JP3211987U - トグルスイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】一本の操作レバーで3種類以上の負荷の切り換えを行うことができるトグルスイッチを提供する。【解決手段】操作レバーと、該操作レバーが上方から内部に挿通されたハウジング1と、該ハウジングの内部底面に設けられた共通固定接点40及び複数の選択固定接点41〜44と、該複数の選択固定接点41〜44のいずれかを選択的に共通固定接点40に接続する揺動自在な可動接触片とを備え、操作レバーは可動接触片を揺動させることができるように中間部を支点として傾動自在に設けられたトグルスイッチにおいて、選択固定接点41〜44を、一端が共通固定接点40の中心で交わる少なくとも3本の線上に、共通固定接点40を囲むように、1個ずつ配置した。【選択図】図2

Description

本考案は、より多くの切換操作を可能にするトグルスイッチに関する。
トグルスイッチは、レバーを異なる方向に傾動させることでON−OFFの切替えやON−ONの負荷の切換えをすることができ、一般に広く利用されている。トグルスイッチの一例を特許文献1に示す。しかし、従来のトグルスイッチは、1回路における選択固定接点数は2個、OFFを加えても3個に制限される。従って、切り換え可能な負荷の数は最大2種類乃至2段階に限定されている。1回路における接点数を3個以上にするには、ロータリースイッチにすればよいが、ロータリースイッチは、共通端子と接続する選択端子の接点を切り換える順序が決められており、可動接点を隣接していない離れた位置にある選択固定接点に直に接続させることはできず、必ず一定の順序・段階での切り換えを強いられる。ロータリースイッチの一例を特許文献2に示す。
特開2011−187347 特開平5−101745
本考案が解決しようとする課題は、1回路で3個以上の選択固定接点を有し、構造が簡単なトグルスイッチを提供することにある。
本考案に係るトグルスイッチは、操作レバーと、該操作レバーが上方から内部に挿通されたハウジングと、該ハウジングの内部底面に設けられた共通固定接点及び複数の選択固定接点と、該複数の選択固定接点のいずれかを選択的に前記共通固定接点に接続する揺動自在な可動接触片とを備え、前記操作レバーは前記可動接触片を揺動させることができるように中間部を支点として傾動自在に設けられたトグルスイッチにおいて、前記選択固定接点を、一端が前記共通固定接点の中心で交わる少なくとも3本の線上に、該共通固定接点を囲むように、1個ずつ配置したことを特徴とする。
前記可動接触片は、一端が前記共通固定接点の中心で交わる前記選択固定接点が配置された前記少なくとも3本の線に沿って延出する延出部を有し、各前記選択固定接点を覆う形状に形成されている。
前記操作レバーは、前記可動接触片の中心部を基準として前記延出部の延出方向とは反対方向に傾動自在に構成されている。
本考案に係るトグルスイッチによれば、一本の操作レバーで1回路につき3種類以上の負荷の切り換えを行うことができる。しかも、負荷の切り換えは一定の順序や段階に制約されることなく、3種類以上の負荷のいずれにも直に切り換えることができる。これにより、3種類以上の負荷を様々に組み合わせることができるため、水・油等の液体や空気・酸素等の気体に関する量、圧力、温度、粘度などの切り換え、音・光・電波・電気・磁気等の伝播要素に関する量、強弱、広がり域などの切り換え等、従来のトグルスイッチでは困難であった様々な要素の使用における多様な負荷の切り換えを1本の操作レバーで実現することができる。
本考案によるトグルスイッチの一実施形態を示す縦断面図で、操作レバーのみ一部を断面にしてある。 図1に示すトグルスイッチのハウジング内部における固定接点の配置を示す平面図である。 図1に示すトグルスイッチの可動接触片の平面図である。 図1に示すトグルスイッチの共通固定接点の一部をなす可動接片受けを示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。 図1に示すトグルスイッチの操作レバーを傾動させて可動接片が一つの選択固定接点と共通固定接点と接続した状態を示す縦断面図である。 図1に示すトグルスイッチのハウジングの外部底面における端子の配置を示す底面図である。 図1に示すトグルスイッチの操作レバー案内孔を有するハウジングのカバー板の平面図である。
次に、添付図面を参照して、本考案に係るトグルスイッチの実施例について説明する。
図1は、本考案に係るトグルスイッチの縦断面図が示すが、この図を見る限りでは一般的なトグルスイッチの縦断面図と変わりがない。即ち、ハウジング1の内部底面上には固定接点4が配置されており、操作レバー2がハウジング1の上面を覆うカバー板3を貫通してハウジング1の内部に延びている。操作レバー2の先端からは、レバー本体内部に収納された弾発部材21を介して伸縮自在にロッド22が突出している。伸縮ロッド22の先端とハウジング1の内部底面上に位置する固定接点4との間に可動接触片5が設けられている。可動接触片5はその中央部5aが下方に突出するように屈曲されており、この可動接触片5の下方に突出した中央部5aがハウジング1の底面の中央に位置する共通固定接点40上に載置されて中央部5a近傍で固定接点40と常時接している。
可動接触片5は、操作レバー2が直立した状態において、延出部5bが斜め上向きに外方(図中左右方向)へ延出し、下方に突出した中央部5aを支点として揺動自在に構成されている。延出部5bは、ハウジング1の底面の外方に位置する選択固定接点4(図1には41,42のみが示されている)を覆うように、その上方に離間した位置まで延出した延出端に可動接点6(図1には61,62のみが示されている)を備えている。操作レバー2は、中間部をブッシング7に固定支持されることにより傾動自在に構成されている。操作レバー2が傾動すると、伸縮ロッド22が可動接触片5上を中央部分からいずれかの延出端方向に滑動して延出部5bを押し下げ、可動接点6(61又は62)を選択固定接点4(41又は42)に接触させる。
操作レバー2が図示された直立状態においては、可動接点6(61又は62)は選択固定接点4(41,42)に接触していないため、選択固定接点4(41,42)が接続された負荷回路はいずれもOFFである。操作レバー2が傾動して可動接点6(61又は62)がいずれかの選択固定接点4(41又は42)に接触すると、接触された固定接点4(41又は42)が接続している負荷回路はONになる。
図2は、図1のトグルスイッチのハウジング1内における固定接点6の平面的な配置を示しており、本考案の特徴を示す一例が示されている。一般的なトグルスイッチと異なり、図示実施例において、固定接点4は1個の共通固定接点40と4個の選択固定接点41,42,43,44とからなる。これらの選択固定接点41,42,43,44は、共通固定接点40の中心Oを通り相互に十字に交差する2本のa1―a2線とb1−b2線の線上に、言い換えると、一端が共通固定接点40の中心Oで交わるO−a1、O−a2、O−b1、O−b2の4本の線上に、共通固定接点40を囲むように1個ずつ配置されている。
上記実施例においては、選択固定接点を4個にした例について説明したが、本考案においては、選択固定接点を3個以上使用する例を種々考えることができる。例えば、選択固定接点を3個にするときは、一端が共通固定接点40の中心Oで交わるY字形をなす線、例えば、O―d1、O―c1、O―a2の各線上に配置すればよい。また、選択固定接点を5個にするときは一端が共通固定接点40の中心Oで交わる星形をなす線例えば、O―a1、O―b1、O―b2、O―c2、O―d2の各線上に配置すればよい。選択固定接点を6個や7個にすることも同様に可能なことは容易に理解できよう。また、共通固定接点40の中心Oで交わる線同士の交差角度は図示実施態様に限られることなく、操作レバー2の操作性などを考慮して任意に設定することができる。
図3は、図2に示された実施例における可動接触片5の平面形状を示す。操作レバー2がいずれかの方向に傾動したときに、可動接点6の一つ61,62,63又は64がハウジング1内底面の対応する選択固定接点41,42,43又は44に接触するように、可動接触片5には、全ての選択固定接点41,42,43,44を覆う延出部51,52,53,54が形成されており、本実施例においては平面視で十字形を呈している。可動接触片5の平面形状は選択固定接点の数に応じて変わる。例えば、選択固定接点が3個のときはY字形であり、選択固定接点が5個のときは星形に、選択固定接点が6個のときは中央部50から6方向に延びる延出部を有する形状になる。
図4は、共通固定接点40の詳細を示すものであり、(a)は図1に示されているのと同様の共通固定接点40の正面を示し、(b)はその側面を示している。共通固定接点40は、図4(a)から明らかなように、正面視でU字形に曲げられて一対の側壁401を有しており、両側壁401には図4(b)に示されるように上端に凹部402が形成されている。共通固定接点40上に載置される可動接触片5は、延出部51,52又は53,54が凹部402内に収まるように形成されている。共通固定接点40に凹部402を有する両側壁401を設けることにより、可動接触片5を共通固定接点40上で位置ずれを起こすことなく凹部402内に安定して保持することができる。また、可動接触片5を両側壁401を介してハウジング1の底面から間隔をあけた高い位置で保持することにより、可動接触片5の延出部51,52又は53,54がハウジング1の底部平面となす角度を小さくしつつ、可動接点61,62,63,64と選択固定接点41,42,43,44間の間隔を大きくして、誤作動の無い両者間の確実な離接を実現している。
図5は、図1と同様の縦断面図であるが、操作レバー2が傾動した状態を示しており、伸縮ロッド22が可動接触片5上を図3に示される中央部50から延出部52の延出方向に沿って滑動してその延出部52を押し下げ、可動接点62を選択固定接点の一つである接点42と接触させている。これにより選択固定接点42が接続している所定の負荷回路がONになる。このとき操作レバー2は、伸縮ロッド22が滑動する可動接触片5の延出部52の延出方向とは反対方向に傾動していることになる。
図6は、ハウジング1の外部底面の端子の配置を示している。共通端子80は図2に示される共通固定接点40と接続しており、端子81、82、83、84はそれぞれ図2の選択固定接点41、42、43,44と接続している。かくして、例えば、図5に示されるように操作レバー2が傾動操作されて、可動接触片5により可動接点62が選択固定接点42に接触すると共通端子80と端子82間が閉じられて、端子82が接続している所定の負荷を有する不図示の負荷回路がONになる。
図7は、操作レバー2の案内孔30を有するハウジング1のカバー板3の平面視を示す。例えば、操作レバー2が案内路31に案内されて図中右方向に傾動すると、図5に示されるように、操作レバー2から突出している伸縮ロッド22が可動接触片5上を延出部52の延出方向に滑動して延出部52を押し下げ、可動接点62を選択固定接点の一つである接点42と接触させる。図示実施例では、図2に示されるように、選択固定接点41,42,43,44が共通固定接点40の中心Oで相互に十字に交差する2本の線上に配置されているため、案内孔30は十字形に形成されている。ただ、この案内孔30の形状は選択固定接点の個数と配置に対応させる必要があるため、可動接触片5の平面形状に応じた形状になる。例えば、選択固定接点が3個のときはY字形にし、選択固定接点が5個のときは星形に、選択固定接点が6個のときは中央部50から6方向に延びる延出部を有する形状になる。
なお、案内孔30の平面形状は可動接触片5の平面形状と厳密な意味で同一ではない。それは、操作レバー2が傾動する方向は、伸縮ロッド22が可動接触片5の、例えば、図3の延出部52上を図中左方向に活動するとき、操作レバー2は案内孔30の案内路31に案内されて7図中右方向に傾動するからである。即ち、案内孔30は、その案内路31,32,33,34が、可動接触片5の中心部50を基準として延出部51,52,53,54の延出方向とは反対方向に延出するように形成される。この案内孔30と可動接触片5の平面形状の違いは、図示実施例では明らかにならないが、選択固定接点を3個や5個の奇数個にし、可動接触片5の平面形状をY形や星形にしたときに明らかになる。
本考案に係るトグルスイッチは、従来のトグルスイッチでは対応することができない多様な負荷の切り換えに対応することができ、しかも、ロータリースイッチのように一定の順序を経なければ任意に選択する負荷回路を起動できないのではなく、OFF位置から直に任意に選択する負荷回路をONさせることができる。図示実施例に示された4種類の負荷の切り換えに使用されるトグルスイッチの負荷切り換え例を表1に示す。表1において、0は負荷回路のOFFを示し、1は負荷回路1のON、2は負荷回路2のON、3は負荷回路3のON、4は負荷回路4のONを示す。
Figure 0003211987
図示実施例に示されたトグルスイッチの負荷切換パターンは表1に示すものに限らない。No.5〜16の負荷切換パターンを二つ種々組合せることにより、ここに示されていない負荷切換パターンも考え得る。選択固定接点の数を4個以上、例えば5個にすれば負荷切換パターンは図示実施例より多くなる。選択固定接点の数を4個以下、例えば3個にすれば負荷切換パターンは図示実施例より少なくなるが、それでも、3個以上であれば、従来のトグルスイッチでは困難であった様々な多種多様な負荷の切り換えを1本の操作レバーで実現することができることに変わりはない。
1…ハウジング
2…操作レバー
3…カバープレート
4…固定接点
5…可動接触片
6(61,62,63,64)…可動接点
7…ブッシング
8…端子
40…共通固定接点
41,42,43,44…選択固定接点
80…共通端子
81、82、83、84…端子

Claims (3)

  1. 操作レバーと、該操作レバーが上方から内部に挿通されたハウジングと、該ハウジングの内部底面に設けられた共通固定接点及び複数の選択固定接点と、該複数の選択固定接点のいずれかを選択的に前記共通固定接点に接続する揺動自在な可動接片とを備え、前記操作レバーは前記可動接触片を揺動させるようにその中間部を支点として傾動自在に設けられたトグルスイッチにおいて、前記選択固定接点を、一端が前記共通固定接点の中心で交わる少なくとも3本の線上に、該共通固定接点を囲むように、1個ずつ配置したことを特徴とするトグルスイッチ。
  2. 前記可動接触片は、前記共通固定接点の中心で交わる前記選択固定接点が配置された線に沿って延出する延出部を有し、各前記選択固定接点を覆う形状に形成されている請求項1に記載のトグルスイッチ。
  3. 前記操作レバーは、前記可動接触片の中心部を基準として前記延出部の延出方向とは反対方向に傾動自在に構成されている請求項2に記載のトグルスイッチ。
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