JP3209891B2 - Atmセル一時記憶装置 - Google Patents

Atmセル一時記憶装置

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JP3209891B2
JP3209891B2 JP22800395A JP22800395A JP3209891B2 JP 3209891 B2 JP3209891 B2 JP 3209891B2 JP 22800395 A JP22800395 A JP 22800395A JP 22800395 A JP22800395 A JP 22800395A JP 3209891 B2 JP3209891 B2 JP 3209891B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、ATM
セル交換機において、セルの競合に対処するためのAT
Mセル一時記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、伝送情報をセルと呼ばれる固定
長のブロックに分解して伝送するATM通信方式の交換
機においては、バッファを用いて、セルの競合に対処す
るようになっている。
【0003】図2は、バッファを出力方路側に設ける出
力バッファ型のATMセル交換機の構成を示すブロック
図である。なお、図には、2×2のATMセル交換機を
代表として示す。
【0004】図示のATMセル交換機は、入力方路1
1,12から入力されるセルの交換を行う交換部21
と、各出力方路13,14に設けられた出力バッファ部
22,23を有する。出力バッファ部22,23は、そ
れぞれ1つのバッファを有する。各バッファは、先入れ
先出し方式のメモリ回路(以下、「FIFO回路」とい
う)により構成されている。
【0005】上記構成においては、各入力方路11,1
2から入力されるセルは、交換部21で時分割多重され
た後、その宛先に応じて、各出力方路13,14に振り
分けられる。各出力方路13,14に振り分けられたセ
ルは、出力バッファ部22,23のFIFO回路に一時
的に記憶された後、時分割多重前の速度で順次出力され
る。
【0006】このような構成においては、2つの入力方
路11,12に宛先の同じセルが同時に発生しても、F
IFO回路で、競合する2つのセルの一方を待たせるこ
とができるので、このセルを廃棄することなく、伝送す
ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のATMセル交換機においては、FIFO回路を用い
て、セルの競合に伴うセルの廃棄を防止するようになっ
ている。
【0008】しかしながら、従来のATM交換機におい
ては、1つの出力方路に1つのFIFO回路を配置し、
各出力方路に振り分けられたセルを順番に対応するFI
FO回路に記憶するようになっているため、セルの廃棄
を望まない伝送情報から生成されるセルが多数廃棄され
てしまったり、セルの遅延を望まない伝送情報から生成
されるセルが長時間遅延されてしまったり、セルの遅延
揺らぎの発生を望まない伝送情報から生成されるセルが
大きな遅延揺らぎを受けてしまうことがあるという問題
があった。
【0009】すなわち、従来のATMセル交換機におい
ては、各出力方路に振り分けられたセルは、順番に1つ
のFIFO回路に記憶される。このため、このFIFO
回路が充満状態にあると、廃棄を望まない伝送情報から
生成されるセルであっても、無条件に廃棄されてしま
う。
【0010】また、従来のATMセル交換機において
は、FIFO回路に記憶されたセルは、それまでにFI
FO回路に記憶されているセルの数に応じた時間だけ遅
延される。このため、遅延を望まない伝送情報から生成
されるセルであっても、それまでに記憶されているセル
の数が多いと、長時間遅延されてしまう。
【0011】さらに、従来のATMセル交換機において
は、セルの遅延時間は、FIFO回路に記憶されている
セルの数に応じて変化する。この遅延揺らぎは、FIF
O回路の記憶容量が小さければ小さい。しかし、従来
は、セルの廃棄を小さくするために、FIFO回路の記
憶容量を大きくする傾向にあった。これにより、従来
は、伝送情報が遅延揺らぎの発生を望まない場合であっ
ても、この伝送情報から生成されるセルが大きな遅延揺
らぎを受けてしまうことがある。
【0012】以上から、ATMセル交換機においては、
従来、各伝送情報ごとに、希望するセル廃棄率、セル遅
延時間、セル遅延揺らぎを確保することが可能なATM
セル一時記憶装置(バッファ装置が望まれている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、セルの通信品質をセルの廃棄率、遅延
時間、遅延揺らぎによって表し、この通信品質を複数の
クラスに分割し、伝送セルを希望する通信品質に基づい
てクラス分けし、各クラスごとにセル記憶手段を設け、
各セル記憶手段に、そのクラスの通信品質に応じた記憶
容量と優先順位を設定し、伝送されてきたセルをクラス
の同じセル記憶手段に書き込み、書き込まれたセルを、
優先順位に従って、その書込み順に読み出すようにした
ものである。
【0014】ここで、セルの廃棄率が小さければ記憶容
量を大きくし、セルの廃棄率が大きければ記憶容量を小
さくし、セルの遅延時間が小さければ記憶容量を小さく
し、セルの遅延時間が大きければ記憶容量を大きくし、
セルの遅延揺らぎが小さければ記憶容量を小さくし、セ
ルの遅延揺らぎが大きければ記憶容量を大きくするよう
にして定められた記憶容量の相違で、セルの通信品質を
複数のクラスに分け、記憶容量が小さいものほど優先順
位を高くしている。このような構成においては、複数の
クラスの中から希望するクラスを指定されたセルをセル
記憶手段に書き込む場合は、各セルは、自分とクラスが
同じセル記憶手段に書き込まれる。一方、セル記憶手段
に書き込まれたセルを読み出す場合は、複数のセル記憶
手段が、優先順位に従って、優先順位の高いものから順
に選択され、選択されたセル記憶手段に書き込まれてい
るセルがその書込み順に読み出される。
【0015】これにより、各セルの廃棄率、遅延時間、
遅延揺らぎは、これが記憶されるセル記憶手段に設定さ
れた記憶容量と優先順位によって規定される。したがっ
て、各セルのクラスを希望する通信品質に応じて指定す
れば、各伝送情報ごとに、希望するセル廃棄率、セル遅
延時間、セル遅延揺らぎを確保することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、この発明
のATMセル一時記憶装置の第1の実施の形態の構成を
示すブロック図である。なお、以下の説明では、この発
明を、出力バッファ型ATMセル交換機の出力バッファ
部に適用する場合を代表として説明する。
【0017】図1において、100は、ATMセル交換
機の交換部によりある出力方路に振り分けられたセルが
供給される入力端子である。この入力端子100に供給
されるATMセルは、希望する通信品質に応じてクラス
分けされている。図には、セルをA,B,Cの3つのク
ラスに分ける場合を代表として示す。
【0018】この実施の形態では、セルの通信品質は、
セルの廃棄率、遅延時間、遅延揺らぎによって表され
る。各クラスA,B,Cとセルの廃棄率、遅延時間、遅
延揺らぎとの関係は、例えば、図3のようになってい
る。
【0019】図示の例の場合、クラスAでは、大きいセ
ル廃棄率と、小さいセル遅延時間及びセル遅延揺らぎが
規定され、クラスBでは、中間のセル廃棄率と、中間の
セル遅延時間及びセル遅延揺らぎが規定され、クラスC
では、小さいセル廃棄率と、大きいセル遅延時間及びセ
ル遅延揺らぎが規定されている。
【0020】これらクラスA,B,Cは、通信業者によ
って利用者に提示される。利用者は、通信のたびに、言
い換えれば、各伝送情報ごとに、これらクラスA,B,
Cの中から希望するクラスを選択し、これを示すクラス
識別情報をセルのヘッダに挿入する。
【0021】200,300,400は、各クラスA,
B,Cごとに設けられ、対応するクラスのセルを一時的
に記憶するFIFO回路部である。500は、各FIF
O回路部200,300,400に対するセルの書込み
を制御するFIFO書込み制御部である。600は、各
FIFO回路部300,400,500からのセルの読
出しを制御するFIFO読出し制御部である。700
は、各FIFO回路部300,400,500から読み
出されたセルが供給される出力端子である。
【0022】クラスAに対応するFIFO回路部200
において、201は、セルを記憶するメモリである。2
02は、後述する書込み指示パルスをカウントすること
により、メモリ201にセルを書き込むための書込みア
ドレスを発生する書込みアドレスカウンタである。
【0023】203は、後述する読出し指示パルスをカ
ウントすることにより、メモリ201からセルを読み出
すための読出しアドレスを発生する読出しアドレスカウ
ンタである。204は、書込み指示パルスによってカウ
ントアップし、読出し指示パルスによってカウントダウ
ンすることにより、メモリ201に記憶されているセル
の数をカウントするセル数カウンタである。
【0024】205は、セル数カウンタ204のカウン
ト値に基づいて、メモリ201にセルが記憶されている
か否かを判定する記憶判定回路である。206は、メモ
リ201に供給されるセルをゲートするためのゲート回
路である。207は、カウンタ202,204に供給さ
れる書込み指示パルスをゲートするためのゲート回路で
ある。
【0025】208は、セル数カウンタ204のカウン
ト値が予め定めたしきい値Q1に達すると、ゲート回路
206,207のゲートを閉じるゲート制御回路であ
る。このしきい値Q1は、図4に示すように、これ以上
セルを記憶できないというメモリ201の論理最大バッ
ファ長を示す。すなわち、メモリ201の記憶容量を示
す。このしきい値Q1は、メモリ201の物理最大サイ
ズの範囲内で、任意の値を設定することができる。
【0026】なお、2つのアドレスカウンタ202,2
03は、例えば、リングカウンタにより構成されてい
る。これに対し、セル数カウンタ204は、上記の如
く、アップダウンカウンタにより構成されている。
【0027】また、詳細な説明は省略するが、クラスB
に対応するFIFO回路部300も、メモリ301と、
書込みアドレスカウンタ302と、読出しアドレスカウ
ンタ303と、セル数カウンタ304と、記憶判定回路
305と、ゲート回路306,307と、ゲート制御回
路308を有する。
【0028】同様に、クラスCに対応するFIFO回路
部400も、メモリ401と、書込みアドレスカウンタ
402と、読出しアドレスカウンタ403と、セル数カ
ウンタ404と、記憶判定回路405と、ゲート回路4
06,407と、ゲート制御回路408を有する。
【0029】上記メモリ201,301,401は、
対応するクラスA,B,Cの通信品質(セルの廃棄率、
遅延時間、遅延揺らぎ)に応じた記憶容量(しきい値Q
1)と優先順位とが設定されている。この通信品質と記
憶容量及び優先順位の関係の一例を図5に示す。
【0030】図示の例では、要求されるセル遅延時間や
セル遅延揺らぎが小さい場合は、小さい記憶容量と高い
優先順位が設定され、大きい場合は、大きい記憶容量と
低い優先順位が設定される。また、要求されるセル廃棄
率が小さい場合は、大きい記憶容量が設定され、大きい
場合は、小さい記憶容量が設定される。
【0031】これにより、クラスA,B,Cのメモリ2
01,301,401の記憶容量と優先順位は、図6に
示すようなものとなる。すなわち、メモリ201では、
小さい記憶容量と高い優先順位(1)が設定され、メモ
リ301では、中間の記憶容量と中間の優先順位(2)
が設定され、メモリ401では、大きい記憶容量と低い
優先順位(3)が設定されている。
【0032】FIFO書込み制御部500において、5
01,502,503は、各クラスA,B,Cごとに設
けられ、入力端子100に供給されたセルをゲートする
ゲート回路である。504,505,506は、各クラ
スA,B,Cごとに設けられ、セルのヘッダに挿入され
ているクラス識別情報に基づいて、セルのクラスを判別
するクラス判別回路である。
【0033】507,508,509は、各クラスA,
B,Cごとに設けられ、クラス判別回路504,50
5,506の判別結果に基づいて自クラスのセルの書
込みを指示する書込み指示パルスを発生する書込み指示
パルス発生回路である。
【0034】FIFO読出し制御部600において、6
01は、メモリ201,301,401に設定された優
先順位と記憶判定回路205,305,405の判定結
果とに基づいて、セルの読出しを指示する読出し指示パ
ルスを発生する読出し指示パルス発生回路である。60
2は、メモリ201,301,401から読み出された
セルを出力端子700に供給するセル出力回路である。
【0035】上記クラス判別回路504,505,50
6は、交換部における時分割多重後のセル交換周期に同
期してセルのクラスを判別する。また、読出し指示パル
ス発生回路601は、時分割多重前のセル交換周期に同
期して、読出し指示パルスを出力する。したがって、セ
ルの多重度をN(Nは2以上の整数)とすると、セル読
出しパルスの出力周期は、クラスの判別周期のN倍とな
る。
【0036】なお、セルの書込みと読出しが重なる周期
では、例えば、その周期の前半で、セルの書込みが行わ
れ、後半でセルの読出しが行われる。
【0037】上記構成においては、メモリ201,30
1,401により、セル書込み手段が構成される。ま
た、FIFO書込み制御部500と、書込みアドレスカ
ウンタ202と、セル数カウンタ204と、ゲート回路
206,207と、ゲート制御回路208により、セル
書込み手段が構成される。また、FIFO読出し制御部
600と、読出しアドレスカウンタ203と、セル数カ
ウンタ204と、記憶判定回路205により、セル読出
し手段が構成される。ここでは、クラスAでの表記を用
いたが、クラスB,Cについても同様である。さらに、
ゲート回路501,502,503と、クラス判別回路
504,505,506により、セル書込み手段の構成
要素であるセル分離手段が構成される。また、書込みア
ドレスカウンタ202,302,402と、セル数カウ
ンタ204,304,404と、ゲート回路206,2
07,306,307,406,407と、ゲート制御
回路208,308,408と、書込み指示パルス発生
回路507,508,509により、セル書込み手段の
構成要素である書込み手段が構成される。
【0038】また、セル数カウンタ204,304,4
04と、記憶判定回路205,305,405によりセ
ル読出し手段の構成要素である記憶判定手段が構成され
る。また、読出し指示パルス発生回路601と、読出し
アドレスカウンタ203,303,403と、セル数カ
ウンタ204,304,404と、セル出力回路602
により、セル読出し手段の構成要素である読出し手段が
構成される。
【0039】以上がこの実施の形態の構成である。次
に、上記構成において、動作を説明する。まず、メモリ
201,301,401にセルを書き込むセル書込み動
作を説明する。入力端子100には、時分割多重後のセ
ル交換周期に同期して、セルが供給される。このセル
は、ゲート回路501,502,503とクラス判別回
路504,505,506に供給される。
【0040】クラス判別回路504,505,506
は、入力セルのヘッダに挿入されているクラス識別情報
に基づいて、入力セルのクラスを判別する。そして、こ
のクラスが自分のクラスと一致すると、一致信号を出力
する。この一致信号は、ゲート回路501,502,5
03と書込み指示パルス発生回路507,508,50
9に供給される。
【0041】ゲート回路501,502,503は、こ
の一致信号を受けると、入力セルを通す。これにより、
入力端子100に供給されたセルは、各クラスA,B,
Cごとに分離されることになる。ゲート回路501,5
02,503を通ったセルは、それぞれ対応するゲート
回路206,306,406を介してメモリ201,3
01,401に供給される。
【0042】書込み指示パルス発生回路507,50
8,509は、一致信号を受けると、書込み指示パルス
を発生する。この書込み指示パルスは、それぞれゲート
回路207,307,407を介して書込みアドレスカ
ウンタ202,302,402と、セル数カウンタ20
4,304,404に供給される。
【0043】書込みアドレスカウンタ202,302,
402は、書込み指示パルスを受けると、これをカウン
トし、書込みアドレスをインクリメントする(但し、最
大アドレスのときに書込み指示パルスを受けると最小ア
ドレスにする)。これにより、メモリ201,301,
401に供給されたセルは、このインクリンメントされ
たアドレスに書き込まれる。
【0044】セル数カウンタ204,304,404
は、書込み指示パルスを受けると、1だけカウントアッ
プする。これにより、このカウンタ204,304,4
04のカウント値は、メモリ201,301,401に
記憶されているセル数を示すことになる。
【0045】以下、同様に、入力端子100にセルが供
給されるたびに、このセルは、自分とクラスが同じメモ
リ201,301,401に書き込まれる。この動作に
より、メモリ201,301,401に記憶されている
セルの数がしきい値Q1に達すると、ゲート制御回路2
08,308,408は、それぞれゲート回路206,
207,306,307,406,407のゲートを閉
じる。これにより、セル数カウンタ204,304,4
04のカウント値がしきい値Q1より小さくならない限
り、入力端子100に供給されるセルは、廃棄される。
【0046】以上の動作を具体例を使って説明する。い
ま、入力端子100に、例えば、クラスAのセルが供給
されたとする。この場合、一致信号は、クラス判別回路
504から出力される。これにより、ゲート回路501
のゲートが開かれる。また、書込み指示パルス発生回路
507から書込み指示パルスが出力される。
【0047】その結果、入力セルは、ゲート回路50
1,206を介してメモリ201に供給される。また、
書込みアドレスカウンタ202から出力される書込みア
ドレスが書込み指示パルスによってインクリメントされ
る。これにより、入力セルは、このインクリメントされ
たアドレスに書き込まれる。
【0048】これと同時に、セル数カウンタ204のカ
ウント値がカウントアップされる。このカウント値がし
きい値Q1に達すると、ゲート制御回路208がゲート
回路206,207を閉じる。これにより、このカウン
タ204のカウント値がしきい値Q1より小さくならな
い限り、入力端子100にクラスAのセルが入力されて
も、このセルは廃棄される。
【0049】以上が、メモリ201,301,401に
セルを書き込むセル書込み動作である。次に、メモリ2
01,301,401からセルを読み出すセル読出し動
作を説明する。
【0050】各クラスA,B,Cの記憶判定回路20
5,305,405は、対応するセル数カウンタ20
4,304,404のカウント値に基づいて、対応する
メモリ201,301,401にセルが記憶されている
か否かを判定する。この判定結果は、読出し指示パルス
発生回路601に供給される。
【0051】読出し指示パルス発生回路601は、メモ
リ201,301,401に設定された優先順位に基づ
いて、まず、優先順位が最も高いクラスAを選択し、こ
のクラスAの記憶判定回路205の判定結果に基づい
て、メモリ201にセルが記憶されているか否かを判定
する。セルが記憶されていれば、読出しアドレスカウン
タ203とセル数カウンタ204に読出し指示パルスを
供給する。
【0052】これにより、読出しアドレスカウンタ20
3から出力される読出しアドレスがインクリメントされ
(但し、最大アドレスのときに読出し指示パルスを受け
ると最小アドレスにする)、このアドレスに記憶されて
いるセルが読み出される。このセルは、セル出力回路6
02を介して出力端子700に供給される。また、セル
数カウンタ204のカウント値がデクリメントされる。
【0053】これに対し、セルが記憶されていなけれ
ば、読出し指示パルス発生回路601は、優先順位が2
番目に高いクラスBを選択し、このクラスBの記憶判定
回路305の判定結果に基づいて、メモリ301にセル
が記憶されているか否かを判定する。セルが記憶されて
いれば、読出しアドレスカウンタ303とセル数カウン
タ304に読出し指示パルスを供給する。これにより、
この場合、メモリ301からセルが読み出される。
【0054】これに対し、セルが記憶されていなけれ
ば、読出し指示パルス発生回路601は、優先順位が最
も低いクラスCを選択し、このクラスCの記憶判定回路
405の判定結果に基づいて、メモリ401にセルが記
憶されているか否かを判定する。セルが記憶されていれ
ば、読出しアドレスカウンタ403とセル数カウンタ4
04に読出し指示パルスを供給する。これにより、この
場合、メモリ401からセルが読み出される。
【0055】これに対し、セルが記憶されていなけれ
ば、読出し指示パルス発生回路601は読出し指示パル
スの発生を行わない。以下、同様に、時分割多重前のセ
ル交換周期に同期して、上述した処理が繰り返される。
これにより、メモリ201,301,401に書き込ま
れたセルは、メモリ201に書き込まれたセルから順に
読み出され、上位のメモリにセルが無くなると、下位の
メモリからのセルの読出しが実行される。
【0056】以上、この実施の形態の構成及び動作を説
明したが、この実施の形態によれば、次のような効果が
得られる。
【0057】(1) まず、この実施の形態によれば、
セルの通信品質をセルの廃棄率、遅延時間、遅延揺らぎ
によって規定し、この通信品質を複数のクラスに分け、
各クラスごとにFIFO回路を設け、各FIFO回路
に、そのクラスに応じた記憶容量と優先順位を設定する
ようにしたので、各伝送情報ごとに、希望するセル廃棄
率、セル遅延時間、セル遅延揺らぎを確保することがで
きる。
【0058】(2) また、この実施の形態によれば、
各メモリ201,301,401からセルを読み出す
際、このメモリ201,301,401にセルが記憶さ
れているか否かを判定し、記憶されている場合のみ読出
す処理を実行するようにしたので、セルが記憶されてい
ないにもかかわらず、読出し処理が実行されるという事
態の発生を防止することができる。
【0059】次に、この発明の第2の実施の形態を詳細
に説明する。先の実施の形態では、セルの通信品質をセ
ルの廃棄率、遅延時間、遅延揺らぎによって表し、これ
らを各クラスごとに規定する場合を説明した。これに対
し、この実施の形態は、セルの通信品質をセルの廃棄
率、遅延時間、遅延揺らぎのほかに、セルの輻輳状態、
非優先セルの廃棄率によっても表し、これらも各クラス
ごとに規定することができるようにしたものである。
【0060】図7は、この実施の形態の要部構成を示す
ブロック図である。この実施の形態は、図1の各FIF
O回路部200,300,400に対して、非優先セル
の廃棄用の回路と輻輳制御用の回路とを追加したもので
ある。この場合、各FIFO回路部200,300,4
00の構成は、ほぼ同じである。したがって、以下の説
明では、例えば、FIFO回路200の構成を代表と
して、この実施の形態の構成を説明する。なお、図7に
おいて、図1とほぼ同一機能を果たす部分には同一符号
を付して詳細な説明を省略する。
【0061】図7において、209は、セル数カウンタ
204のカウント値がしきい値Q2に達すると、ゲート
回路501から供給されるセルが非優先セルか否かを判
定し、非優先セルであれば、ゲート回路206,207
のゲートを閉じるゲート制御回路である。
【0062】なお、ゲート制御回路209には信号線の
図示は省略しているが入力セルのヘッダが与えられるよ
うになされており、入力セルが非優先セルか否かの判定
は、セルのヘッダに挿入されている非優先セル識別情報
に基づいて行われる。また、しきい値Q2は、図8に示
すように、しきい値Q1より小さい値に設定されてい
る。
【0063】210は、セル数カウンタ204のカウン
ト値がしきい値Q3に達すると、その後、このカウント
値がしきい値Q4に低下するまで、ゲート回路501か
ら供給されるセルが輻輳制御対象セルであるか否かを判
定し、輻輳制御対象セルである場合、ゲート回路20
7,208のゲートを閉じるゲート制御回路である。
【0064】なお、ゲート制御回路210には信号線の
図示は省略しているが入力セルのヘッダが与えられるよ
うになされており、入力セルが輻輳制御対象セルか否か
の判定は、セルのヘッダに挿入されている輻輳制御対象
セル識別情報に基づいて行われる。また、しきい値Q3
は、図8に示すように、しきい値Q1より小さく、しき
い値Q2より大きい値に設定されている。また、しきい
値Q4は、図8に示すように、しきい値Q2より小さい
値に設定されている。
【0065】211は、セル数カウンタ204のカウン
ト値がしきい値Q3に達すると、網制御部にセルの輻輳
状態が発生したことを通知し、この後、このカウント値
がしきい値Q4まで低下すると、網制御部にセルの輻輳
状態が解消したことを通知する輻輳通知回路である。
【0066】上述した網制御部は、ATMセル交換スイ
ッチ等の上位に位置し、上述した輻輳状態発生通知を受
けると、呼の受付け等を制御することにより、輻輳状態
からの回避を図る。一方、上述した輻輳状態解消通知を
受けると、呼の受付け等の制御を解除する。
【0067】なお、詳細な説明は省略するが、FIFO
回路部300,400も、FIFO回路部200と同じ
ような構成を有する。この場合、非優先セル廃棄用のし
きい値Q2と輻輳制御用のしきい値Q3(輻輳制御起動
用),Q4(輻輳制御解除用)は、セル廃棄用のしきい
値Q1と同様に、各クラスの非優先セル廃棄率とセル輻
輳状態に基づいて設定される。
【0068】この場合、要求される非優先セル廃棄率が
小さい場合は、しきい値Q2は、図9に示すように、大
きな値に設定され、大きい場合は、小さい値に設定され
る。また、要求されるセル輻輳状態が厳しい場合(セル
輻輳状態に対する許容度が低い場合)は、しきい値Q
3,Q4は、図9に示すように、小さい値に設定され、
緩い場合(セル輻輳状態に対する許容度が高い場合)
は、大きい値に設定される。
【0069】上記構成において動作を説明する。メモリ
201に記憶されているセル数が徐々に増加し、セル数
カウンタ204のカウント値がしきい値Q2に達する
と、ゲート制御回路209により、入力セルが非優先セ
ルか否かが判定される。非優先セルであれば、ゲート回
路206,207のゲートが閉じられる。これにより、
この場合は、非優先セルの書き込みが禁止される。
【0070】これに対し、入力セルが非優先セルでなけ
れば、ゲート回路206,207のゲートは開いたまま
に設定される。これにより、この場合は、入力セルの書
込みがなされる。
【0071】この状態で、セル数カウンタ204のカウ
ント値がしきい値Q3に達すると、ゲート制御回路21
0により、入力セルが輻輳制御対象セルか否かが判定さ
れる。輻輳制御対象セルであれば、ゲート回路206,
207のゲートが閉じられる。これにより、この場合
は、輻輳制御対象セルの書込みが禁止される。その結
果、輻輳状態からの回避が図られる。この状態は、カウ
ント値がしきい値Q4に低下するまで続けられる。
【0072】これに対し、入力セルが輻輳制御対象セル
でなければ、ゲート回路206,207のゲートは開い
たままに設定される。これにより、この場合は、入力セ
ルの書込みがなされる。
【0073】また、セル数カウンタ204のカウント値
がしきい値Q3に達すると、輻輳通知回路211から網
制御部に対して、セルの輻輳状態が発生したことが通知
される。これにより、この網制御部により、呼の受付け
等が制御される。その結果、セル輻輳状態からの回避が
図られる。
【0074】この状態で、記憶セル数が徐々に減少し、
しきい値Q4まで低下すると、輻輳通知回路211から
網制御部に対して、セルの輻輳状態が解消したことが通
知される。これにより、呼の受付けの制御等が解除され
る。
【0075】以上詳述したこの実施の形態においても、
先の実施の形態と同様の効果を得ることができるととも
に、さらに、次のような効果を得ることができる。
【0076】(1) まず、この実施の形態によれば、
通信品質をセルの廃棄率、遅延時間、遅延揺らぎだけで
なく、セル輻輳状態によっても表し、各クラスごとに、
セル輻輳状態を規定するようにしたので、各伝送情報ご
とに、許容可能なセル輻輳状態を設定することができ
る。
【0077】(2) また、この実施の形態によれば、
通信品質をセルの廃棄率、遅延時間、遅延揺らぎだけで
なく、非優先セルの廃棄率によっても表し、各クラスご
とに、非優先セル廃棄率を規定するようにしたので、各
伝送情報ごとに、希望する非優先セル廃棄率を確保する
ことができる。
【0078】(3) また、この実施の形態によれば、
非優先セルを廃棄するためのしきい値Q2を、輻輳制御
を起動するためのしきい値Q3より小さい値に設定した
ので、非優先セルの廃棄機能によって、セルの輻輳状態
の発生も抑制することができる。
【0079】(4) また、この実施の形態によれば、
セルの輻輳状態を制御する構成として、上位の網制御部
にセル輻輳状態からの回避を依頼する構成と、輻輳制御
対象セルを廃棄する構成とを設けるようにしたので、セ
ルの輻輳状態が発生しても、迅速にこの状態から抜け出
すことができる。
【0080】(5) また、この実施の形態によれば、
輻輳制御解除用のしきい値Q4を輻輳制御起動用のしき
い値Q3と同じ値ではなく、これより小さい値に設定し
たので、セルの記憶数がしきい値Q3を中心に変動して
も、セル輻輳状態の制御とその解除が頻繁に繰り返され
てしまうことを防止することができる。
【0081】以上、この発明の2つの実施の形態を詳細
に説明したが、この発明は、上述したような実施の形態
に限定されるものではない。
【0082】(1) 例えば、先の第1,第2の実施の
形態では、優先順位に基づいて、メモリ201,30
1,401からセルを読み出す場合、上位のメモリにセ
ルがなくなるまで、このメモリからのセルの読出しを実
行し、このメモリにセルがなくなってから、下位のメモ
リからのセルの読出しを実行する場合を説明した。
【0083】しかし、この発明は、例えば、下位のメモ
リのセル記憶数がしきい値Q1あるいはQ1に近い値に
ある場合、上位のメモリにおいて、このメモリに要求さ
れるセル遅延時間を確保することができる状態にあれ
ば、このメモリにセルが残っている場合であっても、下
位のメモリからのセルの読出しを実行するようにしても
よい。
【0084】このほかにも、要求されるセル遅延時間を
極力確保することができる範囲で、例えば、メモリ20
1,301,401から優先順位に従った割合でセルの
読出しを行うようにしてもよい。
【0085】(2) また、先の第2の実施の形態で
は、輻輳制御起動用のしきい値Q3と輻輳制御解除用の
しきい値Q4とを異なる値に設定する場合を説明した
が、この発明では、これらを同じ値に設定するようにし
てもよい。
【0086】(3) また、先の第2の実施の形態で
は、セルの輻輳状態を制御する構成として、輻輳制御対
象セルを廃棄する構成と、上位の装置(網制御部)に輻
輳状態からの回避を依頼する構成を設ける場合を説明し
た。しかし、この発明は、この2つの構成のいずれか一
方の構成のみ、あるいは他の構成を用いるようにしても
よい。
【0087】(4) また、先の第2の実施の形態で
は、セルの通信品質を表すパラメータとして、セルの廃
棄率、遅延時間、遅延揺らぎのほかに、セルの輻輳状
態、非優先セルの廃棄率を用いる場合を説明した。しか
し、この発明は、これに、さらに別のパラメータを追加
したり、これ以外のパラメータを用いるようにしてもよ
い。
【0088】(5) また、先の第1,第2の実施の形
態では、この発明を、出力バッファ型のATMセル交換
機の出力バッファ部に適用する場合を説明した。しか
し、この発明は、入力バッファ型のATMセル交換機の
入力バッファ部や共通バッファ型ATMセル交換機の共
通バッファ部にも適用することができる。また、ATM
セル交換機のバッファ部以外のバッファ装置にも適用す
ることができる。
【0089】(6) このほかにも、この発明は、その
要旨を逸脱しない範囲で種々様々変形実施可能なことは
勿論である。
【0090】
【発明の効果】以上詳述したように、この実施の形態に
よれば、セルの通信品質をセルの廃棄率、遅延時間、遅
延揺らぎによって定まる記憶容量で表し、この通信品質
を複数のクラスに分け、各クラスごとにFIFO回路を
設け、各FIFO回路に、そのクラスに係る記憶容量に
対応させた優先順位を設定するようにしたので、各伝送
情報ごとに、希望するセル廃棄率、セル遅延時間、セル
遅延揺らぎを確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】出力バッファ型ATM交換機の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】第1の実施の形態の通信品質とクラスの関係の
一例を示す図である。
【図4】第1の実施の形態のしきい値を示す図である。
【図5】第1の実施の形態の通信品質と記憶容量及び優
先順位との関係の一例を示す図である。
【図6】第1の実施の形態における各メモリの記憶容量
と優先順位の一例を示す図である。
【図7】この発明の第2の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図8】第2の実施の形態のしきい値を示す図である。
【図9】第2の実施の形態の非優先セル廃棄率及びセル
輻輳状態としきい値との関係の一例を示す図である。
【符号の説明】
100…入力端子 200,300,400…FIFO回路部 500…FIFO書込み制御部 600…FIFO読出し制御部 700…出力端子 201,301,401…メモリ 202,302,402…書込みアドレス発生カウンタ 203,303,403…読出しアドレス発生カウンタ 204,304,404…セル数カウンタ 205,305,405…記憶判定回路 206,207,306,307,406,407,5
01,502,503…ゲート回路 208,308,408,209,210…ゲート制御
回路 211…輻輳通知回路 503,504,505…クラス判別回路 507,508,509…書込み指示パルス発生回路 601…読出し指示パルス発生回路 602…セル出力回路 700…出力端子

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルの廃棄率が小さければ記憶容量を大
    きくし、セルの廃棄率が大きければ記憶容量を小さく
    し、セルの遅延時間が小さければ記憶容量を小さくし、
    セルの遅延時間が大きければ記憶容量を大きくし、セル
    の遅延揺らぎが小さければ記憶容量を小さくし、セルの
    遅延揺らぎが大きければ記憶容量を大きくするようにし
    て定められた記憶容量の相違で、セルの通信品質を複数
    のクラスに分け、それぞれ対応するクラスの通信品質に
    応じた記憶容量が設定された複数のセル記憶手段と、 前記複数のクラスの中から希望するクラスを指定された
    セルを受け、このセルを、前記複数のセル記憶手段のう
    ち、このセルとクラスが同じセル記憶手段に書き込むセ
    ル書込み手段と、前記記憶容量が小さいものほど優先順位を高くしてお
    り、 前記複数のセル記憶手段を、前記優先順位に従っ
    て、この優先順位の高いものから順に選択し、選択され
    たセル記憶手段に記憶されているセルをその書込み順に
    順次読み出すセル読出し手段とを具備したことを特徴と
    するATMセル一時記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記セルの通信品質を、セルの輻輳状態
    によっても表し、前記複数のセル記憶手段におけるセル
    の輻輳状態を、各クラスごとに制御する輻輳制御手段を
    設けたことを特徴とする請求項1記載のATMセル一時
    記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記輻輳制御手段は、 前記セル記憶手段に記憶されているセルの数が第1のし
    きい値に達すると、セルの輻輳状態が発生したことを通
    知する輻輳状態発生通知手段と、 前記セル記憶手段に記憶されているセルの数が前記第1
    のしきい値に達した後、この第1のしきい値より小さい
    第2のしきい値まで低下すると、セルの輻輳状態が解消
    したことを通知する輻輳状態解消通知手段と、 前記セル記憶手段に記憶されているセルの数が前記第1
    のしきい値に達すると、予め定めたセルの記憶を禁止す
    る記憶禁止手段とを具備するように構成されていること
    を特徴とする請求項2記載のATMセル一時記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記セルの通信品質を、非優先セルの廃
    棄率によっても表し、前記複数のセル記憶手段における
    前記非優先セルの廃棄率を、各クラスごとに制御する非
    優先セル廃棄率制御手段を設けたことを特徴とする請求
    項1記載のATMセル一時記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記セル書込み手段は、 前記複数のクラスの中から希望するクラスを指定された
    セルを、各クラスごとに分離するセル分離手段と、 このセル分離手段により分離されたセルを対応するセル
    記憶手段に書き込む書込み手段とを具備するように構成
    され、 前記セル読出し手段は、 各クラスごとに、前記セル記憶手段にセルが記憶されて
    いるか否かを判定する記憶判定手段と、 この記憶判定手段により前記セルが記憶されていると判
    定された場合のみ、前記セルの読出しを実行する読出し
    手段とを具備するように構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載のATMセル一時記憶装置。
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