JP3211918U - 衣服の携帯端末用ポケット - Google Patents

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留美子 龍口
留美子 龍口
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Abstract

【課題】ポケットの少ない女性用のユニホームにおける携帯端末の保持に相応しい実用性のある携帯端末用のポケットを提供する。【解決手段】脇身頃4の下方部位に脇身頃の巾に亘ってポケット5を形成する。脇身頃の表面に下向きに形成したタックをポケットのフラップ6とする。ポケットの両側端部及びタックの両側端部を、脇身頃と前身頃2及び後身頃3とで挟み込み切り替え線7を形成する。【選択図】図1

Description

本考案は、例えば、ジャケット、作業着、ベストなどの上着において、スマートホーン等の携帯機器を落とさないように収容することのできる携帯機器用のポケットに関するものである。
スマートホーンなどの携帯機器は、被服のポケットなどに収容して携帯することが多く、何かの拍子に滑り抜けて落下すると、内部の部品が破損し、また接読不良になって使用ができなくなる場合がある。
そこで、例えば、特開2004−211225号公報では、携帯機器を上着のポケットに収容して携帯する場合、携帯機器が上着のポケットから落ちないように、前身頃布の裏側に裏ポケット部を形成し、この裏ポケット部に携帯機器を収容することが開示されている。
また、同様に前身頃布の裏側に裏ポケット部を形成する特開2002−249903号公報では、身返しが肩および袖ぐりまで拡がっており、上着を着用した際に肋骨の最も突出した部分の下方のくぼみに対応する位置で下前側の身返しにパッチポケットが設けられ、前記下前側身返しはネックポイントと前記ポケットの幅方向の中央を結ぶ線およびその延長線上で切替えられている構成が開示されている。
そして、特開2009−1923号公報では、前身頃布の表側に、上方を開放部として表ポケット布を逢着することによって表ポケット部を形成し、この表ポケット部を形成する前記前身頃布の部分に開口部を設けるとともに、この開口部の、幅方向の両端部の少なくとも一方を高さ方向へ覆うように、伸縮性を有する縦帯布を前記前身頃布に逢着することによって携帯機器を出し入れする出し入れ開口部を形成し、前記前身頃布の裏側に、前記出し入れ開口部を囲うように裏ポケット袋布を逢着することによって裏ポケット部を形成した構成が開示されている。
特開2004−211225号公報 特開2002−249903号公報 特開2009−1923号公報
従来の携帯端末を収容するポケットは、その存在が一見して視認できる構成で取り付けられており、見た目のスマートに欠けるものである。
また、着用時の姿態の動きよってポケットから滑落する場合もあり、その対処が要望されている。
特にポケットの少ない女性用のユニホームにおける携帯端末の保持に相応しい構成が望まれている。
本考案はこれらの問題点に着目して、新規で実用性のある携帯端末用のポケットを提供せんとするものである。
本考案の請求項1の衣服の携帯端末用ポケットは、脇身頃の下方部位に脇身頃の巾に亘って形成されたポケットであって、前記脇身頃の表面に下向きに形成したタックを前記ポケットのフラップとしたこと、前記ポケットの両側端部及び前記タックの両側端部が、前記脇身頃と前身頃及び後身頃とに挟み込まれて切り替え線を形成したことを特徴とするものである。
請求項2の衣服の携帯端末用ポケットの考案は、請求項1に記載の考案において、ポケットが脇身頃の表面に前記脇身頃と同一のポケット布を被設して形成されており、前記ポケット布の上面はタックで形成したフラップに隠れる範囲に位置していることを特徴とするものである。
請求項3の衣服の携帯端末用ポケットの考案は、請求項2に記載の考案において、携帯端末用ポケットの下方に、脇身頃の巾に亘って形成された脇ポケットが形成されており、前記携帯端末用ポケットが前記脇ポケットと一部重なっていることを特徴とするものである。
請求項4の衣服の携帯端末用ポケットの考案は、請求項1に記載の考案において、ポケットが脇身頃の裏面に被設したポケット布で形成されており、前記ポケットへの開口切り込みがタックで形成したフラップに隠れる位置に形成されていることを特徴とするものである。
請求項5の衣服の携帯端末用ポケットの考案は、請求項4に記載の考案において、携帯端末用ポケットの下方位置の表面に、脇身頃の巾に亘って形成された脇ポケットが形成されており、前記携帯端末用ポケットが前記脇ポケットと一部重なっていることを特徴とするものである。
請求項6の衣服の携帯端末用ポケットの考案は、請求項2乃至5のいずれかに記載の考案において、脇身頃を前と後に有する衣服において、何れかの脇身頃の下方部位に何れかの脇身頃の巾に亘って形成されたポケットであって、前記何れかの脇身頃の表面に下向きに形成したタックを前記ポケットのフラップとしたこと、前記ポケットの両側端部及び前記タックの両側端部が、何れかの脇身頃と他方の脇身頃及び前身頃又は後身頃とに挟み込まれて切り替え線を形成したことを特徴とするものである。
本考案の携帯端末用ポケットは、フラップを有するためポケットに入れた携帯端末のポケットからの滑落を防止できる効果がある。
また、当該フラップは脇身頃の表面に下向きに形成したタックで形成されているため、脇身頃との色彩模様が同一で一体性が強く違和感が無く、存在が目立たせない効果を有する。
さらに、ポケットの両側端部及び前記タックの両側端部が、前記脇身頃と前身頃及び後身頃とに挟み込まれて切り替え線を形成しているため、ポケットやフラップのための独自の縫い目が現れず、各存在自体が目立たない効果を発揮するものである。
そして、フラップの両端(タックの両側端部)が逢着されているためフラップの起倒が阻止されて、携帯端末の携帯端末用ポケットからの滑落を確実に防止できる効果も奏するものである。
携帯端末用ポケットの下方位置の表面に、脇身頃の巾に亘って形成された脇ポケットが形成されており、前記携帯端末用ポケットが前記脇ポケットと一部重なっているものとすれば、脇ポケットが目立ち、携帯端末用ポケットの存在が一層目立たなくなる効果が発揮される。
また、前記携帯端末用ポケットの底部の縫い目が脇身頃に現れていても脇ポケットで隠すことができる効果も有する。
本考案の一実施の形態を示すベストの正面図である。 図1の要部縦断面図である。 図1の要部横断面図である。 図1の要部横断面図である。 本考案の他の実施の形態を示す要部の断面図である。 本考案の他の実施の形態を示す要部の断面図である。 本考案の他の実施の形態を示す要部の断面図である。
本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本考案の一実施の形態を示すベストの正面図、図2乃至図4は同要部の断面図であり、ベスト1の前身頃2と後身頃3に介在する脇身頃4に、フラップ6を有する携帯端末用ポケット5が形成されている。
携帯端末用ポケット5は脇身頃4の下方部位に脇身頃4の巾に亘って形成されおり、前記脇身頃4の表面に下向きに、タック用縫い目61でタックを形成し、前記携帯端末用ポケット5のフラップ6と成している。
したがって、フラップ6を有するため入れた携帯端末の携帯端末用ポケット5からの滑落を防止できる作用を奏する。
また、前記携帯端末用ポケット5は、前記脇身頃4の表面に前記脇身頃4と同一の携帯端末用ポケット布51を被設して形成されており、前記携帯端末用ポケット布51の上面52を、前記タックで形成したフラップ6に隠れる範囲に位置せしめ、前記携帯端末用ポケット5の出入口をフラップ6で被覆している。
したがって、脇身頃4の表面に下向きに形成したタックで形成された当該フラップ6は、脇身頃4との色彩模様が同一で一体性が強く違和感が無く、その存在を目立たせない作用を有する。
そして、前記携帯端末用ポケット5の両側端部53及び前記フラップ6(タック)の両側端部62が前記脇身頃4の両側端部と重合し、前身頃2及び後身頃3とに挟み込まれた状態で切り替え線7を形成する構成となって、夫々の生地の部位が縫着71されて一体に結合されている。
したがって、携帯端末用ポケット5の両側端部53及び前記フラップ6の両側端部62が、前記脇身頃4と前身頃2及び後身頃3とに挟み込まれて切り替え線7を形成しているため、携帯端末用ポケット5やフラップ6の両側端部のための独自の縫い目がなく、本来の脇身頃4と前身頃2及び後身頃3との縫着71の切り替え線7のみ現れ、携帯端末用ポケット5やフラップ6の各存在自体を目立たないようにする作用を奏するものである。
さらに、フラップ6の両端62(タックの両側端部)が逢着されているためフラップ6の起倒が阻止されて、携帯端末の携帯端末用ポケット5からの滑落を確実に防止できる作用を奏するものである。
図5は本考案の他の実施の形態を示す要部の断面図であり、携帯端末用ポケット5を脇身頃4の裏面に形成したものである。
携帯端末用ポケット5が脇身頃4の裏面に被設した携帯端末用ポケット布51で形成されており、前記携帯端末用ポケット5への出し入れ口となる開口切り込み8がタックで形成したフラップ6に隠れる位置に形成されている。
図6は本考案の他の実施の形態を示す要部の断面図であり、携帯端末用ポケット5の下方に、脇身頃4の巾に亘って形成された脇ポケット9が形成されており、前記携帯端末用ポケット5が前記脇ポケット9と一部重なっている状態で形成されている。
また、脇ポケット布91の両端部も、前身頃2及び後身頃3に挟み込まれて切り替え線7を形成する構成となっている。
携帯端末用ポケット5が脇ポケット9と一部重なって前面に位置するため、脇ポケット9が目立ち、携帯端末用ポケット5の存在が一層目立たなくなる作用を奏する。
また、携帯端末用ポケット5の底部の縫い目が脇身頃4の表面に現れても、脇ポケット9で隠すことができる作用も有する。
図7は他の実施の形態を示す要部の断面図であり、脇身頃4を上下2枚の脇身頃41,42と携帯端末用ポケット布(向布)51とで構成して携帯端末用ポケット5を設けたものである。
すなわち、上脇身頃41の下部でタックを形成してフラップ6と成し、当該上脇身頃41の下端部41Aと携帯端末用ポケット布51の上端部との逢着を、タック用逢着61と兼ねた共通の逢着として連結したものである。
一方、下脇身頃42の上端部42Aは、前記タック用逢着61より下方のフラップ6に隠れる位置決めとし、前記下脇身頃42と前記ポケット布51の両側端部及び前記フラップ6の両側端部が、前記上下脇身頃41,42と共に、前身頃2及び後身頃3とに挟み込まれて切り替え線7を形成して連結されている。
そして、前記下脇身頃42と前記ポケット布51の下部を逢着して底部にすることで、前記下脇身頃42と前記ポケット布51の間に携帯端末用ポケット5が形成され、前記逢着61と下方のフラップ6に隠れた下脇身頃42の上端部42Aとの間に出し入れ口が形成されるものとなる。
以上のように、本考案を図面に基づいて説明し各実施の形態における具体的構成は一例で、また、構成を明瞭にするために裏布や実用上必要と思われる端部処理等、或いは意匠的装飾は省略して図示してあり、同様の作用効果を得られる他の構成又は手段を排除するものではない。
1 ベスト
2 前身頃
3 後身頃
4 脇身頃
41 上脇身頃
41A 上脇身頃の下端部
42 下脇身頃
42A 下脇身頃の上端部
5 携帯端末用ポケット
51 携帯端末用ポケット布
52 携帯端末用ポケット布の上面
53 携帯端末用ポケットの両側端部
6 フラップ
61 タック用縫い目
62 フラップの両側端部
7 切り替え線
71 縫着
8 開口切り込み
9 脇ポケット
91 脇ポケット布

Claims (6)

  1. 脇身頃の下方部位に脇身頃の巾に亘って形成されたポケットであって、前記脇身頃の表面に下向きに形成したタックを前記ポケットのフラップとしたこと、前記ポケットの両側端部及び前記タックの両側端部が、前記脇身頃と前身頃及び後身頃とに挟み込まれて切り替え線を形成したことを特徴とする衣服の携帯端末用ポケット。
  2. ポケットが脇身頃の表面に前記脇身頃と同一のポケット布を被設して形成されており、前記ポケット布の上面はタックで形成したフラップに隠れる範囲に位置していることを特徴とする請求項1に記載の衣服の携帯端末用ポケット。
  3. 携帯端末用ポケットの下方に、脇身頃の巾に亘って形成された脇ポケットが形成されており、前記携帯端末用ポケットが前記脇ポケットと一部重なっていることを特徴とする請求項2に記載の衣服の携帯端末用ポケット。
  4. ポケットが脇身頃の裏面に被設したポケット布で形成されており、前記ポケットへの開口切り込みがタックで形成したフラップに隠れる位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の衣服の携帯端末用ポケット。
  5. 携帯端末用ポケットの下方位置の表面に、脇身頃の巾に亘って形成された脇ポケットが形成されており、前記携帯端末用ポケットが前記脇ポケットと一部重なっていることを特徴とする請求項4に記載の衣服の携帯端末用ポケット。
  6. 脇身頃を前と後に有する衣服において、何れかの脇身頃の下方部位に何れかの脇身頃の巾に亘って形成されたポケットであって、前記何れかの脇身頃の表面に下向きに形成したタックを前記ポケットのフラップとしたこと、前記ポケットの両側端部及び前記タックの両側端部が、何れかの脇身頃と他方の脇身頃及び前身頃又は後身頃とに挟み込まれて切り替え線を形成したことを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の衣服の携帯端末用ポケット。
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