JP3211342U - ブラジャー及びショーツ - Google Patents

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井 田 章 治 稲
井 田 章 治 稲
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株式会社 グラント・イーワンズ
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Abstract

【課題】着用感に優れ、長時間着用しても着用部のムレ感がなく、遠赤外線放射セラミックスの温熱作用を受けられるブラジャーを提供する。【解決手段】フロントパネル2と、フロントパネルに設けられたカップ1と、フロントパネルの両端に設けられたサイドボーン3に隣接し、着用時に人体側部脇下に接する略5角形形状の脇当て布4と、脇当て布の端部から延伸するように設けられ、着用時に人体背中部に接するバックパネル5と、バックパネルの端部同士の係合のために、バックパネルの両端部に設けられた係合部6a、6bと、カップの上縁部とバックパネルの上縁部を着脱可能に連結するショルダーストラップ7と、ショルダーストラップとの連結のために、カップ及びフロントパネルに連結したフロントストラップタブ8と、バックパネルの上縁部に設けられたバックストラップタブ9と、を有する。バックパネルは、遠赤外線を放射するセラミック粉末を練り込んだ繊維で形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、ブラジャー及びショーツに関し、特に、着用感に優れ、遠赤外線放射セラミックスの温熱作用を受けられるようにしたブラジャー及びショーツに関する。
近年、健康増進を目的に、衣類にセラミックを含ませて、遠赤外線効果により体内で温熱作用を起こし、血行促進・新陳代謝の活性化などの効果を発揮させる提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。
遠赤外線は汗の蒸発速度を速めるため、遠赤外線を放射するセラミック粉末を練り込んだ繊維を用いた衣類は、汗が乾きやすいとされるが、特許文献1に記載の下着のように、下着全面にセラミックを練り込んだ繊維を用いた布地を使用した下着では、多方向から遠赤外線が放射されるため、着用する下着にどうしてもムレ感を生じるという問題があった。
実登第3032718号公報
本考案は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、本考案の目的は、着用感に優れ、長時間着用してもムレ感を生じることもなく快適に遠赤外線放射セラミックスの温熱作用を受けられるブラジャー及びショーツを提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本考案の一態様によるブラジャーは、フロントパネルと、フロントパネルに設けられたカップと、前記フロントパネルの両端に設けられたサイドボーンに隣接し、着用時に人体側部脇下に接する略5角形形状の脇当て布と、前記脇当て布の端部から延伸するように設けられ、着用時に人体背中部に接するバックパネルと、バックパネルの端部同士の係合のために、前記バックパネルの両端部に設けられた係合部と、前記カップの上縁部と前記バックパネルの上縁部を着脱可能に連結するショルダーストラップと、前記ショルダーストラップとの連結のために、前記カップ及びフロントパネルに連結したフロントストラップタブと、バックパネルの上縁部に設けられたバックストラップタブと、を有し、前記フロントストラップタブには、前記カップの上縁に縫合されたフロントアップベルトと、前記バックパネルの上縁部及び前記フロントパネルの上縁部に縫合された縁テープ部と一体に形成されたサイドアップベルトが連結され、前記バックパネルは、遠赤外線を放射するセラミック粉末を練り込んだ繊維で形成されていることを特徴とする。
前記脇当て布は、トルマリンとトルマリン励起剤の混合粉末を含ませてマイナスイオンを発生させるようにした布地で形成されていることが好ましい。
上記目的を達成するためになされた本考案の一態様によるショーツは、前身頃、後身頃、クロッチ部を有し、前身頃の両側縁部と後身頃の両側縁部とが縫合されて胴開口部を形成し、下方向に略V字型の形状の前身頃及び後身頃の下端部が二重構造で形成されたクロッチ部と縫合されて脚開口部を形成するショーツであって、前記胴開口部を形成する前身頃及び後身頃の胴周り端部には、リバーレース地が縫合され、前記脚開口部を形成する前身頃、後身頃の脚周り端部には、リバーレース地が縫合され、前記二重構造のクロッチ部の肌側布地は、遠赤外線を放射するセラミック粉末を練り込んだ繊維で形成されていることを特徴とする。
本考案のブラジャーによれば、ショルダーストラップと連結されたフロントストラップタブが、カップの上縁に縫合されたフロントアップベルトと、バックパネルの上縁部及びフロントパネルの上縁部に縫合された縁テープ部と一体に形成されたサイドアップベルトにより、脇に流れてしまうバストをカップ内に無理なく収めることができるので、優れた着用感が得られ、ブラジャーのバックパネルにのみ施された遠赤外線放射セラミックスにより、ブラジャーの背中側からのみ遠赤外線が放射されるので、ブラジャー内にムレ感を生じることなく着用することができる。
また、本考案のショーツによれば、胴開口部、脚開口部の端部がゴムなしのリバーレース仕様となっているので、各開口部がウエストや鼠蹊部を締め付けすぎないようになっているので優れた着用感が得られ、ショーツのクロッチ部にのみ施された遠赤外線放射セラミックスにより、股下から体の芯に向かって遠赤外線が放射されるので、温熱作用によりショーツ内に熱がこもることがなく、ムレ感を感じることなく着用することができる。
本考案の一実施形態に係るブラジャーの概略図である。 (a)は、本考案の一実施形態に係るショーツが着用された状態で、後ろ側から見た概略図であり、(b)は、本考案の一実施形態に係るショーツが着用された状態で、前側から見た概略図である。
本考案の実施の形態を、図を参照して以下に詳述するが、本考案はこれに限定されるものではない。
図1は本考案の一実施形態に係るブラジャーであり、図2は本考案の他の実施形態に係るショーツである。
図1に示すように、本実施形態に係るブラジャーは、フロントパネル2にカップ1が左右対称に縫合され、フロントパネル2の両端にはサイドボーン3が設けられ、サイドボーン3に隣接して脇当て布4が縫合されている。
脇当て布4の端部から延伸するようにバックパネル5が設けられ、バックパネル5の端部には、バックパネル4の端部同士の係合のための係合部6a、6bが設けられている。
本実施形態に係るブラジャーは、フロントパネル2及びカップ1の上縁部とバックパネル5の上縁部を着脱可能に連結するショルダーストラップ7を有する。
ショルダーストラップ7を係合するストラップタブは、カップ1及びフロントパネル2に連結したフロントストラップタブ8とバックパネル5の上縁部に設けられたバックストラップタブ9からなる。
フロントパネル2に左右対称に縫合されたカップ1は、上布、中布、下布の3枚接ぎで形成しており、バストを立体的に見せるようになっている。
また、中布と下布の間にはボリューム感を出したい時のためのパット挿入用のポケット(図示せず)が設けられる。
ショルダーストラップ7を係合するためのフロントストラップタブ8には、カップ1の上縁に縫合されたフロントアップベルト11と、バックパネル5の上縁部及びフロントパネル2の上縁部に縫合された縁テープ部13と一体に形成されたサイドアップベルト12が連結される。
フロントアップベルト11及びサイドアップベルト12は、伸縮性の高い素材で形成され、ショルダーストラップ7にフロントストラップタブ8が係合されて、上方向に引き上げられることにより、脇に流れてしまうバストをカップ1内にしっかりと収めるようになる。
本実施形態に係るブラジャーは、バックパネル5を形成する布地が、遠赤外線を放射するセラミック粉末を練り込んだ繊維で形成されている。
遠赤外線を放射するセラミック粉末を練り込んだ繊維は、身体の体温を吸収して遠赤外線を放射するので、他の加熱エネルギーを利用した赤外線放射とは異なり、体温以外の熱源を使わずに安全に身体を保温できる。
遠赤外線は汗の蒸発速度を速めるため、遠赤外線を放射するセラミック粉末を練り込んだ繊維を用いた下着は、一般にムレにくいとされるが、体表面に密着した下着の多方面から遠赤外線が身体に向かって放射されると、着用する下着にムレ感を生じる。
本実施形態に係るブラジャーは、着用時に背中に接するバックパネル5のみに、遠赤外線を放射するセラミック粉末を練り込んだ繊維を用いていており、背中側のみ遠赤外線が放射されるので、ムレ感を感じることなく快適に着用できる。
本実施形態のブラジャーは、フロントパネル2の両端に設けられたサイドボーン3と、サイドボーン3に隣接して縫合された脇当て布4により、胸周りのサイドラインをすっきり見せるようになっている。
本実施形態のブラジャー着用時に人体側部の脇下に接する脇当て布は、1角がバックパネル5側に延びた略5角形の形状をなし、バックパネル5の端部に形成された係合部6が係合されてサイドボーン3に隣接した脇当て布4が背中側に引っ張られたときに、サイドラインがすっきり見えるようになっている。
脇当て布4は、本実施形態のブラジャー着用時に人体側部の脇下に接するので、消臭効果に優れるマイナスイオン発生布地で形成されていることが好ましい。
マイナスイオン発生布地としては、トルマリンとトルマリン励起剤の混合粉末を練り込んだ繊維を用いた布地や、トルマリンとトルマリン励起剤の混合粉末を含ませたインクでプリントした生地が挙げられる。
図2は本考案の他の実施形態に係るショーツである。図2の(a)は、本考案の一実施形態に係るショーツが着用された状態で、後ろ側から見た概略図であり、図2の(b)は、本考案の一実施形態に係るショーツが着用された状態で、前側から見た概略図である。
本実施形態に係るショーツは、前身頃21、後身頃22、クロッチ部23を有し、前身頃21の両側縁部と後身頃22の両側縁部とが縫合されて胴開口部を形成し、前身頃21及び後身頃22の下端部がクロッチ部23と縫合されて脚開口部を形成するショーツである。
後身頃22の形状は、図2の(a)に破線で示し、前身頃21の形状は、図2の(b)に破線で示した。
本実施形態のショーツのクロッチ部23は、二重構造の布地で形成され、二重構造で形成されたロッチ部23の肌側布地は、遠赤外線を放射するセラミック粉末を練り込んだ繊維で形成されている。
遠赤外線を放射するセラミック粉末を練り込んだ繊維は、身体の体温を吸収して遠赤外線を放射するので、遠赤外線の放射による温熱作用が体内で発生し、携帯カイロなどの熱源がなくとも身体を保温できる。
本実施形態のショーツにおいても、多方面からの遠赤外線の放射によりムレ感を生じるのを防止するために、クロッチ部23の肌側布地のみに遠赤外線を放射するセラミック粉末を練り込んだ繊維を用いている。
遠赤外線を放射するセラミック粉末を練り込んだ繊維をクロッチ部23の肌側布地のみに用いているので、股下から体の芯に向かって遠赤外線が放射され、体の芯から温まることができるうえ、温熱作用によりショーツ内に熱がこもることがなくムレ感を感じることなく着用することができる。
胴開口部を形成する前身頃21及び後身頃22の胴周り端部には、リバーレース地24を縫合している。
本実施形態のショーツは、胴周り端部がゴムなしのリバーレース仕様なので、胴周り端部のウエストへの食い込みを軽減し、着用感を向上させている。
また、脚開口部を形成する前身頃21、後身頃22の脚周り端部にも、リバーレース地24が縫合され、ゴムなしのリバーレース仕様で鼠蹊部を締め付けないようになっている。
1 カップ
2 フロントパネル
3 サイドボーン
4 脇当て布
5 バックパネル
6a、6b 係合部
7 ショルダーストラップ
8 フロントストラップタブ
9 バックストラップタブ
11 フロントアップベルト
12 サイドアップベルト
13 縁テープ部
21 前身頃
22 後身頃
23 クロッチ部
24 リバーレース地

Claims (3)

  1. フロントパネルと、
    フロントパネルに設けられたカップと、
    前記フロントパネルの両端に設けられたサイドボーンに隣接し、着用時に人体側部脇下に接する略5角形形状の脇当て布と、
    前記脇当て布の端部から延伸するように設けられ、着用時に人体背中部に接するバックパネルと、
    バックパネルの端部同士の係合のために、前記バックパネルの両端部に設けられた係合部と、
    前記カップの上縁部と前記バックパネルの上縁部を着脱可能に連結するショルダーストラップと、
    前記ショルダーストラップとの連結のために、前記カップ及びフロントパネルに連結したフロントストラップタブと、バックパネルの上縁部に設けられたバックストラップタブと、を有し、
    前記フロントストラップタブには、前記カップの上縁に縫合されたフロントアップベルトと、前記バックパネルの上縁部及前記フロントパネルの上縁部に縫合された縁テープ部と一体に形成されたサイドアップベルトが連結され、
    前記バックパネルは、遠赤外線を放射するセラミック粉末を練り込んだ繊維で形成されていることを特徴とするブラジャー。
  2. 前記脇当て布は、トルマリンとトルマリン励起剤の混合粉末を含ませてマイナスイオンを発生させるようにした布地で形成されていることを特徴とする請求項1に記載のブラジャー。
  3. 前身頃、後身頃、クロッチ部を有し、前身頃の両側縁部と後身頃の両側縁部とが縫合されて胴開口部を形成し、下方向に略V字型の形状の前身頃及び後身頃の下端部が二重構造で形成されたクロッチ部と縫合されて脚開口部を形成するショーツであって、
    前記胴開口部を形成する前身頃及び後身頃の胴周り端部には、リバーレース地が縫合され、
    前記脚開口部を形成する前身頃、後身頃の脚周り端部には、リバーレース地が縫合され、
    前記二重構造のクロッチ部の肌側布地は、遠赤外線を放射するセラミック粉末を練り込んだ繊維で形成されていることを特徴とするショーツ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011255356A (ja) * 2010-06-11 2011-12-22 Panasonic Electric Works Co Ltd 電解水生成装置

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