JP3211395U - 家具用脚部防音具 - Google Patents

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道朗 三谷
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Abstract

【課題】椅子やテーブル等を移動させたときに生じる衝撃音を吸収して階下等への騒音を防止し、長期間の防音効果を維持することができる家具用脚部防音具を提供する。【解決手段】家具等の脚部P下端を嵌入する有底筒状のキャップ体1を設ける。キャップ体1の底部に配置する合成ゴム製のリング体2を設ける。リング体2の上面部に沿って配置するスポンジ製のリング体2を設ける。リング体2の中央部に天然ゴム製の緩衝支持体3を配置する。複数の大型突起3Aと小型突起3Bとを緩衝支持体3に設ける。大型突起3Aがリング体2より上方に突出するように構成する。【選択図】図1

Description

本考案は、主に椅子やテーブル等の家具の脚部下端に装着することで、これらの椅子等を移動させたときに生じる衝撃音を吸収し、階下等への騒音を防止する家具用脚部防音具に関するものである。
従来、家具の脚部に装着する部材として、例えば、特許文献1に示されるような家具類等の脚部端面支持構造が提案されている。この支持構造によると、パイプの端部とこの端部を支持する弾性支持部材との間に緩衝材を介在させたもので、家具類を安定的に支持するものである。
一方、脚部の下端面に貼り付ける構成の防音具として、特許文献2や特許文献3に記載の防音具が提案されている。
特許文献2の防音具は、当出願人が先に提案したもので、上下二層の発泡材からなる防音層を、脚部の下端面に貼り付ける構成を成している。
特許文献3の防音具は、下面に繊維のシートを備えた受け板を設け、この受け板の上面に弾性体板を設け、この弾性体板を粘着剤にて脚部の下面に貼り付けるものである。
実用新案登録第3077205号公報 実用新案登録第3135746号公報 特開2001-286361号公報
特許文献1の支持構造では、緩衝材をパイプ材の内部に挿入する必要があるので、この支持構造が適用される家具は、脚部がパイプ材で形成されている家具に限られることになり、パイプ材以外の脚部に装着することは困難である。したがって、特許文献1の支持構造では、装着可能な家具の種類が限定される不都合があった。
また、特許文献2や特許文献3に記載の防音具は、脚部の下端面に貼り付ける構成を成しているので、特許文献1の支持構造と比べてより多くの家具に使用することが可能である。しかしながら、脚部の下端面に接着剤で貼り付ける構成なので、この接着剤が椅子等を移動させたときに剥がれ易くなるという課題があった。
しかも、特許文献3に記載のクッション部材では、クッション部材の下面に繊維シートを設けたものであり、この繊維内部の空気層による防音効果を期待したものである。ところが、この繊維シートには、常に荷重が加わる最下面に配置されているので、家具の重量や家具加わる荷重によって、しだいに繊維が潰れてしまい、内部の空気層が全くなくなる虞があった。このように繊維シートの空気層がなくなると、防音効果を発揮できず、家具の衝撃が直接床に響く状態になる。
そこで本考案は、上述の課題を解消すべく案出されたもので、椅子やテーブル等の家具の脚部下端に装着することで、これらの椅子等を移動させたときに生じる衝撃音を吸収して階下等への騒音を防止し、しかも防音効果を長期間維持することができる家具用脚部防音具の提供を目的とするものである。
本考案の第1の手段は、家具等の脚部P下端面に装着して家具等の移動により生じる衝撃音を吸収するように設けられた脚部用防音具であって、脚部P下端を嵌入する有底筒状のキャップ体1と、該キャップ体1の底部内側に配置されたリング体2と、該リング体2の中央部に配置されリング体2より上方に突出する複数の突起を備えた緩衝支持体3とで構成したものである。
第2の手段において、前記リング体2はスポンジ材にて形成され、前記緩衝支持体3は天然ゴム材にて形成されたものである。
第3の手段において、前記緩衝支持体3は、前記リング体2より上方に突出するように設けられた複数の大型突起3Aと、前記リング体2の高さに合わせて突出するように設けられた複数の小型突起3Bとを備え、大型突起3Aの内側に小型突起3Bを配置したものである。
第4の手段は、前記キャップ体1の底部に、接着剤に浸した布層4を介してPTFEコーティングを施したPTFE層5を設けたことを課題解消のための手段とする。
本考案の請求項1により、脚部P下端を嵌入する有底筒状のキャップ体1と、該キャップ体1の底部に配置されたリング体2と、該リング体2の中央部に包囲されリング体2より上方に突出する複数の突起を備えた緩衝支持体3とで構成したことにより、脚部P下端はキャップ体1により覆われた状態で防音効果を発揮するので、脚部の形状に対応可能になり、特許文献1の支持構造のように脚部がパイプ材で形成されている家具に限られるといった従来の不都合は解消した。
しかも、椅子等を移動させたときに、脚部の下端面に貼り付けていた防音具が剥がれ易くなるという特許文献2,3の課題も解消され、安定した防音効果を長期間維持することができる。
請求項2のように、リング体2をスポンジ材にて形成し、緩衝支持体3を天然ゴム材にて形成することで、脚部P下端の荷重をリング体2が支持し、脚部Pの移動時に発生しやすい各種の音をリング体2と緩衝支持体3とが吸収することができる。この結果、マンション等で椅子等を移動させたときでも、階下の部屋にまで迷惑が掛かるような音を確実に防止することができる。
請求項3のごとく、緩衝支持体3は、リング体2より上方に突出するように設けられた複数の大型突起3Aと、リング体2の高さに合わせて突出するように設けられた複数の小型突起3Bとを備えたことで、防音効果の高いスポンジ製のリング体2の疲労防止効果を発揮する。しかも、大型突起3Aの内側に小型突起3Bを配置しているので、リング体2に加わる負荷の偏りを防止し、リング体2の耐久性を高める効果もある。この結果、本考案の防音効果を長期間維持することができるものである。
請求項4のように、キャップ体1の底部に、接着剤に浸した布層4を介してPTFEコーティングを施したPTFE層5を設けたことにより、本考案防音具を滑り易くすることができ、移動時に発生しやすい引きずり音を軽減することができる。しかも、接着剤に浸した布層4を介してPTFEコーティング層5を設けているので、耐久性を高める効果もある。
このように本考案によると、椅子やテーブル等の家具の脚部下端に装着することで、これらの椅子等を移動させたときに生じる衝撃音を吸収して階下等への騒音を防止し、しかも防音効果を長期間維持することができるなどといった当初の目的を達成した。
本考案の一実施例を示す分解斜視図である。 本考案の一実施例を示す縦断面図である。 本考案の一実施例を示す平面図である。 本考案の他の実施例を示す縦断面図である。
本考案は、椅子やテーブル等の家具の脚部P下端面に接着し家具の移動により生じる衝撃音を吸収する脚部用の防音具である。本考案構成は、キャップ体1、リング体2、緩衝支持体3を備えた構成である(図1参照)。
キャップ体1は有底筒状を成し、家具の脚部P下端を嵌入する弾性部材である。このキャップ体1は、エラストマー等の合成ゴム材にて形成され、脚部Pの形状に合わせた開口部と底部とを形成したものである。例えば、丸脚タイプの脚部Pには、円形の開口部を備えたキャップ体1を形成する(図1参照)。また、矩形タイプの脚部Pには、矩形状の開口部や底部を備えたキャップ体1を形成するものである(図示せず)。
リング体2は、キャップ体1の底部に配置される支持部材で、キャップ体1の底部形状に合わせて形成する(図2参照)。底部形状が円形のキャップ体1には、円形のリング体2を使用するが、矩形状の開口部や底部を備えたキャップ体1では、矩形状のリング体2を形成する。このリング体2は、防音効果を発揮する部材であり、キャップ体1によって位置ずれしないように保護されている。リング体2の防音効果を高めるには、特にスポンジ材の使用が好適である。また、スポンジに替えてシリコン吸収材の使用も可能である。
緩衝支持体3は、リング体2の中央部に配置される突起状の緩衝部材である(図3参照)。そして、リング体2より上方に突出する複数の突起を備えている(図2参照)。この緩衝支持体3は、リング体2と同様に脚部Pの荷重を支持することで、防音効果と共に、リング体2の疲労を防止するように設けられている。図示例の緩衝支持体3は、リング体2より上方に突出するように設けられた複数の大型突起3Aと、リング体2の高さに合わせて突出するように設けられた複数の小型突起3Bとをベース板3C上に突設したものである(図1参照)。
そして、脚部Pに荷重が加わった場合は、リング体2と共に、大型突起3A及び小型突起3Bがこの荷重を支持する。更に、脚部Pに加わっていた荷重がなくなると、大型突起3Aが脚部Pを持ち上げてリング体2に加わる負荷をできるだけ少なくするように構成している。
この結果、リング体2に荷重が加わる際に防音効果を発揮し、加わっていた荷重がなくなると、大型突起3Aの支持力によってリング体2に掛かる荷重を少なくすることができるので、長期の使用においてリング体2の疲労を軽減するものである。
本考案防音具は、家具の移動を補助するように移動自在に使用することも可能であり、また家具の滑り止めとして使用することも可能である。図2に記載の防音具のように、キャップ体1の床面に接する面が合成ゴム材等になっている場合は滑り止め用の防音具として使用できる。
一方、図4に示す防音具は、キャップ体1の底面にPTFE層5を設けている。この場合、家具等の滑りを補助する滑り材付防音具として使用することができる。この場合、キャップ体1の底部に、接着剤に浸した布層4を介してPTFEコーティングを施したPTFE層5を設けることで、耐久性を高めることができる(PTFE(polytetrafluoroethylene)=ポリテトラフルオロエチレン)。
尚、図示例の各構成は、本考案の一実施例に過ぎず、キャップ体1やリング体2、リング体2、緩衝支持体3の各形状や材質などは任意に選択できるもので、本考案の要旨を変更しない範囲において自由に変更することが可能である。
P 脚部
1 キャップ体
2 リング体
3 緩衝支持体
3A 大型突起
3B 小型突起
3C ベース板
4 布層
5 PTFE層

Claims (4)

  1. 家具等の脚部下端面に装着して家具等の移動により生じる衝撃音を吸収するように設けられた脚部用防音具であって、脚部下端を嵌入する有底筒状のキャップ体と、該キャップ体の底部内側に配置されたリング体と、リング体の中央部に配置されリング体より上方に突出する複数の突起を備えた緩衝支持体とで構成されたことを特徴とする家具用脚部防音具。
  2. 前記リング体はスポンジ材にて形成され、前記緩衝支持体は天然ゴム材にて形成された請求項1記載の家具用脚部防音具。
  3. 前記緩衝支持体は、前記リング体より上方に突出するように設けられた複数の大型突起と、前記リング体の高さに合わせて突出するように設けられた複数の小型突起とを備え、大型突起の内側に小型突起を配置した請求項1又は2記載の家具用脚部防音具。
  4. 前記キャップ体の底部に、接着剤に浸した布層を介してPTFEコーティングを施したPTFE層を設けた請求項1記載の家具用脚部防音具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108784044A (zh) * 2018-06-11 2018-11-13 深圳市博原实业有限公司 一种减震家具护垫

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