JP3208033U - ダンボール製の簡易ベッド - Google Patents

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Abstract

【課題】断熱効果の高い、全ての部材がダンボールで構成された災害時に有用な簡易ベッドを提供する。【解決手段】ダンボール製の簡易ベッド20は、長手方向の中心21からそれぞれ所定の距離離れて横断する第1及び第2の折り目線26a,26bの所でベッド面に対して下方にそれぞれ折り畳むことができる強化ダンボール製のベッド床部材22と、ベッド床部材22の裏面上、第1折り目線26a又は第2折り目線26bとベッド床部材の周囲3辺を取り囲むように設けられ、所定の距離に相当する高さを有する二組のダンボール製の脚部材14とからなる。折り畳んだ時、対向する脚部材14との間に内部空間27が形成され、ここに毛布等の用品を予め収納することができる。【選択図】図2

Description

本考案は、災害時に有用なダンボール製の簡易ベッドに関し、より詳しくは、収納時二つに折り畳まれている本体を展開するのみでベッドとして使用可能なダンボール製の簡易ベッドに関する。
台風、地震、大雨、津波などによる災害発生時に、緊急避難場所での寝泊りを余儀なくされる場合がある。このような場合、例えば、避難先の学校の体育館等に防災用品として備蓄されているシート、ゴザ等が各自に配られ、それを体育館の床面に敷き、その上に寝ざるを得ない場合がある。避難の日数が長期に亘る場合や、特に冬季での場合には床面からの冷気が身体にほぼ直接伝わるため、耐え難いものであったと言える。
そこで、本考案は、災害時の備蓄品として、多数のセットを効率良く収納することができる簡易ベッドを提供することを目的とする。
また、使用時に床面との間に密閉された空気の層が形成され、床面からの冷気を効率良く遮断することができる簡易ベッドを提供することを目的とする。
本考案の第一実施形態によれば、ダンボール製の簡易ベッドであり、該簡易ベッドは、
長手方向の中央を横断する折り目線の所でベッド面に対して上方に折り畳むことができる強化ダンボール製のベッド床部材と、
前記ベッド床部材の裏面上前記折り目線を中心に長手方向に対称的に、前記折り目線と前記ベッド床部材の周囲3辺を取り囲むように設けられた二組のダンボール製の脚部材と、
からなることを特徴とするダンボール製の簡易ベッドが提供される。
本考案の他の実施形態(第二実施形態)によれば、ダンボール製の簡易ベッドであり、該簡易ベッドは、
長手方向の中心からそれぞれ所定の距離離れて横断する第1及び第2の折り目線の所でベッド面に対して下方にそれぞれ折り畳むことができる強化ダンボール製のベッド床部材と、
前記ベッド床部材の裏面上、前記第1折り目線又は前記第2折り目線と前記ベッド床部材の周囲3辺を取り囲むように設けられ、前記所定の距離に相当する高さを有する二組のダンボール製の脚部材と、
からなることを特徴とするダンボール製の簡易ベッドが提供される。
上記第一実施形態によるダンボール製の簡易ベッドによれば、使用時に、床面との間に、二組の脚部材によって密閉状態の空気の層が形成されるため、床面からの冷気の身体への伝達を効率よく防ぐことができる。
上記第二実施形態によるダンボール製の簡易ベッドによれば、二組の脚部材により形成される空気層による断熱効果が第一実施形態と同様に得られることは勿論のこと、折り畳んだ状態、即ち未使用時又は収納時には、二組の脚部材が合わさることにより、そこに収納空間ができ、その収納空間に、災害時に必要とされる毛布、使い捨て歯ブラシ、タオル等を効率良く収納することができる。
前記収納空間に、それぞれスリットが設けられた一対のダンボール製の長方形板部材を収納しておけば、スリット同士を嵌合して組み立ててその上に簡易ベッドを置くことにより簡易テーブルとしても利用することができる。
図1は本考案による第一実施形態のダンボール製簡易ベッドを示し、図1(a)はそれを展開した時の斜視図、図1(b)は図1(a)におけるA-A線での断面図、図1(c)は折り畳んだ状態の斜視図である。 図2は本考案による第二実施形態のダンボール製簡易ベッドを示し、図2(a)はそれを展開した時の斜視図、図2(b)は図2(a)におけるB-B線での一部断面図、図2(c)は折り畳んだ状態の断面図である。 図3は本考案によるダンボール製簡易ベッドを収納する収納袋の斜視図である。 図4は脚部材の断面図である。 図5は収容空間に収容された一対の脚部片を用いて簡易テーブルとして用いるときの分解斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら、本考案によるダンボール製の簡易ベッドを詳細に説明する。なお、全図を通して、同一参照番号は同一部材又は同等部材を示すものとする。また、全図を通して、構成を分かり易くする目的で、各部材の一部を誇張又は簡略化して示している。
図1は本考案によるダンボール製簡易ベッド10の第一実施形態を示すものである。簡易ベッド10はベッド床部材12と脚部材14とで構成される。ベッド床部材12は約95cm×200cmの強化ダンボールである。ベッド床部材12の長手方向の中央部分には、矢印の方向に二つに折り畳むための折り目線16が設けられる。この折り目線16を中心に折り畳んだ状態が図1(c)である。図1(c)から容易に分かるとおり、折り目線16を中心に、脚部材14a〜14dの組と脚部材14e〜14hの組の二組が対称的に設けられている。脚部材14は、必ずしも強化ダンボールである必要はないが、図4に示すように、内部に補強のための積層ダンボール17を設けた筒状のものであることが好ましい。
図1(b)はベッドとして使用時の、図1(a)のA-A線における断面図である。同図から分かる通り、強化ダンボール製のベッド床部材12が十分な強度を有すると共に、ベッドの中心となり最も人体の重さが作用する部分は、2本の脚部材14c,14gで支えられるため、ベッドとしての強度は十分に得られる。
図1(b)から容易に分かるとおり、床面とベッド床部材12との間には、二つの密閉空間(空気の層)が形成されるため、断熱効果が得られ、床面からの冷気が人体に直接伝わることを有効的に防ぐことができる。
図1(a)及び図1(c)に参照番号18で示す穴は、特に折り畳んだ状態での持ち運びを楽にするための持ち手穴である。必ずしも設ける必要はなく、また、押し込んでも周辺の一部がベッド床部材12の一部に残るような形状としても良い。
次に、図2を参照しながら、本考案による第二実施形態のダンボール製簡易ベッド20を説明する。本実施形態の簡易ベッド20は、未使用時又は収納時にベッド床部材22が、中心線21から所定の距離離れた折り目線26a及び折り目線26bの2箇所を折り目として内側(図面の矢印方向)に折り畳まれることが、前述の第一実施形態のものと異なる。内側に折り畳まれるために、図2(c)より理解されるよう、脚部14の脚高hの2倍以上の間隔が、隣り合う脚部14cと14gの間に必要となる。
本第二実施形態のダンボール製簡易ベッド20では、図2(b)のように、二組の脚部間に間隔ができるが、脚部材14a〜14dの組と、脚部材14e〜14hの組で形成される断熱密閉空気層で得られる断熱効果を損なうようなことはない。
本第二実施形態のダンボール製簡易ベッド20は、折り畳んだ時に、図2(c)に明確に示されるように、内部に空間27が形成される。使用前にこの空間27内に、毛布28、使い捨て歯ブラシ、タオル、石鹸等の非常用品29を収納しておくことが可能である。
本第二実施形態でも、ベッド床部材22の一部に持ち手穴18を設けておくと、移動時などに便利である。
図5は、上記第一実施形態又は第二実施形態のダンボール製簡易ベッド10,20を折り畳んだ状態で収容するための収納袋30を簡略的に示した図である。収納袋30の上端には持ち手32がついている。収納袋30の底面を除き周囲には、両側面から自在に開け閉めすることができるファスナー34a,34bが設けられている。参照番号36で示されるものは、収納袋30の内側片面に設けられているポケットである。このポケットには、非常時に有効な何らかの小物を入れておくこともできるが、収納袋30をこの中に折り畳み、又は押し込んで厚みを持たせることにより、枕として使用できるものである。更にはまた、この収納袋30の中に、又はこれと関連して逆止弁付きのビニール製の小さい空気袋を設けておくと、ちょうど浮き袋の空気の量を増減するような感じに、枕の加減を調整することができる。
本考案によるダンボール製の簡易ベッド10,20は、収納袋30に入れた状態で、災害時の備蓄品として、例えば体育館の倉庫や舞台下に多数収容されるが、1辺ほぼ1mの正方形で厚さが15cmの定形であるため、横積みとしても立積みとしても、その作業は容易で、効率良く収容することが可能である。特に、第二実施形態によるダンボール製簡易ベッド20の場合には、折り畳み時に全周囲面6面がほぼ平面となるため、収納袋30に入れた後の収まりが良く、多数の簡易ベッドを倉庫等に出し入れする作業が楽である。
図5は、本考案による第二実施形態のダンボール製簡易ベッド20を簡易テーブルとして用いる場合を示したものである。ベッド本体20は閉じたまま、その下に、それぞれスリット54a,54bを有する一対の脚部片52a,52bを、スリット同士を嵌め合わせるように組合せてテーブルの足とし、その上に、簡易ベッド本体20の中心を合わせて載せれば簡易テーブルとなる。滑りを防止するために、脚部片52aの上面及び脚部片52bの上面に、滑り止めの処理又は薄いゴム片を貼着することが好ましい。この一対の脚部片52a,52bは内部空間27(図2(c)参照)に丁度収まりが良い大きさに形成され、そこに収納される。
本考案による簡易ベッドは、全部材がダンボールであるため、安価に作ることができ、また、使用後において廃棄処理をする場合もその処理は分別作業等を要せず極めて楽である。
以上、本考案によるダンボール製の簡易ベッドの好適実施例を説明したが、この実施例は、以下の実用新案登録請求の範囲を逸脱することなく、改変、変更することができることは言うまでもない。
10 簡易ベッド
12 ベッド床部材
14 脚部材
16 折り目線
18 持ち手穴
20 簡易ベッド
22 ベッド床部材
26a,26b 第1,第2折り目線
27 内部空間
30 収納袋
34a,34b ファスナー
36 ポケット

Claims (4)

  1. ダンボール製の簡易ベッドであり、該簡易ベッドは、
    長手方向の中央を横断する折り目線の所でベッド面に対して上方に折り畳むことができる強化ダンボール製のベッド床部材と、
    前記ベッド床部材の裏面上前記折り目線を中心に長手方向に対称的に、前記折り目線と前記ベッド床部材の周囲3辺を取り囲むように設けられた二組のダンボール製の脚部材と、
    からなることを特徴とするダンボール製の簡易ベッド。
  2. 請求項1に記載の簡易ベッドにおいて、前記ベッド床部材に少なくとも1つの持ち手穴が設けられていることを特徴とするダンボール製の簡易ベッド。
  3. ダンボール製の簡易ベッドであり、該簡易ベッドは、
    長手方向の中心からそれぞれ所定の距離離れて横断する第1及び第2の折り目線の所でベッド面に対して下方にそれぞれ折り畳むことができる強化ダンボール製のベッド床部材と、
    前記ベッド床部材の裏面上、前記第1折り目線又は前記第2折り目線と前記ベッド床部材の周囲3辺を取り囲むように設けられ、前記所定の距離に相当する高さを有する二組のダンボール製の脚部材と、
    からなることを特徴とするダンボール製の簡易ベッド。
  4. 請求項3に記載の簡易ベッドにおいて、前記ベッド床部材に少なくとも1つの持ち手穴が設けられていることを特徴とするダンボール製の簡易ベッド。
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