JP3213282U - 哺乳瓶ホルダー付きぬいぐるみ - Google Patents

Abstract

【課題】授乳の労力が軽減され、被哺乳者に安心感をあたえることを目的とした、哺乳瓶ホルダー付きぬいぐるみを提供する。【解決手段】バンド２に、バンド２を取り付けていない方の腕４を通す。両腕３、４で挟持させるように、哺乳瓶７を装着する。被哺乳者が飲みやすい角度にぬいぐるみの足５を変形させ配置して、哺乳させる。これにより世話人がいなくても哺乳瓶は保持され、安全に授乳できる。また、ぬいぐるみ本体１は、玩具として用いることもできる。【選択図】図３

Description

本考案は、自力で哺乳瓶から乳を飲むことができるように、哺乳瓶ホルダーを設けたぬいぐるみに関するものである。

世話人なしに、例えば乳児などの被哺乳者に哺乳瓶の乳を飲ませる場合、困難を伴う。また、それを解決するため哺乳瓶ホルダーがついたスタンドや、哺乳瓶ホルダー付きの弾力性のある置物が公知となっている。

特開2011-172656 特開平07-289611

哺乳瓶ホルダーつきスタンドや弾力性の置物などを使うことは、被哺乳者にとっては無機的である。かつ世話人にとって、本体の固定や、乳児の顔の角度と哺乳瓶の角度の調整は、時間的、労働的負担である。

そこで本考案は、以上の課題を解決すべく、ぬいぐるみに哺乳瓶を狭持させることで、授乳中の被哺乳者に安心感をあたえ、世話人の授乳時の負担を軽減させることを目的とした。

本考案は、ぬいぐるみの片手にバンドを設け、もう片方の手をそのバンドに挿入し、そこに哺乳瓶を挿着して、ぬいぐるみの両手で哺乳瓶を挟持させることで、本体からの哺乳瓶の簡単な挿脱を可能にした。

ぬいぐるみ本体にワイヤー状部材を入れることによって、人手によって曲げ、変形可能にし、被哺乳者の位置や角度に合わせ、本体を配置できるようにした。

これは、ぬいぐるみとしても十分に機能をはたすものである。これらによって上記の課題を解決した。

本考案によれば、被哺乳者に安心感を与えつつ、世話人なしに、簡単に哺乳瓶から乳を飲ませることが可能である。

本考案の正面図である。 本考案の断面図である。 本考案の斜視実施図である。

以下に、本考案に係る実施例を図１乃至図３に基づいて説明する。図１は哺乳瓶ホルダー付きぬいぐるみの一例を示す。１は動物や人を模った本体ぬいぐるみ。２は例えばゴム製のバンド、バンドは例えばマジックテープなどで装脱可能なものでも、本体に縫着したものでもよい。３はバントを設けた腕。４はバンドを取り付けていない方の腕。５は本体の足である。図２の６は、ワイヤーのような芯である。図３の７は、哺乳瓶である。

まず２のバンドに４の腕を通す。両腕で挟持させるように、７の哺乳瓶を装着する。被哺乳者が飲みやすい角度にぬいぐるみの足５を変形させ配置して、哺乳させる。ぬいぐるみ本体１を玩具として用いるとこはもちろんであるが、これにより世話人がいなくても哺乳瓶は保持され、安全に授乳できる。

１ ぬいぐるみ本体
２ バンド
３ バンドを設けた腕
４ ３と反対側の腕
５ 足
６ 芯
７ 哺乳瓶

Claims (3)

1. 哺乳瓶ホルダー機能を備えたぬいぐるみ。
   
2. ホルダー機能がゴムバンドであることを特徴とする請求項１に記載するぬいぐるみ。
   
3. 哺乳時の配置の安定化のため、中にワイヤーをいれたぬいぐるみ。