JP3208007U

JP3208007U - ガラス拡散ランプ

Info

Publication number: JP3208007U
Application number: JP2016004809U
Authority: JP
Inventors: 清標鄭
Original assignee: 升暉科技有限公司
Priority date: 2015-11-16
Filing date: 2016-10-03
Publication date: 2016-12-15
Anticipated expiration: 2026-10-03
Also published as: TWM518752U

Abstract

【課題】均一な光線を出力するとともにエネルギー節減及び省電力の特性を有する電力ガラス拡散ランプを提供する。【解決手段】低電力ガラス拡散ランプ１００は、ガラスランプ１０及び照明モジュール２０を備える。ガラスランプ１０は、円柱状中空管体１１と、円柱状中空管体１１の内周側面上に形成された拡散層１２と、円柱状中空管体１１の一側に設置されたメクラ蓋１３と、密封構造１４とを有する。照明モジュール２０は、拡散層１２の側壁面に結合された複数の帯状ＬＥＤ２１と、帯状ＬＥＤ２１の一側に設置されるとともに、帯状ＬＥＤ２１と電気的に接続された電源供給モジュール２２とを有する。密封構造１４には、外部電源に接続された防水コネクタ３０が取り付けられる。電源供給モジュール２２は、密封構造１４を介して防水コネクタ３０と電気的に接続され、帯状ＬＥＤ２１に必要な電源を供給する。【選択図】図１

Description

本考案は、ランプに関し、特に、片側給電及びガラスランプ、拡散層の光透過性、均光性により均一な光線を出力するとともにエネルギー節減及び省電力の特性を有するガラス拡散ランプに関する。

各業界ではお互いの競争が激しいため、顧客を獲得して商品の売上を増やすために、メーカ又は店舗は、テレビ広告、チラシの発送、インターネットなどの宣伝広告手段により、イベント又は商品の露出を増やしていた。また、店舗又は道路には、広告看板、ボックス型広告看板などの広告設備を多く見かける。このような物理的な広告設備には、一般に人々の注目を集めるために照明ランプが取り付けられ、照明ランプによりきれいに見せて、夜でも広告設備が目立つようにする。すなわち広告用照明には、夜間照明の機能の他、広告設備が見える範囲を広げて遠くからでも広告が目立つようにして宣伝効果を高めるといった別の機能もあった。これに鑑み、広告用照明に必要な輝度は、一般室内用照明と比べて高いため、取り付けるランプ数も多く、これに伴って電気代及びメンテナンスの費用も高くなった。

上述したように従来の広告用照明には改善点が多いが、広告設備の高い宣伝効果を得るためには、照明を省略することは困難であった。また、無尽蔵でない地球上の資源を浪費しないためにも、消費電力が少ない広告用照明が求められていた。

本考案の目的は、広告設備に取り付けた大量のランプにより、電力が大量に消費され、メンテナンス費用が多くかかっていた従来技術の問題点を改善する、ガラス拡散ランプを提供することにある。

上記課題を解決するために、本考案によれば、ガラスランプ及び照明モジュールを備えたガラス拡散ランプであって、前記ガラスランプは、円柱状中空管体と、前記円柱状中空管体の内周側面上に形成された拡散層と、前記円柱状中空管体の一側に設置されたメクラ蓋と、前記円柱状中空管体の前記メクラ蓋と反対側の他側に設置された密封構造と、を有し、前記照明モジュールは、前記拡散層の側壁面に結合された複数の帯状ＬＥＤと、前記帯状ＬＥＤの一側に設置されるとともに、前記帯状ＬＥＤと電気的に接続された電源供給モジュールと、を有し、前記密封構造には、外部電源に接続された防水コネクタが取り付けられ、前記電源供給モジュールは、前記密封構造を介して前記防水コネクタと電気的に接続され、前記帯状ＬＥＤに必要な電源を供給することを特徴とするガラス拡散ランプが提供される。

さらに、前記拡散層の側壁面には、前記帯状ＬＥＤを取り付けるための固定部が設けられている。

さらに、前記固定部は、互いに対向した２つの立板と、前記２つの立板の一端に互いに対向するように設置した２つの側板と、前記２つの立板と前記２つの側板との間に形成され、前記帯状ＬＥＤを設置する収納空間と、を有する。

さらに、前記帯状ＬＥＤは、回路基板と、前記回路基板上に順次配列されて電源供給ポートに接続された複数の発光モジュールと、を有し、前記発光モジュールは、互いに直列接続する複数のＬＥＤと、前記ＬＥＤにそれぞれ直列接続した抵抗と、を有する。

さらに、前記回路基板はフレキシブル基板である。

さらに、前記防水コネクタは、お互いに挿抜できる２つの電気コネクタを有し、一方の前記電気コネクタは、外縁にねじ山を有し、他方の前記電気コネクタは、前記ねじ山に螺着されるねじブッシュを外側に有する。

前記一方の電気コネクタは、取付けベースと、前記取付けベース内に設けられた２つの金属差込芯と、を有し、
前記他方の電気コネクタは、前記取付けベースに対応する形状を有するスリーブと、前記スリーブの内側に形成されて前記金属差込芯が電気的に接続される電気コネクタ槽と、を有する。

さらに、前記取付けベースは、複数の環状突出部を外側に有し、前記環状突出部は、前記スリーブの内壁に密着されて気密状に形成される。

さらに、前記取付けベースの外縁には、位置拘束リングが設けられ、前記位置拘束リングの一側には、気密リングが設置され、前記取付けベースが前記スリーブに挿入されると、前記気密リングが前記スリーブの前端と前記位置拘束リングとにより両側から挟持されて気密状に形成される。

本考案のガラス拡散ランプは、従来技術と比べ、以下（１）〜（３）の効果を有する。
（１）ガラスランプの高めの光透過率及び拡散層の均光性を利用し、片側に設置した帯状ＬＥＤから均一な光線を出力し、単一の広告設備に取り付けるランプの総数を効果的に減らし、片側に設置した帯状ＬＥＤのランプ１つ当たりの消費電力を効果的に減らし、ランプのメンテナンス費用を減らすことができる上、エネルギー節減及び省電力を達成することができる。
（２）片側給電方式により、ランプを交換する者が感電することを防ぎ、安全性を効果的に高めることができる。
（３）防水コネクタにより、電源線路に水気が触れて錆びることを防ぎ、製品の使用寿命を延ばすことができる。

図１は、本考案の一実施形態に係るガラス拡散ランプを示す斜視図である。図２は、本考案の一実施形態に係るガラス拡散ランプを示す分解斜視図である。図３は、本考案の一実施形態に係る帯状ＬＥＤランプを示す斜視図である。図４は、本考案の一実施形態に係るガラス拡散ランプを示す断面図である。図５は、本考案の一実施形態に係るガラス拡散ランプの防水コネクタを示す斜視図（１）である。図６は、本考案の一実施形態に係るガラス拡散ランプの防水コネクタを示す斜視図（２）である。

以下、本考案の技術内容について、添付図面に合わせて詳細に説明する。また、説明の便宜のため、図面における構造は必ず比例で描いたものではないことを理解すべきである。こちらの図面と比例は解説及び説明のためのものであって、本考案を限定するものではない。

以下、図面を参照しながら、本考案の好適な実施形態について詳細に説明する。図１及び図２を参照する。図１は、本考案の一実施形態に係るガラス拡散ランプ１００を示す斜視図である。図２は、本考案の一実施形態に係るガラス拡散ランプ１００を示す分解斜視図である。

図１及び図２に示すように、本考案の一実施形態に係るガラス拡散ランプ１００は、各種広告用タワー型電飾スタンド、電照看板などの広告設備に応用し、均一な照明光を提供し、消費電力を効果的に減らすことができる。ガラス拡散ランプ１００は、少なくともガラスランプ１０及び照明モジュール２０から構成されてなる。

本考案の一実施形態に係るガラス拡散ランプのガラスランプ１０は、円柱状中空管体１１、拡散層１２、メクラ蓋（ｂｌｉｎｄｌｉｄ）１３及び密封構造１４を含む。好適な実施形態において、上述の円柱状中空管体１１は、効果的に光を透過させて照明することができるように、光透過率が高い材料からなる。拡散層１２は、円柱状中空管体１１の内周側面上に設置され、好ましくは一定のヘイズ（ｈａｚｅ）、光透過率、屈折率を有する材料からなり、点光源又は線光源をソフトで均一な面光源に効果的に変換する。他の実施形態において、上述の拡散層１２は、均一な光線を出力するために複数の微細構造が密集して配置されている。円柱状中空管体１１及び拡散層１２を二重に設置することにより、ガラス拡散ランプ１００の光線が不均一となったり、光線に暗帯が現れる現象を防ぎ、単一の広告設備に取り付けるランプ総数を効果的に減らすことができる上、消費電力及びメンテナンス費用を減らすこともできる。円柱状中空管体１１及び拡散層１２の材料選択に関しては、製造メーカーの製造の必要性に応じて実施することができるが、本考案はこれだけに限定されるわけではない。

本実施形態のメクラ蓋１３は、円柱状中空管体１１の一側に設置される。上述の密封構造１４は、円柱状中空管体１１のメクラ蓋１３と反対側の他側に設置される。本実施形態の上述したメクラ蓋１３及び密封構造１４は、ガラスランプ１０の対応の両端の一側に、メクラ蓋１３及び密封構造１４がそれぞれガラスランプ１０の両端に係合できるように、固定構造（図略），固定構造１４１をそれぞれ有する。

本実施形態の照明モジュール２０は、複数の帯状ＬＥＤ２１及び電源供給モジュール２２を含む。複数の帯状ＬＥＤ２１は、拡散層１２内の側壁面に結合される。ガラスランプ１０内の一側に設置した複数の帯状ＬＥＤ２１を介し、単一ランプの消費電力を減らし、節電の目的を達成することができる。帯状ＬＥＤ２１の細部構造に関しては、以下の段落で説明する。電源供給モジュール２２を複数の帯状ＬＥＤ２１の一側に設置し、電気的に接続する。上述の電源供給モジュール２２は、外部電源の交流電源を直流電源に都合良く変換できるように、ブリッジ整流器、コンデンサ及び降圧モジュール（ｖｏｌｔａｇｅ−ｌｏｗｅｒｉｎｇｍｏｄｕｌｅ）（図示せず）を含む。電源供給モジュール２２の機能及び細部構造に関しては、製造メーカの製造の必要に応じて決めてもよく、本考案は本実施形態のみに限定されるわけではない。

本実施形態の密封構造１４には、外部電源に接続された防水コネクタ３０が取り付けられる。電源供給モジュール２２は、密封構造１４を介して防水コネクタ３０に電気的に接続され、複数の帯状ＬＥＤ２１に必要な電源を供給する。防水コネクタ３０の細部構造については、以下で詳細に説明する。

図３を参照する。図３は、本考案の一実施形態に係る帯状ＬＥＤランプを示す斜視図である。

図３に示すように、本考案の一実施形態に係るガラス拡散ランプの帯状ＬＥＤ２１は、回路基板２１１と、回路基板２１１上に順次配列されて電源供給ポート２１３に接続された複数の発光モジュール２１２と、を含む。本実施形態の回路基板２１１はフレキシブル基板（ｆｌｅｘｉｂｌｅｐｒｉｎｔｃｉｒｃｕｉｔ）である。上述の帯状ＬＥＤ２１は、電源供給ポート２１３を介して電源供給装置に接続される。上述した複数の発光モジュール２１２は、電源供給ポート２１３に接続され、電源供給ポート２１３が供給する直流電源を得る。各発光モジュール２１２は、互いに直列接続する複数のＬＥＤ２１２１と、複数のＬＥＤ２１２１に直列接続する抵抗２１２２と、を含む。上述の帯状ＬＥＤ２１は、電源供給ポート２１３を介して電源供給モジュール２２と電気的に接続された後、防水コネクタ３０と電気的に接続され、複数の帯状ＬＥＤ２１が外部電源と接続されて必要な電源を得る。上述のガラス拡散ランプ１００は、片側給電方式であるため、ランプを交換したりメンテナンス作業を行う際に感電することを防いで安全に使用できるようにし、事故が発生する危険性を大幅に減らすことができる。

図４を参照する。図４は、本考案の一実施形態に係るガラス拡散ランプを示す断面図である。

図４に示すように、複数の帯状ＬＥＤ２１をガラスランプ１０中に取り付けて固定できるように、上述の拡散層１２内の側壁面には固定部１２１が設置される。本実施形態の固定部１２１は、互いに対向した２つの立板１２１１と、２つの立板１２１１の一端に設置されて互いに対向した２つの側板１２１２と、２つの立板１２１１と２つの側板１２１２との間に形成された収納空間１２１３と、を含む。複数の帯状ＬＥＤ２１は、収納空間１２１３中に設置され、２つの立板１２１１及び２つの側板１２１２により位置決めされて固定される。固定部１２１と複数の帯状ＬＥＤ２１との間の設置方式に関しては、製造メーカの製造の必要性に応じて変えてもよく、本実施形態のみに限定されるわけではない。

図５及び図６を参照する。図５及び図６は、本考案の一実施形態に係るガラス拡散ランプの防水コネクタ３０を示す斜視図である。

図５及び図６に示すように、本考案の一実施形態に係るガラス拡散ランプの防水コネクタ３０は、お互いに挿抜できる電気コネクタ３１，３２を有する。一方の電気コネクタ３１は、外縁にねじ山３１１を有し、他方の電気コネクタ３２は、ねじ山３１１に螺着されるねじブッシュ３２１を外側に有する。上述の電気コネクタ３２は、取付けベース３２２と、取付けベース３２２内に設けられた２つの金属差込芯３２３と、を有する。他方の電気コネクタ３１は、取付けベース３２２に対応する形状を有するスリーブ３１２と、スリーブ３１２の内側に形成されて金属差込芯３２３が電気的に接続される電気コネクタ槽３１３と、を有する。回路に水気が触れて錆びることを防ぐために、本実施形態において、上述の取付けベース３２２の外側には、複数の環状突出部３２４が設けられる。環状突出部３２４は、スリーブ３１２の内壁に密着されて気密状に形成される。他の実施形態において、取付けベース３２２の外縁には、位置拘束リング３２５が設けられ、位置拘束リング３２５の一側には、気密リング３２６が設置される。取付けベース３２２がスリーブ３１２に挿入されると、気密リング３２６がスリーブ３１２の前端と位置拘束リング３２５とにより両側から挟持されて気密状に形成される。取付けベース３２２内の金属差込芯３２３は、スリーブ３１２内の電気コネクタ槽３１３と電気的に接続される。

上述したことから分るように、本考案のガラス拡散ランプは、ガラスランプと拡散層の設置により、片側に設置した帯状ＬＥＤから均一な光線を出力し、単一の広告設備に取り付けるランプの総数を効果的に減らし、片側に設置した帯状ＬＥＤのランプ１つ当たりの消費電力を効果的に減らし、ランプのメンテナンス費用を減らすことができる上、エネルギー節減及び省電力を達成することができる。さらに、片側給電方式により、ランプを交換する者が感電することを防ぎ、安全性を効果的に高めることができる。さらに、防水コネクタにより、電源線路に水気が触れて錆びることを防ぎ、製品の使用寿命を延ばすことができる。

当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本考案の好適な実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。

１０ガラスランプ
１１円柱状中空管体
１２拡散層
１３メクラ蓋
１４密封構造
２０照明モジュール
２１帯状ＬＥＤ
２２電源供給モジュール
３０防水コネクタ
３１電気コネクタ
３２電気コネクタ
１００ガラス拡散ランプ
１２１固定部
１４１固定構造
２１１回路基板
２１２発光モジュール
２１３電源供給ポート
３１１ねじ山
３１２スリーブ
３１３電気コネクタ槽
３２１ねじブッシュ
３２２取付けベース
３２３金属差込芯
３２４環状突出部
３２５位置拘束リング
３２６気密リング
１２１１立板
１２１２側板
１２１３収納空間
２１２１ＬＥＤ
２１２２抵抗

Claims

ガラスランプ及び照明モジュールを備えたガラス拡散ランプであって、
前記ガラスランプは、円柱状中空管体と、前記円柱状中空管体の内周側面上に形成された拡散層と、前記円柱状中空管体の一側に設置されたメクラ蓋と、前記円柱状中空管体の前記メクラ蓋と反対側の他側に設置された密封構造と、を有し、
前記照明モジュールは、前記拡散層の側壁面に結合された複数の帯状ＬＥＤと、前記帯状ＬＥＤの一側に設置されるとともに、前記帯状ＬＥＤと電気的に接続された電源供給モジュールと、を有し、
前記密封構造には、外部電源に接続された防水コネクタが取り付けられ、前記電源供給モジュールは、前記密封構造を介して前記防水コネクタと電気的に接続され、前記帯状ＬＥＤに必要な電源を供給することを特徴とするガラス拡散ランプ。
前記拡散層の側壁面には、前記帯状ＬＥＤを取り付けるための固定部が設けられていることを特徴とする請求項１に記載のガラス拡散ランプ。
前記固定部は、互いに対向した２つの立板と、前記２つの立板の一端に互いに対向するように設置した２つの側板と、前記２つの立板と前記２つの側板との間に形成され、前記帯状ＬＥＤを設置する収納空間と、を有することを特徴とする請求項２に記載のガラス拡散ランプ。
前記帯状ＬＥＤは、回路基板と、前記回路基板上に順次配列されて電源供給ポートに接続された複数の発光モジュールと、を有し、
前記発光モジュールは、互いに直列接続する複数のＬＥＤと、前記ＬＥＤにそれぞれ直列接続した抵抗と、を有することを特徴とする請求項１に記載のガラス拡散ランプ。
前記回路基板はフレキシブル基板であることを特徴とする請求項４に記載のガラス拡散ランプ。
前記防水コネクタは、お互いに挿抜できる２つの電気コネクタを有し、
一方の前記電気コネクタは、外縁にねじ山を有し、他方の前記電気コネクタは、前記ねじ山に螺着されるねじブッシュを外側に有することを特徴とする請求項１に記載のガラス拡散ランプ。
前記一方の電気コネクタは、取付けベースと、前記取付けベース内に設けられた２つの金属差込芯と、を有し、
前記他方の電気コネクタは、前記取付けベースに対応する形状を有するスリーブと、前記スリーブの内側に形成されて前記金属差込芯が電気的に接続される電気コネクタ槽と、を有することを特徴とする請求項６に記載のガラス拡散ランプ。
前記取付けベースは、複数の環状突出部を外側に有し、
前記環状突出部は、前記スリーブの内壁に密着されて気密状に形成されることを特徴とする請求項７に記載のガラス拡散ランプ。
前記取付けベースの外縁には、位置拘束リングが設けられ、前記位置拘束リングの一側には、気密リングが設置され、前記取付けベースが前記スリーブに挿入されると、前記気密リングが前記スリーブの前端と前記位置拘束リングとにより両側から挟持されて気密状に形成されることを特徴とする請求項７に記載のガラス拡散ランプ。