JP3211281U - 有機発光ディスプレイパネル - Google Patents

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Abstract

【課題】有機発光ディスプレイパネルを提供する。【解決手段】複数の配列が配置された画素ユニット110が形成される構造を有し、各画素ユニット110が一つの第一副画素111と、一つの第二副画素112と、一つの第三副画素113とを有し、第二副画素112と第三副画素113は隣接する四つの画素ユニット110で共用される。これにより、同一のPPIと設計マージンでの状況下において副画素の開口率を向上させることができ、又は、同一のPPIと開口率での状況下において、製品の設計マージンを高めさせ、工程の難度を低下させることができる。【選択図】図3

Description

本考案はディスプレイ技術分野に関わるものであり、特に一種画素構造及び該画素構造を有するOLEDディスプレイパネルに関わるものである。
有機発光ディスプレイパネル(英語正式名称Organic Light−Emitting Display、略称OLEDディスプレイパネル)は、自発光する、薄くて軽い、視野角が広域である、応答速度が速い、省エネ、温度許容範囲が広い、フレキシブルディスプレイ、透明ディスプレイ等の特長を有し、次世代において最も高い潜在能力を有する新型フラットパネルディスプレイ技術と見なされている。
OLEDディスプレイパネルのフルカラー化方式において、カラーフィルタ(英語正式名称color filter、略称CF)法と赤、緑、青(三原色Red、Green、Blue、略称RGB)画素法が、現在、開発が比較的進んでいる二種の方法である。
OLEDディスプレイパネル分野のカラーフィルタ法は、液晶パネル分野におけるフルカラーディスプレイのカラーフィルタ法に類似するものであり、白色有機発光ダイオードはバックライトパネルとして液晶パネル中のバックライトパネルと液晶分子の役割を果たし、上面に更に光学フィルタを追加することで赤、緑、青の副画素を実現する。このようにすれば解像度と大面積製造の問題を非常にうまく解決することができる。しかしながら、光線がカラーフィルタを通過することで、かなり大きなエネルギー損失が生じることになり、ディスプレイパネルの電力消費を増大させてしまう。
ディスプレイパネルの電力消費を有効に低減するために、通常は、RGB画素法を採用することができる。
図1は従来のRGB画素法を採用したOLEDディスプレイパネルの概要を示す図である。図1に示す通り、OLEDディスプレイパネルはRGB画素並列法を採用し、数個の画素ユニットPixelを有し、各画素ユニットPixelはいずれも水平方向に順次配列される一つの赤副画素ユニットRと、一つの緑副画素ユニットGと、一つの青副画素ユニットBとを有し、OLEDディスプレイパネル上の全副画素ユニットがマトリクス配列を呈し、更に各副画素ユニットがいずれも表示域1と非表示域2とを有する。具体的には、各副画素ユニットの表示域1中に、陰極と、陽極と、電界発光層(有機発射層)とを有し、ここで、電界発光層が陰電極と陽電極の間に位置し、所定の色の光線を生成して表示を実現するために用いられる。一般的には蒸着方式によってOLEDディスプレイパネル上に電界発光層を形成する。既存技術においてディスプレイパネルを製造する場合は、通常、三回の蒸着工程を用いてそれぞれ対応する色の画素ユニットの表示域1中において対応する色(赤、緑又は青)の電界発光層を形成する必要がある。
図2は従来の別のRGB画素法を採用するOLEDディスプレイパネルの概要を示す図である。図2に示す通り、RGB画素マトリクス法を採用するOLEDディスプレイパネルは、数個の画素ユニットPixelを有し、各画素ユニットPixelは、一つの赤副画素ユニットRと、一つの緑副画素ユニットGと、一つの青副画素ユニットBとを有し、上述の三つの副画素ユニット中、二つの画素ユニット、例えば赤副画素ユニットRと緑副画素ユニットGが一列に配列され、第3の画素ユニット、例えば青副画素ユニットBが別の一列に配列され、OLEDディスプレイパネル上の全副画素ユニットがマトリクス配列を呈する。
技術の発展に伴い、ユーザーのOLEDディスプレイパネル解像度に対する要求はますます高くなり、従来のRGB画素配列では製品の高PPI(1インチ当たりの画素数)設計に対する要求を既に満たせなくなっている。
本考案は、以下の画素構造を提供する。複数の配列が配置された画素ユニットを有し、各画素ユニットが一つの第一副画素と、一つの第二副画素と、一つの第三副画素と有し、前記第二副画素と第三副画素は隣接する四つの画素ユニットで共用される。
一つの実施形態において、隣接する四つの第三副画素が四角形になるよう配置され、一つの第二副画素と隣接する四つの第一副画素位が四角形内に位置し、かつ一つの第二副画素と一つの第三副画素の間に一つの第一副画素が配列され、四つの画素ユニットが構成される。
一つの実施形態において、前記第一副画素がその隣接する第二副画素の中心点と、第三副画素の中心点を結ぶ接続線上に位置する。
一つの実施形態において、前記第一副画素と、第二副画素と、第三副画素がいずれも多角形である。
一つの実施形態において、前記第一副画素と、第二副画素と、第三副画素の形状が四角形、六角形、八角形の内、一種又はその任意の組み合わせである。
一つの実施形態において、前記第一副画素が長方形であり、前記第二副画素と、第三副画素がいずれも正方形である。
一つの実施形態において、前記第一副画素の短辺方向が隣接する第二副画素と第三副画素の中心点との接続方向に平行である。又は、前記第一副画素の短辺方向が隣接する第二副画素と第三副画素の中心点との接続方向に垂直である。
一つの実施形態において、隣接する二つの画素ユニットの第一副画素と、第二副画素と、第三副画素がいずれも対称に設置されている。
一つの実施形態において、前記第一副画素の面積が前記第二副画素と第三副画素の面積より小さい。
本考案は更に上述の画素構造を有するOLEDディスプレイパネルを提供する。
上述の技術的課題を解決するため、本考案は以下のOLEDディスプレイパネルの画素構造を提供する。各画素ユニットは一つの第一副画素と、一つの第二副画素と、一つの第三副画素とを有し、前記第二副画素と、第三副画素は隣接する四つの画素ユニットで共用される。これにより、同一のPPIと設計マージンでの状況下において副画素の開口率を向上させ、又は、同一のPPIと開口率での状況下において製品の設計マージンを高めさせ、工程の難度を低下させることができる。
従来のOLEDディスプレイパネルの一部画素構造の概要を示す図である。 従来の別のOLEDディスプレイパネルの一部画素構造の概要を示す図である。 本考案の実施例一のOLEDディスプレイパネルの一部画素構造の概要を示す図である。 図3に示す画素構造の内の四つの画素ユニットの概要を示す図である。 本考案の実施例二のOLEDディスプレイパネルの一部画素構造の概要を示す図である。 図5に示す画素構造の内の四つの画素ユニットの概要を示す図である。 本考案の実施例三のOLEDディスプレイパネルの一部画素構造の概要を示す図である。 図7に示す画素構造の内の四つの画素ユニットの概要を示す図である。
背景技術において述べた通り、従来のRGB画素配列では製品の高PPI設計に対する要求を既に満たせなくなっている。これに基づき、本考案は以下のOLEDディスプレイパネルの画素構造を提供する。複数の配列が配置された画素ユニットを有し、各画素ユニットが一つの第一副画素と、一つの第二副画素と、一つの第三副画素とを有し、前記第二副画素と、第三副画素は隣接する四つの画素ユニットで共用される。これにより、同一のPPIと設計マージンでの状況下において副画素の開口率を向上させ、部品の寿命を延長させ、又は、同一のPPIと開口率での状況下において製品の設計マージンを高めさせ、工程の難度を低下させ、収率を向上させることができる。
以上が本出願の核となる思想であり、以下、本考案の実施例中の図を参照し、本考案の実施例中の技術的解決手段について明確かつ不備無く説明する。ここで説明する実施例は本考案の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例でないことは言うまでもない。本考案中の実施例に基づき、本分野の一般的な技術者が創造的な作業を行わないという前提下において獲得したその他の実施例は、全て本考案の保護の範囲に該当する。
以下、実施例を通じて本考案が提供する画素構造及び該画素構造を有するOLEDディスプレイパネルについて具体的に説明する。
実施例一
図3は本考案の実施例一のOLEDディスプレイパネルの一部画素構造の概要を示す図であり、図4は図3に示す画素構造の内の四つの画素ユニットの概要を示す図である。
図3〜4に示す通り、OLEDディスプレイパネルの画素構造は複数の配列が配置された画素ユニット110を有し、各画素ユニット110はそれぞれ一つの第一副画素111と、一つの第二副画素112と、一つの第三副画素113という三つの副画素を有し、前記第一副画素111は一つの画素ユニット110専用であり、第二副画素112と、第三副画素113は隣接する四つの画素ユニットで共用される。同一のPPIと設計マージンでの状況下において副画素の開口率を向上させ、これにより部品の寿命を延長させることができる。同一のPPIと開口率での状況下において、隣接する画素間の間隙を相応に拡大することによって、ファインメタルマスクを使用する沈積工程における有機発射層の沈積安定性の改善に寄与し、製品の設計マージンを高めさせ、工程の難度を低下させることができる。
図4中の四角い点線の囲みに示されるように、隣接する四つの第三副画素113が、例えば正方形のような四角形になるよう配置され、一つの第二副画素112と隣接する四つの第一副画素111が四角形内に位置し、即ち、四つの第三副画素113が一つの第二副画素112と隣接する四つの第一副画素111を取り囲む。具体的には、四つの第三副画素113がそれぞれ四角形の四つの頂点P1、P2、P3、P4上に位置し、一つの第二副画素と一つの第三副画素113の間に一つの第一副画素111が配列され、これにより四つの画素ユニット110が構成され、第二副画素112は図4に示す四つの画素ユニット110で共用される。
図4を主に参照するに、本実施例において、第二副画素112は四角形の中心に位置し、また第一副画素111はその隣接する第二副画素112の中心点と、第三副画素113の中心点を結ぶ接続線上に位置し、更に、第一副画素111が隣接する第二副画素112と第三副画素113の接続線の中心に位置する。第一副画素111の位置は以上の説明に限定されないことは言うまでもなく、例えば第一副画素111は第二副画素112の中心点と、第三副画素113の中心点を結ぶ接続線上に位置しなくともよく、実際には、第一副画素111が隣接する第二副画素112と第三副画素113の間に位置し、第二副画素112と第三副画素113が隣接する四つの画素ユニットの共用部であればよい。
本実施例の画素構造において、第一副画素111と、第二副画素112と、第三副画素113はいずれも四角形であり、具体的には、第一副画素111が長方形であり、第二副画素112と第三副画素113がいずれも正方形であって、第一副画素111の長辺方向が隣接する第二副画素112の中心点と、第三副画素113の中心点の接続方向に平行であり、その短辺方向が隣接する第二副画素112の中心点と、第三副画素113の中心点の接続方向に垂直である。
好ましくは、図4中の仮想的な辺L1、L2で示す通りように、隣接する二つの画素ユニットの第一副画素111は隣接する第二副画素112の接続方向に沿って鏡面対称である。ここで言う「鏡面対称」とは二つの第一副画素111の形状は同一であるが方向が異なる対称のことを言う。一方、隣接する第二副画素112と、第三副画素113はいずれも自己対称である。ここで言う「自己対称」とは二つの副画素の形状と方向が完全に同一な対称のことを言う。
以上、四角形を例に挙げて第一副画素111と、第二副画素112と、第三副画素113の形状を紹介したが、本考案のその他の実施形態において、第一副画素111と、第二副画素112と、第三副画素113はその他の形状、例えば、三角形、五角形、六角形、七角形、八角形等の多種の多角形の内の一種又は複数であってもよく、更に第一副画素111の長辺方向は第二副画素112の中心点と、第三副画素113の中心点の接続方向と平行でなくともよく、例えば一定の夾角を有することとする。
図3と図4を参照するに、本実施例において、第二副画素112と第三副画素113の面積は同一であり、各第一副画素111は隣接する第二副画素112と第三副画素113より更に小さい面積を有する。本実施例においては第一副画素111の面積を最小とし、その他の副画素の面積はいずれも第一副画素111の面積より大きくするのは、その他の副画素はいずれも隣接する四つの画素ユニットで共用されることを考慮したためであり、それらの面積をやや大きくさせた。しかしながら、本考案は各副画素の具体的な面積を限定するものではなく、第一副画素111と、第二副画素112と、第三副画素113の面積は同一であっても、同一でなくともよく、配色の要求に応じて各副画素の面積を相応に調節できることを理解すべきである。
引き続き図3を参照するに、本実施例において、隣接する第一副画素111間の距離をD1、第一副画素111と隣接する第二副画素112間の距離をD2、第一副画素111と隣接する第三副画素113間の距離をD3、隣接する二つの第二副画素112間の距離をD4、隣接する二つの第三副画素113間の距離をD5とする。第二副画素112と、第三副画素113は隣接する四つの画素ユニットで共用されることから、従来の構造と同一のPPIと開口率での状況下において、第二副画素112と、第三副画素113の面積を縮小させた後、隣接する副画素間の間隙であるD2、D3、D4、D5等を相応に拡大することで、ファインメタルマスクを使用する沈積工程における有機発射層の沈積安定性を改善し、工程の難度を低下させることができる。本実施例では、隣接する二つの第二副画素112間の距離D4と隣接する二つの第三副画素113間の距離D5がやや大きいため、この位置に絶縁カラムを設置し、これによりディスプレイパネルの強度を高めることができる。
本実施例では、各奇数行において、第二副画素112と第三副画素113を交互に排列し、かつ二者の間の全てに一つの第一副画素111を配列し、例えば図3中の第一仮想直線X1に沿って配列する。各偶数行において幾つかの第一副画素111を直線に沿って配列し、例えば図3中の第二仮想直線X2に沿って配列する。各奇数列において、第二副画素112と第三副画素113を交互に排列し、かつ二者の間の全てに一つの第一副画素111を配列し、例えば図3中の第一仮想直線Y1に沿って配列する。各偶数列において、第一副画素111を直線に沿って配列し、例えば図3中の第二仮想直線Y2に沿って配列する。また隣接する二つの第二副画素112と隣接する二つの第三副画素113間にはそれぞれ第一副画素111が設置されない。本考案のその他の実施形態において、第二副画素112と第三副画素113の位置を交換してもよい。言い変えれば、各奇数行において、第一副画素111を直線に沿って配列し、各偶数行において、第二副画素112と第三副画素113を交互に排列し、かつ二者の間の全てに一つの第一副画素111を備えてもよい。各奇数列において、第一副画素111を直線に沿って配列してもよい。各偶数列において、第二副画素112と第三副画素113を交互に排列し、かつ二者の間の全てに一つの第一副画素111を備えてもよい。なお簡潔を期するため、図3はOLEDディスプレイパネルの一部画素構造を概略的に表示したに過ぎず、実際はより多くの列及び/又はより多くの行を設置できることを理解すべきである。
本実施例において、第一副画素111は赤色光を発射し、かつ赤色光を発射するための有機発射層を有する。第二副画素112は青色光を発射し、かつ青色光を発射するための有機発射層を有する。第三副画素113は緑色光を発射し、かつ緑色光を発射するための有機発射層を有する。本考案における各副画素の色光は交換可能であって、以下の条件を満たせば足りることを理解すべきである。第一副画素111と、第二副画素112と、第三副画素113の内、少なくとも赤色副画素と、緑色副画素と、青色副画素を有すればよく、例えば、その他の実施形態において、第一副画素111が青色光を発射し、第二副画素112が赤色光を発射し、第三副画素113が緑色光を発射する等でもよいが、ここでは逐一列挙しない。
実施例二
図5は本考案の実施例二のOLEDディスプレイパネルの一部画素構造の概要を示す図であり、図6は図5に示す画素構造の内の四つの画素ユニットの概要を示す図である。
図5〜6に示す通り、OLEDディスプレイパネルの画素構造は複数の配列が配置された画素ユニット110を有し、各画素ユニット110はそれぞれ一つの第一副画素111と、一つの第二副画素112と、一つの第三副画素113という三つの副画素を有し、前記第一副画素111は一つの画素ユニット110専用であり、第二副画素112と、第三副画素113は隣接する四つの画素ユニットで共用される。
本実施例と実施例一の異なる点は、第一副画素111の短辺方向が隣接する第二副画素112の中心点と、第三副画素113の中心点の接続方向に平行であって、その長辺方向が隣接する第二副画素112の中心点と、第三副画素113の中心点の接続方向に垂直である点であり、図5と図6に示す通りである。
実施例三
図7は本考案の実施例三のOLEDディスプレイパネルの一部画素構造の概要を示す図であり、図8は図7に示す画素構造の内の四つの画素ユニットの概要を示す図である。
図7〜8に示す通り、OLEDディスプレイパネルの画素構造は複数の配列が配置された画素ユニット110を有し、各画素ユニット110はそれぞれ一つの第一副画素111と、一つの第二副画素112と、一つの第三副画素113という三つの副画素を有し、前記第一副画素111は一つの画素ユニット110専用であり、第二副画素112と、第三副画素113は隣接する四つの画素ユニットで共用される。
本実施例と実施例一の異なる点は、第一副画素111、第二副画素112と第三副画素113がいずれも正方形であり、隣接する二つの画素ユニットの第一副画素111と、第二副画素112と、第三副画素113がいずれも自己対称である点である。具体的に言えば、隣接する二つの画素ユニットの第一副画素111が隣接する第二副画素112又は第三副画素113の接続方向に沿って自己対称であり、図8中の仮想的な辺L1、L2に示す通りである。
実施例四
本実施例は実施例一又は実施例二又は実施例三に記載の画素構造を有するOLEDディスプレイパネルを提供するものである。
一つの実施形態において、第一副画素111、第二副画素112、第三副画素113中に各画素を駆動するためのゲート線、データ線、駆動用電源線等の電源線が設置される。また画素限定層等の各画素を限定するための絶縁層が設置される。好ましくは、一つの実施形態において、第一副画素111と、第二副画素112と、第三副画素113中においてそれぞれに対応する陽極と、有機発射層と、陰極を有するOLEDが設置される。電源線、画素限定層、陽極等によって各画素の形状が限定される。これら構造は本分野において周知の技術であり、本文では説明を簡潔にするため、その更なる説明を省略するが、本分野の技術者ならば、これを理解すべきである。
OLEDディスプレイパネルの画素内に備えられる有機発射層はマスク(ファインメタルマスク(FMM))を使用する沈積(蒸着)工程によって形成される。隣接する画素間の間隙を減少させることで画素の高い開口率が得られるものの、沈積の信頼性が低下してしまう。その反面、画素間の間隙を拡大させることで沈積の信頼性は向上するものの、画素の開口率が低下してしまう。本考案では従来のRGB画素の配置構造を転換し、副画素の面積を従来の構造より更に小さくすることが可能である。同一のPPIと設計マージンでの状況下において、副画素の開口率を向上させ、これにより、OLEDディスプレイパネルの使用寿命の短縮を抑制し、部品の寿命を延長させることができる。同一のPPIと開口率での状況下において、副画素の面積を縮小することができ、隣接する副画素間の間隙を相応に拡大することによって、ファインメタルマスクを使用する沈積工程における有機発射層の沈積安定性を改善し、製品の設計マージンを高めさせ、工程の難度を低下させることができる。この他、隣接する二つの第二副画素と隣接する二つの第三副画素間の距離がやや広いことから、この位置に絶縁カラムを設置し、これによりディスプレイパネルの強度を高めることができる。
本明細書の各実施例は累加的形式を用いてこれを説明するものであり、各実施例において重点的に説明するのは全てその他実施例と異なる点についてであり、各実施例間の同一及び類似部分は相互に参照すべきであることを特筆しておく。
上述の説明は本考案の比較的好ましい実施例の説明に過ぎず、本考案の範囲を何ら限定するものではなく、本分野の一般の技術者が上述の記載内容に基づき加えた変更、修正は、等しく特許請求において保護される範囲に該当する。
1 表示域
2 非表示域
110 画素ユニット
111 第一副画素
112 第二副画素
113 第三副画素
X1 第一仮想直線
X2 第二仮想直線
Y1 第一仮想直線
Y2 第二仮想直線

Claims (10)

  1. 複数の配列が配置された画素ユニットを有し、
    各画素ユニットが一つの第一副画素、一つの第二副画素、一つの第三副画素を有し、
    前記第二副画素と第三副画素は隣接する四つの画素ユニットで共用される、
    ことを特徴とする画素構造。
  2. 隣接する四つの第三副画素が四角形になるよう配置され、
    一つの第二副画素と隣接する四つの第一副画素が四角形内に位置し、かつ一つの第二副画素と一つの第三副画素の間に一つの第一副画素が配列され、四つの前記画素ユニットを構成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画素構造。
  3. 前記第一副画素がその隣接する第二副画素の中心点と、第三副画素の中心点を結ぶ接続線上に位置する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画素構造。
  4. 前記第一副画素と、第二副画素と、第三副画素がいずれも多角形である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画素構造。
  5. 前記第一副画素と、第二副画素と、第三副画素の形状が四角形、六角形、八角形の内の一種又はその任意の組み合わせである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画素構造。
  6. 前記第一副画素が長方形であり、前記第二副画素と、第三副画素がいずれも正方形である、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画素構造。
  7. 前記第一副画素の短辺方向が隣接する第二副画素の中心点と、第三副画素の中心点の接続方向に平行であり、
    又は、前記第一副画素の短辺方向が隣接する第二副画素の中心点と、第三副画素の中心点の接続方向に垂直である、
    ことを特徴とする請求項6に記載の画素構造。
  8. 隣接する二つの画素ユニットの第一副画素と、第二副画素と、第三副画素がいずれも対称に設置されている、
    ことを特徴とする請求項6に記載の画素構造。
  9. 前記第一副画素の面積が前記第二副画素と第三副画素の面積より小さい、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画素構造。
  10. 請求項1乃至9の内、任意の一項に記載される画素構造を有する、
    ことを特徴とするOLEDディスプレイパネル。

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