JP3212029U - 遠隔監視システム - Google Patents

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純 中野
純 中野
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Abstract

【課題】屋外使用にも適し、コスト高を招来せず簡便に設置でき、汎用性の高い遠隔監視システムを提供する。【解決手段】単管パイプ30と、単管パイプ30上部に所定の仰角を以て取り付けたソーラーパネル10と、ソーラーパネル10より下の位置にて単管パイプ30に取り付けたガラス窓22付きのボックス20と、ボックス20に収容され、ガラス窓22から外側の水平方向の所定の画角分の静止画または動画を撮影するネットワークカメラと、撮影された内容を遠隔のPCやスマートフォンにて閲覧可能に送信するモバイルルータと、ソーラーパネル10からの電力を蓄電し、ネットワークカメラとモバイルルータへ安定的に電力を供給する蓄電池と、を具備した。【選択図】図2

Description

本考案は、遠隔地の様子を把握する遠隔監視システムに関し、特に、工事現場の進捗状況把握・工程管理、また、農場における農作物の生育状況把握などに利用できる屋外設置に適した遠隔監視システムに関する。
従来、遠隔地の様子を把握するシステムとしてライブカメラシステムが知られている。これは、屋上に設置されたカメラから交差点の交通状況の様子を把握したり、観光地の風景を把握したりするものである。これにより、遠隔地にいながら現地の様子を把握することができていた。
しかしながら、ライブカメラシステムは固定的であり、かつ、遠くから全体を写すものが多く、絞った使い方でなく散漫であるという問題点があった。
一方、テレビのライブ中継のように、詳細に配信する技術も存在するが、システムが専用かつ高額であって、簡便に取り扱えないという問題点があった。
特開2007−185426 特開2006−148737 特開2001−292440
本考案は上記に鑑みてなされたものであって、屋外使用にも適し、コスト高を招来せず簡便に設置でき、汎用性の高い遠隔監視システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の遠隔監視システムは、支持棒体と、支持棒体上部に所定の仰角を以て取り付けたソーラーパネルと、ソーラーパネルより下の位置にて支持棒体に取り付けた窓付きの収容箱体と、収容箱体に収容され、前記窓から外側の水平方向の所定の画角分の静止画または動画を撮影する撮影装置と、撮影された静止画または動画を遠隔の所定の出力装置にて閲覧可能に送信する送信装置と、ソーラーパネルからの電力を蓄電し、撮影装置と送信装置へ安定的に電力を供給する電力供給装置と、具備したことを特徴とする。
すなわち、請求項1に係る考案は、屋外使用にも耐える簡便な構成の遠隔監視システムを提供することができる。
支持棒体は、特に素材は限定されず、たとえば、単管パイプとすることができる。これにより、入手性も良く種々の接合具が市販されているので、ソーラーパネルや収容箱体を簡便に取り付けることができる。なお固定の方法としては、たとえば、地面に差し込む態様のほか、重量のある台座に差し込むようにしても、三脚構成にしてもよい。
ソーラーパネルは、設置現場における日照時間や、使用する撮影装置や送信装置の電力消費量、電力供給装置の容量を加味して適宜設計することができる。所定の仰角は、設置場所の緯度や季節にもよるが、パネル法線方向が25°から65°の範囲とすることができる。
収容箱体は、風雨をしのげるのであれば特に限定されない。なお、窓は無色透明であることが好ましく、マジックミラーや偏光フィルムを採用しても良い。また、撮影装置のレンズ口を直に外出しするような窓(孔)であってもよい。
撮影装置は、いわゆるライブカメラとすることができる。水平方向の画角は、45°〜120°とすることができる。設置現場への設置基数が少ないほど広角とすることが好ましい。静止画を撮影する場合は、一定時間間隔(たとえば10秒おき)に画像を撮影するのが好ましい。使用の態様によるが、夜間でも撮影できるように赤外線カメラを採用してもよく、日中用と夜間用(赤外線撮影用)との二台のライブカメラを収容し、照度に応じて切り替えて使用するようにしてもよい。
送信装置は、例えばモバイルルータを採用することができるが、撮影内容を送信できるのであれば特に仕様は限定されない。
電力供給装置は、蓄電池やインバータにより構成される。蓄電池の容量は、使用電力量と太陽電池からの日中発電量から適宜設定する。
請求項2に記載の遠隔監視システムは、請求項1に記載の遠隔監視システムにおいて、送信装置および電力供給装置も収容箱体に収容したことを特徴とする。
すなわち、請求項2に係る考案は、取扱性、設置性に加え、信頼性に優れる遠隔監視システムを提供することができる。
請求項3に記載の遠隔監視システムは、請求項1または2に記載の遠隔監視システムにおいて、ソーラーパネルと収容箱体との寸法は、平面視において収容箱体がソーラーパネルに遮蔽される関係であることを特徴とする。
すなわち、請求項3に係る考案は、ソーラーパネルが庇の役割を担い、窓に雨がかからず鮮明な撮影を維持しやすくなる。このほか、強い日差しの差し込みも防ぐことも可能となり、この点からも鮮明な撮影が維持可能となる。
請求項4に係る遠隔監視システムは、請求項1、2または3に記載の遠隔監視システムにおいて、所定の画角はレンズ構成によりまたは首振り機構により確保されていることを特徴とする。
すなわち、請求項4にかかる考案は、スペックに応じた遠隔監視が可能となる。
首振り機構は、撮影装置またはその台座に備わるようにするのが好ましい。
本考案によれば、屋外使用にも適し、コスト高を招来せず簡便に設置でき、汎用性の高い遠隔監視システムを提供することができる。
本考案の遠隔監視システムの適用説明図である。 遠隔監視システムの構成概要図である。 遠隔監視システムのボックス内の構成模式図である。
以下、本考案の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。本実施の形態では、工事現場に設置された遠隔監視システムの例を説明する。
図1は、本考案の遠隔監視システムの適用説明図である。図2は、遠隔監視システムの構成概要図である。図3は、遠隔監視システムのボックス内の構成模式図である。なお、説明の便宜上各構成の縮尺は実際のものとは異なって描画している。
遠隔監視システム1は、工事現場に2カ所(2基)設置されており、工事の進捗状況ないし工程管理を遠隔の本部から把握できるようにしている。図示したように、遠隔監視システム1Aは、ロードローラーによる締め固めの様子を撮影し、遠隔監視システム1Bは、油圧ショベルによる整地の様子を撮影する。撮影された映像はそのままネットワークN経由で本部に設置されたPC2のモニタにて確認できるようになっている。また、同様にネットワークN経由で、監督者が所持しているスマートフォン3上からも確認できるようになっている。
遠隔監視システム1は、大きく、ソーラーパネル10と、ボックス20と、単管パイプ30と、により構成される。
ソーラーパネル10は、縦645mm×横540mm×厚み35mmの板状であり、50W出力のものを採用している。このソーラーパネル10は、図示しない汎用のパイプ接合具により仰角約45°として、南面するように配している。また、発電された電気はケーブル11によりボックス20に導入させている。
ボックス20は、ステンレス製またはプラスチック製であり前面を開けることができ気密に密閉もできる蓋21として構成されている。寸法は縦430mm×横265mm×厚み195mmであってソーラーパネル10の下の位置に、図示しない汎用のパイプ接合具を介して単管パイプ30に取り付けている。ボックス20がこの大きさであるので、平面視においてソーラーパネル10に遮蔽され、ソーラーパネル10が庇の役割を果たし、ボックス20を保護する。また後述するガラス窓22をボックス20の高い位置に設けることにより、ガラス窓22に雨がかかり難く、また、直射日光が差し込み難くいようにしている。
ボックス20内には、ネットワークカメラ201と、モバイルルータ202と、蓄電池203と、が収容されている。また、チャージコントローラ204と、インバータ205も収容されている。
ネットワークカメラ201は、200万画素フルHDの画角130°で撮影できるIPネットワークカメラを採用している。具体的には、ソリッドカメラ社製のIPC−09w等を採用することができる。画角が広いので水平方向に広く見渡した画像を得ることができる。また、IPネットワークカメラであるので、Wi−Fi接続によりモバイルルータ202と接続し映像を送信することができる。なお、ネットワークNとの接続が断絶する場合を補償するものとして、64GマイクロSDを内蔵させ、20日間の録画も可能としている。
なお、蓋21の上部にはネットワークカメラの撮影域を邪魔しないように設けられたガラス窓22があり、ガラス窓22を通して工事現場の様子を撮影可能としている。なお、屋外に設置されることを前提として、ガラス窓22には、撥水処理の施された偏光フィルムを貼着しており、日差しの強弱を緩和し、雨滴による画像ゆがみを生じにくくしている。なお、前述したように、ソーラーパネル10を庇として利用するため、ガラス窓22は、ボックス20の高い位置に設けている。
モバイルルータ202は、ネットワークカメラ201からの映像についてネットワークNを介してPC2やスマートフォン3へ送信する(適宜各種プロトコル処理をおこなう)。
蓄電池203は、12V−20Ahのバッテリーを採用している。スペックにもよるが、本実施の形態の構成では、フル充電の状態からは無日照でも3日間はシステム稼働が可能であるように設計している。
ケーブル11はチャージコントローラ204に導入され、蓄電池203に対する保護装置として機能する。
また、インバータ205は、ネットワークカメラ201とモバイルルータ202の仕様に沿った電圧に変換する。
単管パイプ上30は、外径約50mmのステンレスパイプであり、長さは特に限定されないが、1.5mとすれば、土に30cm埋設して安定的な自立を確保しつつ、ネットワークカメラ201のレンズ高さをおよそ地面から100cmとすることができる。なお、下端を先鋭にした単管杭として土壌への埋入性を高めても良い。
遠隔地にあるパソコン2やスマートフォン3には、予め閲覧ソフト、たとえば、ソリッドカメラ社製のフリーアプリケーションCamView&CamPlayやmCamViewをインストールしておく。本部または監督者は、アプリケーションを起動し、適宜遠隔監視システム1Aのネットワークカメラ201または遠隔監視システム1Bのネットワークカメラ201を選択することで、工事の様子をそれぞれのカメラから把握できる。
以上説明したように、本考案の遠隔監視システムは、屋外使用にも適し、汎用性の高い構成によりコスト高を招来せず、設営・撤収も容易であって、適用範囲も特に限定されないものとすることができる。
なお、使用の態様により、システムは1基としても良いし、3基以上としても良い。システムが相対的に低コストであるので、状況に応じて適宜増減すれば良い。また、ネットワークカメラ201は、通常はスタンバイモードとして消費電力を抑え、PC2やスマートフォン3からの要求があった場合にモバイルルータ202を介して起動して撮影を開始するようにしてもよい。また、通常は20秒間隔の静止画撮影をおこなってマイクロSDに記録しておき、PC2やスマートフォン3からの要求があった場合に動画配信を行うようにしても良い。適宜この静止画像群を遠隔地から参照可能にしてもよい。
また、適宜レンズをかませて画角を広げるようにしても良いし、首振り機構により広範囲な領域を撮影できるシステムとしても良い。
本考案は、工事現場だけでなく、農場に設置して、農作物の生育状況を把握するための遠隔監視システムとしても利用できる。このほか、牛舎や養豚場、養鶏場の様子を把握する際に用いることもできる。また、養殖筏を撮影したり、堰や魚道近くに設けて、遡上する稚魚をついばむ鳥よけの空砲の発射タイミングを見計らったりする際にも使用できる。
1(1A,1B):遠隔監視システム,2:PC(パーソナルコンピュータ),3:スマートフォン,10:ソーラーパネル,11:ケーブル,20:ボックス,21:蓋,22:ガラス窓,30:単管パイプ,201:ネットワークカメラ,202:モバイルルータ,203:蓄電池,204:チャージコントローラ,205:インバータ,N:ネットワーク

Claims (4)

  1. 支持棒体と、
    支持棒体上部に所定の仰角を以て取り付けたソーラーパネルと、
    ソーラーパネルより下の位置にて支持棒体に取り付けた窓付きの収容箱体と、
    収容箱体に収容され、前記窓から外側の水平方向の所定の画角分の静止画または動画を撮影する撮影装置と、
    撮影された静止画または動画を遠隔の所定の出力装置にて閲覧可能に送信する送信装置と、
    ソーラーパネルからの電力を蓄電し、撮影装置と送信装置へ安定的に電力を供給する電力供給装置と、
    を具備したことを特徴とする遠隔監視システム。
  2. 送信装置および電力供給装置も収容箱体に収容したことを特徴とする請求項1に記載の遠隔監視システム。
  3. ソーラーパネルと収容箱体との寸法は、平面視において収容箱体がソーラーパネルに遮蔽される関係であることを特徴とする請求項1または2に記載の遠隔監視システム。
  4. 所定の画角はレンズ構成によりまたは首振り機構により確保されていることを特徴とする請求項1、2または3に記載の遠隔監視システム。

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