JP3211774U - 香炉 - Google Patents
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Abstract
【課題】供養具として使用可能な香炉であって、全体としてコンパクトにすることができると共に、場所を問わず置くことができる香炉を提供する。【解決手段】本考案の香炉1は、香を薫香するための香炉であって、凹状の外部香炉3と、この外部香炉内に収容され、香を載置するための載置部材を備える内部香炉5と、遺骨を収容する納骨容器21とを有し、この納骨容器21は、外部香炉3の底部と内部香炉5の底部との間に配置されることを特徴とする。このように構成された本考案においては、外部香炉3の底部と内部香炉5の底部との間に遺骨を収容する納骨容器21を配置していることにより、香炉全体をコンパクトにすることができると共に、納骨容器21を香炉1の上方から視認できないために場所を問わず香炉を置くことができる。【選択図】図2
Description
本考案は、香炉に関する。
従来より、寺院に出向かずとも家庭内で供養できるように、ペットの遺骨、遺影、遺品などを収容し、香を焚くことができるペット用の供養具が知られている(例えば、特許文献1)。この供養具においては、遺骨を収容する納骨室と納骨室の隣に香炉を一体的に設け、納骨室の扉の表面に遺影板を貼り付けている。
しかしながら、特許文献1に記載の考案においては、納骨室が香炉の隣に設けられているために全体的に大型化しまうといった問題があった。さらに、納骨室が人目に触れ易い表面に設けられているために、使用者は、リビングなどの身近なところに置きたくても、他人の目が気になり置くことができないといった問題があった。
本考案は、このような課題を解決するためになされたものであり、供養具として使用可能な香炉であって、全体としてコンパクトにすることができると共に、場所を問わず置くことができる香炉を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本考案の香炉は、香を薫香するための香炉であって、凹状の外部香炉と、この外部香炉内に収容され、香を載置するための載置部材を備える内部香炉と、遺骨を収容する納骨容器とを有し、この納骨容器は、外部香炉の底部と内部香炉の底部との間に配置されることを特徴とする。
このように構成された本考案においては、外部香炉の底部と内部香炉の底部との間に遺骨を収容する納骨容器を配置していることにより、香炉全体をコンパクトにすることができると共に、納骨容器を香炉の上方から視認できないために場所を問わず香炉を置くことができる。
このように構成された本考案においては、外部香炉の底部と内部香炉の底部との間に遺骨を収容する納骨容器を配置していることにより、香炉全体をコンパクトにすることができると共に、納骨容器を香炉の上方から視認できないために場所を問わず香炉を置くことができる。
また、本考案の香炉は、好ましくは、外部香炉、内部香炉及び納骨容器は、平面視において、同軸上に配置される。このように構成された本考案においては、香炉全体をよりコンパクトにすることができると共に、納骨容器を確実に上方から視認できないようにすることができる。
本考案の香炉は、好ましくは、内部香炉は、その底部下面から下方に延びる脚部を更に備え、この脚部よって内部香炉の底部と外部香炉の底部との間に収容空間を形成し、納骨容器は、この収容空間に配置される。このように構成された本考案においては、納骨容器を収容空間内に隠すことができる。
また、本考案の香炉は、好ましくは、納骨容器の上面は、断熱シートで覆われている。このように構成された本考案においては、香を焚いているときに内部香炉から納骨容器へ熱が伝わることを防止することができる。
本考案の香炉は、好ましくは、内部香炉は、その側部の外面に遺影板を更に備え、この遺影板と対面する外部香炉の側部は、香炉の外部から内部を視認可能な透明材で形成される。このように構成された本考案においては、香炉の外部から遺影板を見ることができるため、薫香と共に供養する際に、亡くなった人や動物への供養に対する感情を深めることができる。
また、本考案の香炉は、好ましくは、内部香炉は、その内部に凹状の受部を更に備え、載置部材はこの受部に収容される。このように構成された本考案においては、載置部材を内部香炉内に収容することができ、香炉全体をよりコンパクトにすることができる。
本考案の香炉は、好ましくは、内部香炉は、難燃性材料で形成される。このように構成された本考案においては、香を焚いているときに内部香炉が燃焼する恐れを低減することができる。
本考案は、供養具として使用可能な香炉であって、全体としてコンパクトにすることができると共に、場所を問わず置くことができる香炉を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本考案の好ましい実施形態の香炉を説明する。
まず、図1乃至3を参照して、本考案の第1実施形態の香炉を説明する。図1は本考案の第1実施形態による香炉を示す全体斜視図である。図2は図1のA−A線に沿った断面図、図3は本考案の第1実施形態による香炉を示す平面図である。
まず、図1乃至3を参照して、本考案の第1実施形態の香炉を説明する。図1は本考案の第1実施形態による香炉を示す全体斜視図である。図2は図1のA−A線に沿った断面図、図3は本考案の第1実施形態による香炉を示す平面図である。
本実施形態の香炉は、一般家庭などで薫香と共に供養する目的で使用され、持ち運び可能な移動式の香炉である。この香炉は、分骨された少量の粉状の遺骨を内部に収容し、香を焚くことにより、薫香と同時に供養することができるものである。また、本実施形態においては、一般家庭で使用される移動式の香炉に基づいて説明するが、本考案は寺院などで使用される固定式の供養具にも適用することができる。
本実施形態の香炉の使用においては、使用する前に通常の仏教徒が墓地で行うものと同じ開眼供養が行われる。具体的には、本香炉を使用するにあたり納骨容器に分骨するため、護摩を焚き、煩悩を払い菩提を祈願する。
分骨の手続きは、所定機関に所定の許可書を発行した後に、少量の粉状の遺骨を紙に包み分骨する。
図1に示すように、本実施形態の香炉1は、凹状の外部香炉3と、この外部香炉3の内部に収容され香を焚くための内部香炉5と、亡くなった人や動物の遺骨を収容する納骨容器21とを備えている。
外部香炉3は、片手で持ち運びできる大きさで形成されている。外部香炉3は、凹状の外部本体7と、この外部本体7と嵌合することにより外部本体7の上方開口を閉鎖する外蓋9とを備えている。
外部本体7は、平坦な底部とこれから上方へ立ち上がる側部からなり、上向き凹状の四角柱状で形成される。これにより、外部本体7の内部に内部香炉5を収容する空間を形成している。また、外部本体7は、望ましくは、香炉1の外部から内部を透視できるように、ガラス、プラスチック等の透明材で形成される。更に、外部本体7は、好適には難燃性材料で形成される。
本実施形態では、外部本体を四角柱状で形成したが、円筒形状、円錐形状、角錐形状等で形成してもよく、底部を備えており且つ内部香炉5を収容することができればよい。また、外部本体7は、透明材で形成したが、金属線を網状に編んだ籠で形成してもよい。
本実施形態では、外部本体を四角柱状で形成したが、円筒形状、円錐形状、角錐形状等で形成してもよく、底部を備えており且つ内部香炉5を収容することができればよい。また、外部本体7は、透明材で形成したが、金属線を網状に編んだ籠で形成してもよい。
外蓋9は、平坦な上部とこれから下方へ延びる側部からなり、下向き凹状の四角柱状で形成される。外部本体7内で香を焚くとき、外部本体7から外蓋9を取り外し、香を焚かないとき外部本体7に外蓋9を取り付けて使用する。また、外蓋9は、外部本体7と同様に、香炉1の外部から内部を透視することができるように、ガラス、プラスチック等の透明材で形成される。更に、外蓋9は、好適には難燃性材料で形成される。
なお、本実施形態では、外蓋を四角柱状で形成したが、一般住宅の屋根のようなドーム形状、円筒形状、円錐形状、角錐形状等で形成してもよく、外部本体の形状に適宜合わせて形成すればよい。また、外蓋9は、透明材で形成したが、金属線を網状に編んだ籠で形成してもよい。
なお、本実施形態では、外蓋を四角柱状で形成したが、一般住宅の屋根のようなドーム形状、円筒形状、円錐形状、角錐形状等で形成してもよく、外部本体の形状に適宜合わせて形成すればよい。また、外蓋9は、透明材で形成したが、金属線を網状に編んだ籠で形成してもよい。
内部香炉5は、外部香炉3内に全体が収まる大きさで形成される。内部香炉5は、凹状の内部本体11と、この内部本体11と嵌合することにより内部本体11の上方開口を閉鎖する内蓋12とを備えている。また、内部香炉5は、好適には難燃性材料(例えば、陶磁器,石,琺瑯,難燃性合成樹脂,金属等)で形成される。
内部本体11は、凹状の受部13と、受部13及び載置部材15を支える脚部19とを備えている。更に、内部本体11は、受部13内に載置部材15を備えている。
受部13は、平坦な底部とこれから上方へ立ち上がる側部からなり、上向き凹状の四角柱状で形成される。これにより、受部13の内部に載置部材15を収容する空間を形成している。なお、本実施形態では、受部を四角柱状で形成したが、円筒形状で形成してもよい。
載置部材15は、平面状の金属網16と、金属網16の幅方向両端から下方に延びて設けられる支脚17とで構成される。支脚17は、受部13の深さより短い長さで形成されている。具体的に、支脚17は、受部13上方の開口縁から香が脱落せず、香が受部13の底部と接しないように金属網16を維持できる程度の長さで形成される。この支脚17が受部13の底面に接地することにより、金属網16が水平状態で維持され、金属網16が受部13上方の開口縁より低い位置に配置される。これにより、金属網16の平面上に香を寝かせた状態で載置して香を焚くことができ、受部13の開口縁から灰等が飛び散らないようにすることができる。薫香後の灰等は金属網16の隙間から落下して、受部13の内部空間に蓄積される。
更に、詳細に説明すると、金属網16は、受部13の底面から5mm以上離間して設けられている。金属網16は、線径が0.05mm以下のステンレス線を網状に張ることにより形成される。これにより、ステンレス線は、熱伝導率が比較的低いために、金属網16上で香を焚いたときに香が立ち消えすることを防止することができる。なお、金属網は、ステンレス線に限定されるものではなく熱伝導率が低い材質であればよい。
また、本実施形態では、載置部材は、金属網及び支脚とから構成したが、支脚を備えずに金属網を受部に直接固定するようにしてもよい。この場合、載置部材は、受部上方の開口縁の形状に合わせ、受部と係合するための係合部を備える金属網から構成される。金属網の係合部を受部に係合させることにより、金属網を受部に固定することができる。
更に、本実施形態では、載置部材の支脚と金属網とは、別体で構成したが、一体に形成してもよい。この場合、受部上方の開口縁より大きな平面を有する金属網を準備し、この金属網に対して、平面視で、受部上方の開口縁より外側の部分を垂直に折り曲げることにより、茶筒のような形状で形成する。
脚部19は、受部13の下面の幅方向両端から平行状態で下方に延びて形成される。脚部19が外部香炉3の底面に接地することにより、受部13が水平状態で維持される。更に、脚部19は、外部香炉3の底部から内部本体11を離間させ、その間に空間を形成する。即ち、外部香炉3の底部及び内部本体11の底部、脚部19により実質的な閉断面を形成する。この閉断面の空間は、納骨容器21を収容する収容空間として機能する。
内蓋12は、平坦な上部とこれから下方へ延びる側部からなり、下向き凹状の四角柱状で形成される。内部本体11内で香を焚くときは内部本体11から内蓋12を取り外し、香を焚かないときは内部本体11に内蓋12を取り付け使用する。即ち、内蓋12は、香炉1を移動させる際に香を焚いた後の灰等が飛び散ることを防止する機能を有する。また、内蓋12は、香を焚いている途中で内部本体11の上方開口を閉めることにより火消しの機能を有する。なお、本実施形態において、内蓋12には孔が設けられていないが、複数の孔を設けてもよい。これにより、内蓋12を内部本体11に篏合した状態で香を焚くことができる。また、本実施形態では、受部を四角柱状で形成したが、円筒形状で形成してもよい。
納骨容器21は、陶器、プラスチック製のケース等である。納骨容器21の内部に分骨された少量の粉状の遺骨を包み紙に入れて収容し、外部香炉3の底部と内部香炉5の底部の間の収容空間に配置される。ケースなしで包み紙自体を納骨容器21としてもよい。納骨容器21は、外部香炉3及び内部香炉5の形状、大きさに合わせて形成する。
図3に示すように、外部香炉3、内部香炉5及び納骨容器21は、平面視において、各部材の中央が同軸上に位置するように配置されている。また、納骨容器21は、平面視において、内部香炉5の外周閉曲線より内側に配置されている。これにより、外蓋9を外部本体7から取り外して上方から見た場合、納骨容器21を視認することができないようになっている。
次に、図1乃至3を参照して、本考案の第1実施形態による香炉1の使用を開始する際の設定手順を説明する。
まず、未使用状態の香炉1において、外部香炉3の外部本体7から外蓋9を取り外して、内部香炉5を外部本体7から取り出す。次いで、遺骨を納骨容器21に収容して、納骨容器21を外部本体7の底部の中央付近に配置する。次いで、脚部19の間に納骨容器21が収容されるように内部香炉5を外部本体7内に設置する。次いで、内部本体11から内蓋12を取り外して、受部13内に設けられている載置部材15の金属網16上に香を載置する。最後に、ライター等により香に火をつけて薫香と共に供養を開始する。香を焚いている途中で消火する場合は、内蓋12にて内部本体11の上方開口を閉鎖する。
香は、棒状、渦巻き状、円錐状、即ち金属網16上に載置できる形状で形成される。
次いで、図4乃至6を参照して、本考案の第2実施形態の香炉を説明する。図4は本考案の第2実施形態による香炉を示す全体斜視図である。図5は図1のA−A線に沿った断面図、図6は本考案の第2実施形態による香炉を示す平面図である。
本実施形態の香炉1は、外蓋9に通気孔10が形成されている点、断熱シート23、遺影板25を備える点を除き、基本的な構成は、上述した第1実施形態の香炉1と実質的に同様である。以下、第1実施形態との相違点のみを説明する。
本実施形態の香炉1は、外蓋9に通気孔10が形成されている点、断熱シート23、遺影板25を備える点を除き、基本的な構成は、上述した第1実施形態の香炉1と実質的に同様である。以下、第1実施形態との相違点のみを説明する。
図4乃至6に示すように、第2実施形態の香炉1の外部香炉3及び内部香炉5は、円柱状で形成される。外蓋9には、香を焚くときに空気が出入りするための複数の通気孔10が形成される。これにより、内蓋12を取り外し且つ外蓋9を取り付けた状態で香を焚くことができる。なお、本実施形態では、通気口を外蓋に形成したが、外部本体7に通気口を形成してもよい。
内部香炉5は、内部本体11の側部の外側に亡くなった人や動物の写真、梵字が記載されている位碑等の遺影板25を備えている。更に、遺影板25と対面する外部本体7の側部は、透明材で形成されている。これにより、香炉1の外部から遺影板25を見ることができる。薫香と共に供養する際に、亡くなった人や動物への供養に対する感情を深めることができる。
納骨容器21は、その表面がフィルム状の断熱シート23で覆われている。これにより、香を焚いている際の熱が内部本体11から納骨容器21へ伝わることを防止することができる。
次いで、本実施形態の(作用)効果について説明する。
本実施形態の香炉は、香を薫香するための香炉1であって、凹状の外部香炉3と、この外部香炉3内に収容され、香を載置するための載置部材15を備える内部香炉5と、遺骨を収容する納骨容器21とを有し、この納骨容器21は、外部香炉3の底部と内部香炉5の内部本体11の底部との間に配置される。このように構成された本実施形態においては、外部香炉3の底部と内部本体11の底部との間に遺骨を収容する納骨容器21を配置していることにより、香炉1全体をコンパクトにすることができると共に、納骨容器21を香炉1の上方から視認できないために場所を問わず香炉1を置くことができる。
本実施形態の香炉は、香を薫香するための香炉1であって、凹状の外部香炉3と、この外部香炉3内に収容され、香を載置するための載置部材15を備える内部香炉5と、遺骨を収容する納骨容器21とを有し、この納骨容器21は、外部香炉3の底部と内部香炉5の内部本体11の底部との間に配置される。このように構成された本実施形態においては、外部香炉3の底部と内部本体11の底部との間に遺骨を収容する納骨容器21を配置していることにより、香炉1全体をコンパクトにすることができると共に、納骨容器21を香炉1の上方から視認できないために場所を問わず香炉1を置くことができる。
また、本実施形態の香炉1は、好ましくは、外部香炉3、内部香炉5及び納骨容器21は、平面視において、同軸上に配置される。このように構成された本実施形態においては、香炉1全体をよりコンパクトにすることができると共に、納骨容器21を確実に上方から視認できないようにすることができる。
本実施形態の香炉1は、好ましくは、内部香炉5は、その底部下面から下方に延びる脚部19を更に備え、この脚部19よって内部香炉5の底部と外部香炉3の底部との間に収容空間を形成し、納骨容器21は、この収容空間に配置される。このように構成された本実施形態においては、納骨容器21を収容空間内に隠すことができる。
また、本実施形態の香炉1は、好ましくは、納骨容器21の上面は、断熱シート23で覆われている。このように構成された本実施形態においては、香を焚いているときに内部香炉5から納骨容器21へ熱が伝わることを防止することができる。よって、納骨容器21に収納されている遺骨を内部香炉5からの熱より保護することができる。
本実施形態の香炉1は、好ましくは、内部香炉5は、その側部の外面に遺影板25を更に備え、この遺影板25と対面する外部香炉3の外部本体7の側部は、香炉1の外部から内部を視認可能な透明材で形成される。このように構成された本実施形態においては、香炉1の外部から遺影板25を見ることができるため、薫香と共に供養する際に、亡くなった人や動物への供養に対する感情を深めることができる。
また、本実施形態の香炉は、好ましくは、内部香炉5は、その内部に凹状の受部13を更に備え、載置部材15はこの受部13に収容される。このように構成された本実施形態においては、載置部材15を内部香炉5内に収容することができ、香炉1全体をよりコンパクトにすることができる。
本実施形態の香炉1は、好ましくは、内部香炉5は、難燃性材料で形成される。このように構成された本実施形態においては、香を焚いているときに内部香炉5が燃焼する恐れを低減することができる。
本実施形態の香炉1によれば、香炉1が墓となり、墓地に行く時間がないときでも、亡くなった人や動物の供養を毎日することができて便利である。
載置部材の変形例として、金属網16及び支脚17の代わりに、内部香炉5の受部13内にバインダークリップを設置して、バインダークリップで香を挟み込んで使用してもよい。この場合、香を点火させた後に、香をバインダークリップで挟み込み、このバインダークリップを受部13に予め設けられた孔に垂直に差し込んで使用される。
載置部材の別の変形例として、内部香炉5の受部13内に金属製のコイルを設置して、そのコイル上に香を載置して使用してもよい。コイルは、円形形状、角型形状のコイルが使用される。
載置部材の別の変形例として、カーボンファイバーシート、ロックファイバーシート、グラスファイバーシートを内部香炉5の受部13内に敷き、そのシート上に香を載置して使用してもよい。
本実施形態の香炉1において、持ち運びし易いように香炉1の外側に棒状の柄を取り付けてもよい。この場合、香炉1に対して柄は、ボルト及びナット、磁石等により取り付けられる。これにより、柄を掴んで香炉1を移動させることができる。
本発明の前記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範囲内で種々の変更、変形が可能である。
1 香炉
3 外部香炉
5 内部香炉
7 外部本体
9 外蓋
10 通気孔
11 内部本体
12 内蓋
13 受部
15 載置部材
16 金属網
17 支脚
19 脚部
21 納骨容器
23 断熱シート
25 遺影板
3 外部香炉
5 内部香炉
7 外部本体
9 外蓋
10 通気孔
11 内部本体
12 内蓋
13 受部
15 載置部材
16 金属網
17 支脚
19 脚部
21 納骨容器
23 断熱シート
25 遺影板
Claims (7)
- 香を薫香するための香炉であって、
凹状の外部香炉と、
この外部香炉内に収容され、香を載置するための載置部材を備える内部香炉と、
遺骨を収容する納骨容器と、を有し、
この納骨容器は、前記外部香炉の底部と前記内部香炉の底部との間に配置される、ことを特徴とする香炉。 - 前記外部香炉、前記内部香炉及び前記納骨容器は、平面視において、同軸上に配置される、請求項1に記載の香炉。
- 前記内部香炉は、その底部下面から下方に延びる脚部を更に備え、
この脚部よって前記内部香炉の底部と前記外部香炉の底部との間に収容空間を形成し、前記納骨容器は、この収容空間内に配置される、請求項1又は2に記載の香炉。 - 前記納骨容器の上面は、断熱シートで覆われている、請求項3に記載の香炉。
- 前記内部香炉は、その側部の外面に遺影板を更に備え、
この遺影板と対面する前記外部香炉の側部は、香炉の外部から内部を透視可能な透明材で形成される、請求項1乃至4の何れか1項に記載の香炉。 - 前記内部香炉は、その内部に凹状の受部を更に備え、
前記載置部材はこの受部に収容されることを特徴とする、請求項1乃至5の何れか1項に記載の香炉。 - 前記内部香炉は、難燃性材料で形成される、請求項1乃至6の何れか1項に記載の香炉。
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2017
- 2017-05-23 JP JP2017002292U patent/JP3211774U/ja active Active
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