JP3208055U - 真空引き機能を有する撹拌機 - Google Patents

Abstract

【課題】構造がシンプルで、操作しやすくかつコストがより低く、搾汁機で作った野菜果物ジュースを外付けられたセット使用の容器に入れ、続いて真空引きによる鮮度保持処理を行い、真空引きされた食物を再び開く場合、撹拌機で撹拌し、よりよい食感を保持することができる真空引き機能を有する撹拌機を提供する。【解決手段】撹拌機本体と真空引き装置を含み、真空引き装置はポンプ２と、制御システムと、真空引き継手３と、ダクト４と、支持フレーム５及びマイクロスイッチを含み、マイクロスイッチが真空引き継手の内端面に対向し、真空引き継手を挿入しまた抜くことによりマイクロスイッチを開閉し、ポンプの電源をオフまたオンにする。【選択図】図２

Description

本考案は家電製品に関し、具体的に真空引き機能を有する撹拌機に関する。

現在市販されている家庭炊事装置は数多くあり、人々が自分で食物を作ることに利便性を与え、例えば搾汁機は一般的なキッチン家電製品で、それが果物と野菜を素早く野菜果物ジュースに搾ることができ、人々が家の中で自ら作りまた美味しい野菜果物ジュースを飲むことができる。
しかし自分で作った食物の鮮度を保持するには冷蔵庫等の機器が必要であり、例えば搾汁機で一回に搾られた野菜果物ジュース量が多すぎると、飲み残った野菜果物ジュースを冷蔵庫等の機器に入れて保存する。この場合でも、しばらく置いて飲むと、野菜果物ジュースは搾られた直後の味より美味しくなく、かつ野菜果物ジュースの中の果肉残渣が沈殿して階層化し、食感も搾られた直後ほどよくない。残った野菜果物ジュースを捨てると、無駄となってしまう。
このため、現在、市場では構造がシンプルで、操作しやすくかつコストがより低く、食物の鮮度をよりよく保持すると同時に、沈殿または階層化しやすい液体食物を十分に撹拌できる新型装置を必要としている。

本考案で解決しようとする技術的課題は従来の食物が鮮度とよりよい食感を同時に保持できないことである。
上記技術的課題を解決するために、本考案に採用された技術的解決手段は真空引き機能を有する撹拌機を提供し、撹拌機本体と真空引き装置を含み、前記真空引き装置は前記撹拌機本体の内部に設置されるポンプと、前記撹拌機本体の外側面に取り外し可能に接続され他の容器と嵌合し接続することに用いる真空引き継手と、両端がそれぞれ前記ポンプと真空引き継手に接続されるダクトと、前記撹拌機本体の側壁に嵌め込まれ前記真空引き継手をマウントすることに用いる支持フレーム及び前記支持フレームに設置されかつ前記真空引き継手の内端面と対向するマイクロスイッチを含み、ここで真空引き継手を挿入しまた抜くことによりマイクロスイッチを開閉し、ポンプの電源をオフまたオンにする。
上記解決手段では、前記撹拌機本体の側壁に開口が設けられ、前記支持フレームの端縁が前記開口と取り外し可能に接続され、前記支持フレームの前記撹拌機本体に向ける側壁に支持レバーが凸設され、前記真空引き継手に一体成形に吸引ノズルが設けられ、前記吸引ノズルは前記ダクトに連通し、前記吸引ノズルを前記支持レバーに挿着することにより、前記真空引き継手が前記撹拌機本体の外側面にマウントされ、前記支持フレームの側壁に挿入孔が配置され、前記マイクロスイッチが前記挿入孔に挿着され、前記マイクロスイッチに接触ドームが設けられ、前記接触ドームが前記真空引き継手の内端面に対向する。
上記解決手段では、前記支持フレームが溝の形を呈しており、かつ前記支持フレームの底面が前記撹拌機本体に向けて窪み、前記支持フレームの溝壁を周回し複数の係爪が一体成形に設けられ、前記開口の内壁に係止スロットが設けられ、前記開口の形状が前記支持フレームの外郭と嵌合し、前記係爪と前記係止スロットと係合する。
上記解決手段では、前記支持フレームの頂部において一体成形に外部へ突出し前記ダクトをマウントするために用いるフックが設けられる。
上記解決手段では、前記支持フレームの側壁に直角管継手が穿設されており、前記直角管継手の外側向きの一端が前記ダクトと封止接続され、前記直角管継手の内側向きの一端が前記ポンプと封止接続される。
上記解決手段では、前記真空引き継手の形状が蓋状で、前記吸引ノズルは前記真空引き継手の内側に設けられ、前記真空引き継手が前記支持フレームの外側壁にカバーし装着され、前記吸引ノズルを周回し封止リングが外嵌され、前記真空引き継手に前記ダクトの貫通を許容するために用いる貫通孔が設けられ、前記ダクトの一端は前記貫通孔を貫通した後前記吸引ノズルと封止接続される。
上記解決手段では、前記撹拌機本体内に制御及び前記ポンプのために駆動力を提供することに用いるＰＣＢボードが設けられている。
上記解決手段では、前記ダクトの材質がシリカゲルである。
本考案は、構造がシンプルで、操作しやすくかつコストがより低く、撹拌機に真空引き装置を装着し、使用する時搾汁機等の装置で作った野菜果物ジュースを外付けられたセット使用の容器に入れ、続いて真空引き継手を容器口に封止当接させ真空引きによる鮮度保持処理を行い、真空引きされた食物を再び開く場合、撹拌機を用いて撹拌しよりよい食感を保持することができる。

本考案の外形を示す図である。 図１に係る一部の撹拌機本体ケーシングを取り外した構成を示す図である。 図１に係る真空引き継手とダクトを取り外した構成を示す図である。 本考案に係る支持フレーム及びダクトの撹拌機本体内部から見た側面図である。 図４に係る支持フレームを取り外した真空引き継手及びダクトの構成を示す図である。 本考案に係る支持フレームの撹拌機本体外側から見た側面図である。 本考案に係る真空引き継手の撹拌機本体内側から見た側面図である。

以下、明細書の図面を参照し本考案を詳細に説明する。
図１、図２、図３及び図５に示すように、本考案によって提供される真空引き機能を有する撹拌機は、撹拌機本体１と真空引き装置を含み、真空引き装置は順にポンプ２、真空引き継手３、ダクト４、支持フレーム５及びマイクロスイッチ６を含み、ポンプ２が撹拌機本体１の内部に設けられ、ダクト４がポンプ２と真空引き継手３との間に接続設置され、支持フレーム５が撹拌機本体１の側壁に内嵌されまた真空引き継手３をマウントするために用いられ、支持フレーム５の撹拌機本体１に向ける側壁に支持レバー７が凸設され、真空引き継手３に一体成形に吸引ノズル８が設けられ、吸引ノズル８を支持レバー７に挿着することにより、真空引き継手３を撹拌機本体１の外側面にマウントすることができ、吸引ノズル８がダクト４に連通し、真空引き継手３が他の食物を入れる容器と嵌合し接続するために用いられ、ダクト４、吸引ノズル８及び他の容器が一つの完全な封止される気通路を形成し、それにより食物を真空引き処理することができる。
マイクロスイッチ６が支持フレーム５に設けられかつ真空引き継手３の内端面に対向し、真空引き継手３を挿入しまた抜くことによりマイクロスイッチ６を開閉し、ポンプ２の電源をオフまたオンにし、真空引きプロセスを起動しまたは停止する。
図３、図４、図６に示すように、より好ましくは、撹拌機本体１の側壁に一つの開口が開設され、支持フレーム５の端縁は該開口形状と嵌合しかつ取り外し可能に接続され、支持フレーム５の側壁に挿通孔１６が設けられ、マイクロスイッチ６を該挿入孔１６内に固定し挿着することができ、マイクロスイッチ６に一つの接触ドーム９が設けられ、接触ドーム９が真空引き継手３の内端面に対向しており、このように真空引き継手３を挿入し又は抜くことにより接触ドーム９と真空引き継手３の内端面を接触させまた引き離すことができ、そのためポンプ２の動作プロセスを停止するようにトリガする。
図２、図３、図４及び図６に示すように、さらに好ましくは、支持フレーム５が撹拌機本体１の内部に向けて窪む溝形を呈し、支持フレーム５の溝壁を周回し複数の係爪１０が一体成形に設けられ、開口の内壁に係止スロットが設けられ、係爪１０が係止スロットと係合し、それにより支持フレーム５が撹拌機本体１の外側に取り外し可能に接続される
さらに好ましくは、支持フレーム５の頂部において一体成形に外部へ突出しダクト４をマウントするために用いるフック１２が設けられ、撹拌機を使用しない時、ダクト４をフック１２に固定し収納することができる。
さらに好ましくは、支持フレーム５の側壁底部に直角管継手１３が穿設されており、直角管継手１３の支持フレーム５から延伸する一端がダクト４と封止当接し、直角管継手１３の内側向きの一端がポンプ２と封止接続され、このようにダクト４の摩耗を回避することができる。
図５、図７に示すように、さらに好ましくは、真空引き継手３の形状が蓋状で、吸引ノズル８は真空引き継手３の内側に設けられ、真空引き継手３が支持フレーム５の外側壁にカバーし装着され、吸引ノズル８が外に露出することを回避し、吸引ノズル８を周回し封止リング１４が外嵌され、真空引き継手３にダクト４の貫通を許容するために用いる貫通孔１５が設けられ、ダクト４の一端は貫通孔１５を貫通した後吸引ノズル８と封止接続される。
この他、撹拌機本体内１に制御及びポンプ２のために駆動力を提供することに用いるＰＣＢボードが設けられる。
本解決手段では、好ましくダクト４の材質がシリカゲル等の材質である。
本考案は、構造がシンプルで、操作しやすくかつコストがより低く、撹拌機に真空引き装置を装着し、使用する時搾汁機等の装置で作った野菜果物ジュースを外付けされたセット使用の容器に入れ、続いて真空引き継手を容器口に封止当接させ真空引きによる鮮度保持処理を行い、真空引きされた食物を再び開く場合、撹拌機を用いて撹拌しよりよい食感を保持することができる。
本考案は上記好ましい実施形態に限定されず、本考案の示唆で行われた構成の変更であって、本考案と同一或いは類似する技術的解決手段を有するいかなるものも、すべて本考案の保護範囲内に属すべきである。

Claims (8)

1. 真空引き機能を有する撹拌機であって、撹拌機本体及び真空引き装置を含み、
   前記撹拌機本体の内部に設置されるポンプと、
   前記撹拌機本体の外側面に取り外し可能に接続され、他の容器と嵌合し接続することに用いる真空引き継手と、
   両端がそれぞれ前記ポンプと真空引き継手に接続されるダクトと、
   前記撹拌機本体の側壁に嵌め込まれ、前記真空引き継手をマウントすることに用いる支持フレームと、
   前記支持フレームに設置されかつ前記真空引き継手の内端面と対向し、真空引き継手を挿入しまた抜くことにより開閉し、ポンプの電源をオフまたオンにするために用いるマイクロスイッチとを、含む真空引き装置を特徴とする撹拌機。
2. 前記撹拌機本体の側壁に開口が設けられ、前記支持フレームの端縁が前記開口と取り外し可能に接続され、前記支持フレームの前記撹拌機本体に向ける側壁に支持レバーが凸設され、前記真空引き継手に吸引ノズルが一体成形に設けられ、前記吸引ノズルは前記ダクトに連通し、前記吸引ノズルを前記支持レバーに挿着することにより、前記真空引き継手が前記撹拌機本体の外側面にマウントされ、前記支持フレームの側壁に挿入孔が配置され、前記マイクロスイッチが前記挿入孔に挿着され、前記マイクロスイッチに接触ドームが設けられ、前記接触ドームが前記真空引き継手の内端面に対向することを特徴とする請求項１に記載の真空引き機能を有する撹拌機。
3. 前記支持フレームが溝の形を呈しており、かつ前記支持フレームの底面が前記撹拌機本体に向けて窪み、前記支持フレームの溝壁を周回し複数の係爪が一体成形に設けられ、前記開口の内壁に係止スロットが設けられ、前記開口の形状が前記支持フレームの外郭と嵌合し、前記係爪と前記係止スロットと係合することを特徴とする請求項２に記載の真空引き機能を有する撹拌機。
4. 前記支持フレームの頂部において一体成形に外部へ突出し前記ダクトをマウントするために用いるフックが設けられることを特徴とする請求項１に記載の真空引き機能を有する撹拌機。
5. 前記支持フレームの側壁に直角管継手が穿設されており、前記直角管継手の外側向きの一端が前記ダクトと封止接続され、前記直角管継手の内側向きの一端が前記ポンプと封止接続されることを特徴とする請求項１に記載の真空引き機能を有する撹拌機。
6. 前記真空引き継手の形状が蓋状で、前記吸引ノズルは前記真空引き継手の内側に設けられ、前記真空引き継手が前記支持フレームの外側壁にカバーし装着され、前記吸引ノズルを周回し封止リングが外嵌され、前記真空引き継手に前記ダクトの貫通を許容するために用いる貫通孔が設けられ、前記ダクトの一端は前記貫通孔を貫通した後前記吸引ノズルと封止接続されることを特徴とする請求項１に記載の真空引き機能を有する撹拌機。
7. 前記撹拌機本体内に制御及び前記ポンプのために駆動力を提供することに用いるＰＣＢボードが設けられていることを特徴とする請求項１に記載の真空引き機能を有する撹拌機。
8. 前記ダクトの材質がシリカゲルであることを特徴とする請求項１に記載の真空引き機能を有する撹拌機。