JP3208836U - 大口径管自在誘導装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】水道管のような剛性の高い重量物の精密な位置決めや軸合わせをする装置であり、運搬のための軽量化と据え付け容易な小型化をはかった大口径管自在誘導装置を提供する。【解決手段】大口径管14に外接してこれを支持するための一対の主輪20と、主輪と回転軸を共通にして両側から挟むように配置され主輪よりも外径の小さい各一対のガイド輪22を備える。一対のジャッキ18は、一対の主輪の間隔をレール23上で自在に増減させる。レール23は、主輪を浮かせた状態でガイド輪22を支持して走行させる。大口径管14に外接した主輪の回転が妨げられず、ジャッキの負荷が軽くなる。【選択図】図1

Description

本考案は、水道管等の重量のある大口径管の接続時に位置決めや軸合わせをするための自在誘導装置に関する。
水道管や下水管等を接続しながら敷設する場合には、掘削した穴の中で管を位置決めするための装置を使用する。ワイヤーで吊り下げただけの状態では正確な位置決めができないから、管を求める位置に支持するための様々な装置が開発されている(特許文献1〜4)。
特開2002−295732号公報 特開2008−232203号公報 特開2016−142326号公報 特開2016−142326号公報
既知の従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。
直径が80cm〜200cmで全長が6メートルといった大径で大重量の水道管を埋設する工事では、地面に1本分の穴を掘って固定し、次の1本分の穴を掘って接続するという作業を繰り返す。既設の水道管は固定し、新たに接続する水道管の接合面を軸合わせをしながら嵌め込むという緻密な作業が要求される。大口径の水道管でも、軸が1センチメートルずれていると接続することができないほど高精度な位置決めが要求される。小径の水道管の場合にはワイヤーで吊り上げて人力で軸合わせをして接続作業が可能である。しかしながら、大径大重量の水道管は、大がかりな装置を現場に搬入して機械力により軸合わせを行う。こうした装置は大重量であり運搬作業や据え付け作業は容易でない。しかも、広い工事スペースが必要で、工事コストが高額になるという問題があった。
本考案は運搬のための軽量化が可能で、狭いスペースに据え付けでき、操作性の良い装置を提供することを目的とする。
以下の構成はそれぞれ上記の課題を解決するための手段である。
<構成1>
大口径管に外接してこれを支持するための一対の主輪と、
上記主輪と回転軸を共通にして、各主輪をそれぞれ両側から挟むように配置され、主輪よりも外径の小さい各一対のガイド輪と、
上記主輪を浮かせた状態でガイド輪を支持して走行させる一対のレールと、
上記各回転軸をそれぞれ支持する軸受けに連結されて、上記一対の主輪の間隔をレール上で自在に増減させる一対のジャッキとを備えたことを特徴とする大口径管自在誘導装置。
<構成2>
上記軸受けと連結された一対のジャッキは、レールを備えた架台に対して分離可能な位置決め構造を有することを特徴とする構成1に記載の大口径管自在誘導装置。
<構成3>
上記軸受けと連結された一対のジャッキは、レールを備えた架台の調整溝に嵌まり込んで位置決めされるフランジを有することを特徴とする構成2に記載の大口径管自在誘導装置。
<構成4>
上記調整溝が架台の長手方向に複数設けられており、ジャッキのフランジを架台上のいずれの位置にも嵌め込み固定できる構造とされていることを特徴とする構成3に記載の大口径管自在誘導装置。
<構成1の効果>
一対の主輪を大口径管の端部下方の面に外接させる。ジャッキを操作して、一対の主輪の間隔を増減させると、大口径管の端部を軸合わせのために上下左右に少しずつ移動させることができる。従って、水道管のような剛性の高い重量物の精密な位置決めや軸合わせが可能になる。ガイド輪が主輪を浮かせた状態を維持できるので、大口径管に外接した主輪の回転が妨げられず、ジャッキの負荷が軽くなる。
<構成2の効果>
一対のジャッキが架台上で嵌め込み等により位置決めされ、両者が簡単に分離できると、運搬時の重量軽減が図れる。また、大口径管の下側の空隙に架台を据え付ける作業が容易になる。さらに、ジャッキを調整溝に嵌め込むだけで組み立てが完了するので準備作業も簡潔になる。
<構成3の効果>
一対のジャッキと架台とが分離できると、運搬時の重量軽減が図れる。また、大口径管の下側の空隙に架台を据え付ける作業が容易になる。さらに、ジャッキを調整溝に嵌め込めば組み立てが完了するので準備作業も簡潔になる。
<構成4の効果>
架台上のジャッキの位置を自在に決めることができると、大口径管の口径や軸合わせのための移動量に応じて、最適な初期設定ができる。即ち、ガイド輪やジャッキを交換することなく各種の現場の要求に応えることができる。
本考案の大口径管自在誘導装置の正面図とA−A断面図と主要部正面図である。 大口径管の接続工事の概略を示す平面図と端面図である。 大口径管自在誘導装置の主要部平面図と側面図である。 図3にしめした装置の分解図である。 大口径管自在誘導装置の主要部平面図とB−B縦断面図である。 大口径管自在誘導装置の使用方法を示す説明図である。
以下、本考案の実施の形態を実施例毎に詳細に説明する。
図1は、本考案の大口径管自在誘導装置の概略構成を示し、(a)は大口径管14を支持した装着の正面図、(b)はそのA−A断面図、(c)は装置の架台のみ縦断面を示した装置の主要部正面図である。
(a)に示すように、自在誘導装置12は、大口径管14を下側から支えるように設置される。これにより、大口径管14の端部を(a)中の矢印のように移動させて、位置決め軸合わせをすることができる。
図1(a)に示すように、この自在誘導装置12は、架台16の両側に一対のジャッキ18を固定したものである。一対のジャッキ18は、それぞれ大口径管14を支える主輪20を架台16の長手方向に前後させて、一対の主輪20の間隔を自在に変更できる。ジャッキ18は、重量物を支えて上げ下げするよく知られた機構のものである。ジャッキ18の駆動は、ハンドル等による人力式でも、油圧式でも構わない。
図1(b)に示すように、大口径管14を下から支持する一対の主輪20の両側には、主輪20を挟むように一対のガイド輪22が配置されている。主輪20とガイド輪22とは、軸受け26によって同軸的に支持されている。主輪20とガイド輪22とは回転軸を共通にして、いずれも自由に回転するが、ガイド輪22は主輪20よりも外径が小さくなるように設計されている。
架台16には一対のレール23が設けられており、ガイド輪22はこのレール23上を走行するように位置決めされている。一方主輪20は架台16にもレール23にも接触していない。主輪20は、大口径管14の下面に外接しているが、ガイド輪22は大口径管14に接することはない。その結果、架台16のレール23は、主輪20を浮かせた状態でガイド輪22を支持して走行させることができる。
図1(c)に示すように、ジャッキ18は架台16の端部に固定されている。ジャッキ18を駆動すると、シリンダ28が架台16の長手方向に平行に伸縮する。ガイド輪22と主輪20とを支持する軸受け26はシリンダ28に固定されている。従って、ジャッキ18を駆動すると主輪20を架台16の長手方向に前後に移動させることができる。
図1(a)に示すような状態で、架台16の両端に配置されたジャッキ18を駆動すると、一対の主輪20の間隔を自在に増減させて、大口径管14を(上下あるいは前後左右方向)に移動させることができる。例えば、図1(c)に示すように、ジャッキ18を駆動して軸受け26を矢印A方向に移動させると、大口径管14に外接する主輪20は大口径管14に密着して矢印B方向に回転する。主輪20は架台16と接しないため自由に軽く回転する。一方、ガイド輪22は大口径管14に接しないから、レール23の上に沿って矢印C方向に軽く回転する。これにより、ジャッキ18は最小の負荷で主輪20を前後に移動させることができる。
図2は、大口径管の接続工事の概略を示す平面図である。2本の大口径管14aと14bとは縦断面図を示した。
大口径管14bは既に埋設されて地中に固定されていて動かすことができない。ここに新たに大口径管14aをはめ込む。このとき、大口径管14aの両端部を支えるように自在誘導装置12を配置する。
図2(b)は、大口径管14aをその接続端面側から見た側面図である。図2(c)は大口径管14をその接続端面側から見た端面図である。例えば、管径が1メートル前後のものの場合でも、大口径管14bに大口径管14aを嵌め込むには、数ミリ程度以下の精度で軸合わせをしなければならない。従って、大口径管14aの両端の位置を自在誘導装置12により少しずつ上げ下げしたり、左右に移動させたりする。
図3と図4には、上記の自在誘導装置12の具体的な部品の構造を示す図を示した。図3はジャッキ18とこれに連結された軸受け26等の正面図と側面図、図4は主輪20やガイド輪22の軸受け部品の分解図である。
図3に示すように、ジャッキ18と軸受け26とは、シリンダ28を介して連結されている。ジャッキ18を駆動するとシリンダ28が伸縮する。主輪20とガイド輪22の軸は、軸受け26に軸ボルト24を使用して固定されている。図4(a)に示すように、回転軸は主輪20を支える主軸36とガイド輪22を支える側軸38を備えている。この回転軸の両端に、ワッシャ40を介して軸受け26(図3)を取付け、軸ボルト24を締め付けて一体化している。
図5の(a)は、架台16に設けられた調整溝42を拡大した装置の主要部平面図で、(b)はその架台のB−B縦断面図である。
この架台16には、5個の調整溝42が設けられている。ジャッキ18の端にはフランジ30が設けられている。このフランジ30が架台16の調整溝42の一つにはまり込んでいる。この嵌め込みによってジャッキ18を架台16に位置決めすることができる。ジャッキ18は重量があり、主輪20にも大口径管14の荷重が加わるから、ジャッキ18は架台16にこれでしっかり位置決め固定される。しかも、フランジ30を調整溝42から引き出せば、架台16とジャッキ18とを簡単に分離できる。
従って、架台16とジャッキ18を別々に分解して容易に分解して持ち運びすることができる。フランジ30を差し込む調整溝42を変更すると、ジャッキ18の架台16上の位置をシフトさせることができる。外径の大きな管の場合には、図の例に示すように架台16の最も端側にジャッキ18を配置する。一方、外径の若干小さな管の場合には、別の調整溝42にフランジ30を差し込んで、一対のジャッキ18の間隔を予め近付けておくことができる。なお、ジャッキ18を架台16上に位置決めする構造は、フランジだけでなく、任意の形状の突起やクランプを採用することができる。簡単なボルト締めでも構わない。
図6は、自在誘導装置12の使用方法を示す説明図である。
図6(a)に示すように、1対のジャッキ18を同時に駆動して、1対の主輪20の間隔を縮めるように操作すると、大口径管14は少しずつ上方に持ち上がる。一方、図6(b)に示すように、右側のジャッキ18のみを駆動して一対の主輪20の間隔を縮めるようにすると、大口径管14は少しずつ左側に移動しながら上に持ち上がる。また、図6(c)に示すように、左側のジャッキ18のみを駆動して一対の主輪20の間隔を縮めるようにすると、大口径管14は少しずつ右側に移動しながら上に持ち上がる。
以上説明した装置により、例えば、直径が80cm〜200cmもある大重量大口径の大口径管14を、少しずつ精密に移動させて軸あわせをし、接続作業をすることができる。既設の水道管を動かすことができないで、新たに接続する水道管の接合面を軸合わせするといった作業に広く採用できる。
特に、図6に示すようにジャッキ18を取り外した架台16は全体として厚みが薄くなる。自在誘導装置12を大口径管14の下側に潜り込ませて据え付けるような場合、ジャッキを後から取り付ければ良いから、大口径管14の下側の空間が狭くても容易に据え付けができる。作業孔の広さも深さも小さくできるから、工事コストと工事期間を十分に節約できる。
12 自在誘導装置
14 大口径管
16 架台
18 ジャッキ
20 主輪
22 ガイド輪
23 レール
24 軸ボルト
26 軸受け
28 シリンダ
30 フランジ
36 主軸
38 側軸
40 ワッシャ
42 調整溝

Claims (4)

  1. 大口径管に外接してこれを支持するための一対の主輪と、
    上記主輪と回転軸を共通にして、各主輪をそれぞれ両側から挟むように配置され、主輪よりも外径の小さい各一対のガイド輪と、
    上記主輪を浮かせた状態でガイド輪を支持して走行させる一対のレールと、
    上記各回転軸をそれぞれ支持する軸受けに連結されて、上記一対の主輪の間隔をレール上で自在に増減させる一対のジャッキとを備えたことを特徴とする大口径管自在誘導装置。
  2. 上記軸受けと連結された一対のジャッキは、レールを備えた架台に対して分離可能な位置決め構造を有することを特徴とする請求項1に記載の大口径管自在誘導装置。
  3. 上記軸受けと連結された一対のジャッキは、レールを備えた架台の調整溝に嵌まり込んで位置決めされるフランジを有することを特徴とする請求項2に記載の大口径管自在誘導装置。
  4. 上記調整溝が架台の長手方向に複数設けられており、ジャッキのフランジを架台上のいずれの位置にも嵌め込み固定できる構造とされていることを特徴とする請求項3に記載の大口径管自在誘導装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114811180A (zh) * 2022-04-24 2022-07-29 中国建筑第八工程局有限公司 狭小空间内大口径管道定位方法

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