JP3211377U - コンクリート型枠用補強資材バラシバール - Google Patents

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Abstract

【課題】コンクリート構造物の建設時に使用される型枠の再利用を促進するためのコンクリート型枠用補強資材バラシバールを提供する。【解決手段】前面板部21と後面板部22が天板部23により接続された側面視がコ字型の嵌合枠体24と嵌合枠体24の前面板部21の下端縁から前方に突設された差込板部25からなるヘッド部20と、ヘッド部20の天板部23の上面に上方へ突設された柄部30からなる。ヘッド部20の差込板部25には、先端が前下がりの鋭角面に形成されると共に先端が左右に開口し、基端が閉じるV字状の切込部27が設けられる。【選択図】図1

Description

本考案は、コンクリートを打設時に使用する型枠において型枠板と一体に固着されて強度を補強する補強資材の桟木等を型枠板から直接に作用して取り外すコンクリート型枠用補強資材バラシバールに関するのである。
従来、一般的に、コンクリート打設時には、図3に示すように、コンクリート型枠が使用され、コンクリート打設後は、それが解体・清掃されて再使用されるものである。
近年、建設業界においても人手不足の問題が深刻化しており、作業の簡易化、迅速化が要請されている。
特許文献1は、前面が垂直な本体部2の背面に柄取付部3を設け、この柄取付部3に柄6を取付けると共に、前記本体部2の前面板8の底部側に、横方向に間隔をおいて2本の差込み片5、5を突設し、この差し込み片5、5を木材パレット10のフォーク挿入口14に差し込んで、柄6を回動させることによりテコの原理により少ない力で天板12を剥がして解体するようにした解体バールが提案されている。
特許文献2は、ヘッド部13と柄部14とによりバール本体11が構成されている。グリップ12が固定機構を介して柄部14に固定されている。固定機構は、柄部14に設けられた係合溝18とグリップ12に設けられた係合突片33(34)とにより構成されている。係合突片33(34)は凸条からなり、係合溝18は凹条からなる。グリップ12は、柄部14の略全体を覆う形状である。バール本体11は、炭素工具鋼又は合金工具鋼からなる。グリップ12は、アイオノマー樹脂又はエチレ−メタクリル酸共重合体からなる、バールが提案されている。
特許文献3は、バール1は、ヘッド3と、柄部5と、グリップ7とを備えている。ヘッド3は、作用部9と胴部11とを備えている。柄部5はパイプ(すなわち中空)であり、軽量である。従って、この柄部5を備えたバール1も軽量であり、作業者にとって扱いやすいものである。柄部5の前端は、胴部11に形成された係合穴に圧入されている。圧入により、ヘッド3が柄部5に堅固に固定される。圧入では、ヘッド3及び柄部5が加熱されない。従って、熱履歴に起因する組織変態と、これに伴う脆化が生じない。このバール1は強度に優れる。圧入は溶接に比べて簡便であるバール1が提案される。
前記特許文献1は、本体部2の前面板8の底部側、横方向に間隔をおいて2本の差込み片5、5が突設されるから、2本の差込み片5、5の間に解体する部材を差し入れて横方向移動をなくして柄6を回動させることにより少ない力で安定して部材を解体することができるものであるが、コンクリート型枠の桟木等の型枠捕強資材に直設作用してこれをコンクリート型枠板から剥離解体するとはできないものである。
前記特許文献2は、グリップ12を固定する機構が凸条と凹条により構成されて簡単・確実であり、グリップ12がアイオノマー樹脂又はエチレ−メタクリル酸共重合体により構成されて手触りが良くなり且つ効果的に滑り止めが可能となるものであるが、特許文献1と同様に、コンクリート型枠の桟木等の型枠捕強資材に直設作用してこれをコンクリート型枠板から剥離解体するとはできないものである。
前記特許文献3のバール1は、ヘッド3、柄部5、グリップ7が前述のように構成されるから、バール1も軽量であり、作業者にとって扱いやすいものである。また、ヘッド3が柄部5に圧入固定され、圧入では、ヘッド3及び柄部5が加熱されないから、熱履歴に起因する組織変態と、これに伴う脆化が生じない強度に優れるものであるが、前記特許文献1および特許文献2と同様に、コンクリート型枠の桟木等の型枠捕強資材に対する剥離解体作業で前記特許文献1および特許文献2と同様の欠点を持つものである。
実用新案登録第3161366号登録公報 特開2003−300179号登録公報 実用新案登録第3085329号登録公報
本考案のコンクリート型枠の桟木等補強資材バラシ用バールは、前記のような建設業界における要請に答えるものである。
前面板部と後面板部が天板部により接続された側面視がコ字型の嵌合枠体と前記嵌合枠体の前面板部の下端縁から前方に突設された差込板部からなるヘッド部と、前記ヘッド部の天板部の上面に上方へ突設された柄部からなるコンクリート型枠用補強資材バラシバールにある。
前記ヘッド部の差込板部には、先端が前下がりの鋭角面に形成されると共に先端が左右に開口し、基端が閉じるV字状の切込部が前後に設けられてなるものとしてもよいものである。
前記ヘッド部の天板部には、その上面より上方に突出する接続棒が溶接されて配備されてなるものとしてもよいものである。
前記柄部は、前記ヘッド部の天板部の接続棒に嵌合溶接されたパイプ部材が配備されてなるものとしてもよいものである。
前記柄部は、上端寄り所要長さが後方へ所要角折曲され、直線状に上端面に至る形状に形成されてなるものとしてもよいものである。
本考案のコンクリート型枠用補強資材バラシバールは、前述のように構成されるからコンクリート構造物の建設時に使用される型枠の再利用専用工具として活用できるものである。
本考案の実施例であるコンクリート型枠用補強資材バラシバールの全体外観斜視図である。 同じく、本考案の実施例であるコンクリート型枠用補強資材バラシバールのヘッド単体の斜視図である。 コンクリート型枠を構成する例示型枠板の外面斜視図である。 柄部の上半部を後方へ所要角折曲した実施例を示す部分斜視図である。 (a)(b)は、柄部が直線状のものと、柄部の上半部が後方へ所要角折曲されたものが作業時に身体にもたらす効果を説明する説明図である。
ヘッド部と前記柄部からなるコンクリート型枠用補強資材バラシバールにおいて、前記ヘッド部は、前面板部と後面板部が天板部により接続された側面視がコ字型の嵌合枠体と前記嵌合枠体の前面板部の下端縁から前方に突設された差込板部から構成され、前記差込板部には、先端が前下がりの鋭角面に形成されると共に先端が左右に開口し、基端が閉じるV字状の切込部が前後に設けられ、前記ヘッド部の天板部には、その上面より上方に突出する接続棒が溶接されて配備されてなる。前記柄部は、前記ヘッド部の天板部の接続棒に嵌合溶接されたパイプ部材が配備されてなる。
以下、本考案のコンクリート型枠用補強資材バラシバールを実施の一例である図面により説明すると、本考案のコンクリート型枠用補強資材バラシバール1(以下、単に型枠用補強資材バラシバール1という。)は、ヘッド部20と柄部30とから設けられる。
前記ヘッド部20は、前面板部21と後面板部22が天板部23により接続された側面視がコ字型の嵌合枠体24と、前記前面板部21の下端縁21aから前方に突出する差込板部25とが設けられてなるものである。
前記ヘッド部20の差込板部25には、先端が前下がりの鋭角面26に形成されると共に先端が左右に開口し、基端が閉じるV字状の切込部27が前後に設けられる。
前記ヘッド部20の天板部23において、その上面より上方に突出する接続棒28が溶接されて配備される。
前記柄部30は、前記天板部23の接続棒28に嵌合した後、溶接されるパイプ部材31が配備される。
前記柄部30は、図4に示すに、上端寄り所要長さ30aが後方へ所要角折曲され、直線状で上端面30bに至る形状に形成されてなるものとしてもよいものである。
前記柄部30は、図示しないが、前記ヘッド部20の天板部23の上面より突出する筒状の接続部が配備され、これに棒体が適宜公知の固着手段により固着されてなるものでもよいものである。
本考案の型枠用補強資材バラシバール1は、上記のように構成されるから、図3に示すようなコンクリート型枠40が、型枠板41の外面に補強用桟木42が所要の間隔で釘打ちされて配備されてなるものである場合、補強用桟木42を解体するには、補強用桟木42に対してヘッド部20の前面板部21と後面板部22の両対面部は、補強用桟木42の両側面に対し適当な隙間があるように設けられているので、補強用桟木42を前面板部21と後面板部22の間に容易に嵌合することができ、また、前面板部21と後面板部22の高さは、補強用桟木42より高く構成されているから、前面板部21の下端縁21aと後面板部22下端縁22aの夫々を型枠板41に接面して、天板部23の内天面23aを離すことができる。次に、前記のように、ヘッド部20を補強用桟木42に嵌合した後、ヘッド部20の後面板部22の下端縁22aを支点に柄部30を後方稼働させると、ヘッド部20の前面板部21と後面板部に挟まれた補強用桟木42は後方にこじられて型枠板41から容易に解体されるものである。
型枠板41の解体作業で、型枠板41と補強用桟木42の接合面の間に差し込むと同様な作業が必要な場合には、ヘッド部20の差込板部25を当該個所に差し入れして、それが釘打ち個所であれば、切込部27を釘に合わせて差し込み、くぎとも共に解体することができる。
前記柄部30は、図1及び図5(a)に示すように、全長に渡って直線状に形成されるもので、立姿で充分に作業を効率良く行うことができる。
前記柄部30は、図4、図5(b)に示すように、上端寄り所要長さ30aが後方へ所要角折曲され、直線状で上端面30bに至る形状に形成されてなるもので、腕の作業の範囲が同じでも、テコを作用させる範囲が広がり腰、足を曲げる状態を少なくして身体への負担を軽減させることができるものである。
本考案の型枠用補強資材バラシバールは、コンクリート構造物の建設時に使用される型枠の再利用専用工具として活用できるものである。
1 型枠用補強資材バラシバール
20 ヘッド部
21 前面板部
21a 下端縁
22 後面板部
22a 下端縁
23 天板部
23a 内天面
24 嵌合枠体
25 差込板部
26 鋭角面
27 切込部
28 接続棒
30 柄部
30a 上端寄り所要長さ
30b 上端面
31 パイプ部材
40 コンクリート型枠
41 型枠板
42 補強用桟木

Claims (5)

  1. 前面板部と後面板部が天板部により接続された側面視がコ字型の嵌合枠体と前記嵌合枠体の前面板部の下端縁から前方に突設された差込板部からなるヘッド部と、前記ヘッド部の天板部の上面に上方へ突設された柄部からなるコンクリート型枠用補強資材バラシバール。
  2. 前記ヘッド部の差込板部には、先端が前下がりの鋭角面に形成されると共に先端が左右に開口し、基端が閉じるV字状の切込部が前後に設けられてなる請求項1のコンクリート型枠用補強資材バラシバール。
  3. 前記ヘッド部の天板部には、その上面より上方に突出する接続棒が溶接されて配備されてなる請求項1のコンクリート型枠用補強資材バラシバール。
  4. 前記柄部は、前記ヘッド部の天板部の接続棒に嵌合溶接されたパイプ部材が配備されてなる請求項3のコンクリート型枠用補強資材バラシバール。
  5. 前記柄部は、上端寄り所要長さが後方へ所要角折曲され、直線状に上端面に至る形状に形成されてなる請求項1乃至4のいずれか1のコンクリート型枠用補強資材バラシバール。
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