JP3208134U - 電子グローブ - Google Patents
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Abstract
【課題】演技者が装着して自身の手にあるツボを電気信号(電流パルス)で刺激することで、気功や太極拳の効果を増強させて血流やリンパ液の流れ、気の流れを正常化し、血液の循環の改善、ストレスの解消、および内臓疾患の改善等を可能とした電子グローブを提供する。【解決手段】導電性の布地で構成した電子グローブ1(1L,1R)は、装着した演技者の手の指を空気中に露出させる指穴2L1〜2L5、2R1〜2R5を有し、電源ユニット7から甲と掌に電気信号を印加する構成とすることで、手の甲と掌に分布するツボを刺激して、血流、リンパ液の流れ、気の流れを改善し気功や太極拳本来の作用との相乗効果を得ることを可能とする。【選択図】図1
Description
本考案は、使用者の手に分布する「ツボ」に電気的な刺激を与えることで血流や気の流れを改善する電子グローブに関する。
人の体には多数の経穴(以下、ツボと称する)が分布している。ツボとは内臓と所定の経絡(気血経絡)を通して、その状態が皮膚の表面に現れる反応点であり、このツボを刺激することで、内臓への働きかけが可能になるといわれている。ツボは指を以ってさがし、ツボに指があたることで、内臓が反応し、その反応が指にもたらされて当該内臓の状態を知ることができると考えられている。
ツボの刺激は脊髄や中枢に伝えられ、その先の末梢神経、つまり指先へ刺激を伝えていく。ツボを刺激することで血行が正常化し、血液やリンパ液の循環がよくなり、頭の回転が促進されてストレスが解消され、また内臓疾患が改善される等の効果がある。気功や太極拳では、手等に分布する特定のツボを刺激することで上記した諸効果を得るものである。
人間の身体は、外部から微弱電流を流して刺激してやると、血液やリンパ液の流れがよくなると共に細胞が活性化されて、疲労回復、筋肉痛等の痛みの解消、美顔、痩身等の効果が得られることも知られている。これを利用する従来技術として、特許文献1を上げることができる。
特許文献1は、手袋(グローブ)の親指に一方の電極を、親指を除く指に他方の電極を設け、このグローブを装着した施術者が被施術者の身体の表面(例えば、顔面)にグローブを当て、一方の電極と他方の電極を介して交流電流を印加する美容器具を開示する。
前記した特許文献1に開示されたグローブは被施術者の顔面等に電気信号を印加して、皮膚を刺激して活性化する、所謂トリートメントを目的とする美容器具である。また、特許文献1に開示されたグローブは被施術者の体表面に電流を与えるものであり、このグローブを着用した施術者の身体(手、手指)に電気刺激を与えるものではない。さらに、施術者が非施術者のツボを目当てに電流を与える機能を有するものでもない。
気功や太極拳では、本人(気功や太極拳を演じる人、演技者、使用者とも称する)が自身の身体(特に手足)の血流などを意識して身体を動かす。このような運動において、自身の手等にあるツボを自身で刺激して血行の正常化、血液の循環の改善、ストレスの解消、および内臓疾患の改善を期待する考えは未だ存在していない。
本考案の目的は、演技者が装着して自身の手にあるツボを電気信号(電気パルス)で刺激することで、気功や太極拳の効果を増強させて血行や気の流れの正常化、血液やリンパ液の循環の改善、ストレスの解消、および内臓疾患の改善を可能とし、ツボの位置がわからない初心者でも、装着するだけでツボに刺激を与えることができる電子グローブを提供することにある。
上記目的を達成するため、本考案に係る電子グローブは、装着した演技者の手の指は露出させ、甲と掌に電気信号(電気パルス)を印加する構成とすることで、手の甲と掌に分布するツボを刺激して血流、リンパ液の流れ、気の流れを改善し気功や太極拳本来の作用との相乗効果を得ることを可能とした。
本考案の代表的な構成を列挙すれば、以下のとおりである。本考案の理解を容易にするため、主要な構成には実施例の符号を付与してある。なお、符号の付し方として、明細書および図面ともに、例えば、左手用と右手用からなる電子グローブ1について、左手用を1L、右手用を1Rのように左手用については“L”を、右手用については“R”付し、左手用1Lと右手用1Rを纏めて“1(1L,1R)”のように表記する場合もある。符号2以下についても同様とする。
導電性の布地で形成され、使用者の手の甲側および掌側を周回して指を除く前記手を包む袋状本体部2(2L、2R)と、前記袋状本体部の一端に有して前記手を挿抜するための単一の口部3(3L、3R)と、前記口部とは反対側に指穴2L1〜2L5、2R1〜2R5を有する電子グローブである。
前記袋状本体部の一部には、前記布地の導電性繊維に対して外部電源からの電気パルスを供給するための受電端子4(4L、4R)が設けられている。この受電端子4(4L、4R)は、前記袋状本体部の甲側に設けるのが望ましいが、掌側や当該袋状本体部の周囲領域(甲と掌の境界部分)であってもよく、あるいは前記口部に設けてもよい。
前記指穴は、親指の第1関節と人差し指乃至小指の第1及び第2関節の一部又は全部を含む指全体を露出させる位置に開口端を有している。
前記袋状本体部2(2L、2R)の前記掌側の内側で、当該掌の周囲端10(10L,10R)から後退した内部領域に絶縁層8を有し、前記内部領域における前記掌の表面と前記袋状本体部2(2L、2R)の前記掌側の内側を電気的に絶縁した構成とすることもできる。
前記袋状本体部2(2L、2R)の前記甲側の内側で、当該甲の周囲端10(10L,10R)から後退した内部領域に絶縁層9を有し、前記内部領域における前記甲の表面と前記袋状本体部2の前記甲側の内側を電気的に絶縁する構成とすることもできる。
前記導電性の布地が非導電性繊維と導電性繊維(銀:シルバーやステンレス等の金属ファイバー、導電性樹脂ファイバー、など)の混紡材で形成してもよいし、導電性繊維のみで形成してもよい。また、非導電性繊維で形成した後に導電性溶液(金属、導電性ポリマーなどの分散液等も含む)を含浸させて製作することもできる。なお、これらの布地は織布でも不織布でもよい。後述する本考案の実施例では、グローブの布地として、銀の繊維(シルバーファイバー)をナイロン繊維に混紡したものを用いた。その混紡比率は、銀繊維が30乃至40%、ナイロン繊維が60乃至70%とした。これは一例にすぎない。
上記の「指全体が露出する」とは、親指については第2関節よりも先、人差し指、中指、薬指および小指は第3関節よりも先が空気に触れる状態を意味する。本考案に係る電子グローブは、手を挿抜するための口部(カフオープニング)と指を露出させるための穴(指穴:フィンガーオープニング)を備えた、所謂フィンガーレスグロ−ブである。
後述する実施例では、前記指穴は、親指を露出させる親指穴と親指を除く他の指を露出させる1又は複数の指穴からなる。前記した「指全体が露出する」については、親指穴は親指の第2関節が露出せず、又は第2関節よりも先が露出し、あるいは第2関節が半露出する如く形成される。すなわち、親指はその第2関節よりも先の部分が露出する構成とし、人差し指、中指、薬指および小指については、それらの第3関節が露出せず、又は第3関節よりも先が露出し、あるいは第3関節が半露出する如く構成した。
本考案は、上記の構成および後述する実施例の構成に限定されるものではなく、本考案の技術思想を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
また、本考案は使用者の手に分布するツボに電気的な刺激を与えることで血流、リンパ液流、気の流れを改善するものであるが、上記の構成及び後述する実施例を構成する技術思想は、手同様に多数のツボが分布する足に使用する靴下やブーツについても実施可能である。
また、本考案は使用者の手に分布するツボに電気的な刺激を与えることで血流、リンパ液流、気の流れを改善するものであるが、上記の構成及び後述する実施例を構成する技術思想は、手同様に多数のツボが分布する足に使用する靴下やブーツについても実施可能である。
本考案に係る電子グローブは、演技者(気功や太極拳を演ずる人)が装着して自身の手にあるツボを電気信号(電気パルス)で刺激することで気功や太極拳の効果が増強される。ツボの位置がわからない初心者でも、本考案の電子グローブを装着するだけでツボに刺激を与えることができる。これにより、血行の正常化、血液やリンパ液の循環の改善、ストレスの解消、および内臓疾患の改善が可能となる。具体的な効果は後述する実施例の欄で説明される。
以下、本考案の実施の形態について、実施例の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本考案に係る電子グローブの第1実施例を説明する全体構成図である。図1には給電コードや電源ユニットを示してあるが、これらは他の実施例においても同様に用いられるものである。なお、電源ユニットはポータブルであり、リチューム・イオン電池等のリチャージャブル電池を内蔵させるのが好適である。
図1において、参照符号1は本考案に係る電子グローブで、同図(a)は左手用1L、(b)は右手用1Rを示す。また、(c)は給電システムの一例である。この電子グローブ1の構成を左手用の電子グローブ1Lを代表して説明する。右手用1Rは「L」を「R」に読み替えることで理解される。以下でも、特に必要がある場合を除いて主として左手用で説明する。
電子グローブ1Lは、所謂フィンガーレス(指なし)型であり、導電性の布地で形成される。そして、使用者(演技者とも称する、以下演技者)が着用した状態では、その手の甲側および掌側を周回して指を除く前記手を包む袋状の本体部2Lと、前記本体部2Lの一端に有して前記手を挿抜するための単一の口部(所謂、カフオープニング)3L、および前記口部3Lとは反対側に親指穴2L1、指穴2L2〜2L5を有する。
親指穴2L1は演技者の親指を露出させる親指穴、指穴2L2、2L3、2L4、2L5は人差指穴、中指穴、薬指穴、小指穴でそれぞれが独立した指穴となっている。領域Aは人差指、中指、薬指、小指の各第3関節の位置で、これらの第3関節付近より指先側が空気中に露出するようになっている。領域Bは親指の第2関節の位置に当たり、この第2関節付近よりも指先側が空気中に露出するようになっている。
前記袋状本体部2Lの甲側の一部には、前記布地の導電性繊維に対して電源ユニット(外部電源)7からの電気信号(電流パルス)を供給するための受電端子4Lが設けられている。この電源ユニット7と受電端子4Lとは給電コード6Lで連絡される。給電コード6Lの一端には受電端子4Lと着脱可能な給電端子5Lを有し、他端には電源ユニット7のプラグ16Lに接続している。この実施例では、受電端子4Lと給電端子5Lは既知のスナップ端子を採用しているが、他の既知の接続端子であってよい。電源ユニット7は演技者の体の一部(例えば、ベルトなど)に取付けできるような適宜の手段を備えているのが望ましい。
本体部2Lと口部3Lは一体的に編み込みするのが望ましい。また、この口部3Lを本体部と別個に作っておき、両者を縫い合わせて一体化し、あるいは接着して一体化した構成とすることもできる。
なお、上記の口部3Lは本体部2Lを延長させたものとしてよく、特に本体部2Lと口部3Lを区別する必要はない。
なお、上記の口部3Lは本体部2Lを延長させたものとしてよく、特に本体部2Lと口部3Lを区別する必要はない。
図2は、本考案の第1実施例に係る電子グローブを演技者の手に装着した状態で説明する図で、図1と同一部分には同一参照符号を付してある。本実施例では、親指FL1、人差指FL2、中指FL3、薬指FL4、小指FL5を、図1に示したそれぞれの指穴2L1、2L2、2L3、2L4、2L5に通して指先を空気中に露出させている。このとき、親指FL1の第2関節は領域B付近に位置し、人差指FL2、中指FL3、薬指FL4、小指FL5の第3関節は領域A付近に位置する。
演技者は電子グローブ1を両手に装着して、そのスナップ受電端子4Lに電源ユニット7に繋がる給電コード6Lのスナップ給電端子5Lを接続する。電源ユニット7に設けた電源スイッチをオンにし、調整つまみで所要の電圧レベル、周波数の電流値に設定する。電源ユニット7からは所定の周波数と電流値の電気パルスが袋状本体部2Lに供給される。上記の電圧レベルや周波数は、予め設定された1又は複数のモードを演技者が選択する方式とすることができる。
親指FL1の第1関節と人差指FL2、中指FL3、薬指FL4、小指FL5の第1関節と第2関節が空気に触れ、指の動きが自由になり、開放感とリラックス感が生まれる。一方、両手の手の甲、掌は電流パルスで刺激される。
手の甲、掌にはツボが多数あり、このツボを電流パルスで刺激することで血流、リンパ液流、気の流れが改善される。両手の甲には、それぞれ3本の経路が走っており、それらの経路上にツボが存在する。ツボの位置が判らない初心者でも本実施例の電子グローブを用いることで、それらのツボを電気パルスで刺激することができ、気功や太極拳の効果を実感することができる。
このように、本実施例によれば、電子グローブを装着して通電するのみで、両手のツボを刺激することができ、気功や太極拳の本来の効果を増加することができる。
図3は、本考案の第2実施例に係る電子グローブを演技者の手に装着した状態を左手のみで示した説明図である。本実施例は、前記した実施例と同様の左手用の電子グローブ1Lにおいて、その本体部2Lの掌部分の内側、すなわち本体部2Lの導電性の布地と掌との間に絶縁層(掌側絶縁層)8を設けたものである。右グローブ1Rについても同様である。この掌側絶縁層8は、絶縁性の織物や不織布、あるいは絶縁性のゴムやプラスチックシートなどを採用できる。掌側絶縁層8は掌の周囲端10Lより後退した部分に設けて、当該周囲端10Lは掌と接するようになっている。この掌側絶縁層8として、本実施例では絶縁性プラスチックシートを貼りつけて構成した。掌側絶縁層8としては、伸縮性の絶縁素材、例えばジャージ素材のアイロン貼り付けシート、ラテックス等のラバー素材などを用いることもできる。
この電子グローブを両手に装着した状態で通電すると、掌の面には電気刺激を受けない。甲の全面と上記掌の周囲端10L,10Rでは電気刺激を受ける。そして、この電子グローブを演技者の体の他の部位(腕とか脚など)に当てることで、掌側絶縁層8の表面側領域(導電性の部分)から当該他の部位のツボに電気信号が与えられ、そのツボに関連する体組織の血流や気の流れが改善される。
電子グローブを当てた体への刺激は、抑える力によって変化する。通常、掌の電気抵抗は低く、多くの電流がながれる。この掌の部分を絶縁することで、掌に当てた部位(腕とか脚など)の電気抵抗をR1、手の甲側の電気抵抗をR2としたとき、I(電流すなわち刺激感)=V(印加した電気パルスの電圧)/(R1+R2)の刺激電流が印加される。絶縁層によって掌との間の抵抗R1は大きいため、電子グローブを当てた体の部位には絶縁層がない場合に掌に流れるものと同等の電気パルスが腕とか脚などに印加され、当該部位にあるツボが刺激されることになる。
本実施例によれば、電子グローブを装着して通電するのみで、手の甲にあるツボを刺激するのみならず、この電子グローブを当てた体の他の部位のツボに関連する体の組織の血流、リンパ液流、気の流れを改善し、気功や太極拳の本来の効果に相乗した効果を容易に得ることができる。
図4は、本考案の第3実施例に係る電子グローブを演技者の手に装着した状態を右手のみで示した説明図である。本実施例については、演技者の右手に装着する電子グローブで説明する。この電子グローブ1Rの手の甲の内側に絶縁層(甲側絶縁層)9を設けたものである。甲側絶縁層9は本体部2Rの導電性の布地と手の甲との間に設けられる。左グローブ1Lについても同様である。この甲側絶縁層9の絶縁素材は、実施例2と同様に、絶縁性の織物や不織布、あるいは伸縮性のある絶縁性のゴムやプラスチックシートなどを採用できる。甲側絶縁層9は甲の周囲端10Rより甲の内方に後退した部分に設けられる。当該周囲端10Rは甲と接するようになっている。この甲側絶縁層9として、本実施例では絶縁性かつ伸縮性のプラスチックシートを貼りつけて構成した。
この電子グローブを両手に装着した状態で通電すると、演技者の甲の面は電気刺激を受けず、掌の全面と上記甲の周囲端10Rが電気刺激を受ける。そして、この電子グローブを演技者の体の他の部位(腕や脚部など)にあてることで、その部位のツボに電気信号を与え、その部位に関連する体組織の血流や気の流れが改善される。甲側絶縁層9により、手の甲の当該甲側絶縁層9が無い場合に手の甲にながれるべき電流は手の甲に流れず、掌側の電流に重畳して上記他の部位(腕や脚部など)に流れ、その部位のツボの刺激値を高める。
本実施例によれば、電子グローブを装着して通電するのみで、手の掌のツボを刺激するのみならず、この電子グローブを当てた他のツボに関連する体の組織の血流、リンパ液流、気の流れを大幅に改善し、気功や太極拳の本来の効果を増加することができる。
図5は、本考案の第4実施例に係る電子グローブを左手用で示す構成図である。本実施例については、演技者の右手に装着する電子グローブで説明する。左グローブ1Lについても同様である。本実施例の右手用の電子グローブは親指の指孔2R1と、人差指、中指、薬指、および小指を共通に露出させる一つの大穴(の指穴)2Rmを有している。その他の構成は図1に示した実施例と同様である。図5中、符号Aは、この電子グローブを演技者が装着したとき、その人差指、中指、薬指、および小指の各第3関節がほぼ位置する領域を、同Bは親指の第2関節がほぼ位置する位置を示す。
なお、図5の大穴2Rmは、人差指、中指、薬指、および小指を共通に露出させる一つ穴としたが、例えば、図5の符号C部分を綴じて人差指と中指の2本の指用の指穴、薬指と小指の2本の指用の指穴に分割したものとしてもよい。さらに、図5の符号D部分を綴じて小指用の指穴とすることもできる。その他、人差指、中指、薬指、および小指について3本と1本を通すように、大穴の指穴2Rmを適宜に綴じたものとすることもできる。また、図5に示した電子グローブに前記図34または図4で説明した絶縁層を設けることもできる。
本実施例によっても、この電子グローブを当てた他のツボに関連する体の組織の血流、リンパ液流、気の流れを改善し、気功や太極拳の本来の効果に相乗した効果を容易に得ることができる。
上記した各実施例の電子グローブを適宜組み合わせて使用してもよいことは言うまでもない。
図6は、本考案に係る電子グローブの第5実施例を説明する全体構成図である。本実施例は電子グローブに電気パルスを供給する電源ユニット部分の図1と異なる実施例である。
電子グローブの口部3L、3Rには、前記布地の導電性繊維に対して電源ユニット(外部電源)7からの電気信号(電流パルス)を供給するための給電コード6L、6Rの一端が固定されている。この固定は、電気溶接や接着剤、あるいはハトメ接続などでよい。給電コード6L、6Rの他端は電源ユニット7にプラグ16L、16Rで接続されている。この固定部は、口部3L、3Rに限るものではなく、袋状本体部2(2L,2R)の一部とすることもできる。
本実施例によっても、前記実施例1と同様に、電子グローブを当てた他のツボに関連する体の組織の血流、リンパ液流、気の流れを改善し、気功や太極拳の本来の効果に相乗した効果を容易に得ることができる。
1(1L,1R)・・・電子グローブ
2(2L,2R)・・・本体部
3(3L,3R)・・・口部(カフオープニング)
4(4L,4R)・・・受電端子(グローブ側のスナップ端子)
5(5L,5R)・・・給電端子(給電コード側のスナップ端子)
6(6L,6R)・・・給電コード
7・・・電源ユニット
8・・・掌側絶縁層
9・・・甲側絶縁層
10(10L,10R)・・・周囲端
16(16L,16R)・・・プラグ
2(2L,2R)・・・本体部
3(3L,3R)・・・口部(カフオープニング)
4(4L,4R)・・・受電端子(グローブ側のスナップ端子)
5(5L,5R)・・・給電端子(給電コード側のスナップ端子)
6(6L,6R)・・・給電コード
7・・・電源ユニット
8・・・掌側絶縁層
9・・・甲側絶縁層
10(10L,10R)・・・周囲端
16(16L,16R)・・・プラグ
Claims (5)
- 導電性の布地で形成され、使用者の手の甲側および掌側を周回して指を除く前記手を包む袋状本体部と、前記袋状本体部の一端に有して前記手を挿抜するための単一の口部と、前記口部とは反対側に指穴を有する電子グローブであって、
前記袋状本体部には、前記布地の導電性繊維に対して外部電源からの電気パルスを供給するための受電端子が設けられており、
前記指穴は、親指の第1関節と人差し指乃至小指の第1及び第2関節を含む指全体が露出する位置に有することを特徴とする電子グローブ。 - 前記袋状本体部の前記掌側の内側で、当該掌の周囲端を残して当該周囲端から後退した内部領域に絶縁層を有し、前記内部領域における前記掌の表面と前記袋状本体部の前記掌側の内側が電気的に絶縁されていることを特徴とする請求項1に記載の電子グローブ。
- 前記袋状本体部の前記甲側の内側で、当該甲の周囲端を残して当該周囲端から後退した内部領域に絶縁層を有し、前記内部領域における前記甲の表面と前記袋状本体部の前記甲側の内側が電気的に絶縁されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子グローブ。
- 前記導電性の布地が非導電性繊維と導電性繊維の混紡材で形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電子グローブ。
- 前記導電性の布地が導電性繊維で形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電子グローブ。
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