JP3209049U - 杭頭打撃装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】杭軸とモンケン軸とが偏芯することなく、杭頭に打撃力を与えることができる杭頭打撃装置を提供する。【解決手段】モンケン12と、既製杭Pの杭頭に被着されて、モンケン12の打撃力を杭頭に伝達するためのキャップ11とを備えた杭頭打撃装置であって、モンケン12は円筒形のものからなり、キャップ11の上部にモンケン12が嵌合されて該モンケン12を案内するためのガイド15が設けられている。【選択図】図1
Description
この考案は、この考案は杭頭打撃装置に関する。
既製杭の施工法として、バイブロハンマーや、油圧ハンマー、ディーセルハンマーなどによる打込み工法が知られている(例えば特許文献1参照)。この工法は振動、騒音が発生するという難点があるものの、施工速度が速く、施工管理が比較的容易であるという利点があることから、振動、騒音が大きな問題とならない施工現場では適用されている。
このような打込み工法において、杭先端部が支持層に達したことを確認するため、モンケンによる最終打撃がおこなわれる。例えば、特許文献1記載のようにバイブロハンマー等の打込み装置をクレーンに懸吊して施工した場合、一般には打込み装置に替えてモンケンを懸吊して、自由落下により杭頭を打撃するという手法が採られている。
しかしながら、モンケンをクレーンに懸吊しただけでの打撃の場合、杭軸とモンケン軸との間にずれを生じ、杭頭に偏打撃力を与えてしまうという問題がある。このような偏打撃力は埋設された杭に悪影響を及ぼす。
この考案は上記のような技術的背景に基づいてなされたものであって、次の目的を達成するものである。
この考案の目的は、杭軸とモンケン軸とが偏芯することなく、杭頭に打撃力を与えることができる杭頭打撃装置を提供することにある。
この考案は上記課題を達成するために、次のような手段を採用している。
すなわち、この考案は、モンケンと、杭頭に被着されて、前記モンケンの打撃力を前記杭頭に伝達するためのキャップとを備えた杭頭打撃装置であって、
前記モンケンは円筒形のものからなり、
前記キャップの上部に前記モンケンが嵌合されて該モンケンを案内するためのガイドが設けられていることを特徴とする杭頭打撃装置にある。
すなわち、この考案は、モンケンと、杭頭に被着されて、前記モンケンの打撃力を前記杭頭に伝達するためのキャップとを備えた杭頭打撃装置であって、
前記モンケンは円筒形のものからなり、
前記キャップの上部に前記モンケンが嵌合されて該モンケンを案内するためのガイドが設けられていることを特徴とする杭頭打撃装置にある。
上記杭頭打撃装置において、前記キャップは中央部が開口する環状のものからなり、前記ガイドは前記開口と連通する円筒形のものからなる構成を採用することができる。
この考案によれば、杭軸とモンケン軸とが偏芯することなく、杭頭に打撃力を与えることができる。
この考案の実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。図1は、この考案の実施形態を示している。同図において、既製杭Pは、図示しないクレーンに懸吊されたバイブロハンマー等の打込み装置により、支持層に達するまで打ち込まれた状態を示している。この支持層に達したことを確認するために、この考案による杭頭打撃装置により杭頭の打撃が行われる。
杭頭打撃装置10は、既製杭Pの杭頭に被着されるキャップ11と、キャップ11を介して杭頭に打撃力を与えるモンケン12とを備えている。キャップ11は中央部が開口する環状のもので下端部に杭頭に被着するための嵌合凹部13が形成されている。
キャップ11の上面には環状のクッション14が固定され、このクッション14の内周にキャップ11の開口と連通する円筒形のガイド15が設けられている。このガイド15に重錘である円筒形のモンケン12が嵌合されている。ガイド15は、モンケン12を自由落下させ、杭頭に打撃力を与えるために必要な長さを有している。なお、この実施形態の場合、キャップ11やガイド15は環状や円筒形のものではなく、中実となった円柱形のものでもよい。
モンケン12は図示しないクレーンの先端から繰り出されるワイヤーロープ16に懸吊されている。図2に示すように、ワイヤーロープ16を巻き上げることにより、モンケン12をガイド15の上端近くまで上昇させ、その位置でワイヤーロープ16を繰り出すことにより、モンケン12が自由落下し、キャップ11を介して杭頭に打撃力を与える。このような、モンケン12の上昇及び落下を繰り返して杭頭を打撃し、それによる既製杭Pの沈下量を測定して、既製杭Pの先端が支持層に達したかどうかを確認する。
上記のような杭頭打撃装置によれば、モンケン12がガイド15によって案内されて落下するので、既製杭Pの杭軸とモンケン12の軸との間にずれを生じることがなく、すなわち杭頭が偏打撃力を受けることがなく、既製杭Pに悪影響を及ぼすことがない。
上記実施形態はクレーンに懸吊されたバイブロハンマー等の打込み装置によって打ち込まれた既製杭に打撃力を与える場合である。これに限らず、この考案による杭頭打撃装置はリーダーにアースオーガーを搭載して、スクリューにより地盤を掘削しながら既製杭を圧入する中堀工法を実施する場合にも適用できる。この場合、円筒形のガイド15を有する環状のキャップ11、またモンケン12をリーダーにスライダ機構を介して摺動可能に取り付ける。
そして、施工中に既製杭の圧入が困難になった場合、モンケン12により杭頭を打撃することになるが、ガイド15がないとモンケン12による打撃によって既製杭内の泥水が周囲に飛散することになる。この考案によれば、ガイド15によって泥水の飛散を防止することができる。
10:杭頭打撃装置
11:キャップ
12:モンケン
14:クッション
15:ガイド
11:キャップ
12:モンケン
14:クッション
15:ガイド
Claims (2)
- モンケンと、杭頭に被着されて、前記モンケンの打撃力を前記杭頭に伝達するためのキャップとを備えた杭頭打撃装置であって、
前記モンケンは円筒形のものからなり、
前記キャップの上部に前記モンケンが嵌合されて該モンケンを案内するためのガイドが設けられていることを特徴とする杭頭打撃装置。 - 前記キャップは中央部が開口する環状のものからなり、前記ガイドは前記開口と連通する円筒形のものからなることを特徴とする請求項1記載の杭頭打撃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016005885U JP3209049U (ja) | 2016-12-09 | 2016-12-09 | 杭頭打撃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016005885U JP3209049U (ja) | 2016-12-09 | 2016-12-09 | 杭頭打撃装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3209049U true JP3209049U (ja) | 2017-03-02 |
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ID=58185834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016005885U Expired - Fee Related JP3209049U (ja) | 2016-12-09 | 2016-12-09 | 杭頭打撃装置 |
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JP (1) | JP3209049U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021092074A (ja) * | 2019-12-11 | 2021-06-17 | 久野商事株式会社 | 支柱構造物 |
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2016
- 2016-12-09 JP JP2016005885U patent/JP3209049U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021092074A (ja) * | 2019-12-11 | 2021-06-17 | 久野商事株式会社 | 支柱構造物 |
JP7272589B2 (ja) | 2019-12-11 | 2023-05-12 | 久野商事株式会社 | 支柱構造物 |
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