JP3210280U - 生理信号センサ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作が簡単で、メンテナンスが容易であり且つ慣れ親しみやすく、これにより随時使用、リアルタイム検出、未然の事故の予防という目的が達成できる生理信号センサ装置を提供する。【解決手段】音声伝導部材110、収音部材及び音源受信装置130を含む生理信号センサ装置であって、音声伝導部材110は、複数の独立した相互に連通しない閉孔構造を含み、音共鳴効果を生成して、使用者の身体に直接または間接的に接触した際に、心臓音、呼吸振動又は臓器音などの微動の音波を音声伝導部材110に伝達する。収音部材は、第1端部及び第2端部123を含み、そのうち一つの端部が音声伝導部材110表面に接触し、第2端部123の間と貫通孔により連通している。音源受信装置130は、受信端132及びセンサ素子を含み、受信端132は収音部材の第2端部123に接続され音声伝導部材110が発する音波を受信して、生理信号を検出する。【選択図】図2

Description

本考案は、生理信号センサ装置に関し、特に音波による生理信号を検出するセンサ装置に関する。
生理信号検知装置は、これまで多くの病院において使用されており、専用の設備及び資格を有する医療従事者により操作される必要があった。しかし、現在、検出及び信号処理技術の発展に伴い、医療電子製品のコストは大幅に低下するとともに、家庭における健康意識も顕著に向上し、リモートヘルスケアシステムも最早空想上のものではなくなり、生理信号を検知する各種技術も家庭内において使用可能な基本的なヘルスケアツールとして発展し、長期間にわたり使用者の健康状態のモニタリングに役立っている。
現時点において、行動が不自由であったり、精神等何らかの障害を持つ、乳幼児、障碍者、病人または老人の生理状態をモニタリングすることは、家庭内保護監督の主要目的である。保護監督が必要な状態に基づき、静止及び活動時の保護監督に分けることができる。家庭内環境における生理信号検知装置は、通常、専門医療者により操作されるのではなく、使用者が操作するので、これら機材の操作設計において、検知工程の簡素化、迅速化、自動化、非侵襲型、低メンテナンスコストが求められる。この他、家庭環境における生理信号検知装置の使用においても、製品の使用により使用者の日常生活活動及び行為に影響が及ぶことを避け、一般使用者が受け入れやすいように耐干渉性または干渉性が低い測定方法を考慮しなければならない。
従来の呼吸、鼓動測定装置は、圧力センサ、光学波長センサ及び粘着電極センサに分けられる。そのうち、圧力センサは、睡眠環境において使用され、睡眠姿勢、寝返り、起床なども併せて検出可能であるが、その精度は劣っており、且つ例えば、ベッドやマットなどの専用の大型装置向けに通常設計され、使用者の心理的圧力は大きいものである。光学波長センサは、非接触型の検出方法を利用し、体積が小さいというメリットを有するものの、外部環境及び光源からの影響を受けやすく、精度も劣っており且つ高価である。粘着電極は、使用者の心電図、心拍数などの項目を検出することにおいて、精度は最も優れ且つ多様な生理情報が取集できる。しかし、そのコードは容易に破損するため接触不良などにより検知効果に影響を与え、且つコードの長さより使用者の行動が制限され、使用者にとって不便であり、粘着接触方法もまた検出時に外れやすく、操作が複雑であり、監視されているような感覚があるため、使用者は積極的に使用したがらず、逆効果である。
従って、操作が簡単で、メンテナンスが容易であり且つ使用者が家庭生活の生理情報検出装置に慣れ親しみやすくする必要があり、これにより随時使用、リアルタイム検出、未然の事故の予防という目的が達成できる。
音声伝導部材は、複数の独立した相互に連通しない閉孔構造を含み、音声共鳴効果を生成して、使用者の身体に直接又は間接的に接触した際に、心臓音、呼吸振動又は臓器音などの微動の音波を音声伝導部材中に伝達する。収音部材は、第1端部及び第2端部を含み、そのうち一つの端部が音声伝導部材表面に接触し、第2端部との間が貫通孔により連通している。音源受信装置は、受信端及びセンサ素子を含み、受信端は収音部材の第2端部に接続され前記音声伝導部材が発する音波を受信して、生理信号を検出する目的が達成される。本実施方法による実施例に基づき、生理信号センサ装置は更に信号処理装置と接続され、前記センサ素子が受信した音波を電子信号に変換する。
本考案の実施方法によれば、生理信号センサ装置の収音部材は、一以上の第1収音部及び一つの第2収音部を含み、一又は複数の第1収音部の第1端部は独立して音声伝導部材の表面に接触し、第2収音部は、これら第1収音部の第2端部にそれぞれ接続される複数の接続口を含む。
本考案の別の実施方法によれば、音声伝導部材と第1端部が接触する表面は少なくとも一の被覆層により被覆され、本考案の実施例によれば、被覆層は、織物、植毛加工又は高分子薄層を含む。
本考案の実施方法によれば、音声伝導部材は高分子発泡材料又は天然多孔材料により構成され、本実施方法の実施例によれば、高分子発泡材料又は天然多孔材料は、10−100%の閉孔率を有する。本実施方法の実施例によれば、高分子発泡材料の密度は、15−200kg/cmであり、別の実施例中において、高分子発泡材料の密度は25−50kg/cmである。
本実施方法の一又は複数の実施例によれば、高分子発泡材料は、エチレン−酢酸ビニル、光架橋ポリエチレン、架橋ポリエチレン、ネオプレンゴム、スチレンブタジエンゴム、ポリクロロエチレン、EPDM、ポリエチレン化合物、アクリロニトリルゴム、又はポリウレタン、又はその任意の組み合わせであってもよい。
本考案の実施方法によれば、閉孔構造は、複合材料から構成され、前記複合材料は複数の不連続の多孔粒子又は破片を含む連続高分子発泡体である。
本考案の別の実施方法によれば、閉孔構造は、繊維材料により構成され、セルロース、綿繊維、石綿繊維、グラスファイバー、プラスチックファイバー、導電繊維又はその任意の組み合わせを含み、直線状、しわ状、より合わせ状、渦巻き状、フェルト状又はもろより状の前記一又は複数の繊維材料の交差、織り交ぜ、積層の形態により組成される材料シートであり、穴又は内部に空隙を有する配列により構成される。
従って、本考案の実施例の生理信号センサ装置は閉孔構造を有する音声伝導部材により、心臓音、呼吸音又は臓器音の音波振動に対し音声共鳴効果を生成して微小の周波数を増幅し(amplify)、更に音源センサにより受信し、信号の処理及び識別を行うことにより、精確な検出、記録、生理現象の分析の効果が達成できる。
本考案の実施例の生理信号センサ装置の立体図である。 本実施例の生理信号センサ装置の分解図である。 本実施例の生理信号センサ装置の断面図である。 本考案の実施例の接触式生理信号センサ装置の使用状況概略図である。 本考案の実施例の生理信号センサ装置の立体図である。 図5実施例の生理信号センサ装置の分解図である。 本考案の実施例の圧電センサの平面図である。 図7実施例の圧電センサの断面図である。
図1は、本考案の実施例の生理信号センサ装置の立体図である。生理信号センサ装置100は、音声伝導部材110、収音部材120及び音源受信装置130及び凹縁140を含む。本実施例の生理信号センサ装置100は、パッド体の形式を含むが、これに制限されない。
音声伝導部材110は、音声共鳴(acoustic resonance)効果を生成し、音波伝達機能の手段となる。本考案実施例において、閉孔構造を有する高分子発泡材料又は天然多孔材料からなり、使用者の身体に直接または間接的に接触した際の、鼓動、呼吸の振動又は臓器音などの微動の音波を音声伝導部材110中に伝達する。
本明細書において記載された音声共鳴効果は、発声体がその共鳴周波数の外力駆動を受けたときに、その音声振動の周波数が増幅される現象を指す。
本明細書中に記載された閉孔構造とは、固体物体中に自然に形成された又は人為的に製造された複数の空洞であり、且つ各空洞の間は相互に連通しないものを指す。開孔構造とは、固体物体中に自然に形成された又は人為的に製造された複数の空洞であり、且つ各空洞の間は相互に連通するとともに外界と連通するものを指す。特に説明しない限り、本明細書において記載される「閉孔構造を有する材料」は、閉孔構造と開孔構造が同時に存在する材料を排除しない。「閉孔率(percentage of close area)」とは、材料中の閉孔の体積と材料の外観体積との比(%)を指す。
収音部材120は、音声伝導部材110に接触し、音源受信装置130に接続する二端部を有し、音声伝導部材110中の音波を音源受信装置130に伝達する。本考案の実施例によれば、収音部材120は、音声伝導部材110に対して小さい直径を有し、音波伝達時の拡散を減少させ、音源受信装置130に有効に伝達することができる。
音源受信装置130には、収音部材120に接続されるセンサ素子を有し、音声伝導部材110が伝達した音波を受信し、生理信号を検出する目的を達成する。本実施方法の実施例によれば、音源受信装置130は更に、信号処理装置に接続され、前記センサ素子が受信した音波を電子信号に変換する。
凹縁140は、ミシン縫い、熱プレス、粘着などの方法により音声伝導部材110に形成され、生理信号センサ装置製品の本体上に音声伝導部材110を堅固に固設する、又は音声伝導部材表面に被覆させる織物、プラスチック薄層などをその上に密着して設置する、又は装飾効果、平坦度の向上、快適度の向上などの作用を生成する。
図2及び図3を合わせて参照する。図2は本実施例の生理信号センサ装置の分解図である。図3は、本実施例の生理信号センサ装置の断面図である。
本実施例において、音声伝導部材110に二つの第1収音部121が設けられ、図3に示すように、二つの第1収音部121は、音声伝導部材110の表面にそれぞれ独立して接触する第1端部122を含み、第2端部123は底板136に固設され、底板136は音声伝導部材110に固設され、第2端部123は、接続部分125の接続口127aと接続する接続部124を有する。
第1収音部121中間に貫通孔が開設される。第1収音部121が音声伝導部材110と接触する部分の面積は、第1収音部121の管壁の断面積より大きい。この他、音声伝導部材110表面は被覆層115により被覆され、第1収音部121は、被覆層115を貫通して、音声伝導部材110と直接接触する。本考案の実施例によれば、被覆層115は、織物、植毛加工または高分子薄層を含み、例えば、熱可塑性ポリウレタン(Thermoplastic polyurethane;TPU)であり、音声伝導部材110の高分子発泡材料又は天然多孔材料を保護して、その耐久性を高める。
第2収音部126は、それぞれ接続部分125の接続口127bと接続される接続口128a及び接続口128bを含む。音源受信装置は、受信端132を有し、第2収音部126と接続され、音源受信装置130のセンサ素子は受信端132と接続され音声伝導部材110が伝達した音波を受信する。本実施例において、音源受信装置130は底板136上に固設され、上蓋134は底板136と嵌合して、音源受信装置130及び収音部材120の一部を収容し保護する。
本考案の実施例によれば、音声伝導部材110は、10-100%の閉孔率を有する高分子材料又は天然多孔材料であり、例えば、30-90%の閉孔率を有する発泡材料であってもよい。本考案の一又は複数の実施例によれば、高分子発泡材料の密度は15−200kg/cm3であり、本実施例において、高分子発泡材料の密度は25−50kg/cm3である。
高分子発泡材料は、イソシアネート、イソチオシアネートの重合生成物である。高分子発泡材料は、エチレン−酢酸ビニル、光架橋ポリエチレン、架橋ポリエチレン、ネオプレンゴム、スチレンブタジエンゴム、ポリクロロエチレン、EPDM、ポリエチレン化合物、アクリロニトリルゴム、又はポリウレタン、その任意の組み合わせであってもよい。天然多孔材料は、海綿、コルク、シュロマット、竹炭、木炭、珪藻土、サンゴ、又は上述の任意の組み合わせ又は任意の組み合わせの積層体であってもよい。
本考案の実施例によれば、閉孔構造は、複合材料により構成され、前記複合材料は複数の不連続の多孔粒子又は破片を含む連続高分子発泡体である。例えば、再生発泡プラスチックは、発泡材料の屑を粉砕し、粘液で攪拌し、蒸気で高温消毒して圧縮形成したものであり、これも適用可能である。
本考案の別の実施方法によれば、閉孔構造は、繊維材料により構成され、セルロース、綿繊維、石綿繊維、グラスファイバー、プラスチックファイバー、導電繊維又はその任意の組み合わせを含み、直線状、しわ状、より合わせ状、渦巻き状、フェルト状又はもろより状の前記繊維材料を交差、織り交ぜ、積層の形態により組成される材料シートであり、穴又は内部に空隙を有する配列により定義される。
図4は、本考案の実施例の生理信号センサ装置の使用状況図である。生理信号センサ装置400は、音声伝導部材410及び音源受信装置420を有する。本実施例において、生理信号センサ装置400は、ベッド上に配置可能又は椅子の背もたれなどの位置に設置可能であり、使用者がベッドに横たわっているとき又は椅子に座っているとき、胸部の周囲領域に接触させて鼓動又は呼吸音を検出する。したがって、使用者が休息、睡眠、車の運転中に、生理状況の変化が即時検出できる。
図5は、本考案の実施例の生理信号センサ装置の立体図である。図6は、図5の実施例の生理信号センサ装置の分解図である。図5及び図6に示すように、生理信号センサ装置200は、センサパッド210、音声又は差圧信号伝導部材220及び音声又は差圧受信モジュール230を含む。センサパッド210は、大きな面積の空間を有し、好ましくは密閉空間であり、センサパッド210の上面213上の音声又は圧力の変化により、密閉空間中に気体振動又は圧力変化を生成する。音声又は差圧信号伝導部材220は、少なくとも一のチャネルであり、好ましくは密閉管路である。前記少なくとも一のチャネルの直径は細く、且つセンサパッド210密閉空間及び音声又は差圧受信モジュール230との間に連通される。前記少なくとも一のチャネルの管路の直径は細いので、気体信号の振幅がセンサパッド210の密閉空間より大きく、センサパッド210の上面213の音波振動又は圧力変化の信号を増幅し、これにより音声又は差圧受信モジュール230が増幅後の信号を受信するとともに検知する。
図6に示すように、音声又は差圧受信モジュール230は、信号受信装置239、回路基板235、カバー237、上蓋234及び底板236を含む。信号受信装置239は底板236に固設され、底板236は回路基板235を収容し、上蓋234と底板236は嵌合されて第1チャネル221及び第2チャネル222を固定する。カバー237は、上蓋234、底板236、回路基板235、信号受信装置239及び音声又は差圧信号伝導部材220の一部を収容する。信号受信装置239は回路基板235に連結され音声又は差圧信号伝導部材220と連通する。
実施例において、音声又は差圧信号伝導部材220は、連接チャネル223、第1チャネル221及び第2チャネル222を含む。第1チャネル221及び第2チャネル222はそれぞれセンサパッド210に連通する。連接チャネル223は、接続口228c、接続口228a及び接続口228bを含む。接続口228cは信号受信装置239に連通され、接続口228a及び接続口228bはそれぞれ第1チャネル221及び第2チャネル222に連通される。実施例において、音声又は差圧信号伝導部材220は、さらに共通チャネル224を含み、共通チャネル224の一端は信号受信装置239に連通され、もう一端は接続口228cに連通される。この設計により、信号受信装置239は、第1チャネル221及び第2チャネル222の信号を同時に受信でき、これにより信号受信装置239の使用数量を削減することができる。
実施例において、連接チャネル223はY字型を形成し、連接チャネル223の接続口228a及び接続口228bを定義する部分223a及び223b間は、その夾角は90°以下である。連接チャネル223が直角部を形成しないので、より正確に信号を伝送できる。
図5に示すように、実施例において、センサパッド210は帯板形状であり、その第1側辺211は第2側辺212に対向し、上面213は第1側辺211及び第2側辺212間に接続される。第1チャネル221及び第2チャネル222は、それぞれセンサパッド210中に深く侵入し、好ましくは、センサパッド210の上面213からではなく、センサパッド210の第1側辺211からセンサパッド210中に深く侵入して、第1チャネル221及び第2チャネル222の自由端とセンサパッド210側辺の内側面が相違する所定距離で離れている。このように、センサパッド210中の異なる位置の音声又は圧力変化の信号を受信できる。それぞれ異なる位置の信号により、精確な情報を得ることができる。
実施例において、第1チャネル221の自由端はそれぞれ第1側辺211の内側壁に近接して位置し、好ましくは、センサパッド210の中間から離れていることであり、又、第2チャネル222の自由端はそれぞれ第2側辺212の内側壁に近接して位置し、好ましくは、センサパッド210の中間から離れていることである。人体がセンサパッド210に横たわる場合、空気はセンサパッド210の両端に向かうので、センサパッド210の両端側付近において正確な信号が得られる。
実施例(図示せず)において、音声又は差圧受信モジュール230は、複数の信号受信装置239を含む。音声又は差圧信号伝導部材220は、ほぼ直線状の第1チャネル221及び第2チャネル222だけを含む。本実施例において、第1チャネル221又は第2チャネル222がそれぞれの信号受信装置239に直接連通され、信号は第1チャネル221又は第2チャネル222において湾曲されずに直線的に伝達されるので、優れた信号が得られる。
実施例において、音声又は差圧信号伝導部材220は、少なくとも一の収音部材であってもよい。信号受信装置239は、音源受信装置130である。この他、センサパッド210もまた少なくとも一の凹縁240及び一つの弾性部材を含み、弾性部材と第1チャネル221及び第2チャネル222はいずれもセンサパッド210の密閉空間に設けられる。実施例において、弾性部材は音声伝導部材110であってもよい。図7は、本考案の実施例の圧電センサの平面図である。図8は、図7の実施例の圧電センサの断面図である。実施例において、信号受信装置239は、圧電センサ装置330であってもよい。圧電センサ装置330はフォースセンシティブ層331と、保護層332と、正及び負極リード333を含む。フォースセンシティブ層331はフォースセンシティブ抵抗(Force−sensitive Resistor)を含む。保護層332は圧電センサ装置330の電気センサ(図示せず)を囲んで保護する。正及び負極リード333は電気センサに接続されている。フォースセンシティブ層331は共通チャネル224に連通される。共通チャネル224は、領域Aがフォースセンシティブ層331の領域に実質的に等しいことが望ましい。人はセンサパッド210上に横たわっている場合、人体の振動がセンサパッド210内の空気を振動させる。フォースセンシティブ層331は共通チャネル224における空気振動を検出することができる。正及び負極リード333は、フォースセンシティブ層331に加わった空気振動による荷重を電圧値や電流値で検出できる。マイクロプロセッサは、前記電圧または電流値を受け、前記電圧または電流値のデータ処理を行う。圧電センサ装置330は曲げることができない。本実施形態によれば、人が圧電センサ装置330上に直接横たわることにより圧電センサ装置330を損傷させるということは避けることができる。尚、圧電センサ装置330上に直接横たわる際の違和感を回避することもできる。
この他、本考案の実施例の生理信号センサ装置は、ベルト型又は身体密着物品に設置することができ、例えば、生理信号センサ装置をシュシュ、ブレスレット、ブローチ、アンクルガード、コルセット、胸帯又はベルトなど、直接着用して使用するもの、又はシュシュ、ブレスレット、ブローチ、アンクルガード、コルセット、胸帯又は安全ベルトに着脱可能に組み合わせるように設計することにより、例えば、日常生活、スポーツ、胎児心音検出、ドライブなど様々な使用状況に応用することができる。
本考案の実施方法によれば、生理信号センサ装置は更に、信号処理装置を接続し、センサ素子が受信した音波を電子信号に変換することができ、CPUにより受信したデジタル信号を変換し、生理信号とノイズを識別、区分けして、有線又は無線によりデータを伝送し、受信した情報を判別、分析及び記憶し、緊急警告を行うことができ、即時に医療措置を決定する又は使用者の長期生理状況を記録することにより、長期間評価に用いることができる。
例えば、生理信号センサ装置が検出した信号が異常事態であると判定された場合、使用者本人(例えば運転中のドライバー)、その監督責任者(外出中の家族、指定の連絡人、医療施設、救急センター、セキュリティセンター、マンションのコンシェルジュサービスセンターなど)に緊急警告を発し遠隔サーバと接続することにより、即時に使用者の現在位置の情報を送信し、監督責任者が即時に医療措置を決定することができる。上記の「異常事態」とは、少なくとも即時に検出された生理的兆候の数値が所定正常値の誤差範囲外よりも高い又は低い(近い将来、急性の健康又は事故の危険が発生する恐れがあることを示す)、全ての即時検出の生理的兆候がいずれも同時に消失した(使用者がベッドから離れた、ベッドから落ちた又は検出装置が外された)などを含むがこれに限定されない。
以上より、本考案実施例の生理信号センサ装置は、閉孔構造を有する音声伝導部材を利用し、鼓動、呼吸音又は臓器音などの微動な音波振動に対し音声共鳴効果を生成し、有効に振動する空気量を増加させ、更に、音源センサにより受信し、信号の処理及び識別を行い、接触点を使用するデジタルチップ、圧力センサ、微動センサなどの電子装置を必要とせずに、検出、記録、生理現象の分析を正確に行うことができる。これにより、身体密着型装置が直接水洗いできるようになるばかりか、電子部品もまた直接人体に接触しなくてもよく、新規的な構造、検知の正確さ、加工方法の簡易化、製造コストの削減などにおいて、非常に優位である。
本考案は以上のように実施例を挙げたが、これらは本考案を限定するものではなく、いかなる当業者が、本考案の本質及び範囲を逸脱しなければ、各種の変更及び装飾を行うことができる。従って、本考案が保護しようとする範囲は以下の登録請求の範囲を基準とする。
100:生理信号センサ装置
110:音声伝導部材
115:被覆層
120:収音部材
121:第1収音部
122:第1端部
123:第2端部
124:接続部
125:接続部分
126:第2収音部
127a:接続口
127b:接続口
128a:接続口
128b:接続口
130:音源受信装置
132:受信端
134:上蓋
136:底板
140:凹縁

Claims (17)

  1. 信号を検出するセンサパッドと、
    音声又は差圧信号伝導部材と、
    音声又は差圧受信モジュールと、
    を含む生理信号センサ装置であって、
    前記音声又は差圧信号伝導部材は、前記センサパッド及び前記音声又は差圧受信モジュールとの間を連通し、前記信号を前記音声又は差圧受信モジュールに伝送することを特徴とする生理信号センサ装置。
  2. 前記センサパッドは、密閉空間を含み、
    前記音声又は差圧受信モジュールは、音声又は圧力変化の前記信号を受信する信号受信装置を含み、
    前記音声又は差圧信号伝導部材は、少なくとも一のチャネルを含み、前記少なくとも一のチャネルは前記センサパッドの表面から前記密閉空間に挿入され、前記センサパッドの上面からの音波振動又は圧力変化の前記信号を増幅し、
    前記少なくとも一のチャネルの自由端は前記表面から所定距離離れていることを特徴とする請求項1記載の生理信号センサ装置。
  3. 前記音声又は差圧信号伝導部材は、更に、連接チャネルを含み、また、前記少なくとも一のチャネルは、第1チャネル及び第2チャネルを含み、前記連接チャネルは、前記信号受信装置、前記第1チャネル及び前記第2チャネルの間と連通し、
    前記センサパッドは、帯板形状に形成され、且つ第1側辺、第2側辺及び前記上面を含み、前記第1側辺は前記第2側辺に対向し、前記上面は前記第1側辺及び前記第2側辺の間に接続され、前記表面が前記第1側辺の外表面であり、前記第1チャネル及び前記第2チャネルの自由端は、前記表面から相違する所定距離離れていることを特徴とする請求項2記載の生理信号センサ装置。
  4. 前記第1チャネルの自由端は前記第1側辺に近接し、前記第2チャネルの自由端は前記第2側辺に近接することを特徴とする請求項3記載の生理信号センサ装置。
  5. 前記連接チャネルはY字型であり、且つ前記第1チャネルと前記第2チャネルの間の夾角は、90°より小さいことを特徴とする請求項3記載の生理信号センサ装置。
  6. 前記少なくとも一のチャネルは第1チャネル及び第2チャネルを含み、
    前記音声又は差圧受信モジュールは更に、別の信号受信装置を含み、
    前記センサパッドは、帯板状に形成され、第1側辺、第2側辺及び前記上面を含み、前記第1側辺は前記第2側辺に対向し、前記上面は前記第1側辺及び前記第2側辺の間に接続され、前記表面は前記第1側辺の外表面であり、前記第1チャネル及び前記第2チャネルの自由端は前記表面から相違する所定距離離れており、
    前記第1チャネルは、前記センサパッド及び前記信号受信装置との間に連通され、前記第2チャネルは前記センサパッド及び前記別の信号受信装置との間に連通されることを特徴とする請求項2記載の生理信号センサ装置。
  7. 前記第1チャネル及び前記第2チャネルはほぼ直線状であることを特徴とする請求項6記載の生理信号センサ装置。
  8. 前記信号受信装置は圧電センサ装置を含み、前記圧電センサ装置はフォースセンシティブ層を含むことを特徴とする請求項2記載の生理信号センサ装置。
  9. 前記センサパッドは、音声伝導部材を含み、且つ前記音声伝導部材は、複数の独立した相互に連通しない閉孔構造を含み、
    前記音声又は差圧信号伝導部材は、収音部材を含み、前記収音部材は、
    前記音声伝導部材の表面に接触する第1端部と、
    前記第1端部から第2端部まで延伸した貫通孔を含み、
    前記音声又は差圧受信モジュールは、音源受信装置を含み、前記音源受信装置は、
    前記収音部材の前記第2端部に接続された受信端と、
    前記音声伝導部材が伝送する音波を含む前記信号を受信するために前記受信端に接続されるセンサ素子と、を含むことを特徴とする請求項1記載の生理信号センサ装置。
  10. 前記収音部材は、少なくとも一の第1収音部及び第2収音部を含み、
    前記前記一又は複数の第1収音部の前記第1端部は独立して前記音声伝導部材の少なくとも一表面に接触し、前記第2収音部は、前記第1収音部の前記第2端部にそれぞれ接続される複数の接続口を含むことを特徴とする請求項9記載の生理信号センサ装置。
  11. 前記音声伝導部材と前記第1端部が接触する前記表面を被覆する少なくとも一の被覆層をさらに含み、前記被覆層は、織物、植毛加工又は高分子薄層を含むことを特徴とする請求項9記載に生理信号センサ装置。
  12. 接続される信号処理装置を更に含み、前記センサ素子が受信した音波を電子信号に変換することを特徴とする請求項9記載の生理信号センサ装置。
  13. 前記閉孔構造は、高分子発泡材料又は天然多孔材料から構成され、前記高分子発泡材料又は前記天然多孔材料は、10−100%の閉孔率を有することを特徴とする請求項9記載の生理信号センサ装置。
  14. 前記高分子発泡材料の密度は、15−200kg/cmであることを特徴とする請求項13記載の生理信号センサ装置。
  15. 前記高分子発泡材料の密度は、25−50kg/cmであることを特徴とする請求項13記載の生理信号センサ装置。
  16. 前記高分子発泡材料は、エチレン−酢酸ビニル、光架橋ポリエチレン、架橋ポリエチレン、ネオプレンゴム、スチレンブタジエンゴム、ポリクロロエチレン、EPDM、ポリエチレン化合物、アクリロニトリルゴム、又はポリウレタン、又はその任意の組み合わせであることを特徴とする請求項13記載の生理信号センサ装置。
  17. 前記閉孔構造は、複合材料から構成され、前記複合材料は複数の不連続の多孔粒子又は破片を含む連続高分子発泡体であることを特徴とする請求項9記載の生理信号センサ装置。
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