して前記発電部の発電電力と系統とを連携するパワーコンディショナーを備え、前記プレス部と圧縮空気部に不足電力を供給すると共に、前記発電部の余剰電力を系統に出力することを特徴とする請求項1に記載の貯溜式水力発電装置。
  3. 前記落水貯溜槽の貯水容量は、前記円筒状貯留槽の貯水容量の二分の一以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の貯溜式水力発電装置。
  4. 前記落水貯溜槽に水位計を有し、前記水位計の検知が設定された高水位である場合には前記プレス部と前記圧縮空気部を動作させ、設定された低水位の検知で前記プレス部と前記圧縮空気部を停止させることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の貯溜式水力発電装置。
  5. 前記発電部は、発電機の上流に手動バルブと電磁バルブの直列接続を有すると共に、前記電磁バルブにはゲートバルブが並列接続されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の貯溜式水力発電装置。
  6. 前記円筒状水貯溜槽の周囲に前記落水貯溜槽を8基接続してなり、前記円筒状水貯溜槽の底部には前記落水貯溜槽と連通するダンパーを有し、前記プレス部による落水貯溜槽の排水と前記圧縮空気部による前記円筒状水貯溜槽への空気の噴出とを、前記ダンパーを通して行うことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の貯溜式水力発電装置。
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